カフェ・ジャンキー    (おぷてぃさんのレビュー)   評価: 6 
▼ タイトル カフェ・ジャンキー カフェ・ジャンキー
▼ ブランド ブルゲ ON DEMAND
▼ ジャンル ドキドキギリギリエロエロADV
▼ 対応OS Win98/2000/Me/XP
▼ メディア DVD-ROM
▼ 定価 税込\6,090(税抜\5,800)
▼ 発売日 2007/03/02
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートあり)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  100個(オートセーブ1+通常99・コメント入力可)
【 エンディング数 】  4個(七海・くるみ各1、ハーレム1、おまけ1)
【 ディスクレス起動 】  可


<ストーリー>
 そろそろ冬も終わりを告げようとしている三月、専門学校の卒業を間近に控えているのに未だ職が見つからない主人公。
 「いいことないなー」と愚痴をこぼす主人公にとっての数少ない楽しみの一つは、『喫茶、陽だまり』で過ごすひとときだった。
 この喫茶店は幼なじみの両親が経営している店で、他にも同じ幼なじみの『七海』と『くるみ』もアルバイトに精を出していた。

 そんな折、大学に通うため上京していた幼なじみのお姉さんが地元企業に就職するため帰ってくることを聞かされた主人公。
 「早く会いたいなー」の一言がいつの間にやら、「主人公はお姉さんがめちゃくちゃ好き」という噂に発展しちゃったからさぁ大変!
 もともと主人公のことが好きだった『七海』と『くるみ』の猛烈アタックが始まっちゃいました!


<キャラクター>
新田 七海(にった ななみ)
 主人公と同じ専門学校に通う一年生。
 歳は主人公より一つ上だが、学年は一年後輩。
 『くるみ』と同じ学科を専攻している。
 『喫茶、陽だまり』でアルバイト中。
 主人公と『くるみ』とは子供の頃からの仲良しで、実の弟、妹のようにかわいがっている。
 一つ年下の主人公のことが危なっかしくてつい世話を焼いてしまう。


南 くるみ(みなみ くるみ)
 主人公と同じ専門学校に通う一年生。
 『七海』と同じ学科を専攻している。
 『喫茶、陽だまり』でアルバイト中。
 主人公と『七海』とは子供の頃からの仲良し。
 頼れる兄のような存在である主人公のことが大好き。
 『七海』も主人公のことが好きなのを知っているので、主人公への気持ちは伝えずに暮らしていた。


このホームページはブルゲ ON DEMANDより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はブルゲ ON DEMANDに帰属します。



<購入動機>
 ブルゲ ON DEMANDの作品だったから。
 まぁ原画師萌えなのも含めてなんですがね^^;



<システム>
 毎度おなじみの追加コスチュームがOHPにて配信されています。
 それ以外のシステム部分では、差分が出ていないので、すぐ楽しめるかと思います。
 相変わらず安定したシステム作りで流石と言うしかないですね。



<音楽>
 全部で9曲。
 そこそこ価格が良いので、もうちょっと多くてもいいんじゃないのかなぁ?
 と、思う自分は 我が侭なんでしょうか?^^;

 作りがしっかりしているのは言わずもがな。
 相変わらず素晴らしいです。



<音声>
 女性のみフルボイス。
 しかし公式で公開されているのは本編に登場する2人だけ。
 おまけシナリオに登場するお姉さん役は一体誰?
 まぁ、多少の疑問は残るもののなかなか良かったです。
 途中ピー音をかぶせ損ねたのか、モロ言ってるところがあってちょっとドキドキしましたが^^;



<CG>
 1作目から担当していらっしゃる辰波要徳さん。
 相変わらず艶っぽい女性を描かれますよねぇ。
 素晴らしいの一言です。
 しかも今回はお尻にも拘っているとのことで、そちらにも注目ですね。



<感想>
 1作目から変わらない乳へのこだわり。
 しかし今回はその辺が薄れてしまったようにも感じます。
 原因として考えられるのは今回採用した「オッちりシステム」だと思います。

 確かに乳へのこだわりを捨てなかったのは良しとしましょう。
 お尻に関してもやはり好きな方はいらっしゃると思うので、これも良いとしましょう。
 だからといって両方入れる必要があったのでしょうか?
 しかも公式ではこのシステムに関して何も触れられていません。
 出した後で「失敗した」とでも思ったのでしょうか。
 パッケージには堂々と書いてあるのですからそれに対する説明はきちんとして欲しかったです。

 シナリオに関しては、まぁ悪くなかったのではと思います。
 このメーカーの標準的な長さだったと思います。
 しかし本編で、お姉さんの影も形も出てこないと言うところには疑問が残りました。
 (主人公とのメールや電話でのやりとりしか出てこなかったので)

 コスチュームに関してもだんだんと過激になっては行きますが、いまいち刺激が足りないと思ったのは自分だけでしょうか。
 おまけシナリオに関してはホントおまけ程度になっているので、あまり期待しないで下さい。

 今作をやってメーカーとしての立場が若干危ういものになってきたように感じました。
 作品数は少ないものの、老舗という部類に入るメーカーなのですから、もう少し楽しめる作品作りをした方が良いように思います。
 せっかく良い原画師を雇っているのですから。
 厳しいことを言ってるかもしれませんが、好きなメーカーだけに余計厳しくなると考えて頂ければと思います。



<10点満点での総合評価>
 6点
 システム、シナリオ両方の面で不満が多すぎたことが原因で5点。
 しかし乳へのこだわりは捨ててなかったので+1点^^;



お気に入りのキャラ:南くるみ…Gカップとかたまりませんよ^^;
最後に一言:「そろそろ中価格帯での発売をやめてみたらどうですか?」









   君が主で執事が俺で    (捜神死郎さんのレビュー)   評価: 9 
▼ タイトル 君が主で執事が俺で 君が主で執事が俺で
▼ ブランド みなとそふと
▼ ジャンル おつかえADV
▼ 対応OS Win98/2000/Me/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \9,240 (税抜\8,800)
▼ 発売日 2007/05/25
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートあり)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり(速度設定可)
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  ?個
【 エンディング数 】  10個
【 ディスクレス起動 】  可


<ストーリー>
 主人公・上杉錬とその姉・美鳩は義父の家庭内暴力により劣悪な家庭環境で育っていた。
 姉と錬は自立するため都会(七浜市)へ家出する。
 資金の無い都会での生活に苦しむ姉弟。
 そんな中、ひょんな事から久遠寺家のお嬢様に拾われる事になった。

 かくして主人公とその姉・美鳩は、家付きの労働場所を手にいれたのである。
 姉はメイドに。主人公は執事となり、労働を開始する。
 安らぎの地を得たと思いきや、その家の3人姉妹も、先輩のメイド達も個性的な連中ばかり。
 騒がしい日々がはじまった――。


このホームページはみなとそふとより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はみなとそふとに帰属します。



<購入動機>
 ライターのタカヒロ、原画の白猫参謀コンビ(きゃんでぃそふと「姉しよ」「つよきす」のコンビ)にハマった為。



<音楽>
 音楽は平均点といった所。
 可もなく不可もなし。
 但し、今回はOP曲の出来が悪い。
 その為、OPムービーも微妙な出来に…。
 ED曲は良かったのに…。

 と思っていたらOPはI'veサウンド担当じゃないようで。
 EDはきゃんでぃそふと時代と同様にI've担当。
 何故にOPだけ?



<音声>
 「つよきす」に続いて、超豪華男性(笑)声優陣を使用。
 今回は某おさげ師匠に、横山張飛、甘ちゃん08小隊長に加え、なんとジャイアンまで!!
 「つよきす」と一人も被ってない所もまたスゴイ!いや、ゴイス!

 …と、最初は男性声優陣の豪華さに目(耳)を奪われがちだが、今回は女性声優陣の演技力の方が勝っていたように思う。
 ベニ役の海原エレナさん、鳩姉役の北都南さん、ハル役の飯田空さんといった、ベテラン陣に加え、他の面々もかなりハマって演じているので、予想以上の面白さがあった。
 タカヒロキャスティングの妙に脱帽ですw。



<感想>
 相変わらずのタカヒロワールドで、他のゲームなら適当に流してしまう日々の会話が面白すぎる上、上記のように、声優陣が色々な意味でがんばっているので、飽きさせない展開に。
 パロディネタが多すぎるのも相変わらずだが…。

 ギャグ面では、前作「つよきす」で、カニと言う名のリーサルウエポンをぶっ放したため、それに比べて、ややインパクトに欠ける嫌いはあるが、今回はベニ、鳩を始めとする、全キャラのチームワークで補っている感じがあり、総合的に見れば遜色は無いと思う。

 但し、今回はメインのシナリオが、前作「つよきす」に比べて、イマイチな感じ。
 イベント数がやや少なめな上に、丁寧な作りこみだった前作に比べて、ベタな展開が多かったように思う。
 ライターのタカヒロ本人が、「今回は会社設立等で手間取ったので、時間が無かった」と、事あるごとに言い訳してた理由が良く分かった…w

 最後にエッチシーンに関しても、1キャラにつき、三つずつぐらいしか無いので、やや物足りない感じがする。
 僕はこのシリーズに関して、エッチシーンを全く度外視しているので、別にどうでも良かったけどw



<10点満点での総合評価>
 9点
 シナリオの作り込みの雑さが玉に瑕でマイナス1点。他はかなり良かったのだが…。


お気に入りのキャラ:鳩姉、ベニ、森羅様
最後に一言:「北都鳩嘴拳!!」









   俺の女神さまっ!     (おぷてぃさんのレビュー)   評価: 4 
▼ タイトル 俺の女神さまっ! 俺の女神さまっ!
▼ ブランド 本気汁
▼ ジャンル 押しかけ女神さま結婚妊娠ADV
▼ 対応OS Win98/ME/2000/XP
▼ メディア DVD-ROM
▼ 定価 税込\9,240 (税抜\8,800)
▼ 発売日 2007/05/25
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートあり)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  96個
【 エンディング数 】  10個?
【 ディスクレス起動 】  可


<ストーリー>
 俺は大学の卒業も決まり、就職も内定を貰って4月の入社まで健やかに何事も無い日々を送ることを願っていた。
 そんな時、叔父から家をタダで借りることになった。
 東京都内の一戸建て住宅……独身の俺にはまったくありがたい話だ。
 俺は喜んで引っ越しをした。
 これで何事も無く平和に4月まで過ごせれば言うこと無し……と思っていた。

 が……しかし、叔父の家への引っ越しが終わって二週間が過ぎた夜……。
 一人で入浴していると浴槽のお湯の中からナント、レアンという女神さまが現れたのだ!
 「神様の命令で、お嫁さんに来ました」
 「夢に決まっている! 俺は今、夢を見ているのだ!」
 俺はそう思った。夢に違いない!
 俺は調子にのって自称女神さまという全裸の美女にフェラチオまでもさせてしまった。

 ……翌日……。
 布団の中には純白の羽をはやした全裸の女性が俺の横に寝ていた!
 作り物ではない本物の羽。生まれて初めて見た!
 そしてレアンだけではなく、レアンの姉・アイラと妹・キャチュアの二人も俺の家に押しかけてくる!

 かくして俺は三人の女神さまと共同生活をすることになってしまった……。
 とばっちりを受けたのは俺の彼女の遠山由季子だ……。
 レアンたちに怒り狂った由季子も俺の家に転がり込んでくる。
 複雑な五角関係は日々に激しくエキサイトしていく!



<ヒロイン紹介>
レアン CV:風華
 挑発的な長女と元気でワガママな三女の間で、一番おっとりした、落ち着きの有る性格をしている。
 良く気が利いて、テキパキ動く、働き者。女神の中でも最上位の位を持つ。
 悪いことをしてしまって神様の怒りを買い地上に落とされる。お嬢様タイプ。



アイラ CV:ヒマリ
 3人の女神の長女。お姉さまキャラ。
 サバサバとした性格で悪のりするタイプ。肌の露出の多い服を好む。
 ちょっと傲慢なのだが内実はやはり女神さま。
 非常に優しかったりするツンデレお姉様タイプ。



キャチュア CV:金田まひる
 元気でワガママな三女。色々と勘違いをしてしまうドジッ子担当。
 分類としてはレアンが天然ボケで、キャチュアが勘違いタイプ。
 本の虫でメガネをかけている時もある。
 科学者的な行動をとる甘えん坊の妹タイプ。



遠山 由季子(とおやま ゆきこ) CV:民安ともえ
 大学の同級生。主人公の彼女? ハキハキとした明るい性格の普通の女の子。
 最近、酔った勢いでセックスしてしまった。
 エッチは1回はしたものの、その後、特に進展なし。
 本当に付き合っているのか、自問自答をする主人公だった。



このホームページは本気汁より一部文章を抜粋しています。
素材の著作権は本気汁に帰属します。



<購入動機>
 CGに惹かれて。
 過去にこれで痛い目に合っているにもかかわらずまたやりましたよ…。
 細かい内容は感想の方で。



<システム>
 修正パッチが出ています。
 CG・回想モードでイベントが登録されない現象を修正しているとのこと。
 しかし誤字脱字は放置ですか?

 これどうなんでしょう。
 過去2作品でパッチが出ておらず今回初めてパッチを出したようですが。
 「誤字脱字ぐらい気にするな」とでも言いたいのでしょうか。
 ちょっとメーカーとしての姿勢を疑わざるを得ないですね。



<音楽>
 全部で28曲。OPとEDはボーカル入りです。
 どう考えてもシーンに合った音楽が使われていません。
 この辺はあまりにも痛々しすぎる気がしてなりませんでした。
 しかも回収式で聴いていない音楽に関しては鑑賞モードでも鑑賞できません。
 こんなシステム初めて見ましたよ…。



<音声>
 全部で4人。
 淫語をモロ言ってくれてるので、この辺は素直に嬉しいと言うべきなのでしょうが。
 台詞の言い回しがあまりにもくどすぎる印象を受けました。
 少なからずビッグネームの声優さんが入っているのに、制作側の意図でこうなったと思うと如何なものかなぁ…と思いました。



<感想>
 CGを見て貰えば分かると思いますが、某藤○作品もどきと言っても過言ではありません^^;
 題名どおりですね。
 レアンはかなり似ている気がします。
 他の二人は制作側があえて似せなかった、と思います。
 流石に全部似せちゃうと版権問題とかその辺で色々苦労しそうですし^^;

 肝心の内容ですが、主人公のみならず、全員のキャラの台詞の口調が統一されていませんでした。
 強気口調かと思えばいきなり丁寧な口調になったり…。
 読む側の立場に立ってないとでも言えばいいのでしょうか。
 かなり読みづらかったのは間違いないです(つД`)

 各キャラごとにHがあるんですが、毎回必ず2回は出すことになります。
 最初はオーソドックスに中出し、2回目が選択制となりますが、正直まどろっこしくてかえってプレイする気を削がれた印象です。

 外出しの場合だと着衣のまま、下着姿、全裸と3パターンあるのですが、射精の直前での選択制となるため、「あぁもうっ!」と思わされてばかり。
 これは2回戦突入前に選択できるようにした方が良かったような気もします。

 ただ、何故ゆえアイラにまで下着姿のシーンを準備したんでしょう?
 良く見ないと分かりませんが、パンティだけしか描かれていません。
 いっそのことアイラだけは着衣か全裸のどちらかでも良かったような…。

 一応3P、4P、5P(ハーレム)エンドもありますが、何だか訳分からんと言った感じで終わります。
 やりたいことを詰め込みすぎたというか、逆に手抜きのようにも感じました。

 メーカーの名前である「本気汁」を「無力汁」にでもした方が良いんじゃない?と思わせるような出来でした。



<10点満点での総合評価>
 4点
 CGに関してはかなり綺麗だと思いますが、シナリオや音楽の悪さで大幅に点数を下げたと言わざるを得ません。
 過去作品もこんな感じなのか?と思うとちょっと手を出したくないメーカーに仲間入りしたと思ってます。
 過去2作品とも人妻ものなのでやってみたい気はしているのですが…。



お気に入りのキャラ:レアン…巨乳なおっとり女神マンセーヽ(´ー`)ノ
最後に一言:「メーカーとしての姿勢を見直すべきでは?」









   PRINCESS WALTZ    (はるさんのレビュー)   評価: 5 
▼ タイトル PRINCESS WALTZ PRINCESS WALTZ 初回版
▼ ブランド PULLTOP
▼ ジャンル ADV+SLG
▼ 対応OS Win2000/XPhome/XPpro/Vista
▼ メディア DVD-ROM
▼ 定価 税込\9,240(税抜\8,800)
▼ 発売日 2006/04/28
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートあり)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし(ヒントではなく戦闘部のガイドはあり)
【 セーブ数 】  10ページ×10個(内、クイックセーブ専用が1個)
【 エンディング数 】  1個(各ヒロインはルートがあってもENDが共通?)
【 ディスクレス起動 】  不可


<ストーリー>
 プリンセスワルツ。
 それは異世界エルディラントにおいて1000年の昔より連綿と伝わる苛烈にて華やかなる伝統の儀式。
 エルディラント六国の代表たる姫が戦のドレスとティアラで身を飾り王子に選ばれるための姫の座を賭けて競い合うワルツ。

 物語の主人公・深森新(ふかもり あらた)はエルディラント王子・クリス=ノースフィールドと運命的な偶然の中で出会いプリンセスワルツに巻き込まれていく。

 しかしそれは余りにも運命付けられたような偶然。
 なぜならクリスは王子の祝福をその身に受けながらもプリンセスワルツに参加する姫でもあり、新と合身しなければ姫として戦う力を発揮できなかったのだ。

 巻き込まれた、という邂逅にも関わらず友情を育む2人、文字通りの意味で心を一つにして過酷ななワルツへと身を投じていく。



このホームページはPULLTOPより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はPULLTOPに帰属します。



<システム>
 上記参照のものに加え 
 クイックロード/セーブ
 エフェクトON/OFF切り替え
 ボタン自動追尾
 非アクティブ時動作
 ショートカットキー一覧
 女性/男性別ボイスON/OFF 等々使いやすく揃っております



<購入動機>
 思いっきり絵買いですいません(´・ω・`)



<キャラクター紹介>
クリス=ノースフィールド [CV:沢井 春香]
 エルディラント王国の王子として生まれたが訳あってプリンセスワルツへと参加する。
 合身した時の姿は剣の国の始祖イーリスの姿になるのだが、コレに関しては最初は謎に包まれている。
 (ネタバレに付き割愛)
 性格は誇り高く、だが高慢ではなく王子の気質を感じさせるが年齢相応の無鉄砲、過信などの一面もあり、危うい局面も多々あり。
 新と出会う事で年相応の無邪気さを見せることもあるが、それを後で思い返して葛藤したりと忙しいキャラ。
 ついでに言うと話の根幹に触れすぎててネタバレ抜きにすると書く事があんまりない、ショボーン

アンジェラ=ヴィクトワール=ブレンディン [CV:このかなみ]
 アグニス国から参戦した気高く情熱的な“龍の姫”
 戦いに勝つ事に強い意志を持ち、強敵を正面から討ち倒す事に至上の喜びを感じる気質。
 使用武器は馬上槍並みのサイズの突撃槍「ペルペテュエル」これに炎の力を纏い突撃するのが彼女のスタイル、だがそれ以上に彼女自身が炎のように苛烈で攻撃的な性格をしている。
 また、我侭で面倒くさがりな一面も持ち、従者(?)のグレンを困らせる事もしばしば。

式神楽 清白(しきかぐら すずしろ) [CV:柳井 流海]
 エルディラントが一国・シホウの“大地の姫”
 クリスとは幼馴染でもあり、クリスのお嫁さんになることだけを夢見て己を磨き続け、
 このたびのワルツに参加する。
 物心つく頃から夫とするべくのクリス以外には肉親にすら肌を触れさせない、という固い貞操観念の持ち主。
 普段はおしとやかだが意志は強く、挑発されれば挑発し返す、喧嘩を売られれば受けて立つというような情熱的な一面も持つ。
 使用武器は普段から象徴的に持っている傘・・・かと思いきや実は素手で戦う姫の中で1、2を争うパワーファイターw
 チャームポイントは太い眉毛(ぁ

リリアーナ=ルン=ルン=ギュンスター [CV:鷹月 さくら]
 エルディラントの七つの海を統治する海洋国家レンスタンツァの“嵐の姫”
 愛称「ルンルン」(それにしてもイカしたセンスの名前だw)
 白馬の王子様幻想を抱きワルツに参戦する夢見る乙女w
 明るく、ノリ良く、騒がしく、と三拍子揃ったギャグ担当・・・かと思いきや少ないシリアスシーンでは決めるトコを決めるおいしいキャラ。
 押しが強く思い立ったらすぐ行動するバイタリティ溢れる性格が高じて、新やクリスが通う学園に「笹蒲トト子」(だからなんでセンスがこうもアレなのか)という偽名(?)で転入してくる。
 またお供(ペット?)に空を飛ぶ謎のシャチ「シャチ吉」を連れている。
 使用武器は七つの海を統べるという母国の秘宝をその内に納めた万能水鉄砲(だからなんで水鉄砲なのかw)トゥインクルフォーチュン。
 合言葉は「るんかわー」

リーゼル=ヘンゼル [CV:ほくとゆりあ]
 鍛冶の国パルミードの“鋼の姫”
 自らのドレスが最強である事を知らしめるためにワルツに参戦。
 戦うことに拘るアンジェラとは似て非なる「勝利する事」に拘るスタイル。その為には緻密な計算の上で幾重もの策略をろうし、敵を罠に嵌めることも厭わない。 
 失われた文明技術を復活させた様々な機械をドレスにギミックとして仕込んであり様々な状況に対応できる変幻自在な戦いをする。
 武器は圧倒的な質量で敵を粉砕する巨大戦槌・ヴァルフィッシュ。
 戦いの中での彼女を見る限りは想像もつかない一面も・・・・。

深森 静(ふかもり しずか) [CV:三咲 里奈]
 新の育ての親である深森七重の娘で新の義理(←重要)の姉。
 真面目で無口で武道気質な性格をしているが実はツンデレw
 だからか、厳しさと優しさを併せ持ち、面倒見も良く、新が悩みを抱えている時には良きアドバイスを送ってくれたりもする頼れる姉。
 新を守る事に強い強迫観念がある。
 眼鏡っ娘なのだが家で新と2人きりの時にはメガネをはずしている事がある・・・意味深w



<CG>
 及第点レベル、絵が好みにあえば問題はないと思われる。
 ただし、塗りが若干甘めなイメージ。
 立ち絵などでもなかなかいい絵があるが一枚絵しかCGモードでは見られないのが残念。



<音楽・音声>
 かなり良いです。
 戦闘シーンと音楽の兼ね合いが◎、血の温度が3℃ほど上がりますw
 OPもかなり良い出来(少し絵の処理が荒いですが)
 全体的にシーンの雰囲気と音楽の相性がよく考えて作られてます。



<シナリオ>
 演出はなかなか良し、しかしテキストの使い方や剣閃のエフェクト&効果音などを見てると思ってしまうのが・・・「これはF○t○のパクりなのかな?」と首をかしげる事請け合い。
 ・・・というかまんま劣化F○t○(あ、言っちゃった)

 本筋に関する部分は前半に出てくる謎、複線の類は最後まで進めれば全部消化されるので消化不良にならない、のはいいんですが・・・むしろ謎を明かすのが早すぎた感がありそれ以降のシナリオがイマイチ盛り上がりに欠けるのはマイナスかもしれません。

 ですがそれもこれから上げる致命的な欠陥に比べれば可愛いもの。
 話の区切りが○話、という形で区切られてて大きく2部構成、全20話構成、という作りになっているのですが、18話に出てくるヒロイン選択の選択肢以外に選択肢が1個もありませんヽ(`Д´)ノ
 (各戦闘開始前に「セーブしますか?」はい/いいえ の選択肢を覗く)
 1話から18話まではぶっちゃけていうと「完膚なきまでの一本道」プレイヤーにできるのはクリックでテキストを読む事と戦闘する事のみ!!

 そしてもう1つの致命的な欠陥がラストバトルの残尿感・゚・(ノД`;)・゚・
 そう、最終話では頭の方でザコ3連戦、その後に(ゲームの戦闘としては)最後の敵と前哨戦&決着戦があるのですが・・・これがストーリー的に見た場合「どう見てもこのラストバトルは前哨戦だよね?」と首を傾げざるをえません。
 では肝心なラスボスは?というとストーリー上の演出で終わります・・・・いいのか?このラスト

 そして最後に・・・ヒロインごとのルートエンディングがこのゲームには存在しません('A`)
 え?どういうことかわからない?では順を追って説明しよう。
 1話〜18話は選択肢なしの一本道 → 18話でヒロインルートの選択肢 → 19話がヒロインルート(Hイベント発生) → そして最終話でラストバトルを選択したヒロインと戦い終えた後・・・なんと共通ルートに戻ってエンディングにいくという謎仕様!

 これを是とするか非とするかは読んだ方個人々々の解釈におまかせします・・・



<バトルシステム>
 そこそこバランスやらなんやらとれてていい感じに仕上がってるカードバトル。
 だが少しばかり尖ったルールのせいか、ルールを吟味し「とある偏った上げ方」をすると全戦闘をノーダメージでクリアできるという壊れっぷりな側面も。

 苦手な人用に難易度「イージー」を選べる仕様なのですがそうした場合、実は戦闘がシナリオのテンポを乱すだけの邪魔な存在に成り下がるという悲劇に見舞うことが出来ます。

 ですがカードバトルが気に入った人なら程よいバランスの戦闘の中でいかに能力値を育てるか、いかに戦うかなど頭をいろいろ捻る楽しみに浸かれる事請け合いです。(まぁラストバトルのがっかり感は避けられませんが・・・)


 [微育成考察]
 お薦めはWEAPON、ARMOR、全無視でAGILITY一本伸ばし>属性LV均等上げ
 もしくはWEAPON、ARMOR、全無視で属性LV均等上げ>AGILITY少し上げ
 スキルは全くなくても全然問題なし(「気合」や「最適戦術」はあれば少し幸せ)



<ERO>
 Hシーンに関してはクリスが2回+各ヒロイン1回の全7シーンと少な目。
 ですが各ヒロインはみんな第2ラウンド(笑)に突入するので尺は長め。
 基本は和姦なんだけど「合身時の効果(合身する2人のシンクロ率?)を上げる為」という目的に対しヒロインが無理矢理に「新に抱かれる動機」を理由付けする流れが微妙に萎えるのだけが難点。(だけど1人例外がいるのが救い)

 純愛系を切望する人なら萎え度さらに10%UP
 結果としては・・・個人的な感想を言えば声優さんの名演に助けられた形で良い出来に仕上がってると思いました。
 ホントいいですよ声優さんの演技(*ノノ)



<感想>
 ストーリーの分岐性、カードバトル(特にラスト)の掘り下げ、キャラクター個別の掘り下げ。
 上記の内1つないし2つの点でもう少し頑張っていたならもっともっと面白い出来になっていただろうと思うだけに残念な感想。

 設定そのものは面白いしカードバトルも悪くないしキャラクターも心惹かれるものがあったのにそれを活かしきれてない感じが漂う完成度でした。

 もしここらが改善されて「各ヒロインルート分岐」「カードバトルのシーン変更&追加」「シナリオ追加」みたいなリミックスVerでも出たら迷わず買いますね。(でないかなぁ・・・)



<10点満点での総合評価>
 残念ながら5点です。
 改善求む!!ヽ(`Д´)ノ



お気に入りのキャラ:ルンルンことリリアーナ=ルン=ルン=ギュンスター、いちおし!
最後に一言:「さぁみなさんご唱和ください、せーのっ「るんかわ〜」ヽ(`Д´)ノ」