CooL!! 〜強娘純恋歌〜    (暢気さんのレビュー)   評価: 7.5 
▼ タイトル CooL!! 〜強娘純恋歌〜 CooL!! -強娘純恋歌-
▼ ブランド micro
▼ ジャンル ADV
▼ 対応OS Win98/2000/Me/XP
▼ メディア DVD-ROM
▼ 定価 \9,240 (税抜\8,800)
▼ 発売日 2006/09/29
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  なし
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートあり)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  100個(10×10page)
【 エンディング数 】  5個
【 ディスクレス起動 】  可


<ストーリー>
 舞台は、5年前に共学になったとあるミッション系の学園。
 女学院の卒業生は「女学院の卒業生は立派な婦女子になるための条件を満たした存在」
 とまで言われるほどの女学院だっただけに、未だに女子の権力は絶大。

 主人公“静上要平”は、そんな学園に通う2年生。
 学園では、肩身の狭い“男子”である主人公が、平凡な学園生活をおくれるわけがない。
 一癖も二癖もあるツンツンな女の子たちが、主人公の学園生活をおびやかす!
 果たして、主人公に明るい未来は待っているのか!?


このホームページはmicroより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はmicroに帰属します。


<購入動機>
 友人からの推薦。
 まとまった時間が取れたときにやろうと思っていましたが、いつのまにか半年以上積ゲーに・・・。


<ゲーム概要>
 選択肢分岐型ADVです。
 選択肢は非常に少ないので、セーブスロットは無駄に多いです。


<システム>
 メッセージスキップにつきものの、コンフィグでの「スキップ設定(既読/未読)」はなし。Ctrlキーでの強制スキップのみです。
 オートセーブはなし。
 エンディングは、バッドエンディングがあるかも知れませんが、試していません。
 オフィシャルサイトで、不具合修正パッチが公開されています。
 (ゲームが止まるなどの致命的不具合ではないです)

 設定項目の中に「FPS」というのがありますが、何のためについてるんでしょうね?これ。


<音楽・音声>
 まず音声から。
 フルボイスで、主人公以外の人物全てに音声があります(脇役含む)。
 キャストが公開されているのは、以下の通り(キャラ名:CV)。

 嘉手納氷澄:緒田マリ
 御堂橋純:民安ともえ
 天野瀬華音:中家菜穂
 御手洗小夜子:榎津まお
 稲山優奈:計名さや香
 柳篤史:河村眞人

 緒田マリ氏と計名さや香氏の声がかなり印象に残っています。
 また、男性キャラではありますが、河村眞人氏もなかなかいい声です。
 総じて、バランスがよく、なかなかよかったと思います。

 BGMは、ローテンポのものが比較的多く、意外と秀逸です。
 舞台である秋〜冬の季節に合わせているのでしょう。
 歌詞付の曲は、OPとEDの2曲。
 EDは、曲だけならかなりいいです。
 ・・・歌は、ボーカルの人が悪いのか、環境が悪いのかはわかりませんが、妙にしつこく感じます。


<感想>
 まず、グラフィック面から。
 オフィシャルサイトで謳っている通り、表情のバリエーションは非常に多いです。
 また、ゲーム内での季節が秋〜冬であるせいか、意外と服の種類が多いです。
 特に、通年ではないのに私服が2種類(それも、ちょい替えではない)というのは、学園モノには珍しい気がします。
 ただし、絵についてはあまり巧い部類には入らないと思います。
 あと、全然関係ない気もしますが、主人公がいわゆる「前髪長い」系ではないです。

 システム面は、上手くまとめられた作品であると思います。
 ただ、セーブやロードがキーボードのみでは行いにくく、ちょっと不便を感じました。
 マウスを使う分には、特に問題ないと思います。
 他、エンディングを飛ばせないのがちょっと気になります。
 ストーリーがEDと直結しているからだとは思いますが、共通部分(表示されるCGのみが異なる部分)はスキップでもよかったのではないかと。

 シナリオでは、若干(心理的な)強引さがありますが、そこそこ綺麗にまとまっていてなかなかよかったです。
 ちなみに、タイトルに「クール」「強娘」とある通り、基本的にツンデレを描きたかったのだと思いますが、キャラクターによってはデレがほとんどなかったり、ツンもデレも全くなかったりと、バリエーションがあります。
 どちらかと言えば、冷めているとか拗ねているとか、そんなのも「Cool」の語句にこめられていそうな気がしますね。
 登場人物の設定がそろいもそろってぶっ飛んでいるのは、ゲームにありがちなことなので特に考えないことにします。

 エンディングは各キャラ1つですが、もしかしたらBAD ENDもあるかもしれません。
 試していないのでわかりませんが。
 各キャラとも、Happy ENDで若干余韻を残すENDとなっており、すっきり感があります。

 Hは、氷澄が3回、他が各2回となり、うち1回はちょっと特殊なHになります。
 キャラクターによっては、ストーリー上他にも何回かシているようなのですが、なぜか場面は出てきません。
 エロゲなのに!
 実用度は・・・ちょっと微妙ですね。
 個人的には、あまり使えない気がします。
 ストーリーがよかったので、そのあたりはあまり気にしなかったのですが。


<10点満点での総合評価>
 7.5点
 グラフィックで−1、シナリオで−0.5、システムで−1です。
 実用度云々はともかく、プレイする価値はあると思います。


お気に入りのキャラ:御堂橋純…色々思えども、やっぱり、かわいいので^^;
最後に一言:「実は、休み休みやっていたのでプレイ期間が1.5ヶ月。」









   王賊    (papi2さんのレビュー)   評価: 8 
▼ タイトル 王賊 王賊
▼ ブランド ソフトハウスキャラ
▼ ジャンル ジャンル ファンタジー戦争SLG
▼ 対応OS Win98/2000/Me/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \9,240 (税抜\8,800)
▼ 発売日 2007/06/29
▼ 購入 王賊 / Getchu.com
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートあり)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  あり
【 セーブ数 】  100個
【 エンディング数 】  1個(こなしたミッションによりエピソードが増減)
【 ディスクレス起動 】  可


<ストーリー>
 戦争中の弱小国の将軍に誘われ、軍に加わる主人公。
 主人公の活躍(知略、軍略、外交)で弱小国は活路を見出すが、主人公には女癖が悪いという弱点があった。

 身の回りの女性、敵のスパイ、貴族、手を出してはいけない相手にまで手を出し始める主人公。
 戦争が終わるまでに、国中の女に手を出すのではないかと不安がる弱小国軍部。
 しかし、軍事における才覚は必要とされ、さらには敵国崩落の為に自らの女癖の悪さまでも利用し始めたのだから、文句も言い難い。

 主人公は日々、Hな事を楽しみながら弱小国を勝利に導けるのか?



このホームページはソフトハウスキャラより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はソフトハウスキャラに帰属します。


<購入動機>
 18禁では少ないシュミレーション系ということで^^;


<音楽・音声>
 メインはボーカルつき、そして、宴会その他いろんなとこで曲がついています。
 Extraの音楽鑑賞で再生できるのは主題歌のショート、フル、ノンボーカルVersionも含め46曲。

 このメーカー名どおりキャラを立てることを主に見ているだけあって、音声もみな力が入っています。


<感想>
 基本的に一本道です。
 ミッション選択でこまめに本筋でない侵攻先を選んで戦闘をこなすと、エンディングでみれるエピソードが増えます。

 最後の方は本筋のミッションしか選べなくなるのと、あるミッションをこなさないと出てこないミッションがあるので、すべてのエピソードをクリアするのが適度に難しくなっています。

 戦闘はウォーゲームでおなじみのhex戦ですが、敵味方の初期配置がランダムなので結構これに泣かされます。
 また、途中から敵がここぞとばかり増員をかけてくるミッションもあり、まともにやるとクリアするのは骨です。

 1度クリアするとそのデータを引き継げますが、主要キャラ以外はスキルとレベル、主要キャラはスキルポイントのみ引き継ぎます。
 しかし、スキルポイントがあってもレベルが低いと使えるスキルが無く、ヒットポイントその他トータル力が低くなります。
 おかげで序盤はザコキャラのはずの主要キャラ以外は強いが、主要キャラは弱いのでバランスがおかしくなります。

 また、おまけのQUIZに10問連続正解するとヒントとスキルポイントを+1してくれます。
 スキルポイントはともかく、このヒントも細かいことかもしれませんが、かなりつかえるので一度はみておくといいでしょう。

 しかし、このメーカーはだいたいシュミレーション系ですが、それでいてストーリーも重視しており、なぜ主人公は戦わなければならなかったかしっかり描ききってくれています。
 システムも安定しており、フォーカスを別に移してもskipはすすんでくれますし、autoも文字速度とあわせれば簡単に自分にあった速度に調節できます。

 そのうえミッションの目的を途中でも確認できるようになっているし、ゲームを楽しむために細かい部分まで考えられているのがイイです。
 そして、メーカー名どおり端役のキャラまであっち系の絵があったり十分なボリュームがあります。


<10点満点での総合評価>
 8点
 シュミレーション系がダメな人は7点、OKなら9点ってとこで^^;


お気に入りのキャラ:裏メインのリディア
最後に一言:「フルインストールで1.7GBですが、まあ当然消しません。」









   彗聖天使プリマヴェールZwei     (papi2さんのレビュー)   評価: 8 
▼ タイトル 彗聖天使プリマヴェールZwei 彗星天使プリマヴェールZwei
▼ ブランド エスクード
▼ ジャンル 調教+世界征服SLG
▼ 対応OS Win98/ME/2000/XP
▼ メディア DVD-ROM
▼ 定価 税込\9,240 (税抜\8,800)
▼ 発売日 2007/09/28
▼ 購入 彗聖天使プリマヴェールZwei
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートあり)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  100+3(クイック)個
【 エンディング数 】  7個
【 ディスクレス起動 】  可


<ストーリー>
 世界征服を目論む悪の組織『マルクジェネ』。
 しかし、彼らの野望を阻もうと立ち塞がる者があった。
 「勅命降臨ただいま参上! 彗聖天使プリマヴェール!」
 悪の幹部・プリンス某は、長きにわたる戦いの末、ついにプリマヴェールを倒す事に成功する。
 しかし、捕獲したプリマヴェールを連れ帰ったプリンスに、皇帝マルカス・ジェネイルが与えた作戦は意外なものだった。

 「プリマヴェールを倒しても、いずれまた新たな正義の戦士が現れる。倒すのではない、屈服させるのだ。犯し、汚し、プリマヴェールを悪の前に跪かせろ!」

 この作戦の成功は、すなわち世界征服の達成を意味する。ゆえに作戦コード――Z。
 マルクジェネ、最後の作戦が始まった!


このホームページはエスクードより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はエスクードに帰属します。


<購入動機>
 これと魔法戦士エリクシルナイツはセットだそうで^^;



<音楽・音声>
 調教ものですが、相手は正義の味方なので、それらしい曲です。
 Extraのミュージックモードで再生できるのは38曲です。

 音声はこのクラスですから、お約束のその手の本職がやっているので外れはないでしょう。


<感想>
 前作の流聖天使プリマヴェールは、いかにもB級ぽかったのですが、本作はそれが感じなくなっており、もうそれだけでも十分前作を超えているでしょう。
 敵役(?)の主人公と幹部や組織が前作そのままなだけで、メインのプリマヴェール二人はまったく変わってます。
 とにかくコスは私的にどんぴしゃでした^^;

 また、凌辱ものの暗いところがなくて妙に明るいノリが、悪の組織からの視点なのに一般受けしそうな出来に仕上がっています。
 それもあってか、魔法戦士シリーズよりは上だと思います。
 システムもつっかかるところはないですしね。

 ただAutoの進行調整がいまいちなのと、フォーカスを外すとAutoやSkipが進まないのは、XPをGlass2KでVistaのように透過ウィンドウにしている私にはいただけません。

 でもエンディングは結構バラエティに富んでますし、ちゃんと完結していて、あとは続編をお楽しみに・・・というところがなくて良いです。

 クリアするとExtraに完全調教モードが使用可能となり、まあ本編の調教部分のみを抜き出しただけではありますが、シーン回想モードとあわせて末永く(?)いただけます^^;


お気に入りのキャラ:プリマベールフレア
最後に一言:「フルインストールで1.67GBですが、まぁ当分消さないかな。」









   M.E.M.    (たけっぴさんのレビュー)   評価: 9 
▼ タイトル M.E.M. 汚された純潔 M.E.M.〜汚された純潔〜 DL版 [アイル]
▼ ブランド アイル
▼ ジャンル ADV
▼ 対応OS Win2000/XPhome/XPpro/Vista
▼ メディア DVD-ROM
▼ 定価 税込\2,800
▼ 発売日 1999/08/26
▼ 購入 Getchu.com
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートあり)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  ?
【 エンディング数 】  6個
【 ディスクレス起動 】  可


<ストーリー>
 時は、近未来。
 小惑星との衝突によって人類は、未曾有の危機に見舞われた。
 世界が混乱するなか、極東の地においても内戦が勃発。
 その内戦も対立する両陣営が和平を結んだことで終結したものの、多くの同胞が失われ、戦いで破壊された土地は食物も十分に育たない劣悪な環境になっていた。
 そして、内戦終結から 10年、秩序の回復する兆しも見えず、人々の心は荒みきっていた。

 内戦に参加していた退役軍人の主人公。
 内戦の最中、過って光を奪ってしまった少女が教会で暮らしていることを知り、将来的には引き取って一緒に暮らそうと考えていた。
 しかし、今の自分には少女を養っていく力がなく、無力さを感じていた。
 そんなとき、同じ内戦の生き残りである友人から、奴隷調教の話を持ちかけられ……。


このホームページはアイルより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はアイルに帰属します。


<購入動機>
 雑誌で見て。
 現状はダウンロード販売で値段も安い。


<音楽・音声>
 声優さんも上手だし、皆上手くて良かったです。
 キャラクターにも合っていました。

 音楽も場面に合っていて凝ってた。


<感想>
 刺激を求めて買いましたが、全く期待は裏切りませんでした。
 とくにエンディングがどれも秀逸で、(以下、激しくネタバレなのでご注意を)中でもお口と肛門にホースを入れて肛門からウンコ抽出⇒お口へ流し込むっていうシチュは最高でした。

 あと、「看板娘」と称して女の子の尿道に蛇口をつけて「生ビール一丁!」と蛇口をひねっておしっこを客に振舞ったり、違う子では朝から晩まで(というか24時間?)三角木馬に乗せられ、肛門から栄養剤を注入して食事の時間もなく自由を奪われたり等、どれを見ても満足いくものだったと思います。

 ただ、彼女らは基本的に死ぬまであのままなのでしょうか?
 もしそうなら、一人でもいいから5年後、10年後の彼女らの姿を見てみたかったです。
 多分一人も生きてはいないと思いますが^^;


<最後に一言> 
 鬼畜陵辱系の最高峰と名高い本作ですが、単なる暴力や拷問に終始せず、陵辱の中にエロティックさや主人公の葛藤、女の子の心境の変化などの描写がしっかりと描かれていて、ほんとにやり応えがありました。
 エロゲをしている方で、陵辱、監禁に興味のある方はぜひプレイしてください!
 絶対に後悔はしないと思います。
 でも属性外の方はしない方がいいでしょうね。
 そもそも見向きもしないと思いますが^^;


お気に入りのキャラ:由利









   魔法戦士エリクシルナイツ    (papi2さんのレビュー)   評価: 5 
▼ タイトル 魔法戦士エリクシルナイツ 魔法戦士エリクシルナイツ ~運命に繋がれし乙女たち~
▼ ブランド Triangle
▼ ジャンル ADV
▼ 対応OS Win2000/XPhome/XPpro
▼ メディア DVD-ROM
▼ 定価 \9,240 (税抜\8,800)
▼ 発売日 2007/09/28
▼ 購入 魔法戦士エリクシルナイツ
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートあり)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  なし
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  100個
【 エンディング数 】  6個
【 ディスクレス起動 】  不可


<ストーリー>
 前作のシンフォニックナイツがファルケと戦っていたちょうどその頃、別の場所で、新たな物語が始まろうとしていた…。
 主人公は、異世界パレキシアからやってきた「シルヴァ・ラドクリフ」。
 彼は、変容魔法『メタモライズ』という独自の魔法を操る魔導士で、「アザハイド帝国」に軍人として仕えていた。

 あるときシルヴァは、『メッツァー・ハインケル』と名乗る男から、魔力を帯び始めた地上世界(現在の舞台)の存在を聞かされる。
シルヴァの得意とする『メタモライズ』は、自らの魔力を持って他の魔力に干渉し、そのものの存在を変容させる高度な魔法だが、彼の住む魔法技術の発達したパレキシアではそれらに抵抗するための技術も進んでおり、力を持たなかった。
 だが、そんな自分の能力も、新たに魔法を持ち始めた世界でなら『メタモライズ』への抵抗も弱く、絶大な力を発揮すると考え、シルヴァは軍を脱走しこの世界へとやってきた。
 この地上世界を手に入れるために。

 地上征服の為の行動を開始するシルヴァ。
 そんな彼の前に、正義感に溢れた一人の少女が現われ、彼の行動を正そうとする。
 彼女の名は立花亜梨子。
 亜梨子を排除しようとするシルヴァ。
 すると突然、彼女はシルヴァの持つ、メタモライズの才覚を持つ者に変身能力を与えるブレスレットに反応し、可憐な戦士『エリクシルナイツ』に姿を変えた。

 力を持った亜梨子は戸惑いながらもシルヴァに戦いを挑む。
 彼女こそ、シルヴァがメッツァーからその存在を知らされていた『魔法戦士』だった。
 こうして、シルヴァとエリクシルナイツの、地上を巡る戦いが始まった…。


このホームページはTriangleより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はTriangleに帰属します。


<購入動機>
 シリーズものなので。
 手を出してしまった以上最後まで付き合わないと^^;


<音楽・音声>
 このクラスではお約束の主題歌付き。
 しかし、Extraで再生できるのはボーカル付きなしの主題歌を含め19曲です。

 音声も当然のごとく本職を使って上手いですが、あんまり大きな音では周りの耳(?)もありちゃんと聞けなかったりします^^;


<感想>
 魔法戦士スイートナイツ2で魔法戦士シリーズは終わって、今は充電中というのを再確認させる作品です。
 それまでの主役(?)のメッツァーが陰に隠れるようになり、また魔法戦士自体も女王の力ではなく、自分で自分の財力でなったとか、今回のように何故かなってしまったというパターンですから。
 なので一応話は繋がっていますが、シナリオライターも前とは違う人ので、なんとなく違和感はあります。

 しかし、背景がシリーズ最初にもどって学園となったのと、視点も不評だった凌辱されるヒロインでなく、凌辱する悪の親玉からなのは安心できます。

 ただ、戦闘に勝ってこそというスタンスはあいかわらずで、一度クリアすれば戦闘をスキップすることができるようにはなりましたが、見直しして欲しいところです。

 それとメインヒロイン1人+サブヒロイン1人とその他という、なんか決まったパターンもどうでしょうか?
 光臨天使エンシェル・レナがでてきますが、これもやはりその他と同じ程度でパターンの範囲内でしょう。
 メインヒロインはレナに憧れていてそれが魔法戦士となった背景であったのでしょうが、そこらへんの伏線を楽しめるかどうかがカギでしょう。

 前作の光臨天使エンシェル・レナ、魔法戦士シンフォニックナイツがでてきますが、おかげで前作を知ってないとつらい展開になっています。
 まあ、この3作とも毛色が変わっているし、この次も魔法戦士シリーズのスピンオフというくらいなので、本編とは別ではなく、いい加減本編を進めて欲しいところです。

 そして、いまどきAutoもないし、全体的に動作が重く、その上操作もしにくい、Vistaが登場して1年たつのに9xのようなボタンやインタフェースは怠慢としか思えません。
 毎度のごとく修正パッチが出ているし、根本的にシステム周りも改善して欲しいところです。


<10点満点での総合評価>
 5点
 このシリーズを集めてみようという人以外は、手をださないほうが無難でしょう。


お気に入りのキャラ:特になし
最後に一言:「フルインストールで2.97GB、消すことになりそう。」