果てしなく青い、この空の下で… (まーくん&うるず&偃月さんのレビュー) | 評価: 7.5〜8.5 |
▼ タイトル | 果てしなく青い、この空の下で… |
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▼ ブランド | TOPCAT |
▼ 対応OS | Win95/Win98 |
▼ メディア | CD-ROM |
▼ 定価 | \8,800 |
▼ 発売日 | 2000/06/30 |
▼ 必須CPU / 推奨 | Pentium90 MHz / Pentium166 MHz |
▼ 必要メモリ容量 / 推奨 | 16 MB / 32 MB |
▼ 解像度 / 色数 | 800*600・65536色 |
▼ 音源 | CD-DA、WAV |
まーくんさんのレビュー |
Scenario - シナリオ - |
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いつか…ふと思ったことがある。 俺の胸の中で永遠に繰り返されるであろうこの物語は、実は俺たちだけが見た幻では無いだろうか…。 安雲学園が閉鎖となった年、俺達は移りゆく季節の中でお互いの大切さを確認しあった。 現実とも幻想とも言えないあの時間の中では、それだけが自分の存在を確認できる唯一の手段だった。 夢であれ幻であれ、俺はこの事を忘れはしない。 彼女が俺を優しい笑顔で見つめてくれるなら、俺は何よりそれが一番大事だから…。 |
Character - キャラクター - |
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芳野雨音(よしの あまね)
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System - システム - |
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【CG鑑賞モード】 あり 【メッセージスキップ】 あり 【セーブポイント 】 90 しおりが3つあり、それぞれに30箇所あります。 クリア情報はしおりごとに違うので、1つのしおりを使いましょう 始業式のイベントから始まり、5人のヒロインの物語へと分岐していきます。 共通のイベントでも、選択したヒロインによってまったく違った視点で展開されるため、初めてのプレイよりも2度目のプレイのほうが、「なるほど!あのときの彼女は、そんな状況だったのか。」といった推測ができ、自然に複線を楽しむことが出来ます。 |
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この作品の売りはなんといっても各所に使われている効果音でしょう。 川のせせらぎなどが作りこまれていて、効果音が流れるところは音楽が流れず その音が四季の移り変わりやその場の雰囲気をよく出しています。 CGについては全体的に少ないですが、Hシーンは純愛系なのにハード系が多い。 シナリオはヒロイン達の心の描写が非常にうまく、物語の世界に引き込まれます。 Happy、Badの両ENDそれぞれが読み応えがあり、あえてBadも読む気にさせます。 さらに各シナリオクリア後のオマケシナリオも幾つか用意されており完全クリアすると専用HPのアドレスが出ます。 まあ純粋にシナリオを楽しむタイプでしょう。泣かせます。 一部では螺旋を超えるとうわさされている作品ですが、個人的にいわせてもらうと『そいつはどうかな』って感じですな。 ですが全体的にまとまって良い作品だとおもいますよ。 評価 8.5くらいかな。 おすすめキャラ:芳野雨音 |
うるずさんのレビュー |
System - システム - |
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まーくんさんもいってますが、しおりはひとつの物を使いましょう。(痕みたいに) ハードディスク必要量は、約500MB。 既読スキップを搭載してます。 ちゃんと未読のとこでは止まってくれるので便利! かなり重宝したのが次の選択肢までとぶってやつで、テキストの高速化ではなくほんとにとびます(^^;)これも便利! しゃべる人ごとにテキストの色が違うのもナイス! あとはじめてみたのが文章表示が、縦書き・横書きって選べることです。 自分は小説感覚で縦書きでやってました。 オートもあるんでただみてただけ (^-^ こうしてみるとかなりいいもの持ってます (^-^ |
Sound - 音楽・効果音・音声 - |
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音楽は全体的にレベル高めです。 そして何より特筆すべきはSE! 河のせせらぎや、電車の揺れる音や、風のふく音などでゲームを盛り上げてくれます。 なんとSE総数45個!そして極力音楽はそういった場面では停止してます。これも好感触 (^-^ でもサウンドモードはありません ヽ(´Д`)ノ 音声はありませんヽ(´Д`)ノ |
Graphics - グラフィック - |
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なんだろう?この絵は? 自分的には好きでも嫌いでもないといったところ。 塗りは水彩画みたいな感じでこれもまた好きでもなく嫌いでもない。 CG枚数はちょいすくなめ。 |
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最初、自分はこのゲームをパッケージから見て、「あ〜こりゃどことなくノスタルジックな気分に浸らせてくれそうな雰囲気をかもしだしてるっぽい」と思い手にとったのですが・・・。 それは大間違いでした。(T T シナリオは始業式・春・夏・秋・冬の5パートに分かれていて、選択肢で各ヒロインに分岐していくという基本的なADVです。 物語は始業式・春は共通なんですが、夏からは各ヒロインのシナリオに突入していきます。 春までは何気ない日常がすぎていきます。 ほんとここまでは自分の期待通りだったのに・・・ (^-^; 夏になると各ヒロインに大抵告白されます。 この主人公はみんなに好かれてる人気者です(^^;) すべてのヒロインが主人公に好意をもってます。 よってたいして苦労せずに恋人になれるのですが・・・ 秋になると急速に物語は加速していきます。 地主の堂島という輩がいるんですが、こいつほど最低なやつは見たことねぇ!ってぐらい最低なやつで、自分はこいつが死ぬのを常に希望してました(ぉ この作品は伝奇物です。 しかも大変きついやつです。 人がばったばた死にます。 それでも秋からその村に伝わる「ヤマノカミ」に関する謎を解いていきます。 各ヒロインが全て違う謎を抱えているんで、全員クリアしないと何が何だかわかりません。 冬はただテキストをながめてるだけで終了します。 BADの分岐は秋で完了してますので、この作品はBADも見る価値あります。 忠告として八車 文乃は最後にやったほうがいいです。 まさに締めのシナリオ。 こやつを先にすると多分にネタバレを含むシナリオがあります。 |
Total - 総評 - |
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やっぱりこういう重い話は少々苦手な物であまり好きになれませんでしたが、面白かったのもまた事実(あれ^^;? あと気になったのがこの作品、主人公の心理描写のテキストが大量にあります。 よって私は途中で読むのに疲れてしまいました(^-^; かなりなかだるみしてしまいました、この点は大きなマイナスです。 それと修正ファイルをあてないとエンディングフラグで問題が発生するらしいので必ず当てましょう ネタバレ開始! しおりにクリアしたヒロイン達の顔が出るんですが、BadとHappyで表情が違います。 それをみんなHappyの表情にするとおまけシナリオ(ギャグ)が追加されます。 こういうノリ、自分は好きなので最後はすっきり終われました。(^-^ ネタバレしゅうりょ〜〜 評価:なんだかんだいって8点 システムや音楽が大きいです。 人に勧めれるぎりぎりの線の作品。 おすすめキャラ:誰か一人を選べといわれたら 芳野 雨音 最後に一言:「なかだるみは最大の敵です(断言)」 |
偃月さんのレビュー | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Soft Information - ソフト情報 - | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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Outline - あらすじ - |
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ある日、学園の先生からある話を聞かされる。 それは今年を最後に学園が閉鎖されるという事。 残された僅かな時間を、互いに良い思い出を残すために共有するみんな。 村の開発の流れ、悪の代議士の権力。 次第に幸せな時間を歪んだ物へと曲げられていく人々。 果たして、共有できる時間の限界が刻一刻と迫る彼らは、どんな時を過ごすのだろうか。 |
Scenario - シナリオ - |
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廃校を一年後に控えた学園の生徒達。 村の開発の波に翻弄される、彼らの残り最後の一年間の物語。 学園閉鎖の決定を知らされた生徒達が、残り僅かとなった仲間と共有できる時間を、 前向きに過ごして行こうという感じで話は始まります。 しかし、安曇村や彼らの下に忍び寄る、開発の波と悪徳代議士の手。 そこから、次第にストーリーの雰囲気に緊迫感が生まれてきます。 そして、徐々に見えてくる伝奇の部分。 季節毎に章立てされ、別けられているこのソフト。 一つ一つの季節を、好きな女の子と共に歩んでいく姿は、印象よく伝わってきました。 それは、学園閉鎖までの時間が限られているのだという事を忘れずに感じさせてくれる部分でもありましたし。 各キャラとのエンディングを迎える事で、一つの物語は一応の完結を見せます。 しかし、全てのエンディングを迎える事で、最終的に大きな謎を解き明かすといったタイプのストーリー。 自然が在りのままに残る、素朴な田舎の村の近代化という現実的な話題。 宗教や呪い、伝承といった非現実的な話題。 その二つが上手く絡み合っていて、それに自然な感じでエロ要素が組み込まれています。 安曇村に秘められた数々の謎について、次々と興味や探究心が掻き立てられるような展開。 このソフトの特徴としては、全てのシナリオを見るまでに前半から後半まで飽きない展開になっている所が挙げられると思います。 それは、攻略を目標とするキャラのシナリオによって、微妙に他のキャラの運命、設定が変わる点。 上手くプレイする側を惹きつけるシナリオだなと思いましたが、全体的に説明不足な部分が多く残っていた気がします。 多くは伝承などの非現実的な話題に対しての説明についてですが。 ただし、何から何まで全て説明してしまうというのも可笑しな話。 深い謎は謎のままに残しておく部分が、また上手い終わらせ方だし、粋だなと思います。 全てが不可思議な現象であるのだから、それを全て理解できるように説明するというのも変な話ですし。 これは、人それぞれ好き嫌いがある部分だと思いますが、自分はそう考えるようにしました。 エンディングについて。 ストーリーの結び方としては、なかなか面白いかなと。 それは、HappyエンドとBadエンド、二種類のエンディングに両方納得できる部分がある所。 どちらのエンディングに辿り着いたとしても、それ一つの結末だと受け入れる事が出来るだけの根拠ある展開を見せられます。 対称的なエンディングについて、両方で納得できるシナリオって少ないと思います。 それだけに、改めてよく作りこまれたシナリオという感じがします。 Hシーンについてですが、シーンへの導入場面については、それ程違和感を感じる事はありませんでした。 テキストやシチュエーションも結構Hな感じ。 例えば、主人公と女の子が脅迫されて強引にさせられたり、言葉で責めれたり。 ただ、そこで残念なのが、あまりにもCGがHな感じがしない所。 凌辱シーンと普通のHシーンとは半々程度なのは良い点だと思います。 ただ、いくら凌辱シーンでも、視覚的な物があまりそういう雰囲気を漂わせていないので、あまりHな感じはしません。 ただ、ストーリー全体の雰囲気を考えると、これぐらい良かったかなという気がしますけど。 全体的に、読ませる為の努力をしているように感じました。 そのせいもあってか、自分としては純粋に読み物としても面白く楽しめました。 |
Sound - 音楽・効果音・音声 - |
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BGMは、PCMとCD-DA。 曲数は35曲。 シナリオの長さから考えると、かなり多いですね。 曲調は、静かな感じの曲が多いです、それと暗い感じや不気味な感じの曲が多いです。 ただ、全体的に雰囲気と物凄くかみ合った感じの曲が揃っています。 ● PickUp [ タイトル ] [ 楽しみ ] [ 告白 ] [ 藍がいない ] [ 猫 ] [ 月食 ] [ nikoensis - 追想 ] [ おまけ ] 以上の曲名は、オリジナルサウンドトラックのリストから引用しました。 「和」を感じさせてくれる曲が特徴的。 音楽のレベルは、なかなか高めではないでしょうか。 ED曲の[ nikoensis ] ですが、物語の雰囲気とピッタリ。 多少リズムを外しそうな部分はありますが、歌手の歌唱力も納得出来る歌です。 [ おまけ ] についてですが、これは冗談ではなくて。 民族的な感じで、個人的には好みの音です。 優れた音楽を使用していますが、何よりも一番重要なのは「無音」を使用した演出ではないでしょうか。 基本的には、あまりゲーム内でBGMが流れる場面は多くありません。 その代わりに多用されているのが、余計なBGMを流さずに、効果音を流す形の演出。 ストーリーの雰囲気と一致した、虫の鳴き声、風の音、川のせせらぎ。 そういった、自然のサウンドをBGMとして使っている事で、より作品の雰囲気を身近に感じる事が出来ました。 無音や効果音による音楽面での演出が、このソフトの雰囲気を上手い物にしていた気がします。 ただ欲を言ってしまうと、一つ一つの効果音が短いという事でしょうか・・・ ちなみに音声は入っていません。 |
Character - キャラクター - |
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原画はたかみちさん。 ● 芳野 雨音 [ よしの あまね ] 両親が行方知らずとなり、一人で暮らしている。 静かで人に対しても優しい性格。 一人暮らしをしている彼女は、自分で生活費を稼いでいた。 しかし、ついに金銭的に苦しくなった彼女は、堂島の屋敷で働く事に・・・ ● 穂村 悠夏 [ ほむら ゆうか ] 村にある穂村神社の家の一人娘。 明るい性格だが、主人公の行動に対して敏感な反応を見せる。 堂島に土地を狙われてしまった穂村神社。 彼らの悪質な嫌がらせに、彼女と父親は悩まされていた・・・ ● 八車 文乃 [ やぐるま ふみの ] 村に住む有名な画家の一人娘。 人とはあまり喋らないクールな性格で、明日菜以外とはあまり喋らない。 村に伝わる伝承について調べている彼女。 次第に、彼女の調べ物に主人公も加わることに・・・ ● 松倉 藍 [ まつくら あい ] 松倉商店の双子姉妹の一人。 明るい性格で、主人公や悠夏に対しては特に懐っこい。 異様なまでに、猫に固執する彼女。 やがて、一軒の廃屋で事件が・・・ ● 松倉 明日菜 [ まつくら あすな ] 松倉商店の双子姉妹の一人。 藍とは反対で、人とはあまり話さずにおとなしい性格。 読書や小説を書く事が好きな彼女。 そんな彼女の傍には、いつも文乃がいた・・・ 何といってもやっぱり文乃でしょうか。 全体的には地味な感じに見えますが、実はかなり存在感もある魅力的なキャラ達。 主人公も結構いい人っぽいので好感が持てました。 |
Graphics - グラフィック - |
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立ち絵についてはジャギー処理もされていて、綺麗な感じがします。 塗りはあっさりとした感じがしますが、落ち着いた雰囲気が出ています。 イベントCGの枚数は118枚。 話の長さから考えても丁度良いくらい。 キャラ毎のCGの枚数のばらつきは、あまりありません。 HシーンでのCGの枚数は1枚〜2枚程度。 イベントCGの塗りについては、立ち絵と同じようにあっさりした感じにも見えますが、落ち着いた雰囲気。 水彩のような塗り方で、独特な感じがします。 好きな人、嫌いな人、両極端に好き嫌いが別れる感じのCGです。 自分は結構好きな方ですけど・・・ 背景に関しては、なかなか精細に描かれているように見えました。 塗りに関しても、綺麗な感じで、作品の雰囲気とも合っていました。 グラフィックに対しての全体的な感想としては、独特な雰囲気が魅力的な感じ。 ただし、人を選ぶというのはいえる事だと思います。 |
System - システム - |
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ゲームシステムについては、特に不具合は無いようです。 ただ、音楽関係の修正ファイルが出ていますので、使用してからプレイしましょう。 全体的な動作は、比較的軽め。 ゲームの形式は、選択肢型ノベル。 各季節ごとに、一つの章として成り立っています。 選択肢の数は約15ヶ所で、難易度は比較的高めな部類に入ると思います。 ただし、それはエンディングを見るためにはという事で、CGの回収は特に難しくはありません。 セーブ可能数は30ヶ所。 難易度と選択肢の数を考えても、特に問題はないと思います。 ただ、このソフトで特徴的な所として、3つのプレイ履歴を作る事が可能です。 誰を攻略して、Happyで終えたかBadで終えたか、それを記録し、纏めておく物です。 よって、総合計では90ヶ所という事になります。 スキップは既読スキップが可能。 ただし、文章をスキップしている間はメッセージも画像も表示されません。 画面モードはフルスクリーンとウィンドウモードに対応。 音楽関係の機能は、5段階の音量調整、音質の設定が可能。 メッセージ関係の機能は、アンチエイリアス機能の切り替えが可能。 画像関係の機能は、画面効果の切り替えが可能です。 その他の機能は、CG回想とおまけシナリオがあります。 おまけシナリオを見るには、全員分のHappyエンドを、Badエンドを見ないでクリアする事が条件。 そこまでシビアに設定しなくても・・・とは思いますが、このおまけは必見。 全体的に見ると、あまり機能は豊富ではありません。 スキップが使いにくいというのと、シーン回想、音楽回想がないという点に不満あり。 やっぱり、何といっても文章履歴が見れないのが痛かったです。 ちょっと振り返って考えてみよう・・・そういう事が出来ませんから。 |
Total - 総評 - |
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全体的に見ると、バランスも良くとれていると思いますし、出来の高い作品だと思います。 ちょっと原画やCGの出来について賛否両論になってしまいそうな感じがしますが、それでも面白い作品。 伝奇物好きな方なら、多くの方が満足されるのではないでしょうか。 うーん・・・やっぱり自分は伝奇物に弱いですね。 読み物としても、どうしても面白い感じがしてしまって・・・ でも、やっぱり上手かったのは演出面での「無音」や「効果音」でしょうね。 大部分のソフトに言える事でしょうが、少しBGMをダラダラ流しすぎだと思います。 明るい雰囲気の場面に、無音なんて持ってきてもしょうがないんですけど。 ノスタルジックな感じのストーリーだったからこそ、上手く無音の効果が発揮された感じですね。 上手いなぁ・・・って感じたのは、そういう雰囲気の盛り上げ方でしょうか。 それと、独特な感じの音楽も好きです。 猫の鳴き声が入ってたり、和楽器のような音を出してみたり。 独特な音色を出しているからこそ、他のソフトとは、まったく一線を異なる物としたソフトにも感じました。 何はともあれ、やっぱりシナリオ。 ヒロインが痛いことになるのが嫌いな人にはきついかも知れませんが、大丈夫な人には面白いと思います。 |
0 20 40 60 80 100 | |||
Scenario |
:
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■■■■■■■■■■■■■■■■■■ | 90 |
Sound |
:
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■■■■■■■■■■■■■■■■ | 80 |
Character |
:
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■■■■■■■■■■■■■■■■■ | 85 |
Grapchics |
:
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■■■■■■■■■■■■■■ | 70 |
System |
:
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■■■■■■■■■■■■ | 60 |
H |
:
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■■■■■■■■■■■■■ | 65 |
Main3 |
:
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■■■■■■■■■■■■■■■■■ | 85 |
Total |
:
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■■■■■■■■■■■■■■■ | 75 |