傷モノの学園3    (desertさんのレビュー)   評価: 8 
▼ タイトル 傷モノの学園3−heaven’s door− 傷モノの学園3
▼ ブランド RaSeN
▼ ジャンル 学園封鎖輪姦凌辱ノベル
▼ 対応OS Win98/ME/2000/XP
▼ メディア DVD-ROM
▼ 定価 税込\9,240(税抜\8,800)
▼ 発売日 2007/03/16
▼ 購入 傷モノの学園3 / Getchu.com
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  なし
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートあり)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  98個 +クイックセーブ
【 エンディング数 】  9個
【 ディスクレス起動 】  可


<ストーリー>
 全寮制の学園、St.アルクトゥルス芸術科に所属している少女・西園イスカ。
 他人と関わりたがらない性格、辛辣な口調、独特の感性、そういったいくつかの要素によってイスカは芸術科の中で孤立していた。
 そんなイスカは、神学科の生徒と交流を深める事になる。

 St.アルクトゥルス神学科主席・稲城衣里。
 成績の優秀さと優雅な立ち振る舞いから、衣里は神学科の中で生徒達の羨望を集めていた。
 だが、並び立つ人物が周りにいないという状況が、衣里をまた別種の孤独へと追いやった。

 他人から疎んじられる事により孤独になったイスカ。
 優秀であるが故に孤独感の中へと放り込まれた衣里。
 彼女達はまるでお互いの欠けた部分を補うかのように、ごく自然に惹かれ合うようになっていった。

 残り一年を残した、春休みの最中。
 衣里が突然、イスカに向かって持ちかけた『天使ゲーム』という名前の遊戯。
 その誘いに対してイスカはその手を取り、学園に解放区を作り出そうとしていく。
 二人の間でかわされた約束から物語は動きだし、学園は『天国』から『天獄』へと変貌を遂げた。

 寮内で起きるレイプ事件、それを発端に学園内での神学科と芸術科における対立は表面化していく。
 そんな中、不気味にも不干渉と静観を決め込む教師達。

 やがて、その争いは拡大化し、学園全体を巻き込む凌辱劇へと……。


このホームページはRaSeNより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はRaSeNに帰属します。



<購入動機>
 傷モノシリーズ恒例と言う事で^^;



<音楽・音声>
 BGM15曲
 当たり障りの無い程度です。

 音声
 井村屋さくらさん、大波こなみさん、草柳順子さん、斥園みやさん、北都南さん、未来羽さんが出演。
 叫び声、悲鳴、喘ぎ声など見事にこなしております。



<感想>
 天使のゲームの内容としては、衣里を筆頭に静馬率いる神学科男子達が芸術科&神学科の女性を凌辱し、学園を混乱させる。
 又、イスカは傍観者となり天使ゲームを見守る。

 途中で選択肢により展開が分岐するマルチエンディングタイプです。
 通常はノベルで進行し、Hシーン時はADVに切り替ります。

 序盤〜終盤まで天使ゲームによって、凄惨な凌辱が行われます。
 その真理を知るのは一部の者だけで、それ以外の者は、恐怖や欺瞞でやがて疑心暗鬼になります。

 平和な学園生活をそうした仕組まれた天使ゲームで、徐々に崩壊させ、非日常に陥れていく背景を描いています。
 しか〜し、結局、行き着くところは、本当に片っ端から女性を凌辱するだけです。
 しかも中盤からは、凌辱の過程はすっ飛ばし、いきなり凌辱シーン突入ばっかりを延々と繰り返し見せられるだけです。
 一応、キャラ毎に視点が切り替り、様々な思惑が描写されており、キャラの個性が出ている点は良いので、もう少しストーリーに絡めて、盛り上げて欲しかったです。

 後、シーンはありませんが、テキストでエンジンカッターで四肢切断して、それをハンマーで砕くと言った表現が平気で出てくるので過激過ぎて完全に人を選びます。

 エンディングは、一つが天使ゲームを終結させるハッピーエンドがありますが、ラストが物凄いあっけなく、あんまりハッピーじゃないと感じるものでした。
 他に至っては、完全に救いがないバッドエンディングです。



<エロ>
 さすが、三作目だけあって数が凄いです。
 54シーンもあるので質よりも量で押し切った様な気もしますが、それでも実用性を考えたら十分かと。
 メインヒロイン6人+サブキャラ20人近くはいたと思います。

 マ○コに花火を突っ込んだり、処女膜をフィストファックで破瓜させたり、竹刀でマ○コを突き破ると言った残虐非道満載です。
 基本的にヒロイン達を壊す事を目的に行っていますので、エグイシーンが若干あります。
 他にも獣姦(犬&馬)、コスプレ等も揃っており、とにかく凌辱ゲームの集大成に近いシュチエーションを誇っています。
 犬の獣姦は良く見るが、馬の獣姦は初めて見ました^^;

 ただ、マ○コに花火を入れるのは、ちょっとひきましたね。
 やり過ぎと言うよりも普通は死ぬレベルでしたから。
 少し、気になったのが、とても学生には見えないおっさんの容姿をした者、デブオタと言ったキワモノ部類がヒロインを犯すのが目立った点です。



<10点満点での総合評価>
 あいかわらず、シナリオはあって無い様な物ですが、エロ数は半端じゃないので、実用性なら8点は固いかと。



お気に入りのキャラ:西園イスカ…スパッツはエロイ^^;
最後に一言:「傷モノシリーズに偽りなし!」











   アキバ系彼女    (おぷてぃさんのレビュー)   評価: 7 
▼ タイトル アキバ系彼女 廉価版 アキバ系彼女 廉価版
▼ ブランド G.J?
▼ ジャンル アキバ系住人の生活アドベンチャー
▼ 対応OS Win98/2000/Me/XP
▼ メディア DVD-ROM
▼ 定価 税込\2,940(税抜\2,800)
▼ 発売日 2004/10/29
▼ 購入 オリジナル特典 Getchu.com
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートあり)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  50個
【 エンディング数 】  5個
【 ディスクレス起動 】  可


<ストーリー>
 新堂二貴太はエロゲーを含むアキバ文化をこよなく愛していました。
 どのくらいかと言うと、日本の首都を秋葉原と言い切るくらい。
 「人と異なる趣味を全開にして生きる、そこに人間の真価、素晴らしさがある」
 と言い切るスガタも、共通の趣味をもつ友人まひこによって、目撃されていました。

 そんな彼に憧れの娘が出来てしまいました。
 主人公は悩みます。主人公は考えます。それから、呟きました。
 「そうか…彼女たちをアキバ系に染めてしまえばいいんだ…」
 憧れのヒロイン達を、アキバ色に染めあげることを自分の中のミッションコンプリートにする決心した主人公。
 今、彼の中で『アキバ系−恋の白兵戦』がスタートを切ろうとしていました。

 アキバ系の人達、そうでない人達、これから自分の進む道と考えてる人達もアキバ系の真実を知って下さい。
 そして、その心の琴線に触れてみて下さい。


このホームページはG.J?より一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はG.J?に帰属します。



<購入動機>
 アキバを題材にしていたソフトだったから。
 まぁ、原画萌えでもあったんですがね^^;



<音楽>
 ボーカルなしの12曲です。
 OPテーマがないのが残念。

 曲名が全て漢字一文字ってところが何となく日本版のウィッチブレイドを連想させます^^;
 悪くもなくそこそこ、といった感じでしょうか。



<音声>
 有名どころが多く安心して聞けますね。
 というか、ピー音の重ね方がいまいちずれてる気がしてならないんですが^^;
 もうね、言っちゃってるように聞こえてお兄さんドキドキなんですがね^^;



<CG>
 G.J?1作目から担当していらっしゃる佐野俊英さん。
 相変わらず艶っぽい女性をうまく描かれていらっしゃいます。
 クオリティの高さは保証できます。

 背景も実際のアキバの街をモチーフにしたと思われます。
 見覚えのある看板が一杯でしたし♪



<感想>
 主人公の妄想で始まる「恋の白兵戦」。
 これ、正直あってもなくても良いような感じでした。
 ここで獲得できる称号がシナリオに影響を及ぼすわけでもないですし、逆になかった方がまどろっこしくなくて良かったと思いました。

 それからHシーンなんですが、G.J?作品にしては妙に淡泊だったような。
 姉とボインや妻とママとボインをやったせいなのかもしれませんが、結構あっさりとした感じで何か物足りなさが残ってしまいました。
 まぁ、処女作だから仕方ないのかもしれませんが、原画師の絵が良いだけにこれはちょっと残念です。

 プレイ時間も比較的短く、手軽にプレイするにはもってこいと言ったところです。
 ボイススキップした状態でプレイしたので、そう言う状況なのかもしれませんが、やり込んだとしても1エンディングを見るまでに10〜15時間程度で終わるんじゃないでしょうか。
 自分の場合はボイススキップで6時間ぐらいでしたから^^;



<10点満点での総合評価>
 7点
 原画の良さに敬意を表して^^;



お気に入りのキャラ:秋吉 珠恵…メガネで巨乳でメイドコスしてるおねいさん大好き♪
最後に一言:「G.J?の一歩はこの作品から始まった…。」











   エーデルワイス     (desertさんのレビュー)   評価: 8 
▼ タイトル エーデルワイス エーデルワイス 初回限定版
▼ ブランド OVERDRIVE
▼ ジャンル 全寮制恋愛アドベンチャー
▼ 対応OS Win98/ME/2000/XP
▼ メディア DVD-ROM
▼ 定価 税込\9,975(税抜\9,500)
▼ 発売日 2006/12/15
▼ 購入 エーデルワイス / Getchu.com
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  なし(代わりにボーカル鑑賞モードのみあり)
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートあり)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  50個
【 エンディング数 】  5個
【 ディスクレス起動 】  可


<ストーリー>
 とある男子校に通う主人公達。
 毎日毎日むさ苦しい友人達とそれなりに楽しく過していたが、そこに「各学年の成績上位者を南の島にある女子校に交換編入を実施する」とのニュースが入る。
 主人公達はあの手この手で偏差値32から65にアップする奇跡を起こし、交換編入の切符を手に入れた。
 船に乗る事1時間。
 見えて来るは夢の島!! 喜びいさんで上陸した主人公達を襲った突然の地震。
 高速エレベーターで上昇した感覚に襲われた一団が目にしたのは…。
 男子達の想像を絶する非日常が今始まる…!!


このホームページはOVERDRIVEより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はOVERDRIVEに帰属します。



<購入動機>
 内容も面白そうでしたし、新ブランドと言うことで買いました。



<音楽・音声>
 BGM鑑賞モードがなくて、ボーカル鑑賞のみがある、意味不明の鑑賞モードです。
 ゲーム中に流れるBGMが結構良いので、余計残念です。
 サウンドトラックを買えと言う事でしょうか。

 音声は、演技が大変素晴らしいです。
 期待以上の出来で、役に見事はまっています。



<CG>
 原画は、片倉真二さんが担当されています。
 立ち絵で登場人物全員に口パク/目パチの両方完備されており、塗りも大変綺麗です。
 このままアニメが出来てしまう程のクオリティーの高さでした。



<感想>
 共通パートが9割で、残り1割が個別ルートになります。
 前半は、共通パートで、テンポ&笑いを併せたラブコメディーの内容になります。
 特にギャグ要員のキャラが男女共にバランス良く配置されていますので、会話のやりとりなど非常に楽しめます。
 後半は、各ヒロインの個別ルートで、シリアスな展開になるシナリオでした。

 ここで問題なのが、後半のシリアス部分で、ほとんどのヒロインが錬金術に絡んでの展開になります。
 又、その内容が酷くて、このゲームは、ヒロインが死ぬだの、消えるだの、事故に遭うだの、鬱展開満載のオンパレードで、前半の明快なストーリーが、一瞬にして台無しになりました。

 錬金術の学園を舞台設定してるのは、分かるのですが、何もこの設定を無理に結びつける必要があるのか?と疑問に思いました。

 ただ、良くも悪くも錬金術が絡んでいるお話しですので、最後はご都合主義満載で展開し、ヒロイン共にHappy Endになる辺りは、これはこれでアリかと思いました。
 しかし、個人的には終始ラブコメディーで終わった方が、良かったと思いました。



<エロ>
 青空 遥花: 1回
 日向 みずき:2回
 鴨池 蘭:   4回
 雨宮 なつめ:1回
 伊吹 芽衣: 2回

 上記を見て頂けると分かりますが、とにかく、少なすぎです。
 まして尺も短いから困ったもんです。
 そして何よりも信じられないのが、メーカー公式HPで公開されているHCGが8割と言う内容です。

 呆れたを通り越して、怒る気もなくなりました。



<10点満点での総合評価>
 設定を上手く活かしきれていなかったり、エロが薄かったりと、不満は結構ありますが、総合的にそれらを差し引いても、ゲームとしては、かなりの高水準だったので、8点とします。



お気に入りのキャラ:伊吹 芽衣…彼女のギャグにはセンスが光りました^^;
最後に一言:「高瀬さくら&藤崎凛のシナリオ&エロがないとは…理解出来ない。」











   アノニマス    (desertさんのレビュー)   評価: 7 
▼ タイトル アノニマス アノニマス
▼ ブランド mirage
▼ ジャンル ADV(サイコスリラー)
▼ 対応OS Win98/ME/2000/XP
▼ メディア DVD-ROM
▼ 定価 税込\9,240(税抜\8,800)
▼ 発売日 2006/12/29
▼ 購入 アノニマス / Getchu.com
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  なし
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートあり)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  基本10個毎に増える
【 エンディング数 】  12個
【 ディスクレス起動 】  可


<商品紹介>
 アージュの姉妹ブランド“ミラージュ”がお届けする、注目の第2弾タイトル!
 シナリオはアージュ作品『君がいた季節』から全ての作品に携わってきた、おなじみの「鬼畜人タムー」。
 さらに『マブラヴ オルタネイティヴ』のサブキャラの原画などを担当してきた期待の新人「プロパガンダ通・シン」が初のメイン原画を担当。
 綿密に描かれる恋愛劇、そしてその先に待つ救いようのない結末。
 複数のキャラクターの視点により、『秘密』の真相に迫る陵辱サイコスリラーアドベンチャー!



<ストーリー>
 主人公・鹿島浩介は、母親・沙希子と妹・泉水の3人家族。
 とある田舎町で暮らしていたが、泉水が引き籠もりになるという事態を受けて引っ越しをすることになった。
 引っ越し先は都会。一転した生活に戸惑うが、転校した学園には知り合いがいた。
 それは、今年の夏に海水浴で浩介の田舎を訪れたことで知り合ったヒロイン・滝野夏葵と深山由香だった。
 思いがけない再会だったが、驚くべき事に夏葵は浩介に敵意をむき出しにしてくる。
 何かをしきりに責め立てるのだが、浩介には心当たりがなく、また夏葵が会話を拒絶するため事情を聞き出すこともできない。

 不可解なメールをきっかけに転がり始める主人公たち

 そんなある日、浩介の携帯にAnonymousを名乗る相手からメールが届く。
 「お前の秘密を知っている」という内容は浩介を困惑させた。連日送られてくるメッセージ。
 Anonymousは、全てを知っているのにそれを教えようとしない。まるで浩介が苛つくのを楽しんでいるようだ。
 だが、自分たちが田舎で暮らしていたあの夏の日、夏葵や由香と知り合ったあの夏の日、そして泉水が引き籠もる原因となった「何か」があったあの夏の日に、浩介も知らない「秘密」があることを確信するには十分だった。

 浩介はその「秘密」にたどり着こうとする。
 もちろんそれが自分にとってあまり良くないことを呼び込むに違いないという予感はあった。
 だが、浩介は甘すぎたのだ。
 後悔は決して先には立たないのである……。


このホームページはmirageより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はmirageに帰属します。



<購入動機>
 あの名作、螺旋回廊の後継作と噂されていましたので、期待して購入しましたが…。



<音楽・音声>
 オープニング「Blood Knife」&エンディング「あなただけは…」Rirykaさん
 オープニングは、テンポの良い格好良い曲です。
 エンディングは、バラードで中々、締め括りの曲としては最適でした。

 BGMも何曲か気に入ったのがあったのですが、鑑賞モードがないのは残念でした。

 音声は、一色ヒカルさん、青山ナガレさん、青井美海さん、河合しなのさん、鈴田美夜子さん。
 迫真の演技で緊張感も伝わりました。
 しかし、男性ボイスが無かったのは残念です。



<CG>
 原画は、プロパガンダ通・シンさんが担当されています。

 ちょっとこの人の絵は独特で、好き嫌いが別れます。
 後、キャラの立ち絵ですが、これが気になりました。
 顔のバランスが崩れていたり、塗りが汚かったりとマイナス要素が多いです。

 背景は実写を加工したものを使用しており、この作品ならではの雰囲気に合っていました。
 ただ、人によっては手抜きにも思われるかもしれません。



<感想>
 このゲームは、演出方法がageの「マブラヴオルタネイティヴ」と同様で、ワイドスクリーンになっており、奥行き間などが上手く表現されていますので映画を見ているような感じになります。

 システムは、選択肢で複数のエンディングに分岐するマルチエンディングタイプです。
 シナリオの大筋は、アノニマス(犯人)が求める、主人公の隠された記憶を巡って、周囲の友人や家族が犠牲になり、苦しめられながら、やがて少しずつ記憶を取り戻すと言うのが流れです。

 又、本編をクリアする事でマルチアングルシステムが追加され、他のキャラでの視点で本編の伏線を回収しながら、事件の全貌を知ることが出来る仕組みになっています。

 まず、複数のENDがありますが、全END救いがありません
 1つHappy End?みたいなものがありましたが、他のENDに比べてマシな位ですので、この辺は、期待はしない方が良いです。

 そしてこれは、大きなマイナスなのですが、アノニマス(犯人)の正体が、本編では明かされない事です。
 マルチアングルでの他のキャラの視点で、ある程度予想は出来ますが、実際に名前が出る事はありません。

 その為、犯人が分からないまま中途半端に終わるので、後味が悪く、スッキリしない印象が残りました。

 総評しますと、真実が明らかになるまでの過程は、先が気になる展開で面白いのですが、それ以降は淡々と進み、事件の黒幕や犯人の真意も語られず、事件の幕が閉じてしまう、なんともお粗末な終わりでした。

 唯一、見所を挙げるなら、授業中に教室の生徒全員の携帯の着信が一斉に鳴り、凌辱画像のメールが送られて来る緊迫感漂うシーンは、必見です。



<エロ>
 キャラによって回数に物凄い差があります。
 基本的に凌辱全開です。
 和姦は0に等しく、あってもヒロインが調教済み等ですので、好意で抱かれるものはありません。

 強姦処女喪失、アナル(モザイクなし)、輪姦、近親相姦、浣腸スカ…etc。
 最近の凌辱ゲームでは、オーソドックスですので、過激さが足りなく、イマイチでした。



<10点満点での総合評価>
 演出で誤魔化した印象が強く、ボリュームが少なかったり、最後が投げっぱなしだったりと少し手抜きが多いように感じました。

 しかし、シナリオは面白いので、男性ボイスを追加したり、ボリュームを増やしたりすれば、8点でも良かったですが、やはり今回は7点です。



お気に入りのキャラ:なし…魅力的なヒロインはいませんでした。
最後に一言:「期待していたのですが過激なパッケージに騙された。」