淫夢学園       評価: 8.5 
▼ タイトル 淫夢学園 淫夢学園「だめ・・・・・・こんなになっちゃうのは夢の中だけなの・・・・・・! 」
▼ ブランド ルネ
▼ ジャンル 夢潜入犯りまくりADV
▼ 対応OS Win98SE/ME/2000/XP/Vista
▼ メディア DVD-ROM
▼ 定価 \9,240 (税抜\8,800)
▼ 発売日 2008/02/29
▼ 購入 淫夢学園 / Getchu.com
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートあり、マウスホイール対応)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  98個+クイックセーブ
【 エンディング数 】  5個+エピローグEND
【 ディスクレス起動 】  可


<ストーリー>
 主人公はとある学園に通う普通の学生。
 同じ学園に通っている名家の美人姉妹に憧れを抱いているものの、あがり症のため話し掛けることもできず、ただ眺めているだけだった。
 そんなある日、保健委員の主人公が憧れの美人姉妹の妹『まゆり』を治療することに。
 しかしあがり症が原因でまともな治療もままならない主人公に、まゆりは呆れて保健室を去っていく。
 その一部始終を見守っていた保健教師『涼子』から手渡されたのは「いい夢がみられるペンダント(お守り)」だった。
 その夜、ペンダントを握り締めたまま眠った主人公。
 目を覚ますと、なぜかそこはまゆりの部屋だった…。
 ベッドの上ではまゆりがすやすやと寝息を立てている。
 強烈な情欲に襲われた主人公は、ベッドで寝息を立てていたまゆりに襲いかかる!
 そして主人公に処女を奪われてしまったまゆりは、何度もイカされ、最後には失神してしまう。
 翌朝、何事も無かったように目覚めた主人公。
 昨晩の出来事が夢であったことにホッとすると共に、憧れのまゆりを穢してしまったことに罪悪感を覚えるのだった。

 そして授業中、昨日の悪夢のせいか、強烈な睡魔に襲われる。
 すぐに目覚めるものの、どこか教室の雰囲気がいつもと違い、主人公とまゆり以外の人間は2人のことが目に入っていない様子。
 そうか、これも夢なんだ!
 夢ならばと、昨晩のように情欲のまままゆりを激しく犯す主人公。
 まゆりの助けを求める声が響く中、いつもどおりの授業が続くのだった。

 それから、まゆりと淫夢に耽る日々が始まる。
 全ては夢の中の出来事…のはずだった。
 だが、まゆりは現実世界でも処女のまま淫欲に目覚めていく。
 夢が現実になる?
 それがペンダントの力によるものだと気付いた主人公は、彼女の姉や親友達までも淫夢へと、そして逃れられない肉欲の深みへと引きずり込んでゆく。
 夢を現実にするペンダントの秘密とは? 淫欲の宴の果てに主人公たちを待つものとは?


このホームページはルネより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はルネに帰属します。



<購入動機>
 メーカーデフォルト買いです。
 あとは、フェラチオ、パイズリ、ぶっかけ、ごっくんCGが目に入ったことでしょうか。
 うん、大丈夫、正常だ^^;

 よくよく考えてみれば一作目の「NET STALKER」の酷さ二作目を買わなかった以降、三作目の「もみじ」から今作の「淫夢学園」までずと買ってますね。
 二作目の「忘れかけた心の欠片」を買っていれば皆勤だった。



<システム補足>
 上記参照。
 いつものルネ仕様とでも言いますか、非常に安定しており、基本的なところは一通り揃っています。
 他にも名前変更可、ウインドウズ(800×600)/フルスクリーン両対応、各種ボリューム、フォント設定など不満はありません。
 射精場所選択(選択する、中、外)も出来るのもいいですね。
 私は中派ですので、選択肢はずっと中ですし、いいところで選択肢によって中断されるのは嫌なので、嬉しい機能です。

 セーブ数も98個と多いですし(そんなに使いません)、コメントも記入出来ます。
 バックログもホイール対応で、音声部分に差し掛かると自動で音声も再生してくれて、利用用途(何の^^;?)にも問題なし!

 インストールサイズは、約1.5GB。
 まあ今となっては普通でしょうか。



<音楽・音声>
 音楽ですが、他が素晴らしすぎるので記憶にありません。
 ので音楽室(BGM観賞モード)で再度聞いてみます。
 全9曲で少ないながらも雰囲気を盛り上げるBGMらしいBGMでした。
 聞いたことがあるような曲もありましたが、これが何回もプレイしているからなのか、ルネシリーズに似たような曲があったのかは不明。
 全般的に良い仕事をされていると思います。

 音声については声優さん頑張られましたね。
 その演技力、プロとしての力を見させて頂きました。
 ユーザーの一人としてお礼申し上げます。
 エロシーンのシナリオを担当された方、演技指導の方、良く分かっていらっしゃる!
 その飽くなき追求心、そしてそれを心を鬼にして言わせた音声監督。
 ユーザーの一人としてお礼申し上げます。
 なんと無修正!
 声を大にしてありがとうございますm(_)m
 ええーここは重要です。
 実用性(エロ)重視の場合、ここが肝です。
 この無修正によって実用性大幅アップ!
 こういうユーザーの気持ちをきちんと分かってくれているからデフォルト買いメーカーさんなんですけどね^^;

 私は無音消しでも十分と思っていました。
 でもやはり無修正では破壊力が違います!
 あるとき音声無修正で出したメーカーさんがいました。
 私は絶賛しました。
 しかし、次作は「ピー音」が流れていました。
 私は即メールしました。
 前作では無修正だったのに、何故今作は修正(ピー音)が入っているのかと。
 メーカーからの回答はこうでした。
 「声優さん(声優事務所)が嫌がるから」

 ああー・・・聞けば納得。
 その時は無音消しでも無修正でも大して違いはないと思っていましたが、超えられない譲れない一線は確かにあるでしょう。
 私は欲望の為にメーカーにメールを出すくらいに焦っていた自分に恥ずかしくなりました。
 (今でもデフォルト買いメーカーですけどね^^;)

 ルネさん付いていきます!
 ええー満足です(o゜▽゜)o
 ちゅぱ音も良いですし,大満足です!



<CG・原画>
 原画はスカイハウスさん。
 見直してみると見直してみると、ことごとく買ってます^^;
 美人(天道寺あいか・星野清音)も可愛い系(天道寺まゆり・有栖川侑子)も上手く描き分けられていると思います。
 流行のアニメ調と言えますが、実用性の高い絵だと思います。



<感想>
 迷わず買えよ!買えば分かるさ!
 皆さんありがとー!
な作品です。
 シナリオ?それって美味しいですか?
 ストーリー?それって食べられますか?
 ご都合主義?これはエロゲーですよ。
 夢オチ?王道じゃーないですか!

 最初からエロ特化型を分かっているから、シナリオがなくても問題なし!
 わーい不思議なペンダントGET!⇒女の子とHな夢を見る⇒見た夢はその女の子と共有⇒女の子がHになっていたり脅迫したり…てな都合の良いお話。
 主人公にこの不思議なペンダントを利用して戦略を持って堕とそうという意識はなく、ヒロインも2〜3回夢でHするとあっさりと堕ちる為、気が付けば堕ちていたと拍子抜けします。
 でも不思議なペンダントが出てくる時点でシナリオに期待していないのでダメージはありません^^;

 Hシーンも夢なので思いのまま。
 やっていることは陵辱ですが、夢なので和姦テイストで進みます。
 また夢ですから、お姫様陵辱とか、くのいちを犯すとか、夢というシュチュエーションを生かして、コスプレでなくその時代でのH(所詮コスプレHですが^^;)を設定を活かしています。
 さらに現代でも夢ですから、恥ずかしがっても周りは気づかない(という設定なのでしょう)露出系Hが多いです。

 さてなにやら色々噂になっているエピローグですが、言ってしまえば主人公精神崩壊、ずっと夢の中オチなのですが、感想としてはあり。
 まあ、「別に・・・」ってところです。
 シナリオに引き込む力があればダメージも違ってくるのでしょうが、そんな力はないですから、ダメージもないです。
 (螺旋回廊やシーズウェア のDESIREは大ダメージを受けましたが)



<10点満点での総合評価>
 8.5点
 個人的には9点でもぜんぜん問題ないですが、まあシナリオと言えるものはなかったので^^;
 実用性重視、(やっていることは陵辱だが夢で思いのままなので)和姦、声優さんの頑張り・・・。
 ついて行きますよLUNEさん!と言える作品でした。
 今後もこの調子でお願いします。
 おなかいっぱいの満足な作品でした。



お気に入りのキャラ:星野 清音…欲しい(ぼそっと)
最後に一言:「エピローグがハーレムエンドとは限らない。これもまたありです。」









   赤線街路   (papi2さんのレビュー)   評価: 6 
▼ タイトル 赤線街路〜昭和33年の初雪〜 赤線街路 ~昭和33年の初雪~
▼ ブランド C-side
▼ ジャンル ノスタルジックAVG
▼ 対応OS Win98SE/ME/2000/XP/Vista
▼ メディア DVD-ROM
▼ 定価 \9,240 (税抜\8,800)
▼ 発売日 2007/11/30
▼ 購入 赤線街路 / Getchu.com
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートあり)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  80+1(Q.Save)個
【 エンディング数 】  3個
【 ディスクレス起動 】  可


<商品紹介>
 終戦から10年を経た昭和33年の冬。
 日本には特別に売春を許された地区が幾つも存在していた。
 その特別地域は警察の地図に赤い線で記されていた事から、「赤線」と呼ばれ、人々の欲望と侮蔑を一手に引き受けていた。
 主人公はそんな赤線のうち一つである玉柳に足を踏み入れた少年、如月真之。
 真之は戦後の混乱期、幼少の頃生活の為に娼婦に身をやつした母を追って赤線街・玉柳に入った。

 国会での売春防止法制定を受け、赤線街はあと数カ月で失われる。
 手がかりを失う前にと玉柳を訪れるが、母の手がかりは無く途方に暮れる。
 疲れ果て倒れる真之。
 そんな彼を介抱してくれたのは、不思議な落ち着きをもった空崎静枝だった。
 彼女は玉柳の赤線宿「薫屋」の娼婦。
 静枝はこの街で母が見つかるまで真之を保護してくれる事となった。

 赤線街での日々繰り返される生活と人情と情事。
 子供としての無力さと恋を覚え、成長をする真之。
 いつしか少年の小さかった手は、大事な者を守れるほどに成長して行く。

 そして、真之は母と再会する時、何を思うのか?
 彼の手は、いったい何を、誰を守るのか?

 赤線の灯が消える、昭和33年の春――
 運命の日は静かに迫っていた――


このホームページはC-sideより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はC-sideに帰属します。



<購入動機>
 エロゲではちょっとない、昭和33年で赤線という時代背景なので。
 シナリオもよさそうじゃーないですか^^;
 興味が勝り、思わず買ってしまいました。



<音楽・音声>
 ボーカル付きの主題歌や、CGをばりばりつかったオープニングムービーまであります。
 なかなか凝ったオープニングでした。
 しかし、音楽鑑賞で再生できる曲は15曲と少なめです。
 曲自体は作品の雰囲気にあった良い曲だっただけに残念。

 音声は結構、人気実力ともにある豪華声優陣を起用。
 金田まひる、一色ヒカル、一条和矢など。
 主人公以外ほとんど声をあててくれますが、実にこれがくせもの?



<感想>
 おまけとして資料集という当時の背景を説明してくれる辞書のようなものがあります。
 どうやらゲームを進めていくと色が変わる単語が辞書に登録されていき、ああ当時はこういうふうだったんだ、と分かる仕組みになっています。

 システムは吉里吉里らしいですが、結構凝ったつくりになっていて、ウィンドウ表示800×600でも問題ないですが、全画面表示の方が雰囲気が出ます。
 サブタイトルに初雪とあるだけあって雪が降る表示は上手く表現していて、作品に引き込む原動力になっています。
 そして、Allways3丁目の夕日のオマージュと言ってしまえばそれまでですが、当時の雰囲気も結構出していました。

 ただ今時のエロゲとしてはお相手が3人というのはちょっと少ないでしょう。
 それにレビュー書くぞー!と勢い込んでやり始めたにしては、途中でやってる最中に寝てしまうほど結果的にイマイチでした。

 ゲーム性は薄いので、ストーリーがよほどしっかりしていないと苦しいのですがそれも・・・。
 (話にメリハリがないのですよね)
 付いてくる資料集は単に当時を説明するだけであって、どういう話なのかを補足するものではありません。

 つまり導入部分は良くて引き込む力はあるものの、肝心の中身がいまいちぱっとしない為、徐々に覚めていく、と言った感じです。
 話題性も大事ですが、やっぱり中身が重要ですね。



<10点満点での総合評価>
 6点
 差異化は成っており、他ではやってないことをやる、という姿勢は評価できます。
 それしそれだけでは厳しいですね。
 もうひとつ工夫がないとね。



お気に入りのキャラ:なし
最後に一言:「フルインストールで3GB。HDDが苦しいというより上手く削って欲しいです。」









   蒼海の皇女たち    (papi2さんのレビュー)   評価: 8 
▼ タイトル 蒼海の皇女たち 蒼海の皇女たち
▼ ブランド アナスタシア
▼ ジャンル Uボート戦ADV
▼ 対応OS Win98/2000/Me/XP/Vista
▼ メディア DVD-ROM
▼ 定価 \7,140 (税抜\6,800)
▼ 発売日 2008/03/14
▼ 購入 蒼海の皇女たち / Getchu.com
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートあり)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  50+10(Auto)個
【 エンディング数 】  6個
【 ディスクレス起動 】  可


<ストーリー>
 地下資源や二大陸を挟む内海を巡る全面戦争に突入したノーデンフェルト国は、女性すら貴重な戦力として、窮屈で過酷な潜水艦乗りに割り充てる作戦を実行に移した。
 大幅な改装を経た新鋭艦ウルディアーナは、すべて女性である華やかさもあり、国内外の注目を浴びることになる。
 しかし、実際のところ損耗率の高い潜水艦隊に貴重な兵士を割り当てることを望まず、凄惨な陸上戦で捕虜となり乱暴されることによる士気の低下もない配慮を元に集められていた。
 その艦に新米艦長のアアルが任務に就くことになってしまう。
 軍司令部から一人の監視役の親衛隊が乗り込んでいると噂されつつ、アアルは可憐な兵士達を率い、長い航海での通商破壊戦へ赴くこととなった。


このホームページはアナスタシアより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はアナスタシアに帰属します。



<購入動機>
 エロゲーどころか一般のゲームでもちょっとない潜水艦ものなので特攻しました。
 メーカーもエウシュリーの姉妹ブランドということで、エウシュリー作品は評価高いですからね。



<音楽>
 ボーカル付きの主題歌や、CGをばりばりつかったオープニング、エンディングムービーまであります。
 音楽鑑賞で再生できる曲は29曲と多く、6800円という通常より安い価格帯ですが、それでいて手を抜かず、しっかりした作りと言えます。
 雰囲気を盛り上げる良い曲だと思います。

 音声も手を抜かずに、ベテラン・若手と配置しています。
 キャストも多いですし、このお値段で大丈夫でしょうか^^;
 (まあ安い方が嬉しいですが)

 キャラとのマッチングですが、最初どうかな?というキャラもいましたが、慣れました。
 そういうものでしょうかね?
 (まあこちらの先入観ですがね)



<感想>
 DirectX9.0c対応というかハードも高スペックを要求する、ちょっと昔のマシンにはきついゲームとなっています。
 (高速なビデオカード、メモリーは1GB以上の搭載を推奨。CPUはデュアルCPU、デュアルコアCPUを推奨。)
 この辺は公式ホームページでご確認ください。
 凝った作りで見ていても楽しいです^^;
 高スペックを要求するだけあって潜水艦を透過して表示したり、水中の表現や爆発表示など、今時のCG技術をバリバリ使っています。

 仮想世界での戦争ですが、見て分かるとおり、ドイツを下書きとし、海軍・潜水艦Uボートが主役としてムービーやゲーム開始時に出まくってくれます。
 でもそこはアナスタシア(エウシュリー)、かわいい系だけどボリュームある女の子がいっぱい出てきます^^;

 シーン枚数は471枚ですがベースは105枚で、シーン回想は18、お相手は6人と結構ボリュームある方だと思います。
 内容も凌辱系はありませんが、戦争中で潜水艦の中という状況だからこその濃いHを見せてくれます。

 ゲームとしてはAVG系で戦闘パートも選択式ですが時間制限があり、かつ、その選択決定にタイミングが必要とかなりシビアになっています。
 そして12の戦闘を行い、全部を上手くこなさないとGameOverとなり、ヒロインと最後までいけないようです。
 システムは安定していて、最近のマシンでは特に問題となることはないですが、修正パッチはでているのであてておいたほうがいいでしょう。

 問題はダミーファイルDATA6.ALF,、DATA7.ALF,、DATA8.ALFの計6.6GBもHDDにインストールしてくれます。
 これは消しても動作しますが、定期的に警告のウィンドウが出て、はいを押せば続行出来ますが、うっとうしくて…。



<10点満点での総合評価>
 8点
 出来はよく、良いゲームと言えますが、ダミーファイルまでインストールするのは止めて欲しいですね。



お気に入りのキャラ:ウルリケ
最後に一言:「ダミーファイルを消すとトータル1.7GB。最初からそうして欲しいです。」









   マイ・フェア・エンジェル    (虚空つづみさん&papi2さんのレビュー)   評価: 7〜7.5 
▼ タイトル マイ・フェア・エンジェル DVD-ROM版 マイ・フェア・エンジェル
▼ ブランド Studio e・go!
▼ ジャンル 育成SLG
▼ 対応OS Win98/ME/2000/XP
▼ メディア CD-ROM / DVD-ROM
▼ 定価 \10,290 (税抜\9,800) / \9,240 (税抜\8,800)
▼ 発売日 2001/07/27 / 2006/03/31
▼ 購入 マイ・フェア・エンジェル / Getchu.com
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  20+1(Auto)個
【 エンディング数 】  メイヴ×3、ノーマル×9、エリン×3、シーラ×1個
【 ディスクレス起動 】  可


<ストーリー>
 あるところに、一人の偉大な錬金術士がいました。
 錬金術士になるためには大変な努力と才能が必要で、一つの国でも片手ほどの人数しかいないほどです。
 さて、この錬金術士には1人のお弟子さんかいました。
 彼は若く才能豊かで、机の上で教えることはほとんどなくなってしまいました。
 そこでお師匠様は卒業試験として、彼にホムンクルスを作り、立派に育て上げることを課題として与えたのです。
 こうして彼は錬金術士としての腕だけでなく、親として子育ての力も試されることになったのです。
 さて、どんな子供が育つのでしょうか…。



<登場人物>
テオ
 主人公。
 孤児だったところをお師匠様(シーラ)に拾われ、弟のように育てられた青年。
 お師匠様からホムンクルスを育てるよう課題を与えられる。
 エリンとは幼馴染み。

メイヴ CV:宇佐美 桃香さん
 テオにより創り出されたホムンクルス。
 幼体期にはタンクのなかで、青体期には家の中で過ごす。
 成体期には外出も可能。
 なぜか念動力を持っている。

エリン CV:ダイナマイト☆亜美さん
 テオとは幼馴染み。
 街の細工屋の看板娘。
 世界最強の拳を持つと噂されるほど、口より拳が先に出る性格。
 テオを慕っているが、素直になれず言い出せないでいる。
 自分の貧乳と父親の酒好きが悩みのタネとか…

シーラ CV:森本 れおなさん
 テオのお師匠様。
 巨乳で眼鏡。
 超一流の錬金術師なのに、かなりの天然ボケとドジが入っている。
 過去になにかあったようだが、テオには語りたくないようだ。

クー CV:冨樫 ケイさん
 メイヴが森の中で出会った謎の少年。
 テオに対しては敵意をむき出しにしてくるが、メイヴには特別な感情で接する。
 人間とホムンクルスを見分けられる特殊な能力を持っている。

ハンナ CV:森本 れおなさん
 街の雑貨屋で働く女の子。
 テオやエリンに親しく接する看板娘。
 特にテオが雑貨屋でたくさん買い物をするとイイコトがあったりなんかする(^_^;))


このホームページではStudio e・go!より一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はStudio e・go!に帰属します。



虚空つづみさんのレビュー
<システム>
 拡張プログラムもジャンクコーナーでダウンロードできます。
 イベントが増えるのでインストールした方がトクです。

 メイヴを育てるのが基本ですが、特定のエンディングを迎えるには、街やお師匠様の工房を訪ねたり、街の外に出て錬金術の材料を探したりする必要があります。
 また、メイヴを育てるために、本や絵の道具・楽器を買うことがありますので、街の外で採掘した鉱石を細工屋で売ってお金をつくり、雑貨屋で目的のものを買ったりします。

 メイヴは、幼体期にはタンクの中から出られません。
 また、青体期・成体期にはほとんど家の中にいるので、本を読ませたり絵を描かせたりして、メイヴの能力を上げることがメイブの『育成』になります。

 育成を進めるにしたがって、いろいろなイベントが発生しますが、そのときに選ぶ選択肢と各キャラとの会話の進み具合により、いろいろなエンディングを迎えます。



<感想>
 このゲームは『メイヴ』が好みかどうかで決まってしまうくらい、メイヴ中心です。
 したがってレビューもメイヴ中心です(^_^;)

 とにかく、部屋の中を動き回るメイヴを見ているだけでも楽しいです。
 行動パターンは、いくつあるのか見当がつかないくらいあります。(おそらく20はあると推定)

 今日も、歩く〜♪、走る〜♪、踊る〜♪、そして食べられる〜♪
 あ、食べられる〜はなかったですね。
 でも、結構ぴったりです(^_^;)
 ちゃんとレビューしますm(_)m
 
 ゲーム期間は3〜4ヶ月ぐらいですが、途中が飛んでいたりするので実質は2ヶ月ぐらいです。
 1日はおおよそ10分くらいで経過するので、それほど長いゲームではないです。

 とにかく、メイヴが幼体期・青体期・成体期と変化していきますので、好きなときに話しかけて、ご機嫌とったり叱ったりして、見守りつづけるだけです。
 そのうちイベントが発生して話が進んで行きます。

 オススメシナリオは、エリンのシナリオですね。
 『吸血鬼』と化したメイヴを殺さなければならない、しかし、テオにとってメイブは可愛い娘……
 テオの苦悩・心の叫びが画面いっぱいにひしひしと伝わってきます。

 では、ここら辺でマイナス点を…
 成体期、メイヴの性格は『活発』『ふつう』『おとなしい』の3種あって、青体期の育て方により変化するらしいのですが、イマイチはっきりしません。
 立ち絵CGや台詞は、もーっと派手に区別して欲しかったですね。
 何回やっても同じ性格のメイヴばっかりでは飽きてきます。

 絵はおなじみの、山本和枝先生です。
 幼体期のメイヴ(ロリつるぺた)から、シーラ(ボン・キュ・ボン)まで幅が広いですね。
 Hシーンでは男液、女液がありますが、やや控え気味です。
 もっと派手に描いてくれた方がいいんですけどね。
 また、メイヴは幼体期、青体期、成体期それぞれにHシーンがあります。
 体位もたくさんあります。
 お尻もあります。
 (娘を毒牙にかけるってのは、なんともいえない背徳感が……(-_-;)

 前作の『蒼ざめた月の光』から入ってますが、この『My Fair Angel』にもぐちょぐちょ音が入ってます(^^;)
 音楽はおなじみの『ぴょんも』さん、歌っているのは『CANDY』さんです。



<総合評価>
 珍しい育成モノということで、8.5点!
 といきたいところですが、メイブの性格やパラメータでイマイチの点もあったので7.5点としておきます。



おすすめキャラ:もちろんメイヴ
TITANSから一言:「確かに可愛い・・・これを“萌え”というのだろう・・・」





papi2さんのレビュー
<購入動機>
 Stdio.ego! 製のプリンセスメーカー?



<音楽・音声>
 Stdio.ego!らしい主題化付きで当時としては豪華…かな?
 おまけのconcert hallで再生できるのは23曲です。
 オープニングムービーやエンディングムービーもゲームを盛り上げます。

 声優陣は問題なく、みなさん上手いと思います。



<感想>
 絵はおまけのcg galleryでは155枚、memorialで48シーンですが、メインのメイヴが大半で、あとは師匠のシーラやおさななじみのエリン、お店のおねーさんが1枚あります。
 山本和枝女史の絵は綺麗で、さすがと言わざるを得ません。
 Stdio.ego!の代名詞ですね^^;
 その為各ヒロインもとても魅力的です。

 システムはまあ安定していますが、毎度のように修正パッチがでており、中にはかなりむごいバグがあるので必ず当ててください。
 それと、かなりCPUパワーを食らうらしく、少し古いマシンではきついかもしれません。

 操作性には少し古臭いところがあり、ほかのウィンドウからカーソルを移動させるとカーソルが表示されないなど、ちょっと扱いにくいところがあります。
 ロードのときウィンドウメニューからプルダウンで選択させるのはしょうがないとしても、画面のグラフィックメニューからも同じような小さいプルダウンで選択させるのもイマイチです。
 今時なら保存したときの絵や履歴をつけた表で選択させるでしょう。

 ミニキャラが動き回る育成モードがずっとつづくと思ったら、成長して成体モードになると探索に出て「賢者の石」をつくることになります。
 「賢者の石」が出来ないとメイヴのステータスに応じたエンドとなり、もろプリンセスメーカーしてますが、裏メイン?のシーラエンドはけっこうきます。



<10点満点での総合評価>
 7点
 ミニキャラが動き回るのがほのぼのとしていて最初は評価が高かったのですが、それがずーーと変わらないとなるとさすがに飽きますって^^;



お気に入りのキャラ:メイヴ…当然でしょう^^;
最後に一言:「フルインストールで1.5GB。」