淫内感染 (タケ・ユタカさんのレビュー) | 評価: 7.5 |
▼ タイトル | 淫内感染 |
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▼ ブランド | ZyX |
▼ ジャンル | 陵辱ADV |
▼ 対応OS | Win95/Win98 |
▼ メディア | CD-ROM |
▼ 定価 | \ 8,800 |
▼ 発売日 | 1997/09/05 |
▼ 解像度・色数 | 640*480・16bit |
▼ 音源 | MIDI・PCM |
【CG鑑賞モード】 あり
【シーン鑑賞モード】 あり
【BGM鑑賞モード】 あり
【セーブ数】 9
<ストーリー>
城宮総合病院に勤務する坂口晃は将来を嘱望される若手エリート医師として、日々真面目に働いていた。
あるとき、坂口は同僚の外科医・御堂江美子が手術後のオペルームでオナニーしているところを目撃してしまう。
その後再び江美子のオナニーを目撃した坂口は、本能のおもむくままに彼女を陵辱してしまい、強い後悔の念に苛まれる。
ところがさらにその後「手術時の緊張感で欲求不満になってしまう」という江美子に逆に犯してほしいと頼まれ、坂口の中で何かが壊れる。
江美子を自らの奴隷とし、女性を陵辱する喜びに目覚めた坂口は、身の回りの看護婦たちの弱みを握って次々と陵辱していく。
やがて彼の毒牙は院長令嬢の明日香へと向けられる…。
<ヒロイン紹介>
杉村弘子
城宮総合病院に勤める坂口付きの看護婦。
薬剤部の飯村真奈美とは親友同士で、後輩の面倒見が良く細かいところまで気を配るしっかり者。
病院内で周りのウケも良い。
優秀でよく坂口の面倒を見てくれていたが、薬剤室から睡眠薬を持ち出したことが坂口にバレてそれをネタに犯されてしまう。
御堂江美子
城宮総合病院に勤務する腕の良い外科医。
オペをした後には体が火照ってしまう。
手術室で自慰していたところを坂口に犯されるが、その時の事が忘れられず、坂口の奴隷になる。
飯村真奈美
城宮総合病院に勤務する薬剤師。 弘子の親友で気が強い。 婚約者がいる。
坂口が弘子を脅迫した事実を知り、警察へ通報しようとするが・・・。
岩崎留美
性的な欲求が非常に深い看護婦。 時には患者に手を出すこともある。
患者にフェラしているところを坂口に見つかるが、問い詰められると逆に口止めと称してフェラしてくる。
声優さんは「虜」の美恵子役の人。
米田栞
レズっ気のある看護婦で、留美を「お姉さま」と呼んで慕っている。
そのことに気付いた坂口に留美をエサにされて処女を奪われる。
本庄萌恵
城宮総合病院に勤務する看護婦。 メガネっ娘。
ドジでいつも失敗ばかりして婦長に叱られている。 少々マゾっ気あり。
城宮明日香
城宮総合病院理事長でもある院長の一人娘。 現在は医大生。
坂口に好意を持っているらしく、医者を目指しているので勉強を教えてほしいと近づいてくる。
<システム>
上記参照です。
スキップも読み返しもオートもなし、最近の作品に比べるとさすがに見劣りするシステムだとは思います。
インストール容量:最小=約1MB、標準=約27MB
<音楽/音声>
音楽は最大にしても聞こえません!!小さすぎ。
声優陣はこの後のシリーズでもおなじみとなる顔ぶれが既にそろっており、艶技レベルはかなり高いです。
ただこのゲームの頃のZYXの演技指導にはまだ後年で見られるような光ったものはなく、テキストもやや短めでまあ普通のHシーンに仕上がっている、という感じです。
<感想>
ストーリーは基本的に真っ直ぐです。
途中の選択肢で何を選んでもエンディングにたどり着けますが、決められた5箇所くらいの選択肢で正しいものを選べば真のエンディングが見られます。
あとは選択肢によって見られるHシーンが変わるくらいで、ゲーム自体は簡単なADVです。
Hシーンは選択肢によって見られる他に、奴隷化したキャラを診察室に呼び出して見ることもできます。
ボイストリップなどのリメイクも出ていますが、初期のWin95専用もウインドウサイズにすればCGは結構綺麗な方です。
ZYXといえばHシーンの売りはループアニメ・・・なんですが、今回の作品ではまだ数えるほどにしか揃っておらず、HシーンはほとんどCG1、2枚で構成されています(逆にいえばアニメの量に比べてHシーンの数が相当多いんですが)。
でも、このアニメーション自体は「ZYXが『アニメ』といっているモノはアニメではない」という向きもあるくらいショぼいです…(/。\)
まあ、それでもヌキ目的のHシーンに使うなら止め絵より効果的ではあると思いますが・・・
なによりOPやEDなどに余分な力を割くことなくHシーンにのみアニメーションを入れるという姿勢は非常に素晴らしいです。
やっぱりエロゲとして売る以上Hシーンには一番のこだわりをもって作ってこそ一流の18禁メーカーですよね!
((゚ー゚)(。_。)(゚-゚)(。_。)ウンウンそのとおり!)
それにしても本作の主人公、坂口先生のあまりの変貌振りには正直いって目をむくものがありますね。
プレイ初日はそれこそどこにでもいる将来を嘱望される若手医師で好青年、といった印象なんですが・・・
御堂先生のオナニーを目撃し、オペルームで強姦してから目に見えて壊れてます(画面に「ピシッ」と電光が(笑))。
それこそ先日まで実に紳士的かつにこやかに会話していた相手の御堂先生を、「おらおらおらおらおらおらおらっ!」とメチャクチャにしたかと思うと、内心で「女は本能的にいやらしい生き物」と勝手に定義。
さっそく手当たり次第とばかりに好みの看護婦を見つけるや、弱みを握ったり仕事上のミスにかこつけたりしてとりあえず犯します。
さらに一様にその痴態を写真やビデオに収めて脅迫する、という手口で奴隷化することに楽しみを見出します(されるほうにも問題あると思いますが)。
人格変わりすぎです(笑)。
ストーリーも終盤になってくると、あまりにも思い通りに事が運ぶもので坂口先生は得意絶頂になり、「とりあえず犯せば何とかなる」と考えるようになります。
ホントに何とかなっちゃうのが悔しいですが。
最終的にはどうやら自分に気があるらしい院長令嬢の明日香をターゲットして、勉強を口実に人気のない病室に連れ込みます。
「お前もやはり今までの女たちと同じなのか・・・?」とか内心で考えながら、彼女の秘部に媚薬を塗りたくり「ふふふ…イクかぁ?はじめてでレイプされてイくかぁ?」と得意げに彼女を犯します。
存分に犯し精液まみれにした後は「はあはあ、ついに犯してやったぜ・・・」とぼやく有様。
事ここにいたるともうただのゴロツキか精神病患者でしょう。
しかしまあ女性陣も型ではめたような犯され方で、たいていは最初は嫌がっていたのがそのうち「えっ…なんで?なんで私感じちゃうの?でも気持ちいい…」と一転して快感に目覚めるという、坂口が増長しても仕方のない反応ですな。
最初から奴隷化される目的で坂口に近づく淫乱看護婦と女医は当然にしても、誰もが途中でヨガりまくるようでは陵辱モノとしてはぬるい方なのかもしれません。
ダーティーな主人公が活躍するゲームですが、自分の隠された欲望に気付きたい人はプレイしてみるのも悪くないと思います(笑)。
記念すべきシリーズ第一作ですしね。
<総合評価>
7.5点
ヌキ目的なら十分実用性はありです。
おすすめキャラ:杉村弘子嬢
彼女は処女ではないですがHシーンでは最後までもっとも痛がりますね(それが理由でおすすめってわけじゃないですが)。
このゲーム、てっきり彼女がヒロインかと思ったんですがどうも城宮明日香がヒロインっぽい位置付けですね。
タケ・ユタカさんから一言:「まったくもってヒドいやっちゃ、坂口先生」
淫内感染2 (タケ・ユタカさんのレビュー) | 評価:8.5 |
▼ タイトル | 淫内感染2 |
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▼ ブランド | ZyX |
▼ ジャンル | AVG |
▼ 対応OS | Win95/Win98 |
▼ メディア | CD-ROM |
▼ 定価 | \8,800 |
▼ 発売日 | 1999/05/28 |
プリンセスメモリー (タケ・ユタカさんのレビュー) | 評価: 4 |
▼ タイトル | プリンセスメモリー |
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▼ ブランド | カクテルソフト |
▼ 対応OS | Win95/Win98 |
▼ メディア | CD-ROM |
▼ 定価 | \8,800 |
▼ 発売日 | 2000/04/07 |
<ストーリー>
片田舎の素朴な村に暮らすコリンは孤児である以外は何の変哲もない青年だった。
宿屋を営むサリアン、ポーニィ姉妹と兄弟のように育ってきたちょっと気弱な青年。
それが今までのコリンだった。
ある夜、コリンは不思議な夢を見る。
闇の中で自分を呼ぶ女性の夢を…。
その女性 はフィーリアとだけ 名乗り消えていく…。
夢を見ただけなら平凡な日常の一齣の筈 だったが、一人の冒険者が村を訪れた事がコリンを運命的な冒険へと誘う。
村外れにある村人達も近づかない禁断の洞窟にリリィと共に潜ることになったコリンは、魔物の巣くうその洞窟の中で、魂を失ったまま立ちつくす夢で出会った少女・フィーリアと再会する。
フィーリアを連れて宿屋に戻ったコリンは、彼女をサリアンとポーニィに預け、自分はフィーリアに感情を取りもどす術を求め、再び洞窟に向かう決心をする。
だが、その洞窟の闇の先で待ち受けていたものは……
<ヒロイン紹介>
フィーリア
コリンの夢の中に現れ、フィーリアと名乗った少女。
村外れに在る洞窟の奥で再会するが、魂を失ってしまっているために話すこともままならない。
何故封印された洞窟に居たのか…、何故、魂を失ってしまったのか…全てはゲームの中で明らかになる。
サリアン
コリンを育ててくれた宿屋の主の長女で、体を動かすのが大好きな活発な女の子。
物事を考えるより、すぐ行動に移すタイプ。
コリンにとっては姉のような存在で、いつもコリンのことを気にかけてくれている。
ポーニィ
コリンを育ててくれた宿屋の主の次女で、家庭的で掃除、洗濯、料理が得意な宿屋の看板娘。
兄妹のように育ったコリンに対しては、頼りない兄であると同時に、それ以上の思いを感じ始めている。
<システム>
CG回想はあります。
セーブ数が極端に少なかった気が…
標準インストールで30MBくらい?
<音楽/音声>
音楽…相変わらず印象に残らない曲が多いです。
フィーリアのテーマなんかは好きですが(ピアノ曲だから)。
ED曲とかも。
音声…メインヒロインのフィーリアは長崎みなみさん。
他はF&C作品に出演しているお馴染みのメンバーといった感じです。
ただし今回はHシーンがテキスト・CG枚数・シーン総数すべてにおいてうすうすな上に、フィーリア以外のHシーンの演技ははっきり言って上手くないです。
<感想>
これはエロゲーではないです(笑)。
っていうか、18禁のコーナーに置くべきではないあまりにもフツーのRPG。
記憶喪失&全ての感情を失った女の子をダンジョンで見つけた主人公が、ダンジョンに単身潜って彼女の記憶と感情を取り戻すことのできるアイテムを手に入れ、同時に女の子の過去を探そうとするゲームなんだけど、う〜ん…。
RPGとしてはかなり低いレベルではあるが普通です。
戦闘シーンは敵と交互に殴り合うだけなので戦略も何もなく、ひたすらレベルアップすればいいです。
宝箱アイテムも洞窟に入るたびに復活するので、途中で金に窮して詰まるとかいうことはありません。
しかーし!こちとらそんなチャチなゲームをやる目的で買っているわけではないのである。
パッケージやその裏に書いてある女の子とのバーチャルHが目的で買っているのである。
にもかかわらずその手のシーンの手の抜きようのはなはだしきこと、F&Cとは詐欺師の集団でござるか!
…興奮するのはさておき、冷静にエロ重視のレビュアーの視点から見ると、このゲームの欠点は以下の3つです。
その1:CGが全部で28枚というのはいくらなんでも少なすぎ。
その2:Hシーンの声優の演技が、まったくもって薄すぎる。「喘ぎ声」でなく「吐息」のレベル。
その3:前の2つとかぶりますが、Hシーンが合計4つの少なさでしかもショぼい。
もうこの時点で完全にエロゲとして失格なのですが、よくよく見ると普通のRPGとしてもコンシューマーで言えばゲームボーイかゲームギアのレベル。
開発期間3年、ですって?そんなのスタッフの無能を証明するようなものじゃないですか。
なにを誇らしく公表してるんですか。
他のレビュアーの方の中には、わりと好意的にこのゲームをやっている人もいて、その人の書いたレビューなんかを読むと確かにシナリオに見るべき点はあるかもしれません。
感情を取り戻すために戦う相手が「聖女フィーリア」「狡猾フィーリア」などのフィーリアの人格たちだったり、フィーリアの悲しい過去とその過去から生まれる災厄・もう一人のフィーリアとの対決などにそれなりにオリジナリティのあるところは評価できます。
でも、エロ度重視の私としては、このゲームのHシーンには幻滅せざるを得ないです。
さんざん待たせた挙句の一回きりのHシーンがCG二枚で、しかも声優が素の羞恥心の抜け切っていない演技をするという萌えるどころか萎えることこの上ない内容。
美麗なHCGが見られるだけです。
女の子もフィーリアのキャラクターはそれなりに丁寧に描かれてはいるものの、ポーニィとサリアンの2人は大してキャラが立っていないうちにHになだれ込むみたいな唐突さが感じられて、イマイチ萌えられませんでした。
というわけで実用度的には使えないにも程がある、やっぱりエロゲー買う前にレビュー読まなきゃと再確認できるゲームでした。
<総合評価>
ちょっと厳し目に付けて4点
エロゲーの棚に置くべきゲームではないです。
フィーリア萌えした人やストーリーに感動した人は7点くらいいくかも。
おすすめキャラ:フィーリア。 妹属性に弱い人は要チェック。「お兄ちゃん」と呼んでくれます。
最後に一言:「まさかパケ裏にあるCGで総HCGの半数とは思わんかった(笑)」
メイド物語 (タケ・ユタカさんのレビュー) | 評価:5 |
▼ タイトル | メイド物語 |
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▼ ブランド | C's Blittz! / C's |
▼ 対応OS | Win95 |
▼ 定価 | \7,800 |
▼ ジャンル | メイド調教SLG |
▼ 音源 | MIDI |
▼ 発売日 | 1997/04/18 |