▼ タイトル |
放課後恋愛クラブ |
▼ ブランド |
LIBIDO |
▼ ジャンル |
恋愛ADV |
▼ 対応OS |
Win95 |
▼ メディア |
CD-ROM |
▼ 定価 |
\8,800 |
▼ 発売日 |
1996/12/13 |
▼ ボイス |
女性パートはフルボイス |
【 CG鑑賞モード 】 あり
【 音楽鑑賞モード 】 なし
【 イベント回想モード 】 なし
【 メッセージスキップ 】 なし
【 セーブ箇所 】 無限(手動作成タイプ)
<システム>
ゲーム画面は「放課後恋愛クラブ」の最大化ウィンドウの中に、CGや場所、メッセージなどを表示する小さなウィンドウがいくつも開くタイプ。
メッセージ送り遅すぎ!
スキップ付けろ!!
まったく、このゲームの最大のマイナスポイントはメッセージスキップがないどころかメッセージウィンドウに表示されるテキストがえらく遅いところですね。
なんでもLIBIDOさんの主張によれば、「自信をもって書き上げたシナリオなのでプレイヤーにじっくりと読んでストーリーを楽しんでもらいたい」ということだそうですが、なんとも余計なお世話をしてくれたって感じです。
まあ確かに嫌いなテキストではないですが、何度もプレイするにあたって同じメッセージを何度も読み直さなければならないのはやはり苦痛です。
オート・スキップ機能が付いているわけでもないし。
せめて一定スピードにするのはHシーンのみくらいで止めておいて、通常の会話ではテキストを速く表示してほしかったですね。
セーブも古いタイプで自分でファイル名を決めて保存するので管理が面倒なうえに、再開してもその日のアタマからなのが気が利かないというか…。
誤った選択肢を選んで戻ろうとすると、またテキストを読みかえさにゃならんかと思ってガックリきます。
<音楽/音声>
音楽:フツーです。 まあ恋愛ADVの曲として不適当と感じるような曲はないです。
でもあの主題歌はどーだろ。
音声:付いてないです※。
<ストーリー>
主人公の友達を中心とする高校生数人が恋愛を気軽に楽しむことを目的とした「放課後恋愛クラブ」を設立。
その活動内容はレストランの一部を借りて気に入った相手と二人きりで会話し、話が合えば自由にデートに行ってOKというもの。
主人公もそれこそ気軽な気持ちでこのクラブに参加してみるのだが…
<ヒロイン紹介>
織原早苗
主人公の同級生で、本編のメインヒロイン的存在。
典型的なお嬢様タイプで、趣味はフラワーアレンジメントとテニス。
主人公の事はとても気になっているが、自分より他人を気遣う優しい性格なので後輩のななせに遠慮してしまう。
堀川 ななせ
主人公の後輩の女の子。
いつも主人公に駆け寄ってきて笑顔を振り撒く、積極的で明るい女の子。
お団子にした髪型が特徴的。
美咲 椎名
早苗ととても仲がいい、健康的な女の子。
いつも親友の早苗の事を気にかけている。
主人公とは同級生だが、これまで面識は無かった。
新体操をやっているためか、かなりやせている。
胸が無いのを気にしているが、ポニーテールの似合う可愛い子。
新堂 和美
かなり性格がサバサバしている主人公の友達。
運動神経がよく、バスケット部に入っている。
主人公のことは今まであえて恋愛対象として意識したことがなかったが、このクラブを機会に関係を変えられたら、と半ば期待している。
早苗、ななせと和美は恋愛クラブ活動初日から参加している女の子メンバー。
河合 雛子
白馬に乗っている王子様を待つ、少し天然ボケの女の子。 主人公より1つ年上。
小太郎という弟がいて、いつも彼のことを気にしているやさしいお姉さんでもある。
サイクリングが好きなようだが、自転車は持っていないどころかまだ乗れないらしい。
堀川 むつみ
ななせの実の姉で、主人公たちとは別の高校の女子高生。
自分の作った絵本を世に送り出そうと夢をみている文型少女。
メガネっ娘の外見から想像できるように性格はとても誠実で真面目。
恋愛に興味がないのではなく、「ヒーロー」を待ち焦がれているらしい。
仁藤 加奈未
主人公の後輩でななせと同じ学年の女の子。
見た目ですぐにそれとわかるコギャルの格好をしている。
彼女との会話ではH関係の話題をちょくちょく振られるが、恋愛についての考えは以外に乙女チック。
常におシャレを気にしていて、自分を磨くところに力を注いでいる今どきの女子高生。
遊佐 倫子
主人公の一つ下の女の子で、抜群の可愛らしさのために学園のアイドル的存在。
親が過保護らしく、少々甘えんぼな面も持つ。
お嬢様だが母親の過保護から抜け出したいと悩みも持っており、不良っぽく見える主人公にあこがれる。
山科 瑞穂
主人公の隣の家に住む女子大生で、主人公の家庭教師をしていたこともある。
両親から自立しようとしているが、家はいいとこのお嬢様。
大学を卒業したら教師になるらしく、性格もそれに合っていて少々お堅い感じ。
人の悩みを聞いてあげる理知的な大人の女性だが、自分の悩みはあまり打ち明けられない。
薗崎 操
放課後恋愛クラブの活動場所であるレストランでバイトをしているナイスバディの専門学校生。
旅行、エステ、ファッションなど楽しい事ならなんでもこなす人。 自分を磨くことにはお金を惜しまない。
恋愛は軽く楽しむものと考えており、自分が傷つく事をおそれて本気の恋愛には臆病。
若槻 杏奈
自分を対等に扱って話をしてくれる操のことを尊敬しており、はやく彼女のような大人の女性になりたいと願っている。
そのためか、自分の同級生のことは子供と見てバカにしているようなところも。
しかし彼女自身も家に帰れば、ゲームに熱中するいまどきの中学生そのもの。
稲葉 歩
操の知り合いの女子高生で、操が連れてきた形で恋愛クラブに参加する。
主人公と年齢は変わらない。
何事にもこだわる個性派の女の子で、恋愛もスマートでかっこいい恋愛を望んでいる。
自称「学園の歌姫」だが、これは自分で言っているだけで、人に言わせれば相当なオンチらしい。
<Hシーン>
これはLIBIDOさん特有の「LIBIDO塗り」女の子の魅力が十分でていてなかなか官能的です。
LIBIDOさんといえばお尻から何かが出たり入ったりが特徴ですが(笑)、今回はいたってノーマルHばかりで安心(?)です。
しかもその全てが主人公の部屋・ラブホテルでのラブラブH。
このへんは個人的に「買い」です(笑)。
このゲームにはいろんな性格の女の子が出てきますが、どの女の子もHシーンに関して言えば結構ノリがいいのが特徴的ですね。
<感想>
これは高校生を中心とするその名も恋愛クラブのメンバーたちがレストランでキャバクラのまね事をして恋人を見つけようというゲームです(半分適当)。
最初指名できる女の子は3人と少ないのですが、そのうちどんどん増えて12人までになります。
そのくせ男は最初の3人から一切増えないんですから、ギャルゲーらしいですねぇ^^;
主人公はそこらにいそうな高校2年生の男の子で、まーそれは見事に話す相手によって性格を使い分ける軟派なヤツです。
Hにも結構手慣れている感じで、そこらにいそうないまどきの高校生ですね。
このゲームはコンシューマーにも移植され、結構ヒットした作品ですね。
それだけに確かにキャラクターやシナリオはなかなかHで魅力的なものになっていると思います。
基本的に1日3人の女の子を選んで会話し(ツーショットというらしい)、会話の途中で放課後デートに誘うことができます。
休日もクラブはやっていますが、特定の相手を選んでデート券を渡し、デートに誘うこともできます。
それにしてもデート券って…親の肩たたき券じゃないんだからもっとマシな演出がなかったもんかな。
かわいいからいいけど^^;
ツーショットやデートの途中にでてくる選択肢で正しいものを選んでいけば、たいていの女の子とは全4週間あるうちの第3週と4週の休日デートでHができます(中には手の早い女の子もいて2週目でHすることもありますが)。
このゲームでは女の子に好感度というものはないようで、選択肢の中で必要最低限なものを正しく選択していけば、毎日会わなくても攻略は可能です(どれが必要な選択肢かはけっこういろんなHPに載っています)。
なので2,3人は第2週まで同時攻略可でしょう。
<感想2>
惜しむらくはボイスが付いていないところですが、女の子に愛着さえ持てればボイスなしでもイケるもんです。
※「恋のアンサンブル」というソフトを買って「Director’s cut」なるプログラムをインストールすれば、一部(ツーショットの挨拶、デートの待ち合わせ、Hシーン前など)で一言くらいの音声が出ます。
あとHシーンにもボイスが付きます。
それにしても「cut」ってタイトルはイヤミじゃないですか?
誰だってエロゲーはボイス付きのほうが望ましいでしょ?
これじゃ製作者がわざと削ったって風に聞こえてイヤですね。
あと、実際のところHシーンにボイスが付いたことで実用性が高まったかというと、個人的にはそうでもないです。
というのも、Hシーンにボイスが付くといってもメッセージに付くわけじゃなくて、バックにひたすら喘ぐ女の子の声が聞こえるというだけの話だからです。
これが「女の子の一人Hのようですごくエロくて興奮する」という人もいますが、私はどちらかというと演技もクソもないといった印象でした。
<総合評価>
「恋のアンサンブル」付けて
7点で、単体では
6点。
これくらいが妥当なところでは?
おすすめキャラ:
織原早苗&仁藤加奈未。一般的には河合雛子
つまるところこのゲームは女の子たちの魅力的な描き方に関しては、
「萌え」とはちょっと違うかしれないですが結構イイ線いっていると思います。
最後に一言:
「傲慢にテキストを遅くさえしなければ世間の評価ももうちょっと高かったかもね」
▼ タイトル |
メタモルファンタジー |
▼ ブランド |
エスクード |
▼ ジャンル |
メタモル育成アドベンチャー |
▼ 対応OS |
Win95/98/2000/Me |
▼ メディア |
CD-ROM |
▼ 定価 |
\8,800 |
▼ 発売日 |
2001/11/22 |
▼ 必須CPU / 推奨 |
Pentium200 MHz |
▼ 必要メモリ容量 / 推奨 |
32 MB / 64 MB |
▼ 解像度 / 色数 |
640*480・Full Color |
▼ 音源 |
CD-DA |
▼ ボイス |
あり |
【 CG鑑賞モード 】 あり
【 音楽鑑賞モード 】 あり
【 Hシーン回想モード 】 あり
【 メッセージスキップ 】 あり
<シナリオ>
ここは魔女や妖精や奇妙な生き物達が共存する魔法の世界、アンゴルノア―――
と、言っても我々が住む世界とそんなに違いがあるわけではなく、子供達はちゃんと学校に行っているし、
大人達だって日曜日と盆と正月以外は勤労にいそしんでいたりする。
その上、魔法を使える人も一部の人間だけだったりするし、
“ふぁんたじ〜”な生き物達も今や、絶滅の危機だったりする世界。
そして、徐々に“本当の魔法”が忘れ去られつつある世界──
そんな魔法界アンゴルノアでの憧れの職業ナンバー1はプロの“魔女っ娘”と“使い魔”!
魔法の力で、人々を助けてくれる魔女っ娘やその使い魔達は魔法を使えない多くの人達にとって、憧れの的だった。
当然、この世界にはそんな人々の憧れを実現してくれる学校だってある。 私立聖泉エンゲル魔法学院。
プロの魔女っ娘、使い魔を養成するための専門学校である。
──と、そこに1人(?)の転入生がやってくる。彼の名前はハタヤマ・ヨシノリ。 人間ではない。
見てくれはただのぬいぐるみにしか見えない、自称ただの転校生。
そんなハタヤマくんはプロの使い魔なる気などさらさらなく、
“人間になる魔法”を使いこなせるようになるのが目的。
……でも、その理由は人間の女の子とエッチしたいからだったりする。
最低なほどに欲望丸出しなハタヤマくん。
そして、そんな彼があらゆる生き物に変身できる禁断の闇魔法“メタモル魔法”と出会ったとき……。
欲望を実行に移すのに、さして時間はかからなかった。
なんせ、この魔法を使えば、“触手”や“スライム”、“マシーン生物”にさえ変身可能なのだから!
でも、人間になるためには本当の魔法“愛”が必要だったりするんだけど
……大丈夫なのかな?
しかも謎の秘密結社“闇魔法学会”まで現れて、もうハチャメチャ!
いったいどうなることやら……
“メタモルファンタジー”それは、魔女っ娘とぬいぐるみと変身と魔法とハチャメチャと……
そして、愛の物語……なのか?
<キャラクター>
フィリア・カーネリアス
ちょっぴりドジな白の魔女。
でもロザリオ(セントクルスト)を使った神聖魔法の腕前は本物で学院でもトップクラス成績。
でも魔法薬生成の授業ではよく爆発事故を起こすし、ほうきに乗るとたまに居眠り運転をして人身事故を起こす。
朝に弱く、料理や裁縫が得意で、掃除も好きなのでほうきは手放さない。
また、絵が幼児並にへたくそだったりする。
ぬいぐるみを集めるのが好きな畑山憧れの女性。
ビビアン・カーネリアス
フィリア・カーネリアスの妹。 いわゆる天才児で性格もおとなしいが、ちょっと変人っぽい。
絵に描いたものを現実の世界に呼び出せるマジカルペンシルを使って魔法を操る。
また、マジカルペンシルは天才絵描きだった母の形見でもある。
朝に強く、料理の腕は破壊的だが、天才的な絵の才能を持っていたりと姉とは正反対の能力を持つ。
ちなみに姉同様、魔法の潜在能力はかなり高いものを持っているが、手加減を知らないので彼女と一緒に授業を受けていると命がいくつあっても足りない。
また語尾に「〜なのだ」をつけてしゃべり、「ぴこぴこぴー」やら「べろべろベー」など変な発言が多い。
シルフェ
畑山と同じ使い魔科で、畑山の後ろの席に座っている妖精の女の子。
わがまま&気まぐれな上、神出鬼没でなんにでも首を突っ込みたがるため、トラブルメーカーである。
でも彼女の持つ生来の明るさとあきれるほどの楽天的発想はいっしょにいる者まで楽しい気分にさせてくれるものがあり、どうしても憎めない奴である。
なぜか畑山に興味を持っており、彼の怪しげな行動を黙認してくれている。
ルシフェル・ナナリ
鴉のように真っ黒な髪と紫の瞳を持ち、どこか人を寄せつけない雰囲気を漂わせている女の子。
鏡(陰陽鏡)を使った魔法“鏡魔術”を操る黒の魔女。
空を飛ぶときは金色の杖に乗って飛ぶ。占いも得意。
なぜかハタヤマとは気が合い、冗談を言うこともあるがブラック過ぎてあまり笑えない。
また、彼女には生贄の儀式をやっているなどの噂があるが……
たまに狐化する。
趙 鈴玲
語尾に「アル」をつけて話すチャイーニーズウィッチ。
彼女の持つでんでん太鼓(マジカルでんでん)は打ち鳴らすことで、剣(銘:問答無用天地逆鱗剣)や、はりせん(銘:問答無用烈風衝撃紙)などに変化させることができる。
空を飛ぶときはマジカルでんでんをほうきやロケットに変化させて飛ぶ。 中国拳法も得意。
また畑山のことを全く信用しておらず、何かよくない事件が起こるとすぐにハタヤマのせいではないかと疑ってくる。
そのとき、ハタヤマのダブついたおなかをタプタプさせながら問い詰めるのが癖。
実は故郷にいるたくさんの兄弟姉妹を養うために魔女修行をしている。
シオリ サンダース
私立エンゲル魔法学院で図書委員を務めるメガネ三つ編みの女の子。
普段は大人しく、人畜無害だが、怒ると暴力を振るうこともあり、頑固な一面もうかがえる。
厳格な家庭(体罰も含む)で育った彼女は決まりを守ることを1番に考えてきた。
しかし、実はそういう風に決まりを守ったり、それを守らせる行為に本当にそれが自分の意志なのかと疑問も持っている。
怪物に襲われたあと、娼婦のような女に変身しているのはその辺に理由がある。
舌足らずなしゃべり方をする。
伊藤くん
ハタヤマと同じ使い魔の生徒で親友のファンシーキャラ。
ハタヤマと同じ魂を持つエロぬいぐるみ。
ぼけ〜としているようだが、裏では盗撮した女子の裸体をネットで流している。
篠原さん
ハタヤマにメタモル魔法を教えてくれるペンギンの姿をしたファンシーキャラ。
一応、ハタヤマにとって師匠的存在であるが、あまり尊敬はされていない。
何者かにおわれている様子だが……。
ハタヤマ同様、背中にチャック有り。
ヴィルヘルム ミカムラ校長
私立エンゲル魔法学院の校長。 正確には学院長だが、生徒からは校長と呼ばれている。
ニセ英語を操る胡散臭い男だが、実は魔法オリンピックで5つもの金メダルを奪取した元国民的英雄。
自分のことを国際派だと思っているらしいが、英語はそれっぽくしゃべってるだけ。
実は近年の科学文明の発達による魔法の弱体化、年々落ちていく魔女っ娘のレベル、いい加減な気持ちでプロの魔女っ娘を目指す生徒が増えたことを懸念している。
<システム>
セーブ数多数。 充分すぎ。
早送り巻き戻しあり。 ただし、既読文章のみ。
シーン再生、CGモードは一度ゲームオーバー以外のエンディングを見てから。
ただシーン再生は少々見づらいです。
<音楽音声>
フルボイス。 男も喋りまくります。
もちろん、キャラクターごとに再生選択可能。
音楽は結構ファンタジーを意識していて、中ボス戦闘の音楽を始終聴いていた所為か、(良い意味で)やたら耳に残りました。
<感想>
ファンタジーものです。
ただし、いわゆる剣と魔法の世界ではなく、
現実世界と魔法世界の都合のいい部分のみを混ぜ合わせた感じです。
特徴として主人公はぬいぐるみ。
外見は可愛らしいのですが、内面は始終人間になって女の子とHすることしか考えていないとゆう、わかりやすいキャラクターです。
お話はネタ晴れになりますが、主人公ハタヤマを中心のドタバタコメディーです。
色々あって主人公は他の生物に変身するメタモル魔法を身につけるんですが、そのまま欲望に任せて女の子を凌辱するか、それとも真実の愛を求めるかによってシナリオが鬼畜と純愛に分岐します。
ヒロイン分のシナリオがあるのですが、どれをとってもかなりボリュームがあります。
鬼畜、純愛どっちもしっかりした話でした。
CG3枚組は伊達でない!
戦闘もなかなか面白いです。育成シミュレーションの要素もあります。アニメも雰囲気に合っていて可愛い。
絵に惹かれ、買おうかどうか迷ってると言うのなら、直感に従うべきだと言っておきましょう。
で、ここから苦言です。
少々CGの使い回しが目に付きました。
CG総数は120枚くらいなんですが、エロ以外のCGが多数あるため、エロCG総数は60枚くらいです。
また、鬼畜と言っても最初のうちは主人公は躊躇していまして、自分だけ気持ちよくなったらさっさと女の子を解放するというチキンぶりを見せつけてくれます。
また、シーンごとに使うCG数が少なく、前述したとおり使い回しが多いです。
そしてシナリオですが・・・
笑えないギャグが多々ありました。
具体的に書くと、
「あ、あれは×××(怪物の名前)! ぎゃー!」
ばき、ばりばりぐしゃ。むしゃむしゃ
「げっ、食っちまった」
・・・・・笑えませんて。
直前までギャグを体現していたキャラが悲鳴をあげて頭から食われるとか、問答無用で殺すとか拷問するとか洗脳するとか…。
文章だけとは言え、少し引きました。
また、ネタばれになりますがシナリオによってはギャグを捨て、魔王退治一直線のシナリオをひた走ることになります。
そしてなにより大事なこととして、メインヒロインであるカーネリアス姉妹以外の登場キャラの扱いが、何というかやたら悪いんです。
投げやりと言いますか、少なくともカーネリアス姉妹ほどの気合いをシナリオに感じられませんでした。
全般的に、細部がうまく噛み合ってない印象を受けました。
また、戦闘ですが、最後の戦闘…やたら時間がかかります。
エスクードの攻略掲示板に色々書いてありますが、
“運の要素がかなりある。”
“やたら時間がかかる。”
という結果が導き出されます。
ボスキャラらしさを出したかったのでしょうが、結局倒し方がわかれば繰り返し作業になるんですから、もっと早く終わるようにして欲しかったですね。
せめて10分以内に・・・・・・
<結論>
最後に評価を下げる結果になりましたが、勝って損はない出来だと思います。
良くも悪くもエスクードらしいゲームでした。
あ、あと獣姦が嫌いな人は避けた方が良いかな。
おすすめキャラ:
ヴィルヘルム ミカムラ校長。 おもろいおっさんじゃった。
彼の声有りモードでのプレイを推奨します。
最後に一言:
「う〜ん、惜しい。 設定を生かし切れてない!
狂淫学園 (マインドシーカーさんのレビュー) |
評価:6 |
▼ タイトル |
狂淫学園-きょういんがくえん- |
▼ ブランド |
アトリエかぐや |
▼ ジャンル |
淫欲学園アドベンチャー |
▼ 対応OS |
Win95/98/Me/2000 |
▼ メディア |
CD-ROM |
▼ 定価 |
\8,800 |
▼ 発売日 |
2001/11/22 |
▼ 必須CPU / 推奨 |
MMX Pentium 200 MHz / PentiumII 350 MHz |
▼ 必要メモリ容量 / 推奨 |
64 MB / 128 MB |
▼ 解像度 / 色数 |
640*480・High Color以上 |
▼ 音源 |
PCM |
▼ ボイス |
あり |
▼ DirectX |
DirectX8以上が必要 |
【 CG観賞モード 】 あり
【 シーン観賞モード 】 あり
【 BGM観賞モード 】 あり
【 メッセージスキップ 】 あり
【 セーブ数 】 30
<シナリオ>
名門女学園に教育実習生としていくことになった主人公「草野光博」
しかし、彼は女学生の体操服や下着をネット上で特定のユーザーに提供する裏の顔があった・・・。
今回の実習もその目的のため彼が以前から計画したものだったのだ。
体育中の教室や更衣室から恥物を奪い取り、
カメラで隠微な部分を盗撮!!
そしてその行為は脅迫へとエスカレートしていく・・・
<キャラクター>
早川 翔子
清楚でおしとやかなヒロインタイプの女の子
乾 美加
バレー部員のボーイッシュな女の子
弓野 繭
あまりめだたない文系の無口な女の子
田所 さなえ
おもらし癖のある明るく元気な女の子
(↑見事なまでに文の前後がバラバラな気が^^;)
南波 雪菜
芸能界でアイドルとして活躍している。
<システム>
エロゲに必要な機能は一通り揃ってます。
セーブ数30。 充分ですね。
しかし、早送りが早送りじゃないため、CG集めや再プレイ時にストレスが溜まりました。
どれくらい遅いかというと、自動送りと勘違いするくらい^^;
セーブロード画面の呼び出しもやたら遅く、いったいどこにエロゲにしては高いスペックを必要としてるんだという気がしました。
内部処理とか、きちんとやってるんだろうか・・・?
<音楽・音声>
声優さん頑張ってる人と、投げやりで棒読みな人がいます。
両極端ですね。
音楽はなんと言いますか・・・どうでも良いです。
<感想:>
脅迫ですよ。 脅迫。
それもストーキングで弱みを見つけてあげくに凌辱と、一昔前の格闘ゲームのコンボ並ですよ!
ゲーム自体はよくある臭○もどきでなく、制服とかハンカチとかを盗んでマニアに売って、アイテムを揃えると独自性を持たせています。
ここは評価できますね。 うまく盗めるかどうかは連打ゲーム。
…前回の最終痴漢電車で意味のないミニゲームはいらんと書きましたが、今度は前に比べれば大分必然性が出てきたかと思います。
制服盗んで大急ぎで逃げ出すって感じがよくわかりましたね。
あと盗撮にターゲットロックのミニゲーム、同じくスカートのぞきで連打ゲームがありましたが、概ね雰囲気は出てました。
また、このスカートのぞきはカードコレクションの趣もあり、CGをコンプリートさせるのは結構面倒もとい大変でしょう。
そう言う意味では比較的長く遊べるかと。
ただの作業かもしれんけど・・・
続いてゲーム自体の内容に関してですが、やたら肉がぷにぷにした感じの原画さんのおかげでしょうか・・・
ん〜〜ん〜〜いやらしい・・・^^;
とカエル人間になって大喜びです。
手で揉まれる胸、本気で嫌そうな顔。
汁もやたらと出て、主人公がカルピス原液製造器の生まれ変わりじゃないかと思うくらい^^;
ヒロイン達の嫌がる表情、嫌なのに感じちゃってああ!ってところもなかなかです。
少々幼い感じのキャラクターですが、汁好き、凌辱好きの人にはお薦めかと^^;
全員処女なので処女スキーにもお薦めです。
文章も映画の台本みたいにセリフの応酬ではなく、きちんと状況、心情の描写があってよろしいかと。
感情移入はしにくいかも知れませんけどね^^;
CG総数は使い回しをのぞくと……60枚弱?
シーン自体はキャラ5人にそれぞれ3回ずつ、全員凌辱で最後に輪姦イベントが発生。
多いと取るか、少ないと取るか微妙です。
で、ここから買うかどうか迷ってる人に対して。
スカトロがあります。 どっばぁ!とばかりに吹き出ます。
生理中レイプがあり、血がダラダラ出ます。
信じられないくらい馬鹿な設定のキャラクターがいます。
なんてーか人間?てな感じの奴らに輪姦されます。
これはアトリエかぐやのゲーム全般の特徴かも知れませんね^^;
で、ここからどうでも良いけど気になったこと。
なんで3年生がでん?いや、まあサブキャラで1人出たけど。
せっかくの学校なのに先生は!?
不思議だ・・・
<結論>
なんといいますか、キャラ数も5人と少なく、実に妙な初歩的バグまであり、大急ぎで作りましたって感じがしました。
個人的にはお薦めですが、8800円を高いと取るか、適正と取るか…。
女教師、3年生がいないことをどう思うか。
それ次第と思います。
<評価>
6点 …悪くはない、悪くはないが。
<最後に一言一言>
なにより、なぜ眼鏡っ子がいない?
……すみません、個人的趣味です。
とりあえず、眼鏡ッ子教団団員はヒロインとしてでなくとも、眼鏡ッ子がいるだけで取りあえず買おうかという気持ちになるんです。
逆にいないと大作であってもどうでもいいやって感じて買いませんが^^;
おすすめキャラ:
「……なし。あまりにも型にはまったキャラクターでして。」
▼ タイトル |
Pia Carrotへようこそ!! |
▼ ブランド |
カクテルソフト |
▼ ジャンル |
恋愛SLG |
▼ 対応OS |
Win3.1/95 |
▼ メディア |
CD-ROM |
▼ 定価 |
\7,800 |
▼ 発売日 |
1996/10/16 |
<シナリオ>
夏休みのファミリーレストランが舞台の恋愛体感シミュレーション。
そこで働く女の子と、楽しくて、さわやかで、ちょっとセンチな恋愛を楽しんでみてね。
制服フェチにはたまらないマルチユニフォームシステム採用!!
3種類の中から好みにより制服がセレクトできちゃう!
ちょっと「Pia☆キャロット」に寄っていこうよ★
<システム>
父親との賭けに負けた主人公は夏休み、父親の経営するPiaキャロットにてバイトすることになります。
午前の行動でヒロインの好感度を上げて、午後のバイトでパラメータを上げます。
難易度は大したことないですが、パラメータは結構厳しく要求してくるので、効率よくプレイするよう心掛けるといいでしょう。
<音楽・音声>
音楽はまあまあ。
明るい良い感じです。
音声はありません。
<感想>
明るくて良い感じです。
萌えキャラもいっぱいいますし。
気楽に楽しむには良いのではないでしょうか。
主人公の性格も変な癖がないので、素直に入り込めます。
プレイ時間は2時間程度、と絞り込んであるので、手軽にプレイできるのは良いのですが、キャラに感情移入した(萌えた)矢先にエンディングを迎えてしまうのが痛いですね^^;
萌えゲーなので、イベントは多い方が良いのですが、そうするとバランスも崩れてしまうわけで、難しいところです。
Piaキャロといえば制服セレクトですね。
3つの制服の中から選ぶことが出来ます。
ちゃんとイベントシーンも制服ごとにあるあたり、作りこんでいますね。
16色CGなので、今見ると粗いですが、何か妙な色気を感じますね。
おすすめキャラ:「森原さとみ、河合雪子、北川清美」
氷室さんより一言:「幼なじみで思いを寄せているさとみ。初恋のお姉さんの清美。
こういうの、好きなんで、楽しめました。」