メンアットワーク!2  (虚空つづみさんのレビュー)  評価: 7 
▼ タイトル メンアットワーク!2〜ハンターアカデミーへようこそ〜
▼ ブランド Studio e・go!
▼ 対応OS Win98
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2000/11/17
▼ 必須CPU / 推奨 Pentium166 MHz / Pentium200 MHz
▼ 必要メモリ容量 / 推奨 32 MB / 64 MB
▼ 解像度 / 色数 800*600・ハイカラー
▼ 音源 PCM,CD-DA

【 CG観賞モード 】    あり
【 シーン観賞モード 】   あり
【 BGM観賞モード 】   あり
【 アニメーション 】     なし
【 メッセージスキップ 】  あり
【 セーブ 】         20

 修正ファイルがあります。 
 きちんとアップデートしましょう。


<シナリオ>
 主人公は、両親を亡くし家を追い出された「クリフ・ウィンストン」という少年。
 クリフは従姉妹の「ミーナ・ウィンストン」と一緒に、葬式が済んだばかりの両親の墓の前で立ち尽くしていた。
 そこへ父親の友人である「ウィル」と「アイリ」が現れ、クリフ達をハンターアカデミーへ誘う。
 そこはウィルが経営するハンター養成学校だった。
 両親も家もないクリフ達はハンターになることを決意し、ハンターアカデミーへ向かう。

 ハンターアカデミーには、「ルシィ・フーケ」「日向・葵」2人の少女がいた。
 2人は苦しいアカデミーの経営をバイトやモンスター退治などで支えていた。

 しかし、クリフがアカデミーに着いて早々、ウィル達が遠くの街へ旅することになる。
 やむなく校長代理を努めることになったクリフは、ウィル達が帰ってくるまでの間、次から次に舞い込むモンスター退治の仕事をやっていくことになる………。


<登場人物>
クリフ・ウィンストン
 主人公。 外見、性格とも大変穏やかな少年。
 人から強く言われると、言い返すことができない。
 しかし優秀なモンスターハンターの血を引いているせいか、モンスターに対しては実力を発揮する。
 武器は『棍棒』。 属性は『地』。

ミーナ・ウィンストン
 幼くして両親を亡くし、クリフの両親に引き取られた少女。
 クリフとは兄妹のように育ってきたが、実は従姉妹。 したがってHが可(^_^;)
 クリフ同様ハンターの血を引いているが、モンスターを手なずけるという特技を持つ。
 手なずけたモンスターは戦闘時に召還することができる。
 武器はなぜか『フライパン』。 属性は『水』。

ルシィ・フーケ
 はるか西の国からやってきた、天使のような羽を持つ有翼族(セイレーン)の少女。
 西から来ただけあって、見事な大阪弁(なんでやねん!)。
 とても明るい性格で、子供の面倒見が大変良い。
 が、それは母親に捨てられたという悲しい過去が彼女をそうさせているのかも…。
 武器は『弓』。 属性は『風』。

日向 葵
 はるか東の国『トーヨー』から来た、巫女姿の少女。
 非常に生真面目で、堅物な性格。
 父親を殺した『魔』を倒すためにアカデミーに入学したが、シェリルやキティのような人間以外の仲間が入ってくるため自信を失いかけている。
 武器は『お祓い棒の小刀』。 属性は『火』。

シェリル・ウィンザー
 アカデミーの地下室から現れた、脳天気な幽霊。
 幽霊のくせに幽霊が怖いらしい。
 深窓のお嬢様といった姿をしているが、本人は名前以外の記憶がない。
 葵がお祓いしても昇天できないため、体はどこかで眠っている(つまり生き霊)と思われる。
 物語の謎を握っている人物。
 武器は『素手(お嬢様なのにグーで殴る)』。 属性はミーナと同じ『水』。

キティ・サイフォン
 使わなくなった鉱山の坑道奥で、クリフ達が助けた淫魔(サキュバス)。
 こうもりのような翼を持っているが、見た感じは小さな少女(ロリつるぺた)。
 しかし100年以上生きているという。(お約束)
 サイフォン家という由緒ある(?)淫魔の末裔でもある。
 武器は『自身の翼』。 属性は葵と同じ『火』。


このホームページではStudio e・go!より一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はStudio e・go!に帰属します。



<システム>
 上記参照^^;
 
 基本的には、街やアカデミー内で移動を繰り返し、モンスター退治の依頼を請けたりイベントが発生すると、モンスターを退治するため冒険モードに入ります。
 冒険モードでは、3Dフィールド上を、マウスカーソルで歩く方向を示し、左クリック押しっぱなしで移動します。
 また、右クリックしたままカーソルを動かすと、フィールド視点が変わり、遠くや壁の裏側を見ることもできます。

 冒険中に敵と遭遇(ランダムです)すると、戦闘モードになります。
 戦闘は3人で行い(途中でメンバー変更可能)、ダメージを受けて全員の体力が0になればゲームオーバーです。
 勝つためには各キャラの属性を把握して、特定の順番に攻撃することが重要です(コンボ攻撃ですね)。
 また、モンスターを退治するとアイテムを手に入れたり、お金がもらたりします。

 ある程度お金を貯めると、アカデミーの風呂場を改修するなどしてイベントCGを得ることができます。
 物語が進むにつれて、より強い敵が登場し、またいろいろな謎が解けていきます。


<感想>
 まず、一言。
 非常にマシンパワーを必要とするゲームです。
 特にグラフィックボードは8M以上のメモリを搭載したもので、最新のドライバーをインストールしてないと、3Dフィールドや戦闘時に画面が乱れます。
 10回以上修正ファイルが出たのにはうんざりしました。
 (でもその分Studio e・go!の真摯な態度は評価できます)

 シナリオは大変良くできてます。
 話自体は、「ミーナあるいはルシィ」→「葵あるいはキティ」→「シェリル」の順に進んでいくので、5回最初からやらなければすべての謎は解けないようになっています。
 序盤の戦闘はどのシナリオでも一緒なので面倒だったのですが、最後にはそれを忘れさせてくれる演出が待っています。

 オススメは葵【注.螺旋ではありません(^_^;)】(注.TITANS:ちぇ!残念・・・)シナリオですね。
 幽霊を退治する役割を持っている葵が、幽霊であるシェリルとうち解け合っていき、最後に仲間を助けるために自己を犠牲にしたシェリルと別れるシーンなぞは、涙なしに見られない感動モノです(T_T)。

 どこぞのTVドラマよりはるかにマシです!!(どこかはヒミツ)
 『鬼畜モンじゃなきゃヤダ〜〜』って方には、甘すぎる内容かもしれませんね。

 絵はご存じ、山本和枝先生です。
 あいかわらずスゴイですね。
 ちなみにHシーンでは男液あり、女液または女血ありです。
 (「具体的に何?」とは聞かないでネ)

 面白いのは戦闘時のチップキャラ!
 とにかくよく動きます。
 キティの必殺技なんて、グスグス泣きべそかいて、やおら振り返り、『かわいい?(ハート)』ですよ!敵でなくともイかれちゃいます。
 チップキャラ作られた方、スゴすぎます。

 音楽はおなじみの『ぴょんも』さん、歌っているのは『CANDY』さんです。
 おしいのはなんでフルボイスじゃないんでしょう?
 戦闘時に『あいたっ!』とか『えいっ!』程度があるくらいで、Hシーンにすら音声がないのは、非常にマイナスですね。


<総合評価>
 シナリオの良さで8点といきたいところですが、ボイスなしで7点としておきます。


おすすめキャラ:日向 葵
TITANSより一言:「全然関係ないけどエロゲーに“葵”っていう名前多いよね・・・。」










  ねこねこファンディスク    (塚本診察さんのレビュー)    評価:8 
▼ タイトル ねこねこファンディスク
▼ ブランド ねこねこソフト
▼ ジャンル ビジュアルノベル
▼ 対応OS Win95/98/Me
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \3,600
▼ 発売日 2002/01/25
▼ 必須CPU / 推奨 MMX200 MHz / PentiumU300 MHz
▼ 必要メモリ容量 / 推奨 32 MB / 64 MB
▼ HDD必須容量 / 推奨容量 700 MB以上 / -
▼ 解像度 / 色数 640*480・フルカラー
▼ 音源 MP3
▼ ボイス 女性のみフルボイス
▼ DirectX 8.0


<コンテンツ>
■えちぃの
 全6話で、各30分前後です。 従来のえちぃ指数より若干高めになっています(汗)
■ショートストーリー
 シリアスなショートストーリーです。 全4話?で、各15〜30分前後となっております。
■ソルジャーブルー
 バカで熱いのです。 全5話で、各10〜30分前後となっております。
■バルドバレねこ
 戯画の名作バルドバレッドのシステムを使った、 ねこねこキャラ版によるアクションゲーム。
 今回のは何面まで進めるかを競う、 サバイバルモードとなっております。
■その他
 それ以外にも、何か色々と入っています(汗)


<サントラ収録曲>
01:スカーレット New-ver.
02:みずいろ
03:White New-Mix   〜dreamlike story〜
04:ぎんいろ
05:石切
06:つかぬまのアンチテーゼ
07:こころのゆくさき
08:ぎんいろ oke ver.
09:夕化粧 10:いっしょに
11:みずいろ オルゴール
12:水溜りに映る空
13:スカーレット
14:Smile- oke ver.
15:遠くへ
16:White oke ver.   〜dreamlike story〜>3

<+トラック>
17:Ins'White>19
18:根性テーマ>CCサクラ
19:イーグル参上
20:たたかえブルー chorus ver.

<++>
21 いっしょにアレンジ
22 先人はかく語りき


このホームページではねこねこソフトより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はねこねこソフトに帰属します。



<システム>
 システム面は殆ど「みずいろ」を継承しています。
 普通にプレイする分には特に問題はないと思います。
 強いて言うならメッセージの回想を大きく表示して欲しかったですね。
 そのままメッセージウインドで見るのはちと面倒に思いました。


<音楽・音声>
 相変わらず「綾川りの」さんは良いですね(ティタさんに教えてもらうまで知りませんでしたけど(汗
 音楽は特典のサントラで今までの曲が全てとは言えませんが聞くことができます。
 なかでも「スカーレット New ver.」は良いですね。
 「みずいろ」のスカーレットにヴォーカルを追加したモノなんですが、
 今まで聴いたPCゲームのヴォーカル曲では個人的にはかなり高い位置に食い込む曲です。
 あとは「たたかえブルー chorus ver.」ですね。
 兎に角笑えます。
 なんつーか歌ってる方が「水木一郎」氏を意識しているような感じでして(笑


<感想>
 ウリは「バルドバレねこ」でしょう^^;
 OP、システム果ては雑魚までそのまんまです(笑
 このゲームはこれに尽きる!と、言ってしまいたいところですが、やはりサントラ。
 レーベルの和泉からしてただならぬ気配を感じます(謎
 中身もノーマル、アレンジと多種多様に揃ってます。

 本編は〜〜「えちぃ(笑」。
 実際は「えちぃ」だけでなくシリアスなんかもありますけどね^^;
 ギャグネタの「ソルジャーブルー」っていうシナリオが結構笑わさせてくれます。
 古典的ヒーローモノなんですが、敵にやられたら「修行だ!」っていう展開がストレートすぎて笑えました。

 途中で入る「説明しよう!」とかいうセリフがまた笑えるんですよね^^;、ありがちで(笑


<10点満点での総合評価>
 8点
 この内容で3600円ていうのは凄いですね。
 もう少し値段を上げても良いような感じがするんですけどねぇ。


お気に入りのキャ:なんどやっても進藤さんちのお嬢サンは良い。
ひっくんさんより一言:「とりあえず買う前にねこねこソフトのゲームをコンプしましょう。
             なくてもある程度は楽しめると思いますが・・・面白みは激減・・・・ッ!
             まぁタイトルに「ファンディスク」ってついてますしね(笑」

TITANSから一言:「ねこねこさんには脱帽ですm(_)m
           他メーカーも・・・見習えないでしょうね^^;」












  IZUMO   (虚空つづみさんのレビュー)        評価:7.5 
▼ タイトル IZUMO
▼ ブランド Studio e・go!
▼ 対応OS Win95/98/2000/Me
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2001/12/21
▼ 必須CPU / 推奨 PentiumII 233 MHz / PentiumIII 500 MHz
▼ 必要メモリ容量 / 推奨 64 MB / 128 MB
▼ 解像度 / 色数 800*600・High Color以上
▼ 音源 PCM、CD-DA

【 CG観賞モード 】    あり
【 シーン観賞モード 】   あり
【 BGM観賞モード 】   あり
【 アニメーション 】     なし
【 メッセージスキップ 】  あり
【 セーブ 】         20

 アップデートファイルがあります。 必ずアップしましょう。
 パラメータ変更および便利な機能が追加されてます。


<ストーリー>
 豊かな自然に囲まれた丘の上にある出雲学園‥
 そこに通う『塔馬ヒカル』は、我がままな妹、可愛い後輩、凶暴なクラスメートと楽しい
 学園生活を送りながら、日々武道の修行に励んでいました。
 そんなヒカルにも悩みがあります。
 最近、毎晩のように夢に不思議な少女が現れ、ヒカルに助けを求めてくるのです。
 夢は次第に具体性を増してきて、ある日、夢に導かれるままに旧校舎を訪れると、
 誰も使ってない教室に地下へと続く階段があり、そこに不思議な祭壇を発見します。
 ヒカルが祭壇に飾られた鏡に触れた途端、突然激しい地震が起こります。
 命からがらヒカルが地上へ戻ってみると、平和だった学園はその姿を一変させていました……。


<登場人物>
塔馬 ヒカル CV:折葉 大作
 主人公。 両親はすでに亡く、妹と一緒に祖父の経営する道場に居候している。
 居合など剣術が得意。 剣道部に所属しているが、体育会系のノリについていけないのか幽霊部員となっている。
 ルックスが良いので女の子に告白されることもあるが、付き合っている人はいない。
 属性は『火』。

塔馬 美由紀 CV:桃月 らみあ
 ヒカルの妹で道場に一緒に住んでいる。
 家事をきちんとこなすしっかり者、だが、かなりのブラコンでやきもち焼き。
 ヒカルが他の女の子と一緒にいるだけで機嫌が悪くなる。
 カラオケが好きだが、とてつもないオンチ(^_^;)
 武器を使わない古武術(殴る、蹴る)を得意とする。
 属性は『水』。

水瀬 七海 CV:春野 日和
 ヒカルの後輩で幼なじみ、美由紀とも仲良しの女の子。
 弓道部のエースで県大会優勝するほどの実力を持っている。
 孤児という悲しい実態を感じさせないほど、明るくて前向きな性格で誰からも慕われている。
 最近は自分の胸と体重が気になってるらしい。
 属性は『木』。

橘 綾香 CV:海原 エレナ
 出雲学園の保険医兼化学教師。
 かなりのんびりした性格だが、年上の女性らしい落ち着きと優しさを持っている。
 かつてヒカルの祖父に世話になっていたため、ヒカルたちの『お姉さん』的存在。
 逆に彼女のほうから「ヒカルちゃ〜ん」と甘えてくることも……。
 『火炎放射器』や『発破』などキケンなアイテムを作り出す。
 属性は『水』。

倉島 渚 CV:永瀬 江美弥
 ヒカルの同級生で、フェンシング部所属のツインテール娘。
 倉島財閥の令嬢でプライドが高く、なにかとヒカルに勝負を挑んでくる。
 ヒカルに手作りケーキを差し出す可愛いところもあるが、ものすごい料理下手。
 ゲーム序盤で『サル』化(謎 ^^;)することもある。
 属性は『金』。

アマテラス CV:飯田 空
 ヒカルの夢枕に立った異世界の巫女。
 『夢を紡ぐ力』を持つ一族の継承者で、幼い頃、双子の姉と引き離されて厳しく育てられた。
 魔物を倒すことが使命であるため、ときには非情な面を見せるが、本人はもっと女の子らしくなりたいとか…。
 長槍や魔除けの札を武器に使う。
 属性は『土』

スサノオ CV:金山 業
 異世界に迷い込んだヒカル達の前に現れた少年。
 正体は‥終盤で分かります。
 冷徹で、特にヒカルに対しては敵意むき出しの態度をとる。

 このほか、ヒカルの祖父『塔馬 六介』、美人の守護神『楓』『桃花』、美人の四聖獣『青龍』『玄武』『白虎』『朱雀』などのキャラが出てきます。


このホームページではStudio e・go!より一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はStudio e・go!に帰属します。



<システム>
 上記参照^^;

 物語は、長いプロローグの後、地震発生から第1章が始まります。
 第6章を終えた時点で幕間ストーリーがあって、第9章で各ヒロインへのエンディング分岐、最終章でラスボス戦となります。
 プロローグで会話選択肢が出てきますが、エンディングには関係なく、第8章までは一直線のシナリオです。

 基本的には、「物語が進む」→「迷路のようなフィールドを移動」→「敵と遭遇したら戦闘画面」の繰り返しです。

 「Men at Work!2」と同様、フィールドは3Dなので右クリックで視点を変えて周囲を見てないとアイテムの取りこぼしがあったりします。
 またかなり凝った迷路なので「適当〜」に進んでいると本気で迷います(^^;)

 戦闘時には例のごとく、『コンボ攻撃』が効果的です。
 各キャラの属性はしっかり把握しておきましょう。

 また戦闘に勝つと『勾玉』や『宝玉』を手に入れることができます。
 これを武器や防具、装身具に付けることにより、回復や攻撃の呪法などを使うことができます。
 『宝玉』は『勾玉』の上位版で、ボス戦や守護神と戦うことで手に入ります。
 (この属性・勾玉についてはマニュアルを熟読してください。 かなり複雑です(-_-;)


<感想>
 「Men at Work!2」と同様、マシンパワーを必要とするゲームです。
 ノートパソコンではまず無理でしょうヽ(´Д`)ノ
 グラフィックボードがGeForce程度以上、ドライバーが最新でないと厳しいみたいです。
 そのぶんフィールドや戦闘時の画面はとても綺麗です(プレステ2ほどでもないですが‥)。
 特に戦闘シーン。
 必殺技を出したときは画面いっぱいに「光」が炸裂するわ、揺れるわ、煙が出るわ、えらいことになってます。
 攻撃に応じてチップキャラも激しく動くので、見ていると飽きないですね。
 
 オススメは美由紀の必殺技「百烈拳」。
 『見てて!おにいちゃん!』     (敵に飛び込む)
 「ドカッ!ドカドカドカッ!」      (連続パンチ)
 「ゲシッ!ギュンギュンギュン!」 (キック、連続回し蹴り)
 「ビシッ!」              (アッパーパンチ)
 「ドコッ!……ドッカーン!!」   (アッパーキック、かかと落とし)
 敵倒れる‥‥やりすぎだっちゅうねん (-_-)

 このメーカーのチップキャラ凄すぎます^^;(もう脱帽状態)。

 さて、絵はいつもの方、山本和枝さんです。 言うこと無いですよね。
 新作を出すにつれて、キャラの髪の毛がどんどん増えてるのは、私の気のせいでしょう(^^;)

 Hシーンはほとんど純愛・和姦です!
 汁気は……あまり無いですね。
 ただ!今回は触手プレイがあります。
 うろつき○子や淫○学園を思い出させてくれます(懐かしい〜(^o^)

 シナリオはあの、高橋直樹さんです。 これも言うこと無いです。
 各ヒロインの過去のエピソードが明かされるとき(第3章〜第6章にある)は切々としてて、こちらの気持ちが引き込まれていきます。

 ただねぇ〜、そのわりにはエンディングがあっさりし過ぎです。
 目当てのキャラとハッピーエンドになったのは良いのですが、その他のキャラはどうなったんでしょうね?
 ラスボス倒して平和な世界を取り戻したのに、その後どうなったのかはっきりしないままエンディングテロップが流れちゃいます。
 せっかく日本神話をベースにしているのだから、『壮大な世界観』を感じさせるところがないと……。
 「…その後、アマテラスは国々をまとめ、○○○との間に生まれた子、ヒミコを女王とするヤマタイコクが誕生した…」(ベタすぎですか?^^;)
 ぐらいのエピローグは欲しかったです。

 それと『タマモ』(たくさんの尾を持つ狐)は強すぎです!
 ラスボスよりとーっても強いキャラが、ラスボス戦のずいぶん前に出てきたら、倒しちゃうとその後の戦闘がつまんなくなるでしょう?
 せめて同格程度にしないと…ねぇ。

 あと発売前に『拡張プログラム』を入れた本を売るのはイカンでしょう。!
 隠されたイベントは最初からインストールされているのだから、「チェックプログラ
 ムはHPからDLして下さいね☆」ぐらいのサービスがあってもいいと思います。


<総合評価>
 うーん、結構評判良かったけど 7.5点


おすすめキャラ:「水瀬 七海(春野 日和さんってイイなぁ…)
TITANSより一言:「私のマシンでは動きそうにありません・・・」











 このはちゃれんじ    (虚空つづみさんのレビュー)  評価: 7 
▼ タイトル このはちゃれんじ
▼ ブランド ルージュ
▼ ジャンル 自分調教型ハイテンション系ラブコメSLG+ADV
▼ 対応OS Win95/98/2000/NT/Me
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2001/12/14
▼ 必須CPU / 推奨 Pentium166 MHz
▼ 必要メモリ容量 / 推奨 32 MB
▼ 解像度 / 色数 640*480・High Color以上
▼ 音源 WAV
▼ ボイス 女性のみフルボイス

【 CG観賞モード 】    あり
【 シーン観賞モード 】   あり
【 BGM観賞モード 】   あり
【 アニメーション 】     なし
【 メッセージスキップ 】  あり
【 オートモード 】      なし
【 セーブ 】         10


<ストーリー>
 ヒロイン『乙丸このは』は、マッドな錬金術師『乙丸貴英』に創られたホムンクルス(人造人間)。
 彼女には貴英の妹の記憶が移植されています。
 『ホムンクルス』、『お兄ちゃんに創られた妹』という事実に驚愕する彼女。
 そこに彼女をもっと驚かせるコトが!
 実は彼女のカラダはエッチなエネルギー『オルゴン』で動いていて、
 ときどきHなことをして発散させなければならない。
 その上、エッチな気分になると我慢できなくなるという…。
 しかたなく、彼女は毎晩オナニーを繰り返します。
 しかしカラダにはだんだん耐性が出来てしまい、彼女のエッチ度は増すばかり…。
 彼女は不幸な運命を背負いながらも、明るい学園生活を繰り広げます…。


<登場人物>
乙丸 このは CV:須本 綾菜
 マッドな錬金術師に創られたホムンクルス。
 エッチなエネルギー『オルゴン』で動いており、たまにそれを放出させるために
 エッチなコトをしなければならない、というある意味では不幸な運命を背負っている。
 いつも明るく元気っ娘。
 Aカップの貧乳(本人は『微乳!』と断言)。

日御子 菜苗 CV:北都 南
 このはと貴英の従姉妹。
 家は金持ち、祖父が学園理事長ということもあり、まさにやりたい放題の学園の『女帝』。
 このはがホムンクルスであることを知っていて、とても仲が良い。
 いつも傍に執事兼お守り役の『西泉 俊介』を従えている。
 以外と純情で、貴英が好きだったりする。

乙丸 貴英
 このはを創ったマッドな錬金術師。
 ぬいぐるみ(?)の『みみたん』製作者でもある。
 日々、このはにちょっかいを掛けては楽しんでいる、とんでもない兄貴。
 『ちん○す野郎〜!』と呼ばれたり、ぶっ飛ばされて『星』になったり…。
 かなり謎の部分が多い。

道法寺 苑生 CV:白井 綾乃
 このはたちの通う学園に転校してきた眼鏡娘。
 スポーツ、勉学ともに万能で、スタイル良し(巨乳)。
 あまり感情表現がなく、どこか抜けている感じがある。
 何かと、『ふむふむ…』とマメにメモを取るクセがある。
 養父の『道法寺 織人』と大きな屋敷に住んでいるが、なぜか家ではメイド姿。

鶴来 千尋 CV:AKIRA
 このはの後輩で、なぜか、このはに懐いている。
 素直で大人しい性格だが、以外と格闘術に長けている。
 ツインテールで非常に可愛らしい容姿だが、正体は……(ヒミツ)。

藤枝 みすず CV:北条 明日香
 このはたちの担任で現国教師。
 まったくやる気が無く、授業も適当〜な感じ。
 しかし、悪口を言うと『赤点〜』『内申書〜』など生徒にとっては反則技(?)を持ち出してくる。
 苑生以上の巨乳。


<システム>
 上記参照^^;

 システム自体は安定していて、コンフィグで細かく設定できるのも親切です。
 台詞ウィンドウがやや小さいので読みにくいかもしれませんが、フォントを変えられるので問題ないでしょう。
 欲を言えば『オートクリック』機能が欲しいぐらいですね。

 ゲーム期間は、このはが学園に転校してきた日から夏休みまでの約1ヶ月間です。
 学園内でのこのはの行動選択や、夜、このはをどのように自己調教(早い話…オナニー)するかによっていろいろなイベントが発生します。

 ハッピーエンドは3つ、普通のエンドは4つ、と割と少ないエンディング数です。
 (注:TITANS・・・十分だと思いますよ♪)
 ただCG集めは非常に大変で、このはのパラメータ(オルゴン、えっち、経験、好奇心など)や曜日によって回収できなかったりします。
 エッチ(自己調教、イベント)するたびにパラメータは変化するので、このはのステータスをよく確認しましょう。
 また同じ調教パターンを繰り返すことによって回収できるCGもあったりします。


<感想>
 はっきり言ってこのゲームにエロを求めてはいけません!
 Hシーンは、このはの自己調教(1人エッチ)がほとんどで、2人エッチは数えるほどしかありません。
 日常会話での『笑い』が圧倒的にゲームの魅力の大半を占めています。
 同日に発売された『螺旋回廊2』とはまったく対照的ですね。(^^)

 とにかく最初っから笑わせてくれます。
 ゲーム始めて、1分後……いきなりこのはが歌い出します。

 「着替え〜♪着替え〜♪私の着替えは嵐とか呼ぶぜ〜♪(マジっすか!)」
 「気象庁も大慌て〜♪(きゃー!)避難警報渦巻く夜更け〜♪(逃げろー!)」
 「呑んだくれてちゃ置いてくぞ♪(GO!)
  それがわたしの着替え〜♪(ドゥワー!)」
 ※以上、乙丸このは景気づけソング『酒と涙と着替えと女』

 もう、いきなりカウンターパンチを喰らったような衝撃です。(^_^;)
 聞くところによると、作詞作曲がこのは役の須本綾菜さんとか…凄いセンスだ…。
 このほかにも、マッドな兄貴の超人技、間抜けな道法寺織人など見所盛りだくさんです。

 かと言って笑いばかりの薄ぅ〜いシナリオではなく、ハッピーエンドにたどり着くと感動のシーンが待っています。
 この辺は、ちゃんとシナリオが成立してます。

 絵は、ことみようじさん。
 かわいいキャラは「まんまる」、男性キャラは「少女漫画or宝塚」の雰囲気で、キャラの特徴を捉えててイイ感じです。
 台詞のウィンドウや、ときどき出てくるデフォルメCGも、表情が多彩でイイですね。

 声優さんが素晴らしい方ばかりなので、音声については文句ナシです。
 北都南さんの『ななたん』は必聴ですね!(^_^)

 ただ音量にバラツキがあって、小さな声の台詞の後、いきなりでかい声で「絶叫ーー!!」ということがあります。
 ボリューム調整には注意しとかないと耳を痛めます……ヽ(´Д`)ノ


<総合評価>
 笑いゲーとしては、8点
 エロゲーとしては、6.5点
 総合 7点


おすすめキャラ:「乙丸このは、『ななたん』化した日御子菜苗(^_^;)」 
TITANSより一言:「晴れのち大騒ぎ」