夜明け前より瑠璃色な (H.I.Tさんのレビュー) | 評価: 8 |
▼ タイトル | 夜明け前より瑠璃色な | |
▼ ブランド | オーガスト | |
▼ ジャンル | 月のお姫様ホームステイADV | |
▼ 対応OS | Win98/Me/2000/XP | |
▼ メディア | CD-ROM / DVD-ROM | |
▼ 定価 | 税込\9,240(税抜\8,800) | |
▼ 発売日 | 2005/09/22 | |
▼ 購入 | 夜明け前より瑠璃色な / オリジナル特典 Getchu.com | |
【 CG観賞モード 】 | あり | |
【 シーン観賞モード 】 | あり | |
【 BGM観賞モード 】 | あり | |
【 メッセージスキップ 】 | あり(未読・既読判別あり) | |
【 メッセージ履歴機能 】 | あり(マウスホイール対応、音声リピートあり) | |
【 選択肢リターン機能 】 | なし | |
【 オートモード 】 | あり(文字単位・ページ単位での調整可) | |
【 ヒント機能 】 | なし | |
【 セーブ数 】 | 80+3(クイックセーブ)個 | |
【 エンディング数 】 | 6個 | |
【 ディスクレス起動 】 | 可(初回起動時のみ必要) |
<ストーリー>
あなたと一緒なら、きっと大丈夫────。
会ったことなんてないはずの人の、どこか懐かしいような声。
生まれてからずっと、それよりもっと前、ずっとずっと前から、空を見上げればそこにあって、
ネオンの街を、雪原を、さざ波が立つ海を、木々が生い茂る山を、
優しく、冷たく、静かに、明るく、朧に、照らしていた月。
歴史の教科書によると、そこに、大昔に渡った人たちが国を作ったらしい。
地球上のどこよりも遠いのに、見上げればそこにある王国。
そんな国から。
お姫さまが、うちに、ホームステイしに来るって言ったらどうする?
どこか懐かしいような声で、会ったことなんてないはずの人が言う。
私には、あなたがいるわ────。
<キャラクター>
フィーナ・ファム・アーシュライト CV:手塚 まき
主人公宅にホームステイする月のお姫様。
仕草一つをとっても気品が感じられ、育ちの良さが窺える。
責任感が強く、一度引き受けたことは投げ出さない。
地球の空と雲がお気に入りで、主人公を見晴らしの良い場所に連れ出すこともしばしば。
ミア・クレメンティス CV:成瀬 未亜
フィーナの乳母の娘で、メイドとして仕えている。
フィーナのことをとても尊敬しており、今回の姫の留学にも、ただ一人身の回りを世話する役として同行することになった。
自分から何かをしたい・欲しいと言うことはあまり無いが、責任ある仕事を任されると張り切る。
朝霧 麻衣 CV:安玖深 音
主人公の妹。実は養子で主人公と血は繋がっていない。
しかし、両親が亡くなった今、このことを知るのは二人だけであり「他人には絶対に秘密にしよう」と誓い合っている。
学院では吹奏楽部に所属し、フルートを演奏している。
主人公はよく自主練につき合わされる。
鷹見沢 菜月 CV:海原 エレナ
主人公の幼なじみ兼クラスメート。
隣にあるイタリア料理店の一人娘で、ウェイトレスとしてお店を切り盛りしている。
喜怒哀楽がはっきりしており、困っている人は放っておけない性格。
恥ずかしい目に遭うと「ぼんっ」という音がするほど真っ赤になる。
穂積 さやか CV:本山 美奈
主人公の従姉。
主人公の両親が他界後、残された兄妹の面倒を見てくれている一家の大黒柱。
月への留学経験がある数少ない地球人で、月の文化を地球に紹介する「王立月博物館」の館長代理として働いている。
エリートだが、とてもそうは見えないほんわかした性格。
リースリット・ノエル CV:三咲 里奈
主人公が街で見かける女の子。
周囲にあまり関心を示さず、淡々と行動する。口数が少ないが発言内容は鋭い。
自分のことはほとんど話さないため、住居や家族構成は謎。
いつも厚着で、炎天下でも汗一つかかずに歩いている。
カレン・クラヴィウス CV:羽桜 涼子
地球上の大使館に常駐している、月の王国の秘書官。
駐在武官を兼任。さやかとは同年齢で旧知の仲。
姫のホームステイやその他地球側との折衝を一手に引き受けており、事実上、地球上でのフィーナを管理・監督できる唯一の人物。
人当たりは堅く、さやかが数少ない飲み友達。
胸がないことにコンプレックスを抱いている。
遠山翠(とおやま・みどり) CV:雅 姫乃
主人公の同級生で、菜月の友人。明るく前向き、少しあわて者。
菜月と二人で、同クラス女子の明るい雰囲気を引っ張っている。
物怖じする周囲に率先して、転入してきたフィーナに最初に声を掛けた。
普段から比較的ハイテンションだが、恋愛話になるとカチコチになってしまう面も。
吹奏楽部に所属しており、麻衣の先輩にあたる。
このホームページはオーガストより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はオーガストに帰属します。
<購入動機>
前作は未プレイなのですが、ネットや周りの評判が良いので、買いました。
あとは、絵買いかな^^;
<システム補足>
ゲームは選択肢を選んで進んでいく、基本的なADV。
ゲームの進行具合によって、別ルートが追加されていきます。
最初はフィーナルートしかありませんが、クリア後に他の4人のルートが現れ、5人クリアでリースルート、全員クリアでフィーナの話の補完ストーリーが選べます。
因みに海に行くイベントで、誰と過ごすことになるかでルート分岐が分かります。
システム周りは上記参照。
既読未読判別・強制スキップ、バックログ、オートモードを基本的な要素は取り揃えています。
セーブ数も80個+クイックで3個と十分な数。
選択肢も多くなく、難易度もそれほど高くないので、十分な数といえるでしょう。
しかも、セーブ日時とサムネイル画像ありで、とても分かりやすいです。
Alpha-ROMプロテクトを採用しているため、初回起動時のみディスクを必要とします。
以後はディスクレス起動可能。
誤爆回避の対応が、HP上に掲載されています。
こういうところは好感が持てますが、だったら最初から無くても…と、思う自分もいます^^;
<音楽・音声>
BGMは全43曲。
非常にレベルが高く、単体で聞いても違和感ありません。
ゲーム中だと、シーンにも合っており、より一層雰囲気を盛り上げます。
主題歌・OPソング関係もGOOD!
マキシシングルで販売する姿勢には「?」が付きますが、出すだけのことはあるかなと…。
音声は名前のあるキャラはフルボイス(主人公除く)。
みなさんキャラクターとのマッチングも良く、上手に演技されています。
その為、日常会話のイベントを楽しく読み進めていくことが出来ます。
特にフィーナ役の手塚まきさんは、凛としたセリフがよくお似合いで、とあるイベントではグッときました(つД`)
普通、音声が凄ければ音楽がかすんだり、音声が無ければ音楽の重要性が問われたりしますが、この作品はどちらも高いレベルで安定しており、さすがは高評価・人気作品だなぁと思いました。
<CG>
原画はべっかんこうさん。オーガストといえばこの人ですね^^;
とても綺麗で可愛く、抱きしめたいくらいです。
(次回イベント時、抱き枕商品が出てきそうな^^;)
絵買いはあっても、この絵を拒否・非買の理由にする人はごくごく少数でしょう。
日常会話に挿入されるギャグ絵も特徴の1つであり、見どころです。
背景画も細かく綺麗で丁寧です。
こだわりがあるところは違いますね^^;
<感想>
月には兎ではなく、人が住んでいる世界(実際ははるか昔に月に移民)。
何百年も前に月と戦争があり、それ以来あまり交流が無い二つの世界。
そんな中、月の王国のお姫様が主人公の家にホームステイしにやってきて、物語スタートです。
内容は、純愛王道ストーリー。
各キャラクターを紹介しつつ、コミカルに描く前半。
後半に向けて、ヒロインを選びつつ、二人の前に障害が訪れるものの、二人手をとり協力して、それを乗り越えていくというもの。
起承転結がはっきりとしており、シナリオも説得力もある為、さわやかに層爽快にエンディングをむかえる事が出来きます。
そのため、達成感というかクリア後の余韻は、格別のものがあります。
(まぁ、一部整合性が合わない記述もありましたが、それはテキストが悪いということで^^;)
各ヒロインと主人公との過去の思い出(案の定忘れているところがお約束^^;)が密接に関係しています。
お姫様との恋愛という、いかにも王道なストーリーながらも葛藤・決断等、良く描かれていて、不覚にも泣いてしまったシーンも数知れず(ノ∀`)
ここらここら辺は見せ方が上手いなぁと感心してしまいました。
<エロ>
エロイです^^;
各キャラ複数回用意されており、しかも1回のシーンで2発3発は当たり前!
ぶっかけた液は持ち越し可能と、スタッフの熱い思いを感じずにはいられません^^;
尺も長く、純愛系ゲームにしては使える仕様というお得感もあります。
内容はほとんどが和姦。
ちなみに全員処女です^^;
<10点満点での総合評価>
8点
さすがはオーガスト。支持されているメーカーは違うな…とを納得させられるゲームでした。
ただ、もう少し掘り下げて描いて欲しいヒロインがいたのも事実なわけで…、そこが残念かなと。
でも総合的に、さすがと思わせる出来で、ちまたの高評価・人気度もうなづけます。
お気に入りのキャラ:穂積さやか…お姉さんキャラはこの上なく大好きです^^;
最後に一言:「略称は“けよりな”?」
AYAKASHI アヤカシ (ピアーズさんのレビュー) | 評価: 8 |
▼ タイトル | AYAKASHI アヤカシ | |
▼ ブランド | クロスネット | |
▼ ジャンル | 伝奇バトルADV | |
▼ 対応OS | Win98/Me/2000/XP | |
▼ メディア | DVD-ROM | |
▼ 定価 | 税込\9,240(税抜\8,800) | |
▼ 発売日 | 2005/10/28 | |
▼ 購入 | オリジナル特典 Getchu.com | |
【 CG観賞モード 】 | あり | |
【 シーン観賞モード 】 | あり | |
【 BGM観賞モード 】 | あり | |
【 メッセージスキップ 】 | あり(未読・既読判別あり) | |
【 メッセージ履歴機能 】 | あり(音声リピートあり) | |
【 選択肢リターン機能 】 | なし | |
【 オートモード 】 | あり | |
【 ヒント機能 】 | あり | |
【 セーブ数 】 | 200個 | |
【 エンディング数 】 | 11個 | |
【 ディスクレス起動 】 | 可 |
<ストーリー>
主人公・久坂悠は、幼少時にある特殊な力を身につけた学生である。
何事にも無気力・無関心な彼は、周囲から価値の無い人間と思われていた。
自らの“力”を使ってくだらない悪さを働く日々。
そんな彼の前に「夜明エイム」と名乗る謎の少女が現れた時から、悠の生活は一変する。
悠を狙う「アヤカシ」と呼ばれる不気味な生物と、アヤカシを操る人々の来襲。
悠もまた、自身に秘められた「アヤカシ使い」としての本当の能力に覚醒し……。いま、壮絶なバトルの幕が切って落とされる!
<アヤカシ>
人間の身体に寄生し、その精神をエネルギーとして実体化する。
彼らは古代から存在していたらしく、言い伝えに残る妖怪のような姿と能力を持つ。
アヤカシに寄生された人間は、その強大な能力を自由に扱えるようになるが、引き換えに徐々に精神を蝕まれ、やがて心身を喪失してしまう危険にさらされることになる。
<キャラクター>
夜明 エイム(よあけ えいむ)
悠の前に現れた謎の少女。悪意ある攻撃から悠を守ろうとする。
無口で感情を表に表さないが、戦闘になると普段とはうって変わった俊敏な動きで相手を翻弄する。
「悪路王」と「サトリ」の二体のアヤカシを操る。
薬師寺 陽愛(やくしじ ひめ)
悠の幼馴染。
フィールドホッケー部所属、活発な性格で学園内の人気も高い。
なにかにつけて悠の世話を焼きたがる。
パム・ウェルヌ・アサクラ
能天気で言動が突飛すぎるところがある、ハーフの少女。
フランスと日本を行き来する生活を送っていたが、ある時出会った悠のことがいたく気に入り、接近してくる。
「天狗」をあやつるアヤカシ使いでもある。
夏原 織江(なつはら おりえ)
大事なものを探しているようなのだが、それが何であるか彼女自身にもよくわからないらしい女の子。
引っ込み思案な性格でいつもおどおどしている。
不思議な言動で主人公たちを困らせている。
夜明 アキノ(よあけ あきの)
“彼”と行動を共にする女性で、エイムの姉。
感情を表に出さず、“彼”以外の人物には冷徹な態度を崩さない。
“彼”に忠誠心を誓っている。
“彼”
“彼”という呼び名しか存在しない正体不明の男。
常に絶対的な自信に満ち溢れた智謀の人物で、ある意図を持って悠に近づく。
久坂 悠(くさか ゆう) 【主人公】
かつては正義感の強い少年だったが、2年前に幼馴染(和泉)を失った事件の影響で、現在はひねくれて無気力な人物となってしまっている。
アヤカシ使いから命を狙われており、窮地をエイムに救われる。
その身体にアヤカシを宿すらしいが……。
このホームページはクロスネットより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はクロスネットに帰属します。
<購入理由>
「DeepVoice」「Maple Colers」からクロスネット・アプリコット作品は超お気に入り!
加えてシナリオ重視とあっては、予約してまで狙っていました。
そんな訳で発売まで今か今かと辛抱して待ってた訳です。
先輩に告白するため待っている女生徒のように(謎)体験版をプレイしてみて、そのクォリティの高さに驚きました!
未プレイの方はまずは体験版だけでも♪
<感想・OP編>
OPムービーが凄い!
公園での打撃を3回加えるシーン(ここが気に入った)の3打撃目が最高!!!
腕が貫通する際相手が「ビクッビクッ!!」と、そういった細かいシーンもちゃんとあってイイです♪
しかも途中歌が高音(裏声)になるとこで、もののけ姫のこだま(ですか??)っぽいのがワァァっと出るのもなかなか印象的♪
最後は最後で腕から使徒のような感じであやかしが出るのも好印象です。
えっとこれでも思いっきり褒めてます^^;
まぁ、何か様々な作品の似た要素を連想させているのは、私のボキャブラリィーの無さが原因でして、素晴らしいの一言!
似たように感じた人も、基本的に「面白ければなんでもOK!」ってことではないでしょうか。
OPで感情ギアがロウからサード位まで加速スタートしました♪
出だし最高です♪
………。
……。
…。
えぇとここまでは実は体験版までの率直な感想です(1話まで)。
1話だけでも私のコスモはセブンセンシズを越す勢いがあったのは言うまでもありません。
<音楽・音声>
音楽、OP・ED歌が凄い!
音楽は全37曲。
OP「砂の城」、ノーマルED用「夜の涙、明日の想い」、TRUE ED用「三日月」
素晴しい出来に感激モノです!
体験版プレイでもOP、ノーマルEDのテーマ曲は聴けるので一度聞いてみてください。
音声が凄い!
音声は主人公以外完全フルボイス。
女性だけでなくサブキャラ男性も喋ります。
どの声優さんも上手で、場の雰囲気を盛り上げる盛り上げる!
今作に限らず、この辺の気遣いは嬉しい限りですね。
音楽ともども安心して聴けます。
ありがとうございます。
<本編・感想>
『…う〜〜ん…』率直な感想です。
期待していたのに…他の仲間がFateファンディスクを予約し深夜購入した時もAYAKASHIを予約し、「AYAKASHI、GETだぜぇ(サトシ風)」と浮かれていたのに…。
いや、十分面白いですよ、うん。
でもでも、私はさらに上を期待していたのです。
体験版からどう発展していくのかと思っていましたが、1話が素晴らしすぎたのかもしれません。
欲張りですかね^^;
確かにHシーンが凄い!です。
しかし、私はHシーンには固執しません。
Hシーンとは、ストーリーの流れとして、主人公(男)がヒロインを愛する行為を言葉だけでなく体でもって表現するものだと思います。
あくまで自然の流れとして、つまりは親近感・臨場感をあげる為の行為だと考えます。
今回のHシーンのクオリティは非常に高いです。
「DeepVoice」「MapleColers」から格段の成長が見て取れます。
全14シーン。各ヒロインに2シーンあります。
メインヒロイン:夜明エイム、薬師寺陽愛、パム・ウェルヌ・アサクラ、夏原織江各2シーン
サブヒロイン:及川千夏(これは2シーン)、ユキ、真田アンズ、伊賀路虎子、夜明アキノ各1シーン
1シーン自体は非常に長いので実用度としては高いでしょう。
何シーンかはペニスが秘所に入る瞬間がとてもエロく再現されてます。
つまり、Hシーンに重点置き過ぎちゃったのか、2話以降ストーリーにおいてけぼりの感じが見て取られるのです。
いや、大多数の方が喜んでいることでしょう、Hシーンが強化されたのですから…。
しか〜っし、私はシナリオ重視、ストーリー重視なんです!
なんかシナリオが平凡っぽく感じるのは私だけでしょうか…?
特にEDに納得のいかないルートが多いですよ、クロスネット・アプリコットさん゜・。゚(´口`゚)・゚。゜・
ご都合主義の見えるシナリオに多少目をつむり、演出を楽しむゲームだと思います。
理性ではなく、感性で楽しむゲームだと思います。
序盤の面白さを持続出来ていれば良作を言えたのに…。
<10点満点での総合評価>
総合評価は8点です。
これはシナリオに対しての評価というよりはOPムービー、各主題歌、Hシーン、CGのクオリティに依存した数値かと思います。
(1話目までは10点台のコスモを燃やしていたのに…)
お気に入りのキャラ:夜明エイム、薬師寺陽愛、パム・ウェルヌ・アサクラ
最後に一言:「平馬EDが一番良かったと思えたのは私だけでしょうか?次回作も買います、頑張ってください。」
コスってギンギン 最終巻 4人とハーレム偏 (ひびきさんのレビュー) | 評価: 6 |
▼ タイトル | コスってギンギン 最終巻 4人とハーレム偏 | |
▼ ブランド | ポアシャラ | |
▼ ジャンル | MCADV(マインドコントロールアドベンチャー) | |
▼ 対応OS | Win98/Me/2000/XP | |
▼ メディア | ダウンロード販売 | |
▼ 定価 | 税込\2,940 | |
▼ 発売日 | 2005/08/12 | |
【 CG観賞モード 】 | あり | |
【 シーン観賞モード 】 | あり | |
【 BGM観賞モード 】 | なし | |
【 メッセージスキップ 】 | あり(未読・既読判別あり) | |
【 メッセージ履歴機能 】 | あり | |
【 選択肢リターン機能 】 | なし | |
【 オートモード 】 | あり | |
【 ヒント機能 】 | なし | |
【 セーブ数 】 | 10個 | |
【 エンディング数 】 | 2個 | |
【 ディスクレス起動 】 | 可 |
<ストーリー>
俺は宮下狗朗(みやしたくろう)、まだデビューして数年のフリーカメラマン。
とはいえ、実際の所はエロ本の撮影の仕事ばかり…
…それもギャラも安くて話にならない。
そんなある日、喫茶店「ぷるーん」のウエイトレス、早坂優美にもらった催眠術グッズのペンダントを試したところ、それを見た相手を俺の思うままに操れる優れもののアイテムだった…。
そんなペンダントを使い、ウエイトレスの早坂優美、女教師の相澤瞳、看護婦の大原桃子、巫女の姫咲葵を相手にハメ撮りしまくって来た狗朗。
さらに、催眠術が効き過ぎたのか、狗朗は全員からモテモテ状態に!
そんな狗朗は結局4人と同時に付き合う事となり、ついにバッティングの危機がやってきてしまった………!?
<キャラクター紹介>
早坂 優美(はやさかゆうみ/CV:春奈有美)第1巻ヒロイン
喫茶店「ぷるーん」のウエイトレス。
ちょっとおっとり系の、常に笑顔を絶やさない素敵なおねーさん。
やたらとお姉さんぶるが、性格はちょっと天然系でお茶目。
店の常連である主人公とは結構親しい。
性格も子供っぽいクセに、世話焼きでやたらお姉さんぶる事しばし。
相澤 瞳(あいざわひとみ/CV:和泉あやか:)
主人公の従姉で女教師。ちょっときつめな印象で、いわゆるクールビューティー。
ひっつめ髪にメガネ、タイトなスーツ姿。年齢は20代後半。
他人にも自分にも厳しく、主人公は昔から彼女に頭が上がらない。
とはいえ心配してくれているのも確かで、あれこれ説教するも、ご飯やら掃除とかやってくれる優しい一面も。
大原 桃子(おおはら ももこ/CV:秋月まい)第三巻ヒロイン
総合病院のナース。制服はロングスカートのナース服にエプロン。
総合病院の中堅ナースで、まるで天使のような博愛精神に満ちあふれている。
まるでシスターのような彼女だが、この仕事に生涯をかけているらしく、結婚はおろか男性の影もかけらもない様子。
姫咲 葵(ひめさき あおい/CV:五行なずな)第四巻ヒロイン
近所の神社の一人娘で、巫女さん兼家事手伝いと言う感じ。
今回は、結構女性らしい一面も。
このホームページはポアシャラより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はポアシャラに帰属します。
<購入理由>
プレイしている間に愛着が湧いてきました^^;
四巻まで買っているし、退くに退けないということも^^;
<ゲームの概要>
普通のADVです。短いです^^;
ドタバタ喜劇な感じと、エッチシーンの連続で構成されています。
シンプルな作りなゲームで、ストーリーはほぼ一本道です。
前の巻が無くても、プレイできます。
<システム補足>
上記参照&前作参照^^;
前巻までとほぼ同じシステムです。
<音楽・音声>
女性キャラはフルボイスです。
薬局のおばちゃんにも声が入っているのがミソ。
「不必要なものは全てとっぱらう」
という徹底した考えならば、薬局の店員を男性にしてしまえば何の問題もないですが、こういった所にわざわざボイスを入れるというところに、遊び心が感じられて好感が持てます。
一見「無駄」と思えるものでも「無駄」ではない、という良いお手本なのではないでしょうか。
ヒロイン達の普段の日常会話は安心して聴けます。
演技臭さは感じられなく、「嫉妬心を必死に隠しつつ主人公に詰め寄り、責める」という演技も自然な感じでした。
ただ、エッチシーン等では、やはり有名な声優さんに今一歩及ばなかった…かなぁ。
音楽は、基本的に前回までと同じ音楽ですが、新しい音楽も増えてます。
さすが最終巻^^;
<原画・CGなど>
原画は AGAさん。
前作までのCGで、使いまわされているものもありますが、それほど気になりません。
当然の如く乳は巨乳で、デカく表現されております。
…相澤瞳の胸が一番デカい、と見た^^;
ただ、胸がデカイ+ヒップがデカい、というのは、良く言えばグラマー、悪く言えばデブ。
ウエストが引き締まっているのは良かったのですが、胸のデカさと尻のデカさが強調されすぎていて、
「女教師がパリッとスーツに身を正す」という感が露ほども出ていなかったのが残念。
コスプレ娘というよりも、ただの巨乳女という印象しか受けませんでした。
「タイトスカート」という設定ですが、ロンタイなのかパンツルックなのか、立ち絵からは分からない所もマイナス。
本作は、4巻全てのヒロインが出る、ということで、当然ウェイトレス、女教師スーツ、ナース服、巫女服が一同に介します。
全員が胸だけはだけて下半身丸出し、という構図があります。
しかし、コスプレでここまでオープンに胸を出されると、コスプレの味が落ちるというか何というか…。
ちなみに、全員がウェイトレスの格好をする場面も。
カチューシャまんせー(o゜▽゜)o
<エッチシーン>
登録されるエッチシーンは12個。全部和姦です。
これまたエッチシーンの連続です。
今回はハーレム編ですが、ハーレムの王道を行くようなシチュエーションを扱っています。
4人で一斉にパイズリするとか、4人で一斉に立ってオナニーとか、4人全員でバックから挿入されるのをオネダリするとか…。
もちろんラストは4人全員孕ませ状態です。
お約束ですね^^;
淫語には、相変わらずピー音が入りませんし、頻繁的に出てきます。
また、今回は、「クサレチンポがっ!」等、罵倒される場面もありますが、これまた和気藹々モードの中で言われますので、眉をひそめることは無いでしょう。
また、前作までは、「ハメ撮りが目的」な為に、行為中にシャッターフラッシュの描写として、連続して白く画面が光っていたのですが、本作はそれが全く無くなりました。
その為実用性もアップ…かな^^;
<感想>
本作は、以前登場したヒロインばかりなので、性格説明に関しての描写はそんなにありません。
まぁ、前作までをプレイしていれば必要ないのも事実です。
というわけで本作は、4人のヒロイン達が「私が狗朗のステディよ!」
と、互いに譲らず口論となり、4つ股をかけていた狗朗を激しくなじり…という展開からスタートします。
この辺はコメディ色が強く、面白かったのですが、やはり悲しいかな、低価格の宿命。
このコメディ場面が短い・゚・(ノД`)・゚・
主人公は重圧に耐え切れず、すぐに催眠をヒロイン達にかけ、スムーズに多人数とラブラブ和気藹々モードになってしまいます。
まぁ、エッチシーンの為のエロゲーですから、それは良いのですけど、修羅場というかもっとコメディが続いて欲しかったです。
後半になれば4人が淫乱モードに突入。
ハーレムエッチ5Pの連続からエンディングとなります。
<シリーズを通しての感想>
皆さんは「立ち食いソバ」を食べたことがありますか?
そうです、良く駅等で見かける、時間が無いときに、お金が無い時にお世話になる、アレです。
「早い、安い」がモットーで、味は二の次。
立ち食いソバに味云々を真剣に言う人はそうはいないでしょう。
そんな立ち食いソバにも、時々「天カスかけ放題!」等、ちょっとした嬉しいサービスが付いている所もあれば、ふらりと立ち寄った立ち食いソバが、期せずして不味かった、なんていう経験もあるでしょう。
この「コスってギンギン」シリーズは、そんな「立ち食いソバ」の概念に非常に似たものだと思います。
値段は安い、容量は小さい、その代わりゲーム自体もコンパクト…そんな感じです。
パソコンの容量を整理するときでも、「まぁサイズも小さいし残っても問題ない」と思うかもしれません。
「まぁ、二千円台だから」と納得もできます。
しかし、意外とコメディー色も強く、エッチシーンも「巨乳・コスプレ・淫語」という三種の神器をくっつけることで、最高レベルとまでは行かないけれども、まぁまぁエロいレベルまで押し上げています。
これが、5,000円したら、高い!と叫びますが、
「2000〜3000円…。まぁそこそこエロいし…、もっとエロいゲームもあるけど、お手軽だし、容量小さいし、
その割には楽しめるし…」と、自己葛藤したりします。
間違いなく本シリーズはB級でしょう。
けれども、故・中島らも は素晴らしい格言を残しました。
「B級はエイキューだ」
この言葉に、前述の自己葛藤の部分の楽しみや、B級にはB級なりの良さがある、という事が現れていると思います。
値段が高いものは美味いんです。
値段が高いものは完成度が高く、また、そうあるべきなんです。
安いモノは高いものに味では適わないんです。
高いものよりも粗が目立ったり、サービスが足りなかったりします。
だが、「安い」は「安い」なりに一生懸命なんです。
限られた予算の中で、どれだけのサービスができるか。
また、「安い」と思いこんでいたら、ポロっと予想外の「良さ」が出てきたら嬉しいでしょう。
そんな感じのゲームでした。
<10点満点での総合評価>
6点
コンパクトなゲームです。
完成度が高いとは言えないですが、何か引きつける物がありました。
お気に入りのキャラ:姫咲葵…ツリ目にやられました(*・∀・)-3
最後に一言:「コスプレゲームというより巨乳ゲームという感じがしましたが、それもまた良し^^;」