IZUMO2 (GPさんのレビュー) | 評価: 7.5 |
▼ タイトル | IZUMO2 | ||
▼ ブランド | Studio e・go! | ||
▼ ジャンル | RPG | ||
▼ 対応OS | Win98/Me/2000/XP | ||
▼ メディア | CD-ROM / DVD-ROM | ||
▼ 定価 | 税込\9,240(税抜\8,800) / 税込\11,340(税抜\10,800) | ||
▼ 発売日 | 2004/07/30 | ||
【 CG観賞モード 】 | あり | ||
【 シーン観賞モード 】 | あり | ||
【 BGM観賞モード 】 | あり | ||
【 メッセージスキップ 】 | あり(未読・既読判別なし) | ||
【 メッセージ履歴機能 】 | あり(音声リピートなし) | ||
【 選択肢リターン機能 】 | あり | ||
【 オートモード 】 | あり | ||
【 ヒント機能 】 | なし | ||
【 セーブ数 】 | 20+1(オートセーブ)個 | ||
【 エンディング数 】 | 5個 |
<ストーリー>
私立出雲学園に通う八岐猛(やぎ たける)は天涯孤独の身ながら、親友であり剣道のライバルでもある大斗剛(やまと たけし)、そして幼馴染みの白鳥琴乃(しらとり ことの)、明日香(あすか)の姉妹など多くの人々に囲まれ幸せな日々を送っていました。
ある日、剣道の全国大会への出場者として猛が選ばれたことで問題が起こります。
実力的にもてっきり剛が選ばれると思っていた猛は、彼に出場権を譲る意志を示しますがそれがかえって剛の心を傷つけます。
そんな気まずい雰囲気の中、突如として襲った地震と共に出雲学園は一変してしまいます。
教師や学生たちは姿を消し、学舎はツタで覆われた廃墟と化し、いたるところを見たこともない怪物が徘徊しています。
やっとのことで仲間たちと合流し、琴乃と剛を襲っていた化け物も倒しますが、その瞬間まばゆい光と共に二人は消えてしまいます。
消えてしまった麓の街、そして猛たちの前に現れる古代衣装に身を包んだ人々。
やがて彼らは、2つの世界をめくる物語の中に巻き込まれてしまったことを知ることになります。
果たして猛たちは元の生活に戻ることが出来るのか。
姿を消してしまった剛と琴乃は一体どこに…。
このホームページはStudio e・go!より一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はStudio e・go!に帰属します。
<概要>
Studio e・go!のRPG「IZUMO」(以下、前作)の続編。
古代神話の異世界を舞台に、人間と魔物との戦いに巻き込まれた主人公八岐猛(やぎたける)と、親友大斗剛(やまとたけし)二人の少年の生き方を描いたRPG。
<システム環境>
プレーのためにかなりのハイスペックを要します。
プレー前に念入りなスペック確認と、公式サイトの体験版をやることを強くお勧めします。
スキップに未・既読判定の無いのとセーブ数がやや少なめなこと以外は、使いやすいシステムです。
特にRPGパートの操作性が前作より格段に上がったのは評価出来ます。
上記に書いた通り、ハイスペック要求なので、ギリギリの環境だといつフリーズや強制終了が起こるかわかりません。
その為、オートセーブ機能は非常にありがたいでしょう。
<音楽・音声>
全22曲(歌1曲)。
ボリュームやジャンルがPRGであることを考えれば、もう少し数が欲しいところですが、一つ一つの出来は上々だと思います。
静か和風の音楽、明るい学園もの、RPGらしいファンタジー調、そのシーンでの世界観によって使い分けているところも良いです。
音声は女性はもちろん、主人公、男性陣に至るまでフルボイス。
演技自体は良いのですが、収録状況が悪いのでしょうか?キャラによって音声の大小と抑揚にかなり差があります。
その為、誰か一人が極端にうるさく聞こえたり、逆に一人だけまったく聞こえなかったりすることが多く、残念です。
(サクヤと麻衣あたりが特に…)
キャラの個性化を図った結果ですから、仕方が無いことではありますが、プログラム時にその辺の音量を調節するか、あるいは設定に各キャラの音量が調節できる機能をつけていればもっと良かったと思います。
<CG、演出等>
原画担当はStudio e・go!の看板ゲンガー山本和枝女史。
いつものことながら抜群の美しさとクオリティを誇ります。
CG数も127枚(差分込み約300枚)と十分な数で文句ないです。
ただ、あまりに綺麗過ぎるのでHシーンがかえってエロく無くなるという副作用も^^;
(TITANS:いやいや十分エロいです^^;)
RPGパートの3D部分もエロゲーの中ではかなりの出来。
さすがに最新のプレイステーション2のRPGに比べれば劣りますが、これはこれで味があって良いのではないでしょうか。
戦闘時のエフェクトもかなりの迫力で見応えあります。
ただ、精霊のエフェクトが少々長く、精霊を多用する後半、戦闘のテンポが少々悪くなるのが少し残念です。
あと各キャラの最強技や重要ボスの大技の時にカットイン(キャラクターの絵のアップ)を入れるとより迫力が増して良かったのではないかと思います。
<内容>
古代日本神話の世界を舞台にしたRPGです。
オーソドックスなRPGですが、パーティーが主人公以外全員美少女なのと、守護神(いわゆる召喚獣)も全員女性で、仲間にするときに契りを交わさなければ(Hしなければ)ならない、という設定がなんともエロゲーらしくて良いかと^^;
ゲームの流れはADVパート⇒RPG(ダンジョン探索)を何回か繰り返しながらストーリーを進めて行き、その後攻略ヒロイン決定⇒最終決戦⇒エンディングという流れになっています。
RPGパートが前作同様ダンジョン探索に限られ、町や村(このゲームでは集落というほうが適切ですが)、フィールド上を歩き回れなかったのが非常に残念。
コンシューマー、エロゲー問わずRPGの核となるのは「冒険」だと思うので、せっかく「現代の学生が古代神話の世界に迷い込む」という設定なのですから、もっとその世界観をプレーヤーに味あわせ、冒険させて欲しかったと思います。
そのためにはやはり、集落やそこに住む人々と、触れ合う機会は必要だと思います。
操作性においては、前作でマウス操作だけだったのが、キーボード操作も可能になり、操作性が格段に上がった点は非常に嬉しかったです。
戦闘はオーソドックスなターン制(ドラゴンクエストと同じです)。
属性(火・水・木・金・土の五種類、妹とか幼馴染とかのことではありません^^;)をもつキャラを一定の順序で攻撃させると、攻撃力が上がるコンボシステムと、敵を倒すと手に入り、装備にはめ込こむことで能力アップや呪法(魔法)習得を行う勾玉が大きな特徴です。
一見複雑そうですがすぐに慣れます。
前作とほとんど変わっていないのは意見の分かれるところでしょうが、操作性や細かい点は改善されてますし、前作からの雰囲気を継ぐという視点から、個人的にはあえて変更しないのは評価したいと思います。
難易度はそれほど高くありません。
結構簡単にレベル最高値まで上がりますし、少しでもコンシューマーRPG経験のある方なら簡単だと思います。
プレー時間は全シナリオコンプリートまで20時間位。
ストーリーは、異世界に迷い込んだ主人公たちが人間と悪霊との戦いに巻き込まれていく話です。
斬新な展開は無いものの、大きな矛盾もなく全体の流れは非常に良いものだったと思います。
ただ、個々の場面の描写があっさりしすぎていたことが非常に残念でした。
世界観、キャラ、ストーリー展開の基本設定はせっかく良いものを持っているのだから、それをもっと個々の場面で強調するべきだったと思います。
大斗剛の心情変化とか、敵方の人間関係とか、ヒロインそれぞれの悩みや問題とか…、掘り下げようとすればもっと掘り下げれるものをあっさりと終わらせるのはあまりに勿体無いです。
前作よりは幾分マシになりましたが、まだまだ足りないと思います。
本作は前作から20年後が舞台であり、完全な続編です。前作のキャラや設定、ネタなんかがジャンジャン出てくるので、前作プレーを強くお勧めします。因みに前作のアマテラスエンドの続きになっています。他のヒロインがお気に入りの方にはちょっと残念ですが、(七海好きの筆者も残念です)続編モノの宿命ですし、仕方が無いでしょう。
本作はCDとDVDがありますが、DCD版には前作の完全版がついてきます。
CD版より定価で2.000円ほど高いですが、前作の通常版買うよりは安いので、未プレーでDVDが大丈夫な方はDVD版をお勧めします。
逆に既に前作プレー済みの方は、完全版といってもCGとイベントがちょっと加わった位で、後はほとんど変わってないらしいので(筆者も完全版で始めて前作をプレーしたので詳しいことはわかりませんが)CD版で十分でしょう。
<キャラクター>
攻略ヒロインは5人。
王道でお約束な設定が多いものの、それぞれしっかりとキャラは立っています。
守護神達や敵方といったサブキャラも皆個性がしっかりとあって、男女問わず魅力的です。
ストーリーで強調してもらえなかったのが本当に残念。
以下主要キャラを紹介
・八岐 猛(やぎたける)
主人公。
前作の主人公同様、美形だがおバカでスケベ、ストーリー開始からモテモテで、朝は可愛い妹キャラに起こされ、食事は学園のマドンナの手料理、学校に行けば可愛い幼馴染が抱きついてきてくれて、昼は屋上で才色兼備な生徒会長とお弁当、とエロゲー主人公の特権をフル活用しています。
美形な点を除けば典型的なエロゲー主人公ですが、顔も声もちゃんとあるので印象には残りやすいでしょう。
・大斗 剛(やまとたけし)
猛の親友にしてライバル。
容姿端麗、成績優秀、剣道の腕は学園一、性格は真面目で繊細、家は大金持ち、と非の打ち所の無いパーフェクトボーイ。
主人公の親友というとイロモノが多いエロゲーにおいて(筆者の偏見?)彼のようなタイプはかえって新鮮でした。
ある意味本作一番のキーマン。
彼の心情変化と成長はこのゲームで最も重要なテーマの一つです。
それゆえストーリーでもっと強調すれば、さらにいい作品になったと思います…。本当に残念。
異世界の戦場でも学ランのホックをなぜかきちんと締めている、というのは突っ込んではいけないところでしょうか^^;?
・白鳥 琴乃(しらとりことの)
猛と剛の幼馴染で、学園のマドンナ。
容姿端麗、成績優秀、優しくておしとやか、家事は上手だがちょっと病弱…と、まさに超正統派のヒロイン。
その割りに目立たない気もしますが…。
戦闘における彼女の能力はかなり特殊で、彼女をどう使いこなすかで後半の難易度と戦闘時間は変わってきます。
・白鳥 明日香(しらとりあすか)
琴乃の妹で弓使い。
明るく元気で、朝は必ず起こしてくれて、主人公の呼び方はもちろん「お兄ちゃん」、と典型的な妹キャラ。
こんな可愛い子ならボディプレスも我慢できます!(むしろしてほしい?)
主人公のことで姉に劣等感を抱いてるのもまたお約束。
これが彼女のシナリオのテーマでもあるのですが、あっさり解決してしまうのは物足りませんでした。
「君が○む永○」程のインパクトを、とは言いませんが「お兄ちゃんは私のものだもん、お姉ちゃんなんかには渡さない!」くらいは言って欲しかったです。
・逢須 芹(おおすせり)
前作のヒロイン、塔馬美由紀の娘(父親が誰か気になりますが^^;)。
アメリカから帰ってきた幼馴染。
強気で積極的な性格だが、猛が自分のことを忘れてたのでやや不器用になってしまうのが何とも可愛い^^;
戦闘においては最強の攻撃力を誇り、拳で真剣を使った猛以上のダメージをたたき出す最強の格闘家。
彼女のパワーにはどのプレーヤーもお世話になるでしょう。
・北河 麻衣(きたがわまい)
猛のクラスメートで、学園一の優等生。
いつも無表情で、しゃべり方も無感情、その分時々見せる笑顔や照れた顔がものすごく可愛い、クールビューティを地でいく方。
やはり彼女のシナリオもあっさりと終わります。
最終ダンジョンのイベントにも絡むものなのですが…設定を活かしきれていないという感じが物凄くします。
・佐久夜(サクヤ)
前作のヒロイン、アマテラスの娘。
母親似の清楚な巫女さんだが、性格はお転婆。
巫女装束もいいですが、個人的には水着や現代の服装の方が気に入ってます。
彼女の関連するイベントは前作のアマテラスをなぞらえたものが多く、前作ファンはニヤリとすることが多いでしょう。
Hシーンは必見で、非常に美しい絵と背景、まさに「契り」という言葉がぴったりです。
エロゲー的なエロさは薄いですが、美しく、まさに本作に相応しいシーンでしょう。
<エロ>
Hシーンは5人のヒロイン数回と、守護神を仲間にするときに契る一回の計20回くらいです。
決して手を抜いてるわけではなく、声優の演技、効果音、CG、どれもきっちり仕上げています。
しかし、まず山本和枝さんの絵が美しすぎるので、かえってエロが感じにくくなります^^;
またシチュエーションが、桜花舞い散る夜だの、月明かりが照らす清めの泉の中だのやたらと文学的なものが多く「セックス、H」というよりはまさに「逢瀬、契り」という感じです。
よっていわゆる「エロゲーで期待するエロ」はありません。
とはいえ、このゲームの世界観には非常にぴったりとくるものなので、一見の価値はあると思います。
前作に少しだけあった触手、陵辱の類は今回は一切ありません。
あと男性にも声があります。
男性の声をHシーンの時だけOFFにすることも可能ですが、せっかくですから男性の方も聞きましょう。
Hになると猛の声が妙に気合入っていると感じるのは筆者だけでしょうか?
<10点満点での総合評価>
7.5点
エロゲーにおいてはまだまだ未開拓なRPGを積極的に作った姿勢と、実際きっちり仕上げたことは評価できます。ただ、RPGならではの面白さやストーリーにまだまだ改良の余地があるので、この出来にしては厳し目ですが、エロゲーRPGの担い手として、「ランス」のアリスソフトとともにこれからへの期待もこめて、この点数(偉そうなこと言ってすいません)。
とはいえメーカーおよび前作ファンには間違いなくお勧め、単純なADVエロゲーに飽きた方も是非プレーしてみてください。
お気に入りのキャラ:逢須 芹…彼女に抱きつかれてる猛を羨ましいと思ったのは筆者だけではあるまい…。
最後に一言:「エロゲーRPGの未来は貴社にかかっています。これからも応援してます♪」
黒愛〜一夜妻館・淫口乱乳録〜 (おぷてぃさん&TITANSのレビュー) | 評価: 6〜7.5 |
▼ タイトル | 黒愛〜一夜妻館・淫口乱乳録〜 | ||
▼ ブランド | CLOCKUP | ||
▼ ジャンル | 娼婦調教ADV | ||
▼ 対応OS | Win98/Me/2000/XP | ||
▼ メディア | CD-ROM | ||
▼ 定価 | 税込\9,240(税抜\8,800) | ||
▼ 発売日 | 2004/06/25 | ||
▼ 購入 | 黒愛〜一夜妻館・淫口乱乳録〜 / オリジナル特典 Getchu.com | ||
【 CG観賞モード 】 | あり | ||
【 シーン観賞モード 】 | あり | ||
【 BGM観賞モード 】 | なし | ||
【 メッセージスキップ 】 | あり(未読・既読判別あり) | ||
【 メッセージ履歴機能 】 | あり(音声リピートあり) | ||
【 選択肢リターン機能 】 | なし | ||
【 オートモード 】 | あり | ||
【 ヒント機能 】 | なし | ||
【 セーブ数 】 | 100個 | ||
【 エンディング数 】 | 21個 |
<ストーリー>
冒頭、主人公の幼馴染みで姉代わりだった内海 綾香(うつみ あやか)が倒れる。
彼女は生まれつき病弱で、4ヶ月後までに大手術をしなければ、余命幾ばくもないというのだ。
だが、その費用は莫大で、綾香の親も、ましては主人公になど工面出来ようはずもない。
そこで彼女を救う為、都心に住む遠い縁者の叔母を尋ね手術代を主人公は借りに出向く。
そんな彼を出迎えたのは、都心にあるとは思えない、生い茂る緑に囲まれた「館」であった。
古風で威厳ある佇いの屋敷に、叔母と名乗る美少女 荒神 六華(こうじん りっか)と、物静かなメイドの少女 十川 葉月(そがわ はづき)が現れる。
懸命に「金を貸してくれ」と訴える主人公に対し、館の女主人である六華(りっか)が条件として提示したのは、「猟犬」の如く街を徘徊し、美女を見つけ、館へ連れ込む事であった。
驚愕する主人公に追い打ちをかけるかの如く、少女は捕えた美女達を「種馬」となって「孕ませろ」と命じるのだが……。
<キャラクター>
内海 綾香(うつみ あやか)
主人公とは幼馴染であり、元々は同じ高校の先輩。
幼少より一緒に暮らしてきた、主人公の良き姉役であり、恋人。
病弱で学校は休みがちで結果、2年ダブっている。
控えめで大人しく、影がありひっそりと廊下の隅で泣いてるような女のコ。
旅立った主人公を想い、毎夜電話で声を交わし愛を確かめ合うが、彼女の命は、四ヶ月以内に手術をしなければ、確実に失われてしまう。
荒神 六華(こうじん りっか)
主人公の叔母。年齢不詳の謎の少女。
大きな屋敷にメイドと執事、そして雅の4人だけで暮らしている。
人形の様に綺麗だが、その無表情さゆえに作り物のようにも見える事もしばしば。
幼い姿に似合わず妖しげな色香を漂わせる少女。
そんな六華が、夕焼けを眺める時だけ、哀しそうな顔を見せる訳は……。
十川 葉月(そがわ はづき)
付属高校に通う、館住み込みのメイドさん。
学校では弓道部に属し、胸が大きすぎるのが悩みのタネ。
明るく、優しい普通の少女だが、一転、館では無表情で、誰に対しても返事は頷きで返すだけに。
愛鳥クィルの世話をしている時だけは、館で年令相応の表情を見せ、時折、何かに耐えるようにスカートを握り締めている。
葉月だけは特定の客専用の娼婦であり、その変態性嗜好の客の為、ある場所だけを繰り返し犯されていた。
そんな彼女には入院中の妹、伊月との対話が唯一の心の慰めになっているのだが…。
雅(みやび)
主人公と遠縁の謎めいた妖艶な女。唯一、六華の命令に従わない美貌の淫乱娼婦。
飽きっぽくイタズラ好き、はすっぱな性格で飄々としている。
元から勝手に館に住み着いている道楽者で、破廉恥な格好も構わず館を歩き周る。
所構わず色気を振りまく根っからの好きモノで、館の娼婦達の教育係。
客の異常性癖に応え、ド変態プレイもOKな上、老人、醜男、構わず献身的に奉仕し、自身も悦んで交わるので館でも安定した人気のある娼婦の一人だが……。
乾 玲緒奈(いぬい れおな)
女子大生。
ハキハキと明るく、スパッと竹を割ったような性格で、美脚が自慢の褐色肌美女。
大学では男ばかりの工学部電子工学科で紅一点、専攻する。
その美麗な肢体が男性諸氏の視線を引きつけ離さず、特に一部の偏執狂な学生に追い回されている。
ジュリアンヌ・桃原(じゅりあんぬ とうばる)
大学や高校も附属する巨大病院に勤務する新米看護婦。
ドジでトロく、すぐに失敗するものの、持ち前のボジティブ思考ですぐに立ち直る。
病院では伊月の担当で大の仲良しである。
仕事中も失敗が多く、先輩の看護婦や婦長から怒られてばかりだが、それでも笑顔を絶やさない彼女を見て、伊月は元気付けられている。
ハーフの爆乳看護婦な上、そのエロイ身体が男性患者に人気の的。
同僚のやっかみや、男性患者のセクハラに悩まされ、己の淫ら過ぎる肉体を恥じている。
虐めて欲しそうな潤んだ瞳で男を見つめる、生粋のM属性。
大きすぎ、陥没乳首な胸を気にしている、その肉体は既に開発し尽くされていた。
城ノ内 美奈子(じょうのうち みなこ)
葉月の先輩。私立のお嬢様学校である学内でもとびきり目立つ、おっとり上品な出で立ちに、整った顔立ちの美少女。
裕福な家庭に生まれ、両親に愛されながら健やかに育った為、表情はいつでも明るく、彼女が居るだけでその場の雰囲気を変えられる程。
成績優秀な上にスポーツも得意で、弓道部では人柄や実力から主将を勤めている。
弓道に関しては全国大会にも出場する程の腕前な上、色白、細身なスレンダーで近隣男子生徒の羨望の的。
不意に現れた影のある男がいつしか彼女の心を占めてしまう。
そんな彼が可愛がっている後輩と一緒に暮らしていると知り、一途すぎる彼女は危険も顧みず、欲望渦巻く館にその身を投じるのだが……。
方丈 ほのか(ほうじょう ほのか)
葉月、美奈子が通う学校の女教師。担当は英語。
数年前、事故で恋人と両親を失い、自身も後遺症で視力を低下させる。
深い絶望の後に、宗教に身を投じ、ソレ系の学校へ就任。
奇跡的に命拾いした事もあって性格も様変わりし、慈愛に満ち、誰とでも接し、許す鷹揚さを持つようになる。
水野 かをり(みずの かをり)
人妻。方丈ほのかの実の姉。
他界した親から譲り受けた病院近くの喫茶店を経営する。
成熟した色気と、おっとりしたかをりの性格もあってか、誰もがゆったりとくつろげる雰囲気の店は人気があった。
だが、数年前から近所に大型フランチャイズ系喫茶店が大量に出店してきた為、経営は傾き、逼迫している。
マジメが取り柄の淡泊な亭主に不満気味なかをりの元に、最近、見慣れぬ男達が閉店後の店に足げく通っているという噂が…。
満たされぬその肉体を館では奔放に踊らせる人妻かをり。
館で客を取らされ、張りつめた乳房から母乳を搾り取られるうちに、夫にも告白出来ない、ひた隠ししていた性癖が暴かれてしまう。
五丈 テツヤ(ごじょう てつや)
主人公(名前は変更可能)。
女主人、立華には「ノワキ」なる一族の男に個別に与えられる真なる名で呼ばれる。
己の出生の秘密は何一つ知らされていない。
寂れた田舎町で母とひっそりと生活していたが、物語冒頭に親が病死し天涯孤独の身に。
不意に現れた縁者を頼り、恋人、綾香の手術代の為に上京する。
おぷてぃさんのレビュー
<購入動機>
CLOCKUPのサンプルボイスを聞いて^^;
雑誌で読んだ限りではあまりグッと来るものはなかったのですが、サンプルボイスにやられました^^;
<システム>
修正ファイルが出ています。
ギャラリーの一部CGの表示がおかしい不具合はVer.1.02以降のプログラムを導入する事で回避出来ます。
セーブデータの再利用は公式では保障できないということでしたが、特に不具合はありませんでした。
設定項目は少ないものの基本的なモノは揃っており、特に問題はありませんでした。
<音楽>
ピアノ中心の楽曲です。
総曲数はBGM鑑賞モードがない為分かりませんが、オープニングムービーでボーカル入りの曲が流れます。
ゲームの雰囲気ともマッチしてて、なかなか良かったのではないかと。
<音声>
そうそうたるメンバーが揃っています^^;
皆さん実力派な方ですので、安心してプレイ出来ます。
フェラ時のチュパ音もしっかり入っててなかなかの気合いの入れよう。
最近やったゲームの中では一番の当たりかも知れません。
個人的には紫苑みやびさんヽ(´ー`)ノマンセーです^^;
<CG>
セル塗り系で、アニメっぽい感じです。
この辺は好き嫌いが別れる塗り方だと思いますが、個人的には良いと思います。
中には表情がちょっとあり得ない感じのものもありましたが^^;
<感想>
調教もの、と聞いて真っ先に自分が思い付くのはやはりメイドさんだと思うのです。
そして当然、色んな小道具を使っての調教というのがお約束だと思ってます。
そんな中で娼婦調教ADVと言う事で結構期待していたのですが…。
微妙にツボから外れていました。
一応小道具を使ってのシーンもいくつかはありましたが、メインは主人公が己の肉体を使っての直接調教。
小道具を使ってのシーンで拘束具以外のものが出てきて欲しかったなぁと。
なのに何故か触手が出てくるところはちょっと不可解でした…。
出てくる女性全てが攻略対象という事もあり、かなりボリュームがありました。
その点は認めますが、途中冗長に感じられました。
見せ方の問題もあると思うのですが…。
他に指摘するとすれば1キャラごとのエンディング数の多さ。
1キャラの1エンディングを見るまでに大体7〜8時間。
9キャラで全員2〜3つのエンディングが用意されてますので、少し根気の要るゲームでした。
これがテンポ良く進んでいけば良かったのですが…、無意味な時間潰してきな要素があり、作業な部分がありました。
キャラの体型としては殆どが巨乳です。
1人だけ貧乳キャラがいますが^^;
ハッピーエンドが用意されているキャラもいますが、本当にハッピーなんだか良く分からないキャラもいてその辺は微妙でした。
何げにぶっかけシーンが多数用意されてます^^;
各キャラ最低でも1〜2枚程度はありますので、ぶっかけ好きの方にもお勧め出来るかと^^;
精液の描写もかなり濃厚な描写ですので^^;
<10点満点での総合評価>
6点
純粋な調教ものとして楽しむにはちょっとどうかな、と言った感じはあります。
エロオンリーの作品ですね^^;
お気に入りのキャラ:雅…こんな女性にだったら精も根も尽き果てるまでお相手して貰いたいです(コラw
方丈ほのか…目が見えない、と言う設定らしいのですが、色んな意味でツボした^^;
最後に一言:「こんな娼館があるのだったら大枚はたいてでも行ってみたいものだ(ぉぃぉぃ^^;」
TITANSのレビュー
<購入動機>
メーカー買い、声優買い、原画家買いです^^;
けがれた英雄、ECLIPSE、間に微妙な作品を挟んで、クロアプ史上最大のエロス!
と、言われていたので予約して買いました^^;
えぇ〜、テレカ欲しさに2つも買いましたよ^^;
<システム>
修正ファイルが出ています。現在Ver.1.06。
各種不具合が報告されています。
あと、私の環境では無かったですが強制終了するという声が結構聞こえていたので、修正は必須ですね。
音楽シーン鑑賞がない以外は別段不自由もなく、問題はないかと。
セーブ関連はサムネイル付き・文章つきで見やすく分かりやすい。
セーブ数も100個と多く、クイックセーブ&ロードまで装備。
不満はないです。
ディスクレス起動可能。実用性に富んでいます^^;
<音楽>
BGM鑑賞はなかったですが、BGMらしいBGMで良かったと思います。
主張しすぎず邪魔せず、ゲームを盛り上げていました。
<音声>
北都南お姉さんに、白井綾乃嬢、木葉楓さんに紫苑みやびさん、涼森ちさとさんに吉川華生さん。
(え?文字の大きさが違う?気にしないで下さい^^;)
素晴らしい人選! ありがとうございますm(_)m
大波こなみさんや鷹月さくらさんも頑張っておられました。
「下半身なんておまけですよ、お口(フェラ)ですよ、胸(パイズリ)ですよ!」な私としては大満足♪
ただ今回、声優さんは結構詳しいと思っていましたが自惚れでした。
金松由花さんという方を今まで見逃していたとは…不覚。
(うどんフェラにはお世話になりました…え?何の^^;?)
演技もさることながら、Hシーンでの演技、そしてチュパ音!
オールスターだね^^;(個人的には海原エレナさんがいてくれれば完璧^^;)
さすがクロアプさん、わかってらゃっしゃる^^;憎いね〜コイツウ( ´∀`)σ)´Д`)ァゥァゥ
今回たかぴこ氏の指名だとか…。
さすが目の付け所が違う!
この方々を起用する限り私はついていきます^^;
ただ…配役間違ってないかな?
あの人とあの人とあの人はもっと活かせるポジションがあるのではないかと…。
みなさん得意分野ってのがあるわけで…デザートザクを草原で使っても…。
いやいや贅沢な悩みですな^^;
<原画>
いや〜たかぴこさんの絵はエロくていいですな〜(うっとり♪
やっぱね身長130cm代のつるぺたさんや目が顔の半分のお嬢さんが出てきても(一部除く^^;)たたんのですよ(何が^^;?あえて平仮名)
ぼん・きゅ・ぼんなお姉さんが出てこないとね^^;
そしてフェラ時の頬の窄め方とか…く〜(・∀・)イイ!
妖艶で…エロくて…、あ〜上手く言葉に出ない。
とにかく良いものは良いと^^;
この業界メインで仕事してやってください^^;
もう一人の原画家さんの黒石りんごさん。
良かった…良かったよ…。
胸おっきくて、丸っこくて、可愛くて、エロくて抱きしめたい^^;
さすがクロアプさん、目の付け所が違う^^;
表彰状…あんたは、えらい!
<エロ>
期待していましたが、期待以上の出来でした^^;
まずは総シーン数182!しかも尺が長い!
奴隷口上(恋人風・メイド風・女王様風と各種完備)で雰囲気を盛り上げ、フェラで存分に味あわせ、堪能したな〜と思ったら次は結合シーン。
これが次回も次々回もず〜っと続くもんだから、なかなかゲームが進まない…。
(Q:何で^^;?、A:プレイヤーはエロゲーの主人公のようにタフではないのです^^;)
さすがクロアプ、ここがクロアプのアイデンティティー!
タイトルどおりに、お口と乳(フェラチオ・パイズリ・パイズリフェラ・Wパイズリ・Wフェラ)に重点がおかれているのもポイント高し!
しかも、上記で褒め上げた声優陣に原画家さん達(塗りもいい仕事されています)ですから、文句のつけようがありません。
さて、エロ項目で避けては通れないのが寝取られ…。
十川葉月の場合は寝取られいうか寝取り、寝取ったり寝取られたりだが、これは彼女の立場(妹絡み)があるので仕方がない。
一般人が「イ○ロー凄いね〜♪」と羨ましがるのはいいが、本気に妬んではいけない。
だったら才能と努力と気合と根性でおまえが打ってその対価として褒賞を得ろよ、という話になる。
主人公、最終的には別だがこの時点では普通の田舎モノの人間だ。
むしろあの程度で相思相愛になる主人公が羨ましい…。
対して内海綾香…。
彼女クラスの女性を周りはほおっておかない。
むしろ良かれと思って(ネタバレ)健康になる(^^;)秘薬(媚薬)(ネタバレ終了)を送ったものだから、彼女は悶々。
主人公他ヒロインに心変わり(?)をし、音信不通状態。
彼女からの問い合わせも無視では彼女の心と体が揺らぐのもしかたがない。
むしろ崇文が良いポジションにいた。
なんて羨ましい…そのポジション代わって欲しいくらいだ^^;
私は脳内補完してますよ。
「もしもし。六華さん?ちょっとお願いがあるのですが…。」
「あの薬を利用して一人調教して欲しい人がいましてね。セバスチャンを貸して欲しいのです。」
「えぇ〜ちょっと甘やかしすぎました。」
「え?その替わりに館にに戻れと?」
「分かりました。その方が私としても都合が良いので…(ニヤソ」
…お粗末m(_)m
<感想>
まさにエロゲーの頂点に君臨しようかというエロ!
フェラチオスキーにはさらに破壊力倍増で、私としてはHDDに残る作品!
それに輪をかける素晴らしい原画家&実力派声優陣!
視覚・聴覚両方から訴えかけてきます^^;
原画・音声・エロスと素晴らしい作品でした(o゜▽゜)o
が!ゲーム性最低、フラグ管理無茶苦茶、シナリオの整合性ぐちゃぐちゃな作品。
一度見たシナリオを寝て起きたらもう一回見させられたり、打ち解けて笑顔が見れるようになったと思ったら次の日前より冷たくされて酷くなってるし、間のシナリオ(イベント)がすぽっと抜けててプレイヤーぽかーんだし、選択肢の選択結果が逆になってるし…。
誤字脱字は当たり前のごとくあるし、これはデバックしてないか、してても見て見ぬふりしてるかでしょうね。
シナリオもね…出たよ…(ネタバレ)オチがファンタジー…(ネタバレ終了)。
おいおいおい、今までリアルにやってきて、当然オチがファンタジー。
オチがファンダジーを否定はしませんよ、オチがファンダジーでも良い作品(シナリオ)は結構ありますから。
ただね、その場合はよほどシナリオが上手くないと納得出来ない訳ですよ。
この作品は部分部分のシナリオは良いと思うのですが、それを結合する部分と順番が無茶苦茶。
シナリオをパートごとに分けるのはいいですよ、特にこのようなボリュームを一人でやるのは時間がかかり過ぎるでしょう。
だったらそれをまとめる、扇の要のライターさんが必要なのですが…。
(以後心の狭い人には見えない文字で書かれています。心の広い人、愛しているが故・立派になって欲しいが故のアドバイスと思える人だけ読んでください。)
つまりは、クロアプさん、ゲーム出来ないんだったら、選択肢2個(キャラ選択とエンディング選択)のビジュアルノベル(紙芝居)でもいいんですよ。
むしろこんなややこしい作りにせんでも…。
中ジョッキにピッチャー全部のビールは入らないのですよ。
身の丈にあったゲームを作られた方が良いと思います。
それと普通のディレクターを採用した方がいいと思います。
優秀なディレクターを採用するのは難しいでしょう、なにしろ優秀なんですから^^;
別に優秀でなくてもかまいません、普通のディレクターを雇ってください。
打ち合わせをして、進行表を作り、スケジュール管理をする。
ディレクターっていう仕事は大変なんですよ。
各部署を調整しながら、ひとつの作品に仕上げていかなければならないし。
この業界のディレクターって進行が遅れるのは常識だから、スケジュール調整をし直し、進行を急がせ、人員を再配置し、それを纏め上げる。
シナリオは遅れてます、CG塗りが間に合いません、バグが〜(涙)の状態ですから^^;
発売日を守れば作品完成度が(仮に)60%、作品完成度100%を守れば(仮に)1ヶ月半後。
資金繰りに各関連会社(流通・マスコミ)さんやお客さんの盛り上がりを考えて、1〜2週間遅れで90%の出来に持っていかなければならない…。
納期が遅れて大きな問題にならない業界は珍しいですからね。
普通違約金・賠償金取られますよ。
だから締め切りを守らなければならない…でも作品の出来が…。
この葛藤を乗り越えられるディレクターを希望します。
<TITANSのぼやき>
昔の偉い人は言いました。
「政治家は潔白でなくてもいい。しかし潔白であるかのように見せなければならない。」と。
(一字一句あってはないと思いますが、こんなニュアンス)
広報さんにアレを仕様と言われたら買った人たちはどんな思いを持つか…。
つまりは手抜きを認めたと…。
だったら購入者は手抜き作品を買わされたと。
感情論になりますが、「すいません、時間がありませんでした。申し訳ありません。」と言っとけば、納得は出来ないまでも少しは溜飲を下げることが出来ますが、ゲーム性・フラグ管理の駄目駄目さを仕様、購入者はエロ目当てですから問題ないでしょう、Hシーン鑑賞を楽しんでくださいと言われてもねー。
は〜…ため息しか出ないですよ…。
<おまけ>
このゲーム、「ありえない特典」ということでパウスパットが付いてきます。
どんなマウスパットかって?
それは前作プレゼンスの原画家さんが今作のヒロインのスク水姿を書いたマウスパットです。
…ありえね〜〜よ!
一瞬誰が書いてあるのかわからなかったよ(つД`)
あれですか?原○夫大先生が朝○南ちゃん書いて南ちゃんですか?
カーネリア○先生がケンシロ○書いたらケ○シロウと言えるのですか?
あれほど某ファンディスクで非難があがっているのに…。
エロ重視の私にはかかわりの無い対岸の火事だと思っていたら、ここできたよ…。
しかも(半年後・一年後とか)時間がたってね、大人の事情がってんなら、まだ分からなくもない。
おいおいおい、ショップ特典のテレカにはちゃんと原画家さんたちが書いてあって、一緒に入っているマウスパットがこれでは…。
メーカーの姿勢を疑わずにはいられません。
<10点満点での評価>
7.5点
エロ重視、実用性重視の私としては8.5点でもいいのですが…。
さすがにゲームとして完成された作品ではないので、点数を下げざるを得ません。
いっそのことビジュアルノベルで出した方が潔かった作品です。
お気に入りのキャラ:内海綾香&十川葉月…俺にくれ〜〜!
最後に一言:「で、くろふぁん2GHzは?」