おね・たま〜ボクとお姉ちゃんと狐の湯〜    (GPさんのレビュー)   評価: 6.5 
▼ タイトル おね・たま〜ボクとお姉ちゃんと狐の湯〜
▼ ブランド DreamSoft
▼ ジャンル 温泉ラブコメ接待ADV
▼ 対応OS Win98/Me/2000/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 税込\9,240(税抜\8,800)
▼ 発売日 2005/07/29
▼ 購入   おね・たま / オリジナル特典 Getchu.com
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートあり)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  45+10(クイック)個
【 エンディング数 】  10個
【 ディスクレス起動 】  不可

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<ストーリー>
 温泉街で温泉宿を営んでいる主人公・片桐美久は、都心の大学へ通う為、東京で一人暮らし。
 といっても、いつも身の回りには従姉妹で幼馴染みでもある、高見悠と各務優希が居るのだが…。
 そんな大学生活も二年目を迎えたある日、1人暮しをしている彼の元に、実家から連絡が入る。
 すぐに戻ってこいという突然の呼び出しに、一年振りに帰省する事に。
 久々に戻った実家は、なんと温泉の源泉が涸れるという状態により経営難で廃業寸前の状態。
 そんな状態を打破し、温泉宿を建て直すためには、次の新月までに次期女将さんを選ばなければならないという…。
 次期女将と言う事は、それは同時に跡取息子である美久のお嫁さん。
 つまり美久の嫁取りが温泉復活の鍵になると言う。
 当然、美久はそんな事態に困惑するしかないのだが、そんな彼を尻目に、女将候補として選ばれたのが、悠と優希。
 二人とも美久の年上の幼なじみであり、今まで本当のお姉さんのように可愛がってもらっていた相手だった。
 二人は、さっそく美久の気を引こうと、競い合うように魅惑的な接待を始める。
 今まで仲が良かった筈の二人が自分を挟んで対立し合う事になり、右往左往するしかない情けない美久。
 はたして、彼が最後に選ぶのはどちらのお姉さんか。そして、温泉宿は無事に経営難から脱出することができるのだろうか。


<キャラクター>
高見 悠(たかみ はるか) CV:かわしま りの
 主人公の花嫁候補の一人。
 主人公にとっては姉代わりの幼馴染みで、父方の従姉。
 はっきりしたお姉様タイプ。
 性格はざっくばらんで少々おじさんぽいところもあるガサツだが、牽引力の強い姉といった雰囲気の女の子。

各務 優希(かがみ ゆうき) CV:佐本 二厘
 この子も主人公の花嫁候補の一人。
 悠同様に、主人公の姉代わりでもあり、母方の従姉でもある。
 物静かなお嬢様タイプ、優しいお姉さん系のヒロイン。
 性格は引っ込み思案で少し気弱。家庭的な母性に溢れる女の子。

梶原 亜弓(かじわら あゆみ) CV:新堂 真弓
 代々宿の仲居を務めている家の娘で、主人公より半年ほど年上な女の子。
 宿の仲居として、新しい女将となる花嫁候補へ対する主人公のアドバイス役でもある。

とうか CV:藤森 ゆき奈
 物語の舞台である温泉の見習い守り神(?)なのだが、見習いの為、頼りない感じ。
 年上の女の子が多い本作では唯一の妹的な存在。

片桐 美久(かたぎり よしひさ) CV:緒田 マリ
 高校卒業したての大学一年生。
 容姿はどちらかと言えば可愛い系でヒロイン達にとっては“弟君”的な存在。
 宿屋の存続のために、3日以内に花嫁を決めないといけない立場に追い込まれてしまう。


このホームページはDreamSoftより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はDreamSoftに帰属します。



概要
 Dream Softの恋愛ADV。
 幼馴染の二人のお姉さんから自分の結婚相手を決めなくてはならなくなった温泉宿の跡取りである主人公。
 温泉宿の建て直しと、誘惑してくる二人から相手を決めるのに奔走する姿を描いた作品。


<システム補足>
 上記参照^^;
 一通りそろった使いやすいシステム。
 温泉旅館を徹底的に意識したデザインのため最初は、少々どの機能がどこにあるのか迷うかもしれませんがすぐ慣れます。
 これでディスクレス起動が可能なら文句なしなのですが…。


<ビジュアル>
 原画はひなた睦月さん。
 可愛らしいくて作品にあった絵ですね。
 背景や塗りも綺麗ですし、この辺のクオリティはさすがF&C系列だけあって高いレベルで安定しています。

 CG枚数は44枚、差分は200枚以上あるのではないでしょうか。
 綺麗な絵なのですが、枚数がいかんせん少なすぎます。
 その分差分が多く、変化があって楽しいのですが…。


<サウンド>
 主題歌は「ゆけむりモード」。
 温泉とエロゲー、二つのイメージを一つの歌に詰めたらこんな感じの歌詞とメロディになるのではないでしょうか。
 個人的には結構好きです。

 BGMもさすがはF&C系と感心する出来。
 作品の雰囲気を盛り上げます。


<内容>
 本作は一見小粒な印象を受けますが、所々で一工夫されているのが目を引きます。
 たとえばシステムデザイン。
 徹底的に温泉宿を意識したつくりになっていて、小さなことではありますが、雰囲気作りに貢献しています。

 また陣取りゲームのようなミニゲーム。
 敵の思考がアホなので簡単にクリアできますが、そこでポイントを貯め、新しい温泉を購入すると、Hのバリエーションが増えるので、やりがいもあります。
 他にもHシーンにはちょっとした動画が挿入され(特筆すべき出来ではないですが)、単純な一枚絵とテキストのHシーンのアクセントとしてはそれなりに有効です。

 と、このような細かな部分でのちょっとした一工夫は、一つ一つはたいしたことなくても、多くが集まれば平凡なADVとは明らかに印象が異なり、そういう意味では本作はなかなか好感が持てる作品といえるでしょう。

 それなのに、いざプレーしてみるとあまり面白くないと思うのは私だけ?
 この作品、お姉さん、誘惑、主人公争奪、温泉(お風呂場H)と私の大好物ばかり揃っているはずなのに…。

 その理由は、おそらく作品の肝となるストーリーとエロが、いまいちだったからだと思います。
 例えるならチャーシューやメンマやネギは一工夫して美味しいのに肝心の麺とスープがパッとしない…。
 そんなラーメン屋はいざ食べてみればあまり美味しくないでしょう。
 本作はまさにそんなラーメンみたいなエロゲーなのです。

 まずストーリーですが、二人のお姉さんが主人公を取り合う…、って言う設定は良いと思いますし、変にシリアス要素をいれず最後までコメディで突っ走ったのも正解と思いますし、好感が持てます。
 しかし、この肝心のコメディがあまりに大人しすぎます。
 この手の作品は思いっきりドタバタと、はっちゃけて良いはずなのに、どのイベントもいまいち大胆になりきれていません。
 ヒロインとなる二人のお姉さん、活発な悠とおっとりした優希も、いまいちその二人の個性の差が描ききれていません。
 とうかと亜弓のサブキャラ二人も、大して出番がないまま終ってしまいます。
 特に梶原亜弓は、せっかく「主人公の幼馴染で誰よりもお姉ちゃんぶっていたが、今は若旦那と仲居と言う立場に気を使ってちょっとよそよそしい」なんて、萌えにも、コメディにも、エロにも応用の利きそうなおいしい設定を持ったキャラがいるのに、実際の彼女の作品中での役割はちょこちょこ現状を報告して終わり…。
 Hも一応ありますが、とってつけたようなのが1つあるだけ、あまりにも勿体無い使われ方です。
 さっきのラーメンの喩えを言うなら、使っている小麦粉(設定)は悪くないのに、いざできたのはどこにでも売ってそうな何の変哲もない細麺みたいなストーリーとキャラ…これじゃ大して美味しくも思えません。

 次にエロですが、見つけた温泉の効能にしたがってバリエーションのあるHが楽しめるという発想自体は良いと思います。
 しかし、肝心のテキストとCGがあまりよろしくありません。
 テキストはただやっていることを述べているだけ。
 いまいちシチュエーションごとの差が表せていないし、CGも使いまわしが目立ちます。
 (ここに枚数の少なさが(つД`)
 特に「主人公が鬼畜になってヒロインの嫌がることをする」というのと、「主人公とヒロインの人格が入れ替わる」と言うのが同じCG(それも一枚だけ)と言うのはあんまりです。

 暗いシーンはなく、年上お姉さんとのあまあまな展開、仲の良いH、綺麗なCG、盛り上げるBGM…。
 活かしきれていない設定、現状を報告しているだけのエロテキスト、ボリュームの少なさ、少ないCG枚数…。
 どこに重点を置くかで、良い作品にも悪い作品にもなる作品ですね。


<10点満点での総合評価>
 6.5点
 作品の発想自体は悪くないし、周りの部分で色々と一工夫なされていたのは好印象。
 しかし肝心のストーリー、キャラクター、エロがいまいちパッとしない為、全体の印象もいまいちパッとしない作品。
 F&C系はエロは大人しい印象ですが、ストーリーとキャラクターには好印象を持っていたのですが…。
 設定が面白そうだけに惜しい作品ですねー。


お気に入りのキャラ:梶原亜弓…せっかくおいしいキャラなのにあまりにもったいない使われ方でした。
最後に一言:「でも萌え♪」









   HEAVEN-Death Game-    (ピアーズさんのレビュー)   評価: 6 
▼ タイトル HEAVEN-Death Game- HEAVEN
▼ ブランド M na RED
▼ ジャンル ハード・サバイバルアドベンチャー
▼ 対応OS Win98/Me/2000/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 税込\9,240(税抜\8,800) / 税込\6,090(税抜\5,800)
▼ 発売日 2005/08/26
▼ 購入 HEAVEN-Death Game- / オリジナル特典 Getchu.com
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートあり)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  100個
【 エンディング数 】  11個(BADED除く)
【 ディスクレス起動 】  ?


<ストーリー>
 南海の孤島『エデン』。
 そこはまさに、地上最後の楽園と呼ぶに相応しい島だった。
 美しい自然に招かれるよう、島を訪れたツアー客たち。
 彼等は、ある大手旅行会社の企画モニターとして、招待されたのである。
 『これは、既存のツアーを根底から打ち破る画期的プランです。かつてない“サバイバルゲーム”をお楽しみください』
 彼等はそれを、画期的なプラン……つまり「アトラクション」への招待であると考えていた。
 しかし実際は、まさに命を賭けた……『デス・ゲーム』への招待状だったのだ。
 なにも知らない彼等が島に降り立った時、ゲームは開始される。
 ルールはただ一つ、「生き残ること」
 そのためには、殺し続けなくてはならない。
 生きてこの島から出られるのは―――最後の一人………。
 純銀の砂浜は血で染まり、深闇には慟哭が響き渡る………。
 彼等が“モニター”として選ばれた理由は?彼等を招いた影の存在は?そして真の目的とは………?
 真実に辿りつけるのは、ゲームの勝者………生き残った者……のみである。


このホームページはM na REDより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はM na REDに帰属します。



<購入動機>
 新レーベル処女作品とあり、何より邦画バトロア1大好きっ子としては(2は問題外)無視できない作品!
 ふと気がつけばインストール^^
 閉ざされた孤島でのサバイバルって設定にも魅力を感じますねぇ^^;


<システム>
 修正ファイルがあります。
 以上終了や戦闘シーンでもバグが報告されているので当てておきましょう。

 システム周りは上記参照^^;
 特に不満はなく、使いやすいです。
 さすが歴史ある中堅メーカーですね。


<音楽・音声>
 BGM全25曲。
 違和感はなく、むしろ作品の雰囲気を盛り上げます。
 曲数も多く、拘っている気持ちは伺えます。
 まぁ、目立ちませんけどね^^;

 音声は男性キャラ除くフルボイス。
 みなさんとても上手で楽しめました^^;
 気になるHシーンではピー音で消されず喋ります。
 最近の作品はみんなこうなのでしょうか…、いや〜驚きました^^;


<感想>
 閉ざされた孤島エデン。
 …ここで生き残るためには最後の一人にならなければならない!!
 (気持ちをバトルロワイヤルに切り替えて)
 「さぁ、殺し合いを始めましょう!!」

 っていきなり人面犬!?
 うそん!?ファンタジー?
 開始3分でズッコケましたorz
 バトロワ(ハード・サバイバルアドベンチャー)を想像していましたが、まさか化け物退治のファンタジーとはね…。
 (以下心の声)
 …フムフム、神楽美咲を仲間にするのは納得。
 …ヒロインを仲間にする動機とサブキャラ女は仲間にできない動機が強引。
 サブキャラBADENDはやらればかり(陵辱エロ要因)?偏見では?
 …ヒロインENDが薄ぅ!
 …ってか似すぎだろ、いやまんまだろう(`0´)/

 正直シナリオに期待してはいけません。
 別の魅力を探すべきです。
 その魅力の1つは戦闘です。
 AVGとばかり思っていた私としてはこのHEAVEN-Death Game-の戦闘は驚きました。
 S-RPGとも言えるのではないでしょうか。
 敵を倒し、その際得られるポイントを身体能力値として割り当て自身を強化していく。
 これはRPG or SLG好きには興味深い要素だと思います。
 私なんか最初の1時間は没頭して戦闘ばかりしていました^^;
 戦闘に飽きてきちゃってもShift+Ctrlで戦闘をオートにできるので楽チンです。

 2つめはHシーンです。
 老舗ブランドだけあってCGは非常に綺麗です。
 サバイバルにスリル(リアル性)を求めるにも関わらず、ほぼ全員が異常に胸が大きいので緊張感が沸きません^^;
 というのはこの際置いておいて、このCGに加え声優さんの頑張りも良く、Hシーンだけでも価値はあるのではないでしょうか。
 シーンは各ヒロインに対しソフト、本番、仲良しHの基本3種と、美咲除く4人にBADENDレイプがあります。
 そのほかにも各サブキャラ女が一方的にレイプされてるシーンも1シーンあります。
 REDで連想する血とその行為に於いては…心の守備力が低い方は見続けるは大変厳しいかと思います。
 血まみれで、最後は死んでしまいますし、CGできっちりと描写されます。
 とまぁ第一弾としてはそれなりのデキではないでしょうか。
 次回作に期待しましょう。


<10点満点での総合評価>
 6点
 神楽美咲が良くできたので個人的には+1で、楽しめました。
 でも冷静に考えるとこの点数かなーと。
 気になる方は安いダイエット版を買っても、そんなに損した気にはならないかと。


お気に入りのキャラ:神楽美咲…洞窟内での女体盛りとは驚きました^^;









   冥色の隷姫    (ピアーズさんのレビュー)   評価: 8 
▼ タイトル 冥色の隷姫 冥色の隷姫
▼ ブランド エウシュリー
▼ ジャンル 調教+戦略SLG
▼ 対応OS Win98/Me/2000/XP
▼ メディア DVD-ROM
▼ 定価 税込\9,030(税抜\8,600)
▼ 発売日 2005/09/16
▼ 購入 冥色の隷姫 / オリジナル特典 Getchu.com
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートあり)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 戦闘オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  99個
【 エンディング数 】  10個
【 ディスクレス起動 】  可


<あ・ら・す・じ>
 緑豊かな大地、グレイスメイルに現れたひとならざる者「イグナート」。
 魔人とエルフの王国ルア=グレイスメイルの間で長きに渡る戦争が続いていたが、ついに王国は破れてしまう。
 停戦に差し出された条件は『ルア=グレイスメイル統治権全権』『王女「シルフィエッタ・ルアシア」』のいずれか。
 国と家族を愛するシルフィエッタは、祖国の平和の為に自らイグナートの城へと赴くのだった。


このホームページはエウシュリーより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はエウシュリーに帰属します。



<購入動機>
 陵辱+調教がメインということで抵抗がありましたがブランド買いです。
 戦女神、幻燐の姫将軍シリーズをプレイしてるので、やはり気になります^^;


<音楽・音声>
 BGM全27曲。
 全体的に違和感なく、綺麗にまとまっています。
 単品で聞いても優秀だと思いますが、ゲーム中だと本当に雰囲気を盛り上げています。
 中でもOPの「逆運の覇者(クラ=フェ・ディオル)Full.Ver.は非常にGOOD!
 私だけかも知れませんが最初聞いた時、昔見たアニメ「ロード○島戦記」のOPテーマを連想しました!
 今でも心に残ってる名曲なんですよね〜♪

 音声はフルボイス(男性除く)。
 金松由花さん、白井綾乃さん、西田こむぎさん、ダイナマイト亜美さん、青山ゆかりさん、etc。
 悪い訳がありません。豪華メンバーです。
 登場ヒロインが多い分、声優さんの人数も多いですが、妥協しない姿には好感が持てます。


<感想>
 とにかく1週目が難しいです!
 半リアルタイムSLGとしては鬼畜王ランス(プレイしていない人すいません)のような感じです。
 とにかく慣れるまで大変で、最初はエミリアを倒せず苦労しました(つД`)
 攻略の近道は心を鬼にしてシルフィエッタをバンバン孕ませる事に尽きるでしょう^^;
 調教系のゲームは実は本作品が初めてなのですが、最初抵抗があるものの、調教パートにて妊娠回数が二桁行く頃には感覚が麻痺してきて半ば事務的に産み落とさせていました^^;
 子沢山万歳!人口増は富国強兵の一歩です^^;

 さて、話が進むにつれて生まれてくるのは娘のセオビットだけでなく、もうなんでもかんでも生まれてきます。
 セオビット以外は種付けした翌週に出産し「はやっ!」って自分でつっこみ入れたほどです^^;
 このセオビットが成人体型になればほぼ無敵といっていいほど強力な戦力になります。
 イグナート(最終体型)+セオビット(成人体型)+魔人サデューラ+不死王子サーシュ・ベルテでのパーティでは戦闘で負けたことがありませんでした。

 1週目以降はEND回収用クリア得点として引継ぎプレイも可能で、その他にも追加設定機能や追加部隊機能もあり、過去の作品の主人公を初期段階からの配置も可能となります。
 幻燐の姫将軍の夫婦も参加可能ですよぉ♪(ボイスなしなのが残念ですが…>_<)
 プレイ時間は1週目は15時間位(60週にはクリア)掛かりましたが、2週以降は編集機能を使えば30分掛からずクリア可能です。

 Hシーンは調教+陵辱メインで非常に濃いです。
 シーン回想ではブラックエウシュリーが「思い出のシーンを好きな順番で再現できるわ♪」ってしゃべります。
 お気に入りのシーンを最大20シーンまで選び連続再生できます。
 1シーン自体はそれほど長くはありませんがそれが20シーンにもなれば言うまでもなく、今まで出たアダルトゲーム最大の長さのHシーンとなるでしょう。

 シナリオですが綺麗に上手くまとまっています。
 各キャラ毎の話が薄いのはこの作品に限った事でないため、まぁ予想はしていましが、今回シルフィエッタの占める割合が非常に高く、他が薄いです。
 10:1位?って思えるほど薄いです^^;
 そのためシルフィエッタには色々感情は湧きますが、他にはさっぱりって感じです。
 半リアルタイムなため、主人公と接触がなくても、各キャラの情報はニュースのように流れるので、「へぇ〜」って感じで実感が…。
 捕らえた各姫キャラ自由にできるってならまだ良かったと思えますが、あっても調教に1回参加せて終了ですから思い出にもならないわけで…残念!

 さてさて肝心のENDですが、私はまだ完全攻略に至った訳ではないです。
 ENDは編集機能を使えば、そこまで難しくはないと思いますが、シーンをコンクリしようかと思えば労力10倍かと^^;
 いや、まぁ、2週目は獲得ポイントによって色々特典が受けれるので(中でも編集モードは必須)結構楽しいのですけどね。

 本作品で鬼畜に走るのも、約束を守り処女のままでいさせるのもプレイヤー次第な為、純愛系、調教・陵辱系の方どちらでもいけるでしょう。
 ダークサイドからの視点でのストーリー展開であることを前提に於いて見れば、なかなか面白い作品となっています。
 さて、それではまだ見ぬEND&シーンを探すとしますか^^;


<10点満点での総合評価>
 8点
 SLG苦手な方には7点(−1点)、調教好きな方には9点(+1点)ってところ。
 どちらにしても秀作の部類には入ると思います。
 ただ、主人公イグナートがあんな姿なんで、感情移入は難しいかと…。


お気に入りのキャラ:セオビット(幼女体型)…「乳母のおっぱいは臭いから嫌!」^^;









   Milkyway うぃず Voice    (暢気さんのレビュー)   評価: 7 
▼ タイトル Milkyway うぃず Voice Milkyway うぃず Voice
▼ ブランド Witch
▼ ジャンル アドベンチャー
▼ 対応OS Win98/Me
▼ メディア DVD-ROM
▼ 定価 税込\5,040(税抜\4,800)
▼ 発売日 2002/03/08
▼ 購入   Milkyway うぃず Voice / オリジナル特典 Getchu.com
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  なし
【 BGM観賞モード 】  なし
【 メッセージスキップ 】  あり(既読・強制スキップあり)
【 メッセージ履歴機能 】  なし
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  なし
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  99+1個 (No.99はオートセーブ用)
【 エンディング数 】  9個
【 ディスクレス起動 】  可


<あ・ら・す・じ>
 浪人決定と共に親のやっていた喫茶店を継がされることになった主人公。
 当然そんなのはゴメンだとだらだら逃げていたのは良いが、それを見かねた両親が出ていってしまう。
 生活にも困ってしまい喫茶店を引き継ぐ羽目になってしまうのだった。
 最近は幼なじみの千尋の家がやってるファミレスチェーンが大人気で、寂れた喫茶店が流行るわけがない。
 困り果てていた建治は幼なじみの倫に相談を持ちかけるのだった。
 倫は、自分の趣味も相まって喫茶店の大改革を提案する。
 店舗の改装もそうだが倫が提案したのは客層の心機一転、可愛い店員に可愛いコスチュームを着せ有る意味、濃い客層をターゲットとした喫茶店を提案した…。


<プラスVoice>
 あの「Milkyway」が音声が加わえた作品!
 追加内容として、新システム&EASY仕様。
 また、新イベントも追加され、未公開の新規CGを盛り込んで更に低価格を実現しています。


このホームページはWitchより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はWitchに帰属します。



<購入動機>
 この作品の続編であるMilkyway2が面白かった為、古い作品のカート売りにかこつけて購入。


<音楽・音声>
 BGMも音声も若干音質が悪いと思いますが、それを除けば特に違和感はないです。。
 特に音声は、キャラクターのイメージとマッチしていて、なかなか良かったです。
 音楽関係も作品の雰囲気を良く表していました。


<感想>
 修正ファイルがあります。当てておきましょう。

 無印のMilkywayをやったことがない上に、Milkyway2をやった後のレビューです。
 この作品、小奇麗にまとめられていて、なかなか面白い作品でした。
 CGもさることながら、キャラクターボイスが2よりもしっくりきていて、こっちの方が古いのに正直なんだかなぁという気分も^^;

 ただ、システム面が2にかなり劣っていて、使いにくいです。
 特に問題なのが、ゲームのフリーズ。
 修正ファイルを適用しても、ゲームをしていると唐突に止まって動かなくなることがあります。
 オートセーブがあるので再開時のわずらわしさは幾分軽減されますが、だからといって不快感は消えません。
 (相性の問題ですかねぇ…)

 また、スキップ機能にショートカットキーが割り当てられていないのも気になります。
 その為、いちいちメニューからスキップを選ばないといけないのも途中から苦痛になります。
 テキストの履歴やシーン再生がないのも、現状では大きな欠点だと思います。

 CGは、1枚絵は総数130枚、差分抜きだと85枚程度でそれほど多くないです。
 しかし、立ち絵はバリエーションに富み、所々に現れるデフォルメキャラクターと相まって、会話の雰囲気をよく表しています。
 HCGがあまりエロくないという欠点はありますが、それを入れてもかなりの高品質です。
 Hシーンは各キャラとも1〜2回であっさりしています。

 なお、悠のCGの3枚目は追加シナリオで実装する予定だったらしいですが、本編では使用されていません。
 改造などの方法でセーブデータを改変すれば見られますが、ゲームの雰囲気には合わないCGでしたね^^;

 肝心のシナリオは、簡単に言えば営業時間中に女の子と会話して仲良くなるというもの。
 例えるなら、会話&選択肢オンリーのPiaキャロみたいなものかな。
 移動時はどの場所に誰が居ると表示されますが、たまに2人いたりすることもあります。
 好感度(?)が1人に集中していないとBAD ENDになるため、攻略はちょっと難しめ。
 ただ、ストーリー自体はどのキャラもそれなりにはっきりしていて分かりやすく面白いです。
 キャラクターも攻略人数が8人もいるのに、皆個性的でキャラクターが立っています。

 個人的には、全員のENDを見た後に、2に繋がるような愛人シナリオがあれば良かったのですが^^;


<10点満点での総合評価>
 7点
 やはりシステム面の不備が大きいですね。
 CGやシナリオは良かっただけに、残念。


お気に入りのキャラ:亜由美や咲夜も良かったのですが、個人的には東条悠が最も気に入っています^^;
最後に一言:「通して見ると、このゲームの主人公って意外と鬼畜(特に咲夜に対して)」