Scarlett〜スカーレット〜 (ベネ!さんのレビュー) | 評価: 8.5 |
▼ タイトル | Scarlett〜スカーレット〜 | |||
▼ ブランド | ねこねこソフト | |||
▼ ジャンル | ビジュアルノベル | |||
▼ 対応OS | Win98/Me/2000/XP | |||
▼ メディア | DVD-ROM | |||
▼ 定価 | 税込\9,240(税抜\8,800) | |||
▼ 発売日 | 2006/05/26 | |||
▼ 購入 | Scarlett (スカーレット) / オリジナル特典 Getchu.com | |||
【 CG観賞モード 】 | あり | |||
【 シーン観賞モード 】 | なし(細かいチャプター選択あり) | |||
【 BGM観賞モード 】 | あり | |||
【 メッセージスキップ 】 | あり(未読・既読判別あり) | |||
【 メッセージ履歴機能 】 | あり(音声再生あり) | |||
【 選択肢リターン機能 】 | なし | |||
【 オートモード 】 | あり | |||
【 ヒント機能 】 | なし | |||
【 セーブ数 】 | 100個+1 | |||
【 エンディング数 】 | 2個? | |||
【 ディスクレス起動 】 | 不可 |
<ストーリー>
どこにでもいる学生だった「明人」。
なんとなく過ぎる毎日に、何かを変えたいと、学校を中退し目的もなく旅行に出る。
そして、沖縄を旅行中に偶然知り合ったのは、「しずか」だった。
その出会いをキッカケに、今まで憧れに過ぎなかった、非日常の世界へと足を踏み入れる事になってしまう。
<キャラクター紹介>
別当・和泉しずか・スカーレット(べっとう いずみしずか すかーれっと)
通称・しずか。九郎の妹。
生意気で意地っ張りな所もあるが、兄に対しては甘えん坊。
アメリア・ウィ−クス
スイス生まれの温厚で優しい女の子。
物心ついた時から人里離れたところで暮らしてきたので、世間離れしたところがある。
葉山 美月(はやま みつき)
九郎の古くからの知り合い。
冷静で現実的な性格。
二ネット
謎の黒人女性。
九郎達とは古くからの知り合いだが、今は訳あって恨まれているらしい。
別当・和泉九郎・スカーレット(べっとう いずみくろう すかーれっと)
日本とアメリカのハーフ。
その面立ちからはクールな印象を与えるが、割と人情深いところもある。
このホームページはねこねこソフトより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はねこねこソフトに帰属します。
<購入動機>
ねこねこソフト最後の作品、いうだけで購入動機は十分。
銀色・朱のねこねこの淡々としたシナリオが好きでしたが、これはそのどちらでもなさそうです。
体験版をプレイして、語り口がスムーズで好感持てました。
弱点であった、銀色・朱の中だるみさがないと感じました。
体験版は重要ですね^^;
<音楽・音声>
とても良かったと思います。
キャラクターの雰囲気に合っていて、好演されています。
声優さんは公表されていませんが、美月の甘ったるい声が結構お気に入りです。
しかし、エロ自体の描写は薄いので期待は出来ません(何の^^;?)
音楽関連は、相変わらず良い仕事をされています。
ラテン系のテンポのいい曲も何点かあり、聴き応えがあります。
でも、やはり暗い曲に惹かれる私もいます^^;
別にI'veは好きでも嫌いでもありませんが、今回のENDINGの曲は特に良かったです。
挿入歌(スペイン語)もあり、作品の雰囲気を十二分に盛り上げていました。
総じて合格点以上の出来でした。
<システム>
修正ファイルがあります。
一部音声指定等の修正、演出面の強化、誤字脱字の修正等々、だそうです。
必ず当てましょう。
でないと誤字脱字の連打等、不備に目が行き、精神的に楽しむことが出来ません。
システム周りは上記参照^^;
上記以外では、Window/フルスクリーン両対応。
Window時の画面サイズは800x600。
セーブ箇所は100個+クイックセーブが1個。
サムネイル表示やセーブ日時が表示され、親切で分かりやすいです。
ジャンルはビジュアルノベルって書いてありますが、選択肢型のADVと言った方が良いかと^^;
一部メッセージの全画面表示があり、ビジュアルノベルタイプになります。
<感想>
ねこねこ作品にしては、とにかくテンポが良かったです。
ありえない強権力を傘に好き放題やっていますが、それが妙に心地良いです。
何故だろう…、作品の雰囲気でしょうか?
よく考えれば、突っ込みどころ満載ですが、それを考えていたらこの作品は楽しめません。
この際考えるなという事で^^;
全体的なバランスも秀逸です。
長すぎず、短すぎないストーリー。
それが心地良かった分だけに、あと2話ほど欲しいなぁという気持ちも出てきたりします。
しかし、蛇足になってはいけないので、これが適当かも。
テンポの良さは、今までのどの作品にも該当しない気がします。
良い作品というのは、必ずそこに浅くない主張が盛り込まれていると思います。
Scarlettもそれに漏れず。
とりあえず体験版をやって、共感する部分があったのなら、是非にプレイして欲しいです。
作品は章じたてのシリアス調で進んでいきます。
なかにはコミカルな部分もありますが、総じて重い雰囲気ですね。
しかし、最後はとても心地良くENDINGを迎えられます。
萌えゲーでもエロゲーでもなく…。
18禁ゲームというのは、単にエロという意味ではなく、暴力的な描写でもなく、ある意味なんでもありなエンターテイメント性を持たせることが出来るということが、18禁ゲームという可能性なのだと思います。
スカーレットは全年齢対象でもいけると思いますが、あえて18禁でいったことで、そのなんでもありなエンターテイメント性を持たせ、成功しています。
ともあれ、ねこねこソフトというメーカーにお疲れ様でした。
最後の作品がこういうものだというのは、良い感じだなぁ、と思います。
作品と共にねこねこソフトというメーカーも爽快感を持ってENDINGを迎えることが出来ました^^;
<10点満点での総合評価>
単体だと8.5点くらいでしょうか…。
しかし、ねこねこソフトというソフトメーカーに尊敬の意味もこめて、10点にしたい気持ちです。
評価っていうのは、何を主眼に置くかでしょうけど、エロだけなら5点、音楽8点、まとまり10点、ストーリー8点ってところです。
でも、総合評価は8.5点。
しかし、なんとさわやかな話だったろうか。
お気に入りのキャラ:別当・和泉九郎・スカーレット…ちょいおっさん入ってる渋めキャラです^^;
最後に一言:「青ナンバーに切符切るほうがおかしいのさ。」
機神飛翔デモンベイン (刹那の夢さんのレビュー) | 評価: 10 |
▼ タイトル | 機神飛翔デモンベイン | ||||
▼ ブランド | ニトロプラス | ||||
▼ ジャンル | ノベル+3Dロボットアクションゲーム | ||||
▼ 対応OS | Win2000/XP | ||||
▼ メディア | DVD-ROM | ||||
▼ 定価 | 税込\7,875(税抜\7,500) | ||||
▼ 発売日 | 2006/05/26 | ||||
▼ 購入 | 機神飛翔デモンベイン 通常版 / DXパッケージ版 | ||||
【 CG観賞モード 】 | あり | ||||
【 シーン観賞モード 】 | なし | ||||
【 BGM観賞モード 】 | あり | ||||
【 メッセージスキップ 】 | あり(未読・既読判別あり) | ||||
【 メッセージ履歴機能 】 | あり(音声リピートなし) | ||||
【 選択肢リターン機能 】 | なし | ||||
【 オートモード 】 | あり | ||||
【 ヒント機能 】 | なし | ||||
【 セーブ数 】 | 60個 | ||||
【 エンディング数 】 | 1個 | ||||
【 ディスクレス起動 】 | - |
<ストーリー>
前作にあたるノベルゲーム版『斬魔大聖デモンベイン』の後日談に当たる物語。
デモンベインの活躍によって邪神の陰謀は砕かれ、歴史は修正された。
この世界には犯罪結社『ブラックロッジ』は存在せず、役目を終えたデモンベインの姿も無い。
しかしアーカムシティでは、相変わらず怪事件が続発し、ドクター・ウェストが騒動を巻き起こしている。
大黄金時代にして大混乱時代にして大暗黒時代――アーカムシティの本質は何も変わっていない。
主人公である大十字九郎とその相棒アル・アジフは、怪事件を専門とする魔導探偵として活躍している。
そんな二人の元に、再び怪異の影が迫る。
「賊め……このミスカトニック大学秘密図書館に何の用だ?」
ある夜、禁断の魔導書を補完するミスカトニック大学の秘密図書館に賊が侵入した。
賊は図書館長ヘンリー・アーミティッジを出し抜き、かの魔導書『ネクロノミコン』を奪い、姿を消す。
それがアーカムシティを巻き込む、怪事件の始まりだった。
<キャラクター紹介>
大十字九郎
主人公。
かつて最強の魔道書『アル・アジフ』の所有者としてデモンベインに乗り、戦った青年。
新しく生まれ変わった世界では、怪事件を扱う魔導探偵として覇道財閥に雇われている。
今回はアーカムシティで多発する『血の化け物』事件を追って、捜査に乗り出す。
アル・アジフ
ヒロイン。九郎のパートナー。その正体は最強の魔導書『アル・アジフ』の化身。
可憐な容姿とは裏腹に性格は尊大かつ倣岸不遜。
今回もまた九郎と一緒に、怪異に立ち向かう。
九郎を超人的な能力を持つ『マギウス・スタイル』へと変身させる能力を持つ。
『二闘流』の少年
今回の事件に引かれるように現れた、謎の少年。
二振りの小剣と、二挺の拳銃を操って戦うスタイルから、『二闘流[トゥーソード/トゥーガン]』の異名を持つ。
この少年が持つ銃は、九郎が持つものと同じ魔銃『クトゥグア』『イタクァ』であり、小剣もまた魔力を持つ『ロイガー』『ツァール』である。
だが九郎やアルとの関係は(当の本人である2人にも)謎である。
今作のもうひとりの主人公。
アナザーブラッド
『二闘流』の少年と同じく、今回の事件と同時に姿を見せるようになった少女。
紅い髪に紅い瞳、紅いドレスと全てが赤で統一されている。
少年と同じく、その正体は謎に包まれている。
このホームページはニトロプラスより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はニトロプラスに帰属します。
<購入動機>
萌えではなく、燃えを求めるのならこれに勝るものは存在しないでしょう。
<音声・音楽>
音声はフルボイスです。
前作で登場したキャラは、前作と同じ方が担当されています。
新キャラに関してもベテランの方ばかりなので何の問題もありません。
…というか前作以上に声優陣が凄まじい事になっています。
PCゲームの中でどころかコンシューマーのゲームを全て含めてもこれほど豪華なメンツが顔を揃えているゲームは存在しないのでは無いでしょうか?
真面目にこんな事して本当に破産しないのか心配になるくらい凄いメンツです^^;
音楽も前作と同じ物も多いですが、今回初めての曲も素晴らしいものばかりなので文句の付けようが無いです。
総じて音声・音楽は満点をあげたいくらいの出来ですね。
<感想>
今回は一応18禁ではないのですが、あまりにも有名なゲームの為、レヴューを書かせてもらいました。
初めに今作は完全に前作の続編になっている為、前作をプレイされていない方はほとんど内容が分からない仕様ですので、まず前作のプレイをお勧めします。
肝心の内容ですが結論から言いますと素晴らしいです!
個人的にFate、月姫以外でこれほど素晴らしいと思えるゲームはこのデモンべインくらいです。
今回も神殺しの刃、魔を断つ剣ことデモンベインのカッコ良さは少しも衰えてはいません。
今回新しく追加された要素であるアクションパートですが、正直それほど期待していませんでした。
あくまでおまけのミニゲーム程度にしか考えていなかったのですが、良い意味で見事に期待を裏切ってくれました。
さすがにバーチャロンなどと比べたら劣りますが、それでも充分すぎる位良く出来ていると思います。
何よりあのデモンべインを自分で動かせるというだけで嬉しかったです^^;
…出来ればゲームパッドでの操作をお勧めします。
キーボードでは難しい以前に面白さ半減するので。
メインのストーリーの方ですがこれも前作と同じくらい素晴らしいです。
ネタバレになるのであまり詳しくは書けないのが残念ですが、存在しないはずのアンチクロス、そして九朗と同じクトゥグア・イタクァにロイガー・ツァールを操る少年、さらには全身を赤に染めた謎の少女アナザーブラッドなど見所を挙げるとキリがない位です。
デモンべインVSデモンべインのバトルの時は久しぶりに鳥肌が立ちました。
今作では小説版のデモンベインで登場した前マスターオブネクロノミコンであるアズラッドも登場しますので、プレイ前に小説の方も読んでおくとより一層楽しめると思います。
今回は選択肢もなく1本道なので、エンディングも基本は1つですが、クリア後にある条件を満たすことでトゥルーエンドを迎えることができます。
トゥルーエンドを迎える為のキーワードは「輝くトラペゾへドロン」です。
前作をプレイされた方には是非とも今作もプレイしてもらいたいです。
そして再びあの聖句を。
「憎悪の空より来たりて!」
「正しき怒りを胸に!」
「「我等は魔を断つ剣を執る!」」
「「汝、無垢なる刃――」」
「「デモンべイン!」」
<10点満点での総合評価>
10点満点以外付けられるはずも無いです。
お気に入りのキャラ:大十字 九朗…最近のへたれ主人公とは格が違います。
最後に一言:「光射す世界に涙を救わぬ正義無し!」
TACTICSBRID (ピアーズさんのレビュー) | 評価: 4 |
▼ タイトル | TACTICSBRID(タクティクスブリッド) | |||
▼ ブランド | BLIP | |||
▼ ジャンル | 本格派ロボットタクティカルウォーSLG | |||
▼ 対応OS | Win98/Me/2000/XP | |||
▼ メディア | DVD-ROM | |||
▼ 定価 | 税込\9,240(税抜\8,800) | |||
▼ 発売日 | 2006/05/26 | |||
▼ 購入 | オリジナル特典 Getchu.com | |||
【 CG観賞モード 】 | あり | |||
【 シーン観賞モード 】 | なし | |||
【 BGM観賞モード 】 | なし | |||
【 メッセージスキップ 】 | あり(未読・既読判別あり) | |||
【 メッセージ履歴機能 】 | あり(音声リピートなし) | |||
【 選択肢リターン機能 】 | あり | |||
【 オートモード 】 | あり | |||
【 ヒント機能 】 | なし | |||
【 セーブ数 】 | 20個 | |||
【 エンディング数 】 | 7個 | |||
【 ディスクレス起動 】 | 可能 |
<ストーリー>
核戦争から15年。
かつての大国を中心に形成された『統合世界政府(U.W.G)』は着実に勢力を広げ、復興を成し遂げつつあった。
しかし、この動きに反対する勢力『イコン・ガザ共同体』は二足歩行型ロボット新型兵器パワードムーバ(PM)を用い、自らの世界新秩序構築のための戦争を開始。
U.W.Gは劣勢なるも、自らのPMを開発し反撃をしかける。
プレイヤーはU.W.Gの女性ばかりのPM部隊に隊長として赴任することになる。
幼馴染の埜々花を始め、個性豊かな女性達に囲まれ、そして時には誘われ…。
明日は無いかも知れない命を抱えて出撃していく女性達と龍之介。
その彼女達がそれぞれに持つ過去を背景に、龍之介との関係はどう展開していくのか。
反対勢力「イコン・ガザ」指揮官キスカの秘密…。そして戦いはどうなっていくのか!
多彩なシチュエーションでの戦闘が楽しめる、本格派ロボットタクティカルウォーSLG。
このホームページはBLIPより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はBLIPに帰属します。
<購入動機>
店内POPと『骨のある超本格派戦略SLG』という宣伝効果に騙されて(つД`)
<音楽・音声>
OPとENDに主題歌、構成ムービーは今時というか悪くはありません。
しかし、戦闘BGMは聞き飽きます。なぜなら同じパターンしかないからです。
単に私が見逃しているのかもしれませんが恐らく1個だけかと…。
それがずっとリピートされます。
戦闘BGMとしては雰囲気があって悪くはないのですが、如何せん種類が少なすぎです。
音声は普通か、まぁ満足できる部分かと。
この点に関しては数少ない、本当に数少ない良い点でした。
<感想>
有名な言葉があります。
長距離を完走し終えた、ある選手の言葉です。
『自分で自分を褒めてあげたい!』
………。
…。
今年初の赤点だったと思います(つД`)
よく最後までプレイしたと…。
<10点満点での総合評価>
4点
上記のシステム一欄見れば納得できるかと…。
お気に入りのキャラ:アルビーヌ・ミラマ…個別エンドの女王様プレイって…。
<TACTICSBRID七不思議〜ネタバレ満載注意!>
非常にビックリな作品で、クリア後には開放感やら達成感満載のこの作品。
ちょっと書きながらムカムカしてきたので愚痴だと思ってご勘弁。
まず言わせてください!今時『回想ナシ!』ってど〜ゆ〜ことですか\(`0´)/
BGM観賞は、まぁCD付いてますので無くても我慢しましょう。
なんか当然あるだろ?と、思っている機能が無いのはとっても不満です。
まぁ、クリア後には感情移入度が極小値に達してしまっていたので、それほど驚きはしませんでしたが…。
ホントよく最後までプレイしたなぁとしみじみと思いました。
自分で自分を褒めてやりたい。
ある意味、不思議な達成感があるのですが、取り合えず発見して不思議要素を思いつく限り列挙しちゃいます。
1、戦闘機少なすぎ
開始当初はPM01、PM02の2種類のみ。
敵戦闘機だって同じタイプでラスボスは流石に変えてたけど全部で10種類もないよ?
手抜き過ぎでしょう〜!!
2、舞台となる世界観がまるで見えない
なんか舞台がいっつも同じ画面で、戦闘フィールドは何パターンかあるのですけど、事務的に薫子博士からのMissionこなすだけで【選択する】という要素が一切ない!
誤解のないよう断っておきます、がヒロインキャラからのお誘いを受けるか断るかの選択は3〜4回あります。
3、主人公めちゃめちゃヘタれ!\(`0´)/威厳も尊厳もあったもんじゃない!
M1でカッコ良く登場したものの激しく滑っちゃった主人公。
その後落ちた株を起死回生の如く上げていくのかと思いきや!
最後の最後まで(゚Д゚)ハァでした。
唯一頑張ったのはベットシーンのみだけって一体ど〜ゆこと???
あんた一体何しに来てんのですか!!
言動と行動、王道のヒーローらしく成長して欲しいという期待が出来なかったです。
ミスマッチだったと結論します。
これには感情移入サッパリできなくて終始困難でした。
4、戦闘自体自由度低すぎ
武器の種類が近距離・中距離・長距離とあるのなら必ずあって欲しいのが命中確立。
使い手によって変化するこの命中がこの作品にはありません。
潜伏場所に完全に依存し場所によって変化します。
ヒントで確認できますが0%というのがありません。
打てば取り合えず当ります。
だからこそLvというのがないこの作品。
パイロット性能が殆ど戦況に左右されないというのは某有名ロボット大戦で育った私を酷く落胆させてくれました。
5、難易度設定が疎か過ぎ!
これは酷い…。
もし、これからプレイしようと思っている方は聞いて下さい。
通常モードと初心者モードの2種類ありますが『迷わず初心者モード』をする事をお勧めします。
少なからずこういったSLGをセレクトするユーザーはある程度慣れてるかと思います。
自信だってあるでしょう。
私も初心者モードなんて最初見向きもせずプレイしました。
いや〜泣きましたね(T_T)
M3あたりからストレス溜まり、精神の危機感じM5で断念し最初から初心者モードでリスタートしました。
原因は敵が多すぎる事!
味方7機に対し、敵20〜30機ざらです。
敵さんのターンを待っているのも苦痛です。
長いのだと2、3分位掛かり、激しくダレます。
加えて増援なんてしてきます。
確かM8か9以降からの増援は無制限です(ターン毎に2〜3機の制限)。
最初バグってるんじゃないか?!と思った位出ます。
モタモタしてると敵で一杯になりリトライ決定でしょう。
まだこの増援が戦闘激戦区から離れた位置から出現し、到達するまで数ターンを有するなら許せます。
ところが、そうじゃありません。
登場と同時にこちらまで移動し攻撃してきます。
ですから増援後の展開も計算し配置、攻撃せねばなりませんのでイライラしました。
敵味方共に言えるのですが移動距離の設定及び遠距離攻撃範囲が広すぎです。
分かり易く言えば、プレイ開始から全員ファンネル装備し、サイバスター並みの機動力を有し(勿論敵も増援も)、加えて命中100%という悪夢を想像すれば初心者モードで恥ではありません。
ゲームの流れは
ブリーフィング ⇒ 戦闘ステージ ⇒ インターミッション、の繰り返しで全11ステージ。
中盤以降、インターミッションでお目当ての女性とのベットインですが、着任早々、関係が薄いままで何故か皆発情してるかのように主人公にアプローチしてきます。
敵に包囲され、なんとか生還した直後、下着売り場でアプローチ。
埜之花やシン・ミヨンを筆頭にアイシュワリア・ナーガと続いて緊張感のない茶番劇を展開していきます。
このパイロットの養成に実は1000時間以上有していると解説が入りますが「寝言は寝て言って下さい\(`0´)/」
ものすごぃヒキます。
これが最初から感じた不満ですが、そもそも真剣に戦っている、といった感じが一切伝わってきません。
世界観も見えません。
作戦成功でどれだけ勢力伸びたのか、残存勢力がどれだけあるのか、敵対勢力規模はどれ位なのか、一切分かりません。
不鮮明のままで非常に消化不良。
Hシーンは各1〜2回。
薄くてもいいのですけどCGが微妙…。
なんか主人公立ち絵と違うし、期待してる方は期待しないように。
7、各キャラ見事に魅力ナシ!
立ち絵の仕草変化なしで、表情のみ変化するもイマイチ。
顔のみのサブカメラでの変化もあるも3〜4パターンのみでセリフにミスマッチ。
特に主人公が酷く、魅力も親近感もまるで感じませんでした。
最後に一言:「次回から購入の前に体験版をプレイすることを覚えた。」