淫内感染2 鳴り止まぬナースコール (タケ・ユタカさんのレビュー) | 評価:8 |
▼ タイトル | 淫内感染2鳴り止まぬナースコール |
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▼ ブランド | ZyX |
▼ ジャンル | みるドラアクション |
▼ 対応OS | Win95/Win98 |
▼ メディア | CD-ROM4倍速以上(8倍速以上推奨) |
▼ 定価 | \8,800 |
▼ 発売日 | 1999/12/17 |
あめいろの季節 (Horusさん&タケ・ユタカさんのレビュー) | 評価:5〜7.5 |
▼ タイトル | あめいろの季節 |
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▼ ブランド | ZyX |
▼ 対応OS | Win95/98 |
▼ メディア | CD-ROM |
▼ 定価 | \8.800 |
▼ 発売日 | 2000/04/28 |
タケ・ユタカさんのレビュー
<システム>
上記参照^^;
他に、キャラ別に音声offにできるなど。 完璧とは言えないけど、なかなかのシステムです。
でもなんでシーン鑑賞が無いんだ〜(怒)!!
<音楽/音声>
音楽:メインテーマ(主題歌のメロディー)は結構好きです。
あとは普通。 っていうかメインテーマのリアレンジ多すぎじゃない?
音声:メインヒロインの優子は「淫内感染2」の深山佳織役の人?
風華は「淫内感染2」の薗田愛美役の人で、美礼は御堂江美子役の人かな?
かすみは「Hなバニーさんは嫌い?」のマネージャー・明菜役の人で、ZYXは本作品で初登場?
要するにZYXのお馴染みメンバーで、4人ともHシーンはハンパじゃなくエロいです。
<感想>
このゲーム、父親はずっと出張中で家におらず、再婚相手の母親が早逝したため、家では次女の優子が専業主婦となって長女のかすみと弟のゆうじ(固定)の面倒を見ています。
暴力オヤジは途中から帰って来ますけど。
ヒロインは姉2人の他にも風華と美礼の2人がいますが、この2人はいってみれば敗者復活戦キャラ。
優子の攻略をあきらめるような選択肢ばかり選ぶと美礼の、かすみの攻略をあきらめると風華のシナリオに入ることができます。
(適当に選択肢を選んでいるとこの2人すら登場しない悲惨なシナリオに…)。
あ、それと最初はかすみ姉さんは攻略できず、彼女を攻略するには一回クリアして「かすみ編」を始めることが必要になります。
登場人物がいつものジックス作品に比べると極端に少なめで、シナリオが長いわりに総Hシーン数もメインの優子・かすみの2人あわせても5、6個しかないのはちょっとさびしいです。
そのかわりHシーンの内容は結構濃くて、個人的に好みのテキストになっていますが…。
ADVのシステムが変わっていて、ずっとゆうじの視点でストーリーが進むわけではなくて、何度も他の人物(ヒロイン)の視点に切り替わって、そこでの選択肢ももちろんストーリーの分岐に影響を及ぼすというものになっています。
このへんは説明書に「彼女たちの心情に触れることで、物語がより自然に、より深く心に響きます」とあるように、ジックスさんというかシナリオライターさんが「どうです?より感情移入しやすいでしょ」という得意満面のシステムなのでしょう。
が、残念ながらこのシステムはちまたの評判がかなり悪く、「あまりにも頻繁に切り替わるので混乱しやすい」「ずっと一人の視点で描いたほうが良かったのでは」など、無い方がマシとまで言われています。
個人的には特に気にならないと思うんですが、このシステムのせいか(もしくはHシーンで入るヘンなアニメーションのせいか?)、このゲームの評価はたいてい6,7点にとどまる人が多いようですね。
それはともかくとして、このゲーム、登場人物の性格付けがちょっとヘンです。
ってゆーか、個々人はそれほどでもないけど、3人揃って異常な関係を形成しているというか…。
優子のお見合い相手でゲーム的にはお邪魔虫のはずの浦沢さんが、ごくまともでいい人に見えるのは僕だけですか(笑)?
主人公のゆうじは、毎朝かすみに鍛えられているわりにはやたらと考え方が内向き(中学生時代イジメで自殺未遂を起こしたらしい)で、気に入らないことがあるとすぐ河原へ走って行ったり自分の部屋にこもって一人泣きします。
おまけにどうしようもないシスコンで、姉2人とずっと別れたくないばかりに都合が悪くなるとすぐ家出して2人に捜させます。
優子を手に入れるくだりでは河原で再度自殺を図る始末。
18にもなって考え方が小学生と変わらない困った奴です。
ただし姉2人を危機から救うにあたってはやたらとたくましくなり、カッコいいところも見せます。
もしかしてこのゲームの評価を貶めているのはこいつのアンビギュアスなキャラかも(笑)。
次女の優子は性格がおしとやかで芯がしっかりしていそうに見えて、(ゆうじとHするにいたるストーリーでは)見合いの期間中もゆうじにハートマーク入りのお弁当を作ったり、ゆうじに誘われて海や花火大会へ2人きりで行ったりするブラコンぶり。
この辺の優子の描き方はデリカシーなさすぎのような気がするんですが…。
そんな2人を大人の視点から「しょうがないやつらだ」くらいに見守っていたかに見えた長女のかすみも、「かすみ編」で彼女の心情・行動が語られるにつれて、優子が可愛く見えるくらい弟のゆうじにとほうもなく背徳的な愛情を感じていることがわかります。
その過剰なこと、「ゆうじを吸っていく」と称して毎朝弟の部屋にこっそりと入り込み、弟の残り香をお腹いっぱいにおさめてから外へ出かけるといった変態ぶりからもよく窺えます(笑)。
そんなわけで、表面上仲良し家族として生活している3人も一皮向けばすぐにでもお互いを求め合うケダモノになるような状態のため、くっついたときのHシーンがどれほど嬉々としたものになるか想像に難くないですね。
このあたりはラブエロに弱い私としては高く評価せざるを得ないですが、なんだか心情的には置いてかれているような気も(笑)。
もっともHの内容自体はいたってノーマルなもので、いままでのジックス作品にあったちょっとひくような(過激とも言う)シチュエーションは全くありません。
たださっきも少し書きましたが、今回はZYXお得意のアニメーションが少しおかしいです。
女の子の全体を描かずに、オッパイだけをアップにしてプルプルと動かしていたりします。
しかもそれは他の女の子たちで使いまわすためかと思えばそれほどでもなく、「どうやらこれは単なる山根氏の手抜き?」と思えてしまいます。
まあ、それとは別にちゃんとしたCGがそれぞれのHシーンに数枚用意されているので我慢できますが…。
山根氏の原画が武藤氏と違うのは目が縦長で乳首が小粒型なところだけですね(笑)。
ところでこの作品には記念すべきことが一つあって、それはジックスさんの声優さんに対する演技指導に「フェラのちゅぱ音」が加わったことです(爆)。
このゲームは特にフェラシーンで「ホントに声優さんが全部やっているんか?」と思えるほど壮絶な舌技が繰り広げられています(笑)。
とくにかすみ姉さんの長〜いフェラシーンは圧倒されてしまうほどの破壊力。
ちゅぽちゅぽじゅるじゅるぴちゃぴちゃやりすぎです。
優子姉さんは逆にちょっと気合入りすぎてしまったようで、フェラの最中にやたらと喘ぎまくるのでかえってこっちが引いてしまいましたが(笑)。
しっかし、ホントに何を咥えて録音しているんだろうか…。
終わってから考えてみると、テーマは「姉二人からの自立」といったところでしょうか?
その点についてラストのドタバタ劇を見る限りそれなりに描けていたのではないかと思います。
ただやっぱりそこまでにいたるテキストがちょっと長すぎでしょう。
メッセージスキップがついてますがそれでも飽きます。
<総合評価>
7.5点。 姉キャラに弱いもので、かなり高めに付けています。
一般的な評価はやっぱり6〜7といったところでしょうね。
おすすめキャラ:個人的にはかすみ。 一般的には優子か風華。
タケ・ユタカさんから一言:「本人たちの気持ちが純愛でも世間的にはとんでもなく背徳愛ってこともあるよね。」
きらめく瞬間 (うまのふんさんのレビュー) | 評価:5 |
▼ タイトル | きらめく瞬間 |
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▼ ブランド | BLACK LIGHT |
▼ ジャンル | 恋愛アドベンチャー |
▼ 対応OS | Windows98/Me/2000 |
▼ メディア | CD-ROM4倍速以上 |
▼ 定価 | \8,800 |
▼ 発売日 | 2000/07/28 |
となりのお姉さん (タケ・ユタカさんのレビュー) | 評価: 6 |
▼ タイトル | となりのお姉さん |
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▼ ブランド | にくきゅう |
▼ ジャンル | 恋愛ADV |
▼ 対応OS | Win95/Win98 |
▼ メディア | CD-ROM |
▼ 定価 | \ 8,800 |
▼ 発売日 | 1998/12/11 |
【CG鑑賞モード】 あり
【シーン鑑賞モード】 あり
【BGM鑑賞モード】 あり
【メッセージスキップ】 あり(メッセージの横のキャラの顔をクリック)
【セーブ数】 最大99
<ストーリー>
幼い日の記憶に刻まれた、あの人。
いつも側にいた いつも優しくしてくれた。
そして、いつも手を差し伸べてくれた。
でも、その手を握り返すことが出来なかった…。
どうか、あの時をもう一度…。
憧れの女性に童貞を捧げるのが目的の恋愛・バイオレンス・アドベンチャー。
手がかりは、その女性のことを「お姉ちゃん」と呼んでいたことのみ。
はたしてアナタは童貞を奪おうと襲ってくるモンスター達を相手にしながら「お姉ちゃん」と結ばれること出来るでしょうか?
このホームページではにくきゅうより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はにくきゅうに帰属します。
<ヒロイン紹介>
佐伯今日子
日本で主人公が住むことになった家の隣家に妹と2人で住んでいる女性。
おしとやかで体の弱そうな、パーマのかかったロングヘアーのお嬢様タイプ。
主人公の呼称:まーくん
佐伯明日香
今日子の妹で、主人公とは幼なじみ。
活発で頭がよく、ちょっと暴力的だが根は素直な女の子。
ショートカットで、普段はメガネをかけている。
主人公の呼称:ピー助
七美さなえ
登校途中で出会う女子大生(実は医大生らしい)。
おっとりとしていて、マイペースな発言を繰り返している。
主人公の呼称:ミィ君
美鈴夕華
ミュージカルスターを目指してバイトに励む健康的なお姉さん。
いろんなバイトをしていて、町を歩いているといろんな格好をした彼女と出会う。
主人公の呼称:少年
夏 風麗(シア フォンリー)
主人公の父親(プロレスラー)の友人の娘で、主人公の家に居候することになる。
拳法の達人で、いつもどこかしらで修行をしている。
主人公の呼称:オマエ
以上の5人がメインヒロインで、下の6人はモンスター(笑)。
月関霧羽
オカルト研究をしているちょっとアブない下級生の女の子。
主人公のことを前世でお姫様だった自分と恋人だった騎士だと思い込む。
主人公の呼称:アルシオーン様
御琴玲
学校への道すがらにある神社の巫女さん。
普段は真面目で理知的な女性なのだが、どうやら淫乱な憑き物に取り憑かれているらしい。
主人公の呼称:アナタ
花子・ホワイト
主人公の学校の化学教師として赴任してくる。
その正体はかなりのマッドサイエンティストで、主人公のことを最高の実験材料と思い込み、ことあるごとにHな実験に使おうとする。
主人公の呼称:お前
草嶺満子
主人公がアルバイトしている喫茶店の女主人。
落ち着いた大人の女性に見えて、実はとんでもない痴女。
方々であられもない姿をさらしている。
主人公の呼称:御手洗くん(主人公の名字)
追瀬葵
主人公の下級生で、主人公に一目惚れしたあと、そのストーカーになる。
性格は思い込みの激しいブリっ子タイプ。 シ○ラーみたい。
主人公の呼称:ダーリン
椎名ルイ
街で出会うAV女優。 夕華とは結構長い友達らしい。
主人公のことは別に好きでも何でもないが、夕華と親しげに話しているのを見て何となく彼の童貞を奪いたくなったという困った人。
ちなみに桜木ルイには全然似ていない。
主人公の呼称:君、アンタ
<音楽/音声>
音楽:ボイスをonにすると全然聞こえません。
逆にoffにするとかなりクリアに聞こえます。
つまり音楽がどうとかじゃーなく駄目駄目ってことです。
音声:一部イベントシーンのみボイスあり。
演技レベルは普通なんだけど、その前に蓄音機みたいな音質を何とかしろ〜!!
<感想>
このゲーム、CGやゲームシステムは一見すると「同級生」や「とらハー」と同じのMAP移動式ADVに見えるですよ。
ところが!そのストーリーは見事なまでにおバカ(笑)
ゲーム目的は「幼少時代にあこがれていたとなりのお姉さんに童貞を捧げるため、学校の登下校に現れる主人公の童貞を狙うモンスターをかわし、童貞を守り抜くこと」ですって。
このモンスターというのは童貞を狙うという行動からもわかるように女の子です。
しかもべつにモンスターのフォルムをしているわけじゃなくて、容姿は一般ピープルです。
(ヘンな性格の人が多いけど)。
要するに主人公は学校への登下校の際、道すがらHなお姉さんたちにHなことをされてどんどん気力を奪われ、気力が尽きてしまうと童貞を奪われることになります。
しかし家と学校の間を直行するだけではヒロインのハートは掴めないわけで、お目当ての女の子のいる場所に行って好感度を上げておかないといけないわけです。
さらにさらに、ある程度Hなお姉さんたちとHなことをしておかないと、いざお目当ての女の子と本番に臨んでも不幸な結末を迎えてしまうのです。
これでこのゲームの概要がわかっていただけたでしょうか?
主人公自体は5,6歳でアメリカに移住して、高1になって戻ってきた男の子なんだけど、なんで童貞をあこがれのお姉さんに捧げたいのか、動機が全くもって不明です。
しかも肝心のお姉さんの名前もすっかり忘れて近所に住んでいたとしか覚えてないし。
引っ越してたら一生童貞のまま過ごすつもりなんでしょうか?
何を根拠にそのお姉さんが自分の近くにいると信じているのかわかりません。
っていうか隣に住む今日子さんその人以外に考えられないんですけど…(笑)
こいつアホか?かと思うとストーリー展開によってはちゃんとお目当ての女の子が「あこがれのとなりのお姉さん」だったということになったりするから、どうやらこいつだけがアホではないようです。
人間関係もいいかげんで、ほとんど日本で過ごしたことがないのに幼なじみでずっと自分のことを想い続けていたという近所の女の子がいたりするですよ…すごく変。
彼の童貞を狙う女の子もなんでか一目彼を見たとたん自分の「運命の人」と思い込んでしまうような人ばかり。
ああ、真面目に書くだけアホらしいような内容ですね。
まあね、私を含めどちらかというとエロゲに素晴らしいストーリーは不要だとか言う人なら、Hシーンを見るためにひたすら女の子と会っていろいろと面倒なフラグ立てをするよりは、「女の子(モンスター)とHな経験をする」ということが合い間に挟まっていた方が面白いと思えるかもしれんですが…。
でもこんなバカゲー熱心にやってる姿というのはそれはそれで情けなくなってくるですよ。
バカバカ言っている割にはお目当てのヒロイン(5人)とのストーリーは結構マトモなんですがね。
途中にその女の子とだけのイベントも1人3,4個は用意されていて、そこだけとらえればフツーの恋愛ADVとも言えなくもないのです。
同時攻略は到底無理で、何度も繰り返しプレイしなきゃいけないのがまたつらいっす。
まあかなり速いメッセージスキップがついていると途中で知ってからは、攻略も楽になりましたが…。
ただHPじゃなくて説明書に載せておいてほしかった。
Hシーンですが…これはたいていの人なら満足できるデキかと(笑)
ただモンスター役の女の子(6人)とのHシーンは頻繁に起こるものの、正ヒロインの5人とは最後に一回(ただしGOODエンドとBADエンドで微妙に違う)だけ。
個人的にはその後を期待していただけにちょっと淋しいかな〜。
モンスター役の女の子たちとはアナルプレイや素股はあっても絶対本番はなしなわけですから(アナルに入れるのはOKなのね…)。
まあ、それぞれのヒロインのラストのHがえらく濃いものになっているのは間違いないんですが…。
それにしてもこのゲーム、イベントシーンにのみボイスが入る仕様になっているんですが、このボイスがちょっとヒドい。
どんな劣悪な機材を使って録音したのか、はたまた容量の為に音質を下げまくっているのか、再生すると昔のLPみたいな音になって聞こえるですよ。
98年発売のソフトとしては、チープに過ぎるというかなんというか…まあ、演技力はそこそこなので良しとしておきましょう。
あと、このゲームはリビドーの「放課後恋愛クラブ」みたいに画面に日数とか体力とかの表示ウィンドウがやたらといっぱい出るタイプです。
気にする人は考慮に入れてください。
<総合評価>
さんざん言ったけど6点(笑)。
悪くないけど人を選ぶゲームです。
おすすめキャラ:お隣の今日子さん。バッドエンドはかなりの垂涎モノですね。
最後に一言:「馬ッ鹿ですね〜!!」