CLEAVAGE(クレイヴィジ)       評価: 6 
▼ タイトル CLEAVAGE(クレイヴィジ)
▼ ブランド Empress
▼ ジャンル 巨乳いぢりたおしADV
▼ 対応OS Win98/Me/2000/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 税込\7,140(税抜\6,800)
▼ 発売日 2005/02/18
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートあり)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  30個+クイックセーブ10個
【 エンディング数 】  3個
【 メディアレス起動 】  可


<ストーリー>
 主人公 藤堂 優斗は、とある学園に通う普通の学生。
 恋にも女性の体にも普通に興味ある健全な男の子の彼を今悩ませているのは、二人の大きな胸を持つ女性たちだった。
 ひとりは義理の姉。
 ことあるごとに、優斗につっかかり、尻に敷こうとする 瑛里華── そんな彼女の態度に当初は当惑していた優斗。
 しかし、時と共にその感情が、次第に敬遠から恋愛に近いそれに変化している事実に気付く。
 もうひとりは音楽教師。
 厳しくもその美貌と見事な胸で、学園の男子の心を魅了する魔性の女性。
 優斗と瑛里華の姉弟にあるまじき関係を偶然知り、それをネタに肉体関係を迫られることに…。
 美貌も胸のカップも一流の二人の女性にはさまれて、優斗はどのような結論を見出すのだろうか?


<キャラクター>
藤堂 瑛里華(とうどう えりか)
 身長167.0p/B:99p(Gカップ)/W:59p/H:89p/体重:54s
 高飛車な義姉。18才。藤ノ宮学園3年。
 主人公が小学6年生の時に、親の再婚により主人公と姉弟となる。
 その頃から、すでに瑛里華は巨乳(Cカップ)だった。
 以後、順調にD、E、Fと発育して、現在Gカップ。

市ノ瀬 沙夜香(いちのせ さやか)
 身長:163.0p/B:101p(Iカップ)/W:61p/H:91p/体重:54s
 眼鏡女教師。24才。藤ノ宮学園音楽教師。
 厳しい先生。美しいが近づきがたい雰囲気を持つ、眼鏡の爆乳女教師。
 気に入った相手とは、徹底的にセックスし、徹底的に母性を与える、というのが性格らしい。

藤堂 優斗(とうどう ゆうと)
 主人公。藤ノ宮学園1年。
 小学6年生の時に、母親が再婚。
 紗山姓から藤堂姓に変更、瑛里華と姉弟となる。
 密かに瑛里華のことを思慕し、欲望している。


このホームページはEmpressより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はEmpressに帰属します。



<購入動機>
 発売発表から期待の作品!
 聖少女さん原画(代表作:Bible Black、DISCIPLINE)におっぱいシナリオライター鏡裕之さん(代表作:MILK・ジャンキーシリーズ)、こりゃ〜期待もしてしまいますよ^^;
 でも…、まぁ…結局は絵買いなんですけどね^^;
 絵だけでも買う価値があるぜ〜!
 ってフライングゲット組の評価が悪い悪い…。
 でも漢には死と分かっていても向かわねばならぬ時がある。俺の屍を超えて行け!


<システム>
 詳しくは上記参照。
 バグもなく、重いということもなく、一般的なシステム。不満は特にありません。
 ただ、右クリックでシステム画面が出る仕様は個人的には止めて、ウィンドウ非表示か選択にして欲しかったです。

 インストール容量はフルインストールで約350MB。
 内訳は音声105MB、OP・EDムービーで73MB、グラフィック130MB等。
 なんてHDDに優しい仕様なんでしょう!
 …ちょっと不安になってきた…。


<音楽>
 ヴォーカル曲1曲(エンディング時)に、BGM7曲…少な!
 ヴォーカル曲は悪くない、むしろ単体で聞くと作品のイメージに合ってて良いんじゃーないかな。
 問題は後述するけど、作品に対して終ったという余韻や感傷を感じることが出来ないので、必然的に歌の評価も下げざるを得ないということ。
 非常に珍しい、作品の方が足を引っ張ってるというか、単体で聞いた方が評価できる歌でした。

 BGMは7曲とか関係なく、全然印象に残らず。
 作品の雰囲気を盛り上げるでもなく、まぁ、壊してない邪魔してないだけ良いのかな?
 と、いうより、これをクリア後単体で聞くと悪くはない…(良くもないけど^^;)。
 非常に珍しい、作品の方が足を引っ張ってるというか、単体で聞いた方が評価できる歌でした。


<音声>
 瑛里華役が緒田マリさん、沙夜香役が奥田香織さん、由紀役が真優さん。
 う〜ん(語尾が↑)、う〜ん(語尾が→)、う〜ん(語尾が↓)…、キャラクターに合ってないんじゃないかな。
 聖少女さんのCGに負けているというか、キャラクターのイメージと違うというか…。
 別に(ハマリ役と思われる)北都南お姉〜さんや海原エレナお姉〜さん、白井綾乃さんを出演させて♪とは個人的意見なので言わないけど(開発費抑えているのかな?)、まぁ、シナリオの責任も重大だけど、高飛車な姉=単なる我がまま、妖艶な教師=淫乱、としか感じない。
 勿体無い…。


<CG>
 まってましたよ聖少女先生!
 巨乳過ぎてバランスが…とも思えるけど、そういうゲーム(巨乳いぢりたおしADV)だし、私は巨乳爆乳大好きおっぱい星人なので問題なし!
 むしろ「よくぞ帰ってきてくれました。これからもよろしくお願いします」と頭を下げる出来。
 が!
 CG差分なし34枚、差分入れて46枚…少な!
 内訳は差分なしで、瑛里華18枚、沙夜香16枚。
 これは少なさ過ぎます。
 そうなると当然使いまわし、必要なところでCGなし、一枚絵でずっと…という現象が起こるわけで…。
 残念!
 ただ、画面サイズ800×600は評価できる。

 また背景がしょぼすぎる。
 ベタ〜〜っていう塗り。
 98時代の16色や256色でフルカラーに迫るような仕事(当時は感動モノだった)をしていた、エロゲ塗り技術はどこに…(つД`)


<感想>
 INITIAL STARTを選ぶと、まずは瑛里華編か沙夜香編を選ぶようになっています。
 で、分岐選択肢は1個!
 Hシーン選択選択肢が2個!
 計3個!
 総プレイ時間は3時間!
 これで中身が濃ければ問題ないが、序盤はつまらないときている。
 (後半はエロシーンが続いて、姉は俗に言うツンデレ状態になるのかな)
 なによりプレイヤーはそっちのけ。
 高飛車な姉というイメージは湧かず、ただ単に我侭なだけ。
 主人公も主人公で、普通のエロゲーの主人公ならブチ切れて犯ちゃって調教して、言うことを聞く牝奴隷の調…ごほん…。
 従順に従うだけでたまに頭の中で文句を言います。
 …ストレスが貯まる…。
 さらに(プレイした人にしか分からなくて申し訳ないですが)、紅茶に砂糖の件はまだしも(これは伏線と言えて納得できる)、優一郎発言に対しては最後の方で唐突に実は瑛里華には実の弟がいてその名前が優一郎、分かるかそんなの!久能優一郎はなんなんだ?
 これはレビューアーに対しても言えるので自重しなければいけないのですが、ライターさんやレビューアーは自分で書いたり、プレイしているので全体が分かっているのですが、プレイしてない人にとってはそういう情報がないので、何を言っているのかわからないということがあります。
 まさにそれ。
 え!?ぽか〜ん…状態です。

 後半は打ち解けた(両想いになった)姉とHシーンの連続。
 暴漢から姉を救ってお礼にマットプレイ…。
 さらにパイズリフェラで精子ごっくん…。
 いいの?それでいいの?そんなんでいいの?
 ぽか〜ん…。

 沙夜香編は瑛里華編の後日談みたいなところから始まるので、まずは瑛里華編を先にプレイすることをお薦めします。

 それにしても鏡さんは評価下げましたね。
 感動とかプレイヤーを引き込むとかのシナリオを期待している訳ではなく、おっぱいに対するこだわり、Hシーンでのエロさを期待してる訳ですが、今回のはあまりにも酷い…。
 他社作品を持ち出して申し訳ないけど、MILK・ジャンキーシリーズは勿論のこと、3980円のPURE MAIDの方がよほど良い仕事をされているような…。

 ただこの作品、変にシリアス調になっているせいか、鏡さんのお気楽極楽おっぱいエロシナリオテイストが生かされていません。
 これを考えるとコンセプトというか、鏡さんの長所を活かしきれてない製作者側の問題もあるでしょう。
 製作者側はお客さんは勿論のこと、ライターさんや原画家さんにもコンセプトをしっかりと明確に示さねばなりません。
 そう考えると鏡さんも被害者なのかも…。


<エロ>
 巨乳いぢりたおしADVという題名のごとく、普通に挿入っていうシーンは少なく、1にパイズリ、2にパイズリ、3にこねて遊んで、4に引っ張って遊んで、5にパイズリフェラ
 挿入シーンでもフェラシ−ンでも手はおっぱいと^^;
 プロポーズのシーンでは…
 優斗:「毎朝パイズリしてくれる?」
 先生:「毎朝毎晩でもいいわよ。だから結婚して」
 優斗:「しないっていったら?」
 先生:「言うまでパイズリし続けちゃう」
 ここは鏡さんの面目躍如!
 惜しいのは全体的にシーンが少ないこと。
 総プレイ時間3時間じゃーねー…。


<10点満点での総合評価>
 6点
 まぁ、聖少女信者だし、シナリオには期待してなかったし、CGとHシーンが良ければと思っていたし、前情報があったけど…。
 総合的な期待が大きかっただけにがっかり度も上昇。
 これも聖少女先生が係わった作品は大作が多かった反動か…。
 信者じゃなければ5点くらいでもいいかも。
 まぁ、定価が標準価格より1000円安かったのは、販売側の僅かな良心の呵責か…。

 CGに力があり壮大な物語のイメージがある聖少女先生と、簡単お気楽おっぱいエロシナリオの鏡さんとは合わなかったのかもしれませんね。


お気に入りのキャラ:市ノ瀬沙夜香…消去法で。
最後に一言:「で、ハーレムENDは!?









   コスってエイリアン       評価: 6.5 
▼ タイトル コスってエイリアン
▼ ブランド SCORE
▼ ジャンル コスプレヒロイン誘惑AVG
▼ 対応OS Win98/Me/2000/XP
▼ メディア DVD-ROM
▼ 定価 税込\9,240(税抜\8,800)
▼ 発売日 2005/01/28
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(バックログでの音声再生あり)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  50個+クイックセーブ1個
【 エンディング数 】  2個
【 ディスクレス起動 】  可


<ストーリー>
 主人公達が通う平凡で平和な学園上空に、突如UFOが飛来。学園内は大パニックに。
 そしてそのUFOから現れたのは、とびっきりの美少女宇宙人だった。
 彼女は何と、主人公と結ばれるため、わざわざ遠い宇宙からやってきたのだという。
 いきなり現れた美少女宇宙人に、「結婚しよっ♪」と一方的に迫られ戸惑う主人公。
 そんなことはお構いなしに、(主人公愛蔵の)エロ本やエロビデオで得たコスプレなどの間違ったエッチの知識で、主人公にエッチを迫るヒロイン。
 そしてもう一人のヒロインの幼なじみや、美少女宇宙人の母親や親友、ライバル、果ては宇宙海賊まで出てきて大騒動。
 そこへ更に、宇宙のオーバーテクノロジーを狙った某国の諜報部員まで現れて……。


<キャラクター紹介>
ラルファ
 宇宙から来た押しかけ女房。本編のヒロイン。
 宇宙的な規模での権力者の娘で、とびっきりの美少女。多少胸大きめ。
 主人公にべた惚れで、彼とイチャイチャすることしか考えていない。
 一途で単純明快な元気っ娘。悪く言えば融通が利かず思いこんだら一直線で周りが見えなくなるタイプ。
 地球人のエッチはエッチマンガなどで行われているものがノーマルな行為だと思いこんでいる。
 瞬時にコスチュームチェンジができ、短距離のテレポートも可能で、更に所持者が思った通りの空間を作り出すことができるという多機能なブレスレットを身につけている。

星 志織(ほし しおり)
 主人公の幼なじみで、本編のもう一人のヒロイン。
 主人公に元々想いを寄せていたが、ラルファが来るまでは気持ちを抑えながら主人公と幼なじみの友達という関係を保っていた。
 しかしラルファが来てからというもの、自分の気持ちに正直になり主人公に猛烈アタックを始める。
 普段はおとなしい性格だが、主人公が絡むとかなりのヤキモチ焼きに。
 プロポーションは幼児体型で、そこにコンプレックスを持っている。

レイリア
 ラルファの母親。宇宙的規模での権力者。
 外見はほんわかおっとりで、しゃべり方も同じようにゆっくりしゃべる。
 本当に宇宙的規模の権力者なのかと思うくらいかなりのボケボケキャラ。
 ラルファのことを思って、ラルファと優作の関係を手助けしようとするのだが、やり方は結構滅茶苦茶。
 ラルファとのエッチがうまく行くようにと、エッチの手解きをするために主人公に迫ったりする。
 多機能ブレスレット標準装備。
 物語の途中から、学園に優作達のクラス担任教師として潜り込む。


このホームページはSCOREより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はSCOREに帰属します。



<購入動機>
 メーカーデフォルト買い。
 お口特化型メーカー(という認識^^;)として私の中では評価高いです。
 しかし最近はお目当ての声優さんがいないような…。


<システム>
 上記参照。
 一通り揃っていて不満点はありません。
 セーブ数も多く、セーブ時は実際の日時、ゲームの中の何日目、画像のサムネイル表示があり分かりやすいです。
 強制終了や重いといった現象もありませんでした。

 HDD容量は、約1.26GB。
 メディアレス起動可能です。

 今のところ(05/02/20)修正ファイルはありません。


<音楽>
 ヴォーカル曲1曲。
 何故か本編ではなく、ムービーという形であります。
 その為、曲を聴くには、「スタート」⇒「SCORE」⇒「コスってエイリアン」⇒「コスってエイリアンムービー」を選択する必要があります。
 ムービーの最後に「1月28日発売予定!」ってまんま宣伝ムービーじゃん!
 で、曲の方はというと…「コスッて コスッて コスッて コスッて コスッて My Heart!♪」
 という電波系の歌なので論評は避けさせて頂きます。
 宇宙を「そら」と読んだり、コスモが見える…だそうです。

 BGMは13曲。
 全般的にゆっくりした曲が多く、ほんどHシーン(全部和姦)な作品を盛り上げているのではないかと。


<音声>
 真宮鈴さん(ラルファ)、南見ちはるさん(星志織)、飯田空さん(レイリア)、羽高なるさん(ミア)、東十条あすかさん(バニラ)、夏川菜々美さん(アクリア)。

 音声通常シ−ンが上手いのはプロなんだから当たり前、いかにHシーン(特にちゅぱ音^^;)が上手いかですが…。
 さすがにこの中では飯田空さんがずば抜けていますが、真宮鈴さんも頑張っています。
 この親娘3Pシーンが一番お世話になるかなと…^^;
 東十条あすかさんや夏川菜々美さんもなかなかですね^^;
 あとの方は…フェラ時に「んっ、んっ、んっ」とか言われても…。
 上手い方と、どうかな〜っていう人と両極端でした。


<CG>
 原画は八葉香南さん、士崎多結さん。
 顔とかにロリっぽさが残るものの、前の作品(先生だ〜い好き等)に比べて、出ているところは出て、引っ込んでいるところは引っ込んでいるようになりました。
 その為、パイズリやパイズリフェラというようなプレイが出来るようになりました(o゜▽゜)o
 おっぱい星人の私にとってこれはでかい!
 ロリはいかんです…犯罪です。
 (Q:じゃー調教は犯罪じゃーないのかい?)
 (A:最終的にご主人様〜♪(ハート、のように合意が成されればOKです^^;)

 まぁ、相変わらずアニメ調なのか、顔がでかくてバランスが…とか、おち○ち○は30cm以上?とか突っ込みどころ満載ですが、嫌いっていう人は少ないかと。
 逆に可愛いというか、Hっぽいというか…ラルファにいたっては萌えの要素もありそうで良いのではないかと。

 また通常シーンの絵も喜怒哀楽によって表情が変わり、見ていて楽しいです。
 特にラルファの触覚は嬉しかったらピーンと立ったり、悲しくてしょげたり、ハートマーク型となったり、便利そうです^^;
 (´-`).。oO(こういう娘と王様ゲームやりて〜^^;)

 塗りや背景も丁寧で、ここのCGは安心して見ていられますね。

 画面サイズは640×480。
 今となってて小さく感じます。


<Hシーン>
 シーン総数43。
 「コスって」というタイトル通り、セーラー服にナース服、巫女服にスク水、メイド服にゴスロリ、当然漢の夢である裸エプロンも装備
 加えて婦警さんを縛って…なーんてのもあります^^;
 (チェイナドレスやウエディングドレスも欲しかったな〜…(しみじみ)
 しかもきっちりと半脱ぎHが基本!
 さらにお口⇒挿入と連戦で実用性もアップ!

 そしてSCOREお得意の口淫もしっかりと完備。
 満足の行く結果と言えるでしょう^^;


<感想>
 コスってエイリアン…
 この題名から何を想像するだろうか?
 なにせエイリアンである、題名の時点で既にファンタジー!
 コスっては最初某所を“擦って”と思ったが(^^;)、HPを見るとコスプレのコスってと…。
 コスプレするエリアン!
 この時点でシナリオに期待することなし!
 まぁ、HPで公開されているので、買ってがっかりってことは無かったですが^^;
 あとは、Hシーンに期待するのみ^^;

 このエイリアン、既に主人公にベタ惚れ状態で登場します。
 いきなりUFOから降りてきて、日本語をしゃべり、主人公の名前まで知っている。
 そして唐突に「結婚しよう♪」
 それは何故かと尋ねたら、「相性がいいから♪」
 えぇ、説明も何もなくこの一言で片付けられます。
 恐るべしエロゲご都合主義!
 他にも突っ込みどころ満載ですが、そんなのにいちいち突っ込んでいたら先に進まないので、気にしないで進むことする。

 さてこのエイリアンことラルファの襲来によって、幼馴染の志織ちゃんの闘志に火がつき、一転積極的=H攻勢をかけてきます。
 当然主人公は「ごっつぁんです」とばかりに頂きます。
 ラルファはそんな主人公の浮気に対して、空を飛びながら電撃を食らわせたりせず、「信じているから」と対抗H。
 羨ましいぞ主人公!

 さて、そんなラルファ。国民的ネコ型ロボットも真っ青なアイテムを持っています。
 ラルファと、その母親のレイリアが身につけているブレスレット。
 何とっ! コスチュームチェンジ&近距離のテレポート、そして所持者好みの空間を自由に作る機能搭載!
 これがあれば一瞬で学校=セーラー服H、病院=ナース服H、神社=巫女服H…。
 「何と都合の良いアイテムなのですかっ!?」(←公式HPより)
 その通り!まさにご都合主義!さすがファンタジー!

 そんなご都合主義シナリオですから、後から現れるミア、バニラ、エクリアの3人衆はシナリオに絡まないH要員。
 Hシーンのバリエーションを増やすだけで、いてもいなくても一緒というところが悲しい。
 ラルファもレイリアも宇宙的規模の国家のえらい人っていうのに、いっさい触れられず…。
 人間割り切りは大切ですな…。

 総じてシナリオはご都合主義の薄っぺら、ひたすらHを楽しむゲームですね^^;


<10点満点での総合評価>
 6.5点
 Hシーンのみに期待してください^^;


お気に入りのキャラ:レイリア
最後に一言:「で、ラルファと志織の3Pは?」









   双子新妻はるかとせつなの桃色新婚生活    (GPさんのレビュー)   評価: 6 
▼ タイトル 双子新妻はるかとせつなの桃色新婚生活
▼ ブランド ふぇちっしゅ
▼ ジャンル ADV
▼ 対応OS Win98/Me/2000/XP
▼ メディア DVD-ROM
▼ 定価 税込\5,040(税抜\4,800)
▼ 発売日 2005/02/18
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートあり)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  60個
【 エンディング数 】  5個
【メディアレス起動】  可


<ストーリー>
 幼い頃……可愛い双子の姉妹はるかとせつなに大きくなったら結婚してと言い寄られ、二人を奥さんにすると約束してしまったのが全ての発端であった……。
 成長してからは二人共と結婚する事は出来ない現実もあり、どちらを選ぶかで悩む余り二人を遠ざけていた時期もあったが、はるかとせつなはそれでもカズキを信じて待ち続けていた……。
 そこにやって来たのが、法律改正により重婚がOKになったとの信じられないニュースであった。
 短大を卒業して社会人となっていたカズキは二人と結婚する事を決意し、二人との交際を開始した。
 はるかとせつなは二人一緒にカズキの妻になる事を一も二もなく承諾し海外で結婚式を挙げる事に。
 夫一人に妻二人の変則的なカップルは皆から祝福を受けて三人の甘い生活が始まった……。
 だが、結婚したからといって問題がなくなった訳でもなく、夜の生活ではカズキを独占すべくはるかとせつながアピールをしてきたり、カズキに思いを寄せるOLが現れたり、ハチャメチャな性格のゆりえさんにかきまわされたりと、三人の苦難(?)は始まったばかりであった。


<キャラクター>
はるか
 せつなの双子の姉。
 のんびり屋さんでおっとりしている。その場にいると周りの空気をほんわかさせてしまう様な感じ。
 料理好きで和洋なんでも作れるが、のんびり屋なのでたまに失敗する。
 仲良し三人組(カズキ・はるか・せつな)のおねえちゃん的存在。
 カズキの家で専業主婦をしている。

せつな
 はるかの双子の妹。
 さばさばして元気快活、その明るさで周りの雰囲気も一気に盛り上がる。
 料理はやや苦手気味。何かやると何か失敗するおっちょこちょい。
 エアロビのインストラクターのバイトをしてる。
 三人の中で一番子供っぽい。

ゆりえ
 同じマンションに住む強気で豪快なお姉さま。
 双子のイトコのねーちゃんで三人とは長い仲。ヘビースモーカーではないがタバコを吸う。
 スロットの景品の酒を持ってしょっちゅう遊びに来る。負けたら負けたで飯をたかりにくる。
 昼間は昼間ではるかとお茶しに来たりする人。

鈴木さん
 カズキの会社の同僚。
 カズキに嫁がいると知っていながら惚れている。

カズキ
 はるかとせつなのダーリン。
 小さい頃からいつも三人でいてそれが当たり前になっている。
 私生活では二人に頭が上がらない様子。


このホームページはふぇちっしゅより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はふぇちっしゅに帰属します。



<概要>
 ふぇちっしゅの作品。
 法律が改正され重婚が許されることになったので、三人一緒に結婚した主人公カズキと双子姉妹はるかとせつなの新婚生活をえがいたADV。
 値段は4.800円とお手軽価格!


<システム補足> 
 上記参照。
 文字が読みにくいこと以外は(すぐ慣れますが)特に不具合もないシステムです。
 本作はせいぜい5〜6時間で終わるので必要最低限のものでいいでしょう。


<音楽・音声>
 全10曲。
 少ないといえば少ないですがこの値段で30曲とか要求するのもなんなので、これくらいで仕方ないでしょう。
 内容は可もなく不可もなく…。

 主題歌は「しゃぼんだま」。
 もともとエロゲーの歌なんて人前では口ずさめない恥ずかしい歌がほとんどですが(^^;)、この歌は人前どころか自室で一人のときでも口ずさめないほど恥ずかしい歌です^^;
 この作品にはあっていたとは思いますがね^^;
 プレー直後に思わず「あら おかえりなさい カズキさん♪」なんて口ずさんでしまったときは「一体自分は何のために生まれてきたのだろうか?」などと悩んでしまいました。
 (TITANS:別に普通だと思いますよ、うん、この辺はエロゲのスタンダードかと…)

 女性キャラフルボイス。
 ちょっとわざとらしい気もしますが、はるかとせつなの性格の違いがよく現れた良い演技だったと思います。


<CG>
 原画は大泉だいさくさん。可愛らしいタッチは本作にぴったりです。
 枚数は差分抜きで52枚(差分込みで123枚)。
 プレー時間からすれば、それほど少ないとは感じないでしょう。


<内容>
 「小さい頃双子の姉妹はるかとせつな二人同時に結婚の約束をしてしまって困っていた主人公。しかし主人公たちが大人になったときに法律が改正され重婚が可能になり、めでたく三人で結婚。」と、まぁエロゲー的ご都合主義ここに極まれりというべき内容。
 国会議員や刑法学者の方が聞いたらものすごいツッコミを受けそうです^^;

 本作はそんな三人の結婚式で始まり、後はほのぼので甘い新婚生活を描いて終わりです。
 インパクトのある出来事はまったくといっていいほど起こりません。
 奥さんもおっとりで家庭的な姉(はるか)と、活発で行動的な妹(せつな)という、おそらくエロゲー内に同じような姉妹キャラがあと100組以上いるであろう超々王道の二人
 クリア後三日たったら内容の大半を忘れそうな話とキャラですが、可愛い奥さん二人と甘々でラブラブな暮らしはやっぱり心地良いです^^;
 印象に残るようなことはなくてもプレー中は十分に楽しめるでしょう。

 エロもまぁそれなりの出来で、総プレー時間5〜6時間ながら全32シーンと結構な数があります。
 一つ一つを見ればそれほど凄いことをやっている訳ではないのですが、終始ラブラブで甘々な雰囲気で行われるHは、なかなか見ごたえがあります。
 「どちらが主人公を興奮させられるか競う姉妹の自慰合戦」とか「ハメ撮りプレイ」なんていうのはこの作品らしくて良かったでしょう。

 ストーリーもエロも、もっとひねったり充実させたりしようと思えばいくらでも出来たと思いますが、これはこれで良かったのではないしょうか?
 個人的にはあまりそういうことは言いたくないし、メーカー側もそれを言い訳として欲しくないですが、そもそも定価4.800円ですし^^;


<10点満点での総合評価>
 6点
 値段も内容もお気軽でお手軽な作品。
 点数は控えめですが、萌えもエロもそれなりなので、和姦好きな方なら値段分は楽しめるでしょう。
 ストーリー重視の大作や、ハードな陵辱モノをやった後の口直しに最適な一品です。


お気に入りのキャラ:活発な妹のせつな
最後に一言:「たまにはこういうのもよいのでは^^;」