| 継母調教 （りふぁ〜るさん＆偃月さんのレビュー） | 評価：５〜６.５ |
| ▼ タイトル | 継母調教 |
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| ▼ ブランド | 大熊猫 |
| ▼ ジャンル | ADV+SLG |
| ▼ 対応ＯＳ | Win95/98/2000/ |
| ▼ メディア | CD-ROM |
| ▼ 定価 | \5,800 |
| ▼ 発売日 | 2000/11/02 |
| ▼ 必須CPU / 推奨 | Pentium133 MHz / Pentium166 MHz |
| ▼ 必要メモリ容量 / 推奨 | 32 MB / 64 MB |
| ▼ ボイス | あり(女性のみフルボイス) |
| りふぁ〜るさんのレビュー |
| Scenario - シナリオ - |
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| 小学生の時に、母を亡くした主人公。 深い喪失感に苛まれた彼に手を差し伸べたのは、担任の景子先生。 気弱で、いつも生徒にイジメられている新米教師だと思っていたのに、孤独に震える彼を抱きしめることで、救い出した。 そして、彼は景子先生に淡い恋心を、初恋を抱くのだった。 淡い恋心は、彼の身長が伸びるにつれて成長していき、初めは母親代わりだった景子先生を、愛する存在としてしまうのだった。 しかし、景子先生は自分とは年も違うし、人生もある、ぜひ幸せになって欲しいとその思いを断ち切ったはずだった。 だが、運命は彼に残酷な現実を突きつけた。 父親の再婚相手が、景子先生だったのである。 義母になり、景子先生から景子さんになったのだが、それを受け入れられない彼。 一度は思いを断ち切ったはず、でも、景子さんは父親に抱かれている。 愛する人が父親と、認めたくない事実は、主人公の心を荒ませて行く。 そして、主人公の心の暴走が始まる。 愛しているから、汚したいと。 そして、景子さんを犯すことにより汚していく彼。 強要される羞恥行為を、涙を流しながら受け入れる景子さん。 歪んだ思いの果てにあるものとは。 |
| Outline - あらすじ - |
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| 調教ＳＬＧが主体で、景子さんを調教していきます。 なお、『胸調教』『アナル調教』といったコマンドを選択式ではなく、コスチュームや道具などのアイコンを選択することで、そのアイテムに沿った調教が始まります。 コスプレでは、セーラー服、ブルマ＆スクール水着といったマニアの三種の神器のみならず、女教師（スーツ）、喪服といったラインナップがあります。 義母ということでエプロンは標準装備です。 スクール水着といったマニアックなものがあるのに、看護婦はなかった(笑) 道具では、ギャグ、首輪、ロープ、ローターがあり、単品でも、コスプレとセットでも使用することができます。 しかし、このセット商品、アイコンの時点で決まっています。 自由に組み合わせることできると思っていただけに、残念です。 ゲーム的には、景子さんの調教度を高めることで、選択できるアイコンが増えるので いっぱい、いっぱい景子さんを調教しましょう（＾＾）/ |
| Character - キャラクター - |
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| ●佐々木 景子 小学校時代の、担任の先生であり、主人公の初恋の人であり、今なお思いを寄せる人。 そんな主人公の思いとは裏腹に、主人公の父と結婚し、義理の母親となる。 気弱で、びびり症のため、嫌なことを嫌と言えない性格。 思いを断ち切れず、苦しみ、荒んでいく主人公の心を癒すために、自らその体を開いていくとても母性愛の強い人。 ●関 真理恵 主人公と同じ学校に通っている小学校時代の同級生。 常に自分のペースを崩さず、興味を持ったものには、何ら臆することなく接っしていく性格。 そのため、クラスでは浮いている存在である。 なぜが主人公と気が合い、不登校気味の主人公の学校での、数少ない話し相手となる。 |
| System - システム - |
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| 【 ＣＧ観賞モード 】 あり 【 シーン観賞モード 】 あり 【 ＢＧＭ観賞モード 】 あり 【 メッセージスキップ機能 】 あり（既読のみ） 【 セ ー ブ 】 16 【 エンド数 】 2 + ? 上記参照 ＣＧ観賞モード、シーン観賞モード、ＢＧＭ観賞モードは全て装備されており、 メッセージスキップ機能についても、既読のみを跳ばすことができます。 スキップについては、「Ctrl」キーで未読・既読を問わず跳ばせます。 ただし、エンディングの鑑賞モードはありません。 操作系については、ビジュアルアーツ関連のハウスということで、「ビジュアルアーツ系のシステム」となっていますので、想像できるかと思います。 何時でも何処でも、セーブ＆ロードできるので大変便利です。 |
| Sound - 音楽・効果音・音声 - |
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| ボソボソ言ってるよ。 しかも、オカンと幼馴染（？）、2人ともこれだよ。 ある意味、音声が重要な要素になっていることを認識させてくれるソフトです（＾＾； 音楽は・・・ま〜こんなもんかな？ |
| Ｉmpressions - 感想 - |
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| 音声は、もう少し何とかならんかったのでしょうか？ プレイしての第一印象です。 キャラの設定が、いつもオドオド景子さん、マイペースの真理恵さんということで喋り方が共にボソボソとなるのかもしれませんが、個人的にはダメダメでした。 シナリオも、主人公は母と死別するという不幸な出来事があったわけですが、小5ならもう少し大人でないだろうか、葬式で泣き続ける主人公をやさしく慰めてくれたとあるから小学校低学年時かと思ってました。 そろそろ、反抗期の時期で、母親離れもしているだろうに・・・ そして、義母となった景子さんへの思いを断ち切れない主人公の葛藤をシナリオでは描いているわけですが、景子さん、あなた流され過ぎです。 また、主人公の葛藤のシーンは暗いです。 愛しているから汚したい、でもその為に笑顔が失われていくということで悩む訳ですが、鬼畜でもなく、純愛というにはドロドロしていて清涼感がありません。 また、こういった義理ものでは、本番に突入するというのは重要なシーンだと思うのですが、特に特別なイベントはありませんでした。 初めは、手でとか、お口で奉仕していて、最後の一線だけは守っていたので、あるのかと思ってました。 体を嬲られたあとで、自分から挿入を懇願するイベントがあると思ったのに、残念。 個人的には、「若義母と女家庭教師と高校生（菅野響著 フランス書院刊）」みたいなのがお気に入りなので（＾＾； 全体的には、今一つ設定を活かし切れておらず、逆に設定のために作品全体が重い雰囲気に包まれていると感じました。 ただ、値段は処女作ということで特別価格ですし、またコスプレＨはなかなかに濃いのでこの点のみに目を向ければ、なかなかに良い作品です。 よって評価は５かな？ |
| 偃月さんのレビュー | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Soft Information - ソフト情報 - | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| Outline - あらすじ - |
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| 母親の葬儀の日、自分の事を優しく包み込んでくれる女性がいた。 それはクラスの担任の先生。 その日から、主人公は先生に対して淡い想いを抱き始めるようになる。 その想いを胸に抱いたまま、やがて時が流れていった・・・ ある日、父親がある女性に会って欲しいと言ってきた。 その女性こそが、かつて恋を抱いた担任の先生。 父親と元先生、主人公、その3人の生活が始まるが、主人公は上手く馴染めず、あまり家に寄り付かなくなる。 やがて、彼の行動を心配した元先生と主人公の間で、ある約束が結ばれる・・・ |
| Scenario - シナリオ - |
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| 初恋の相手であった担任の先生が、自分の父親と再婚し、一緒に生活をする事になる。 やがて、心を開かない主人公に対し、先生が彼のためなら何でもするという約束をする事から調教生活が始まるという話。 このソフトの特徴的な所は、ストーリーの雰囲気が極端に深く沈んだように感じる所ではないでしょうか。 初恋の相手が自分の父親に奪われてしまうという、設定自体がかなり重いものになっています。 登場キャラの暗い個性も手伝ってか、雰囲気が余計に重いです。 良くいえばシリアスな感じが継続しているともいえるのでしょうが、全体的に鬱な感じといった方が合っていると思います。 そのせいか、プレイしている側からすれば、かなり雰囲気に苦痛を感じるかもしれません。 鬱な人間のストーリーを見せられても、こっちが鬱になりそうですし。 ただ、調教物の割には、読ませてくれる良質なシナリオだったと思います。 調教の方にバランスが偏るのではなくて、バランスよくストーリー性を持たせる事に成功していると言えるのではないでしょうか。 エンディングの方は少し歯切れが悪かった部分があります。 各エンディングに対しての流れの部分が殆ど似通っていますし、これといって面白みもありません。 エロについてですが、汁描写は薄め。 テキストについては、イベントの数自体はかなりありますが、濃い表現ではないですね。 調教物ではありますが、感じとしてはソフトな調教といった所でしょうか。 それ程ハードな責めがある訳ではなく、コスチュームを着用してのプレイが多い気がします。 先程も書きましたが、イベントの数自体はかなり多めです。 しかし、CGの使い回しは多いですしテキストも若干変わる程度です。 それと残念な点は、登場する女性キャラは二人しかいないにも関わらず、Hイベントの数の差が大きい所。 二人しかいないのだから、両方とも調教できるようにする配慮が欲しい点ですね。 全体的に見てみると、調教物の割には、意外とストーリー性があるという事。 また、調教物として見てみると、それ程調教の楽しみを得られるものではないと言えます。 一人しか調教できないというのも中途半端で不満が残る点。 ちょっと読ませてくれる物語で、調教もおまけに出来るよ、そんな感じで見たほうが失敗しないと思います。 |
| Sound - 音楽・効果音・音声 - |
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| BGMはPCM。 曲数は全部で9曲と少なめです。 ● PickUp [ 愛しているから、汚したい ] [ 悲哀 ] 全体的には聞き易くて良い感じの曲が揃っているのではないでしょうか。 ただ、残念な事に曲数が少ない点は残念ですね。 効果音については特にありません。 音声については女性キャラのみフルボイスです。 演技の方ですが、あまり上手いとは感じませんでした。 どことなくぎこちない感じがしますし、違和感が余韻の中に残りました。 |
| Character - キャラクター - |
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| 原画は天櫻みとのさん。 ● 佐々木景子 [ ささき けいこ ] 主人公の元担任の教師。 あまり強気な性格ではないが、誰に対しても優しく接してくれる。 数年ぶりに再会した初恋の女性は、自分の父親の再婚相手として戻ってきた。 そして、次第に父親と先生の関係に苦悩していく主人公・・・ ● 関 真理恵 [ せき まりえ ] 主人公の同級生で、かつて同じクラスだったことがある。 あまり明るい性格ではないようだが、時折鋭い勘を働かせる事も。 近くに居ても、普段は殆ど会話を交わしたことの無い女の子。 しかし、ふとした事で彼女の方から話し掛けてくることに・・・ ヒロインは二人しかいません。 特徴的な点といえば、二人ともハッキリしない性格といった所でしょうか。 一番インパクトのあるキャラといえば、主人公の父親の外見。 |
| Graphics - グラフィック - |
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| 立ち絵はジャギーの処理もされているので線は綺麗です。 塗りの方も無難な感じですね、影の感じとかも。 イベントCGの枚数は60枚。 パターンが違う物を含めると約80枚程度になります。 イベントCGの塗りの方も、無難な感じがします。 これといって不満点もなければ、それ程良いとも感じなかったり。 背景はあまり精細さが見られませんでしたね。 大雑把な印象を受けました。 全体的にはそれ程凄いという感じはしませんでしたね。 ただ、総じてレベルは高めといった所でしょう。 |
| System - システム - |
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| ビジュアルアーツ系のシステムで、ゲームシステムには特に不具合はなし。 全体的な動作も軽く、プレイしていて問題があるようには感じませんでした。 ゲームは選択肢型のADVパートと調教SLGのパートがあります。 通常場面の選択肢と、調教イベント内の選択肢で展開が変わるようです。 難易度はあまり高くはありませんが、CG、シーンの回収に若干迷うかも知れません。 セーブ可能数は16箇所。 分岐点はあまり多くないので、それ程必要に感じる所もないと思いますので、この数で十分だと思います。 スキップは強制スキップと既読スキップの二つ。 スキップの速度は速くて快適です。 画面モードはフルスクリーンとウィンドウモードの両方に対応。 音楽関係の機能は、BGM、効果音の音量調整が可能。 メッセージ関係の機能はフォント変更、表示速度の変更が可能。 画像表示関係の機能はエフェクトの調整が可能。 その他の機能は、名前変更、ウィンドウ背景、ウィンドウ枠の変更が可能。 おまけ機能は、CG回想、音楽回想、シーン回想がついています。 全体的には、機能が非常に充実しているので、殆ど文句はありません。 また、安定性も高めなのでこれについても文句はありません。 ただし、キーボードを使用しての操作範囲が限られている所は残念。 非常にゲームシステムとしては信頼性の高さを誇っていると思います。 |
| Total - 総評 - |
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大熊猫さんの処女作。 |
| 0 20 40 60 80 100 | |||
| Scenario |
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| Sound |
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55
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| Character |
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45
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| Grapchics |
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75
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| System |
:
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| H |
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70
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| Main3 |
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50
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| Total |
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65
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