まいむ (HELLDIVERさんのレビュー) | 評価: 6 |
▼ タイトル | まいむ |
▼ ブランド | スクアドラ・ディ |
▼ 対応OS | Win95/98/2000/Me/XP |
▼ メディア | CD-ROM |
▼ 定価 | \8,800 |
▼ 発売日 | 2002/04/11 |
▼ 必須CPU / 推奨 | MMXPentium233 MHz / PentiumII 300 MHz |
▼ 必要メモリ容量 / 推奨 | 32 MB / 64 MB |
▼ 音源 | PCM |
【 CG観賞モード 】 | あり |
【 シーン観賞モード 】 | あり |
【 BGM観賞モード 】 | あり |
【 メッセージスキップ 】 | あり(未読・既読判別可) |
【 メッセージ履歴機能 】 | あり |
【 オートモード 】 | あり |
【 ボイス 】 | なし |
【 アニメーション 】 | なし |
<ストーリー>
俺は10年間一貫教育という全寮制の学園へ通っている。
男女交際の禁止等々…。 非常にキビシィ〜〜規則によって縛られて生活する毎日
そんな学園生活もあと僅か。
何事も問題を起こさず、このまま平穏に過ごして卒業できると思っていた秋。
俺の学園生活は激変した、俺のことを好きだと言ってくる迷惑な女の子が出現!。
そればかりか新任の超お色気系女性講師には目を付けられ、
ついには清純で清楚な妹にも変化が…。
修学旅行に、学園祭。突然、女性にモテ始めた俺の学園生活は如何に?
<登場キャラクター>
御前 静
主人公の義妹。小さな頃から兄にべったりで、世話を焼きたがる。
兄に対して密かな想いを秘めている。
基本的に1つのことに集中すると他が見えなくなりドジを踏んでしまうこともしばしば。
背が小さく胸が無いことを少しだけ気にしている。
祇王寺 まろみ
ある日突然主人公が好きだと言って接近してくる学園のアイドル。
男子学生の間で絶大な人気を誇り、“まろみ親衛隊”も存在する。
しかし本人は持ち前の天然ボケぶりで気にもとめていない。
紫堂 あきらこ
臨時でこの学園に赴任してくる先生。
その大きなバストを始め、大人の魅力を武器に、ことあるごとに主人公に迫る。
冷静で、常に自分を相手より優位に立たせ、自分が中心にいないと気が済まない性格。
相手を挑発したり怒らせたりと子供っぽい一面もある。
このホームページではスクアドラ・ディより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はスクアドラ・ディに帰属します。
<システム>
*CG(102サムネイル)・シーン回想(43)・音楽鑑賞(14曲)の各モード:あり
*画面サイズ(F or W)
*メッセージウィンドウ設定:あり
*文章スキップ設定:あり(既読・未読)
*選択肢スキップあり
*オートプレイ:あり
*フォント設定:あり
*音声ボリューム設定:あり(マスターとBGM&SEのみ)
*履歴表示機能:あり(ページ表示付き)
*オンラインマニュアル:あり
*セーブ数 30(PCの日時表示だけなので使い勝手ゲキ悪!)
*初回プレイ時間 約2時間
*エンディング数 不明(断定できるENDは2つ)
<音楽・他>
BGMに関しては『可も無く不可も無し。
ただOP・END曲(ヴォーカル付き)があるのですが、両曲共に歌詞が聴き取りづらい。
OPのバック、結構好みなんですが…。
<音声>
ありませんヽ(´Д`)ノ
<感想>
選択肢によって、以後のストーリー展開が変化するマルチエンディングADV。
最近の作品全てに言える事なのだが『キャラが少ない=シナリオ豊富』と言う図式はもはや当てはまらず。
『少ないモノは少ない』と…。
舞台が全寮制学園という閉鎖空間(外出できる機会が皆無)の為、イベントが少なく故にシナリオも薄いです。
ただキャラ間の会話は結構楽しめる部類に入るので、音声が入ってなかったのが残念でなりません。
まっ、声があっても演技とノリが悪ければ無い方がマシなんですけど…。
パッケ裏には『純愛から陵辱まで』と記載されてますが、私の今までの経験上、両者が両立した作品に当たった事がありません。
本作も多分にもれずシッカリとあてはまってしまいます。
『純愛ルート』を進むならそれなりに楽しめます…。
が!問題は『陵辱ルート』!
色んなシュチエーションが用意されているのは好感が持てるのですが、惜しむらくはココでも出てくるシナリオの薄さそして音声が無い事。
個人の嗜好にもよりますが、私は陵辱しているという気がしませんでした。
エンディングもそれと判るのが2つのみで、残りは尻切れトンボの感じがしました。
グラフィックに関してはパッケ絵・メーカーHP等で確認してください。
キャラごとの体験版もあるようですし…
おすすめキャラ:「まろみちゃん」
TITANSより一言:「CGは良いとは思うけど…、音声ないとは…。」
ぽこぽこ軍将2 (HBKさんのレビュー) | 評価: 5 |
▼ タイトル | ぽこぽこ軍将2〜いっつ・あ・りある・わ〜るど〜 |
▼ ブランド | ainos |
▼ 対応OS | Win95/98/Me/2000/XP |
▼ メディア | CD-ROM |
▼ 定価 | \7,800 |
▼ 発売日 | 2002/03/29 |
▼ 必須CPU / 推奨 | PentiumMMX 200 MHz |
▼ 必要メモリ容量 / 推奨 | 32 MB |
【 CG観賞モード 】 | なし |
【 シーン観賞モード 】 | あり |
【 BGM観賞モード 】 | なし |
【 フリー対戦モード 】 | あり |
【 ボイス 】 | 女性のみフルボイス |
【 アニメーション 】 | あり |
<ストーリー>
テンとシバが再び!!
謎の宇宙人テンとシバに洗脳された主人公樹は、夢から覚めても軍人将棋でいろんな人に挑みまくり!
今度はリアルワールドで展開される勝負のゆくえは果たしてどうーなる?
<システム>
アニメーション回想、フリー対戦モード有り。
前作と同じで、登場キャラとの軍人将棋に勝つとアニメーションが見れます(負けても見れます^^;)。
登場キャラは全部で6人、前作は8人+隠しキャラ3人でした。
が!、今回は隠しキャラはいません(さやかは最初からいます)。
エロアニメーションは一回勝つごとに見ることができ、3回勝てば最後まで見れます。
負けてもヒロインのアニメが見れます。
こちらも3回負けると最後まで見れます。
つまり、1キャラにつき6つのアニメ計36シーンがあります。
集めたアニメは回想で一括して見れます。
<音楽・音声>
声優さんの演技はややオーバー気味ですがまあ良い方ではないでしょうか。
音楽は普通ですねー。
<感想>
キャラが減ったことでアニメが長くなっていると思って買ったが・・・
むしろ全体的に短くなってるじゃん!
なんじゃそりゃ!?っていう感じです。
しかもあまりエロくない。
モザイクを極力使わないようにカメラアングルや動きなどを工夫しているように感じました。
それにモザイクは格段に小さくなっていましたし・・・
でもあまりエロくない。
あと、主人公のち○こが透明になってました^^;
でも一番いかんのは「エロアニメを小出しにしちゃ盛り上がんねーよ!」ってことです。
前作のまんまです。
一体前作から何を学んだんでしょーかねー。
続編出るのなら(出すのか?^^;)はキャラをさらに半分にしてくださいよ、アイノスさん!
そしてアイズオンリーの頃にもどってください!
<10点満点での総合評価>
げんなり・・・5点
(ちょっと甘い得点かも^^;)
おすすめキャラ:「さやか嬢だけは健在」
HBKさんより一言:「もう軍将はやめてね(つまんないから^^;)」
ゆうれいは同居人!? (HBKさんのレビュー) | 評価: 7 |
▼ タイトル | ゆうれいは同居人!? |
---|---|
▼ ブランド | ainos |
▼ ジャンル | ドラマティックアニメーションAVG |
▼ 対応OS | Win95/98/2000 |
▼ メディア | CD-ROM |
▼ 定価 | \9,500 |
▼ 発売日 | 2001/11/22 |
▼ 必須CPU / 推奨 | MMX Pentium 200 MHz |
▼ 必要メモリ容量 / 推奨 | 32 MB |
▼ ボイス | 女性のみフルボイス |
このページではainosさんのHPの文章を一部引用しています。
素材の著作権はainosに帰属します。
これらの素材等の他への転載を禁止します。
サナトリウム (タケ・ユタカさんのレビュー) | 評価:7 |
▼ タイトル | サナトリウム |
---|---|
▼ ブランド | ZyX |
▼ ジャンル | AVG |
▼ 対応OS | Win95/Win98 |
▼ メディア | CD-ROM |
▼ 定価 | \8,800 |
▼ 発売日 | 1998/12/25 |
このホームページではZyXより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はZyXに帰属します。
<システム>
上記参照の他、ウィンドウ/フルスクリーン表示選択可。
男性キャラは特にボイスoff可など。
フルインストール要570MB(標準350MB)、フルインスト時も起動にはCDが必要。
<ゲームシステム>
基本的にはマップ移動式のマルチエンディングADV。
サナトリウム内部を歩き回るうちにイベントに遭遇し、そこでの選択肢によって物語の展開が変わっていきます。
ただ移動箇所がやたらと多いため、次にどこに行けば良いのかがわかりにくいのがマイナス。
エンディング数はトゥルーエンド、鬼畜エンド、BADエンドなど8個。
「精神交流実験」は実験室で相手を呼び出して、相手が来れるようならいつでも誰とでも可能です。
内容は架空の世界における相手との対話や、相手の身に起こった過去の事象が不特定な人物の視点から体験できるというもの。
実験中の選択肢の結果によって新しい事実やアイテムを得ることがあったり、相手の精神をトラウマから救っていくことができます。
失敗する(悪い結果に終わる)と龍一の精神が汚染されていきます^^;
(画面上には龍一の精神状態を表すメンタルバーが常に表示されています)
ついでに書いておくと、このゲームはZYXさんのHPに攻略があります^^;
<音楽/音声>
音楽:暗ーい曲ばかりです。
まあ雰囲気には合っていて良いのですが。
音声:フルボイス。
いつものZYX声優陣のようです。
<感想>
心理学・宗教・悪魔に関するかなりの知識をベースにしたけっこう厚めのテキストです。
序盤の見所は交流実験を通してヒロインたちのトラウマや隠された人間関係が次第に明らかになっていくところで、中盤には彼女たちを救うことが主な目的になります。
終盤にはサナトリウムの隠された真実と誰が龍一に助けを求めてきたのかがわかって、それに対して龍一がどう答えるのか、最終的にどのようなエンディングを迎えるのかが見所です。
プレイしている途中はキャラクター達が織りなす背徳的な世界観とサナトリウムという舞台に不気味な閉塞感を感じ、物語にのめり込めると思います。
要するに、ストーリーは面白いです。
ZYXさんの今までのゲームと比べて、このゲームのストーリーやキャラクター設定はかなり練りこまれていて、シリアス&ディープです。
「ストーリーはお世辞にも傑作とはいえないが質・量ともに濃いHシーンには定評がある」ブランドイメージがあるZYX作品としては、いつものようにそちらに期待して購入すると別の意味で肩透かしを食らうかも^^;
Hシーンは和姦は全体で2,3シーンしかなく、ほとんどが凌辱H(主人公が狂って犯すorどうしようもなくただ犯されるのを見ている)かMプレイ^^;
時々主人公やヒロインの心の中の抽象的なイメージが具現化したような不気味なHシーンもあります。
レビュアー的に言えるのは、このゲームのHシーンは数こそ一ヒロインに5〜6個と多くても何とも言えない変なシチュエーションが多かったということ。
特に心の中に巣食う悪魔云々に絡んだHシーンは、短いうえにどうにも萌えようがなかったです
(T-T)
でもまあ、これはこれであいかわらず実用性が高かったという声も聞かれるし……
エロ度に関してはホント、個人の判断に任されるって感じですね^^;
それはそうとこのゲーム、テキストがかなりキてます。
Hシーンなんか男のセリフが「おうおうおうおうおうおうおうおう!」とか「ひいひいひいひいひい!」とか「ふんぐるむい!」とか、スデにイっちゃってるもんで、かなりひきました^^;
注目は主人公の龍一と観月より医師の高石とエリカ大崎ですね(w
個人的にマイナスポイントなのはこのゲームにはZYXお得意のループアニメがまったくなかったこと。
ブランドに対する信頼というわけじゃないですが、「いつもあるものがそこにない」というだけで損した気になります。
あんなの無くても全然平気って人のほうが多いかも知れんですが^^;
とにかくシナリオ自体は読んでいて少なからず気持ち悪いけど、ZYX作品では珍しいくらい堅実です。
グラフィックはオープニングの館へ入るCGアニメが出色のデキ(ってゆーかそんなところでアニメするよかHアニメ作れ!!)。
通常ADV時の3D背景に2Dキャラを立たせる手法も違和感なく良かったです。
限定生産ということですが、わりと手に入りやすい方なんじゃないかと思います。
<総合評価>
7点
Hシーンはどうにも好みに合わなかったですが、一般的な評価はこのくらいかと。
おすすめキャラ:「観月&弥生。やっぱり最後は「愛」でしょう。
最後に一言:『淫獄の妖館へようこそ』……ってイメージではないですね。
ROSE or LOSE (タケ・ユタカさんのレビュー) | 評価: 6 |
▼ タイトル | ROSE or LOSE |
---|---|
▼ ブランド | Ciel |
▼ ジャンル | AVG |
▼ 対応OS | Win95/Win98 |
▼ メディア | CD-ROM |
▼ 定価 | \8,800 |
▼ 発売日 | 2000/01/28 |
▼ 必須CPU / 推奨 | Pentium100 MHz / Pentium166 MHz |
▼ 必要メモリ容量 / 推奨 | 32 MB / 64 MB |
▼ 解像度 / 色数 | 800*600(1024*768推奨)・high color(True color推奨) |
▼ 音源 | PCM(BGM) |
▼ DirectX | 未使用 |
【 CG観賞モード 】 あり
【 シーン観賞モード 】 なし
【 BGM観賞モード 】 あり
【 メッセージスキップ 】 あり
【 セーブ 】 18
<ストーリー>
「アタイ、天使・ロージィ!お目覚めかい?大天使のダンナッ!」
「あたくし、悪魔のルージィですぅ。以後よしなに、大魔王様ぁ〜」
オレが大天使?オレが大魔王?
頭の中に響く、天使と悪魔を名乗る女の子の声2つ……
1999年7月…… いったい、オレはどうなってしまったんだ?
要するに、主人公・告は『ノストラダムスの大予言が当たらずとも何か起こって欲しい』という(一つの方向へ向かう)大衆の意思を無意識に集約し、どっかで手に入れたダーツと自らの血でもって大天使と大魔王を同時に自らの体内へと召喚することに成功してしまいます。
そして、同時に現れた天使ロージィと悪魔ルージィの言うままに、夏休みの間中その大いなる「力」を何の目的で解放するかさんざん悩んだ挙句、「愛=これからめぐり会える恋人とのH?」によってその2大パワーの発散をしようと考えるわけです。
ところが間違えて「力」の解放は「生涯の伴侶を得るための出会い」があるということまでにとどまり、出会いから先は告の腕次第、という話になってしまいます。
2人の天使と悪魔によれば、1999年の12月末までに告が「愛」に「力」を解放することが出来なければ、彼の体は「力」を抑えきれずに霧散し、暴走した「力」が世界を滅ぼすというのです。
それが他愛ない現象で終わるのかどうかはプレイヤー次第。
はたして告は残された半年あまりの間に「生涯の伴侶を得る」ことができるのでしょうか…ということでスタート。
<システム>
上記参照^^;
画面モードは通常より一まわり大きい800×600のウィンドウモードのみですが、これで十分と思います。
フルインストール(要620MB)すると起動時CD不要。
常時セーブではないのが不満。
シーン鑑賞がないゲームは常時セーブ&ロード必須でしょう!!
<ゲームシステム>
MAP移動式のマルチエンディングADV。
体力とかお金を使うあたり、にくきゅうさんの「となりのお姉さん」とすごく良く似てます。
9月〜12月の期間で特定のヒロインとの恋愛を成就させなければゲームオーバー。
基本的に平日MAP移動→平日イベント→休日MAP移動→休日イベントの繰り返しですが、このゲームの特徴として平日はダーツで当たった日(ランダムな曜日)しかプレイできません。
ゲームは週単位で進むため、つまるところ実際にひと月の中で行動できる平日・休日は4回だけ、全部で16タームということになります。
特定の曜日でなければイベントが起きないキャラがいたり、同時攻略が必要なキャラがいたり、行っても全く意味のない場所が何個もあったりと、ヒントがないので攻略キャラによってはスケジュール管理がシビアなゲームになります。
とにかく目的のヒロインがいそうな場所をセーブ&ロードを繰り返して念入りにチェックし、イベントを起こしまくることが必要。
攻略HPがどこかにあったと思います。
<音楽/音声>
音楽:全12曲。 曲調はRock&Popです。
音声:女性キャラフルボイス。 たぶん豪華声優陣。
どの人もドラマシーン、Hシーンともにすごく上手いです。
このゲームはCGがナニですが声優さんのおかげでいい雰囲気出してると思います。
<感想>
発売前に既にブームが終わってしまうとは・・・発売延期を繰り返すエロゲーの因果を感じさせるゲームですな(3行下参照)
でもこれはマジな話、このゲーム、冒頭&ラストのノストラダムスネタ全然要らんですよ。
購入者の間口が狭まるだけだし、どうせ1999年内の発売が間に合わないんだったら、いっそのこと削ってしまっても良かったと思う…。
デザイン事務所や美大を舞台にした普通の恋愛ADVで十分通用するゲームです。
だってこのゲームのストーリー、主人公は確かに自らの運命のため「生涯の伴侶」探しとか意識してますが、そのうち目的のヒロインがかかえる悩みの解決に真剣に取り組むようになって、しまいにはヒロインといい感じのシリアスなドラマを展開しますから。
天使のロージィや悪魔のルージィなんか途中で主人公の眼中になくなる扱いをうけていて、かわいそうなくらい^^;
たぶん、シナリオライターさんはそれぞれのヒロインのシナリオを書き始めたらメロドラマを書くのがたまらなく面白くなって、しまいにはノストラダムスなんて企画どうでも良くなっちゃったんでしょうね(笑)。
最後だけつじつま合わせの如くもう一度ファンタジーものに戻してますが、ヒロインたちとのエンディングを見ればそんな印象を受けざるを得ないです^^;
つーかよく考えると時期的にノストラダムスが流行ってるってだけで、実はノストラダムス自体もストーリーには全然絡んでない^^;
CielさんのHPのストーリー紹介を見ると、もともとこのゲームがどんなお話になるはずだったかが分かって面白いです(笑)。
声優さんたちがドラマ部分でとてもいい演技をしてると思うんですが、冒頭とラストに「世界の終末」みたいなファンタジー色が付いてしまったために、肝心のストーリーがしまらない感じでとても惜しいです。
あとこのゲームが人を選ぶと思うのは、クセのあるCGだということ。
原画は「花屋敷ぼたんあかね」という人なんですが、少女コミック風の絵柄というか、色付けも水彩っぽくてエロゲーには似つかわしくないかも。
雰囲気を例えればレディースコミックにそのまま水性絵の具を塗った感じ。
アニメ調のCGしか見慣れていない人ならまず拒否反応が出るでしょう。
僕は出ました^^;
3人目の攻略でいいかげん慣れましたけど。
総CG枚数は113枚+バリエーション。
そのわりにHシーン総数は14個?と少なめで、それぞれのHシーンで結構思いきりのいいCG枚数の使い方をしています。
エロ度的には…どーなんだろうっていうか、この絵でもいいという人なら十分実用性はあると思うし、人それぞれです。
やたらと濃いシーンもあれば、テキストがやや短いと感じるシーンもありますが、薄っぺらになりそうなところは声優さんのいい演技でカバーしてる感じです。
ちょっと厳しめのゲームバランスと、少女漫画風のCG、うさんくさいファンタジー設定。
それらに目をつむりさえすれば、お話自体はわりと良いデキだし、コストパフォーマンスも良く、わりとオススメです。
<総合評価>
7点。
あ、書き忘れましたが純愛ですよ。純愛^^;
おすすめキャラ:「多喜真結美。メガネッ娘ですが、Hシーンのギャップが……イイ!!」
TITANSより一言:「で、売れたのかな?」