白衣のご奉仕   (ひびきさんのレビュー)   評価: 7 
▼ タイトル 白衣のご奉仕
▼ ブランド U・Me SOFT
▼ ジャンル AVG
▼ 対応OS Win98/Me/2000/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 税込\9,240(税抜\8,800)
▼ 発売日 2004/11/05
▼ 購入   白衣のご奉仕 / オリジナル特典 Getchu.com
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり、既読文字は文字色が緑色になる)
【 メッセージ履歴機能 】  あり
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  14個+α(クイックセーブ/ロードあり)
【 エンディング数 】  18個+BADエンド


<あらすじ>
 主人公・佐和山 成治(名前変更可)は、女性との交際が長続きしないことに苦悩していた。
 「ぼくの何が……ぼくのどこが悪くて、みんな去って行くんだよっ!」
 そんな彼の前に現れた、白衣の男がいう。
 「あなたが『病気』だからですよ」
 「!?」
 その男、笹尾山医院院長・小幡は、成治の不遇の原因は彼自身がもつ性癖にあるといい、
 「それを治すには、わが病院で『奉仕』を受けるほかありません」
 「奉仕……!?」
 その奉仕とは、三人の看護婦による肉体を用いた治療行為……つまりはエッチ!
 性的には未熟ながら、献身的な優しさで心も身体も包み込んでくれる癒し系看護婦『嶋 まゆり』。
 本人はノーマルと主張しつつも、男を責める手際では右に出る者がいないクールな責め系看護婦『舞 涼香』。
 人妻にして一児の母、その豊満な身体と溢れる母乳を吸って揉んで搾りつくして!
 とばかりに奉仕してくる責められ系看護婦『蒲生 慧子』。
 「彼女たちの『奉仕』を受けることで、あなたの病は治り……幸福を手にすることができるでしょう。
 ただし、あなたの入院態度も大事ですがね」
 かくして、成治の嬉し恥ずかしな一週間の入院生活が始まったのだった……!


このホームページはU・Me SOFTより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はU・Me SOFTに帰属します。



<購入理由>
 メーカーデフォ買いなので^^;
 今作でも「腋コキ」があるのかどうか確認しなくては^^;


<ゲームの概要>
 普通のADV…かな?
 ゲーム内の入院期間は1週間。
 1日に大体3回のエッチがあります。

 入院する前、最初に問診(=いくつかの質問)に答え、それによって最初の担当看護婦が決まります。
 それ以降もいくつか質問が出ますが、その質問に答える事により、愛情度や主人公の病状が上がったり下がったりします。
 この質問の受け答えによって担当の看護婦が変わったり、エンディングが変わったりします。

 無事、完治しているのか、それとも……?
 うまくいけば各看護婦とのエンディングを迎えられますし、またハーレム的な結末も用意されています。
 ただし、あまりに身勝手な入院生活を送っていると、残念なラストシーンが待っているので、注意が必要です。


<システム補足>
 上記参照^^;
 まぁ、必要なものは一通り揃っています。
 セーブ数はちょっと特殊でデフォルトで14個。
 それ以上のセーブファイルについては、任意のフォルダにセーブファイルを作ることが出来ます&クイックセーブ/ロードあり。
 フルインストールには約580MB必要です。
 一度インストールしたら、次からはCD挿入しなくてもOKです。
 主人公の名前は、自分で決める事ができます。

 ただ、既読スキップ時には高速で文章が流れるのでは無く、文章が消えるので、狙った個所で既読スキップを止める事は至難のの技です。


<音楽・音声>
 女性キャラはフルボイスです。
 音声に関しては、まぁ、普通かな?
 安心して聴いていられます。

 SEでは、睾丸を握られる音が出てくるのですが、これが結構強烈^^;
 ギュウウ〜ッっとまるでロープか何かで縛られるかのような音なので、かなり強く握られてるかのような錯覚を覚えます。
 リアルで睾丸が引き締まります^^;

 音楽は、全部で14曲。
 特に印象に残るものはありませんでした。


<エッチシーン・原画・CGなど>
 原画は 金目鯛ぴんくさん。
 この原画さんで決まりのようですね。
 立ち絵の表情は、大胆には変化せず、シリアスな感じを受けます。
 それに伴い、ゲーム全体もそんなにコワれた雰囲気はありませんでした。

 さて、今作のエッチシーンの特徴を言うと
 @ おっぱいが大きく、乳首の描写も丁寧
 A 衣服やパンストの描写も丁寧
 B 手コキ・足コキが多い
 C チュパ音がいやらしい
 D 放送禁止用語は出てこないが、それ以外ではけっこう卑猥な台詞が出てくる
 E 主人公受けが多い
 F 和姦が多いが、攻められエッチもかなりある。
 G 男性主人公の喘ぎ声が妙にリアル(音声はないですけど)
 H やっぱり腋(ワキ)コキはある^^;

 前々作フェチ1では「衣服にこだわった」CGであり、前作フェチ2では「おっぱいにこだわった」CGでありましたが、今作ではどちらの良いところも世襲した感じであります。
 まずはおっぱいに注目してみると、流石に大きい。
 こういったおっぱいにパイズリされる場面があるんだから、嬉しいですね。うひ(o゜▽゜)o
 のみならず、乳首もおろそかにされず、乳輪の細部から突起の光沢まで描かれているのだから、リアリティーが増します。
 まさにおっぱい星人には推薦のCGでありましょう^^;
 乳首を攻めているCGでは、差分で乳首が立っているCGが追加されているという心遣いには大いに敬服させられます。

 そして、もうひとつの見所である、衣服のリアリティーさ。
 衣服のしわや光沢が、鮮やかに描かれています。
 さらに、紫のパンストが、黒色系統の下着が、白衣に映えているのですよ!
 スカートをめくってパンティー履かずに生パンストだけを装着して主人公の顔に股間を押し付けている涼香のCGだけでもご覧あれ!
 紫のパンストも卑猥ながら、それを生かしている描き方が良いですね。
 フトモモの丸みをリアルに表現している光沢を見てください。
 下着を履いていないエロティックを見事に描き出してくれています。
 更に、足コキでは、「パンストを履いたままの足」を見事に描いてくれています。
 足の指を器用に使い、またそれに伴い引っ張られるパンスト、シワになるパンストがCGのレベルの高さを物語っています。
 足フェチ、パンストフェチ必見!
 足コキには興味がない方でも、一度は見てみてはいかがでしょうか。

 …とまぁ勢いで書いてきたのですが、流行(?)の足コキなんですが…実際には気持ち良いのでしょうか^^;?
 手コキ足コキ専門の涼香嬢、Sっ気たっぷりでして、言葉攻めと足コキを同時にしてきます。
 「ほらほら、どうなのよ!か弱い女の子にそんなところ踏まれながら感じてるなんて変態なんじゃないの!?」
 そんな言葉攻め&足コキやら手コキが連続して行われます。
 エスカレートすれば、アナルバイブ入れられながら足コキされて携帯電話のカメラで写真取られたりまします。
 さすがにこれは…私そういう趣味ないので^^;
 思わずこのゲームのタイトルを見直してしまいましたよ…攻められすぎ(つД`)
 涼香嬢、挿入している場面よりも、手コキ足コキの方が多いし…。

 そして、フェラシーンでは、チュパ音があり、いやらしい音を立ててくれています。
 清純癒し系のまゆりなんて、最初の方と最後の方のフェラ音はあきらかに違います。
 最初は吸ってるだけの音でしたが、最後の方になると吸ったりわざと涎の音を出したり、舌を動かしたり、とベテランさながらの演技を聴かせてくれます。
 とりあえずチュパ音でもお世話になりました(何のだ^^;)
 ちなみに、キャラの声が出ていない時でも、バックグラウンドにチュパ音や喘ぎ声が流れる時もあります。

 淫語なのですが、相変わらず放送禁止用語は出てきません。
 オマ○コ、オチ○ポなんて普通のメーカーさんでも標準装備なのですが、このメーカーでは使われているのを聴いたことがないですね。
 時代の流れに合わせて音響さんに頑張って頂きたいです^^;
 とまぁ、その代わりといっては何ですが、それ以外の台詞では結構ヤらしい言葉を言ってくれています。
 クリトリス、ペニスなんてものから、ケツ肉、尻ズリなんてものも^^;
 あと、おっぱいという単語を必要以上に連呼する場面があり、これは良かったです。
 しかもそれを機関銃のごとくしゃべっているのが、あの清純派である、まゆりでありますから、これはこれで「使える」かもしれん。
 「いつイッてもいいんですからね。好きなときにザーメンいっぱい射精してください。まゆりのお顔にかけてもいいんですよ」
 ここら辺はタイトルに偽り無しの健気な台詞なんですけどね。
 これで放送禁止用語でも出てくればいいんだけどなぁ…残念!

 もちろん忘れてはいけないのが、「腋(ワキ)コキ」
 UMESOFTがUMESOFTをUMESOFTたらしめているものの一つが、この独特の「腋コキ」。
 これを言及しない事にはレビューを終われません^^;
 どういうことかというと、毎度毎度ながらのアブノーマルプレイ、女性のワキの下にナニを挟んでもらってコいてもらうというもの。
 特に今回は白衣ということも手伝って、まるで体温計を挟むかのごとし(ホントか)。
 イケメン医師も言っております。
 「性器や陰毛を描くことがタブーと見なされていた時代、エロティックのシンボルとして絵画に描かれるのはワキの下、腋毛だった。いわば腋の下は女性の第2のシンボルなのであります」
 …ホントか^^;?
 そんなこんなの独自の理論をぶちかまし、腋コキ場面がはじまるのですが、やっぱりこれを見なくてはUMESOFTをプレイしたという気がしません。
 ブルーゲイルがチ○コメーターを商標登録するならば、UMESOFTは腋コキを商標登録して毎作登場させて欲しいです。


<感想>
 「看護しちゃうぞ3」「ナースにおまかせ」に続くであろう、白衣マニアックには垂線の的。
 ヨダレのついでに違った汁も出てきそうな白衣特化の今作。
 毎度ながらこういったゲームをやると、「こんな病院なんてねぇよ」という突っ込みを入れつつ、「こんな病院に入院してぇよ」という欲望と煩悩を脳と下半身にためてしまうのが漢(おとこ)の漢(おとこ)たる所以。

 単刀直入に言うと、ストーリーはほとんどなしで、エッチシーンが延々と繋がっている作品
 これはこれで使えますが、手コキやら足コキやらで、挿入場面が最初の方にはないので、挿入場面スキーな人にはちょっと抵抗があるかも。
 どんどんエッチシーンは濃くはなっていきますが、基本的には1対1で、思い出したかのようにレズや3Pが出てくる…といった感じです。
 怒涛のようにエッチシーンが流れてくるので、使いどころには困らないかもしれませんが、もうちょっと付随的な何かが欲しかったですね。

 ということで、その付随的なものもあることはあります。
 担当ナースや、院長から質問をされることがあり、その答え方によって、主人公の精神面が治っていったり、逆に悪化したり、担当ナースの愛情度が上下したり。

 とまぁ、そういった工夫はありますが、この受け答えがストーリーやエッチシーンを変化させているかというと、そんなに変化させているのかな?というのが率直な感想です。
 エンディングの分岐には気を使う必要はあるけれど、どう選んでもエッチシーンは見れちゃいますしね^^;

 で、その淡々とした雰囲気を打破しようとするメーカーさんの試みもあります。
 クールそうなイケメン医師が突然、
 「時に佐和山さん、どうですか。理想のおっぱいビジョンを見つけられましたか?
 私は先日、久々にバスト・フィッシングを堪能できましたが、理想のおっぱいというものにはなかなか出会えないものです。
 まぁ、だからこそ、私たちは新たなるおっぱい、次なるおっぱいを目指して、より多くの女性を求めていくのかもしれませんね。
 ま…しかし、おっぱいの魅力は乳房にのみあるわけではありません。
 すべての要素が一体となっておっぱい黄金比を形成するのです。
 大きい、小さいだけで語っているようでは…。
 じゃ、私はゴールデン・バストライアングルを攻略してきますから、後のことはよろしく」
 というそよ風のような電波を発していくのだから、メーカーさんはそれなりに気を配っていることと思います。
 ただ、CGがシリアス系だからか、単なる電波にしか感じず、ギャグに感じないのが悲しいところ。
 もっと大胆な表情の変化などあったら面白かったかもしれません。
 それとも、そのギャップを楽しまなきゃいけないのかな?

 CGやチュパ音はレベルが高い(と思う)だけに、もう少し考慮の余地が欲しかったです。
 いっその事ストーリー抜きにして、調教物、もしくは被調教ゲームのような物を作って頂けると面白いかも。


<キャラ別感想>
嶋 まゆり
 癒し系で最初は清純派、一生懸命に奉仕するところが良いです。
 と思えば着衣パイズリなどというマニアックなこともやってくれます^^;
 ちなみにヒロインの内1番年下にも関わらず、1番大きい乳の持ち主。
 ちょっとロリ入っている所も注目の1つですよ、親分。
 癒し系でも足コキはあるんですね…。

舞 涼香
 主人公は、このナースにイヤと言うほど攻められます。
 手コキ足コキは序の口、電気アンマやアナルセックス、罵倒プレイの数々。
 これのどこが奉仕やねん、と思わず突っ込みたくなりますが、主人公君はそういった罵倒プレイにもしっかりヨガっているので、ゲーム的には奉仕なんでしょう…。
 しかし、こういったキャラに対して、鬼畜ルートがあったら楽しかったです。
 堕ちぶりとか^^;

蒲生 慧子
 Mッ気たっぷりの人妻ナース。
 緊縛セックスはエロくてグッド。
 特にまゆりにエッチ指導をしている所など、良かったです。
 ちなみにこのキャラが腋コキをしてくれます^^;
 Mっ気たっぷりと言っても、主人公が鬼畜過ぎるほど鬼畜になるわけではないので、安心してプレイできる反面、ちょっと物足りないかも。
 もちろん母乳も出ます^^;


<10点満点での総合評価>
 7点
 前作、前々作を覆すかのように、「これでもか」というほど続くエッチシーン。
 ただ、もうちょっとヒネリがあれば、さらに良い作品になったでしょう。


お気に入りのキャラ:嶋 まゆり…「癒し系」の看板通りに奉仕してくれたナースだったので^^;
最後に一言:「パンストファンはプレイしてみてくださいヽ(´∇`)/」









   おねむりしすたー   (DBMさんのレビュー)   評価: 6 
▼ タイトル おねむりしすたー
▼ ブランド ユメスタ
▼ ジャンル おねむりおねだりエッチADV
▼ 対応OS Win98/Me/2000/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 込\2,079(税抜\1,980)
▼ 発売日 2004/12/10
▼ 購入   おねむりしすたー / オリジナル特典 Getchu.com
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり、既読文字は文字色が緑色になる)
【 メッセージ履歴機能 】  あり
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  --個
【 エンディング数 】  --個


<あらすじ>
 ある夏休み――
 大学生である主人公が帰省すれば、そこには再婚した父と義母、そしてその連れ子である少女がいた。
 休みの間に仲良くなり、べたべたと甘え慕う彼女に、よからぬ妄想を抱く主人公。
 その手始めとして、眠ってしまった義妹にエッチないたずらをすることを思いつく。
 はたして主人公は本懐を遂げることができるのか?


<キャラクター紹介>
大島まい
 主人公の義妹。
 おとなしい照れ屋さんであり、かなり人見知りする。
 今まで一人っ子であり、また性格的なところもあり、さびしい思いをしてきた。
 そのため、(下心はあるが)自分に優しくしてくれる主人公を好きになり、ほのかな恋心を抱くようになっている。
 とりあえず今は主人公に良い印象しかないため、彼の願いならできるかぎり聞こうとする。

大島賢司
 本編の主人公。
 生粋のちっちゃい子マニア。
 義妹をなんとかして××しようとする。


このホームページはユメスタより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はユメスタに帰属します。



<概要>
 選択肢を選びタイプのオーソドックスなADV。選択肢でエンディングが変わります。
 選択肢を選ぶ以外は、ひたすら左クリックです。
 値段のせいか、ボリュームはかなり薄いです。
 1プレイ30分〜1時間くらいかと…。。


<音楽・音声>
 BGMは可もなく不可もなく、こんなモンではないかという程度。
 特に印象に残っている曲とかはありません。
 ついていたという感じですね。

 それに比べて音声は頑張っています。
 ちゅぱ音が秀逸なので、そういった趣向の方には良作となる可能性のある一品です。


<登場人物>
大島賢司(主人公)
 一見普通の学生らしいが、実はロリコン。
 せっかく自分に言い寄ってきた、同年代の娘を蹴る程の徹底ぶり。
 更に、一人ボケツッコミを心の中で頻繁にするアブナイ奴。
 まあ、黙ってりゃ判りゃしませんが^^;
 学費を払ってもらっているため、父親には頭が上がりません。

大島まい
 主人公の義理の妹。主人公の義理の母親と前夫との間に生まれた。
 どう見ても幼○園児か○学校低学年。
 主人公によくなついているが、実際に自分がどういう目で見られているかは、判っていない。
 性に対する知識なんて、当然ない。
 まぁ、この手のゲームにはよくあるタイプです^^;
 当たり前ですが、彼女が気に入るかどうかで、このゲームの評価は大きく変わるでしょう。

父親&母親
 電話の声だけの出演。もしかしたら母親にはセリフさえなかったかも。
 ほとんど設定上のキャラ。特に気にしなくてもいいです。


<エロ>
 「ストーリーが薄い以上、コレが良くなくてどうするッ!」ってところですが、可もなく不可もなく…といったところでしょうか。
 アニメーションする時もありますが、あくまでもおまけ的に考えましょう。
 アブノーマルなプレイは一切なく、せいぜいアナル止まりです。
 シーンの尺も短くもなく長くもなく…といったところです。
 上にもあるように、ちゅぱ音が秀逸だったというのはありましたのでお口派の人も楽しめるかと…。


<感想>
 値段が値段なのでシナリオなんてものはありません。
 OHPへ行き、ロリっ娘まいちゃんを気に入るかどうかにかかってきます。
 当然胸はぺったんこ。おち○ちんもお口には入りきらないので先っぽだけペロペロです。
 でもそこはエロゲー、やることはやってくれます。

 ただ…値段が値段ですので過分の期待はしてはいけません。
 大作に疲れたときの一時の清涼を求めてプレイ…出来るかな^^;?


お気に入りのキャラ:まい…ほとんど主人公と彼女しか出てこない以上、仕方ないです。
最後に一言:「まいの頭より、おち○ちんの方が大きいです。これってどうよ?」









   やきもちツインベル    (GPさんのレビュー)   評価: 5 
▼ タイトル やきもちツインベル
▼ ブランド 戯画
▼ ジャンル ヤキモチ系萌え萌えツインズアドベンチャー
▼ 対応OS Win98/Me/2000/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 税込\9,240(税抜\8,800)
▼ 発売日 2004/11/26
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートなし)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  50個
【 エンディング数 】  7個


<ストーリー>
 両親の出張で一人暮らしとなった宗一(そういち)の下に、親戚の双子の姉妹、豊(ゆたか)と恵(めぐみ)がやってきた。
 交通事故に遭いかけた豊を偶然助けた宗一は、その夜「昔から好きだった」と告白してきた豊とキスしてしまう。
 しかしその翌日、宗一は、今度は妹の恵に告白されてしまう。
 告白の現場を偶然見かけてしまった豊との関係がギクシャクしてしまう一方、恵は猛烈なラブアタックを開始。
 宗一は、一体どちらを選ぶのか? それとも三人一緒を選ぶのか?

 果たしてそんな都合のいい展開があっていいのだろうか?
 近所に住む双子のお姉さん先生、真奈美(まなみ)と樹(いつき)、突然押しかけてきた謎の双子のチビメイド凛(りん)と蘭(らん)達にさらに引っ掻き回され双子トライアングルはますます錯綜気味。
 宗一を待つのはハッピーエンド?
 それとも……。


<ヒロイン紹介>
宮瀬 豊(みやせ ゆたか)
 主人公の下にやってきた双子の姉。近所にある『桜姫学園』に通うことになる。
 明朗快活。うじうじしたことが大嫌いな元気娘。明るく気立てが良く、ハキハキしている。
 妹想いで、いつも守ってあげたいと思っている。
 主人公のことが好きだが、その想いをあまり表に出さないようにしている……らしい。

宮瀬 恵(みやせ めぐみ)
 主人公の下にやってきた双子の妹。近所にある『桜姫学園』に通うことになる。
 姉想いで、いつも姉の役に立ちたいと思っている。
 大人しそうな雰囲気の持ち主だが、以外に元気で明るい。肝心なところでどこかぬけている天然ボケの持ち主でもある。
 一卵性双生児のため、外見は豊とソックリ。二人とも髪を下ろすとほとんど見分けがつかない。
 礼儀正しく気も利くが、ドジで帳消しになることもしばしば。

夏目 樹(なつめ いつき)
 主人公の家の近所に住む『桜姫学園』の教師。二卵性双生児の姉がいる。
 幼い頃から、よく主人公の面倒を見ていて、主人公の姉のような存在。
 オシャレで明るく、生徒の人気も高い、美人の先生。
 恋愛話が大好きで、生徒に相談されることも、告白されることも日常茶飯事。
 恋に生きる女を自称しているが、男運は悪いらしい。

夏目 真奈美(なつめ まなみ)
 主人公の家の近所に住む『桜姫学園』の教師。二卵性双生児の妹がいる。
 幼い頃から主人公の面倒を見ている……と言っても、黙って眺めているだけであまり話すことはなかった。
 が、主人公に優しくしてあげたエピソードがいくつかある。ナニを考えているのかよく判らない、不思議な存在。
 他人を拒絶するような雰囲気を持っており、主人公と妹以外には冷たい(無言や無視)。

野上 凛(のがみ りん)
 年齢不詳の小さな女の子。主人公の面倒を見るために屋敷でメイドとして働く。
 主人公の家には元々お手伝いさんがいたが、老齢で引退したため、その代わりにやってきた(主人公は、またお婆さんが来るものとばかりに思っていたので、面食らう)。

野上 蘭(のがみ らん)
 チビメイド二号。姉と全く同じ外見・性格の妹。クローンかとも思われるが、クローンではない(一応)。
 最初は姉と同一人物だと思われていたが、徐々にそうでないことが発覚する。二人合わせて一人前。
 一人だと半人前……。


このホームページは戯画より一部文章を抜粋しています。
素材の著作権は戯画に帰属します。



<概要>
 戯画の恋愛ADV。
 ヒロインと主人公が織り成すドタバタラブコメディ。
 「やきもちツインベル」のタイトルどおり、テーマはやきもちでヒロインは双子。


<システム補足>
 テキスト履歴に音声リピートがついてない以外は、至ってシンプルでオーソドックスなシステム。
 特に悪いところも無く、十分と言えます。
 ディスクレス起動は嬉しいです。

 スペック説明で「OSがXPの場合はメモリ(HDDの間違いではないです)512MB以上推奨」と、さりげなくとんでもない高スペックを要求していますが、それ以下でもおそらく何も問題なく動きます(筆者の256弱のXPのノートPCでは何も問題なし)。
 っていうか普通のADVの本作でどうやってそんなにメモリ使うのでしょうか?


<音楽・音声>
 全20曲(内歌1曲)。
 BGMは作品にあった明るくほのぼのとした曲が大半を占めます。

 主題歌は「ちゅい〜ん!」。
 脳の一部が麻痺するような独特な声、けたたましい電子音、何故か頭から離れないメロディー、そして「ちゅいん ちゅい〜んって L−R L−R♪」と間違っても人前で口ずさめない恥ずかしい歌詞、エロゲー以外では絶対に使えない正真正銘のエロゲーテーマソング(全てほめ言葉です)^^;
 聴くたびに「自分はこれからエロゲー、それもコテコテの萌えゲーをプレーするのだ」と深く自覚させられ、エロゲーを始める際の期待と高揚感、背徳感、そしてほんの少しの虚しさの混ざった複雑な感情をより一層高める、エロゲーソングの鑑といえましょう!
 最後のほうは調子に乗って大げさなことを書きましたが、要するに戯画名物(?)のコテコテエロゲーソングです。

 女性キャラのみフルボイスです。
 本作は全員双子なので、その辺をうまく意識した演技だったと思います。


<CG>
 原画は闇野ケンジさん。
 硬い感じのする独特のラインは好き嫌いが分かれそうですが、いわゆる「萌え」を意識したタッチとデザインは、本作に合っているとおもいます。

 枚数は差分抜きの90枚(差分込みで約120枚)。
 数自体はそこまで多いわけではないですが、本作は非常に短いので、プレー時間からすると十分な数でしょう。


<内容>
 気になる異性が自分以外の同姓と仲良くしていると心に芽生える感情、それが「やきもち」。
 妹や幼馴染が良く持っているこの属性、ラブコメ系のエロゲーにおいては人気のあるものの一つです。
 やきもちを焼いたヒロインの仕草の可愛さもさることながら、ヒロインがやきもちを焼く=それだけヒロインが好いてくれてるということの証にもなる…というのが人気の秘密でしょう。
 本作はそんな「やきもち」をテーマにしたラブコメディ、のはずなのですが…。

 まず本作でいえることはとにかく「短い」。
 初回プレーが2時間、2週目以降既読スキップをつかうと1週20分、合計4時間切ります。
 「選択肢直前でセーブ」なんて玄人(?)なテクニックを使うと3時間なんてことも…。
 別に長けりゃよい、短ければ悪いとは必ずしも思いませんがいくらなんでもこれは短すぎるでしょう。
 「ゲームは一日一時間」という良い子のお約束をきちんと守っても、4日で終わるなんてあんまりです。
 しかも定価はしっかりと9240円(税込み)。
 サウンドトラックつきとはいえ高すぎるのではないでしょうか?
 本作の発売日(2004年11月26日)の次の日にプレー時間50時間オーバーの「ドラ○ンクエ○ト8」が同じ値段で売り出されると思うと頭が痛くなります^^;

 ストーリーは明るいラブコメ…といってもあまりコメディー色は強くなく、いわゆる「萌え系シナリオ」です。
 筆者含めて本作のプレイヤーはそういうのを期待してるでしょうから(さすがに「ヤキモチ系萌え萌えツインズアドベンチャー」なんて銘打ってる本作に○EY作品みたいな感動を期待する人はいないでしょう)それで構わないでしょう。
 展開や設定自体はお約束ながら悪くないと思うのですが、話が短いので、たいしたイベントも無く、登場人物たちに情が移る前に終わっちゃう点がやっぱりまずかったかな、と思います。

 もう一つ問題は「やきもちツインベル」なんて題名なのにやきもちが少ないところです。
 「ヤキモチ系萌え萌えツインズアドベンチャー」なんて銘打ってる本作、誰だって「モテモテな主人公の争奪戦の中で互いにやきもちを妬きあうヒロイン達」を期待しますよね?
 そんなやきもちを妬く可愛いヒロインの姿を楽しむのが本作の趣旨ですよね?
 ところが本作ではそんなやきもちがほんのちょっとしかないのです。
 たとえば「主人公が朝起きると同居中の女の子Aが布団に潜り込んでおり、それをもう一人の女の子Bに見られた」というラブコメではお約束なイベント、これが本作にもあります。
 Bの反応は平静を装いながらもどこか冷たく、どうやらちょっと怒ってる模様、とこれはいいんです。
 問題は次の日、まったく同じことが起こったときのBの反応。
 主人公を問い詰めるか、あるいは引っ叩くか、もしくはAに対抗してその日の夜に布団にもぐりこむか、やきもちがテーマである以上、やっぱりここでもやきもち的な反応を期待するのは不自然なことではないとおもいます。
 しかし、実際のBの反応はというと、「ふぅ、もう怒る気も失せました」と諦め状態…。
 普通のエロゲーでは別にこれでも構いませんが、本作でこれはないでしょう?
 別に筆者はMではありませんが(かといってSでもないですけど)「もっと怒ってよ、問い詰めてよ、殴ってよ(^^;)」とこの時ばかりはM的願望が芽生えてしまいました。

 このように本作はやきもちがあるにはあります。
 ただ少ないうえに本当に「あるだけ」といった感じでタイトルにまでした本作ならでは、というのがほとんどありません。
 スク水エロゲーでヒロインのほとんどがビキニを着ていたら、妹ゲームでヒロインがほとんど姉だったらまずいのと一緒で、やっぱりやきもちがテーマのゲームでヒロインがやきもちをろくに妬かない、というのはまずいのではないでしょうか。
 これなら同じメーカーの「DUEL SAVIOR」なんかの方がよっぽどやきもちをテーマにした作品に相応しい気がします。


<エロ>
 吉○屋三拍子ならぬ純愛エロゲー三拍子、「うすい、短い、少ない」(筆者の偏見?)通りです。
 一応回数は二桁あるから「少ない」はちょっと言いすぎでしょうか?
 でも他の二つはその通りだとおもいます…「短い」は特に…。
 「他のヒロインに対抗した濃厚なHで主人公を射止める」というやきもちを活かしたHも可能だったのに、普通のエロで終わっています。
 勿体無い…。
 双子がいっぱいいるので3Pもあるにはありますが特筆するものはありません。
 これも勿体無いなぁ…。


<10点満点での総合評価>
 5点
 「やきもち」をテーマにしそれに双子を絡める、というその発想は良かったと思いますが、あまりにも少ないボリューム、やきもちを活かしきれてないシナリオ、うすいエロとちょっとおすすめできない作品。
 システムや音楽等はしっかりしてたのでいわゆる「地雷」というほどではないと思いますが、かといって高い評価もできず、よってこの点数。
 発想はそのままに全体をもっと充実させれば良いものが作れたかと…。
 非常に残念な作品でした。


お気に入りのキャラ:夏目姉妹…年上が好きなので^^;
最後に一言:「ここまで酷評したのは始めてかも…。褒めたい作品をプレイしたい。」