■Flute

　2000年夏頃、伊東さんが久しぶりにハマったというフルート。
　T-SQUARE復帰第1作「FRIENDSHIP」でFluteのクレジットがあるので、久しぶりに伊東さんのフルートが楽しめるのですが、使用楽器に関しては不明な点が多々あり、管理人としては頭の痛い限りです。(^_^;

　なにしろ、サックスは筆者が吹いているということもあり、素性の推測もワリと楽ですし、なにより楽器自体にはそんなにバリエーションがあるものではないんです。ところが、フルートと来た日には、ボディ、キー、トーンホール、頭部管等の素材もバラエティに富み、同じ素材でも含有率が違うタイプ、キーが違うタイプ、運指が違うタイプ・・・etcと、完全なスペックを追うのには難しい存在なんです。よって、現時点で分る限りの情報を推測を交えながらアップしていきたいと思っています。（機会があったらぜひ本人に聞いてみたいです。）

　尚、引き続き情報募集してますので、フルートに詳しい方や伊東さんに直接聞いたぞ！という方など、よろしくお願いします。

（現在使用している楽器）
●Haynes（serial:不明、1950〜60年代製、アメリカ）
　2000年8〜9月現在、伊東さんの中でマイブームらしく、40数年前のヘインズを入手したそうです。
　管体は総銀製で、とにかく音色が良いとのこと。

　参考までに、2001年4月現在、ヘインズ社では、

• Solid Silver Handmade French Flute
  総銀製。veriy light(.014)、light(.016)、heavy(.018)の3タイプの中から素材を選べる。完全ハンドメイド。トーンホールはリングキーかクローズドキーかが選べる。
• Gold Handmade Flute
  金製。10、14、18金のいずれかが選べる。こちらもキーを選ぶことが可能。
• Solid Silver Regular Flute
  ボディ、キー、トーンホール等全てが.018 silver。こちらもキーを選ぶことが可能。
• LJD Solid Silver Lightweight Flute
  .016 silverのボディ。リングキーのみ。
• Wood Flute
  Grenadilla（グラナディラ。フランソワ・ルイ社製のサックスのマウスピースにも使用されている木の種類）という木のボディを持つフルート。キーは総銀製でリングキー。

　この5タイプが発売されている。伊東さんのことだから、.018のヘビータイプを使用してそうな気も・・・。　

●Brannen（Serial:No.3910、年代不明、アメリカ）
　アメリカ製のフルート。ピッコロなんかも有名ですね。シリアルから考えるに、最近のものだと思われます。

　ブランネン社のフルートは2001年4月現在、

• The Brogger Flute
  同社のスタンダードタイプ（といっても高級機）。銀製。
• The Millennium Flute
  純銀製（.016）で記念価格
• The Kingma System Flute
  最新のキーシステムを備え、純銀・金・プラチナから素材を選べる（キー部分は「.016 silver）。

　の3タイプがあります。ボディの含有率等は不明。キーは全てリングキー。

（過去に使用していた楽器）
●ムラマツ（serial:不明、THE SQUARE時代、日本）
　THE SQUARE時代に使用していた楽器だそうです。頭部管が銀製とのこと。
　ムラマツは日本のメーカーですが、世界的に見てもトップクラスの製品を送りだすことで有名。
　伊東さんが使っていた当時からその声は高く、伊東さんの太い音色を引き出す媒体として有効だったのではないでしょうか？

　ムラマツのフルートは2001年4月現在で17種（！）。ここに列記するのも大変なので、以下サイトを参考にして下さい。ね？沢山あるっしょ？

村松フルート
http://www.muramatsuflute.com