若奥さま美咲   (ひびきさんのレビュー)   評価: 8 
▼ タイトル 若奥さま美咲〜抱かれて悶えて流されて〜
▼ ブランド GLOBE〜本気汁
▼ ジャンル ADV
▼ 対応OS Win98/Me/2000/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 税込\9,240(税抜\8,800)
▼ 発売日 2005/02/25
▼ 購入   若奥さま美咲 /オリジナル特典 Getchu.com
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり(15曲)
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(ホイール対応・音声リピートあり)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  96個
【 エンディング数 】  7個
【 メディアレス起動 】  可


<ストーリー>
 麻川美咲はごく普通の若奥様。
 旦那は少し歳が離れているものの優しく誠実。娘も明るく素直に育っている。
 旦那は出張が多く、帰りもやや遅い。
 自分と娘の事を愛してくれているとはわかってはいるが、実は、美咲は女としての身体の疼きを感じていた。
 「せめて、週に一回でも愛してくれないかしら?」
 そんなある日、美咲が娘の幸を幼稚園に迎えに行った帰り、不信な男が幸を奪って逃げ去る。
 慌てる美咲だが、男には追いつけない。
 しかし、突然現れた男が暴漢と格闘の末、幸を助け出す。
 暴漢はありがちな捨て台詞を残して逃げ去るが、幸は無事美咲の元に還ってくる。
 暴漢との格闘で男は負傷しており、美咲は幸を助けて貰ったことと合わせて、男に対して「借り」を作ってしまう。
 紳士的な男の態度に好感を覚えた美咲だったが、実は全てが罠だった!!!
 男の名は古東シン。裏の世界では有名な「なんでも屋」。
 幸の誘拐も、古東がそれを助けることも、全て仕組まれたことだったのだ。
 美咲の旦那に恨みのある男が古東にした依頼…… 「家庭崩壊」の為の!
 何も気付かず、古東の張り巡らせた蜘蛛の糸に引っ掛かってしまった美咲は、この先に待ち受ける「非日常」的な背徳の日々を知る由もなかった。


<キャラクター紹介>
麻川美咲(CV:このかなみ)
 本編のヒロイン。ごく一般的な若奥様。
 おっとりとした性格の癒し系で、あまり世間擦れしていない。
 女子校育ちのため、性的な知識は旺盛だが、実体験が少ない。
 あまり物事にこだわらない呑気な一面もあるが、貞操観念はしっかりと持っている。
 今の家庭を大切に思っており、それを壊すことは望んでいない。
 しかし、本人の心の奥には、内に秘めた性欲が強くうごめいている。
 基本的に良妻賢母型で、家庭や夫に尽くすタイプ。

麻川幸(CV:金田まひる)
 美咲の大事な愛娘。5歳。
 見知りをしない天真爛漫な元気っ娘。
 主人公に好意を抱き、無垢さゆえの甘えっぷりで主人公を困惑させる。
 利によって動く主人公にとって、ある意味、天敵のような感じ。
 基本的に物分りはよく、あまりワガママも言わないが、やや悪戯好きな面も。
 クールな主人公を動揺させる、極めて希少な存在。

園部真尋(CV:一色ヒカル)
 美咲と同じマンションに住む人妻で、美咲のおしゃべり友達。
 結婚したてで、子供はいない。
 かなり気ままな性格で、言動は軽い。
 おっとりした美咲とは対照的だが、不思議とウマが合う。
 長い恋愛の末に結婚したため、すでに夫は空気のような存在らしい。
 恋愛の高揚感が忘れられず、『不倫』という言葉に強い興味を持っている。


このホームページはGLOBE〜本気汁より一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はGLOBE〜本気汁に帰属します。



<購入理由>
 …久しぶりに人妻ゲーをプレイしてみたくなったので^^;
 パッケージもエロくて、ストライクゾーン直撃です^^;


<ゲームの概要>
 妻モノADV。
 選択肢は少なく見えますが、色々なエンディングやエッチシーンを見るために、結構分岐がありますので、楽しく迷わせてくれます^^;


<システム補足>
 インストール形態はフルインストールのみで、約500MB必要です。
 一度インストールしたら、次からはCDを挿入しなくてもOKです。

 システム周りは上記参照。
 必要なものは一通り揃っていて、不便さは感じませんでした。
 ただ、画面が変わる際、文章スキップの速度が鈍くなるときがあったかな…と思いました。

 また、オプションで「右クリックを押した場合、ウインドウを消去か、オプションを開くか、履歴を見るか」と選ぶことが出来ます。
 このように右クリックに愛を注いでいてくれることは大変に喜ばしいことです^^;


<音声>
 主人公以外はフルボイスです。
 男性のキャラに声はいらん!というプレイヤーのために、キャラごとに音声のon/off機能がついています。
 でも、折角だから男性の音声も聴きましょう^^;

 出演声優陣は、このかなみさん、一色ヒカルさん、金田まひるさん。
 やっぱり、芸歴からして一色ヒカルさんと金田まひるさんに耳がいってしまいます^^;
 特筆すべきは一色ヒカルさんの熱演!是非このゲームの一色ヒカルさんを聴いて欲しい!!
 艶のある声、きちんと抑揚が入り「演技」っぽさを感じさせない台詞、エロいフェラ音、そして挿入された時の声!
 「んっぐぅ!」という挿入時の声をとっても、最初の「んっぐ」までは腹の底から声を絞り出して「思わず声が押し出されてしまった」という感じの声の出し方。
 それに続く語尾がぬける感じで「ぅ」を出し、そこに色気というか艶というか、そういったモノも帯びている!
 これは絶対に聴いて損はないです!(←ファンなんです^^;)
 もちろんそんな一色ヒカルさんの役は、痴女的な人妻。必聴です!

 さて、金田まひるさんですが、5歳の女の子の役なわけですが、お子ちゃまキャラと言えばやっはり金田まひるさん!
 舌ッ足らずで活発で駄々をこねるようで無邪気なキャラを演じたら天下一品です。
 この声ですよ、この声こそが金田まひるさんの、真 骨 頂 也 !
 思わず聞き惚れてしまいます(*σ▽σ)
 このゲームに萌えの要素があったとは…(幸っちゃんに萌え)


<原画・CG>
 原画は浅賀 葵さん。
 RaSeNというメーカーで多く原画を手がけている方です。
 立ち絵は、表情やポーズがコロコロ良く変わるので、見ていて飽きません。
 最初はやや大袈裟かな?とも思いましたが、表情豊かな方が当然良い訳で、ゲームを盛り上げます。

 美咲の立ち絵なんですが、かなりのバリエーションの服装が用意されています。
 パジャマやエプロン、裸エプロン、タイトスカート、といった特徴がある服装はもちろん、普段着でも何点か変わります。
 こういった心遣いも嬉しいです。

 顔の造形ですが、オットリしていて少々流され易い美咲は、タレ目で柔和な感じ。
 勝気で、ドライにセックスを割り切り楽しみ痴女的な真尋は、少しツリ目で口元がしっかり引き締まっている…。
 人が良く優しい美咲の夫は、タレ目で柔和な感じ。
 と、分かりやすい形になっています^^;


<感想>
 人妻ゲームに何を求めますか?
 @、私には家庭があるのよ。優しい夫と可愛い子供を裏切れるはずがないじゃない。
    だから私は性生活が少々淡白でも構わないの。そう、構わないの…。
    という若奥様に背徳的な悦びを教え堕としめる過程を楽しむ。
 A、性的に熟した女性に積極的にリードしてもらいたい!
 B、寝取られ

 …と、まぁ、3つの答えが返ってきそうですが、このゲームはタイトルを見て分かるとおり、@の要素が強いゲームとなっています。
 とは言っても、もう片方のヒロインの声を当てているのが一色ヒカルさんなので、それだけに終わるゲームじゃないですけどね^^;

 シナリオですが、本編のメインヒロインである、美咲のおっとりした性格や元気いっぱいな愛娘幸、家庭思いの夫等を丁寧にわかりやすく描写してくれています。
 …こういった描写場面は、非エッチシーンなわけですが、後々のエッチシーンや、若奥様の背徳的な感情を形成する背景になる訳ですから、とても重要だと思います。
 この部分が、読みやすいですし、それほど嫌味がない文体なので、スンナリと頭に入ってきます。

 テキストですが、常時は主人公古東シンの視点からのテキストで、時々美咲からの視点へと変わります。
 これにより、美咲の内なる複雑な想いが、より分かり易く語られています。

 このゲームは、ほとんどこのヒロイン「美咲」に焦点を絞ったゲームです。
 美咲の責任感の強い性格や、性生活に不満を持っているけども優しい夫に尽くし幸せを感じている現状、活発な愛娘、優しく疑いを知らない夫、近所の「不倫に少々憧れている、性的にもオープンな友人」等を、自然な感じでストーリーが説明してくれます。
 そして主人公の陰謀がヒロインを捕らえていく訳です。
 慎重に事を進めていく主人公、徐々に堕ちていくヒロイン。
 ルートによって、「人妻に、性生活に不満を持っていることを自覚させ、性欲の虜へ導いてあげる」・「淫らな写真を撮って脅す」の両方が用意されています。

 ターゲットは美咲だけですが、堕とすヒロインを一人に絞った分、状況説明や細かい描写がされています。
 もちろん、メインヒロインだけではなく、娘の幸に萌える事が出来る気配りもあります^^;
 更に、痴女的な真尋との激しいセックスも前半から描写されているので、前半から濃ゆいエッチシーンも堪能できます。
 一見地味に見えるゲームですが、かなり完成されているゲームではないでしょうか?


<エッチシーン>
 このゲームでは、
 @、ストーリー全体として
 A、一つ一つのエッチシーン
 を論じなくてはならないでしょう。

 妻ゲーとは、「貞淑な人妻が、イヤイヤながらも堕ちていく様」が描かれているとGOODな訳ですが、本作品では見事に描かれています。
 最初は仕方なく体を許してしまう、とか、弱みを握られて犯される、といった場面から徐々にエスカレートしていき、段階を経て最後は淫乱に落ちていきます。
 その最後に淫乱になったあたりが非ッ常〜にエロいです^^;
 予想以上の出来でした。

 また、一つ一つのエッチシーンですが、青姦、レズ、3P、アナル、パイズリと、種類豊富ですが、何よりも注目して欲しいのは、CGです!
 半脱ぎマニアな方は必見!
 ブラウスをはだけさせてノーブラで乳首まで見えている巨乳!
 下着は取っているのに、靴下は履いていて、しかもその靴下に引っかかっているショーツ!
 着眼点が素晴らしい!

 また、視点ですが、これまた気を配ってくれています。
 主人公の体、手足は描写されていて男女の体が絡み合っている絵が見られますが、主人公の顔はCGの外に配置してあり(つまり主人公の顔はCGには無い)、ユーザーへの心配りが見受けられます。
 そしてパイズリ時には、下からヒロインが物欲しげなカメラ目線を投げてきてくれます!
 更に、合体時には遠近法を効果的に使い、結合部分(モザイクはありますが)を一番大きく描写。
 それでも奥様の悦んでいる表情や半脱ぎから露出している肌などをも、上手く描写しているのですから、こういったCGのテクニックには、感謝しなくてはならないでしょう。

 淫語ですが、ピー音が入る淫語も出てきます。
 ピー音の処理を施さずにダイレクトに使っているメーカーさんも多く見受けられますので、ピー音が入るのは少々寂しい気がしますが、まぁ、そういった言葉が出てないよりはマシと考えましょう。

 細かいところでは言葉攻め。
 「雄一郎さんとこのベッドで幸ちゃんを作ったのですね。その場所で奥さんは私と繋がっているわけだ」
 といった、妻ゲーム独特なものも出てきます。
 背徳を感じながら肉欲を味わっているといった、二律背反的な人妻の胸中も出てきますし、妻ゲーとしてはかなり網羅しているモノは多いのではないでしょうか。


<10点満点での総合評価>
 8点
 主人公の目的が「美咲の家庭を壊す」という事ですが、変に情が移ったり、主人公が肉欲に溺れる…、といった事はありません。
 「あれもこれも」と盛り込まずに、首尾一貫しており、妻ゲーの一つの形を示してくれました。
 その為、高得点をつけました^^;


お気に入りのキャラ:美咲…でも女性キャラ全員魅力的です♪
最後に一言:「一気にプレイして、美咲の堕ちていく描写を楽しみましょう^^;」









   LUST〜催淫常態〜    (ひびきさんのレビュー)   評価: 7 
▼ タイトル LUST〜催淫常態〜 LUST ~催淫常態~
▼ ブランド TRUST
▼ ジャンル 強制和姦ADV
▼ 対応OS Win98/Me/2000/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 税込\9,240(税抜\8,800)
▼ 発売日 2005/03/04
▼ 購入   LUST / オリジナル特典 Getchu.com
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートあり・ホイール未対応)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  40個(クイックセーブ・ロードあり)
【 エンディング数 】  9個(ハーレムエンドあり)
【 メディアレス起動 】  可


<ストーリー>
 創幹院大学の4回生・朝倉芳樹。
 普通に恋愛すれば、好みの女性と幸せになれそうな男。
 しかし、彼には危険な性癖があった。
 「例え好きな女が相手でも、凌辱じゃないと満足できない」
 公言すれば犯罪者予備軍扱い嗜好。
 この危険な欲望を隠して、表向きまっとうな人生を歩んできた芳樹は、ある出来事をきっかけに、大変に都合の良い道具を手に入れる。
 「匂いを嗅いだ女が発情して、男を欲しがる粉」
 粉の効果で発情させられた女は、当人には理由がわからないまま男を求めて喘ぎ悶える。
 怪しさと胡散臭さが漂う媚薬だが、その効果だけは疑う余地がない。
 全くその気のない女を、思うがままに発情した牝に仕立て上げてしまうのだった。
 存分にその肢体を貪っていた芳樹だが、違和感を感じ始めた。
 「もっと泣き叫んでもらわないと、凌辱した気分になれないな…」
 芳樹が媚薬に疑問を抱いたその時から、幸福な快楽に支配されていた女達は、真の凌辱を味わう事になる…。


<キャラクター紹介>
御影晶(みかげあきら) CV:このかなみ
 凛々しく優しく礼儀正しく(を心がけている)背の高さと胸の厚みに悩む自称乙女。
 とある病気の治療のため、昨年一年間休学して渡米。
 入院中に、医療の素晴らしさに目覚め、看護婦を目指すという割りと単純な人生設計を描いている。
 ナギナタ部実力No.1の副部長。

千堂鏡花(せんどうきょうか) CV:伊藤瞳子
 高飛車なお嬢様タイプ。
 上に立つものとしての責任感を備えているので、慕う者も多い。
 演劇部部長で、その演技力は圧巻。
 同性の仁科リサからも慕われているが…。

仁科リサ(にしなりさ) CV:天野涼子
 清純派アイドル系。
 先輩の鏡花を慕って「創幹院大付属」を受験し、演劇部に入部。
 ちょっと小生意気な所があるが、外見の可愛らしさも手伝って、今年度入学者の中では1番人気。
 リサのファンの前ではアイドル系のブリッコを演じているが、その必要が無くなると、ワガママな態度を表す。
 ツインテール。

都築早苗(つづきさなえ) CV:金田まひる
 都築千春の妹。明るく積極的で好奇心旺盛。
 興味を持ったらとことん調べなくては気が済まない。
 学生の本分に関しては、一応ギリギリのラインを維持しつつ、様々なスクープ集めに余念がない広報部部員。
 いつもカメラを持ち歩き、シャッターチャンスをうかがっている。
 今年度入学者の中では、トラブルメーカー上位ランカー。

都築千春(つづきちはる) CV:広森なずな
 都築早苗の姉。おっとり穏やかで家庭的。
 教育実習生として芳樹と一緒に付属校で実習を行う。
 まじめに教師の道を目指している。
 実年齢以上に見られてしまう外見が密かな悩み。
 眼鏡をかけています。

門真美幸(かどまみゆき) CV:彩世ゆう
 ごく普通の平凡な女子生徒。
 豊かな胸とお尻だけは男子生徒の注目を浴びているが、大人しい彼女にとっては恥ずかしいだけで、ますます萎縮する原因になっている。
 晶とは比較的仲の良い友人。
 また、主人公の芳樹は、バイトで彼女の家庭教師を担当している。
 眼鏡をかけています。

高槻薫(たかつきかおる) CV:児玉さとみ
 注意:男性キャラです。
 といっても筋肉隆々というわけではなく、ショタキャラ。
 御影晶と同じナギナタ部で、一緒に汗を流しています。
 仁科リサと幼なじみ。


このホームページはTRUSTより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はTRUSTに帰属します。



<購入理由>
 久々に、純粋な陵辱ゲームをプレイしてみたくなって購入^^;
 あとは「強制和姦ADV」という訳分からんジャンル名に興味を持ったため。
 「匂いを嗅いだ女が発情して、男を欲しがる粉」というご都合主義はお約束^^;


<ゲームの概要>
 選択肢を選んで読み進めていく、オーソドックスなADV。
 ゲームジャンルを見てもらうと分かるように、「強姦」ではなく、「強制和姦」です。
 この辺の語幹からも鬼蓄ぶりを感じ取って欲しいところです。


<システム補足>
 インストール形態はフルインストールのみで、約1.5GB必要です。
 一度インストールしたら、次からはCDを挿入しなくてもOKです。
 気になった点は、文章履歴がホイール未対応である事と、履歴もテキストウインドウ内のみに表示され(よって文字量が少ない)、しかも現在読み進めている文字と同色でわかり辛いことです。
 そのため、履歴機能に関しては、少々不親切であると感じました。


<音声>
 女性キャラはフルボイスです。
 また、男性キャラにも、児玉さとみさんや富樫ケイさんなど、実力派声優さんが顔を連ねています。
 淫語関連では、かなり頻繁に出てきますけど、ピー音は出てきません(o゜▽゜)o

 注目したのは、鏡花役の伊藤瞳子さん、リサ役の天野涼子さん、ショタ役の児玉さとみさん。
 ピー音が無いだけに、特に期待したのが伊藤瞳子さん。
 「鏡花」という金髪高飛車お嬢様が、ちんこちんこと連呼するのはどうかと思いましたが(私の中の脳内お嬢様がそんな下品な淫語を喋る訳ありません^^;)、今までの反動からか堕ちた時の淫語・放送禁止用語連呼は…グッジョブ(o゜▽゜)o

 リサ役の天野涼子さん。
 この方は、生意気でムカつくキャラを熱演してくださいました。
 このキャラ、大好きな鏡花には見え見えの媚びを売り、自分のファンの前ではブリッコをし、裏では自己中心的な態度を取るといった、生意気さに加え、ロリっぽい舌ッ足らずなキャラです。
 そういった見事な天野涼子さんの演技を拝聴し、満足でした。
 まぁ、陵辱対象キャラには、こういったムカつきキャラも存在しないとね^^;

 で、ショタ役の児玉さとみさん。
 がちゅみりのアケミ役よりも声が高いということに少々可笑しさを覚えたわけですが、まぁそれはそれ^^;
 無垢なオトコノコを演じるのならば、そんなに声が低くっちゃいけません。
 想像通り、このショタ君は、ヒドイ扱いを受けます。
 恋人を奪われた挙句、その恋人の前で痴的な女性キャラに犯されるわけです。
 しかし、児玉さとみさんが声を当てているキャラは、女性キャラとして犯されるよりも、ショタキャラで犯される方に期待してしまうとは、やっぱり中の人の演技幅が多才だということでしょうか^^;


<音楽>
 音楽は全部で12曲。うち1曲がボーカル入りです。
 気に入った曲も何曲かありますが、ボーカル曲には、もう少し歌唱力を求めたいところです。


<原画・CGなど>
 原画は、葵渚さん。
 ねこねこソフトの「みずいろ」や「銀色」、TRUSTの前作でも原画を手がけた方です。
 CGはシリアスな感じで、立ち絵の表情の変化が若干乏しい感じです。
 まぁ、そんなにコロコロと変わってしまっては、シリアス調が崩れてしまう…というのが原因かもしれません。


<エッチシーン>
 音声の項で触れましたが、このゲーム淫語に消しが入りません。
 結構淫語が出てくるのでプレイヤーには嬉しいところ。

 登録されるエッチシーンは全部で50個。
 バリエーションでは、破瓜、アナル、輪姦、姉妹丼、妊娠プレイ、薬物使用といったところ。
 陵辱をコンセプトとしたゲームですが、SMやスカトロはありませんでした。
 また、精液描写が印象に残りました。
 一回の射精で一つのエッチシーンが終わらない事が多く、顔射されたキャラがそのまま拭き取らずに犯されるという場面も多かったです。
 こういう描写は非常にそそりますね^^;
 陵辱ゲームとして、膣内射精も多く出てきます。

 さらにこのゲームには、ハーレムルートが存在します。
 ハーレムルートと言っても、全員とラブラブになると言った展開ではもちろんなく、5人のキャラを孕ませ肉奴隷とし、その肉奴隷を使い、純愛カップルを壊すといった物。
 …快楽に溺れる姿は、一般的な尺度から見れば異常な訳ですが、飽くまでも視点が「一般的」だった場合。
 快楽に溺れた者が溢れた中に、純愛という価値観を持ったカップルが投獄されると、純愛こそが「異常」となり、排他され破壊されるのです。
 異常心理や復讐心、人格が狂うまで高まった嫉妬心といった、負の感情というものは他でも出てきて、それがエロいシーンと結合され、場面やストーリーを非常に盛り上げてくれました。

 言い忘れましたが、どうでもいい場面で、薔薇の場面が出てきます…。
 呻き声が聞こえるから、覗いてみたら掘っていた、と^^;
 シリアスな場面が多かったから、息抜きとしてそういった場面を用意してくださった、と理解しましょう。
 息は抜けるけどナニは抜けないですけどね(えー…)


<感想>
 率直に言うと、エッチシーン、ストーリー共に描写がしっかりなされていて、両者のバランスが良かったです。
 ともすると、抜きゲーではストーリーが疎かになり、ストーリー重視のゲームでは、自分の息子に満足感を与えられずにガッカリしてしまう、といった事もしばしばですが、このゲームに関してはどちらもありませんでした。
 また、難易度も高くないと思います。

 やはり陵辱ゲームでは、単に鬼蓄な場面を連続させるよりは、日常場面や幸福な場面を少々描写し、それからヒロインの日常や至福感を壊すことによって残虐感を出せるのではないでしょうか?

 また、個々のストーリーでも、一つ一つ独立していて、しっかりした描写と上記のような心理が描かれていて、飽きませんでした。
 1つくらいは主人公が完膚なきまでに復讐される、といったルートがあっても良かったなぁ…と、贅沢な悩みを持ってしまいました。

 ただ、ヒロインが派手に泣き叫ぶ場面も無かったので、安心してプレイできる反面、真の陵辱好きな方は心の底から満足はできないかもしれません。


<10点満点での総合評価>
 7点
 かなりイイ線に行ってはいるんだけど、決定打にかける…と、いった感じでした。
 でも、陵辱に興味がある人なら加点される内容でしょう。


お気に入りのキャラ:都築早苗…最後まで抵抗し続け、かなり主人公を追い詰めるなど、いい味出していたので^^;
最後に一言:「肉体を陵辱する描写よりも、精神描写が好きな方にお薦め。」









   ONE☆BOKU Faraway so close!    (H.I.Tさんのレビュー)   評価: 9 
▼ タイトル ONE☆BOKU Faraway so close!〜お姉ちゃんとボク〜 ONE☆BOKU Farawaysoclose ~お姉ちゃんとボク~
▼ ブランド LUCHA!
▼ ジャンル お姉ちゃんにまったり癒されADV
▼ 対応OS Win98/Me/2000/XP
▼ メディア DVD-ROM
▼ 定価 税込\8,190(税抜\7,800)
▼ 発売日 2005/08/26
▼ 購入   ONE☆BOKU / オリジナル特典 Getchu.com
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートあり)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  50個
【 エンディング数 】  5個
【 ディスクレス起動 】  可

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<あ・ら・す・じ>
 ――夏休み。
 眩しい陽射しの中、主人公が向かう先は父親の故郷である小峯村。
 里山に囲まれた農村で、村民の9割方が『小峯』という姓の持ち主。
 歴史を紐解けば、おそらく全員が親類縁者である可能性が強い。
 そういうこともあり住人たちの結束は強く、隣近所であれば身内同然の
 付き合いを平成の今でもしている。

 主人公は幼い頃、夏休みのたび、村にある小峯本家に遊びに来ていた。
 帰省するたびに年の離れた従姉、そして幼馴染みのお姉ちゃんと一緒に野山を駆けめぐって遊ぶのが彼の夏の恒例行事だった。
 しかし父の仕事は年毎に忙しくなり、次第に村から足が遠のいていく。
 そして、最後に村にやってきてから、10年の歳月が流れた年の夏――
 海外に赴任している両親の頼みもあり、墓参りと、そして村への挨拶に主人公はやってきたのだった。

 彼は到着早々、かつて大好きだったお姉ちゃんたちに再会する。
 村へと続く森の中で幼馴染みのお姉ちゃん、千里と出会い、
 彼女に案内されて小峯本家に着くと、従姉のひとり、秋菜が暖かく出迎えてくれた。
 さらに遅れて村へやってきた義姉・美鶴、その美鶴を自慢のバイクで家まで送ってきた夏子が加わると、
 さっそく「かわいい私の弟争奪戦」が幕を開けるのだった。


<キャラクター紹介>
小峯夏子(こみねなつこ) CV:一色ヒカル
 「姐さん!」とその胸に飛び込み頼りたくなる、従姉のお姉さん。
 快活で、気配りがうまく、理性よりも感情を大事にする懐の深い人です。
 村の老人たちのためにバイク便をしていて、みんなに親しまれています。
 ただ、ときに強引かつ独自の見解の入った持論=ジャイアニズム
 (「おまえの物はオレの物、オレの物はオレの物」)を展開するのがタマにキズ。

小峯秋菜(こみねあきな) CV:まきいづみ
 「お姉ちゃん・・・」と、その膝で甘えたくなる従姉のお姉さんです。夏子の妹でもあります。
 夏子とは対称的に、物静かでおとなしく、女性的な優しさで接してくれる綺麗なお姉さんです。
 が、かなり思い込みが激しく、一度こうと決めたらそれを貫く頑固さがあります。
 家事万能で、料理が趣味。
 作った料理を主人公に振る舞うのが大好きなんですが、その料理の味は計測不能、未知の味だったりします。

小峯美鶴(こみねみつる) CV:木葉楓
 ツンとすまし顔で「本当にバカなんだから・・・」と呆れられたら、素直に謝ってしまいそうな義理のお姉さんです。
 親の再婚で主人公の姉になりました。
 頭が良く、器用ではあるものの、何か人に気を使おうとすると、どうして良いかわからい。
 つい主人公に小言と説教ばかりになり、冷淡に振る舞ってしまう彼女ですが、じつは小さな頃からの夢が「弟が欲しい」。
 母親の再婚により、弟(主人公)が出来ると、もう彼女は舞い上がって喜びます。
 ただし、不器用な彼女はそれを表には出せません。
 弟に姉らしいことが出来ると部屋でひとり、転げ回って喜ぶのです。

小峯千里(こみねちり) CV:茶谷やすら
 「看護婦になって、村のおじいちゃんやおばあちゃんの話し相手になりたい」
 そんな前向きな夢を持って村の診療所の手伝いをしている頑張り屋のお姉ちゃんです。
 主人公の幼馴染みで一つ上のお姉ちゃんですが、両親が他界しているせいか、かなりのしっかり者で主人公よりも精神的にはかなり大人です。
 秋菜とは逆に料理がとても上手く、天然気味の秋菜姉さんをいつもいつもフォローしています。
 千里姉ちゃんに笑顔で「なんとかなるよ」と言われれば、本当になんとかなってしまいそうです。

小峯志津江(こみねしづえ) CV:紫苑みやび
 主人公が訪れた小峯村にある唯一の診療所の女医さんです。
 看護士を目指している千里姉ぇや、夏子姉ちゃん、秋菜姉ちゃんだけでなく、主人公のことも温かく見守り背中を押してくれるそんな大人の女(ひと)です。
 10年ぶりに村を訪れた主人公を彼の父親と間違えますが、どうやら彼女と主人公の父親は過去に何かあったようです。


このホームページはLUCHA!より一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はLUCHA!に帰属します。



購入理由
 原画、ボイス、コンセプトと、自分の好みとカッチリはまったので^^;
 発売前から期待の作品でした。


<音楽・音声>
 声優さんは上記のように、一色ヒカルさん、まきいずみさん、木葉楓さん、茶谷やすらさん、紫苑みやびさんと人気・実力を兼ね備えた(&個人的に大好きな)方々が出演されています。
 文句のつけようはなく、個人的には満点です。
 >フェ○りんぴっくで培ったフェラ演出への拘り
 >フェラシーンでは、フェ○りんぴっく!!で培った演出を継承します
 >これまでのLUCHA!!作品同様、有名エロゲー声優さん出演
 という、うたい文句は伊達ではありません。
 ただ…、ピー音が入るのが少し残念^^;

 音楽はFunczion Soundsさん。
 OHPで癒し系BGMとうたっているように、ゆったりとしたものが基本で、聞いていて癒されますね^^;


<感想>
 姉ゲー…、その言葉に偽りなしです。

 主人公、小峯健児朗(名前変更可)は、お盆の時期に父親の生まれ故郷である小峯村を10年振りに訪れます。
 そこでかつて仲良くしてくれたお姉ちゃん達と再会します。
 そこに最近、父の再婚によって出来た義姉、美鶴もやってきて…、という感じでOPへ。

 この小峯村、住人の9割以上がが小峯姓を名乗っており、登場するヒロインも皆小峯さんです。
 なのでお姉ちゃんとして違和感なし^^;
 お姉ちゃんは、
 ・豪快で気風のいい夏子姉ちゃん
 ・おっとり天然な秋菜お姉ちゃん
 ・ちょっとキツイ美鶴姉さん
 ・歳が近いので同年代感覚の千里姉ぇ
 の4人。
 他にサブヒロインとして志津江さんがいます。

 LUCHA!さんといえばこれまで数々のバカゲーを世に送り出したメーカーさんですが、「脱!バカゲー宣言」により、おバカな設定や展開等はありません。
 しかし、日常のコミカルなやり取りや、立ち絵の変化やセリフにより、とても楽しく面白いです。

 原画はスカイハウスさん。LUCHA!さんではおなじみですね。
 ちょっと夏子姉ちゃんの目尻が気になりますが、立ち絵やイベントCGはとても上手くて綺麗です。

 シナリオは1日ごとに題名があり、その題名が表示されるところに誰かのセリフが重なる…、とても上手い演出だと思いました。
 長さはゆっくりやって1人攻略するのに8〜9時間ほど。
 8/5から始まり、共通ルートで1日1人のお姉ちゃんとのイベントを済ませ、8/11の夜から個別ルートに分岐します。
 難易度は低く、オンリープレイで狙ったヒロインとのEDは簡単に見られるでしょう。
 内容もただお気楽に甘えるわけじゃなく、ヒロインたちが持っている心の傷を癒し、幸せになれる、きちんと起承転結のある、そんな展開です。

 Hの内容は1人5回で、フェラやパイズリ等が4回、本番1回です。
 「たった1回かよ!!」と思うかも知れませんが、選択肢1つでパコパコやってしまうようなゲームとはそのありがたみが段違いです。
 今までのシナリオ・やり取りの分、ずっしりと心に響きます。
 (いや、ちゃんとエロいですけど^^;)
 1シーンの尺も長いです。
 とりわけフェラシーンはさすがはLUCHA!さん。
 差分CGを巧みに使い、声優さんの技量もあって非常にエロいです。

 それに、お楽しみのハーレムもあります!
 ちょっとしたギミックで登場するエクストラシナリオという形ですが、ちゃんと抑えるところは抑えていますね^^;


<10点満点での総合評価>
 9点
 こんなエロゲーを待ってました。
 お姉ちゃんに癒されたい、甘えたい、甘やかされたい人には是非お薦めです。
 そこは18禁のエロゲーですから、癒される・甘えるっていう行為=エッチシーンに行くわけですが^^;

 女性が思い浮かぶ、色男二人が女性を奪い合うっていうシーンに憧れるのもわかります^^;
 お姉ちゃん、僕の為に争うのは、や・め・て^^;


お気に入りのキャラ:美鶴姉さん…「うぅ〜」と歯ぎしりする姿がとても可愛らしかったです^^;
最後に一言:「水浴びはともかくお風呂でもリボンをする千里姉ぇ…立派です^^;」