■ 忘れな草 路線バスに乗っている一人の青年。 彼は、以前家族皆で住んでいた、上鷺村へと向かっていた・・・ 夏のある日 ・・・差出人不明の1通の手紙が届いた。 それは、みんなで一緒に同窓会をやろうというものだった。 久しぶりの帰省。 ソラは、同窓会までの生活のことなど全く考えず、下鳥村のバス停に降り立つ。 それは、同窓会を楽しむためではなく、現実の苦痛から逃れるための方法の一つでしかなかった。 |
■ WAM 数年振りに帰国した主人公。 彼の目的は、義理の妹に出会う事。そう、"約束の日"は目前に迫っていた。 そんな彼の前に現れたのは一人の女性。 それは、かつて自分を捨て、自分の元から消えた女性だった。 一卵性双生児の双子姉妹、義理の妹、同級生の元クラス委員長、そして悪友の探偵。 義理の妹を探す主人公の前に、思わぬ事件の臭いが漂っていた。 |
■ ONE 毎日繰り返される同じような日々。見慣れた風景には、何も疑いを持たなかった。 嘗て少年は過去に悲しい事件に遭遇した。その事件の悲しさから逃れる為、彼はある盟約を交わしていた。 目前に現れた一人の女の子と・・・やがて彼は経験した悲しみを乗り越える事が出来るまでに成長していた。 しかし、彼はたった一つの守るべき物を忘れてしまっていた・・・ |