揺れるバスガイド〜おっぱいがいっぱい〜    (おぷてぃさんのレビュー)   評価: 7 
▼ タイトル 揺れるバスガイド〜おっぱいがいっぱい〜 揺れるバスガイド
▼ ブランド ワッフル
▼ ジャンル バスガイド特別研修ADV
▼ 対応OS Win98/Me/2000/XP
▼ メディア DVD-ROM
▼ 定価 税込\9,240(税抜\8,800)
▼ 発売日 2005/01/28
▼ 購入 揺れるバスガイド / オリジナル特典 Getchu.com
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  なし(細かいチャプター選択あり)
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声再生あり)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  24個
【 エンディング数 】  15個
【 ディスクレス起動 】  可


<購入動機>
 おっぱい星人だから。
 えぇ、これ以上の動機はありません^^;


<システム>
 修正パッチが出ています。
 現在Ver 1.01です。
 内容は、
 ・一部処理の最適化
 ・ウエイトを左クリックでスキップできるよう操作変更
 ・メニューに「システム設定」を追加
 ・演出上のウエイトのON/OFF
 ・ミニゲームのON/OFF
 ・おまけデータ獲得処理のON/OFF
 ・おまけデータ作成場所の指定
 と言うことです。
 と言っても、大きな不具合がある訳ではないので当てなくても充分楽しめます。

 システム周りは上記参照^^;
 上記以外では、Window/フルスクリーン対応。
 セーブ数は24個で、…足りません。
 エンディング数や選択肢が多いので、もっと増やして欲しいですね。
 セーブ・ロードは随時可能です。
 セーブデータも日時や各ヒロインのパラメータ、コメントが保存できて親切設計です。

 セーブ数以外不満はありません。


<音楽>
 ゲーム上から聞ける曲数は全部で17曲。
 シーンごとにマッチした曲作りがされていて良かったのではないかと。
 このゲームはおまけモード以外にも自己生成でおまけデータが追加されるのですが、そちらの方ではOPムービーで流れる主題歌が聴けます。
 それにしても…何故に演歌調なの???


<音声>
 どなたも実力のある方ばかりで、安心して楽しめます。
 良く聞いておかないと分かりませんが、途中ピー音なしでモロ淫語を言ってるシーンがあります^^;
 まぁ、今となっては珍しいことではありませんが、見つけると嬉しい^^;
 そんな甘い声で言われたらやばいですっ♪…なんてね^^;


<CG>
 キャラデザイン・原画共に漫画家の龍牙翔先生が担当。
 目が大きいアニメ調ながらも、すっきりとしていて、キャラクターがとても綺麗で可愛いです。
 みんな巨乳ですし、CGで違和感を感じる人は少ないかと。
 (って巨乳好きが前提でレビュー書いてます^^;)

 このゲーム、会話の途中でもおっぱいが触れる「おっぱいプルルンシステム」を搭載しています。
 小気味良いぐらいに揺れますので、見ていてなかなかのものです^^;
 ただこれで640×480と言うサイズ設定でなければもっと良かったのですが(ノД`)


<感想>
 以前からやらなきゃやらなきゃ、とは思っていたのですが、忙しさにかまけて最近になってようやくプレイしました^^;

 まず最初に、巨乳が嫌いな人はプレイしないことをお勧めします。
 一番小さくても93cm(公式の設定より)なので、貧乳を求めている方は逆に嫌悪感を感じるかも。

 「おっぱいプルルンシステム」に関して言えば、まぁそこそこの出来かなとという感じがします。
 会話の途中で触れるのですが、スキップ待ちの状態からおっぱいのマークに変わった時だけ触れるので、これを見落としてしまうと触れなくなってしまいます。
 揺れ方も自然なものから、ちょっとあり得ない感じのものまであるので、そこさえきちんと出来ていれば、非常に良い出来になったのではないかと思います。

 また、ゲーム内でおっぱいやブラジャーなどに関する豆知識がたくさん出てきます。
 用語解説とおっぱいに関する知識は「ちちダス」という形で、後で確認できるようにもなってますので、これで勉強するのも良いかも^^;
 だからと言って、ここで得た情報を普通に話してしまうと、どん引きされる可能性は非常に高いですけどね^^;

 このゲーム、巨乳好きだけでなく母乳好きな人にもお勧めできるかと。
 (ネタバレ)途中商店街へ買い物に出かけるのですが、そこで薬局の店主から妊婦向けの母乳が出やすくなる薬を勧められます。
 その場では断るのですが、翌日研修が終わった後に薬局の店主が直接会社へ訪れ、主人公に手渡してくれます。
(ネタバレ終了)
 母乳が出るようになるまで時間はかかりますが、研修中もH中も好きなシーンで出せるようになるので嬉しい仕様^^;

 全体的な感想としては、システムも含め結構良い出来でした。
 でもね…、何故エンディングが15個もあるの?
 いや、多いのは嬉しいことなのですが、攻略するの相当きつかったんですがorz
 セーブ数に見合うエンディング数ならまだ良かったのですがねぇ…。
 シナリオそのものは良い出来だっただけにその点が悔やまれます。


<10点満点での総合評価>
 7点
 乳揺れの部分がもっとしっかり完成されていれば、もうちょっと点数を付けても良かったのですがねぇ…。


お気に入りのキャラ:桜間衣帆…身長141cmでバスト93cmの眼鏡っ娘。理想を全て叶えたパーフェクトボディ!
最後に一言:「巨乳好きなら絶対にやっとけ!」









   グリンスヴァールの森の中     (ピアーズさんのレビュー)   評価: 8 
▼ タイトル グリンスヴァールの森の中〜成長する学園〜 グリンスヴァールの森の中
▼ ブランド ソフトハウスキャラ
▼ ジャンル 学園育成SLG
▼ 対応OS Win98/ME/2000/XP
▼ メディア DVD-ROM
▼ 定価 税込\9,240(税抜\8,800)
▼ 発売日 2006/06/16
▼ 購入 グリンスヴァールの森の中 / Getchu.com
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートあり)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  あり
【 セーブ数 】  100個
【 エンディング数 】  11個(BAD除く)
【 ディスクレス起動 】  不可

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<ストーリー>
 国王の命により、学園の長となった青年クライス。
 学園とは名ばかりの森の中の小屋を前に絶望しながらも、高い理想と無理矢理な希望に胸に動き出した。
 教室を作り、教師を集め、学生を集め、様々な人々に助けられながらも何とか運営を開始。
 しかし、資金不足や国王の無理難題、学生によるトラブルや卒業生の不祥事、果ては学園長本人の女性問題…。
 次々と起こる災難を乗り越え、クライスは小屋を大きな学園都市にまで発展させていけるのか!?


<キャラクター>
長寿族 ヴィヴィアン・ワールフェン
 愛称はヴィヴィー、ヴィヴィ。主人公・クライスの幼馴染。
 学生時代、常にクライスの二番手に甘んじていたので、色々と複雑な思いを持つ。
 クライスと共に学園を運営する事になり、筆頭教師としても活躍する。

獣族の娘 ニキ・ニッカ・ニーエン
 いつも外で暴れている様子だが、なぜか勉強は出来る元気系女の子。
 軍事系教科を好む。

天界の住人 メルエ・ユーナギワール・フェレインダーシュ
 勉強はイマイチ。でも、運が良いのでテストでは中ぐらい。
 クラスメイト達からの受けは良く、お姫様扱いされている。
 商売系教科を好む。

シャルロット
 愛称はシャル。どこにでもいそうな女の子。
 いつも笑顔で元気。その元気が時々暴走するが、それも愛嬌。
 やる時はやるが、やらない時はまったくやらない。
 学園内の平均値的存在。全ての学科が好き。

魔界の住人 歌焔(かえん)
 熱心で真面目な生徒。融通が利かない部分もあるが、それは熱意の裏返し。
 名前に歌の字があるが、歌は下手。唯一の弱点が沢山あるタイプ。
 学問系学科を好む。

長寿族 クライス・ディエルトン(主人公)
 長生きする種族にありがちなノンビリ屋さん。しかし、勉強や運動だけは出来る。
 そんな自分の能力の高さに満足しつつも、やる事を探していたある日、とある王国より、学園作りの依頼を受け、頑張ってみる事に。


このホームページはソフトハウスキャラより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はソフトハウスキャラに帰属します。



購入動機
 メ−カーデフォルト買いです。
 巣作りドラゴン等、良質のゲームを供給し続けていますからね^^


<シナリオ>
 お馴染み内藤騎之介氏。
 安心してプレイできます。
 実にソフトハウスキャラらしいシナリオです。
 今回は私好みのENDが多かったので感謝^^;


<原画>
 原画はG・むにょ氏。
 前作ダンシング・クレイジーズで作中作原画を担当なさった方です。
 そうです、今回「も」(南国ドミニオン以来ですかね)佐々木珠流氏ではありません。
 悪いというのではありませんが個人的には佐々木珠流氏固定で進行して欲しかったのでちょっと残念です…。

 しかしながら特に問題があるわけではありません。好みの問題でしょう。
 体験版でも思いましたが女性の乳首の艶が魅力的?に感じました。
 立ち絵で言えば文句を言いたい箇所も何箇所かあるのですが上手いと感じるのもありました。
 気になる方はHPで確認して見て下さい。

 今回の作中作原画は佐々木珠流氏、ちんじゃおろおす氏、明音の各氏です。


<システム>
 上記参照のこと^^;
 なお修正パッチがあります。
 >結果画面内、収支「その他」の計算式をアップデート。
 >「三人娘モード」「ヴィヴィアンモード」にて「歌焔」の攻略が難解になっていたのを改善。
 >誤字 排出→輩出 にアップデート。
 >「ヴィヴィアンモード」で、研究所の建設イベントが発生するのを中止。
 だそうです。
 一番上の収支関係は重要なので、是非とも当ててからプレイしてください。

 システム面では一通り揃えています。
 通常時・メッセージ履歴時のマウスホイール対応は便利で、音声の再生も可能です。
 今となってはない方が「あれっ」て思いますけど^^;

 画面はWindow/フルスクリーン両対応でWindow時は800×600。


<音楽>
 BGMは全44個。
 ゲームを盛り上げる良いBGMばかりでした。
 曲数も多く聴き応えがあります。

 OP、END用にそれぞれ「ロマンス・アカデミー」のショート・ロングverが使われています。
 実にゲームの雰囲気に合ってて良かったです。

 ゲームを開始すると、プロローグの後にOPムービー&OPソングが流れます。
 キャラクター紹介&こういうシーンがあるよっていうゲーム紹介みたいなのですが、やっぱり良いですね^^
 で、このOPムービーですが、DVDのomakeフォルダにパロディ版が入っています。
 一見の価値あり!
 見ないと作品の価値2割減ですよ!


<音声>
 これまで、過去作での音声(アルフレット以降)で違和感・不満は特になかったのですが、今回は若干一名に対してあります。
 歌焔の声優さんですが…滑舌が悪いですね、本当に…。
 それ以外で言えばいつも通りの、皆さん良い仕事をなさっているかと。


<感想>
 まずゲームの「目的」が一体なんなのか明確にしましょう。
 おまけコーナーでもこの点は確認できます。
 大別して4つ。
 @女の子とHをする事。
 Aグリンスヴァール学園の拡大。
 Bこの世界観に浸ること。
 C長寿族が何故存在するのか、クライスの研究の完成。

 1週目ではとりあえず四苦八苦しながらでも「慣れ」ましょう。
 ゲームの流れが掴め始める頃にはいつの間にかエンディングです(苦笑)
 Bに於いてはフリーモードで十分堪能できます。
 1行動で1年経過するというのにネックは感じるかもしれませんが問題ありません。
 慣れれば十分長いと感じるでしょう。
 まず行わなければ成らない事、行動実行する前に確認する必要のある事が理解できてからはネックの問題は解決してると思えました。

 今作で難しいのは@であり、そこから派生する個別エンドでしょう。
 具体的には今までの作品ではお目当てのキャラにフラグ成立まで会話し続ければ@はクリアできていたのが今回は違います。
 Aの規制が入り会話が進行しません。
 つまり攻略キャラに必要な分だけの施設拡大が必要になってきます。
 会話だけして攻略できたら面白くもなんともありませんからこの試みは面白いですね。
 施設も様々で建設可能にする条件があり、建設後もグラフィック表示されるばかりかその施設の成長もあります。
 もちろん建設物成長の際のグラフィック化もちゃんとあります(成長しない施設もあります)。
 特定の施設建設によってしか発生しないイベントもあります。
 Cが個人的に一番関心が強かったと思います。

 魅力的な要素は沢山あるのでまとめてみました。


<ここが魅力>
 1、施設のグラフィック化
 建設したその後も施設のレベルアップの変化をちゃんと視覚化され認識できる。

 2、進路指導
 送り込んだ後も「国の様子」「学園の様子」で確認でき楽しめる。

 3、戦争
 軍事力増強に伴い、試したくなるのが常。
 全ヒロインキャラ参加後には学園戦は楽しめました。

 4、個人的に好きなラスト
 ヴィヴィとシャルのエンドは私の好みに非常に合ってますね^^;

 5、ミニイベント総数300!
 やり込み要素は非常に高いです。
 中毒性もあるので気をつけて^^;

 6、自由度
 学園、王国または近隣諸国のステータスまでどう変えるかはユーザー次第です。
 このユーザー次第という点が非常に上手く出来ていると感じました。
 今回のような作品だとユーザーが満足するにはこの辺の調整が製作側にとって高難易度だと思うのですがね。お疲れ様でしたと言っておきます。

 *その他
 ■イベントCGは全部で289枚!
 ■シーン総数94!(END含む)…あらいぐまチャンってもぅ固定?
 ■おまけコーナー必見!


<10点満点での総合評価>
 残念修正パッチ!総合評価8点!
 でも私的には趣向にとてもあったシャル、未来エンドに0.5点加算して8.5点ということで^^;
 十分楽しめました♪




<以下ネタバレ感想・購入前の方は回避必須>
 今回はブラウン通り、レベルジャスティス、巣作りドラゴンのイベントに類似したイベントが豊富でした。
 おまけの巣作りネタは良かったですね〜♪
 予測としてはリュミスに迫れるのは歌焔だと想像していました。
 しかし、この歌焔!登場と同時に違和感発生??
 ぶっちゃけ滑舌悪すぎ!(苦笑)
 調子悪く鼻でも詰っているのかぁ?と邪推しながらプレイ。
 ………プレイ。
 …プレイするもやっぱり違和感が目立ちますね(つД`)
 魅力に感じるヒロインはヴィヴィとシャルだけでしたorz

 疑似体験でHというのは面白いコンセプトでした。
 目的は未来に起こりうる不幸の回避のための事前行為になる訳ですから…、っても全然Hっく感じなかったのは私だけでしょうかね^^;
 感情移入できれば例え薄いHでもエロく感じますけど、感情移入出来難いんですよね。
 それでもヴィヴィだけは別格!
 やっぱり長寿族同士ってのもあるのかも^^;

 モードは全5種(クライス・シャル・三人娘・ヴィヴィアン・フリー)
 クライス⇒50年
 シャル・三人娘・ヴィヴィアン⇒100年
 フリー⇒300年

 難易度で言えば普通かちょっと易しめ。
 ただ、フリーでしかフルコンは厳しいかもしれません。
 本作は本当に巣作りドラゴンの攻略パターンに酷似してましたね^^;
 1プレイ大体3〜5時間。
 シャル疑似体験イベントを回収するのが大変でした。

 この作品にも問題点もあるにはあります。
 学園運営の軌道に乗るまでと乗った後のイベントの強弱が物足りないですね(贅沢?)。


 巣作りでドラゴンを楽しめた方は問題なく楽しめるかと思います。
 まぁ、最初から「学園作りたい!」って方は稀少だと思うので、そんな方にはまず「巣作りでドラゴンの巣を作ってきては如何?」と提案したいですがね^^;


お気に入りのキャラ:ヴィヴィアン・ワールフェン…「好きになったらなりっぱなし」言われてみたい!実にイイ響きです^^;
最後に一言:「一途が弱点の私はリーエもといティンクルに感動!」









   叔母の寝室     (ban-choさんのレビュー)   評価: 6 
▼ タイトル 叔母の寝室 叔母の寝室
▼ ブランド Puzzlebox
▼ ジャンル 倒錯相姦官能ADV
▼ 対応OS Win98/ME/2000/XP
▼ メディア DVD-ROM
▼ 定価 税込\9,240(税抜\8,800)
▼ 発売日 2006/06/02
▼ 購入 叔母の寝室 / オリジナル特典 Getchu.com
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートあり)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  20個
【 エンディング数 】  4個
【 ディスクレス起動 】  −


<ストーリー>
 どこにでもいる、ごく平凡な学生である主人公、健太は清純で可憐な美少女である2歳年上の従姉妹、玲那にほのかな憧れを抱いていた。
 しかしある日、出来心で玲那の下着のにおいを嗅いでるところを玲那の母であり、健太にとっては叔母にあたる妖艶な美女、鞠乃に見つかってしまい、そして脅迫されるように誘惑され関係を持ってしまう。
 健太は、玲那への愛情と、鞠乃への肉欲との板挟みで苦しみながらも抗いがたい鞠乃の魅力の前に、いつしか、若く美しい叔母にかしずく奴隷と化していく…。


<キャラクター>
葉川 鞠乃(はがわ まりの)
 見た目は二十代といっても通用するほど若々しく、そばにいるだけでくらくらとしてしまうような妖艶な魅力を持っている。
 玲那の父親とは、5年前に離婚しており、現在は湘南にある自宅に玲那と二人暮らし。
 主人公を「健太君」と呼ぶ。

葉川 玲那(はがわ れいな)
 ピアノが得意な音楽大学に通う大学生。
 鞠乃のように妖艶ではないが、顔立ちは母親によく似ている。知らない人には姉妹に見えるほど。
 主人公を「健ちゃん」と呼び、自分の弟のように感じていたが、ある日、主人公と母・鞠乃の痴態を目撃してしまう。
 そして、彼女の心の中にあるものが芽生えはじめるのだ。

小見山 瑞穂(こみやま みず)
 鞠乃の家の近所に住んでいた、鞠乃と玲那の旧知の女性。
 玲那が幼いころは、よく一緒に遊んでくれたりした優しいお姉さん。
 現在は若くして立ち上げたIT関連会社の辣腕女社長であり、横浜を一望できるオフィスビルの一室に事務所を構えている。
 性格は静と動の二面性を持ち合わせており、両極端なものが同居するタイプ。性的にも奔放で、少々露出癖があり、ショタコンの初物食いが趣味。


このホームページはPuzzleboxより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はPuzzleboxに帰属します。



<購入動機>
 店頭での予約情報を見て興味をそそられ、メーカーのページを見ているうちに購入意欲が湧いてきました。
 店頭で思わず…^^;


<音楽>
 ストリングスとピアノ主体のゆったりとした音楽ですが、官能小説という背景があるからなのか、何処となく背徳的な印象を受ける音楽です。
 あまりプレイの妨げになるような感じはなく、さりげないマッチング感が良いと思います。


<音声>
 主人公以外はフルボイスで、各キャラクターの印象としては以下のような感じです。
 鞠乃:主人公の叔母という関係ですが、非常に若々しい印象。
     それでいて、母親のような抱擁感を感じさせます。
 玲那:主人公より2歳年上にもかかわらず、やや幼い印象の声。
     それが、清純さという印象をより強く感じさせてもいます。
 瑞穂:基本的には爽やかで落ち着いたお姉さん的なのですが、すこし小悪魔のような響きも含んでいる声です。


<感想>
 原作は鏡龍樹氏の同名小説(フランス書院文庫)ですが、実際にプレイしてみると、あまり官能小説くさく感じません。
 これは、全般的なキャラクターの若い容姿と声の演出により、「官能小説」という言葉から連想される強い淫靡な印象を拭い去っています。
 そのため、プレイしてみると思ったよりもあっさりと読み進める事が出来ます。
 しかしながらエッチシーンにおいては、シナリオの描写の細やかさとシーンの融合により、官能小説の淫靡な部分を垣間見ることが出来ます。

 ゲームとしては全く難しい部分はなく、シナリオの分岐点では思うがままに選択肢を選べば、話は次々と進んでいきます。
 ただ、シナリオ的には性描写に重点にあるからか、若干底の浅さを感じるのは否めなく、物語としては物足りなさを感じますし、メインの鞠乃や玲那と比べて、オリジナルキャラの瑞穂の話の作りこみが全くと言って良いほど無く、折角出てきているのに勿体無いなぁ、という感じを受けてしまいます。
 また、エンディングの場当たり的な話の流し方についても、少々不満の残る所はあります。

 「ゲーム」という観点からではなく、「音声と映像のついた小説」という観点から見れば、この作品は面白いと思います。


<10点満点での総合評価>
 6点
意欲的な作品ではありますが、細かい所が今一歩という印象が拭えなかったので。


お気に入りのキャラ:葉川 鞠乃
最後に一言:「官能小説の世界を覗いて見たい人はプレイしてみてはいかがでしょうか。」