家族計画 〜そしてまた家族計画を〜 (たろんなーどさんのレビュー) | 評価: 5 |
▼ タイトル | 家族計画 〜そしてまた家族計画を〜 |
▼ ブランド | 高屋敷開発 |
▼ ジャンル | ファンディスク |
▼ 対応OS | Win98/2000/Me/XP |
▼ メディア | CD-ROM / ネット接続版 |
▼ 定価 | 税込\7,140(税抜\6,800) |
▼ 発売日 | 2004/07/30 |
▼ 購入 | あり |
【CG観賞モード 】 | |
【 シーン観賞モード 】 | あり |
【 BGM観賞モード 】 | なし |
【 メッセージスキップ 】 | あり(未読・既読判別あり) |
【 メッセージ履歴機能 】 | あり |
【 選択肢リターン機能 】 | なし |
【 オートモード 】 | あり |
【 ヒント機能 】 | なし |
【 セーブ数 】 | 10個 |
【 エンディング数 】 | 1個 |
<あ・ら・す・じ>
沢村司が再び他人と暮らすきっかけとなったのは、バイト中に拾った行き倒れの少女・春花だった。
言葉も通じない外国人の少女。
馴れ合いに抵抗を感じつつも、春花の世話をすることになる司。
一人で生きると決めていたのに……。
ところが、そんな妥協につけ込むようにして、司のもとに『家族から逸脱した者たち』が集まってくる。
本来の家族から追い出された元ビジネスマン。
優しかった過去を探す猛毒富豪令嬢。
守銭奴で便利屋で不器用な級友。
土壇場で瀬戸際で崖っぷちな家なき子。
依存したくてしょうがないお年頃の自殺志願者。
足並みが揃うはずもなく。
ぶつかったり、ののしりあったり、いじめたり、いじめられたり、転びまろびつ、彼らがたどりついたのは一軒家。
古めかしいつくりのその家で、彼らは欲しかったものを手にいれる……機会を得た。
(以上ここまでは本編『家族計画』のあらすじ)
それから、ん年の歳月が流れる。
司のもとに一人の少女が転がり込んで来る。
再び、「家族計画」が動き出すのか?
<キャラクター紹介>
新キャラ以外の紹介は『家族計画』もしくは『家族計画〜絆箱〜』のレビューを参照してください。
あまり出番の無いキャラクターも多いですし。
沢村あかり(さわむら あかり)
知人である司のところに転がり込んできた少女。
やや冷静な喋り方をし、感情の濃淡もあまり顔には表れないタイプの少女。
司に対して憎まれ口を利くこともあるが、それでも好きなよう。
このホームページは高屋敷開発より一部文章を抜粋しています。
素材の著作権は高屋敷開発に帰属します。
<音声>
音声はありません
ただし、お返しディスク(通常版)及びダウンロード(ネット接続版)にて音声が追加される予定です。
平成16年7月30日時点では公開されていないので評価できません。
<音楽>
音楽は曲数不明ですが、ボーカル曲はありません。
曲自体は本編『家族計画』の曲をそのまま使用しています。
何故かBGM鑑賞モードがないので断定できませんが、オリジナル曲はなかったような…。
<システム周り>(ver.1.00)
ヘルプに関しての修正ファイルがあります。
まぁ、本編とは関係ないのでなくてもそれ程問題ないと思いますが…。
なお、以下の情報は「ネット接続版」でのシステム説明です。
「通常版」はプレイしておりませんので、ご了承ください。
基本的には選択肢型のAVGですが、一本道です。
選択肢によって途中の経過は変わりますが、EDまでの流れは一直線。
もっとも、選択肢数自体も3択が2回あるだけですが…。
プレイ時間はコンプまで2時間かからず、ボリューム的にはちょっと寂しい感じです。
細かいシステム周りは上記参照。
取り立てて使いにくいこともなく、それ程問題も感じませんでした。
上を見るとセーブ数が少ない感じですが、プレイ時間を考えれば余る位です。
起動・動作も問題なく軽快で、使いやすいと言えるでしょう。
ディスクレス起動も可能です。
注:ネット接続版について。
毎回のゲーム起動時にネット経由にて認証を行うシステムです。
初回認証時にIDとパス、メールアドレスを設定して、それが入力される形になります。
毎回の起動時にネット接続を必要としますので、繋ぎっぱなしに出来る環境で無いと少々面倒かもしれません。
<CG>
原画は福永ユミ氏。
個人的には、全体に柔かい印象を受けましたし、割と嫌う人の少ない絵柄なのではないかと思います。
ただ、「絆箱」とは違うせいか、久美景の立ち絵なんかは随分変わっています。
また、立ち絵自体も(『家族計画』から登場しているキャラは)家族計画からのをそのまま使っているせいか、微妙にイベント絵と違和感があるような気がします。
そんな感じで、そのまま使用されている絵と、新しく書き起こされた絵の間に微妙に違和感があるのは残念なところです。
塗りは全体に光沢を抑え目にしており、それでいてきちんと色の使い分けもしっかりしていていい感じではないかと。
ただし、立ち絵は少し輪郭線がきつい為背景から浮いて見える気がするのは残念な点です。
背景に関しても落ち着いた良い感じです。
細部まで丁寧にというよりはディテールをしっかりという感じで、控えめに場面を作る背景をしています。
<Hシーン>
まぁ、このゲームでここに期待している人もあまりいないかと思いますが^^;
Hシーンの有るキャラは2人だけで、総計4シーン。
ちなみに新キャラの沢村あかりにはHシーンはありません。
シチュ的には3Pがあったりしますが基本はノーマルで、和姦オンリー。
つまり翻訳すると、Hシーンには期待しないで下さいってコトですね。
(今のところ)声もないですし…。
<感想>
まぁ、とりあえず、『家族計画』をプレイしていない方には、強く買わないことを推奨します。
プレイしていないと話自体さっぱりだと思いますから。
流石にそんな奇特な方はあまりいないと思いますが…。
というわけで、シナリオ的には本編のエンディングのひとつの後日譚という感じになっています。
微妙に叙述トリック的なものを使用している関係もあり、詳しい説明はネタバレになってしまいますので出来ませんが、『家族計画』という物語に完全な決着を求めると、こういうふうになってします…という感じですね。
人によっては蛇足と取られる向きもあるかもしれませんが、「家族」というモノが指向する所は何かといえばこの物語に行き着くのかな、と。
ただし、家族計画プレイ済みの方の中でも、シナリオよりもキャラクターに魅力を感じるという方にはちょっと痛恨かもしれません。
本編主要キャラクターは一部除いて非常に扱いが薄いですので…。
とはいえ、このシナリオは『家族計画』が本当の意味で擬似家族であるためには、必要な流れだと思います。
まぁ、ちょいとネタバレ的になりますが、いわゆる(以下ネタバレ)生物でいえば「自己複製」というか、家族というのには言うまでも無くただ相互扶助だけではなく、次世代を育てる、次代への架け橋としての役割もある、(ネタバレ終わり)それは多分『家族計画』本編において欠けていたものの一つだと思います。
だからこそ、舞台は再び「高屋敷家」なのでしょう。
シナリオ自体も行き着く先はきちんと納得できるものですし、短いながらもきちんと起承転結をつけ、ココロにすとんと落ち込むラストは納得できると言えるのではないでしょうか。
ただ、やはり気になるのはコストパフォーマンス。
税込み6,800円という値段を考えるといかに良いシナリオでもプレイ時間2時間未満というのは費用対効果が悪すぎかと…。
まぁ、もともと絆本としてムック的な発売を予定していたそうですので、そう考えると付いている本のほうがメインなのかもしれません。
しかし…、スイマセン、私としてはあまりこういうものは買わないので此方にはあまり価値を見出せそうにはありません。
というわけで、『家族計画』本編プレイ済みであることは最低条件、そしてシナリオ自体の展開が好きならそれなりにお勧めは出来ますが、それ以外の方は買わないほうが良いかと思います。
あと、プレイ時はとりあえず購入価格のことは忘れましょう、無理やりにでも。
そのほうが幸せにプレイできるかと思います。
<10点満点での総合評価>
5点
個人的にはいい感じですが、致命的な対費用効果はナントモいえないところ。
ちなみに、私としては本や下敷き、プリペイドカード(ネット接続版のみ)などのオマケに価値を見出していませんので、そこら辺に価値を見出せる方なら6点位でも。
お気に入りのキャラ:沢村あかり…他にいないですし。
最後に一言:「基本的に『家族計画』未プレイ者は購入しても損をするだけだと思います。」
MapleColors H (GPさんのレビュー) | 評価: 8 |
▼ タイトル | MapleColors H | |
▼ ブランド | クロスネット | |
▼ ジャンル | フィールドAVG | |
▼ 対応OS | Win98/Me/2000/XP | |
▼ メディア | CD-ROM | |
▼ 定価 | 税込\6,090(税抜\5,800) | |
▼ 発売日 | 2004/01/30 | |
▼ 購入 | Maple Colors H / オリジナル特典 Getchu.com | |
【 CG観賞モード 】 | あり | |
【 シーン観賞モード 】 | あり | |
【 BGM観賞モード 】 | あり | |
【 メッセージスキップ 】 | あり(未読・既読判別あり) | |
【 メッセージ履歴機能 】 | あり(音声リピートなし) | |
【 選択肢リターン機能 】 | なし | |
【 オートモード 】 | あり | |
【 ヒント機能 】 | なし | |
【 セーブ数 】 | 30個 | |
【 エンディング数 】 | 3個 |
<ストーリー>
学園祭も終わり明日から冬休み。
演劇の準備に追われ、2人で過ごす時間がなかった未来と良次郎。
そんなある日、未来から相談があると言われた良次郎は、二人で家に向かっていた。
久しぶりに、二人きりになれた良次郎と未来は、いい雰囲気に……。
しかし、そう、うまく物事は進まない。
アメリカから帰国したあむが、良次郎に大胆アプローチ。
未来と良次郎の関係が気になり、偵察にくる鈴原。
その夜、咲守と林までも飛び込んでくる。
それぞれの思惑が交錯し、ヒロイン達が、良次郎の家に泊まる事になってしまう。
こうして、女5人と男1人のドタバタで、かなり「えっち」な5日間が始まるのであった。
このホームページはクロスネットより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はクロスネットに帰属します。
<作品概要>
AVG「Maple Colors」(以下前作)のファンディスク?
前作から一ヵ月後を舞台に、前作のアフターストーリーが展開します。
<システム>
修正ファイルがあります。
VRAM16MB未満のビデオカード(サポート外)でテキスト部分が正常に表示されないそうです。
今となっては対象者は少ないでしょうが…。
システム周りは前作と特に変わりません。
ただストーリの途中でいつでもロードが出来るようになったのは嬉しいですね。
その反面、前作と違いディスクレス起動が出来なくなったのは少々残念。
それ以外は特に問題ありません。
<内容>
ショートストーリー3つとミニゲームが主です。
ショートストーリーはヒロイン編、高野聖編、桜井まこと編の3つで、それぞれ活躍するヒロインが違います。
3つとも、なかなか良い出来です。
前作の前半に見られた巧みなシナリオ展開はありませんが、どれも上質なコメディとなっています。
シリアスな展開などもありませんが、元々前作もそれほどシリアスな展開もなく、そのファンディスクなのですからこういうコメディタッチで正解でしょう。
・ヒロイン編
前作のメインヒロイン葵未来、鈴原空、咲守素子、卯月あむ、に林木葉を加えた5人が主人公の家に泊まりこみ、その家で起こる5日間のHなドタバタコメディです。
一応前作の未来エンドの続きとなっていて、主人公と葵未来が恋人同士となっていますが、どのヒロインもそんなことはお構いなし。
主人公を自分のモノにしようと必死になっています。
主人公をめぐるヒロインたちの恋のデッドヒートはメチャクチャ面白かったです^^;
一日ごとに色々なイベントが起こり、記憶喪失になったり、ヒロインが妹になったり、人の心が読めるようになったり、論理性も整合性もないドタバタでハチャメチャな展開ですが、テンポのよさとキャラの個性で、上質なコメディとなっております。
・高野聖編
前作の名脇役高野聖と主人公のラブコメディです。
他の二つに比べると大人しくて普通の展開とも言えますが、ヒロインの高野聖がものすごく可愛いので良し^^;
甘酸っぱいラブコメをお楽しみください。
・桜井まこと編
暴走少女桜井まことが活躍するシナリオです。
ヒロイン編を凌ぐ馬鹿でハチャメチャな展開。
主人公と結合したまま夜の校舎をダッシュするシーンはある意味エロゲー史上に残る馬鹿シーン^^;
細かいことは気にせず、どたばたコメディをお楽しみ下さい。
ミニゲームは前作と一緒。
一定の成績をクリアして女の子を脱がしていく脱衣モードと、ひたすら高得点を目指すトライアルモードがあります。
単純ながらなかなか燃えるゲームが揃っていますが、前作とまったく一緒なのが残念。
新しいゲームを用意して欲しかったですね。
脱衣モードは前作唯一脱がなかった女性キャラのソフト部長が脱ぎます。恥らった姿が妙に可愛かったです^^;
あと前作のHシーンとCGがコンプリート出来る機能がついています。
<音楽・音声>
音楽は前作とまったく一緒。
新しい曲がないのは残念ですがファンディスクとして、あえて前作の雰囲気を壊さない為には正解かもしれません。
音声は重要シーンとHシーンのみのパートボイス。
あのコメディシーンをボイスありで是非聞きたかったです…。
フルボイスでないのが本当に残念です(>_<)
<グラフィック>
TOMAさん、浮月(ふげつ)たくさん、鳥取砂丘さんの原画。
ややラフな線が特徴ですが、可愛さとエロさを両立させた絵だと思います。
CG数は差分含め新規で300枚以上とファンディスクとは思えない数。
十分ナ数と言えるでしょう。
<キャラクター>
新キャラはいません。
主人公とヒロイン7人が主で、後は数人チョイ役で登場します。
・佐久良次郎(名前変更可)
主人公。前作では、お馬鹿で単純ながら、熱いハートと行動力を持った、なかなかパワフルなキャラでしたが今回はそのパワーは全て股間と性欲にまわっています。
前作でも先生を含むクラスの女子20人近くとHした彼ですが、本作でも信じられないくらいの絶倫ぶり。
特にヒロイン編では五日間で40発以上射精をします。
一日平均8発以上…。
Hシーンの時に妙に目が色っぽいのと思うのは自分だけでしょうか?
・葵未来 CV:北都南さん
ヒロイン編に登場。通称キャプテン。金髪ツインテール、強気で悪知恵の働く女の子。
前作ほどの勝気な様子や暴走ぶりはありませんが、その分エロ方面で大活躍。
Hシーンの数は一番多く、ラブラブでエロエロなHを見せてくれます。
二人きりになると人が変わったように可愛くなるのも評価高し^^;
・鈴原空 CV:青山ゆかりさん
ヒロイン編に登場。水泳部の女の子。
前作では主人公が好きなのに素直になれず、冷たくそっけない態度をとってしまうところが可愛いキャラでしたが、今回はそんなの関係ないほど、ギャグ&エロエロなキャラに変化。
未来についでHシーンも多く、Hのときの可愛さは健在です。
・卯月あむ CV:宇佐美桃香さん
ヒロイン編に登場。有名な芸能人。
前作の尊大な態度や、芸能人の自分と本当の自分との差に悩む姿はまったく見られず、やっぱり主人公大好きなエロエロキャラに変化してます^^;
・咲守素子 CV:Ruruさん
ヒロイン編に登場。合気道の達人の大和撫子。
りりしさが魅力的なキャラですが、他のキャラほどギャグになることが出来ず、やや大人しい印象でした。
Hシーンもあまり多くなかったし…(つД`)
・林木葉 CV金田:まひるさん
ヒロイン編に登場。咲守素子が大好きな女の子。主人公の天敵。
前作はそれほどでもなかった毒舌が今回は全開。
主人公を睨み付けるときの目が好きです^^;
・高野聖 CV:有賀桃さん
高野聖編に登場。人付き合いが苦手な図書委員。
素直になれずに拗ねた態度をとってしまうところがたまらなく可愛いです。
実はロマンティストなところも評価高し^^;
・桜井まこと CV:福元コヒロさん
桜井まこと編に登場。暴走少女。
陸上もHもハイテンションに突っ走ります。
なお、前作でメインヒロインだった秋穂もみじと、桃井葉子の二人は殆ど出番がありません。
人気投票で人気がなかったようです…。
この二人のキャラはヒロイン編のハイテンポなドタバタのそぐわないので削って正解でしょうが…、思い切ったことするな〜っと^^;
(個人的には、もみじは一番のお気に入りだったので残念なこと、このの上ないですが…)
<ゲーム性、難易度>
ヒロイン編はオーソドックスなADV、他の二つは一応前作と同じ形式をとっています。
とはいっても前作のように時間に追われたり、あちこち歩き回らなければいけないことはありません。
ほとんどイベントのつなぎになる程度ですし、ゲーム性や難易度は低いと言えるでしょう。
<エロ度>
タイトルに「H」がついてるように、エロ度はかなり高いです。
CG描写、枚数、テキスト、声優の演技、どれもハイレベル!
ラブラブ和姦モノとしてはかなりエロい部類に入るのではないでしょうか。
特にヒロイン編の6Pは必見です^^;
<10点満点での総合評価>
8点
ファンディスクにありがちな手抜きやいい加減さがない、しっかりと作られた良作。
前作のようなゲーム性はありませんが上質なコメディとエロは評価出来ます。
お気に入りのキャラ:鈴原空…誰よりも積極的に主人公をモノにしようとした姿が好きです。
Hの時の可愛いくてエロエロな姿も良かったです^^;
最後に一言:「前作が好きな方は是非プレーなさってください。
前作未プレーの方もお手軽なエロエロ作品として十分楽しめます。」
フェチ2 表の記憶 (ひびきさんのレビュー) | 評価: 5 |
▼ タイトル | フェチ2 表の記憶 | |
▼ ブランド | U・Me SOFT | |
▼ ジャンル | アクション+ノベル | |
▼ 対応OS | Win98/Me/2000/XP | |
▼ メディア | CD-ROM | |
▼ 定価 | 税込\6,090(税抜\5,800) | |
▼ 発売日 | 2004/05/21 | |
▼ 購入 | フェチ2 表の記憶 初回版 / オリジナル特典 Getchu.com | |
【 CG観賞モード 】 | あり | |
【 シーン観賞モード 】 | あり | |
【 BGM観賞モード 】 | あり | |
【 メッセージスキップ 】 | あり(未読・既読判別あり) | |
【 メッセージ履歴機能 】 | あり | |
【 選択肢リターン機能 】 | なし | |
【 オートモード 】 | あり | |
【 ヒント機能 】 | なし | |
【 セーブ数 】 | 14個+α(+αは任意で作成可能、クイックセーブ/ロードあり) | |
【 エンディング数 】 | 5個 |
<ストーリー>
主人公・諏訪吉雪(名前変更可能)は全国ネットTV局『北半球テレビ』の人気プロデューサーである。
新社屋への移転を控え、まもなく取り壊される旧社屋を歩き回りながら、ここで過ごした日々を思い出す諏訪。
駆け出しのAD修行、難問山積みだったディレクター時代、地位と責任のプロデューサー稼業。
そして当時付き合っていた女性たちの、面影。
紫煙に霞む涙。笑顔の陰の涙。顔も見ずに伝えた、別れの言葉。
裂いた絆、裂かれた絆。何もかも、取り戻せない過去の残り香。
思い出へ変えざるを得なかった、記憶たち。
煙草を燻らせながら、諏訪はひとときの回想に沈んでいく。
甘く、また苦い、追憶。
<キャラクター紹介>
初鹿野 ゆかり(はじかの ゆかり)
本編の舞台となる全国キー局『北半球テレビ』(NHT)の女子アナウンサー。
男性と付き合ったことはあるものの、いまだ処女。
駆け出しのため失敗も多い(原稿読みの失敗、本番中に居眠り、など)が、その一生懸命な姿勢とルックス(特に90cmHカップ)は視聴者から高い支持を得ており、『ゆかりこん』の愛称で親しまれている。
秋山 咲夜(あきやま さくや) 芸名 SAKUYA(さくや)
売り出し中の巨乳タレント、グラビアアイドル。
スタイルは抜群(120cmQカップ!)で、男性ファンからの支持は絶大。
基本的に不精で、楽して生きていきたい、その場だけ楽しければいい、という性分。
一方、異性関係では情熱的な面もあり、惚れ込むと一途。
性欲は旺盛、テクニックも達者。
甲斐 遥(かい はるか) 芸名 LUKA(ルカ) ・甲斐 信(かい まこと) 芸名 MARK(マコ)
小悪魔的な魅力で人気のゴスロリ双子ユニット『f.R.A.n(フラン)』の二人。
デビュー1年でアルバム総売上1000万枚を突破するほどの人気をもつ。
北欧系のハーフだという妖精的、神秘的な顔立ち、浮世離れした雰囲気。
無邪気さと傍若無人さを兼ね備えた、新時代のユニット。
私服も舞台衣装もゴスロリ一色。
ドタキャンやダブルブッキング、生放送中に××、などさまざまなトラブルでも有名。
姉のMARKこと信はいつもぼうっとしており、口数が少ない。
しかし無口とか引っ込み思案とか言うよりは、何事にも醒めているという雰囲気だが、歌唱力には定評がある。
妹のLUKAこと遥はつねにテンションが高く、慇懃無礼だが単純で裏表はない。
歌唱力は姉に劣るが、その喋り、とりわけぶっちゃけ毒舌トークには定評がある。
裁縫が得意で、自分たちの私服や衣装は全部彼女のお手製。
お姉ちゃんが大好きで、彼女にこしらえた服を着せるのが最大の娯楽。
序盤こそバストサイズはほどほどながら、成長すると二人揃ってIカップにまでバストアップ。
一条 志穂(いちじょう しほ)
主人公が属する『北半球テレビ』のプロデューサー。
駆け出し時代の主人公を厳しく鍛えた。
ADから叩き上げの辣腕だが、その美貌とスタイルゆえに身体を使って出世した、といった悪評も。
恋愛沙汰はそれなりに経験しているが、あまりいい関係はない。
初体験がなかばレイプのような形であったためか、男を信じ切れないところがある。
セックスは男へのサービスと割り切っている。
三枝 可奈子(さえぐさ かなこ)
かつては女優『武藤可奈子』として将来を期待されていた。
しかし総合芸能家の三枝と結婚、芸能界からも引退、その後二女を生み、現在にいたる。
女優としては天賦の才能があったが、我が弱く、流されやすい性格。
娘の伊豆美を子役としてデビューさせるため、ステージママとして業界に戻ってきた。
Hは好きなのだが羞恥心が強く、なかなか絶頂に達することができない。
しかし演技力はあるので、イクふりは得意。
目下の悩みは、娘の伊豆美が格闘技ごっこにハマり、学校で男の子を泣かせまくっていること。
このホームページはU・Me SOFTより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はU・Me SOFTに帰属します。
<購入理由>
とりあえず、フェチ2裏の記憶を買ったのですが、毒を喰らわば皿まで…。
じゃなくて、やっぱり「対を成す作品」というコンセプトを考えればプレイしてみたい…、という動機で買いました。
<ゲームの構成>
まず最初に、5人のヒロインのうち一人を選択します。
すると各キャラクタのノベルパートが始まります。
各物語は6分割されており、ノベル⇒アクションゲーム⇒ノベル⇒アクションゲームという風に、順々に進んで行きます。
ノベルパートでは選択肢などは存在しないです。
本作は『巨乳フェチ』がテーマになっており、Hシーンでは巨乳がメインとなって描かれます。
ある程度話が進むと、アクションゲームパートに切り替わります。
これをクリアしないと、先に進むことはできません。
クリアすると、新たなストーリーを読み進めることができます。
すべてのアクションゲームをクリアし、ノベルパートも最後まで到達すれば、エンディングとなります。
また本作『フェチ2 表の記憶』は姉妹作『フェチ2 裏の記憶』とは対をなす作品で、同じ世界観を持ちつつも、本作は“純愛さ”が描かれているようです。
<アクションゲームパートについて>
ストーリーを進めていくと、アクションゲームパートに入ります。
アクションパートと言うかパズルゲームと言うか微妙なところです。
ここでは自機を操作して画面上のブロックを破壊し、その下にあるH画像を露出させなければいけません。
「裏の記憶」と同じく、ブロック崩しと敵ボスとの戦い、そんな感じです。
(アクションパートは、BGMと「露出させるべきH画像」以外は「裏の記憶」と全く同じモノです)
<システム補足>
上記参照^^;
必要なものは一通り揃っています。
インストール形態は、最小、カスタム、フルインストールから選ぶ事ができます。
フルインストールには約335MB必要です。
一度インストールしたら、次からはCDを挿入しなくてもOKです。
なお、1度クリアすれば、アクションパートのみを楽しめたり、逆にアクションパートを全て飛ばしてノベルだけを読んでいく…、ということもできます。
<音楽・音声>
女性キャラはフルボイスです。
ヒロイン以外にも女性キャラにはしっかりと声が入っています。
「裏の記憶」と声優さんは同じようなので、安心して聴けます。
音楽では、さすがに「裏の記憶」とは別の音楽が用意されています。
全体的にホノボノとした音楽が多く、アクションパートでもその傾向はありました。
<エッチシーン・CGなど>
原画は、前回と同じく、金目鯛ぴんくさん。
やっぱり売りが「胸」だけあって、大きく描かれており、乳首も細部まで描かれております。
乳輪と乳首が丁寧に描かれてプックりとした感じがエエですなぁ♪
そして、やはり「表の記憶」でもパイズリが多いです。
それにしても…、Qカップのサクヤなんて服を着ているときの胸の大きさと、パイズリしてる時の胸の大きさが違いすぎるだろう、と…。
3P、母乳といったシチュエーションもありました。
2人から同時にパイズリされる、といった強力なシチュエーションもありますヽ(´∇`)/
「純愛」というだけあって、さすがに輪姦や母娘丼などは出てきませんが、そのかわり、足コキされたり、アナルを攻められたりします。
…どうも「純愛」と「アブノーマル」とは違うようです^^;
気になるところでは、やはり腋コキはありました。
それどころか「腋攻められ」もありました。
「腋」系は標準なのでしょう^^;
フェラシーンでは、やっぱりチュパ音があり、いやらしい音を立ててくれています。
もしフェチ3が出るのなら、「フェラ特化」という企画でやれば買うでしょう。
期待したいところです。
テキストでは「パイズリしながら先端をフェラした…」という文章がありますが、CG上ではパイズリのみで、口がナニの先っぽに全く届いてないッという場面もチラホラ…。
なお、ピー音で修正すべきような淫語は出てこないのは、「裏の記憶」と同じです。
<感想>
相変わらず、エッチシーンに至るまでが短いです。
まぁ、「手軽さ」を売りにしているのですから、「手っ取り早くエッチシーンを拝ませてくれる」、ということでしょうか?
それにしても「純愛さを味わえる」というコンセプトなのだからエッチシーンまでに至る女性キャラとの交流などが描かれているかな?と少し期待したのですが、やっぱり期待しなかったほうが良かったみたいです。
ただ、「裏の記憶」よりも本作「表の記憶」の方が、エッチシーンでの「キャラ毎による性格の差」は如実に表れていたと思います。
「裏の記憶」の方では、生意気な娘⇒ムカツクから犯す…、という非常に解りやすく、かつ納得できる(^^;?)流れとなっていたのですが、本作「表の記憶」では、生意気な娘⇒ムカツク⇒でもなんだかラブラブになって和姦、というストーリーです。
………よくわからん(-“-;)
「裏の記憶」では男性上位のエッチシーンが多かったのに比べて、「表の記憶」では女性に攻められるエッチシーンが多かったです。
…まぁだから「足コキ」が出てくるんでしょうけど…。
それにしても相変わらずエッチシーンをアクションシーンが分断しています。
まったく使いづらいったらありゃーしません。
しかし主人公…、手コキ⇒射精⇒アクションシーン⇒腋コキ⇒射精⇒アクションシーン⇒パイズリ⇒射精⇒アクションシーン⇒本番⇒射精⇒アクションシーン…という一連の流れが、1回のうちに行われるわけですから、絶倫なんですね^^;
<10点満点での総合評価>
5点
特に、裏の記憶よりも優れているところもあるとは感じなかったので…。
ストーリーが安易過ぎる、とも感じましたが、値段を考え、プラスマイナス0でやっぱり5点。
「純愛」をコンセプトにするなら、もっとストーリーを練って欲しいです。
お気に入りのキャラ:秋山咲夜…「裏の記憶」よりも、本作の方が爆乳感は出ていました。
最後に一言:「次回作にも「腋コキ」は出るのでしょうか?」