同棲 (偃月さんのレビュー) | 評価: 2.5 |
▼ タイトル | 同棲 |
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▼ ブランド | タクティクス |
▼ ジャンル | 育成シミュレーション |
▼ 対応OS | Win95 |
▼ メディア | CD-ROM |
▼ 定価 | \7,800 |
▼ 発売日 | 1997/05/23 |
Soft Information - ソフト情報 - | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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Outline - あらすじ - |
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ある日偶然にもぶつかった女の子。 それが彼女との出会いだった。 そして、偶然の出会いから二人は付き合うようになり、いつしか同棲するまでの関係に・・・ 果たして、二人の同棲生活の行方は・・・ |
Scenario - シナリオ - |
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恋人との同棲生活を描いた育成シュミレーション。 恋人との同棲生活を楽しみながら、彼女との性生活をどうしていくか、概要はそんな感じです。 ストーリーはアルバイト → H → アルバイト → Hといった感じで進んでいきます。 Hシーンが多いのは良いと思うんですが、CGの使いまわしの激しさもさる事ながら、テキストの使いまわしも激しいです。 日常のアルバイトのシーンは、終始一貫してテキストが同じなので、つまらない事この上ないゲームです。 エンディングの正確な数は不明ですが、約10種類ぐらいは存在します。 それぞれのエンディングを見るためには、最初からプレイしないと難しいと思われるので、恐ろしく大変な事になります。 最初からプレイして、全部見るだけの物なのか?言われると・・・ちょっと「YES」とは言い難いですね。 Hシーンに関してですが、色々なシチュエーションがあります。 例えば、水着を着てだとか、裸エプロンで等。 ただ、どこでそれらのイベントが発生するかも定かではないので・・・ 一応、毎日Hイベントをこなす事はできますが、毎日毎日同じHシーンを見せられても、あまりエロさは感じません。 ちょっとHイベントが面倒くさくなってきたりも・・・ 数自体はかなり多いとは思いますが、何よりもCGの使いまわしの多さは酷いものがあります。 それに、テキストの使いまわしもかなりのものが・・・ 全体的には、極度な疲労感が襲ってくる作品。 シナリオを読んでいて全く面白くないです。 恋人を育成していくっていうのは良いんですけど、Hシーンも同じ物ばかりですし。 これでは飽きられても仕方がないって思います。 とにかく、一般的には面白くないと思われる作品だと思います。 勇気と時間のある方だけしかやらない方が良いでしょう。 |
Sound - 音楽・効果音・音声 - |
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BGMはMIDIとWAV。 曲数は15曲。 ゲームの長さから考えたら、かなり少ないです。 曲調は明るい曲が多いですが、シリアスな感じの曲も2、3曲。 ● PickUp Ds11.wav Ds12.wav 全体的に明るい曲が多いです。 同じ曲の繰り返しが多すぎて、飽きる事は必須ではないでしょうか。 効果音はなし。 音声は入っていません。 |
Character - キャラクター - |
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原画は樋上いたるさん。 ▼ 主要キャラクター ● 主人公の彼女 学生時代からの付き合いで、同棲する事に。 一緒に生活にするにつれて、色々と変化するのでなんとも・・・ 主人公の事を愛している事は確か。 ちなみに名前はユーザーが決めます。 他にもサブキャラがいますが、名前などは不明です。 |
Graphics - グラフィック - |
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立ち絵の数は1種類? 塗りのレベルは低いです。 現在の標準レベルと比べるのも酷な気がしますが・・・ イベントCGの枚数は不明。 ただ、使いまわしが激しいという印象が残りました。 イベントCGの塗りはかなり悪いです。 全体的に雑な感じもしますし。 背景に関してですが、写真を加工した物のようです。 全体的には手抜きに感じる背景でした。 全体的には非常に汚い感じに見えました。 |
System - システム - |
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ゲームシステムに特に不具合は無し。 全体的な動作は、かなり重いです。 ゲームの形式は育成シュミレーション。 とにかく、システムが重いのでかなり長く感じます。 難易度は、かなり難しいです。 エンディングの数が多いのですべて見るには相当の忍耐力と精神力が必要でしょう。 セーブ可能数は6ヶ所。 セーブの必要性はあまり感じませんが、おまけ機能は何もないので・・・ スキップは強制スキップが可能。 スキップの速度は遅いです。 画面モードは全画面でのプレイになりますが、ゲーム画面は中央のみ。 音楽関係の機能は、音源の変更が可能。 メッセージ関係の機能は表示速度の変更が可能。 その他の機能は、解像度の変更が可能です。 おまけ機能は、ありません。 全体的には動作は安定しているようには感じますが、かなり重いシステムです。 それに、おまけ機能が全く無い等、不満点は多々あります。 |
Total - 総評 - |
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Tacticsの処女作。 97年発売のソフトなので、現在のソフトのレベルと比べるのは酷な事になるかも知れません。 当時のソフトのレベルの質を考えても、同じようにしか思わないんでしょうけれど。 とにかく、疲労感しか印象に残っていません。 なんでこんなにまでしてプレイしなければいけないんだろうか・・・それだけです。 システムはかなり酷かったですね・・・ いやぁ・・・本当に辛かった・・・ アニメーションが邪魔すぎて・・・もう何もいえません。 ワンプレイした後にはぐっすりと睡眠を取って体を休めてたくなるような作品。 とにかく、樋上いたる氏のファンならやりましょう。 自分は別にファンではないのですが・・・ それで、氏の昔の絵を体感しましょう。 また、樋上いたる氏のファンでない方がプレイするのも面白かも。 もっと嫌いになるでしょうね。 絵にばっかり突っ込んでもしょうがないですけど・・・ 音楽はUnison Sound Team・・・当時は有名だったんだろうか・・・ でも、なかなか良い音楽を作ってますね。 という事で以上。 |
0 20 40 60 80 100 | |||
Scenario |
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20
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Sound |
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40
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Character |
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10
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Grapchics |
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15
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System |
:
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5
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H |
:
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60
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Main3 |
:
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25
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Total |
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25
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