SPOTLIGHT (MMさん&りふぁ〜るさん&偃月さんのレビュー) | 評価: 5〜5.5 |
▼ タイトル | SPOTLIGHT〜羨望と欲望の狭間〜 |
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▼ ブランド | ブルーゲイル |
▼ ジャンル | 少女アイドル凌辱アドベンチャーゲーム |
▼ 対応OS | Win95/98/2000/Me |
▼ メディア | CD-ROM |
▼ 定価 | \8,800 |
▼ 発売日 | 2001/06/22 |
▼ 必須CPU / 推奨 | Pentium133 MHz / Pentium166 MHz |
▼ 解像度 / 色数 | 640*480・6万色以上 |
▼ 音源 | CD-DA、MIDI |
▼ ボイス | あり(女性のみ) |
りふぁ〜るさんのレビュー |
Scenario - シナリオ - |
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父親の再婚でいきなり義理の妹ができちゃったパターン。 しかも、妹はアイドル候補生でかわいい女の子。 主人公の呼び方は当然「お兄ちゃん」! だが、新しい家族との安らかな生活は長くは続かなかった。 突然の父親の死によって、全ての歯車は狂いだす。 果たして妹を芸能界の闇から守り抜けるのか? |
Character - キャラクター - |
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朝倉沙緒里(あさくら さおり) 義理の妹。 特技は水泳、歌を唄うこと。 琴川女学院2年生、オーディションに合格しアイドルグループ”TWIN☆KLE”に参加する。 一人っ子で寂しいことが多かったため、主人公になついている。 結城舞をお姉さんのように慕っている。 条恵里佳(ほうじょう えりか) 結城舞と同時期のオーディションで、”TWIN☆KLE”プロジェクトに合格。 最後まで舞と競り合っていたが、最終オーディションの時に舞に薬物入りドリンクを飲ませ、落させた。 天才的な素質は持っているが神経質な部分があり、舞にやったことがいずれバレるのではないかとビクついている。 追い詰めると何をするか判らない性格。 五月女由奈(さおとめ ゆな) 子役から成り上がってきた少女で、新しく参加した沙緒里のことを快く思っていない。 テレビ番組”朝までダッシュ!”内で恵里佳と共に結成された”TWIN☆KLE”で活動している。 プライドが高いが、影では一人個人レッスンをしているなどガンバリ屋な面を持つ。 結城舞(ゆうき まい) ”TWIN☆KLE”のライバルの女の子。 グラビアアイドル出身。 テレビ番組”朝までダッシュ!”の”TWIN☆KLE”プロジェクトで落選. しかし、その後ソロデビューし、天性の歌唱力で現在人気上昇中。 男の嗜虐心をそそるようなキュートさがある。 さっぱりとした性格。 恵里佳になにかされたのではないかと薄々気づいているが、別になんとも思っていない。 なついてくる沙緒里のことが可愛い。 主人公の父、泰蔵を慕って朝倉プロに入りたかったが、松岡の策略でTMファクトリーに入ることになる。 |
System - システム - |
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【 CG観賞モード 】 あり 【 シーン観賞モード 】 あり 【 BGM観賞モード 】 あり 【 メッセージスキップ 】 あり 【 メッセージ履歴機能 】 あり 上記参照 未読のスキップ機能は業界最速か? 設定次第でメッセージも出ずに選択肢までかっ飛ばしてくれます。 再プレイ時に重宝です。 また、CG、シナリオ、音楽鑑賞モードも装備してます。 メッセージ履歴も遡ることができ、読み飛ばしても安心設計。 なお、メッセージ履歴を見る際に、音声があれば再生してくれます。 ユーザーインターフェースは完璧だと思います。 |
Impressions - 感想 - |
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最初のHシーンは継母が、娘の沙緒里(義妹)を守ってくれるなら自分を好きにしてもいいというものですが、これには裏があるはずなのに主人公には語られない・・・ シナリオを読めば分かるのですがどうなんですかね。 あと、エンディングの展開は強引感が強いです。 最初がトロトロした展開だったので、その差が更に体感度をましているように感じます。 シナリオ面でもう一つの捻りがあれば、もっと良くなる作品です。 芸能界の闇から、淡い恋心を寄せる妹を守るというのはいいのですが、闇を担う権力者の描写が中途半端でした。 確かに、難しいキャラですがやるからにやって欲しかった・・・単なるエロジジイでは・・・ Hシーンに関しては、鬼畜モノが多いです。 エロジジイによるものと、主人公が言い含められてやる感じなので、主人公は結構迷いがあったりします。 これは鬼畜道の美学に反するので減点です(笑) 評価としては、CGもOK、システムもストレスを感じることなく出来き安心、シナリオは短めですが、テンポ良くできます。 サクサクできて、Hもドロドロ系は嫌だよという人向けかな。 おすすめキャラ:「みゆみゆ(笑)」 最後に一言:「イマイチなゲームだったな。」 |
MMさんのレビュー |
Scenario - シナリオ - |
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主人公朝倉雅紀は大学に通いながらアルバイトに精を出していた。 そんなある日、主人公は芸能プロダクションを経営している父親から再婚話を聞かされる。 軽い気持ちの主人公だったが、TV局で初めて会った義理の妹を一目見てその愛らしさに魅了されてしまう。 妹は、売り出し中のアイドルグループの一員に参加し、その才能をぐんぐんと伸ばしていく。 妹は主人公を心から慕っていた。 そんな妹に主人公は愛情と共に劣情を抱き始める。 1ヶ月が経った頃、父親が自動車事故で亡くなったという知らせが入る…。 隙あれば蹴落とされる、華やかな表の様子とは裏腹のドロドロとした芸能界で、 今まさに花咲きトップアイドルを目指そうとする妹を主人公ははたして守りぬけるのか? またその先にはいったい何が待っているのであろうか? |
Impressions - 感想 - |
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まー某友人が気にしていたのとメーカー買いで購入。 |
偃月さんのレビュー | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Soft Information - ソフト情報 - | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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Outline - あらすじ - |
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大学に通いながら、日々をアルバイトの生活で送っていた主人公。 ある日、彼は芸能プロダクションの社長である父親から再婚の話を聞かされる。 父親の仕事である新しいアイドルの発掘。 主人公は、オーディション会場で、 オーディションを控えていた一人の女の子に出会う。 彼女の持つ魅力に惹かれる主人公。 しかし、その女の子は父親の再婚相手の連れ子だった。 父親の帰宅も遅く、新しく母親と妹が加わった家庭は、何となくぎこちないもの。 新人のアイドルとして、「TWIN☆KLE 」というアイドルメンバーに入っていた妹。 彼女は、自分の持つ魅力と才能をどんどん発揮していった。 そして、そんな彼女も義兄である主人公を心から信頼していた。 だがある時、一本の電話が主人公の元へとかかってきた。 ・・・父親の事故死 突然の父親の死。 それが芸能事務所の運営に大きな影響を与える事になった・・・・ 父親の死によって、芸能界という未知の世界へと足を踏み入れる事になった主人公。 そして、権力の流れに巻き込まれていく主人公たち。 果たして、彼らが行き着く先は・・・ |
Scenario - シナリオ - |
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芸能界に身を置く義理の妹を守るために、主人公がマネージャーとして働く。 そして、彼も権力と欲望の狭間で苦悩するといった感じの話です。 芸能界の汚い世界を見せられるストーリーですが、何となくありきたりな部分が多いですね。 ストーリーのテンポはある程度良い感じで、ストーリーが停滞するという事はありませんでした。 ですから、テキストはすらすらと読んで行く事の出来るストーリーだと思います。 しかし、「お兄ちゃん〜」「妹〜」な展開に、少々飽きがくるかもしれません。 ただ、テキストのボリュームもそれ程多くはないので我慢できる範囲かと。 前半での新しい妹との出会い、そして父親の死によって芸能界に身を置くことになった主人公。 その時点での主人公は、汚い芸能界から妹を守ってやろうと、熱心に働く青年という印象。 この物語は、「妹」と「主人公」の二人をメインにしてストーリーが展開されているので、 他に登場する女性キャラの存在が、かなり中途半端なで曖昧な扱いを受けている感じです。 物語自体、ほぼ一本道といっても良いと思います。 伏線のシナリオは殆ど無いと言って良いでしょう。 物語全体の展開自体には、盛り上がりが殆どありません。 純愛の要素を取ってみて考えても不十分。 鬼畜の要素を取ってみて考えても不十分。 全体的に、どっちにも傾ききれていないなぁという感じの作品でした。 やっぱり、陵辱シーンなどを取ってみて考えても、テキストの描写もまだまだ軽い感じがします。 Hイベント数自体は、ある程度の数はあるのですが、 テキストの描写も軽めですし、テキストの量も多くないので不完全燃焼な感じでした。 あまりHシーンに関しては、濃い物は期待しない方が良いと思います。 純愛性についても・・・・・・やっぱり不十分。 何しろ、Happyに近い形でエンディングを終わる事が出来るキャラが2人しかいませんし・・・ 二人以外の他のキャラの方に魅力を感じてしまった自分には、ちょっと名残惜しい部分があるかな・・・ エンディング全体を考えてみると、基本的には暗い感じのエンディングが多いですね。 Trueエンドに関しても・・・はぁ?と思ってしまったりしました。 という事で、大して印象に残らないシナリオでした。 良くも悪くも、インパクト性が欠乏しているかな・・・ 全体的なシナリオの評価としては、普通。 それでも地雷とか、買って失敗したと思う作品ではないと思います。 その分、過度な期待は禁物かと。 極端に「陵辱」「純愛」的な要素を期待してしまうと、失敗します。 |
Sound - 音楽・効果音・音声 - |
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BGMはI'veが製作。 音源はCD-DA、もしくはMIDI。 曲数は全部で14曲。 曲調は陵辱系のソフトなので暗めの曲が多いのかなと思いきや、実は半分の曲は明るめ。 そんな点からも、中途半端に純愛の入った陵辱げーだなぁ〜と感じました。 ● PickUp No.14 You're my treasure ・・・I've製作の曲だけあって流石に上手いなぁ〜 なんて風に簡単には行きませんのであしからず。 ボーカル3人で歌っている曲なのですが・・・I'veっぽくて面白くないです・・・新鮮さが全くありません。 曲自体もやけに明るいですし・・・個人的には好きになれません。 テンポは良いですけどね・・・ 効果音については特になし。 音声は女性キャラのみフルボイス。 声優さんの演技は、なかなか良かったと思います。 |
Character - キャラクター - |
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原画はDOH250Rさん。 ▼ 主要キャラクター ● 朝倉 沙緒里 主人公の義理の妹になった女の子。 芸能界に憧れを抱いていた彼女は、アイドルグループ「TWIN☆KLE」のメンバーに抜擢される。 義理の兄である主人公に対して、非常に良くなついている。 そして、本当に心からの信頼を寄せている。 夢を抱いて入った芸能界・・・しかし、権力と欲望に満ちた、芸能界の裏の世界の流れに巻き込まれていく・・・ ● 五月 女由奈 TWIN☆KLEのメンバーで、昔から芸能界で活躍してきた実力はの少女。 そのためか、オーディションで突然選出された沙緒里に対しては、あまり良い感情を持っていない。 沙緒里に対しては非常に冷たい態度を取る彼女だったが、実際は非常にレッスンなどには熱心な女の子。 ● 北条 恵里佳 TWIN☆KLEのメンバー。 才能のある彼女だが、過去のオーディションの時に、薬物入りの飲み物を使って、 オーディションを受ける他の人間を落とした過去がある。 ● 結城 舞 TWIN☆KLEとはライバルのアイドル。 かつてTWIN☆KLEのオーディションを受けたが、薬物入りの飲み物を飲まされてしまい落選。 その後、彼女は他のプロダクションからソロデビューを果たし、現在では人気も上昇中のアイドル。 芸能界の新人である沙緒里に対しては、業界の先輩として、いろいろと可愛がってくれる。 ● 大森 美憂 子供っぽいアイドル。 その外見とは裏腹に、かなり芸能界での経歴は長い。 その中で、彼女は汚い手を使って、ライバルのアイドルを蹴落とした事もある。 ● 酒井 菜恵 沙緒里の親友でお嬢様。 沙緒里が主人公の事を好きなのと同様に、彼女も主人公の事が好きらしい・・・ しかし、その気持ちは秘密にしている・・・ ● 主人公 父親が死ぬまでは、まったく芸能界への関係がなかった青年。 それまでは、彼は普通の大学生だった。 そんな彼・・・結構単純な性格というか・・・一直線な性格というか・・・ とにかく人にだまされ易いですね・・・思慮が浅いといった方が良いのかも知れません。 それでも、妹に対する思いは非常に強い所を伺わせてくれます。 それが時として、盲目な人間に変えてしまっているのかもしれません。 |
Graphics - グラフィック - |
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立ち絵の数は数種類。 塗りの方は、なかなか綺麗でした。 特に全体的にムラがあったりという事はありません。 イベントCGの枚数は75枚。 ストーリーの長さから言っても、妥当なくらいの数だと思います。 こちらの方の塗りについても、なかなか綺麗な感じで特に問題はありませんでした。 背景に関しては、それ程良いとは言えないものの、並程度のレベルだと思います。 あまり精細さを感じない背景は好きにはなれませんので。 全体的なグラフィックは満足。 そこそこ綺麗なクラスに入ると思います。 立ち絵とイベントCGとのギャップも、あまりありませんでしたし・・・ |
System - システム - |
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基本的に動作は安定しています。 修正ファイルも現在の所はないようですので、プレイする上での問題は特に無いと思います。 動作は非常に軽く、特にプレイする上でのストレスはありませんでした。 ゲームの形式は、普通の選択肢型ADV。 選択肢の数は、約20弱。 難易度もそれ程気になるものでは無いかと思います。 要所要所の選択肢の内容を見れば、誰でも分かると思います。 セーブ可能数は約20ヶ所。 シナリオの長さ、ゲームの難易度を考えると十分な数字です。 スキップは3段階用意されています。 次の選択肢までスキップするという選択肢は、なかなか良い機能だと思います。 その他の機能は、BGM、音声の切り替え、画面モードの切り替え、メッセージ表示速度の調整などです。 おまけ機能はCG回想、シーン回想、音楽回想の3つ。 ゲームシステムに対する不満点はありませんでした。 動作面、機能面についても特に問題はないと思います。 |
Total - 総評 - |
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ソフト全体に対する感想としては、あまりパッとしない作品ですね。 シナリオ、音楽、キャラクター。 どれをとって考えてみても、良い意味でも悪い意味でも抜きん出ている所がありませんので。 Hシーンも妹とのシーンばかりですしね・・・ 他の女の子は1回か2回しかないから面白くないですし・・・ うーん・・・普通。 どうせなら、もっと陵辱色を強くするとか、純愛色を強くするとか、考えて欲しかったというのが本音ですね。 それにしても・・・この作品に登場するようなアイドルって今でもいるんでしょうか・・・ ちょっとTVに出てるアイドルみたいなのとは違った感じがしますし・・・ ただ、自分がそういった情報に疎いだけなのかもしれませんけど・・・ という事で、「義妹」「陵辱」というキーワードに反応してしまった人にはお薦めできる・・・かな? |
0 20 40 60 80 100 | |||
Scenario |
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Sound |
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Character |
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Grapchics |
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System |
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70
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H |
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Main3 |
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