顔のない月 (偃月さん&TITANSのレビュー) | 評価:6.5〜9 |
▼ タイトル | 顔のない月 | |
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▼ ブランド | ROOT | |
▼ ジャンル | 情愛育成SLG+ADV | |
▼ 対応OS | Win95/98/2000 | |
▼ メディア | CD-ROM | |
▼ 定価 | \8,800 | |
▼ 発売日 | 2000/12/28 |
修正ファイルがアップされています。 ファイルを当ててからプレイしてください。
TITANSのレビュー |
Scenario - シナリオ - |
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主人公は、信州の名門である倉木家の遠縁にあたる。 養父母が死んだ夏、二人の遺言に従って山奥深くの倉木本家を訪れた。 10数年ぶりに訪れた豪奢な館で、彼は突然美しい未亡人から驚くべき事実を告げられる。 主人公は未亡人の娘・鈴菜の夫であり、倉木家の次期当主だというのだ。 その事実は鈴菜にとっても突然の話で、綺麗な花嫁はなかなか主人公の言うことを聞こうとはしない。 しかし、「当主」の主人公は、鈴菜に無理矢理言うことを聞かせても、誰にも邪魔されない。 さらには、館に住む鈴菜以外の若い娘に、「当主」の権力を行使してもいいのだ。 こうして情欲の赴くままに行動しているうちに、主人公は倉木家の大きな秘密に気づくことに・・・。 |
Sound - 音楽・効果音・音声 - |
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音楽:あ・・・思ったより良かった。 シーンにあった曲で雰囲気を盛り上げてくれました^^; 主題歌はトルゥーエンディング時のみ流れるので、どれがトルゥーなのかはすぐわかるけど・・・ 最初バグで俺だけ流れたいないのだと思っていた・・・ この件もそうだけど・・・資料集とかは豪華なんだが、説明書をきちんと書いてくれT-T 音声:鈴菜があってね〜と最初思っていたけど慣れると違和感がなくなってくる。 後のキャラは良かったね^^; 特に沙耶香良かった^^; 男性陣もしゃべるのは好印象^^; ただ、しゃべるシーンとしゃべらないシーンがある。 せっかくの2枚組なんだからすべてのシーンでしゃべって欲しかったヽ(;´Д`)ノ |
Graphics - グラフィック - |
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思わずこういうコーナー作ってみたりして・・・^^; やっぱ綺麗だね^^; 美しいね^^; グラフィック枚数も多いし^^; それにしてもなんだね・・・CARNELIAN作品には結構美少年との○○シーンがあって、しっかりこの作品にもあるんだけど・・・ CGが綺麗なためか違和感がない! やばいのか俺^^; すんなりと受け入れてしまったぞ^^; |
System - システム - |
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【 CG観賞モード 】 あり 【 Hシーン観賞モード 】 あり 【 BGM観賞モード 】 あり 【 メッセージスキップ 】 あり 【 セーブポイント 】 16 修正ファイルがアップされています。 ファイルを当ててからプレイしてください。 CG観賞モード BGM観賞モード Hシーン観賞モード メッセージスキップ 有り ま〜何も問題ありません^^ 後個人的にフルスクリーンはやめてくれヽ(;´Д`)ノ |
Total - 総評 - |
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アイルのリバ原さんの前でも、「好きな原画家さんは?」という話しになった時「CARNELIAN女史です!」と答えた俺! さすが俺! 凄いぞ俺! そう俺はCARNELIAN信者なんだ〜〜!! CARNELIAN作品は、ちまたでは地雷ゲームが多いと言われているが(LIBIDOと共に^^;)CG集でも買うつもりなのだ! 作品のクオリティーを上げる為、発売元のホビボックスに音声を入れと言われた(?)為、パッケージの印刷ミスの為と発売延期を繰り返そうが、もち購入決定済みのこの作品。 秋葉を始め各都市で品切れ続出になりながらもゲットする^^; 良かった^^; ちゃんとゲームになってる。 シナリオも思っていた以上に良い。 しかもきちんと使える(なんに?^^;) (゜ー゜)(。_。)(゜−゜)(。_。)ウンウン こうでなくちゃ〜〜^^; 張り切ってレビューしよう^^; さて物語りは美少女ゲーム定番の館メイドもの^^; メインヒロインの鈴菜と二人のメイドとのお話しですな。 しかし、難しいヽ(;´Д`)ノ いや、それぞれのEDを見るだけなら、選択肢で逢えるだけ逢って普通に対応してれば簡単なのだが、全てのエンディングやCGを見ようと思ったら攻略本は必須ですな(いや、俺だけかもT-T 私はバッドエンドばかり繰り返していたヽ(;´Д`)ノ) よって途中からは攻略本みながらのプレイです(ぬるゲーマー^^;) んで、内容・・・これはEVAか?^^; やっていけば、行くほど、彼(彼女)って何者? あの意味は? と謎が深まっていく・・・う〜っむ・・・ ま〜これはトルゥーエンディングを見ればある程度は解決するんだけど、まだ解決していない部分もある・・・ 謎が謎を呼ぶ(ちょっとおおげさ^^;)なつくりだね^^; シナリオもきちんと書き込めれているし、Hシーン時の文章も割と良かった。 ま〜買って良かったといえる作品でした^^; それにしても題名のつけ方も良かった。 主人公の病気(?)で女性の顔(表情)が見えない(憶えれない)。 ぜんぜん作品と関係ないような・・・、もしくは直接的な題名(凌辱〜・鬼畜〜・お姉さん〜・コスチューム系とか)が多い中で説得力のある題名だった。 10点満点で言うと、8〜9な作品だけどCARNELIAN信者なんで9決定^^; おすすめキャラ:「栗原 沙耶香」 TITANSから一言:「俺はカーネリアン信者だんだ〜〜!!ので許して^^;」 |
偃月さんのレビュー | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Soft Information - ソフト情報 - | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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Outline - あらすじ - |
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養父母の死をきっかけに遠縁の倉木家に訪れる主人公。 しかし、主人公は疲れからか、 倒れてしまう。 主人公は目が覚めた時、知らない 部屋のベッドの上で介抱されていた。 その時に初めて出会ったのが鈴菜だった。 次の日、彼に告げられたのは、倉木家の当主になる事、そして鈴菜を許婚とする事だった・・・ その事実に戸惑う主人公だが、彼は当主になってみる事にする・・・ |
Scenario - シナリオ - |
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養父母の死をきっかけに、遠縁の倉木家を訪れた主人公。彼は、突然当主となる事の決断を迫られる。 果たしてそれの意味するものとは・・・ 舞台は倉木家の敷地内、そして屋敷の周辺。 舞台は、随分と閉鎖的な空間の中でのストーリーですが、舞台とは違って、なかなか物語の深さはあったと思います。 サイコ、サスペンス、ホラー、ロマンスと、様々な要素が絡み合っていてストーリー自体は面白い物になっています。 前半は屋敷内の人間との恋愛の場面が多め。 特に顔のない月の核に触れるような異常な物語が展開されるわけでもなく、屋敷内の人間への疑念を芽生えさせる感じ。 ただ、特徴的なのがHシーンの多さ。 物語性の強いソフトで、これほどHシーンが多いのは注目すべき点ではないでしょうか。 後半は前半とは打って変わって、屋敷内の秘密の確信に近づいていきます。 徐々に露になる秘密。 伝わる緊迫感。 そして異常性。 キャラクターに関してですが、あまり魅力的なインパクトのあるキャラはいなかったように感じます。 あまり特徴的なのがいないのか、それ程印象はありませんでした。 ヒロインは3人いますが、ストーリーの基本的な道筋は一つなものの、それなりに枝分かれしていたように感じます。 ただ、このソフトで特徴的なのは難易度の高さ。 普通に、各ヒロインとのエンディングを一つ、ないし二つぐらいを見る事は可能です。 しかし、大変なのはCG回収とシーン回収。 そして、何より大変なのがTrueエンド。 条件は全てのTrueエンド以外の全てのエンディングを見る事。 そこへ辿り着くまでに、数回のプレイをしなければなりません。 結局何度も見ているうちに同じシナリオを何度も見させられます。 当然そこから起こってくるのがマンネリ化ではないでしょうか。 エンディングに関しては約20ぐらい(Bad含む)あるらしいのですが、最終的に見る事の出来るTrueエンド、 これにあまり面白みがない所が痛い所。 かなりの時間をかけて見る事の出来るエンディングとしては軽いと思います。 それでも、最後の最後までHシーンに絡めて行く所が良い所だとは思いますが。 それと、この作品の最大の特徴は、やはりホモシナリオ。 個人的にはまったく興味がないので、あれはどうかと思います。 せめてHシーンを見るか見ないかの選択ぐらいさせてくれても・・・と思いました。 あまり見ていて気分的に良い物ではないので・・・ Hシーンに関しては、非常に量が多いというのが印象的。 全部で大体50ぐらいはあるのでしょうか、とにかく量は多いです。 ただ、意外にも内容はそれ程濃くなかったように感じました。 それでも男とのHシーンがあるので注意。 総合的なストーリーの感想は、顔のない月の持っている雰囲気、世界観は好き。 ただ、ホモシナリオ、エンディングの薄さ、軽易さが気になる点。 |
Sound - 音楽・効果音・音声 - |
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曲数は全部で24曲。 ストーリーの長さから考えると、ちょっと物足りないといった感じ。 一通りの曲がそろっていて良いですが、曲のレベルは並。 良いと思った曲は特にありません。 それと、EDテーマ曲である「顔のない月」だが、あれは好けませんでした。 曲の雰囲気が80年代後半、ないし90年代前半の歌謡曲を匂わせている感じ。 ボーカルの声も古臭い感じがしますし、あれは渋い歌い方とは思いませんでした。 効果音についてのコメントは特になし。 音声は女性のみ入っていますが、音質が悪かったと思います。 それと、音声が途中で切れてしまう事が良くあるので感じは良くないですね。 |
Character - キャラクター - |
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原画はCARNELIANさん。 ● 倉木 鈴菜 倉木家のお嬢様。突然、羽山浩一(主人公)の許嫁にされる。 性格は明るい良い子だが、恋愛には少し奥手。 倉木家の巫女。 ● 春川 知美 住み込みで働く女の子。性格はおとなしめ。 彼女のおじいさんが倉木家の主治医。 ● 栗原沙也加 住み込みで働く女の子。性格は明るい女の子。 春川 知美とは対称的な感じ。 キャラクターの個性はあまり感じませんでした。 それ程インパクトのあるキャラではなかったです。 |
Graphics - グラフィック - |
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立ち絵のポーズの数は数種類。 塗り方はかなり綺麗。 イベントCGの枚数は126枚。 イベントCGの塗り方についても、全体的に綺麗。 背景に関しては、たまに雑だなと感じる部分もありますが、評価は良。 全体的な塗りは非常に上手いと思います。 そういった点では流石。 |
System - システム - |
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修正ファイルが出ているので使用を強く薦めます。 まず一言、最悪。 一応動作はしますが、非常に重く感じました。 それと、ゲーム終了後に違和感が残ります。 途中でフリーズする事も多数。 音が出なくなる事も多くあります。 セーブ可能数は約10ヶ所。 ハッキリ言って、全然足りませんね。 これだけの高難易度なのだから不満が残ります。 セーブデータの格納場所も微妙な所。 Windowsフォルダの中に格納するのはやめて欲しいですね。 さらに不満があるのが、システムデータのセーブ場所。 レジストリに書き込むのはやめて欲しいです。 画面モードですが、フルスクリーンのみ。 非常に使いにくいです。 音量調整、テキスト表示の切り替えが可能。 おまけ機能は、CG、Hシーン、音楽の3つ。 機能的にはあまり文句はありませんが、安定度が最悪に近いです。 ある意味、機能がなくて安定しているシステムよりも達が悪いですね。 非常に憤りを感じるシステム。 |
Total - 総評 - |
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感想としては、ちと長すぎるというのが本音です。 でも、これだけHシーンが多いのは評価。 それにしても、あのエンディング曲は何とかならないんですかね? 個人的には、あれ中○明○にみたいに聞こえるんですけど・・・ ・・・どこのおばさん?(汗 ということで、若干の時代の違いを感じつつ、顔のない月は終了。 これを攻略された方、ご苦労様としか言いようがないっす。 |
0 20 40 60 80 100 | |||
Scenario |
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■■■■■■■■■■■■■■ | 70 |
Sound |
:
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■■■■■■■■■■ | 50 |
Character |
:
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■■■■■■■■■■■■ | 60 |
Grapchics |
:
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■■■■■■■■■■■■■■■■■ | 85 |
System |
:
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■■■■■■ | 30 |
H |
:
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■■■■■■■■■■■■■■■■ | 80 |
Main3 |
:
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■■■■■■■■■■■■ | 60 |
Total |
:
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■■■■■■■■■■■■■ | 65 |