昇龍戦姫 天夢   (papi2さんのレビュー)      評価: 7.5 
▼ タイトル 昇龍戦姫 天夢 昇龍戦姫 天夢
▼ ブランド LiLiM
▼ ジャンル 和風変身ヒロインAVG
▼ 対応OS Win98SE/ME/2000/XP/Vista
▼ メディア DVD-ROM
▼ 定価 税込\9,240 (税抜\8,800)
▼ 発売日 2008/08/29
▼ 購入 昇龍戦姫 天夢 / Getchu.com
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートあり)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  100(+Q.Save)個
【 エンディング数 】  20個
【 ディスクレス起動 】  AlphaROM 3.2不可


<ストーリー>
 月曜日の夜。僕こと秋山直道は、彼女と出会った。
 下校中、煌々と輝く月が更に眩しく光り、そこには一人の男性が立っていた。
 鎧と刀……まるで武士のような佇まいを漂わせるその男は、冷たく言い放つ。
 「余の名は謙信。不知火謙信だ」
 「顔を見られてしまった以上仕方がない……己の運命を呪うのだな」
 僕はその男の言葉を聞きながら、自分の置かれた状況を理解した。
 ――殺される――
 今まさに襲われそうになった、その時――響いたのは、かすかに届く鈴の音。
 鈴の音を感じた途端、それは現れた。
 夜空に浮かび上がる満月が輝かしく光り、そこから何かが落ちてくる。
 落ちてきたのは女性で、見ると彼女の顔には、三枚の般若の面がつけられていた。
 「――天夢ちゃん、天夢ちゃん聞こえるかしら〜」
 突然、頭の中に声が響き渡る。その声は僕を無視してとんでもない事を言い出す。
 「――もしかすると、この方が天夢に力を与えてくれる地球人かも知れませんわ」
 「直道様。さあ、私の手を握ってください」
 戸惑いながらも、天夢と呼ばれた少女の手を握り締めると……。
 「武装変化(ぶそうへんげ)!!」
 天夢の掛け声と共に、僕は彼女がまとう鎧に変化してしまった。
 「瑞雲(ずいうん)呼びて龍が昇るとき、悪を殲滅(せんめつ)いたす。
 夢と希望の使徒、昇龍戦姫☆天夢、只今見参!!」
 天夢は、全宇宙の美しい星を手中に収めようとしている不知火軍と戦っている戦姫。
 鎧にされてとまどいながらも、本能的に何かを感じた直道。
 天夢と共に、平安界に続き地球侵略をも企てる悪から、地球を守る戦いが今始まる!


<登場人物紹介>
清龍 天夢(せいりゅう てんむ) CV:青葉りんご
 幼い頃から平安界にてお姫様として生活している普通の女の子。
 舞夢の妹。(異母姉妹)
 幼い頃に、どこからともなく現れた「3枚の般若の面」が顔と側頭部に張り付き取れなくなってしまう。
 謙信によって壊滅された平安界から逃げてきたが、主人公と出会うことによって「昇龍戦姫」として変身可能になり、謙信と戦う力を手にする。

新田 静香(にった しずか) CV:楠上ありか
 学園の風紀委員。主人公とは幼馴染。
 不器用な主人公を見るに見かねてつい世話を焼いてしまうが、風紀委員として厳しく直道を罰する。
 得意技はトラースキック。音楽鑑賞が大好きで常にデジタルオーディオプレーヤーを持っている。

夏川 りんね(なつかわ りんね) CV:金松由花
 主人公とは別クラスだが同学年の女の子。
 可愛らしい容姿と天真爛漫な性格から学園のアイドル的存在で、ファンクラブも存在している。
 唄うことが大好きで常にマイクを持参している。
 暴走車からあやうく轢かれそうになったりんねを主人公が助け、それ以来、好意を持つようになる。

不知火 謙信(しらぬい けんしん) CV:原田友貴
 不知火軍の大将。またの名を『戦神』(いくさがみ)。
 美しい星は全て自分のものにして、最終目標は宇宙征服。
 空飛ぶ船「不知火船」に乗って宇宙を移動しながら侵略を続けている。
 平安界の支配を完了させた彼は、次の目標を地球に定めて攻め入ろうする。

風魔 夏樹(ふうま なつき) CV:富樫ケイ
 不知火軍の幹部。風魔三姉妹の長女。元々は忍者の家系。
 謙信と結婚する事を望んでいる。ただし、謙信の権力を目当てとしてである。
 主人公の持つ龍之玉を奪おうと行動するようになる。

風魔 小百合(ふうま さゆり) CV:古崎杏
 風魔三姉妹の次女。
 数年前、ある戦いで命を落とし、不知火軍の戦力となる人材を探していた謙信により、アンドロイドとして蘇らせられる。
 代わりに不知火軍のために戦うようにと交換条件を出され、夏樹と麗奈がその条件に応じ、現代に甦る事となった。

風魔 麗奈(ふうま れな) CV:山田ゆな
 風魔三姉妹の三女。
 謙信の事を純粋に愛しているが、口に出せないないでいる。
 「とげとげしい」と言われるのを嫌う。言われた時は「とげとげしくな〜い!」と否定する。

神鳳 舞夢(しんほう まいむ) CV:西田こむぎ
 前作のメインヒロイン。今回は黒い鎧をまとい、敵として登場する。
 プロローグにて、彼女が不知火謙信に敗北したことを知らされる。
 ただし、謙信の必殺技の夢魔逆鱗によって大爆発の後、清盛&亜弥&健太の倒れた姿はあるのだが舞夢だけは何故か見当たらなかった。

秋山 直道(あきやま なおみち) CV:小次狼
 本作の主人公。サッカー部に所属する東洋学園の2年生。
 両親は現在出張中。家には黒猫の大和(やまと)を飼っている。
 天夢と出会った事で彼は不知火軍との戦いに巻き込まれることになり、天夢のまとう鎧と同化して行動を共にするようになる。


このホームページはLiLiMより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はLiLiMに帰属します。



<購入動機>
 絵買いでしょうか?
 私の大好きな戦うヒロインもの(戦隊ものではないですが)というのもあります。



<音楽・音声>
 BGMは、おまけのMUSICで再生出来る曲は26曲。
 そのうちの5曲が主題歌やそのショートバーション、歌詞なしバージョンとなっています。
 BGMは目立ちもせず足を引っ張りもせずとBGMらしいBGMではないかと。

 音声は上記参照。
 感想は豪華そのもの&力入れてるなーっと。
 主人公や男性陣にも声優さんがおり、しゃべりまくります。
 主役の清龍天夢はお姫様らしく演技されており、脇役もしっかり脇を固めています。
 (何気に範囲選択)ただ前作ヒロインの妹ということからなのか、メインヒロインがロリキャラってのは如何かと。
  戦うヒロインという感じでは無かったです。
(範囲選択終了)
 ちゅぱ音とかもしっかり入ってます^^;

 DVDの\demoにOPムービーや天夢次回予告ムービーがあり、変身ヒロインもののお約束の変身ムービーもあります。



<システム>
 まずは、おまけのGALLERY(CGモード)はベース90個(差分含まず)、SCENE REPLAYは43個。
 エンディングリストまであり、分かりやすい親切設計です。
 ただ、天夢HAPPY ENDは1つだけで、あとの19個は基本的にBAD ENDであり、こうして見てもBAD END多すぎのような?
 実際ほとんどがBAD END直行の選択肢なのが、やってて不満なところでした。
 (まあ、分かりやすいと言えば分かりやすいですが)
 でも、BAD END=敵にやられるということなので、BAD ENDが多いのは仕方がないようです。

 テキストの表示スピードは色々設定出来るのですが、Autoはないと書こうとしたら、ウィンドウメニューのシステムで”テキスト自動送り”がそうでした。
 どうせならプレイ画面のテキスト表示の上の方に常時表示しているメニュー項目に入れておいて欲しいです。
 使用頻度の高いメニューですしね。
 テキストの表示スピード設定は便利で、自分にあった自動送りに設定できるのは良いですね。
 それとシステムメニューの自動送りは一旦チェックするとそれがずっと有効になるのも嬉しいところです。



<原画・CG>
 原画は金目鯛ぴんく氏。
 数多くの原画を手がけていますので、固定ファンもおられるかと。
 アニメ調の絵ですが、塗りも丁寧ですし、一般受けするかと。
 絵で拒否反応を示す方は少ないと思います。
 気になった方はLiLiMにてご確認ください。



<感想>
 鳳凰戦姫 舞夢の続編ですが、前作品を知らなくても楽しめると思います。
 (まあプレイした方がさらに楽しめますが^^;)

 天夢がメインヒロインですが、脇役2人のエンドもあり、シナリオ的にはボリューム満点です。
 ただ登場人物が多すぎて消化しきれていません。
 某アニメみたく前作キャラが総出演にて、新キャラを殺しています。
 じゃあ前作キャラがひっぱるかと言えばそうでもなく…。
 もう少し登場キャラを絞ってシナリオ自体も絞った方が良かったですね。

 またサブヒロイン2人はいわゆるBADEND要因というかH要因というか、非常に勿体無いです。
 2人にもHAPPY ENDを用意して欲しかったです。

 エロ関係ですが基本的には、主人公が舞夢の鎧となり一緒に戦うのですが、そのせいでおちんちんが暴発しそうになる為、ヒロインに鎮めてもらう(ここは結構安易ですけどね^^;)ことになります。
 それ以外にはお約束の敵にやられた時とか、サブヒロイン関連でもやっぱり敵にやられた時(BADEND等)とか、結構バリエーションはあります。



<10点満点での総合評価>
 7.5点
 良いところと少し残念なところが両立している作品でした。
 しかし良いところの方が多かったので、いいんでないかな、^^;。
 ただ人によって良いところが目立つか残念なところが目立つかがあるので、人は選ぶかもしれません。


お気に入りのキャラ:なし
最後に一言:「フルインストールで3.24GB。」









   精霊騎士アクエアル 隷属の花嫁凌襲   (papi2さんのレビュー)   評価: 7.0 
▼ タイトル 精霊騎士アクエアル 隷属の花嫁 精霊騎士アクエアル 隷属の花嫁
▼ ブランド ミルフィーユ
▼ ジャンル 神秘の精霊騎士陵辱ADV
▼ 対応OS Win98SE/ME/2000/XP/Vista
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 税込\2,500 (税抜\2,381)
▼ 発売日 2008/08/29
▼ 購入 精霊騎士アクエアル / Getchu.com
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  なし
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートあり)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  28個
【 エンディング数 】  4個
【 ディスクレス起動 】  可


<ストーリー紹介>
 傾国の危機に涙する少女の召喚に応え、神秘の泉より現れた水の精霊・アクエアル。
 精霊騎士たる彼女は、目の覚めるような蒼と白銀の衣装に身をつつみ、伝説上の獣・ユニコーンを駆って、人々に絶望を与え続ける王国軍に立ち向かう。
 魔物すら存在する王国軍の先遣隊を退けるアクエアルだが、召喚者・ニナがさらわれ、聖なる泉の場所を敵に知られてしまう。
 泉を穢され、神秘の力を奪われたアクエアルは奮戦するも、ついに捕らわれの身となってしまうのだった。

 敵により公開凌辱にさらされ、その肢体を撫でまわされるうちに感じる経験したことのない感覚に戸惑うアクエアル。
 凌辱者たちはそんな神秘の乙女を肉欲に溺れさせ、堕落させようと姦計を巡らせる。
 男たちの体液から泉の力を取り戻せると知らされたアクエアルは、反撃の意志を瞳に宿らせつつ、自ら男たちに唇を寄せ、汚濁汁を啜っていく。
 しかし、さらなる凌辱劇が神秘の乙女を襲い、そして……。


<キャラクター紹介>
水の精霊騎士 アクエアル CV:榊木春乃
 本作のヒロインであり、神秘の泉より召喚された水の精霊騎士。
 彼女にしか扱えない神秘の力を秘めた "水竜剣" と真っ青な一角獣を操り、その容姿は神の造形によるものかと思うほどに美しい。
 騎士道を重んじる高潔な性格で、精霊であるがゆえか、あまり表情に感情を表さない。
 それがより一層彼女の神秘的な雰囲気を強め、味方の人間ですら近寄りがたさを感じてしまうほどである。
 人間の性行為に対する知識はあるものの、精霊であり性行為の経験はないため、子をなすため以外になぜその行為に及ぶのか理解できない。
 そのくせ、深蒼のロングドレスに包まれた肉体は抜群のプロポーションを誇り、見る者の視線を捉えて離さない。

召喚者 ニナ CV:野神奈々
 アクエアルを召喚した娘。
 遥かなる古に水の精霊と盟約を結び、代々神秘の泉の場所と召喚の言葉を守り続けてきた一族の末裔。
 王国辺境の村の外れに、ひとりで暮らしている。
 少女にしては落ち着いた物腰だが、それ以外はなんの変哲もない村娘。
 純朴でまじめな性格だが、おとなしそうな外見とはうらはらに芯が強い。
 アクエアルに危険だと反対されるも、救護隊として反乱軍に参加する。

真紅の女騎士 アリシャ CV:伊藤瞳子
 有力貴族出身の娘で、王女とは身分を越えた友人でもある。
 性格は生真面目で機転が利き、王国軍ではトルブレヒトの片腕的な役割を果たす。
 また騎士としての腕前も相当なもので、師であるトルブレヒト仕込みの剣術に加え、女であることを補うための独自の努力も怠っていない。
 騎士の訓練により培った、引き締まりつつも出るところは出たメリハリのあるプロポーションはアクエアルにも引けを取らない。

王国第一王女 カタリアーナ CV:椎名ひよこ
 国王・エイヴァゼインの一人娘にして、王国第一王女。
 可憐そのものといった外見から弱くておとなしそうな印象を受けるが、母を早くに亡くしても強く生きる健気な少女。
 世間知らずなために行動力に欠ける面もあり、父王の豹変にいち早く気付くも、アリシャに相談する前に捕らわれ砦に幽閉されてしまう。
 ほっそりとした身体つきで、比較的スレンダーなプロポーション。


このホームページはミルフィーユより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はミルフィーユに帰属します。



<購入動機>
 元は二次元ドリームノベルズですが、それがゲームソフトになったということはシナリオは良いのでしょう(と思い込む)
 評判も良かったですし、なにより安いので^^;



<音楽・音声>
 おまけの音楽モードで再生できるのは10曲。
 表示方式も凝っており、BGMも雰囲気を盛り上げます。
 低価格ソフトでここに力を入れるのは珍しいですね。

 音声は上記参照。
 何気に豪華な声優陣です。
 エロゲームにおいて声優さんは重要な要素ですからね、特にエロ重視の場合は。
 好印象を持てます。
 精霊騎士アクエアルがメインですが、脇役三人も頑張っておられます。



<感想>
 修正パッチVer.1.02が公開されています(2008/09/15現在)
 これからプレイされる方は当てておきましょう。

 システム関係は上記参照。
 フルインストールで466MB。
 CGモードはベースが40個、回想モードは27個で、CGモードには音声付が選べたりと、回想モード関係は凝った作りをしており、色々と細かいところまで作り込まれたシステムとなっています。
 クリアした後は、回想モードが重要になってくるので、こういうところは大変助かりますし、好印象を与えます。
 作り込まれたシステムはsaveの時も発揮され、低価格ソフトですがサムネイル画面や章、コメントと併せて保存でき、データ保護のチェックまでついてます。

 シナリオ自体は<ストーリー紹介>を見てもらうとその通りで(^^;)、ファンタジー系ヒロインが苦戦しつつも悪をやっつける、と。
 普通はそこで終わりですが、その後の展開とか、その裏側とか・・・、というところも見せてくれます。

 精霊という設定からか、まあそういうシナリオからか、力いっぱい堕落していきますが、その自分を冷静に観察させるなどストーリーも冴えを見せてくれており、ここら辺はさすが原作がしっかりしたノベルだということを思いしらされます。

 CGについても一般受けしそうな絵柄ですし、背景や塗りもしっかり書き込まれています。
 水の精霊ということで水の表示なども上手く表現されており、低価格作品と言えど、平均点はクリアしていると思います。

 ファンタジーにはお約束(?)の触手責めも出てきますが、全般的に値段分は十分あると思います。



<10点満点での総合評価>
 7点
 値段からいってボリュームがある訳ではありませんが、平均点はクリアしていると思います。
 触手、陵辱等、エロ重視作品ですが、そのシュチュに興味があって購入した人は、ハズレとは感じないのではないでしょうか。



お気に入りのキャラ:アクエアル
最後に一言:「そうは言っても属性は選ぶので気になる方はHPにて事前に確認願います。」









   アルタードピンク 本城しおり   (papi2さんのレビュー)   評価: 8 
▼ タイトル アルタードピンク 本城しおり編 アルタードピンク 特務戦隊デュエルレンジャー
▼ ブランド BLACKRAINBOW
▼ ジャンル 器具調教開発戦隊AVG
▼ 対応OS Win98SE/ME/2000/XP/Vista
▼ メディア DVD-ROM
▼ 定価 税込\3,990 (税抜\3,800)
▼ 発売日 2008/09/26
▼ 購入 アルタードピンク / Getchu.com
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  100個
【 エンディング数 】  1個
【 ディスクレス起動 】  不可(DL版は初回のみ認証あり)


<ストーリー>
 突如都心部に出現し、破壊活動をする怪人たち。
 それに対抗するために特務隊が組織され、日々治安維持のために戦っていた。
 新開発された装備と隊員たちの連携により、首尾よく怪人たちを撃退していた特務隊だったが、敵組織側が新たな参謀を迎えたことにより、状況が変わっていくことになる……。


<第3話>
 次々と犠牲になる隊員たち。悩み苦しむ長官・本城香代子。
 特務隊の機密を守るため、上層部は今までのピンクはいなかったものとして任務を続行するように通達してくる。
 そんな母の苦悩を見て、娘の本城しおりが三代目のピンクとして志願する。
 レッドは精神を病み、イエローもいない。もちろん、かつてのピンクたちも。
 それでも、ブルーとグリーンと共に3人で戦う三代目ピンク。
 しかしフィールドが無効化された今、怪人に立ち向かう術はなく、ブルーとグリーンは倒れ、ピンクはまたしても捕まってしまうのだった……。


<ヒロイン紹介>
本城しおり (ほんじょう しおり)
 本城長官の一人娘。優等生でマジメな性格。
 大人しく寡黙ではあるが芯は強い。
 母親を尊敬してはいるが、同時に壁を感じている。
 自らの意思で三代目ピンクの役割を担い、戦うことになる。

本城 香代子 (ほんじょうかよこ)
 警察庁警備局対怪人特務部隊の長官を務める女性。
 日本有数の財閥・本城家の娘でもあり、特務隊のメンバーの装備は本城の関連企業グループにより開発提供されている。
 怪人のテロにより夫を亡くしており、怪人を憎む気持ちは人一倍強い。


このホームページはBLACKRAINBOWより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はBLACKRAINBOWに帰属します。



<購入動機>
 アルタードピンク 櫻木ひかる編アルタードピンク 磐田くるみ編を購入した以上、続編も楽しまないとね^^;
 当然大好きな戦隊ヒロインもの!ということもあります。

 そして忘れてならないのがこの安さ!
 2008/09/26に3,990円(税抜3,800円)にてDVDで発売予定ですが、ダウンロード版が先行発売されています。
 その値段たるや第2話がなんと税込1,380 円!
 昼食2回我慢すれば買えます!
 昼食4回分カップラーメンにすれば買えます!
 これは買わずにはいられますでしょうか?いや、いられません^^;



<音楽・音声>
 おまけのBGMモードで再生できるのは10曲で、前作と同じ曲を仕様。
 改めて聞いてみるとBGMとしてなかなかの出来ではないかと。
 それでもあまり耳には残りませんが^^;


 音声については前回同様、通常パートシーン、Hパートシーン共、問題ありません。
 ちゅぱ音や効果音などは弱いと感じますが、値段が値段だからでしょうか?
 ちなみに隠語部分はピー消しです。



<感想>
 アルタードピンク 櫻木ひかる編アルタードピンク 磐田くるみ編の続編というか、続きの作品のレビューなので、まだ読んでいない人はまず前作を読んでみてください。

 CGモードのベースは11枚(差分を除く)、回想モードのベースは11枚と前作とほぼ同ですが、3部作の内の1つなので、それを考えればかなりのボリュームだと思います。
 ただ、連続作品で締め切りがきつかったのか最初からの仕様なのか、Hシーンでのエロムービーカットインが簡素になったというか短くなったような…。
 まあ、それでも十分な出来ですけどね^^;

 さて、三代目ピンクが長官の娘さんになったということで、お約束の母娘3Pがあります^^;
 捕まった娘、助けるために出撃するもやっぱり捕まってしまう母親(長官)。
 親子対面から、目の前での調教!
 そして・・・。

 王道シナリオですが、上手くまとまっていますし、Hシーンも良かったです。
 一本道というマイナス点はありますが、シナリオというか筋書きがしっかりしており、またヒロインが堕ちてゆくところもしっかりみせてくれます。
 凌辱スキーな人は特に満足でしょう!
 まあ、主人公(?)のプロフェッサーが技術屋というか行為が目的ではないので、バイブとか機械での調教ってのが個人的に△でしたけど(やっぱり漢のシンボルでないと^^;)、最後は…。

 そして前作でちょっと不満だった、戦隊モノでも裸にして犯すなら、戦隊モノである意味ないじゃん!って書いていたら、今回はしっかりやってくれました!
 わざと変身させて犯すという、ちゃーんとツボと押さえたシーンを見せてくれます!
 そして変身した長官のスーツをクラックして×××と、戦隊モノらしいネタを使ってくれてます。

 今回もインストールのときメールで送られてくるIDで認証ですが、当方では問題はありませんでした。
 まあ、本城しおり編を起動した状態で磐田くるみ編を起動すると“すでに起動しています”ということになり、磐田くるみ編は起動できませんが、3つで1つの作品の為、仕方がないのでしょう。



<10点満点での総合評価>
 8点
 ストーリーも綺麗で(きちんとストーリーがある)、Hも上出来でした。
 エンディングも、ああーやっぱり^^;、思いましたが納得の出来!
 (BLACKRAINBOW王道エンディングです^^;)

 今回Hシーンもさることながら、特出すべきはシナリオ!
 正義の味方の事情、悪の組織の事情、どちらも人間の組織。
 相手に優位に立つために技術力向上、そしてなによりお金が必要。
 その為に・・・、そして勝者は・・・。
 子供の夢を壊す、大人向けのシナリオです^^;

 コストパフォーマスンスも高いですし、陵辱スキー・エロ重視派にはお薦めの作品です。



お気に入りのキャラ:本城しおり本城 香代子もなかなか^^;
最後に一言:「第三話のDLサイズはフルインストールで422MB。」









   虹色あるけミカン〜Magic of alchemy〜    (ウィンクルさんのレビュー)   評価: 7.5 
▼ タイトル 虹色あるけミカン〜Magic of alchemy〜 虹色あるけミカン
▼ ブランド しらたま
▼ ジャンル 学園マジカルラブコメAVG
▼ 対応OS Win2000/XP/Vista
▼ メディア DVD-ROM
▼ 定価 税込\9,240 (税抜\8,800)
▼ 発売日 2007/08/31
▼ 購入 虹色あるけミカン / Getchu.com
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートあり)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  100個
【 エンディング数 】  4個
【 ディスクレス起動 】  可


<ストーリー>
 葉山雄大は『私立聖乃(ひじりの)魔法学校』在学の二年生。
 なんとなく親元から離れたいという、非常に積極的な理由で個室寮のある聖乃に入学した雄大は、
・一級練金免許史上最年少保持者で、紙一重な天才『葛木 桃花』
・才色兼備で、雄大も密かに憧れる高嶺の花『紬 綾音』
・秩序を重んじ、桃花と雄大を目の敵にする委員長『間宮 凛子』
・夢見がちで、オールラウンドに不器用な一年生『屋上 ひかり』
 といった面々とプチ騒動を交えつつも、徒然なるまま、つつがなく平穏な学校&寮生活を満喫していた。

 そんなある日、桃花が雄大に『純金』が作れそうだと言い出す。
 人類史が始まって以来数千年、未だに錬金術で金を生成するためのレシピは見つかっていない。
 もし金の生成が成功したら、ノーベル魔法賞は確実だ。
 ――金のなる木ができたら真っ先に雄大に見せる。
 歴史的瞬間に立ち会える権利と引き替えに桃花が雄大に要求したのは『出したてのセーエキ』だった。
 押し問答と紆余曲折の末、雄大は精液を提供する。
 錬金術の結果生まれたのは植物の種。
 この植物がつける果実が純金になるのだという。
 自分の精液を原料に成長する植物に思いを馳せ、嘆息する雄大。
 数日後、異様な速度で成長した木につけたその果実は、虹色に輝く不気味な(不思議な)ミカンだった。
 金とは無縁の生成物に落ち込む桃花を慰めるべく、雄大はこのミカンに『あるけミカン』と名付ける。
 虹色のあるけミカンは、単なる色違いのミカンなのか、それとも……?
 失敗という名の奇跡が生み出した魔法のミカンを巡る物語が始まる――。


<登場人物紹介>
葛木 桃花(くずき とうか) CV:羽沢月乃
 のんきで明るい視野狭窄な頑張り屋さん。
 趣味は錬金術、特技は錬金術、なりたい業種は錬金術師、将来の夢は純金の錬金を成功させること…。
 といった具合に、錬金術に夢中になっている。
 人当たりが良く、一緒にいると楽しさや元気を分けてもらえる、太陽のようなイメージの女の子。
 ただし、錬金とは何かを天秤にかけるような状況になった場合は要注意。
 生命の危機など、よほどの物が天秤に乗らない限り、桃花は錬金を選ぶ。

紬 綾音(つむぎ あやね) CV:松田理沙
 優しく朗らかで面倒見の良い先輩。
 趣味は編み物で、特技は料理。
 敢えて説明は不要と思われるほどに典型的な女の子。
 毎日お弁当を自分で作って持ってくる。
 大事に育てられたため苦労を知らない、いわゆる箱入り娘。
 しかし、しつけなどが厳しいおかげで自分勝手や高慢という方向ではなく、いわゆる清楚なお嬢様の方向にまとまっている。
 笑うときは手を口元に寄せて「くすくすっ」と笑うタイプ。
 常識や行儀などには結構うるさい。

間宮 凛子(まみや りんこ) CV:青山ゆかり
 強気で素直になれない委員長。
 回りくどいことが嫌いで思ったことをハッキリと言う性格。
 その反面、善意や好意といったものを表現するのは極端に苦手。
 往々にしてキツい人間であると誤解される。
 非常に運が悪い。
 委員長になったのもくじ引きでハズレを引いたからだし、確率5割で良いことと悪いことに別れるタイプの運任せの勝負は、ほぼ確実に悪い方を選び取ってしまう。
 クラスの秩序に対しては厳しく(責任感が強い)、秩序の維持のためなら武力行使も辞さない、武闘派の指導者。

屋上 ひかり(やがみ ひかり) CV:茶谷やすら
 明るくひたむきでまっすぐな後輩。
 趣味は恋愛漫画や恋愛小説や恋愛ドラマ。恋に恋するお年頃。
 特技は妄想。耳年増で恥ずかしい妄想もいっぱいする。
 一つのことに対して常に全力投球するタイプで今入魂しているのは雄大を振り向かせること。
 休み時間・昼休み・放課後と「お前はクラスメートか」とツッコミされるほどに雄大達のクラスに姿を現す。
 雄大が綾音に憧れていることは知っており、ああいう人が好きなのか→じゃあ自分もなっちゃおう! 的な流れで頑張るが、根本的に不器用の為、道は果てしなく遠い。

葉山 雄大(はやま ゆうだい)
 普段はやる気のない態度だがやるときはやる主人公。
 住まいは聖乃魔法学校敷地内の寮(2階)。
 一般科目の成績は中の下。
 風の魔法がやや得意で、闇の魔法がやや苦手、それ以外は普通といったところ。
 面白い事には興味を持つものの、つまらない事からは目を背けて逃げる標準的な若者。


このホームページではしらたまより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はしらたまに帰属します。



<購入動機>
 第一印象です。
 絵に興味があった…かな。



<音楽>
 毎回メーカータイトル後にOP主題歌&ムービーが流れます。
 明るくハイテンションなラブコメを予感させる良曲です。
 しかし、エンディングに流れる主題歌「コイノハナ」はこれを凌ぐ名曲。
 どこか懐かしくて優しい、このゲームのテーマにも似合った“じ〜〜ん”とくる曲です。



<感想>
 やった人なら分かると思いますが、エロエロのヌキゲーだと思いきや、いたってまっとうな純愛ラブコメ。
 回想はヒロイン各2〜3回×4人分と、エロを売りにしてない萌えゲーでも今日び少なめな感じです。

 お話も超展開とかは一切なく、ドタバタ系のフツーの学園モノとして進んでいきます。
 始めからそういうつもりで読むと決してつまらなくはないのですが、魔法バトルとかハーレムとかエロやド派手な展開を期待してしまうと肩透かしかもしれません。

 気に入ったのは、主人公がこの手のジャンルに多い優柔不断ヘタレ属性ではなくて強気・亭主関白系なところ。
 空気読めないタイプでもないので、話の進み方にストレスを感じませんでした。

 登場人物の描写とか会話の進め方とかも割と丁寧な方です。
 「キャラ」じゃなくて人間性を感じますね。
 ただし、ライターの書く文章自体は非常にまともで読みやすいのですが、問題はテキスト表示。
 スクリプトミスやシステムのエラーか、禁則処理がかかっていないのが痛いマイナスです。
 行頭に読点や句読点が表示されてしまう所があり、見た目的に非常にみっともないです。

 鬱や痛い系な展開は全く出てこないので、どのルートもこじんまりとしつつもハッピーに終われます。
 大作や傑作とは呼べませんが、全体に流れてるどこかマイナーで優しい雰囲気は好感が持てます。
 時々入る、SDキャラ調のゆる〜いカットインCGも非常に良い味出してます。



<10点満点での総合評価>
 7.5点
 8点以上は傑作・名作の域だと思うのですが、そこまでのボリューム・仕掛け・エロ分・テーマ性などは正直どれもありません。
 絵が好みじゃなければ6点くらいという評価もあるでしょう。

 ただエンディング曲が流れた時の懐かしくて優しい雰囲気が、ふわっと全体を包み込んでくれるような不思議な魅力を感じました。
 また店頭価格もかなり下がっていると思うので、今から購入するならというコストパフォーマンス込みでの点数です。



<お気に入りのキャラ>
 桃花:幼なじみ…というより、正ちゃん=主人公に対するオバQみたいな良き相棒という感じです。
 しゃべり方とか性格が、おっとりとぼけた感じでとても可愛いです。
 暴走系のマッドサイエンティストですが、彼女のルートではシリアスでほろりとくる展開になっていきます。

 智子先生:無表情クール系の酔っ払い女教師でサブミッションが得意です。
 立ち絵で惚れました!
 ちらっとシリアスな過去も明かされてたり…。

 丸藤:バカ系の賑やかし後輩キャラです。
 主人公に性的な意味も含めて敬愛しています。
 ギャグメーカーとして体を張ってますが…残念立ち絵なし(涙)



最後に一言:「質の良いB級作品(褒め言葉)!」