フェチ2 裏の記憶 (ひびきさんのレビュー) | 評価: 5.5 |
▼ タイトル | フェチ2 裏の記憶 | |
▼ ブランド | U・Me SOFT | |
▼ ジャンル | アクション+ノベル | |
▼ 対応OS | Win98/Me/2000/XP | |
▼ メディア | CD-ROM | |
▼ 定価 | 税込\6,090(税抜\5,800) | |
▼ 発売日 | 2004/05/21 | |
▼ 購入 | フェチ2 裏の記憶 初回版 / フェチ2 裏の記憶 通常版 | |
【 CG観賞モード 】 | あり | |
【 シーン観賞モード 】 | あり | |
【 BGM観賞モード 】 | あり | |
【 メッセージスキップ 】 | あり(未読・既読判別あり) | |
【 メッセージ履歴機能 】 | あり | |
【 選択肢リターン機能 】 | なし | |
【 オートモード 】 | あり | |
【 ヒント機能 】 | なし | |
【 セーブ数 】 | 14個+α(+αは任意で作成可能、クイックセーブ/ロードあり) | |
【 エンディング数 】 | 5個 |
<ストーリー>
主人公・諏訪吉雪(リネーム可)は全国ネットTV局『北半球テレビ』の人気プロデューサーである。
そこで思い出の底へ葬ってきた、記憶といえば、当時の女たちの、匂いと体温。
紫煙に消えた涙。足蹴にした笑顔。報復と復讐。血の呪縛。母と娘の性。
何もかも、とうに棄ててきた過去。
煙草を燻らせながら、諏訪はひとときの回想に沈んでいく。
苦く、また甘い、追憶。
<キャラクター紹介>
初鹿野 ゆかり(はじかの ゆかり)
本編の舞台となる全国キー局『北半球テレビ』(NHT)の女子アナウンサー。
男性と付き合ったことはあるものの、いまだ処女。
駆け出しのため失敗も多い(原稿読みの失敗、本番中に居眠り、など)が、その一生懸命な姿勢とルックス(特に90cmHカップ)は視聴者から高い支持を得ており、『ゆかりこん』の愛称で親しまれている。
秋山 咲夜(あきやま さくや) 芸名 SAKUYA(さくや)
売り出し中の巨乳タレント、グラビアアイドル。
スタイルは抜群(120cmQカップ!)で、男性ファンからの支持は絶大。
基本的に不精で、楽して生きていきたい、その場だけ楽しければいい、という性分。
一方、異性関係では情熱的な面もあり、惚れ込むと一途。
性欲は旺盛、テクニックも達者。
甲斐 遥(かい はるか) 芸名 LUKA(ルカ) ・甲斐 信(かい まこと) 芸名 MARK(マコ)
小悪魔的な魅力で人気のゴスロリ双子ユニット『f.R.A.n(フラン)』の二人。
デビュー1年でアルバム総売上1000万枚を突破するほどの人気をもつ。
北欧系のハーフだという妖精的、神秘的な顔立ち、浮世離れした雰囲気。
無邪気さと傍若無人さを兼ね備えた、新時代のユニット。
私服も舞台衣装もゴスロリ一色。
ドタキャンやダブルブッキング、生放送中に××、などさまざまなトラブルでも有名。
姉のMARKこと信はいつもぼうっとしており、口数が少ない。
しかし無口とか引っ込み思案とか言うよりは、何事にも醒めているという雰囲気だが、歌唱力には定評がある。
妹のLUKAこと遥はつねにテンションが高く、慇懃無礼だが単純で裏表はない。
歌唱力は姉に劣るが、その喋り、とりわけぶっちゃけ毒舌トークには定評がある。
裁縫が得意で、自分たちの私服や衣装は全部彼女のお手製。
お姉ちゃんが大好きで、彼女にこしらえた服を着せるのが最大の娯楽。
序盤こそバストサイズはほどほどながら、成長すると二人揃ってIカップにまでバストアップ。
一条 志穂(いちじょう しほ)
主人公が属する『北半球テレビ』のプロデューサー。
駆け出し時代の主人公を厳しく鍛えた。
ADから叩き上げの辣腕だが、その美貌とスタイルゆえに身体を使って出世した、といった悪評も。
恋愛沙汰はそれなりに経験しているが、あまりいい関係はない。
初体験がなかばレイプのような形であったためか、男を信じ切れないところがある。
セックスは男へのサービスと割り切っている。
三枝 可奈子(さえぐさ かなこ)
かつては女優『武藤可奈子』として将来を期待されていた。
しかし総合芸能家の三枝と結婚、芸能界からも引退、その後二女を生み、現在にいたる。
女優としては天賦の才能があったが、我が弱く、流されやすい性格。
娘の伊豆美を子役としてデビューさせるため、ステージママとして業界に戻ってきた。
Hは好きなのだが羞恥心が強く、なかなか絶頂に達することができない。
しかし演技力はあるので、イクふりは得意。
目下の悩みは、娘の伊豆美が格闘技ごっこにハマり、学校で男の子を泣かせまくっていること。
このホームページはU・Me SOFTより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はU・Me SOFTに帰属します。
<購入理由>
パッケージ買い、というのが1番。
このメーカーのパッケージは、自分の購買意識をピンポイントストライクで捕らえています。
それと、オパーイファンなので^^;
<ゲームの構成>
まず最初に、5人のヒロインのうち一人を選択します。
すると各キャラクタのノベルパートが始まります。
各物語は6分割されており、ノベル⇒アクションゲーム⇒ノベル⇒アクションゲーム、という風に、順々と進んで行きます。
ノベルパートでは選択肢などは存在しません。
本作は『巨乳フェチ』がテーマになっており、Hシーンでは巨乳がメインとなって描かれます。
ある程度話が進むと、アクションゲームパートに切り替わります。
これをクリアしないと、先に進むことはできません。
クリアすると、新たなストーリーを読み進めることができます。
すべてのアクションゲームをクリアし、ノベルパートも最後まで到達すれば、エンディングとなります。
また本作『フェチ2 裏の記憶』は姉妹作『フェチ2 表の記憶』とは対をなす作品で、同じ世界観を持ちつつも、本作は“鬼畜さ”が描かれているようです。
<アクションゲームパートについて>
ストーリーを進めていくと、アクションゲームパートに入ります。
アクションパート…と言うか、パズルゲームと言うか微妙なところです。
ここでは自機を操作して画面上のブロックを破壊し、その下にあるH画像を露出させなければいけません。
1面〜4面は、襲ってくる敵を武器のハンマーやアイテムで撃退しつつ、全てのブロックを破壊すれば次のストーリーを楽しむことが出来ます。
なお、制限時間がなくなりました。
…しかし、出てくる敵キャラが前回と全く同じですな^^;
また各ヒロインの最終面5面目では手ごわいボスキャラが登場します。
これまたボスキャラも攻撃方法も前回とほとんど同じです^^;
前回とは違い、この面でもブロックが出てきますが、まぁボスキャラを倒せばゲームクリアとなります。
なお、難易度が調整できるようになっています。
<システム補足>
上記参照^^;
まぁ、必要なものは一通り揃っています。
インストール形態は、最小、カスタム、フルインストールから選ぶ事ができます。
フルインストールには約325メガ必要です。
一度インストールしたら、次からはCD挿入しなくてもOKです。
なお、1度クリアすれば、アクションパートのみを楽しめたり、逆にアクションパートを全て飛ばしてノベルだけを読んでいく、ということもできます。
<音楽・音声>
女性キャラはフルボイスです。
三枝 可奈子の娘伊豆美の声ですが、少女時代の声が結構大人っぽかったのに違和感を憶えたくらいで、あとは大体安心して聴けました。
デフォルメしている訳でもないけど、変なクセもない、という感じでしょうか。
音楽では、前作の使いまわしがあります。
…まぁ結構好きだったので別に不満は無いですけど…。
緊張感を醸し出す感じの音楽が多数あり、雰囲気を盛り上げていました。
OPムービーも有りますが、主題歌などはありません。
<エッチシーン・CGなど>
原画は、前回と同じく、金目鯛ぴんくさん。
やっぱり売りが「胸」だけあって、大きく描かれており、乳首も細部まで描かれております。
胸の谷間も、ただ1本線が走っているだけでなく、ふくよかなラインを表している感じでした。
揉まれているCGも、指が食いこんでいる様が描かれています。
…ただ、「巨乳」を意識しすぎて、ちょっとデカすぎるんじゃない?というキャラもいましたけど…。
ABCDEFGHIJKNMLOP、Qカップなんて…。
CG上では、乳首ピアスが描かれているキャラも一人います。
シーン的には、やはりパイズリが多いです。
輪姦、3P、母娘丼、母乳といったシチュエーションもありました。
しかし、100人から輪姦されるシーンなんて…。
受けを狙いすぎて引いてしまいますよ…。
コスプレエッチは、ゴスロリ、浴衣、といったところでしょうか。
フェラシーンでは、もちろんチュパ音ありで、いやらしい音を立ててくれています。
特にイマラチオでのチュパ音は聞いておいて損は無いです!
苦しそうな演技をしつつ涎の音をさせるのを忘れない、なおかつ喉の奥でも音を出している、そんな演技でした。
あと、特筆すべき(?)は「腋コキ」です!
いや、特筆すべきかどうかわからないのですが、本作品は手コキ、パイズリの他に、腋の下でコスってもらえるシーンが結構あります。
このメーカーでしか見られないシュチュエーションでは^^;?
しかも複数キャラでそのシチュがあります。
しかし、腋毛は描かないでほしかった_| ̄|○
巨乳フェチだけでなく、腋フェチの方も楽しめる、という感じでしょうか?
なお、ピー音で修正すべきような淫語は出てきません。
<感想>
ゲームの構成として、まず最初に5人のヒロインのうち一人を選択します。
すると各キャラのノベルパートが始まります。
ノベルは、まず各キャラの性格・背景の説明
↓
事件
↓
エッチシーン(ほとんどの場合が、相手に有無を言わせない、というシチュ)
↓
エンディング、という感じです。
エッチシーンまでに、短いながらもヒロインの性格が描写されております。
生意気な性格のキャラをねじ伏せる、弱みを握って脅迫する、弱みに付け込んで体の関係を迫る…等です。
前作よりは、各キャラの性格を描写してはいますが、やはり短い…。
やっぱり、鬼畜なエッチシーンを盛り上げる為には、その前段階としてキャラクターの描写や背景を知ってもらった方が良いのではないでしょうか。
それにしても、キャラの描写と言えば『f.R.A.n(フラン)』は笑えました。
2人の小娘のどことなくレズっぽい雰囲気を漂わせる歌手ユニットで、
>ドタキャンやダブルブッキング、生放送中に××、などさまざまなトラブルでも有名。
なんですが、思いっきり「t.A.○.u」がモデルなんですが^^;
更に、それとは別なんですが、
>姉のMARKこと信はいつもぼうっとしており、口数が少ない。
>しかし無口とか引っ込み思案とか言うよりは、何事にも醒めているという雰囲気だが、歌唱力には定評がある。
>妹のLUKAこと遥はつねにテンションが高く、慇懃無礼だが単純で裏表はない。
>歌唱力は姉に劣るが、その喋り、とりわけぶっちゃけ毒舌トークには定評がある。
…わかる人がプレイすれば、「ああ、エヴァ○ゲリオンの綾○レイとア○カがモデルね」と思うことでしょう。
余談ですが綾波○イの様なキャラは、前作でも登場していましたね^^;
…話を戻します。
前作同様、ノベルに選択肢はないですが、それでは「ゲーム」として成り立たない…。
というわけでこの商品独自の「アクションゲーム」を挿入してあります。
エッチの最中にアクションゲームが入っている、ということも前作同様。
要するに、エッチシーンを途中で「アクションシパート」に遮られている、または分断されている、と感じてしまいます。
どうせ入れるなら、結構長い尺のエッチシーンが終わってから、通常シーン⇒アクションパート⇒という構成が良かったですね。
また、アクションパートの直前には、嫌がっていたヒロインが、アクションパート後には積極的になっている…。
というときもあり、唐突すぎだと感じた時もありました。
<アクションゲームの感想>
さて、アクションゲーム単体として見てみましょう。
ほとんど前作と変わりが無いです。
上記の通り、悪く言えばノベルパートを邪魔しているアクションゲームです。
自キャラの武器はハンマー。(しかし、これが短いんだ^^;)
これで画面全部のブロックを破壊すればクリアとなるのですが、前作に登場したアイテムが登場しません…。
パワーアップアイテム、HP回復アイテム、時間ストップアイテム、1UPアイテムなどのお助けアイテムが出てこないんです。
その代り、「コンボ」というシステムが導入されました。
赤、青、黄、緑、白の5色のブロックを、指定された色の順番で壊せば自キャラが一定時間パワーアップしたり、HPが回復したり…、といった感じです。
アクションパートでは、この「コンボ」を狙ってプレイするのが楽しみの1つでしょう。
というか、そういった楽しみを見出さないと楽しくないです(つД`)
そして、クリアした時、残りのタイム数、残りのHP数の多さ、等により、高い得点を得ることができます。
…というわけで、このアクションゲームに入れ込むことができるかできないかで、このゲームの評価は大きく左右されるでしょう。
ただ、やっぱり、上記の通り、エッチシーンの合間にアクションゲームが入っている、というのは、サクサク感に欠けます…。
前作の欠点をそのまま引き継いでしまった、という感じがしました。
<10点満点での総合評価>
5.5点…くらいかな?
アクションパートとエッチシーンを孤立化させてくれれば良かったんですけど…。
まぁ、コストパフォーマンスを考えればもっと良い点数にはなるのでしょうけど…。
お気に入りのキャラ:三枝可奈子&伊豆美…やっぱり最後は期待通り母娘丼^^;
最後に一言:「次作はさすがにフェチ3ではないようです^^;」
ホワイトブレス (DXさんのレビュー) | 評価: 6.5 |
▼ タイトル | ホワイトブレス | |
▼ ブランド | F&C・FC02 | |
▼ ジャンル | 恋愛ADV | |
▼ 対応OS | Win98/Me/2000/XP | |
▼ メディア | CD-ROM | |
▼ 定価 | 税込\9,240(税抜\8,800) | |
▼ 発売日 | 2004/07/23 | |
▼ 購入 | ホワイトブレス 初回版 / ホワイトブレス F&Cカード付 | |
【 CG観賞モード 】 | あり | |
【 シーン観賞モード 】 | あり | |
【 BGM観賞モード 】 | あり | |
【 メッセージスキップ 】 | あり(未読・既読判別あり) | |
【 メッセージ履歴機能 】 | あり(音声リピートあり) | |
【 選択肢リターン機能 】 | なし | |
【 オートモード 】 | あり | |
【 ヒント機能 】 | なし | |
【 セーブ数 】 | 25個(サムネイル付)+クイックセーブ4個+オートセーブ1個 | |
【 エンディング数 】 | 5個 |
<ストーリー紹介>
茜坂学園(あかねざかがくえん)に通う2年生、相模 司。
サッカー部のエースストライカーでもある。
クラスメートでケンカ友達の「未緒」、サッカー部のマネージャーで後輩の「ののか」、仲良しグループの「美乃」、そして悪友の「刹那」。
学園にはかけがえのない友人と後輩がいて、家には従姉の「凪沙」。
みんなに囲まれた楽しい生活。
いつまでもこの生活が続けばいいと思いかけた頃、事件が起きる。
主人公が幼少の頃にわずらった病気が再発。
このままでは、卒業まで命が持たないかもしれない診断を受ける。
しかし、自分を大切な友人たちを放りだして、この生活を終わらせるわけにはいかない。
せめて、彼女たちの問題が解決できるまではと、病気のことを隠し続ける。
そしてヒロインとの想いを紡ぐとき…。
<キャラクター紹介>
一ノ瀬 未緒(いちのせ みお)(cv:夏野 こおり)
恋人未満のクラスメート。
しかし、その関係は彼女の家出が元で、主人公の家に転がり込むことで少しずつ変化していきます。
学園では見せない「弟」の顔があり、凪沙に身の回りの世話をしてもらっている主人公。
ふたりの親密な空気に疎外感を感じた未緒は、やがて凪沙にコンプレックスを抱いていくようになります。
浅葉 ののか(あさば ののか)(cv:かわしま りの)
主人公が所属するサッカー部のマネージャー。
主人公より一年下の後輩。
実は父が再婚した相手の連れ子だった。
しかしながら、すぐに離婚してしまった。
主人公を慕い同じ高校へ入学して来たのだが、そこには未緒がいて…。
春日 美乃(かすが よしの)(cv:草柳 順子)
主人公、未緒、刹那、美乃の4人はクラスメートであり、グループでよく遊ぶ程の仲でもある。
主人公、活発で気さくな未緒、冗談好きの刹那、というメンバーの中で美乃は面倒見がよく、率先して色々な世話を焼いてくれるグループの「母親」っぽい存在であり、ムードメーカーである。
美術部員の彼女はデザインなどを得意とし、チラシやプリント類、卒業文集等のヘルプを頼まれている。
また、叔父が経営する喫茶店で、たまにバイトをしている。
ずっと、母子家庭だったが、最近母親が再婚をして環境の変化に戸惑っている。
遠峰 凪沙(とおみね なぎさ)(cv:一色 ヒカル)
主人公の従姉であり、現在浪人生。
長期出張の父親の代わりに主人公宅に居候して、主人公の面倒を見ている。
一緒に受験した彼氏が大学で新しい彼女を作ってしまったことで、ショックを受け、受験する気力を失ってしまった凪沙。
凪沙の心はぽっかりと空いてしまったままである。
柊 歩(ひいらぎ あゆみ)(cv:風音)
違う学園の学生であり、主人公にとって、学園の仲良しグループやお姉さん的存在である凪沙とはイメージの異なる存在。
主人公と同年代ながら、言動がスマートで颯爽としており、また自分に厳しい面を持つ、大人のような存在。
ふとしたことから主人公と知り合いになる。
アルバイトをしており、いつも忙しそうにしている。
鳳 刹那(おおとり せつな)
主人公のクラスメートであり、悪友。結構大きな病院を経営する家の末っ子であり、成績優秀。
そのため下級生にはクールな秀才風のイメージで見られている。
しかし、その実体は冗談や訳のわからないギャグをとばして、主人公達をあきれさせている。
たまに鋭い一言など言ってハッとさせることもある。
正体がつかめない人物。
相模 司(さがみ つかさ)
本編の主人公。
母親はおらず、父親は長期出張中だが、少し不自由だが、なんとか学園生活を送っている。
学園では、同じクラスの未緒、刹那、美乃、また所属するサッカー部ではマネージャーで一年後輩のののかと仲がよい。
そのなかで、気兼ねなく一番つきあえるのが未緒。
自転車に一緒に乗ったり、ご飯を一緒に食べたりと、お互いの距離が近い。
また家では両親のいない主人公のため、従姉である凪沙が身の回りの世話をしてくれている。
恋愛感情は今のところ誰にも感じていない。
おおらかな性格の割に動くときは早いが、自分の気持ちを上手く伝えることが出来ないときがある。
このホームページはF&C・FC02より一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はF&C・FC02に帰属します。
<購入動機>
大宮のソフマップに寄ったとき、なにやら“ビビビッ!”とくる曲が聞こえてきました。
するとそこにはホワイトブレスのデモムービーが!
というわけで主題歌&デモムービーの良さで買ってしまいました^^;
<音楽・音声>
声優陣は上記参照。音声は高レベルだと思います。
特にヒロインである未緒の声優さんが上手ですね。
そのほかの声優さんも頑張っておられて安心して聞けました。
音楽は全部で15曲、どれも作品の雰囲気に合っているとは思いますが、主題歌「遠い背中」以外は印象に残りませんでした。
ただ、ゲームミュージッとしては優秀だと思います。
<感想>
感想は一言で言うと、ちょっと物足りないかな?と思いました。
パートとしてはフェイズ式に分かれていて、その日の最初にどのヒロインと会うかを決めてから1日を過ごす…といった感じなのですが、これがどうもあっさりしすぎているような気がしました。
なんというか、無駄なものを一切省いて要点だけを伝えている…、そんな感じです。
もうすこし日常パートに厚みをつけてくれても良かったのではないでしょうか?
う〜ん…表現が難しい…、要は作業にならずにゲームの雰囲気を楽しみたいってことです。
またどのヒロインもシナリオがほとんど一緒だっような気がします。
(凄いネタバレ)簡単に説明すると、まず一人のヒロインと会いまくり、1フェイズを終えます。
その後個別ルートに入り、少し経つとヒロインが抱えている問題にぶち当たります。
〈ここら辺で主人公一回目の発作)
さらに少し経つと、ヒロインと一緒に問題を解決しようと動き出します。
ある程度解決し始めたところで、再度1日中苦しむ発作に襲われます。
そこを何とか耐え抜いた主人公は、問題を解決して一件落着となりヒロインと結ばれ、ハッピーエンド…。
と思ったところで、本格的に病気が再発して約1年間昏睡。
そして目覚めたときには、高校をダブっており待っていてくれたヒロインと共に、強く生きていこうEND。
といった感じです。(大雑把ですがわかりました?)
多少違いはありますが、全ルートともにこんな感じです。(ネタバレ終了)
でも共通パートが少なかったのは良かったです。
各キャラの個性や想いが良く伝わってきました。
たまに、初回は8時間ぐらいかかるのに2回目からは2時間ぐらいで終わってしまうってのもありますし…。
またキャラクターですが、ケンカ友達・学生モデル・従姉・かわいい後輩・母性的同級生、と一通り揃っています。
どれも個性があり、いい味出していました。
またサブキャラも程よいスパイスを効かせていました。
特に悪友である刹那…、いい奴だ…、主人公より好きです^^;
CG関連ですが、原画は橋本タカシ氏。
これは流石ですね。綺麗なCG、可愛いキャラ^^;
塗りも丁寧で、さすが大手F&C!っていう感じです。
これは嫌いな人を探す方が難しいですね。
百聞は一見にしかずで、まずはOHPを見てください。
最後にエロですが、全キャラごとに1〜3回といった感じです。
え?内容ですか?あまり期待しない方が…。
そこまで薄いってほどではありませんが、濃くはないです。
F&Cでは、まぁ普通といったレベルではないでしょうか。
<10点満点での総合評価>
難しいところですね…。
なんかパッケージ情報と趣旨が違っているような…主人公の病気って一体…。
と、いうことで6.5点としますが、主題歌や絵柄、システム等はとても良かったので、そこら辺を重視する方はもっと点数が高くても良いと思います。
お気に入りのキャラ:柊歩&鳳刹那…の二人のやりとりがめっちゃ笑えました^^;
最後に一言:「絵柄と主題歌が気にいったのであれば買ってもいいと思います。」
Heavenly Guilt -神のいない街- (たろんなーどさんのレビュー) | 評価: 5.5 |
▼ タイトル | Heavenly Guilt -神のいない街- | |
▼ ブランド | 天津堂 | |
▼ ジャンル | ハードボイルドADV | |
▼ 対応OS | Win98/Me/2000/XP | |
▼ メディア | DVD-ROM | |
▼ 定価 | 税込\9,240(税抜\8,800) | |
▼ 発売日 | 2004/07/23 | |
▼ 購入 | Heavenly Guilt / オリジナル特典 Getchu.com | |
【 CG観賞モード 】 | あり | |
【 シーン観賞モード 】 | あり | |
【 BGM観賞モード 】 | あり | |
【 メッセージスキップ 】 | あり(未読・既読判別あり) | |
【 メッセージ履歴機能 】 | あり(バックログでの音声再生あり) | |
【 選択肢リターン機能 】 | なし | |
【 オートモード 】 | あり | |
【 ヒント機能 】 | なし | |
【 セーブ数 】 | 42個 | |
【 エンディング数 】 | 8個(BADEND含む) |
<あ・ら・す・じ>
昼なお薄暗い汚れた街並みに、降りしきる冷たい酸性雨。
倫理も道徳も存在しない、『表』の人間には縁遠い街―サンセット西9番ブロック・通称『死体置場(モルグ)』。
表社会から捨てられたこの街で、掃除屋として生きる男、久島。
腕利きで知られる彼に舞い込んだ『表』からの依頼、ほんの偶然で知り合った無垢な少女、愛。
一見なんの関係もなさそうな事象をきっかけに、彼は欲望と愛憎が渦巻く惨劇へと足を踏み入れていく―。
<キャラクター紹介>
妹尾 愛(せのお あい) CV:神崎ちひろ
モルグにいるという生き別れの兄を探している少女。
『表』で育ったせいもあり、裏社会の知識がなくモルグでは危険な目にあうことも多い。
基本的には性善説でおとなしめだがやや思い込みが強く、思い込んだら行動的な面も有る。
陳 艶(ちゃん いぇん) CV:青山ゆかり
モルグでは数少ない「本物の」中華料理店・飛華(フェイファ)のウェイトレス。
明るい性格で周りを和ませる店のムードメーカー的存在。
井崎 瑠璃亜(いさき るりあ) CV:大波こなみ
主人公行きつけのバー『Heavenly Guilt』の歌手。通称は瑠璃。
気風の良い姉後肌の性格とスタイル抜群なことも有り、人気も有る。
橘 菊花(たちばな きっか) CV:紫苑みやび
『Hevenly Guilt』の常連客で優秀な情報屋でもある。
感情の起伏の少ない喋り口調と両腕のタトゥーがトレードマーク。
恵那川 美紀(えながわ みき) CV:歌織
麻薬密売組織『Heavens Gate』のボス、十爾の傍に従う女性。通称は恵那。
もともとは優秀な薬学者で新型ドラッグの開発に携わる。
玲美(れみ) CV:歌織
モルグの地下鉄で自ら望んで痴漢行為を受けている女性。
刹那的な性格で、痴漢行為も商売のひとつとして行っている側面もある。
久島 義信(くしま よしのぶ)主人公・リネーム不可
モルグでも広く名を知られた腕利きの「掃除屋」。
モルグに来る前の記憶を失っており、無口で無愛想。
次藤 十爾(じとう じゅうじ)
麻薬組織『Heavens Gate』のリーダー。
冷静な性格で、とある事件の後主人公と対立することになる。
このホームページは天津堂より一部文章を抜粋しています。
素材の著作権は天津堂に帰属します。
<音声>
女性のみフルボイス。キャストは上記の通り。
う〜ん、今ひとつキャラクターにあっていない気がします。
人気な人ばかりですし、冷静に聞くとそこまで合ってないわけでは無いですが、他のゲームとかでも結構聞く方ばかりなので、このゲームの独特の絵柄とマッチしていないような気が…。
多少演技力には難があっても、あまり他のゲームで聞かない人のほうが良かったかなぁと。
(思えば最近のエロゲーはアニメ調がほとんどだな〜…)
演技的には特に問題無いですが、艶が喋る「片言の日本語」は少し演技くさく感じられました。
特にHシーンで聞くと笑えてしまうところもあったりして、ちょっと微妙です。
それ以外の方も基本的には問題ないですが、全体的にテキストそのままという感じで、句読点でキッチリ区切りすぎて、ちょっと不自然に感じる面もありました。
<音楽>
全12曲。ボーカル曲は有りません。
全体としてピアノをメインにした楽曲が多く、落ち着いた曲調の曲が多いです。
OP、EDのジャズピアノっぽいナンバーも含めて場面や世界観にあっています。
曲調的に似た曲が多く、物語にメリハリをつけているとは言いがたいのがちょっと欠点ですけど、オープニングを含めて、全体に「暗さ」というか「もの悲しさ」が漂う感じで、ゲームの舞台である「モルグ」に合っていると思います。
<システム周り>(ver.1.00)
基本的にはオーソドックスな選択肢型AVG。詳しいシステム周りは上記参照。
必要なものに関してはほぼ揃っていますし、取り立てて不満は感じませんでした。
ただ、私の環境だけかもしれませんが、メッセージが表示されてから音声が再生されるまで一瞬のタイムラグがあり、それが少し気になりました。
まぁ、ディスクレスでの起動も可能ですし、それ程の問題は感じませんでした。
ゲーム内容については基本的に選択肢は2択のみですし、それ程選択肢の数も多くないですが、フラグ管理が厳しめで、選択肢一つ逃すとルートを外してしまったりすることもあるので油断できません。
そういう意味では、AVGとしてはやや難易度は高めかもしれません。
ただ、選択肢の数自体はそれ程多くないので総当り可能な数ではあります。
総プレイ時間は1プレイあたりスキップ使用せずに5時間前後といったところでしょうか。
<CG>
原画はRB26DETT氏。
劇画タッチの絵柄はウィンドウズ以前のエロゲーという感じで、最近ではちょっと珍しい感じの絵だと思います。
ほとんどのキャラがかなり骨格がしっかりしていて、しかも肉付きが良いような感じですね。
肩がかなりがっちりしていたり、目と目の間がちょっと離れている絵があるのは気になりますが、個性の範囲ではないでしょうか。
(まぁ、こちらの絵のほうがリアルには近いわけだけど^^;)
体つきも相当肉感的で、胸や尻周りはグラマーすぎだろ、と思ったりもしましたが、巨乳スキーなら納得の大ボリュームなのではないかと^^;
まぁ、キャラクターの書き分けや絵柄の安定感はあるので、この絵柄が嫌いでなければ悪くは無いと思います。
塗りははっきりした感じで、やや光沢がきつい気もしますが、安定感はあり、標準以上の出来ですね。
背景はかなり丁寧です。
細部まで書き込まれており、暗くなりすぎないように色調も落ち着いており非常にいい感じでした。
<Hシーン>
各キャラ2〜10シーンほど。
シチュエーション的にはやや偏りがありますが、結構濃い感じですね。
ほとんどのキャラクターに輪姦があり、クスリで堕落する&調教というシチュが多めなのでその辺が好きならいい感じだと思います。
ただ、主人公視点では割合ノーマルなHが多いので、そこら辺は好みが別れるところかもしれません。
ですので、Hシーンの多くは主人公以外が、ということになり、薬で堕落したところにレズとか縛りとかということになります。
逆に主人公がらみは和姦か、クスリで火照る体を鎮める為とかの合意Hオンリーなのはちょっと物足りないかもしれません。
絵は好みが合えば精液描写などはかなりエロい感じですし、ちょっと男性器が大きすぎる気もしますけど、いい感じだと思います。
声も一部を除いては演技的にもかなりいい感じですし、フェラシーンもチュパ音は「さすが」といいたくなるような声優さんもおり、良い仕事されているなぁ、と思います。
<感想>
とりあえずは何より絵柄が最近のゲームの主流とは大きく離れていますので、この辺をチェックしておいたほうが良いかと思います。
絵柄が合えばHシーンは悪くないと思いますし、他要素も標準ラインは超えていると思います。
ただ、シナリオはちょっと微妙な感じでしょうか。
いえ、決して出来が悪いわけでは無いですし、きちんと話に起承転結をつけているのには好感をもてます。
しかし、普通に良い話で小さくまとまりすぎていて、広がりが無いというか、確かに世界観はスラムや麻薬、銃器といった重めでハードボイルドな感じなのに、展開される話はオーソドックスにエロゲーのシナリオという感じで、Hシーンを見せる為の前振りやHシーンの繋ぎとして十分なレベルを超えるものではないと思います。
特にキャラクター造形はいまいちスラム街の住人という感じのしない普通に良い人間が多いような気がして、話自体の緊張感を削いでいる気がします。
もう少しキャラクター造形もシナリオ自体も「乾いた」感じを出せればクスリの非人間性を始めとする世界観にマッチしたシナリオになると思います。
また、スラム街に紛れ込んできたメインヒロインという設定も生きてくるのではないのかな、と…。
主人公のキャラ造形とか、普通に腕の立つエロゲー主人公という感じで、あまりスラム街で生き残れそうには見えないです。
まぁ、オッサンくさい外見は普通のエロゲー主人公とは遠いですけど^^;
そういう意味で、世界設定とキャラクター造形、シナリオ展開にやや整合性を欠く面はありますが、これをエロゲー的ご都合主義として許容できれば、シナリオ展開のテンポは良いですし、適度に挟まれるHシーンも含めて引っかかるところもなく読める話になっています。
何気に地味ではありますが、主人公をはじめきちんとした感情描写と、感情に基づく行動が描かれていて悪くないと思います。
テキストの誤字脱字もないですし、会話と文章も不自然なところもなく、きちんと組みたれられているという印象を持ちました。
それ以外で気になったのは、主人公の昔の記憶が無いという設定が全く生きていなかったというか、ほとんどのシナリオで言及されていないコトでしょうか。
今ひとつシナリオ的に必要とは思えない上、あまりありえないような設定の意味が分かりかねます。
まぁ、シナリオ展開を邪魔するわけではないですが…、じゃあ、何のための設定だったのかと…。
結局のところ、Hシーンが気に入るかどうかかこのゲームを購入する分かれ目でしょう。
シナリオには、それ程期待してはダメ、ということで。
ただ、Hシーンをメインに考えればそれを邪魔せず、むしろ自然に取り込んでいますし、周りの要素もそのためにきちんと効果を果たしているので、クスリで堕落、主人公以外のH、輪姦・陵辱系というシチュと絵が好みに合えばそれなりにお勧めは出来ると思います。
<10点満点での総合評価>
5.5点
エロ目的で、Hシーンと絵がツボに入る方なら1点プラスくらいですか。
お気に入りのキャラ:井崎 瑠璃亜
最後に一言:「あの〜、今回天津堂新聞入ってないんですか?」