戦場デ少女ハ心ヲサガス    (papi2さんのレビュー)   評価: 7 
▼ タイトル 戦場デ少女ハ心ヲサガス 戦場デ少女ハ心ヲサガス 初回版
▼ ブランド Cyc
▼ ジャンル パーソナリティチェンジ+戦争SLG
▼ 対応OS Win98/ME/2000/XP
▼ メディア DVD-ROM
▼ 定価 \9,240 (税抜\8,800)
▼ 発売日 2007/06/29
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  150個
【 エンディング数 】  7個
【 ディスクレス起動 】  可


<ストーリー>
 物語の舞台は、ソ連のペレストロイカが成功せず、現体制のまま社会主義国家の閉塞感を打破できなかった世界。
 皇ヶ崎雅人は、陸上自衛隊の東部方面隊の師団長を務める、将来を嘱望されていた優秀な自衛官だった。
 恋人である有吉恵美との結婚を二週間後に控え、それなりに幸せな日々を送っていたが、内政の矛盾を外征へと振り向けることで解消しようとしたソビエト連邦政府が、2007年1月、ついに日本へと侵攻。
 新潟への攻撃が開始された。皇ヶ崎は、やむなく東京の守りを固めるため出撃するが、敵の圧倒的な軍事力の前に敗退を余儀なくされる。
 空が血の色に染まった東京決戦。
 廃墟と化した東京の街で、一発のミサイルがマンションを直撃した。
 皇ヶ崎の帰りを待つ恵美の部屋を直撃し、辺りに轟音を響かせた。
 それが、皇ヶ崎にとっての悪夢の始まりであり、日本の連敗戦争の幕開けでもあった……。

 数ヵ月後―東京、大阪といった名だたる拠点を失った日本政府は、福岡に暫定政府を置き、皇ヶ崎は、そこで抜け殻のような日々を送っていた。
 愛する者を失った悲しみ。
 かけがえのない者を失った苦しみ。
 無気力に生きることしかできなかった皇ヶ崎に突如として言い渡されたのは、対ソ反抗作戦・統合軍総司令官への任命だった。

 「死に場所を探すにはちょうどいい……」
 そんな気持ちで引き受けた皇ヶ崎の前に現れたのは、戦術兵器統括システム(TGS)を搭載した一体の女性型アンドロイド。
 戦闘プログラムを強化することによって無限の可能性を秘めている一方、高性能AIに管理された人格にも影響を受けてしまう不完全な機械人形が、部下として与えられたのだった。

 戦場に死に場所を求める司令官と 自分の心を探し求める機械人形の戦いが今、始まる。


このホームページはCycより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はCycに帰属します。


<購入動機>
 エロゲーでは少ないウォーゲームシュミレーションなので。
 結構楽しみにしています。



<音楽・音声>
 ボーカル付きの主題歌や、CGを使ったオープニングムービーがあります。
 結構良い出来です。

 音楽鑑賞で再生できる曲は19曲。
 ゲームを盛り上げているのではないでしょうか。

 声優さんは新旧取り揃えている感じ。
 主役級にベテラン・実力派声優さんを、サブヒロイン(?)に新人さんを起用している感じです。
 フリートークもおまけについていて、良い感じです。



<感想>
 わざわざこれをリリースするために、レーベルを復活させたそうですが^^;
 単純にHDDにインストールされた量からみると少ないですが、おまけのギャラリーモードのイベントCG鑑賞は84枚、イベントシーン鑑賞は24+フリートーク11です。
 そのうえ最初のチュートリアルのフェイズを除いて6つ以上の戦闘ミッションをこなさなければならない5つのフェイズがあり、ゲームとしてのボリュームは結構あります。

 動きもいまどきのPCであれば最初の起動時の待ち以外はたぶんサクサク動くし、各戦闘ミッションも何ターンまで生き残るとか敵を全滅させるとか拠点を確保するとか目的が色々あり遊べます。
 また、対空砲などは敵の飛行機やヘリをやっつけたあとは無用のユニットになりますが、やられても次のミッションに引き継げるので、わざと前線にだして敵の標的にして敵の弾薬を使わせるなど思い切った使い方ができます。
 というか使えるユニットが少ないのでそうするしかなく、私としては自ユニットが1つもやられないでクリアするが好きなのですが、うまくユニットを捨てることも考えさせてくれた点で評価できます。

 前作の戦場デ少女ハ躰ヲカケルでは、陸上ユニットが大渋滞をおこすマップがありましたが、今回はそういうマップもないようですし、また、作戦ポイントで獲得できるどのスキルを使うかでかなり変わってくるなど楽しめました。

 CGは戦闘ミッション終了後ヒロインと会うことでそのヒロインのCGが見れて、そのヒロインの愛情度が加算されます。
 そして、フェーズ終了時愛情度が高いヒロインのイベントが発生し、最後のミッション終了時各ヒロインあかね、ちぐさ、双子(もえぎ、くるみ)のエンドと恵美エンド、玲子エンド、ヒロインなしエンド、最終戦敗北エンドとなります。
 よって、CGやイベント回収は結構骨です。

 ヒロインの姓が山城、伊勢、榛名、霧島と旧日本海軍の戦艦の名前であったり、なかなか凝っています。
 (好きな人には好き)

 でも、前作とかわらずマウスカーソルを画面端に持ってくるとすぐマップがスクロールし始めるのはうっとうしいし、そのスクロール速度もどう考えても速すぎです。
 その上、上下左右のマップスクロールさせるためのマップ外の余裕が1コマ程度でよいはずなのに、4コマと不必要にあるため、すぐ肝心のマップが1/4程度しか見えなくなるところも変わっていません。

 それとウリのスキルもかなり凶悪なものがあるのはおいておくとして、1つの戦闘ミッションで得られる作戦ポイントが少ない為、必要なスキルは得られず、それでいて戦闘ミッションは1つでも失敗すればすぐバッドエンドで、ものすごくゲームバランスが悪いです。
 わざわざレーベルを復活させてまで出すほどの作品かと言われると・・・。



<10点満点での総合評価>
 7点
 シュミレーション系を楽しめない人は手をださない方がイイでしょう。
 シュミレーション好きな人には遊べるゲームです。



お気に入りのキャラ:あかね
最後に一言:「フルインストールで0.8GB。初回特典のおまけを入れても圧縮でCD-ROM1枚で収まるのに。」









   催眠凌辱学園     (暢気さんのレビュー)   評価: 8 
▼ タイトル 催眠凌辱学園 催眠凌辱学園
▼ ブランド Liquid
▼ ジャンル 集団催眠凌辱ADV
▼ 対応OS Win98/ME/2000/XP
▼ メディア DVD-ROM
▼ 定価 \9,240 (税抜\8,800)
▼ 発売日 2008/01/25
▼ 購入 催眠凌辱学園
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートあり)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  80個(40個×2ページ)
【 エンディング数 】  9個
【 ディスクレス起動 】  不可


<ストーリー>
 新しく学園に赴任してきたカウンセラーである主人公・藤見俊和。
 彼は催眠効果を生み出す薬を用い、女性の隠された本質を解放していくことに喜びを感じていた。
 催眠による自我の解放。それは性衝動の形として現され、やがて周囲にも拡散していく。
 学園生活における悩みを持つ多感な年頃の女性達は、俊和の格好の実験材料である。
 悩みをきっかけにし、催眠によって徐々に徐々に自我を解放させ、最終的にもっとも美しい姿を晒す雌達。
 「今度はどういう姿を見せてくれるのかな……楽しみだ」
 今日もまた、実験場と化した学園で、俊和による催眠凌辱カウンセリングが始まる。


このホームページはLiquidより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はLiquidに帰属します。



<購入動機>
 原画家買いです。
 店頭で見たとき、なんとなく以前プレイした「ONE2」の原画家と同じだと思ったので買いました。
 Liquidの作品としては、2本目の購入になります。



<ゲーム概要>
 ものすごく単純な選択肢分岐型ADVです。
 ただ読んでいれば勝手に終わります。
 ストーリー等については感想にて。



<システム>
 Tactics系メーカーなので、システム周りは基本に忠実な作りになっています。
 ウインドウ上にはウインドウ消去・ボイスリピート・スキップ・オート・ログの5ボタンのみとなっており、右クリックで全画面メニューが開きます。

 全画面メニューの項目は必要最低限というか、「これ以外必要ないだろ」と言えるくらいの必須機能のみ設定できるようになっており、とても洗練されています。

 オートセーブ・クイックセーブはありませんが、そもそもこのゲームは選択肢の出る箇所が5箇所程度しかないので、まったく問題になりません。
 私がプレイしたときは、セーブスロットは結局4つしか使用しませんでした。



<音楽・音声>
 女性のみフルボイスです。
 キャストは・・・たくさんいるので省きます^^;

 キャラクターの中では、川井亜希子(cv.深井晴花)の声が自分的にはベストマッチでした。
 どのキャラも基本的に違和感がなく、総合的にはなかなかのキャスティングだと思います。

 BGMは10曲、ボーカル曲はありません。
 模範的なBGMという印象ですね。
 個人的には「影」という曲だけえらい印象に残ってます。
 曲名の中には「pure」なる曲もありますが、ストーリー中では微妙な場面で使われていました。
 というか、ストーリー自体「pure」の正逆ですしね^^;



<感想>
 実は、催眠系のゲームはなぜかよくプレイしています。
 Brack Raindowの催眠学園然り、催眠術2然り、かなり昔にはびーにゃんの催淫術なんてゲームもやりました。
 別に催眠術系に凝っているわけじゃないんですがね^^;

 まあ、ゲーム的な表現はさておいて、ストーリー内容としてはなかなか良かったと思います。
 やっぱりこういう凌辱系のゲームでは、堕としていく課程も重要ですしね。
 また、液体の催眠導入剤という考え方自体はそれほど珍しくもないですが、上手くストーリーに絡めている点は秀逸です。

 タイトル通り、全キャラを催眠薬で堕としてますし。
 しかし、一部明らかにR-18に引っかかりそうなキャラクターが出てきたのは何の意味があったんでしょう?
 ロリ需要を満たすためですかね?
 その割には出番はとても少なかったですが^^;

 あと、序盤で出てくる「目的」を実際に満たしているのが「白金麗華」ルートだけと言うのが気になりました。
 せっかく目的を「言って」いるのに、実際にはその類を行っていないのはどうかな、と。
 どうせなら、麗華ルートでだけその台詞を出せば良かったのではないかと思います。

 EDですが、基本的に麗華ルート以外はBAD ENDっぽいエンディングになります。
 まあ、仕方ないと言えば仕方ないのですが、これが麗華ルートに入るための布石になります。
 でも、もうちょっとやり方を変えていれば発覚することはなかったのでは?という、素朴な疑問が個人的には出てきます。
 その分、ちょっと評価は低いです。

 原画は日陰影次氏です。
 Tactics系はONE2でデビューされたと言うことを、今回調べてはじめて知りました。
 ただ、氏の作品は毎回買っていると言う訳でなく、今回はどちらかというと「たまたま目に入った」が一番近い気がします。
 っと、これらは全然関係ない話ですね^^;

 CGの質は、なかなかいいです。
 どのキャラもやや胸が強調されている感がありますが、全体的にバランスよく描かれており、破綻がありません。

 Hはまあ、「催眠」で「凌辱」で「学園」なので大体どんなことをやるのか想像はつきますよね・・・(苦笑
 結構な回数のHシーンと言うか、凌辱(というより乱交)シーンがあります。
 H時のストーリーは結構オーソドックスな感じで、実用性の点でも十分活躍できるでしょう。
 催眠自体はそれ程、ひどいものではありませんしね。



<10点満点での総合評価>
 8点
 総合すれば、Liquidの作品はそつがなくていいですね。
 催眠好きの人は+1でもいいかもしれません。



お気に入りのキャラ:白金麗華…麗華の催眠pureエンディングとか欲しかったですね。
最後に一言:「私が使っているのは「睡眠」導入剤…なんちって^^;」









   MOON STRIKE    (papi2さんのレビュー)   評価: 6 
▼ タイトル MOON STRIKE MOON STRIKE
▼ ブランド ヴァナヘイム
▼ ジャンル アドベンチャー・カードゲーム
▼ 対応OS Win98/2000/Me/XP
▼ メディア DVD-ROM
▼ 定価 \9,240 (税抜\8,800)
▼ 発売日 2006/11/02
▼ 購入 MOON STRIKE / Getchu.com
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  100個
【 エンディング数 】  2個?
【 ディスクレス起動 】  可


<ストーリー>
 正義の戦士になるのを辞めてから、もう十三年になる。
 理由は、だんだんそれをする意義が曖昧になってきたから、だろうか?
 昔は……百年以上も昔の話になるが、最初の頃には復讐という意義があった。
 俺を改造し記憶を奪った男への、怒りに燃えた戦いに駆り立てられた。
 フューチャーホープ財団と、雪凪司狼という男。
 彼こそが、俺をメタノイドという改造人間の境遇に陥れたのであった。
 その最中に、シルバーブラストという化身を得た。
 だが、復讐が終わっても戦いは終わらなかった。
 力を得た以上は、正しく用い続けなければいけない。
 ……強迫観念、なのだろうか?
 その為に俺は、シルバーブラストへ変身することが正義の味方の宿命だと思い為して戦うことにした。
 多くの人間を救い、街を守ったと思う。
 だが、永遠にそれが続くものではない。
 宇宙犯罪組織ジャンゴとの戦いが終わった辺りから、迷い始めた。
 俺の戦いは自己満足のためではないのか?
 シルバーブラストに変身することで、俺の身体は老化が極限に抑制された状態になる。
 そんな不老の身体にしがみついてるだけなのでは?
 本当に、正義の燃える信念と魂を持っているのか?


このホームページはヴァナヘイムより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はヴァナヘイムに帰属します。


<購入動機>
 絵買いかな?
 昔の作品で安くなっていたし、デビュー作ということでチャレンジ。



<音楽・音声>
 Musicで選択できるのは29曲。
 ヴォーカルの付いた、いわゆる主題歌は無かったです。

 音声もまあまあですが、Autoにすると音声が途中でも次に進んでしまいます。
 それってスキップと言うのでは?



<感想>
 本格SF美少女カードバトルアドベンチャーゲームだそうですが、魔法とか出てくるあたりに本格SFって何?という疑問がよぎります。

 システム設定はメッセージの表示速度を調整できますが、Autoの調整ができません。
 サウンドも音楽、効果音、音声の調整はできますが、システムのアンバランスというか完成度は高くないようです。

 カードバトルがメインなのに、一度に使うカードに制限があるため、100枚以上カードがあっても宝の持ち腐れです。
 それにカードにはキャラクタとアイテムの区別があり、そのキャラクタにしか使えないアイテムがあるため、組み合わせが、大体決まってきます。
 カードの組み合わせをセーブできるなど多少は考えてられてはいますが、無制限にカードを増やすのでなく、局面局面で使えるカードを制限する方が良かったのでは?

 とはいえ、絵は良いと思いますし、回想は26個ですが、おまけのGALLERYは133で拡大表示したりと多少凝った作りなど、評価出来る所もあります。
 あとは本格SFというのは無視するとしても、意味不明の都市マップ移動をなくし、カードバトルをもう少し練ってくれればイイできになったと思うのですが・・・。



<10点満点での総合評価>
 6点
 新規ソフトハウスらしいのですが、作りこみ不足ですね。
 カードバトルという難しいジャンルに手を出したことは評価できますが、しっかりと作りこむか or これといった特徴を出さないと厳しいのでは?



お気に入りのキャラ:赤焔 紅蓮子…メインの勇気おねえさん(じょしこーせー)よりもムチムチ^^;
最後に一言:「トータル2.6GB。他作品次第で消える運命。」









   麻雀 夢・天・使    (papi2さんのレビュー)   評価: 5 
▼ タイトル 麻雀 夢・天・使 麻雀 夢・天・使
▼ ブランド cyon(サイオン)
▼ ジャンル 麻雀・ポンジャン
▼ 対応OS Win2000/XPhome/XPpro/Vista
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \2,940 (税抜\2,800)
▼ 発売日 2008/01/25
▼ 購入 麻雀 夢・天・使
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  なし
【 BGM観賞モード 】  なし
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  なし
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  なし(ctrlキー押しで可能)
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  1個
【 エンディング数 】  1個
【 ディスクレス起動 】  可


<商品紹介>
 あの“夢・天・使”が本格麻雀ゲームになって帰ってきた!
 Triangle「夢・天・使」のオリジナルのアドベンチャーシーンはそのままに、麻雀要素を完全リニューアル!
 本格美少女麻雀ゲームとなって生まれ変わった「麻雀 夢・天・使」が登場!


<ストーリー>
 時は未来、所は東京。
 その外れに位置する歓楽街でひときわ目立つ高層ビルの最上階にある秘密の店「夢天使」。
 そこは世の男性達の疲れた心を癒してくれる究極のヴァーチャルプレイルーム。
 そこで待つのは選りすぐりの美少女達とめくるめく官能のヴァーチャル世界。
 プレイヤーは麻雀で勝利し、キュートな「あの娘」を攻略=陵辱していく。
 7人の絵師が描く、あらゆるタイプの「女たち」が思いのままに…。


このホームページはcyon(サイオン)より一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はcyon(サイオン)に帰属します。


<購入動機>
 まあ安いですしね^^;
 ボリューム不足もなんのその。

 最近安物買いの銭失いのような…。



<音楽・音声>
 音楽は・・・あったっけ?というのが正直な感想。
 一応オープニングと選択と麻雀中の3つあったような?
 でも記憶に全然残りません。

 音声も、「あったね」という程度。
 低価格といえども、最近の低価格ゲームは音楽・音声ともきっちりとしています。
 同人ゲームだって同じです。
 それを考えると、努力不足です。



<感想>
 PC-9801で出ていたDOSゲームの移植です。
 なので一応、解像度が800x600以上とありますが、ウインドウのクライアント領域は640x480で、現在主流の800x600より画面は小さいです。

 絵自体は悪くはなく、また、麻雀対戦相手は12人と思ったより多く、お約束の絵は×4と、ゲームとしてのボリュームはある程度あります。
 しかし、良くも悪くも・・・というより、DOS時代よくあった操作性の悪さというか、使い勝手というものを全く考えていない操作性が再現されています。

 例えば、対戦相手の選択の時、3回もその選択で良いのかの問い合わせが出てきたり、麻雀牌をつもるときは、なく牌が無く、つもるしかない時でもクリックしないとつもれないとか、なきをしない時は牌の近くにカーソルを持ってきてクリックしないと進まないとか、ちょっと考えれば改善できることがされていません。
 Windowsでは左クリックが決定、右クリックはキャンセルがあたりまえのはずなのに、左クリックしか操作させないといういったいどの環境下を前提としているのか?なシステムです。

 そして、セーブという概念がなく、終了時クリアした相手や勝った回数が保存されるはずですが、時々回数が保存されなかったりします。
 また、麻雀の役判定にも?なところがあり、というかそう思わせてしまう点であまり出来が良いとはいえないでしょう。

 CG画廊もクリアしない相手が見れないのはいいとしても、本来の麻雀もクリアした相手は選択できないので、すべての相手をクリアしたら麻雀はできなくなります。

 イニシャライズで初期状態に戻せるようですが、そうするとCG画廊は見れなくなるわけでなに考えてるんだ!というシステムです。



<10点満点での総合評価>
 5点
 まあ、麻雀ゲームは多少抜けがあってもハズレはないのですが、他ををあたった方が良いですね。



お気に入りのキャラ:ミミちゃん
最後に一言:「フルインストールで187MB。今となっては慎ましいものです。」









   ザクラリッター・ミズキ    (papi2さんのレビュー)   評価: 7 
▼ タイトル ザクラリッター・ミズキ ザクラリッターミズキ
▼ ブランド カウパー
▼ ジャンル ADV
▼ 対応OS Win98/ME/2000/XP/Vista
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \2,980 (税抜\2,838)
▼ 発売日 DL版:2008/02/08
パッケージ版:2008/03/14
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり
【 選択肢リターン機能 】  あり
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  ?(選択後のメッセージがヒントのようです)
【 セーブ数 】  99+1(Quick)個
【 エンディング数 】  4個
【 ディスクレス起動 】  可


<概要>
 二次元ドリームノベルズで好評を博した『ザクラリッター・ミズキ』が遂にゲーム化!
 天使の使命を受けて正義の変身ヒロイン・ザクラリッターとなった二人の乙女たち。
 しかし多量の罪の想念を持つ男たちに過酷な凌辱授業を強いられる。
 変身ヒロイン汚辱アドベンチャー!


<ストーリー>
 “朝倉瑞希”はちょっと明るくドジでマヌケで、童顔で巨乳な女の子。
 ある日、頭脳明晰スポーツ万能・才色兼備な“御堂沙耶”と一緒に日直の用事をこなしていたところへ、自らのお気に入りのマスコットに憑依した天使“プリン”が現れる。
 プリンの話によると、夏に入ってからどうも学園の男子学生たちの様子がおかしい。
 学園傍の商店街では男子生徒が検挙される事件が増大しているという。
 原因は魔界から人間界に溢れ出てしまった「罪の想念」なのだと。
 プリンの使命を受け、正義の変身ヒロイン“ザクラリッター”となった瑞希と沙耶。「罪の想念」を回収すべく、二人で協力し合い任務を果たしていく。

 そんなある日、プリンがさらわれてしまう事件が起きる。
 救出に向かった彼女たちを待ち受けていたのは、多量の想念を持つ謎の男と同級生の男子学生たちだった。
 瑞希たちはプリン救出のため、六時間目まである過酷な凌辱授業を受けなければならない。
 自らの武器であるアリスティアリボンで縛られ、コスチュームのスクール水着に精液を塗りたくられて、恥辱の底まで落とされる。
 逃げ場のない白濁の宴に彼女たちの嬌声が飛び交うのだった。


<キャラクター紹介>
朝倉瑞希(ザクラリッター・ミズキ)
 小柄で顔つきも幼いが、巨乳の持ち主。
 人当たりがとてもよく、クラスのマスコット的な存在。
 成績が悪く、運動神経も鈍いが、持ち合わせた天性の(?)明るさで、男女問わず好かれる存在。
 特にクラスの男子からは、その童顔巨乳っぷりで非常に人気がある。
 その天然さから、性への知識等にも乏しく、幼稚。
 同じザクラリッターとして任務を遂行することになった沙耶に対しては、その美貌と頭脳等、瑞希の持っていない部分に対し尊敬の念を抱いている。
 ひょんなことから、変身スク水ヒロインとして戦うハメになり、本人の意思とは関係なく、Hな事件に巻き込まれて行くことに。

御堂沙耶(ザクラリッター・サヤ)
 長身で脚も長く、スタイル抜群。
 瑞希とは対照的に運動神経抜群で頭脳明晰。
 あまりにパーフェクトすぎて周囲から距離を置かれるせいもあり、人付き合いが極端に苦手という、ある意味不幸な少女。
 瑞希に対しては、自分が持っていない天真爛漫さに憧れを抱いている様子。
 性格同様、瑞希とは対照的に極貧乳。
 そしてデリケートな部分は剛毛という、実はコンプレックスの塊でもある。
 更に彼女には、人に言えない特別な秘密? があるらしい。


このホームページはカウパーより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はカウパーに帰属します。



<購入動機>
 安かったので^^;
 パッケージ版よりもDownload版は先行発売で、簡単に購入出来るので、思わず…。



<音楽・音声>
 音楽は6曲と少な目です。
 値段相応と言えばそれまででしょうか。
 ヒーローもの?にしては暗めの曲が耳につきます。

 ただ音声は、春日アンさん、金松由花さんと有名どころを使っています。
 アダルトゲームの目的を知っていますね、音声は重要です。
 まあ主役2人だけですけど、それだけしかいないですしね。



<感想>
 二次元ドリームノベルズのゲーム作品です。
 原作は読んでいないのですが、変身美少女モノです。
 ザクラリッター、という単語は始めて聞きますが、まあ二次元ドリームノベルズでボコボコ生産しているその手の単語らしいです。

 主人公は女子高校生なので?ヒーローコスチュームがセーラー服+スクール水着と安易な感じもしますが、王道といえば王道でしょう。
 ただ、スタートの夕焼けが結構夕焼けらしい色使いであったり、ゲームとしても2択が15個くらい出てきて、せいぜい選択が2,3個しかない選択肢不足ゲームより、ボリュームやこだわりはあります。
 正しい選択をするとメッセージもそうですが、選択が増えるなど、ゲームとしては考えられています。

 CG鑑賞は35個、シーン鑑賞は20個と、この値段にしてはある方ではないでしょうか?
 エンディングも「なんとか勝ちましたが、これからも頑張ろう!」「やられちゃいましたー」の他にもあり考えられてます。

 しかし、問題なのは主役の名前を間違えまくっていて(誤字脱字が酷い)、メーカーデビュー作なんだから、もう少ししっかり作って欲しかった、ということです。



<10点満点での総合評価>
 7点
 結構頑張っているとは思いますが、デバックはきちんとして欲しいですね。
 修正パッチはまだないですが、パッケージ版発売の時には修正されるのでしょうか?
 気になります。

 まあ、コストパフォーマンスは良いと思います。
 セーラー服+スクール水着好きな人、お手軽に遊びたい人は良いかも。



お気に入りのキャラ:なし
最後に一言:「フルインストールで370MB。値段相応かな。」