戦乙女ヴァルキリー2       評価: 9.0 
▼ タイトル 戦乙女ヴァルキリー2 戦乙女ヴァリキリー2 「主よ、淫らな私をお許しください……」
▼ ブランド ルネ
▼ ジャンル 戦乙女徹底調教ADV
▼ 対応OS Win98SE/ME/2000/XP/Vista
▼ メディア DVD-ROM
▼ 定価 税込\9,240 (税抜\8,800)
▼ 発売日 2008/03/28
▼ 購入 戦乙女ヴァルキリー2 / Getchu.com
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートあり、マウスホイール対応)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  99個+クイックセーブ
【 エンディング数 】  17個?19個?
【 ディスクレス起動 】  可


<ストーリー>
 神々と人間に住む場所を奪われ、地底の奥深くに追いやられていた魔族達は、何百年もの間『ミッドガルド』と呼ばれる人間界の大地を巡り、天界との戦いを繰り返していた。
 しかし、魔王軍暗黒騎士団長デュークの策略により、天界の日輪の戦乙女・レイアが囚われてしまった為、天界と人間界と魔界の戦力バランスは崩れ、魔族達は人間界のほとんどを制圧していた。
 いよいよ天界に攻め込もうと画策していた魔族は、その勝利祈願の生贄として戦乙女レイアの公開処刑を行うことに。
 そして、ついに処刑執行の日が訪れる。
 手と首に枷をつけられ、処刑台に連れてこられたレイア。
 デュークは魔王軍に多大なる被害を与えたレイアの罪状を読み上げ、彼女の首を切り落とすように指示を出す。
 その時、魔界の空を割って、天空から巨大な光が飛んでくる。
 その発光体は、レイアを取り戻す為、オーディンの命により神槍・グングニルを携えた新たな戦乙女・アリーヤであった。
 その圧倒的な力の差により魔族の軍隊をなぎ倒したアリーヤは、主人公にレイアを解放するように主人公に詰め寄った。
 主人公は含みのある笑顔で、囚われの身であるレイアを開放する。
 助け出したレイアの憔悴した様子に、アリーヤは叱責しながらも、衰弱し一人では立てない様子のレイアにアーリヤは仕方なく手を貸す。
 その時、レイアは何を思ったのか、アリーヤの力の源である、白銀の指輪を奪ってしまう。
 アリーヤが驚くのも束の間、指輪を奪ったレイアはアリーヤから逃げ出すように主人公の下へ走ってゆく。
 そして、再び押し寄せてきた魔族の軍団に囲まれてしまう。
 神槍・グングニルを振るうものの、戦乙女としての力が弱くなってしまったアリーヤは魔族である主人公の囚われの身となってしまう。
 こうして、魔族の虜となってしまった二人のヴァルキリーに対して、昼夜を問わず行われる飽くなき恥辱の宴に、女神達の心は快楽の闇へと堕ちていくのだった…。


<キャラクター>
レイア CV:島香麗子
 大神・オーディンの命により、人間界を守るべくミッドガルドに降臨した女神だったが、主人公の罠により囚われの身となって、陵辱調教を受けつづけている。
 心はまだ気高いままだが、度重なる陵辱により、すでに身体は開発されていて、快楽に抵抗は出来ないものの、完全に堕ちきっていない状態。
 また、主人公の興味が新しい戦乙女に移ったことで、人間の女のように醜い嫉妬心が芽生えてしまっている。

アリーヤ CV:一色ヒカル
 前作のヴァルキリーより強大な戦闘力をもったヴァルキリー。
 囚われになったレイアをオーディンの命令により、奪回しに魔界に単騎で攻め入ってきた。
 圧倒的な力で、魔界の軍隊を蹴散らし、主人公の王座に詰め寄るものの、レイアの裏切りにより力の源である白銀の指輪を奪われてしまい、同じ囚われの身となってしまう。

ビルデガード CV:サトウユキ
 大神・オーディンの娘。
 天界の防衛に専念していたが、魔界で囚われになった二人のヴァルキリーを奪回しに、オーディンの制止を振り切って、魔界に単騎で攻め入ってきた。
 しかし、ふたりのヴァルキリーを人質にとられ、同じく主人公の虜となってしまう。

ファフニール CV:風音
 主人公に骨抜きにされたフェンリルになりかわって、主人公の監視役になった超竜騎士団団長。
 魔族とドラゴンのハーフで、壮大な戦闘力を誇り、怒ると口から火を噴く。
 本気で怒ると竜眼(爬虫類の目)になる。
 怒りに燃えてうずくまる竜ニーズヘッグの爪を削り出した剣が武器。

ロキ CV:かわしまりの
 神々の敵である魔族の血を半分引きながらも、オーディンにその力を認められ天界に仕えていた、オーディンの元側近。
 人間ごと魔族を滅ぼそうとするオーディンに愛想が尽きたと、魔族である主人公に近寄ってくる。


このホームページはルネより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はルネに帰属します。



<購入動機>
 メーカーデフォルト買いです。
 前作の「戦乙女ヴァルキリー」も素晴らしい出来でしたし、期待の作品でした^^;



<システム>
 非常に安定しており、基本的なところは一通り揃っています。
 上記参照の他にも、名前変更可、ウインドウズ(800×600)/フルスクリーン両対応、各種音関係ボリューム、フォント設定など不満はありません。
 射精場所選択(選択する、中、外)も出来るのもいいですね。
 私は中派ですので、選択肢はずっと中ですし、いいところで選択肢によって中断されるのは嫌なので、嬉しい機能です。

 セーブ数も99個と多いですし(そんなに使いません)、コメントも記入出来ます。
 バックログもホイール対応で、音声部分に差し掛かると自動で音声も再生してくれて、利用用途(何の^^;?)にも問題なし!

 インストールサイズは、約3GB…重い。
 どこにこんなに使っているのだろう…。



<音楽>
 音楽ですが、他が素晴らしすぎるので記憶にありません。
 ので音楽室(BGM観賞モード)で再度聞いてみます。
 全21曲と結構多め。
 上記のようにプレイ中はあまり気になりませんでしたが、雰囲気を盛り上げるBGMらしいBGMでした。
 縁の下の力持ちと言った感じで、作品のクオリティーを上げるのに一役買っていました。
 全般的に良い仕事をされていると思います。



<音声>
 音声については声優さん頑張られましたね。
 その演技力、プロとしての力を見させて頂きました。
 ユーザーの一人としてお礼申し上げます。
 エロシーンのシナリオを担当された方、演技指導の方、良く分かっていらっしゃる!
 その飽くなき追求心、そしてそれを心を鬼にして声優さんに言わせた音声監督。
 ユーザーの一人としてお礼申し上げます。

 で、気になる淫語の消し方ですが、無音消し(チ○ポだと○の部分が消される)がほとんどで、アリーヤ役の一色ヒカルさんのみ、小ピー音消しでした。
 ここは大人の事情でしょう。
 詳しくは、淫夢教室の音声部分にて^^;

 でも一色ヒカルさんが小ピー音消しなら北都南さんも小ピー音消しの方が良いと思いますけどねー。
 まあ、ピー音消しより、無音消しの方が大歓迎なので、これはこれで良し。
 内容もさすがプロという淫語の洪水に演技力も加わっているので実用性に大いに貢献です^^;

 ちゅぱ音も良いですし、大満足です!



<CG・原画>
 原画家は田丸まこと氏。
 CGは全102枚に差分も多く、その枚数は計り知れません。
 とてもクオリチィが高く、強張った表情からとろけていく表情への変化など素晴らしい出来でした。
 不満のある方は少ないでしょうね。
 万人受けする絵だと思います。



<感想>
 この作品を気にしている人は鬼畜・陵辱、実用性重視派だと思います。
 シナリオ重視の純愛派は購入候補には挙がらない作品でしょうしね^^;
 そう考えると、属性が合えば買い!
 買わずに後悔するより買って後悔しろ!な作品です。
 まあ、鬼畜・陵辱、実用性重視派の人は満足すること請け合いだと思いますが^^;

 前作と同じく、最初は嫌がっていたけど、調教を重ねるうちに、言葉では嫌がっていても体は…。
 そしてついには服従して、自分からいやらしい言葉を言っておねだりするように…。
 と進んでいきます。

 コマンドは、アリーヤかレイアの朝奉仕、ヒルデガードの調教。
 昼にアイテム作成(&それを使ったH)、外出してアリーヤを調教、及び街娘や他のヴァルキリーを陵辱(エマさんにロザミー、セシリーまで出てくるのですが考えすぎ^^;?)したりします。
 ほぼHシーン回収ですね。
 外出時の街娘、他のヴァルキリーも最初は嫌がっていますが、即堕ちます^^;
 そして夜にはアリーヤの調教をといった流れです。
 レベルが上がるにつれて、内容がより過激になり、各ヒロインも自ら進んでH(ご奉仕)をねだるようになってきます。

 他の準ヒロインであるロキ、ファフニールがたまに絡んでくるといった感じですが、少ないです。
 ほぼアリーヤ、そしてレイアのHシーン、ルートを変えてビルデガード、と言った感じで、前作のヒロイン格だったフレイア、スクルド、フェンリルに至っては、個別攻略出来ない脇役扱いです^^;
 ヒロインが豪華すぎて勿体無い限りですね。
 (特にフレイアやフェンリルは個人的に好きなので残念^^;)


<10点満点での総合評価>
 9.0点
 大満足の作品でした。
 同じヒロインで良いので、是非「3」を出して欲しいですね。
 もしくはファンディスク、おまけディスクを。
 ルネ自信ももはや安定した感じのメーカーになりましたし、安してお勧めできます。



お気に入りのキャラ:みんな!…(ロキとスクルド以外は)各ヒロインとも魅力過ぎて選べません♪
最後に一言:「買って満足、安心してオススメ。」









   SHOGUN8   (papi2さんのレビュー)   評価: 7.0 
▼ タイトル SHOGUN8 -ショーグンエイト- SHOGUN8 -ショーグンエイト-
▼ ブランド ライアーソフト
▼ ジャンル SF(ショーグン・フィクション)コメディ
▼ 対応OS Win98SE/ME/2000/XP
▼ メディア DVD-ROM
▼ 定価 税込\9,240 (税抜\8,800)
▼ 発売日 2007/03/23
▼ 購入 SHOGUN8 / Getchu.com
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートあり)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  100個
【 エンディング数 】  2(or 3)個
【 ディスクレス起動 】  可


<商品紹介>
 惑星オオエドは元々大陸規模の時代劇村、ウェスタン村、忍者村がウリの観光惑星であった。
 しかし全銀河を巻き込む「分裂戦争」が始まったために、ほかの星系から孤立し、残された人々は中世レベルでの生活を余儀なくされてしまう。
 千年にわたる長い孤立は次第に人々から星々の記憶をぬぐい去り、いつしかオオエドは「ショーグン」と、彼に忠誠を誓う「サムライ」「ニンジャ」「アメリカンニンジャ」そして「ゲイシャガールズ」たちによる「オオエド幕府」によって統治される惑星となっていた。

 孤立の時代は銀河帝国が彼らを再発見したことによって幕を閉じる。
 初めて恒星間文明に接したオオエドの人々は、その科学技術を貪欲に吸収した。
 このまま順調にいけばオオエド幕府は一風変わった文化を持つ惑星として、恒星間国家の仲間入りを果たすはずであったが、しかし好事魔多しとはよく言ったもので、時の将軍、徳川吉宗は、よせばいいのに星を担保にビッグな先物取引に手を出してしまい、あり得ないほどの大借金をこしらえてしまう。
 その額なんと 90,000,000標準クレジット。
 恒星系がひとつまるまる買えるだけのお値段だ。
 返済までに与えられた時間はたったの3年。
 このまま母国が売り払われるのを手をこまねいてみているわけにはいかないと、吉宗は奥女中たちを質草に、宇宙戦艦を購入。
 戦乱の続く銀河へサムライらしく戦場働きに出ることを決意する。

 果たして彼は無事に借金を返済し、そして惑星を取り戻すことができるのか!
 それとも全てを失い、屈辱のハラキリを行う羽目になるのか!
 惑星オオエドと将軍吉宗の明日はどっちだ!


このホームページはライアーソフトより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はライアーソフトに帰属します。



<購入動機>
 和風スペースオペラという意外な組み合わせに興味を持って。
 しかし、ライアーソフトはいつもそういうインパクトが大きい作品ばかりですね。



<音楽・音声>
 ライアーソフトですからここら辺に抜かりはありません。
 ボーカル付きの主題歌やCGをつかったオープニングムービーが付いてきます。
 おまけで再生できるのはボーカル2曲を含む17曲。
 BGMは琴を使ったり、いわゆる和風な曲が多いです。

 音声ですが、女性のみ部分的にボイスがあります。
 しかし、戦闘時には男性及び敵を含めフルボイスとなります。
 ・・・かなり疑問・・・。
 声優陣は、有名どころやそうでない人(声優さんに詳しくなくてすいません)も含みます。
 いわゆるちゅぱ音もしっかりあります。



<感想>
 とにかくバグが凄いですね。
 修正ファイルは必須です。ないと遊べません。
 報酬計算の×2が、1/2になるなど乗算が除算になっているから始まって、ある必殺技を使うと必ず勝つなど、テストプレイしたんかい、と突っ込みたくなるようなバグのオンパレードです。
 あまりの凄さにバグをまとめたWikiができたり、メーカーのサポートページには「これどないなとんじゃー!」いう書き込みでいっぱいでした。

 これらのバグをほとんど修正されたファイルが出たので一応の評価はできますが、ファイルを出したからとサポートページのバグ報告はすべて削除だそうです。
 バグ報告はメーカーにもユーザーにとっても貴重だと思うのですがね。
 (ここら辺は企業の姿勢に疑問を持ったのであえて書きました。)

 さて本題。
 ゲームとしては1本道なのにエンディングを2つとしたのは、本家地球連邦帝国と地球連邦帝国のルートがある為です。
 そして、それぞれで回収できる絵(ヒロイン)が異なり、最後に結ばれるヒロインも異なります。
 また、ファイルにより借金返済エンドも追加されたようです。

 ストーリーとしてはコメディが6割、シリアスが3割、パロディが1割と言ったところでしょうか。
 笑いの中にしっかりシリアスがある感じで、主役の吉宗はもちろん、敵役や脇役もしっかりキャラが立ってます。
 そして、でてくる艦船は大正時代の幻に終わった八八艦隊の予定艦や太平洋戦争での計画だけに終わった艦が妥当な順で出てきたりと、その手の人々をニヤリとさせます。
 (これが出来て何故テストプレイが出来ない・・・ブツブツ)

 陣形や戦術など色々凝った事が出来ますが、戦闘自体は簡単に進むので、シュミレーション系が苦手な人も案外サクサクいけるのではないでしょうか。
 とはいえ陣形や戦術は購入して、やってみないことには効果が分からないなどかなり不親切なところはあります。
 ここら辺はを攻略サイトのお世話になった方が楽かもしれません。



<10点満点での総合評価>
 7点
 他に類を見ないインパクトある内容で、絵もシナリオにも味があるので。
 ただ、とにかく動作確認したんかいという初期バグをどう見るかですが・・・。



お気に入りのキャラ:なし
最後に一言:「フルインストールで1.9GB、まだHDDに残ってます^^;」









   DALK外伝    (灰色鴉さんのレビュー)   評価: 7 
▼ タイトル DALK外伝 DALK外伝
▼ ブランド ALICESOFT
▼ ジャンル SLG+ADV
▼ 対応OS Win98/2000/Me/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 税込\2,940 (税抜\2,800)
▼ 発売日 2002/09/27
▼ 購入 DALK外伝 / Getchu.com
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  なし
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  1個(オートセーブ)
【 エンディング数 】  1個
【 ディスクレス起動 】  可


<あらすじ>
 事の発端は寄生魔神と呼ばれる4体の魔神のうち、1体が現れたことから始まった。
 その現れた場所とは…、なんと大巨体神ヴァルガの体内に現れたのだ。
 その体内は広大で複雑な迷宮のようになっていて、寄生魔神はこのような場所を好み、寄生場所に選んだのだ。
 強力な魔力を有する寄生魔神は次々と忌まわしきものを排出する。
 これを排除するには直接体内に入り込み、寄生魔神を倒すしかない。
 次元を支える神であり、言葉では言い表せない巨大な神フラドは、この任に普段暇そうにしている恋愛男神マーティスをと考えた。だが…。


<Dalkの続編ではないDalk>
 「外伝」となっている本作品は前作とは別の物語だ。
 そのため、前作を未プレイでも一つの作品として十分楽しめるものとなっている。
 ゲームはメイド部隊7人が、主人公マーティスの代わりに戦う。
 何故主人公は戦えないかというと、恋愛男神であるが故、“男”には無力であるのだ。
 直接戦闘がないとレベルアップできないと心配になってしまうが、メイド達との口づけによって経験値を分けてもらうことが出来る。
 しかも、“どこに口付けしてもよい”のだ。

 迷宮は、自分の周りしか見えない。
 そして深部に向かうにつれ敵は強くなる。
 メンバーをレベルアップさせ、面倒だが成し遂げねばならないことがある、一致団結、寄生魔神をぶったおそう!


このホームページはALICESOFTより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はALICESOFTに帰属します。



<購入動機>
 アリスソフトのシミュレーションが好きだったので。



<音楽・音声>
 音声はなし。
 BGMも少なめですが、このボリュームなら問題ないかと。



<感想>
 値段は2800円の低価格ソフトです。
 ランスなどのフルプライス版と違い、ストーリーは1本道で、各ヒロインのイベントも少ないです。

 キャラの原画は、ぱすてるチャイムなどを手がけているおにぎりくん氏。
 綺麗でかわいいキャラです。(今回のヒロインは全体的にロリっぽいです)

 アクションパートでは、ヘックス移動で敵を倒しながらダンジョンを降りていきます。
 戦闘システムはシンプルで、射程内まで敵に近づいて攻撃。
 あとは画面全体への必殺技の2つのみ。
 一階降りるだけで敵のレベルも上がるので、なかなか苦しい戦いになりますが、死亡時のペナルティはありません。
 また、一旦脱出して戻ってきても、敵の配置などは変わっていない(味方は無条件で全員復活)ので、必ずクリアできます。

 さらに、成長したキャラクターはクラスチェンジが可能で、近接、魔法、防御、アイテム回収等、それぞれに特化した能力を選択できます。
 (基本的に誰をどのクラスにしてもいいです)

 アドベンチャーパートは各ヒロインの問題を解決しつつHシーンというのが、比較的あっさりめに描かれています。
 Hシーンは基本は明るいシチュです。
 一部鬼畜っぽいシチュもありで、こいつ本当に恋愛の神か?っていう物もあります(汗



<10点満点での総合評価>
 7点
 6.5点と言いたかったですが、アリスのシミュレーション好きなので7点。
 低価格品なので低めですが、純粋に遊ぶという点では合格点です。
 アリスソフトのシミュレーションが好きなら迷わず買い。
 値段相応かそれ以上の価値はあります。



お気に入りのキャラ:ヒロイン全員…この規模とシステムでキャラが立っているのはある意味スゴイです。









   おしかけ御奉仕!    (鴨気さんのレビュー)   評価: 7 
▼ タイトル おしかけ御奉仕!〜僕のHなメイドさん〜 おしかけ御奉仕! 僕のHなメイドさん
▼ ブランド ローズティアラ
▼ ジャンル AVG
▼ 対応OS Win98SE/ME/2000/XP/Vista
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 税込\2,730 (税抜\2,600)
▼ 発売日 2008/03/28
▼ 購入 おしかけ御奉仕! / Getchu.com
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートあり)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  98個+QuickSave1個
【 エンディング数 】  2個+BAD END(1個)
【 ディスクレス起動 】  可


<ストーリー>
 主人公『御神楽潤一』は、良家のお坊ちゃん。
 小さい頃から何不自由なくすごしてきたが、そんな自分の状況に嫌気がさしていました。
 そこで父親と『狭き門である有名学園の入試に合格する』という賭けをします。
 そして、寝る間を惜しんで臨んだ結果…見事合格!
 学園は家から遠い為、ようやくこの度念願の一人暮らしが許されました。
 そんなうきうきとしている時に、インターホンのベルが鳴ります。
 初の客かとドキドキしてドアを開けるとそこには、見慣れた人物がたっていました。
 それは、実家にて身の回りの世話を小さい頃からしてくれているメイドの明子さん!
 両親からの指示により、身の回りの世話をするために派遣されてきたのです。
 嫌がりながらも、これが最低条件だとの父親の手紙に、しぶしぶ彼女を受け入れる主人公。
 そして引越しの後片付けから、食事の世話まであっという間に嬉々とこなす明子さん。
 流されるままにその状況を受け入れてしまう主人公だったが、その夜、主人公の寝室を訪れた明子さんは告げるのです。
 「潤一さんの『全てのお世話』をするよう申し付かっておりますので…」 と、メイド服を脱ぎながら…
 そしてはじまるメイドさんとのHな日々!


<キャラクター紹介>
藤倉 明子 CV:鈴峰りお
 おっとりして、温厚。少しテンポがずれているが、頭の回転は速い。
 でも、勘違いしやすいうっかりさん。
 主人公にとっては、お姉さん的な存在でもある。

このホームページではローズティアラより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はローズティアラに帰属します。



<購入動機>
 ほぼデフォ買いしている唯一の廉価ブランドです。
 DL版・パッケージ版の2種類がありますが、今回のレビューはパッケージ版のレビューです。
 DL版もほとんど変わらないと思いますけど。



<ゲーム概要>
 選択肢分岐型ADVです。
 選択肢数はそれほど多くありませんので、サクサク進みます。
 また、BAD ENDに進む選択肢が1つしかありませんので、簡単に見ることができます。
 ただし、見ても何も埋まりません。
 ストーリーについては感想にて。



<システム>
 システムメニューは、マウスのカーソルを画面上部に持っていくことでスライド表示されます。
 項目が多いのですが、全て英語でしかも項目の間隔が狭いので、ちょっと見難いのが難点です。
 画面中で右クリックすると、別に同様のメニューを出せるため、こちらを使ったほうが楽だと思います。

 なお、ファンクションキーにも機能が割り振られていますが、設定画面を表示するF1キーでちょっと変になるのであまり使わないほうがいいです。
 (F1キーを押すたびに新たに設定画面が表示され、設定を閉じてもなぜか画面に残ったままになります。
 気にせずに会話を進めるような感じで画面内をクリックすれば、いずれ元に戻りはしますが・・・)
 システム設定自体は、過不足なくそろっていますので問題ないでしょう。



<音楽・音声>
 えー、音声といっても、登場人物が実質的に主人公とメイドさんの2人しかいませんので^^;
 こういうのも一応「主人公以外フルボイス」って言うんですかね?

 ちなみに、メイドさんの声は鈴峰りお氏が当てています。
 文句なしです!

 BGMは8曲ですが、BGM鑑賞モードでは単に「BGM001」のような形で紹介されています。
 すごくどうでもいい印象を受けますが、音楽そのものはゲームとよくマッチしていて良いと思います。



<感想>
 とある名家の御曹司である主人公が、遠くの学校を受験して見事合格し、窮屈な実家からようやく離れることができた・・・と思ったら親の命を受けたメイドさんが来てしまったというストーリーで始まります。
 まあ、夜伽もメイドの役割とか勝手に解釈して色々やってますが、それはゲームですしね(笑)

 原画はローズティアラのゲームということで、昔から一貫して「一河のあ」氏です。
 作品により、微妙にタッチが違うのですが(どちらかというと彩色が原因)、本作はとても良いと思います。

 シーン回想は、廉価ソフトということもあって13しかありませんが、体位やシチュエーションは結構バリエーションがあって、実用度は高いと思います。
 全て和姦ですが、なぜか中出しが多いです。
 ちなみに、ほぼ全てメイド服あるいはそのパーツをつけたままのHになっています。

 エンディングは2種類ありますが、あまり差がないように感じます。
 BAD ENDはBAD ENDで、序盤にその内容が知らされていますので、特に驚くこともなく「へぇ〜」程度で終わってしまいます。
 このあたりは、もうちょっとボリュームがほしかったです。
 シナリオも、主人公の学校生活がほとんど描かれていないなど、徹底してメイドさんとの2人暮らしのみに焦点が当たっていますが、これはむしろ読みやすくてよかったと思います。



<10点満点での総合評価>
 7点
 抜きゲーとしては良作。
 メイドスキーなら間違いなく+1でしょう。



お気に入りのキャラ:藤倉 明子…この質問は本作には意味がないと思います。
最後に一言:「1.5時間で全部読み終われます(笑)」