女系家族〜淫謀〜   (明(AKIRA)さんのレビュー)   評価: 8 
▼ タイトル 女系家族〜淫謀〜 amazon associates
▼ ブランド シルキーズ
▼ ジャンル 魔法学院ハーレムADV
▼ 対応OS Win98/Me/2000/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 税込\9,240(税抜\8,800)
▼ 発売日 2005/02/25
▼ 購入   女系家族〜淫謀〜 /オリジナル特典 Getchu.com
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートあり)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  あり
【 セーブ数 】  30個
【 エンディング数 】  TRUE4個 ハーレム1個 裏1個 バット12個 計18個
【 メディアレス起動 】  不可


<ストーリー>
 舞台は、とある地方の財産家一族。
 大物政治家として絶対権力を持って君臨し続けていた一族の主人が亡くなり、
 秘書見習いである主人公はその莫大な遺産と権力、
 そして美しき女系家族を手に入れるべく、華麗な一族に擦り寄ってゆく…。

 美と権力に上塗られたその本能は、男を惑わす蜜芯と黒い欲望によって成り立っている。
 甘いささやきは快楽へと続く花園か、それとも滅亡への入り口か…。


<キャラクター>
有宮 すみれ(ありみや すみれ)
 絶対権力を持ちつつも寿命を迎えた大物地方政治家・有宮鴨茂の妻。
 容姿端麗・抜群のプロポーションの持ち主。
 献身的に鴨茂を支えていたという話の一方、秘書の潮と愛人関係にあるという噂も……。

有宮 千里(ありみや ちさと)
 有宮家の長女。清楚でしとやかな容貌。
 口調は穏やかだが、理性的でそつのない態度のため、全く隙がなく冷たい印象を与える。

有宮 美宙(ありみや みそら)
 有宮家の次女。美人であるものの、容姿もお金の使い方も派手なお嬢様。
 性格もわがままで感情をすぐに表にあらわす、きつい女性だ。

有宮 詩苑(ありみや しおん)
 有宮家の三女。華美な一族の中にあって、礼儀正しく物静かで優しい女のコ。
 おとなしい性格のためか、姉たちからきつい態度をとられている。

河西 えみり(かさい えみり)
 有宮家に使える新人メイド。守ってあげたくなる、子犬のような無垢な女のコ。
 新米のため、まだメイドとしての要領を得ておらず、粗相も多いようだ。

湯原 祥子(ゆはら しょうこ)
 有宮鴨茂の第二秘書。主人公にとって心強い職場の良き先輩でもある。
 女性でありながら、バリバリ仕事をこなす有能で、真面目なキャリアウーマンなのだが……。


このホームページはシルキーズより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はシルキーズに帰属します。



<購入動機>
 前作「愛姉妹・蕾 ・・・汚してください」が面白かったこと。
 今回、CGが繊細で洋服のシワや髪の描き方、乳の描き方に気に入り購入。


<システム>
 主な特徴である「キーワード取捨選択」と「フローチャート」についてまずは説明。
 詳細はシルキーズの「女系家族〜淫謀〜」の「point」欄を参照。
 本作の特徴ともなっていて、一般に使われる選択肢がなく、キーワード取捨選択というシステムを用いている。
 これは、テキストに表示された人物たちの会話、心情及び状況描写などから赤く表示されたテキストを主人公が気に留めるか否かで左右される代物。
 新鮮さはあるが取り立てて褒めるほどの機能ではなかった。
 結局セレクトすることに変わりはないからだ。

 次にもう一つの特徴となっているイベントフローは、パッと見でフローチャートと何ら変わらないが、プイレヤーが通過したルートを自動的にセーブ(オートセーブ)し、さらに任意で通過したルートを戻る(クイックロード)ことが出来る
 その為、本作のように多くの分岐点を持つ作品には本当に使えるシステムであり、この機能がないとフルコンプリートは大変である。
 また、多くのBADENDを持ってるのもある種の特徴で、このBADENDになった際には、どこで道を踏み外したのかが青く表示されたテキストとしてヒントが出る為、やり直す(ロード)事が多少でも楽にはなっている。
 しかし攻略する視点でいうとヒントはあくまでもヒントでしかないため、イベントフローと合わせても簡単とは言えない。
 Qセーブの機能は普段欲しいと思っていた機能であるが、この作品においては上記のイベントフローのおかけで必要がないということを実感した。

 前作「愛姉妹・蕾 ・・・汚してください」にバイブ動作を操作できるお遊び機能があったが、本作でも似た悪戯モードというのがある。
 常に使える機能ではなく、テキストウィンドウに合図が出た際に働くモノで、一昔前にあった「指」「舌」等のアイコンで、対象の箇所をクリックすると喘いじゃうというもの。
 えっち行為の最初の頃と感じちゃってる頃とでは、この機能における対象の反応が違ってるのは感心したが、最初こそ楽しんでいたがすぐに飽きが来てしまった…。

 鑑賞モードはENDを迎えていないと入ることは出来ないようになっている。
 CGモードと回想モードは、ゲームのプレイ期間である一日毎と裏ルートとで区切られていて、ヒロイン個別では表示されていなかったのが残念。
 だが、ゲーム進行上(裏ルート)の事を踏まえて考えれば、この方法が最良だったとも言えるのではないだろうか?

 インストール開始とディスク差替えの際に未亡人さなえのボイスが聞こえる為、家族と同居の人はボリュームには気をつけること。

 起動毎にディスクチェックがあるが、プレイ中に他のアプリケーションを数分弄った後、ゲームに戻ると再度ディスクチェックがあり、著者のようにウィンドウモードでテキストエディッタと同時動いている際は、色々と面倒である。
 ディスクチェックの必要性は理解できるが、こうも頻繁だと興ざめてしまう。
 是非改善して欲しい。

 オープニングでは有宮鴨茂の業績と死亡までを描いていてオートノベルで進行する。
 スキップは可能。
 次回からOP自体スキップ出来る。


<プレイ>
 システムでもそうだがインターフェイスやシナリオは非公開にせよ、同社の独特のセンスを感じ取れた作品であった。
 舞台となる高層ビルを"有宮鴨茂の男根"と称する処や、葬儀に始まり最後は宴会になるプロセス等だ。

 有宮鴨茂が遺言も残さず死んだことによって始まる、人間の金に対する執着心と野心のストーリーは、この手の話が久しかった著者には十二分楽しめた。
 プレイ期間は約四日間と短かかったのが残念ではあったものの、状況描写、心情描写、背景描写と共にキャラクターの思考も個々にキチンと描写されていた点は大いに評価出来る。
 また、これだけ分岐の多いゲームは前後のストーリーの整合性にやや難点を抱えることが多いが、本作にはそういった点は見当たらなかった

 ヒロインたちは、未亡人すみれと血の繋がりを持っていない長女千里、次女美宙。
 養女として迎え入れられた三女詩苑に、サブヒロインに主人公の先輩秘書の祥子と新人メイドのえみりの計6人。
 千里と美宙は、ツンデレ属性的な態度で被るものがあるものの、性格付けがハッキリしていた為、違和感的は感じなかった。

 『うちの三人の娘を犯してちょうだい』とすみれから依頼されることがキッカケとなるが、陵辱というものではなく、純愛系のように悩みやトラウマを取り除き、互いの合意の下えっちに至る
 千里と美宙は一度えっちしてしまったら主人公に依存し尊重する傾向が現れ、あまりにも落ちるのが早い為、こなれたプレイヤーによって物足りなさを感じることと思われる。
 ここはシルキーズの悪しき伝統か…。

 すみれは本作ではメインのような雰囲気ではあったが、著者的には一番印象の残らないヒロインでもあった。
 『うちの三人の娘を犯してちょうだい』と三人の娘たちと血が繋がっていないことが安易にわかるが、説明等はやや薄い。
 秘書の潮と出来ていることが早い段階でわかるが、えっちに対してもやや少なく感じる。
 物量的には他のヒロインと差して変わらないのだがストーリー上の見せ方に問題か…。

 千里は主人公とえっちするプロセスの中、『私も、これ、食べてあげる』と恥らいながらナニしてくれたり、すりよって甘えてきたりと、落とす以前のレズや男を見下す態度からガラリと豹変する。
 著者はこういう子は結構好きである。

 美宙は主人公の過去を程度知っていて自分と組むように条件に出してくるも、えっちで3連発し、主人公が恋仲のような態度を見せた事で好意的になる。
 ストーリーも程度進むと美宙自らバニーやナースのコスプレで『こういうの好き?』と主人公に迫ってくる。

 詩苑はシルキーズが言うように、シンデレラのように姉妹達(特に千里)に苛められることが多いが、ストーリーではキーマンとなっている。
 この子は千里や美宙と違い、えみりと同様に主人公に好意的で、ストーリーが進むと自分から主人公の部屋へとやってくる。

 メイドのえみりは主人公に好意的な態度を取っていたが、葬儀の後のイベントでえみりにとって"主人公が白馬にまたがる王子様"のように見え、『達也様のためなら、わたし、何でもやります』と積極的にえっちのおねだりしたりと結構可愛い。
 しかしストーリー後半、ルートによってはほとんど出番がない為、ある種の繋ぎ的なイメージと感じてしまう。

 秘書の祥子はえみりと反比例するかのように、ストーリー後半で出番が増えていく。
 その為中盤あたりまで彼女の話がほとんど出てこない。
 『けっこう女たらしでしょ』となぜか知ったふうな口ぶりを見せるあたり侮れない感じを受けるが、本作では"それだけ"。
 もっと味が出そうなキャラであったため残念に思う。


<H>
 次にえっちでは主人公とヒロイン2人の3Pが目立った
 フェラチオ、クンニ、パイズリ、正常位、騎乗位、立ちバック、前座位、後背位、ハーレム、バイブ、コンプレ、露出、レズ等、種類も多いが三角木馬やムチ、ロープ等のSMもシルキーズらしく?取り揃えてある。

 主人公がえっちするもすべて中だしの為、汁に濡れた裸体を拝めるシーンは限られている。
 また、未亡人のすみれは自ら進んで他の男とえっちしたり、メイドのえみりは陵辱的にムリヤリされてしまうシーンが一度だけあるが(レズは除く)、他のシーンは主人公とヒロイン複数のえっちがあるばかりである。
 その為、寝取られ耐性の無い人でも安心してプレイ出来るであろう。
 反面、陵辱的な行為を望む人にはたいして期待はしない方が良い

 行為に対しても状況や心情描写がキチンと描かれているし、尺の長さなどもほどほどあり楽しめるが、個人的にフェラチオのテキストが薄いのは残念であった。

 ストーリー後半になって、二人の秘書、潮と相馬の同性愛者いわばホモ濡れ場も用意されているのには驚いた。
 しかもハメてるシーンに、イベントCGとボイス、さらにテキスト描写と、キチンと用意されている。
 当の主人公もゲンナリで晩飯も食えないとコメントを残していた…もっともだ…。
 シーン自体、主人公が途中で逃げるようにその場を離れる為、長くはないのが救いであるが、いかにもシルキーズらしいと言える。


<音声・音楽・SE>
 CVは非公開だが、どのヒロインも姿と性格に合ったレベルの高いボイスが印象的だった。
 さすがにこの辺りは老舗メーカーだと言える。
 メイドのえみりはみる嬢で、秘書の祥子は島香麗子と思われる。
 主人公がケータイ等で盗撮盗聴したえっちでもCGとボイスをキチンと用意してあった。
 大概こういったシーンはテキストだけでスルーする事が多いだけに、好印象を覚えた。

 えっちの際、"じゅぷじゅぷ"と接合音や、ムチ・平手で叩く音などのSEもしっかりあった。
 チ○ポ、マ○コなどの卑語は、伏字やピー音で消すこともされておらず、シルキーズもここまできたかと時代を感じさせる。
 ボイス、サウンドという"音"という点では不自然さをまったく感じないほどの素晴らしい出来であった。

 ミュージックは"いつものシルキーズ"のような雰囲気で取り立てて素晴らしいという事はなかったが、きちんとBGMしており、好印象を持った。


<CG>
 CGはかなり際立っている。
 身体に纏わりつくかのような洋服のシワやフリルのリアルさ。
 下着に圧迫された処から肉体が食み出るような身体の描き方、髪やまつげの描き方等とても繊細だ。
 特に、仰向けや屈んだ時の乳房の形の好さとキレイな乳首に興奮し燃えた。
 ある種のフェチズムだが、そこからエロチズムを感じることが出来た


<エンド>
 最後にシステムでも述べたイベントフローは、埋めるのは楽な部類ではなかったが、本作は苦と感じず、逆に埋めていくのが楽しかった。
 この手のストーリーに久しかったという理由もあるが、CGが好みであり、シナリオも楽しめたからである。
 CGについては見る度、ひとり興奮してしまった。

 本作には、裏ルートと呼ばれるEXが用意されており、ストーリーと無関係とは言えないものの、他のルートを終わった後にプレイ出来る為か、あまり楽しめなかった。
 こういうルートを作るくらいなら、サブヒロインも含めヒロインたちの個々のえっちをもっと数的に増やした方がプイレヤーには喜ばれたのではないだろうか? 
 主人公が落としたヒロインたちが、おねだりしてくるシーンが多かったし、最終目的達成後でもイベントフローというシステムを活用し、複数回えっちを盛り込んでも不自然にはならないくらいのシーンや雰囲気を持っていただけに残念であった。

 さらにENDもすみれ、千里、美宙、詩苑、ハーレムと、確かに主人公の目的とストーリーに沿うような形を取ったのはわかるが、祥子、えみりのENDがなく、サブヒロインにしておくのが勿体無いくらいの個性を持っていただけに残念でしかたがない。

 全体のボリュームがやや足りないとも思えたが、繊細なCGのヒロイン達に感情移入でき、興奮し、萌えたことに変わりはない。
 シルキーズ には今後も期待していきたい。


お気に入りのキャラ:長女の千里のツンデレもいいが次女の美宙も捨てがたい。
             メイドのえみりも可愛いし、秘書の祥子もキープしたい。キャラ設定が上手いメーカーだ。
最後に一言:「良かれ悪かれいつものシルキーズ。そんな私はデフォルト買いメーカー。」









   脅迫2〜傷に咲く花 鮮血の紅〜       評価: 9.5 
▼ タイトル 脅迫2〜傷に咲く花 鮮血の紅〜 amazon associates
▼ ブランド アイル【チーム・Riva】
▼ ジャンル 脅迫陵辱アドベンチャー
▼ 対応OS Win98/Me/2000/XP
▼ メディア DVD-ROM
▼ 定価 税込\9,240(税抜\8,800)
▼ 発売日 2005/04/28
▼ 購入   脅迫2 / オリジナル特典 Getchu.com
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートあり、マウスホイール対応)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  あり
【 セーブ数 】  200個
【 エンディング数 】  25個
【 メディアレス起動 】  不可


<ストーリー>
 美しい金色の髪を持つ、ハーフの少女“明姫 咲(あけひめ さき)”。
 彼女には、誰にも言えない秘密があった。
 彼女はつい先日、学校の教師である“柘植 彰人(つげ あきと)”と交際を始めたばかりだったのである。
 もちろん、誰にも言えない秘密の恋‥‥。
 その背徳感と初めての想いに、胸を高鳴らせる咲。
 だが、柘植とのデートの帰り‥‥彼女の携帯に一本の電話が入る。

 「その男と会うのはやめろ。さもないと――‥‥」
 だが勝ち気な咲はその電話に応じる事なく、逆にその電話の犯人を捜そうと行動を開始する。
 ――だが彼女は知らなかった。その行く先に、恥辱に満ちた罠が待っている事を‥‥。
 悲しみに彩られた過去、錯綜する愛憎。
 それらが咲を中心に渦をなし、彼女のささいな行動によってその流れを変える。
 そして全てが一つに収束した時、それはいったいどの様な結果をもたらすのか‥‥。


<キャラクター>
明姫 咲(あけひめ さき)
 本編のヒロイン。
 美しい金色の髪を持つ、ハーフの美少女。
 母親がイギリス人で、海外で育まれた麗人の血を色濃く受け継いでいる。
 その美貌に加え、気が強く、物怖じしない性格から、男女問わず人気があり、男子生徒からはラブレターをもらう事も多いが、今まで特定の相手と付き合った事は無かった。
 ちなみに柘植先生との交際も、柘植との約束もあってプラトニックな付き合い。
 陸上部に所属しており、繭という双子の姉がいる。

明姫 繭(あけひめ まゆ)
 咲の双子の姉。
 金髪の咲とは正反対の、純日本風の澄んだ黒髪を持つ。
 性格も、勝ち気な咲とは正反対で、大人しく、引っ込み思案な性格をしている。
 咲と同じく、男子からモテるが、特定の誰かと付き合っているという話はない。

森崎 あやめ(もりさき あやめ)
 咲達の友人の一人。
 長い髪を後ろで結ったポニーテールと、大きな胸が目印。
 家が大変な資産家らしく、言動もそれに見合った、お淑やかで上品な雰囲気がある。

秋山 未来(あきやま みく)
 咲達の友人の一人。
 咲、繭、あやめ、未来の4人は、仲良し4人組。
 性格は明るく賑やかで、仲間内ではムードメーカー的な役割を担う。
 咲と同じ陸上部に所属している。
 なんでもそつなくこなす咲に憧れを抱いており、なにかと彼女につきまとう。

明姫 クリス(あけひめ くりす)
 咲と繭の母親で、未亡人。
 生粋のイギリス人だが、咲達の父と結婚する際に日本に帰化し、日本国籍を取得した。
 咲達を養うため、塾の講師をして生計を立てている。
 日本に滞在している期間が長いので、日本語は堪能だが、不測の事態に陥ったときなどは、母国語である英語が出る事も…。


このホームページはアイル【チーム・Riva】より一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はアイル【チーム・Riva】に帰属します。


*注意:えー思いっきりネタバレ満載です。
  最初は気をつけて書いてましたが、途中書き直して満載にいちゃいました。
  感情ぶつけてます。見苦しくて申し訳ないですが、やっぱりなっちゃった(てへっ
  ということで隙間がある部分とかはネタバレになってますので、範囲選択して見てみてください。


<購入動機>
 アイルということでメーカー買い。
 リバ原さん原画・キャラデザということでCG買い。
 リバ原さん企画・原案・シナリオライターということでシナリオ買い。
 北都南さんメインヒロインということで声優買い。
 そしてあの、DOS作品の名作であり、森田商店を(一時期)トップブランドまで押し上げた「脅迫」の続編と在らば、買わずにいられるだろうか?否、買わずにはられません。(反語:試験に出るよ^^;)


<システム>
 修正ファイルがあります。
 修正ファイルをDLして当ててもいいし、ゲーム中の「ヘルプ」⇒「アップデート」からでも修正可能です。
 後者の方がちょっと便利かな?
 内容はハイカラー起動時の不具合に、誤字脱字修正等。
 といっても不具合は気にならなかったのですが…、まぁ、簡単なので当てておきましょう^^;

 システム周りは上記参照。
 とっても親切丁寧で不足と感じることはなし。
 とくにアイル恒例のこたえ機能は攻略いらずで便利。
 また、「S-Navi」機能が搭載されており、これはエンディングが25個もある本作で、現在のシナリオ進行度、位置などを、視覚的に簡単に把握できるようチャート式に図式化したもので、一目でどのシナリオのどの辺にいるかわかってとても便利。

 これまたアイル恒例のアンダーヘアのON/OFF機能搭載。
 まぁ、アンダーヘアーということで局部近くですから当然モザイクかかってるんですが、ある、ないはわかります^^;

 さらにさらにアイル恒例の、ヒロイン別音声のON/OFFヒロイン毎のメッセージ色指定おまけシステムボイスも搭載しており便利極まりないです。

 なお、HDD必要容量は、約1.4GB。
 メディアレス起動不可で、起動時にはDVDが必要です。

 エンディングは25個と書きましたが、通常ルート12個、鬼畜ルートの12個をクリアすると、EXTRA(おまけ)シナリオが現れます。
 このシナリオには選択肢がなく一本道ですが、本作のシナリオが始まるちょっと前、何故脅迫されるようになったのか等が描かれています。


<音楽>
 全14曲とヴォーカル曲「傷花」1曲の全20曲。ヴォーカル曲もBGM鑑賞で鑑賞可能。
 オープニングに使われるヴォーカル曲が格好イイ…。
 ちゃんとゲームの雰囲気を歌っており(当然咲視点)、ちょっとほろっと涙ぐんでくる…。
 (´-`).。oO(螺旋回廊の葵ちゃんにも当てはまるんだこれが…)
 私がボーカル曲を最後まで聞くなんて、これ自体が珍しい…、それぐらい良い曲。
 (↑どうでもいい、分かり難い例えだ…)

 BGMはそれぞれ漢字一文字がタイトルとして当てられていて、その通りの曲というか上手く言い表しているというか。
 BGM単体で聞こうとは思いませんが、ゲームの雰囲気を十分に引き出し、盛り上げているBGMらしい素晴らしいBGMと思います。

 BGMはmp3ファイルで格納されてるので、普通に聞けたりします^^;


<音声>
 アイルさんの大英断に感謝!
 アイルさんと言えば今までピーチを使ってた訳ですが、今回はメインヒロインに北都南おねーさんを起用、これが大当たり!
 作品が引き締まると同時に南おねーさんの演技による悲壮感が漂ってきます。
 (´-`).。oO(ただの南おねーさんファンとも言う)
 まぁ、今まででも音声はお金を惜しまず実力派声優さんを起用していましたけどね^^;
 ここらへんは安心して聞いていられます。


<CG>
 原画・キャラデザイン・原画はリバ原あきさん。
 CGについては好みがあるのでアイルHPにて確認することをお薦めします。
 可愛くってエロエロで私は好きです^^;
 特に本作ではCGも過激になっていて楽しめました♪

 CG枚数は差分抜きで123枚
 1枚あたりの差分も10〜17枚とか平気であるので、合計CG枚数は恐ろしいことに。
 リバ原さんの気迫が伺えます。


<Hシーン>
 卑語系ですが、オチンチンと表示はされていますが、真ん中の“ン”のところに小さくピー音が入る程度です。
 いっそのこと入れなくても一緒じゃんとは思いますけど^^;

 Hシーンは65
 体は開発されても心までは…って感じですが、最後はみんな結構壊れてしまうEND多数
 内容も精神的・肉体的に痛い系が多く、耐性が無い人はお気をつけ下さい。
 が、そんな人は購入自体をスルーしているでしょうから、そのまま続行^^;
 コスプレHは実に大人しい方(男3人の4Pですけど^^;)で、結構過激なシーンのオンパレード、ムチ・蝋燭・浣腸のSM系は当たり前。
 浣腸しつつ公園散歩のちフェラや、公園公開SMショーその後鑑賞者のみなさんと輪姦や、前後ふた穴フィスト、乳首ピアス&刺青で捨てないでもうこんな体ではどこにもいけないよで懸命奉仕等々。

 そしてなんと本作は獣姦や父娘の近親相姦(処女消失付き)を装備!
 さらには前作ヒロインである明日香ちゃんも登場による、これまた父娘相姦!
 
「私は…幸せを願ちゃいけないの…」
 うわーん可哀想だよー゜・。゚(´口`゚)・゚。゜・

 お気に入りは咲による先生逆レイプ、繭ウエディングドレスHとENDING No.20の咲に尻穴舐めさせながらの繭とのH。
 でも最後のお尻穴舐めさせながらHはちょうど舐めている部分が切れていて非常に残念!
 リバ原さんちゃんと書いてある原画あるんでしょう?
 出てくるの期待していますよ^^;
 あ、全員孕ませのハーレムEND?も標準装備してます^^;

 しかし、快楽のみ求める牝奴隷…ってのならまだしも、精神的に壊したり、刺青は良くないですよ。
 壊したりや刺青は元には戻らないですから…。
 奴隷は大切に使わないと…。
 (´-`).。oO(内容は酷いこと言ってるのにフェミニストな所をアピールと…)


<前作との関連性>
 本作『脅迫2 〜傷に咲く花 鮮血の紅〜』は、前作である『脅迫 〜終わらない明日〜』の後継作品ですが、別に遊んでなくても楽しめます。
 前作を遊んでないとシナリオ的に謎部分があるとか、わからない部分があるとかはありません。
 ただ、本作の冒頭シーンが前作の冒頭シーンと同じ用に始まったり、と前作を遊んでいると思わずニヤっとしてしまうシーンは結構ありました。
 三宅センセや未来ちゃん等前作に引き続いて登場のキャラや、なんと明日香ちゃんも登場してきます。
 プレイしてない人で、本作を気に入った人ならプレイしてみては如何でしょうか?
 位置付け的には、前作の事件から2年後。
 前作のエンディングNo.1(事件から数年後に明日香と良介が結婚式を挙げるが、今はまだ結婚前)だそうです。


<感想>
 柘植冬哉というキャラがいます。
 このキャラはアイルHPのキャラ紹介では「???」になっていますが、マニュアルには普通に表示されているので明記。
 この人ヒロインである咲の恋人柘植彰人の双子の弟なのですが…ようは、
 交通事故で恋人が死んじゃったよ、何?兄貴に恋人だと?
 俺は不幸のどん底なのに、お前ばっかり幸せになるのなんて許せねえ…。
 恋人ともども不幸にしてやる!

 ってことで、ようは逆恨みと…
 てめぇどこが不幸なんだよ!五体満足で飯も食えてて、もっと言えば生きてるじねぇか!
 しかもあやめという、こんないい子に心配ばかりかけさせておいて、さらには玩具にしやがって!
 イラクへ行ってこい、ソマリアへ行ってこい、北朝鮮にでも行ってこい!
 ムッキーーと、思いっきり感情移入して、リバ原さんの術中に嵌ってます^^;
 まぁ、この人がいなければゲームが進まないわけだが…。

 てか咲ちゃんも気づけよ…とは思う等、ちょっと都合よくない…?ってなところはありますが…。
 まぁ、確かに一覧双生児の双子は区別つかないですからねー。
 私も小学生の時同級生にいましたが、あれは分からんかった。
 見ても分からなかったので、「よう」と声かえて、声を聞いて区別していた^^;
 しかも声まで似てるので最初はそれでも区別出来なかった…。
 双子がいるって知ってた私でさえそうだから、その存在を知らなかった咲ちゃんは…。
 …ごっほん…、安易にファンタジーに逃げる昨今のご都合主義満載のエロシナリオに比べればマシ。
 なにより他のサブヒロインを巻き込んでHシーンへとつなぐシナリオは割とよし。
 Hシーンも差分CGが本当に多くて、尺も長く、エロもよしと3拍子揃ってます
 非常に満足のいく作品でした。


<10点満点での評価>
 9点ぐらいだけど個人的に思い入れがある分0.5点加算で9.5点に。
 シナリオにも感情移入出来たし、エロも満足。
 でもこれ…かなり人選ぶのでは…。


<お気に入りのキャラ>
 本編の主人公であり胸も大きく北都南ボイスなは当然のこととして、古風な感じの姉のも素晴らしい。
 つーか欲しい!犯人達が羨ましい^^;
 しかし一番のお気に入りは池沼だったりする。
 え!?何故かって?
 それは姉妹を手に入れるからである!
 昔の人間離れしたヒーローは言いました。
 「欲しい〜もっのは♪欲しい♪欲しい♪それ〜っが努力と言う物だ♪かっぺ…もとい茂〜♪繭た〜〜ん♪」
 彼は素晴らしい性格の持ち主で頭も切れ(と思う)、ちょっとした言葉の端から推理し、ヤクザの組長の息子という立場を利用し、姉妹の状況を理解し、それを自分の目的達成の為に活用する。
 逆恨みなくせに俺は不幸だからと、ぐちぐち言い訳する冬哉よりよっぽど性格的にマシ。
 ENDING No.20は必見!
 何気に冒頭池沼のアップから始まるので、実はこいつが裏の主人公…な訳は無いか^^;

 とすると巨乳な母親のクリスも捨てがたく、やはり一家で欲しいと思う今日この頃。

 何気に健気(けなげ)で性格も素晴らしく、かつ、おっぱい星人を満足させる質量を誇るあやめも欲しい。
 こんないい娘を玩具にしといて…冬哉殺意!

 未来ちゃんはENDING No.18など実にツボに嵌ったシーンを見せてくれるのですが…。
 惜しい、惜しすぎる、だって未来ちゃん微乳なんだもん…。
 やはり微乳より巨乳が好きなんだもん(つД`)

 と、お気に入りかどうかでなく、欲しいかどうか(違う助けたいかどうかだ)を基準にしちゃう私。
 うーん…リバ原さんの術中に嵌っちゃいました^^;


最後に二言:「課長!素晴らしい作品ありがとうであります(^^ゞ&プレイした人…螺旋回廊を思い出さない?」