ヘルタースケルター    (papi2さんのレビュー)    評価: 8.0 
▼ タイトル ヘルタースケルター ヘルタースケルター 白濁の村  初回限定版
▼ ブランド Guilty
▼ ジャンル セレブ輪姦白濁ADV
▼ 対応OS Win98SE/ME/2000/XP/Vista
▼ メディア DVD-ROM
▼ 定価 \9,240 (税抜\8,800)
▼ 発売日 2007/11/30
▼ 購入 ヘルタースケルター / Getchu.com
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートあり)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  100+4(Auto)+1(Quick)個
【 エンディング数 】  5個
【 ディスクレス起動 】  可


<ストーリー>
 まだ暑さの厳しい8月の下旬、美雨たちは家族揃っての旅行へ向かっていた。
 美雨は普通の学生だが、世界的に有名なファッションデザイナーである母・小夜子を始め、同じくファッションデザイナーである姉・吹雪、学生ながらグラビアアイドルとして活動している妹・春風、とそれぞれ活躍しているため、旅行どころか家族が揃うことすら珍しい状態だった。

 そんなある日、小夜子の元に一件の仕事の依頼が舞い込んだ。
 それは、セレブとして有名な各務一家が秘境の温泉を旅行する、といった内容の旅行番組への出演依頼だった。
 時期的に美雨と春風は夏休み中で、それぞれのオフがちょうど重なっていた事もあり、久しぶりの家族旅行を兼ねて引き受けることにしたのだった。
 行き先はとある山奥にある寒村。
 ほとんど人に知られていない秘境とも呼べる所だが、温泉も湧いていたり綺麗な川があったりと命の洗濯にはもってこいの場所。
 さらには、ちょうど美雨たちが滞在している時に「シシ追い祭り」というお祭りが行われることになっていた。
 民族学に興味を持っている美雨にとっては、久しぶりの家族旅行という他に珍しいお祭りも見られるということで心浮き立っていた。

 「シシ追い祭り」と呼ばれるその祭りは、一週間近く通して行われる長い祭り。
 その年の「シシ神」に選ばれた者が、イノシシの頭を模した帽子を被り、猟師に扮した村人たちに追いかけ回されるという祭りで、それは過去に飢饉になって食に困ったとき、この祭りを催し、人を猪に仕立ててその肉を食べたことに由来しているという。
 しかし……その実態は「シシ神」役として連れてきた女を村に集まった男たちで数日間犯しつくすという壮絶な輪姦祭りだった。
 今年の「シシ神」に選ばれて招待されたとは知らない美雨たち。
 そんな彼女たちを嘲笑うかのように、祭りの始まりを告げる鐘が村中に鳴り響く。
 祭りという名の果てしない輪姦劇が今、始まる……。


このホームページはGuiltyより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はGuiltyに帰属します。



<購入動機>
 スタイルよし、衣装よし、いってよし・・・。
 原画買いです^^;



<音楽・音声>
 主題歌は付いていませんが、ExtraのBGM MODEで再生できるのは19曲と、結構あります。
 BGMもゲームが陵辱系なので、暗めというか淫靡な曲が多いです。
 雰囲気に合っているBGMと言えるでしょう。

 オープニングムービー1つとエンデイングムービー2つがあります。
 あまり特筆すべきところはないですが、頑張っているな、という感じは受けます。

 音声(声優さん)は、
 各務 美雨(かがみ みう) CV:松田理沙
 各務 吹雪(かがみ ふぶき) CV:一色ヒカル
 各務 春風(かがみ はるか) CV:風音
 各務 小夜子(かがみ さよこ) CV:白井綾乃

 個人的な感想で申し訳ないですが、ネームバリューのあるお二人と、そうでないお二人とでは、やはり差があるな、と。
 でも、総じて頑張っていると思います。



<感想>
 セレブ系の親子、母親、娘3人と知人の息子の計5人が避暑として辺鄙な田舎村に行ったら、そこはとんでもない祭りをおこなう村で・・・というお話です。

 ゲームとしては2択選択が全部で9つありますが、難易度は、ほとんどありません。
 しかし、ボリュームは十分で、完全なエロ特化型と言えるでしょう。

 システムも安定していて、修正パッチも出ていないし、プレイ中(音声再生中)に何かしても、おかしくなることもありません。
 ただ、私の環境だけかもしれませんが、ffshowというフリーのVideoCodecを入れたままでmpeg再生をこのコーデックにしておくと、ゲーム中のムービー再生が正常にされず、また、ムービーが終わってもゲームが始まらないなどはありました。
 この現象はこのゲームに限らず発生しましたが、ffshowの設定でmpeg再生はffshowを無効にすれば問題なく動作しました。
 (まあ推奨環境と言うか、あまり想定内の環境とは言えないので問題ないですが、一応報告まで)

 エロ特化型でも一応シナリオはあるし、ExtraのCGが80枚、REPLAYが66枚と多いですし、CGモードでも雰囲気たっぷりの音声が流れるなど、実用性(^^;)もたっぷりです。
 とにかく出てくる娘のスタイルはイイし、衣装のバリエーションも水着、セーラー服、すく水、体操服、巫女姿など結構あります。

 ただ、CGが今時のアニメ調の絵とは言えず(どちらかと言えば劇画調)、人によっては受け付けれないかもしれません。
 その辺はGuiltyホームページを参考にしてください。

 とにかくてっとりばやくエロを、特に肉感たっぷりのエロをというのには十分応えてくれます。



<10点満点での総合評価>
 8点
 実用性は高いと言えます。
 そういうメーカーですしね^^;



お気に入りのキャラ:なし…最初は美雨でしたがENDがイマイチなのと、皆甲乙付けがたいので「なし」です^^;
最後に一言:「フルインストールで1.2GB。今では普通のボリュームですね。」









   すぺしゃりて!   (暢気さんのレビュー)   評価: 7 
▼ タイトル すぺしゃりて! すぺしゃりて! 初回版
▼ ブランド STRIPE feat. 戯画
▼ ジャンル パティシエ体験恋愛ADV
▼ 対応OS Win98SE/ME/2000/XP/Vista
▼ メディア DVD-ROM
▼ 定価 \9,240 (税抜\8,800)
▼ 発売日 2007/08/24
▼ 購入 すぺしゃりて! / Getchu.com
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別なし)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートあり)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  100個(10個×10ページ)
【 エンディング数 】  6個(うちBAD ENDが2)
【 ディスクレス起動 】  可


<商品紹介>
 フランスで菓子職人(パティシエ)の修行に励んでいた主人公、高杉公太朗。
 公太朗はオーナーシェフの命で祖国である日本へと戻ってくる。
 その命とは知己である洋菓子店(パティシェリー)の助っ人を務めることだった。
 派遣された洋菓子店で待つのは公太朗の学生時代の恋人、桃香。
 そして彼女の姉妹や母親等、個性的な女性に囲まれ新しい生活が始まる。


このホームページはSTRIPE feat. 戯画より一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はSTRIPE feat. 戯画に帰属します。



<購入動機>
 特売+戯画+原画:橘由宇⇒購入って感じですね^^;



<ゲーム概要>
 選択肢分岐型ADVです。
 選択肢数はそれほど多くはないですが、セーブスロットは意外と使うかもしれません。
 内容については感想にて。



<システム>
 画面周りは、シンプルでちょっとボタンが大きめです。
 マウス以外でセーブ・ロード等ができません。
 戯画本家はキーボード対応も結構多いのですが、まあそんな些細なことはどうでもいいです。

 特筆すべきは・・・スキップに既読/未読判別機能が無いということ!
 最近のゲームではかなり珍しい部類に入るのではないでしょうか。
 おかげで、過去に選んだことのある選択肢だからとスキップしていたら、いつのまにか知らないストーリーに入っていた、何てことがしばしば起こります。

 他、オートモードの設定が5段階ですが、私にとっては丁度いいのが「速」から1つめと2つめの間でした。
 もうちょっと細かく設定できたら良かったと思います。



<音楽・音声>
 まず音声から。
 女性のみフルボイスです。
 キャストが公開されているのは、以下の通り。

 神崎ちひろ(久坂桃香)
 海みちる(久坂小梅)
 束かりん(久坂美桜)
 草柳順子(モモ・ベルクール)
 鳩野比奈(久坂栗子)
 伊藤瞳子(山県杏子)
 韮井叶(ミルティーユ・ペルクール)

 束かりん氏の声が違和感バリバリ(死語)でしたが、それでも不思議とキャラクターにハマっていた気がします。
 マイベストは文句なしで海みちる氏。

 BGMの中では、「和やかな日々」が秀逸です。
 流れる場面の雰囲気ともよく合っていたしていたと思います。
 全体的には、緩やかなムードの曲がどれもよかったですね。
 逆に、アップテンポの曲はちょっと違和感がありました。

 主題歌は榊原ゆい氏が歌っています。
 歌声がちょっと小さいのが残念です。
 曲も詩も歌もいいのですが・・・本当に残念。



<感想>
 橘由宇氏が原画をやっているのをはじめて知った作品です。
 ・・・と言いたいところですが、後で調べたらどうも18禁ゲーム作品では初めての原画担当みたいです。
 線は確かに由宇氏のものなのですが、塗りは他の方が担当しているらしく、影や細かいハイライト等が氏の作品とは異なって見えます。
 個人的なファンでしかないですが、ちょっと残念。

 (いつも通り)全体的に見ますと、立ち絵・一枚絵はキャラクターによってどうしても若干おかしいと言うか、違和感のある箇所があります。
 仕方ないこととは思いますが、もったいないですね。
 なお、本作品では立ち絵は基本的に笑顔や無表情っぽいもののみで、会話ウインドウの横のバストアップで表情を描いています。
 バストアップの方は表情が多彩で見ごたえがありましたが、これもできれば立ち絵で表現して欲しかったです。

 シナリオはそこそこでしょうか。
 ストーリーを簡単に言いますと、フランスで修行していたパティシエの主人公が日本に出張に来て、元カノの店で働きます。
 そこに、フランスから上司の妹が来て以下略 といったところです。
 キャラクター別のストーリーの他に、全てのグッドエンディングに連動したサブシナリオがあります。
 もっともこのサブシナリオ、本編とはまったく関係ない内容になってますけど・・・。

 シナリオで言えるのは、「第〜話」といった形式は必要なかったのではないか、と言うことです。
 たった4話、プロローグとエンディング一直線のルートを入れても6話しかないですし、ストーリーをぶった切ってしまうテロップを入れる必要はなかったと思います。

 エンディングは、個人的には小梅のエンディングが好きです。
 うーん、悪くは無いですが(良くもないですが)シナリオに特筆すべき箇所がないですね。

 Hは和姦というか、むしろ逆レイプみたいなものもありましたが、総じて言えるのは・・・抜きゲー目的には不向きだと言うことです。



<10点満点での総合評価>
 7点
 色々ともったいない作品でした。



お気に入りのキャラ:久坂小梅…隠れた純情派。ストーリーが一番良かったと思います。
最後に一言:「最初に出てきた桃のブランデーがまったく目立たなかった件について。」









   めいくるッ!    (暢気さんのレビュー)   評価: 7 
▼ タイトル めいくるッ! めいくるッ! Welcome to Happy Maid Life! 初回版
▼ ブランド ASa Project
▼ ジャンル ドタバタ学園メイドADV
▼ 対応OS Win98/2000/Me/XP
▼ メディア DVD-ROM
▼ 定価 \9,240 (税抜\8,800)
▼ 発売日 2007/05/25
▼ 購入 めいくるッ! / Getchu.com
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  90個(10×9page)
【 エンディング数 】  6個(4個+PURE+NORMAL)
【 ディスクレス起動 】  可


<商品紹介>
 主人公はごく普通の学生。
 幼なじみの女の子や親友と、いつもと変わらぬ学園生活を過ごしていた。
 そんなある日、クラスの担任教師の口からとんでもない事が告げられる。
 「え〜、明日からこの学校に、日本メイドアカデミーから…研修生が来ることになった」
 メイド…?アカデミー? わけのわからぬまま翌日、本当にメイドが学園にやってきて教室は大パニック!
 しかも何故だか…俺がご主人様ぁ〜!?
 巻き込まれた主人公(ご主人様)と個性豊かなメイドたち、加えて幼なじみのヤキモチ娘までが入り乱れ織り成すドタバタ学園メイドアドベンチャー!


このホームページはASa Projectより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はASa Projectに帰属します。



<購入動機>
 発売日に入手していた作品です。
 プレイしたのは半年以上経ってからでしたけど^^;
 戯画系の新ブランドだと思って購入したのですが、後で調べてみたら戯画のパートナーブランドというだけで、子ブランドではないみたいですね。



<システムについて>
 上記参照、補足。
 オートセーブなし。
 クイックセーブあり(保存は1件のみ)。
 クイックセーブのデータはゲーム終了後も保持されます。



<ゲーム概要>
 選択肢分岐型ADVです。
 選択肢の数自体は少ないですが、それぞれの選択肢で共通ルートへのストーリーが破綻しないように、うまく組み合わせて作られているのが良かったです。
 なお、ヒロイン決定までは「第〜話」形式になっています。



<システム>
 画面周りは、若干ボタンが小さいものの、すっきりしていて文句はありません。
 また、マウス以外での操作は、ほとんどできません。

 個人的には、システムメニュー内に「マウスフォーカス」のON/OFFが欲しかったです。
 選択肢で勝手にマウスカーソルが動くため、Ctrl+Enterで強制スキップしていた場合、勝手に選択肢が選択されることが・・・。
 また、スキップがゲーム内の日付が変わるだけで解除されるのは、いただけないですね。
 これも何とかして欲しかったです。

 システムメニューの項目は、マウスフォーカスの設定がないこと以外は過不足なく揃っています。
 特に、最近はあまり見かけなくなったフォントの設定ができるのは良いですね。



<音楽・音声>
 音声は女性のみフルボイスです。
 その割には、主人公の悪友である藤間陣(当然男)にも音声がついています(謎

 音声は、あまり聞いたことがない声優さんでしたが、違和感はありませんでした。
 個人的には、藤間陣(永倉仁八氏)と薬師寺水恋(計名さや香氏)の声が良かったですね。

 BGMでは、水恋のテーマがマイベストです。
 単純な旋律ではありますが、それがキャラクターにとても合っていると思います。
 OP・EDは歌詞付ですが、EDはあまり印象に残っていません。

 OPはアップテンポで軽快なリズムと、歌詞がなかなか良いです。
 ですが、ゲームに合ってますかね・・・?



<感想>
 まずグラフィックから。
 原画は夕凪セシナ氏と燵成氏ですが、正直に言えばそれほど上手いとは思いません。
 立ち絵と1枚絵の差がキャラクターによってはかなり大きいですし、キャラクター同士のクオリティの差もちょっと目立ちます。
 Hシーンが各キャラ2〜3個ありますが、これもあまり「使える」とは思えないです。
 ですが、それでも不思議と魅力のあるキャラクターとなっているのは、立ち絵のバリエーションと表情の見せ方が上手いからだと思います。
 また、ストーリー内には出てきませんが、各キャラのPOP絵はなかなか合ってていいです。
 ここらへんは個人的な感覚になりますので、気になった方はASa Projectををご覧ください

 ストーリーは、前半は共通ルートをうまく活用しており、後半は各キャラクターのストーリーに入るようになっています。
 しかし、「第〜話」というのは必要なかったと思います。
 また、依音のストーリーが実はストーリーモードからは始まらないというのはちょっと残念です。
 NORMAL ENDの条件を満たしたときに、自動で依音ストーリーに入れば良かったと思います。

 エンディングは各メイドの4つとピュア、ノーマルの計6つあります。
 ピュアは最初から最後まで依音のストーリーですので、実質的にはGOOD5つ+NORMAL1つといったところでしょうか。

 他、サブキャラの主人公の妹(恵理栖)、クラスメイト(小村未居)、藤間陣のメイド(ブランシェ)のショートストーリーがあればもっと良かったかもしれません。
 いずれも、ストーリー中で影に日向に大活躍(?)しているキャラクターですしね。



<10点満点での総合評価>
 7点
 ストーリー(見せ方)は良かったと思います。



お気に入りのキャラ:薬師寺水恋…理由を挙げるのは難しいですが、結果的に一番のお気に入りです。
最後に一言:「新規参入ブランドとしてはなかなかの出来でした。今後の新作に期待してます。」









   超昂閃忍ハルカ    (papi2さんのレビュー)   評価: 8 
▼ タイトル 超昂閃忍ハルカ 超昂閃忍ハルカ
▼ ブランド アリスソフト
▼ ジャンル 変身ヒロイン調教ADV
▼ 対応OS Win98/2000/Me/XP/Vista
▼ メディア DVD-ROM
▼ 定価 \8,925 (税抜\8,500)
▼ 発売日 2008/02/29
▼ 購入 超昂閃忍ハルカ / Getchu.com
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  100+Auto10+Quick1個
【 エンディング数 】  10個?
【 ディスクレス起動 】  可


<ストーリー>
 十宝学園に通う少年『戦部(いくさべ)タカマル』は、大家の娘“四方堂『しほうどう)ナリカ』”の妨害に会いつつ、恋を追い求める揺るやかな日々を送っていた。
 そんなある日、タカマルは一人の少女に一目惚れする。
 少女の名は『鷹守(たかもり)ハルカ』。
 その夜、タカマルとナリカは謎の忍集団に襲われる。
 二人のピンチにかけつけたのは、誰あろうくノ一装束に身を包んだハルカであった。
 ハルカはタカマルの事を若頭領と仰ぎ、自らの体への淫らな行いを迫る。

 タカマルは正義の忍者集団、上弦衆の若頭領、そして淫らな行為によって、人知を超えた力『淫力(いんりょく)』を与える能力の持ち主だったのだ。
 タカマルから淫力を得、忍者たちを打ち倒すハルカ。
 しかし、それは長い戦いの幕開けに過ぎなかった。


このホームページはアリスソフトより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はアリスソフトに帰属します。



<音楽・音声>
 ボーカル付きに主題歌やCGをばりばりつかったオープニングムービーなど、力が入っています。
 変身美少女戦隊モノ(?)はこうでなくてはいけません。
 盛り上がり方が違ってきます^^;

 音楽鑑賞で再生できる曲は30曲。
 しかも別売でSoundAlbumもあるようです。
 さすが音楽にも定評があるアリスソフトです。

 音声も有名声優陣を起用しています。
 この辺に抜かりはありません。



<感想>
 エスカレイヤーにつづく変身ものヒロイン第2弾です。
 でも技が決まったときの効果表示やシステムはかなり進化しており、アリスソフトとして、またまた進化したと言っていいでしょう。
 しかし、これまでのゲームとおなじ基本システム、操作性を継承しているため、安心感はありますが、なんとなくマンネリ、悪く言うとこれまでに束縛されすぎているような気がします。(厳しすぎ?)

 たとえば履歴はでますが、キャラの横ふきだしででていた文字が一転してシナリオのト書きで表示されるため違和感があります。
 また、ト書きでみると「ああ、たしかにいっていたかな」と思いますが、絵はないので「どうな場面だったかな?」ということになってしまいます。
 まあ、仕方がないと言えば仕方がないのですが^^;
 見逃した場合は、1日の午前、午後と夜の開始時にAutoセーブされそれが10個まで残っているので、履歴よりこれをロードし直してみるのがいいでしょう。

 あとちょっと直して欲しいと思ったところは、スキップも従来通り、ロードし直すとまた設定が必要なのは面倒なので、個人的にはロードする前の状態を引き継いで欲しいところです。

 気になった点はこれくらいでさすがに大手らしく安定したシステムで、修正パッチは出ていますが、私のところでは当てないでも問題なく行けてました。

 ゲームの流れとしては1日単位でリミットは99日まで、1日は午前と午後と夜で、夜に戦闘があるのでその前の午前と午後にHやその他をして戦闘に備えます。
 負けてもH、勝ってもH、というか、負けたほうが戦闘パラメータの攻撃力、防御力、反応力がアップするので適度に負けないとかなりきついです。
 そして、午前午後で選択できるHも凌辱系の方がパラメータがあがりますが、あまりやりすぎると鬼畜ルートに入ってしまい、途中でゲームは終わってしまうことになります。

 とりあえず純愛ルートと鬼畜ルートを終えましたが、これまでのアリスソフトのゲームに比べて分岐というかゲームの幅は少ないようです。
 基本は純愛ルートと鬼畜ルートの2つしかなく、エンドがヒロインのハルカ、ナリカ、スバルのいずれかです。
 また、敵がAルート(業岡一全〜)かBルート(自在也〜)の2つあり、最初はAルート、次はBルート固定で、3回目からは”はじめから”開始したとき選択できるようになり、敵にやられた絵が変わることになります。
 普通なら結構ある方の部類に入るかもしれませんが、アリスソフトだけに少なく感じてしまいます。

 いつものことながらパラメータが緻密に関連していて、上手くいけばとんとん拍子に進んでいくのでしょうが、ひとつ間違えるとそれぞれのパラメータが上がらず、敵が倒せない状況となり、何もできず終わってしまうことになります。
 そこら辺のゲームバランスは難しいところで、できればやさしい/難しいのモード選択が欲しいところです。

 とはいえ待ちに待った大作らしい出来であり、難しさも含めて楽しむのがいいのでしょう。
 また、まるでアニメを見ているかのような効果表示は必見です。



<10点満点での総合評価>
 8点
 システムの方に力を入れたのか、ゲームの幅が少なかったのと、エスカレイヤーあっての本作のような感じがして新規性がない気がして、少し厳しくしました。
 でもアリスソフト以外が出したらもっと違った点数になったでしょう。
 良いゲームには変わりありませんが、アリスソフトのスペックはこんなもんじゃないはず!



お気に入りのキャラ:ハルカ…主役ですし^^;
最後に一言:「フルインストールで3.7GB。HDDがくるしいです。」









   ふぃぎゅ@謝肉祭(カーニバル)    (灰色鴉さんのレビュー)   評価: 8.5 
▼ タイトル ふぃぎゅ@謝肉祭(カーニバル) ふぃぎゅ@謝肉祭(カーニバル) 通常版
▼ ブランド エスクード
▼ ジャンル 置物改造FDG
▼ 対応OS Win98/ME/2000/XP
▼ メディア DVD-ROM
▼ 定価 \9,240 (税抜\8,800)
▼ 発売日 2007/04/27
▼ 購入 ふぃぎゅ@謝肉祭 / Getchu.com
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(マウスホイール対応、音声リピート機能なし)
【 選択肢リターン機能 】  なし(選択肢自体無いも同然)
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  シナリオモード80個 フリーモード3個
【 エンディング数 】  フリーモードに1つ(ファンディスクなので分岐などはほぼ無い)
【 ディスクレス起動 】  可


<商品紹介>
 フィギュア魔法少女とのドキドキドタバタな共同生活を描いた置物改造SLG『ふぃぎゅ@メイト』のファンディスクがいよいよ登場!
 ヒロインキャラのアナザーストーリーや、本編でHシーンのなかった女性キャラとHできるifストーリー、4人打ち麻雀「ふぃぎゅ@雀」やミニゲーム、 Vista対応のWindows用アクセサリー集、ガチャガチャ回して改造し放題のフリーモード実装&新たな魔改造やガチャシリーズの追加などなど、充実のコンテンツが盛りだくさん!

 さらに豪華ゲスト(有葉、こ〜ちゃ、杉菜水姫、藤原々々、青本もあ[順不同、敬称略])によるイラストや漫画、「ふぃぎゅ@メイト」完全攻略なども掲載の豪華ビジュアルファンブック「ふぃぎゅ@VFB」、豪華キャスト出演のドラマCD、超レアな光姫満太郎同人誌など豪華アイテムも目白押し!


このホームページはエスクードより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はエスクードに帰属します。



<購入動機>
 本編が気に入ったので。
 あと、デモとか見てこれは良い作品だと確信しました。



<原画>
 立ち絵などは本編と同じです。
 女性キャラは可愛らしい感じですが、男性キャラはオタクっぽい雰囲気を出す為か、いささか濃い目です。
 私はあまり感じませんでしたが、少し癖があるかも。



<音楽・音声>
 音楽は本編の使いまわしがほとんどです。
 本編では邪魔にならず、雰囲気作りに一役買っていましたが、今作では飾りっぽい感じですね。
 (悪い意味ではなく筋の通ったストーリーが今作の主ではないので)

 ここに来る人には説明不要でしょうが、MOSAIC.WAVのOP曲は凄まじい電波を振りまいています。
 中毒性高く、気がつくと鼻歌で歌っていたり・・・。
 これは是非デモを見て欲しいですね。
 オフィシャルサイトからダウンロード可能です。



<感想>
 ふぃぎゅ@メイトのファンディスクです。
 箱がスゲーでかい!と思ったら、豪華限定版には本編ふぃぎゅ@の攻略本(3000円くらいで売ってるエロゲのビジュアルファンブックみたいな奴)やらドラマCD、原画家の同人誌(もちろんふぃぎゅ@)など特典が山盛りでした。

 通常版はドラマCDのみ付いてくるようです。
 豪華限定版は本当にお買い得(定価8,800円)でしたが、今では通常版しか売ってないと思います。



<内容>
 1.フリーモード
 本編ではさまざまな制限があり、作品の最大の魅力ながら、自由度が低かった魔改造を制限ナシで続けられるモード(新規に入った改造が少し、本編にあった改造もシナリオは書き下ろし)。

 2.アナザーストーリー
 もしこうなったら〜というif系のストーリー。
 本編でHシーンが無かったキャラクターもあります。

 3.ミニゲーム
 数字合わせ(なんと表現していいかわからない)やイカサマなしの4人打ちガチ麻雀など、どれも出来がいいです。
 対戦者も10人以上居ます。

 4.壁紙やシステムボイス、過去作の麻雀英雄魔王関係の追加要素などがあります。

 このボリュームはファンディスクとしては満点でしょう。

 一応知らない人のために「魔改造」について説明しますと
 1.ガチャガチャを回し、出てきたフィギュアから必要なパーツを切り取る。
 2.そのパーツを別の人形にくっつけてオリジナルフィギュアを作る。
 3.ヒロインのメメ子のフィギュアに行えば「妄想具現化」(誤字ではない)によってHシーン(コスプレ&特殊シチュ)。
 という流れです。

 さらに説明すると、メメ子(主人公が好きな、この物語の核となるアニメキャラ)のフィギュアにはメインヒロインの炎道イフリナ(魔法少女)が乗り移っていて、彼女とHするわけです。
 決してダッチワイフみたいな人形としているわけではありません。



<10点満点での総合評価>
 本編が好きならor10
 本編やったこと無い人は一部話がわからないところもあると思いますが、7以下にはならないでしょう。
 この作りこみは流石という感じです。

 うーん・・・、説明下手ですみません(汗
 本編知らないと、人形(フィギュア)とHするのか!?
 とか、ヒロインを改造するのか!?
 といった疑問も出てきそうで難しいところ。
 でも本編と併せて面白いのは確かです。
 時間がある方は是非やってみてください。



お気に入りのキャラ:炎道イフリナ…さすがはメインヒロイン^^;
最後に一言:「老若にゃんこまで〜♪」