Blow〜満ちた月、欠けた月〜  (WHO-GAさんのレビュー)  評価: 8 
▼ タイトル Blow〜満ちた月、欠けた月〜
▼ ブランド RockClimber
▼ ジャンル 猟奇サスペンスADV
▼ 対応OS Win95/98/
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 1999/09/30
▼ 必須CPU / 推奨 Pentium 100 MHz / Pentium 133 MHz
▼ 必要メモリ容量 / 推奨 16MB / 32MB
▼ 解像度 / 色数 640*480・6万色以上(1677万色推奨)
▼ 音源 CD-DA、PCM
▼ ボイス なし
▼ HDD必要容量 120 MB

【 CG観賞モード 】     あり
【 シーン観賞モード 】   あり
【 BGM観賞モード 】    あり
【 メッセージスキップ 】  あり(但し、既読・未読の判断機能無し)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(但し、30文まで)
【 セーブ 】          10箇所

『Blow』アップデートファイルがあります。


<ストーリー>
 夏休みが終わったばかりだというのに、学級委員長に文化祭の準備委員を押し付けられた主人公。
 嫌々ながらも手伝いはじめ、なんとか軌道に乗って来たと思い始めたその時、学園に妙な噂が流れ始める……。
 「校内で誰かが襲われた」
 噂が真実味を帯び始めた頃、ついに犠牲者が白日の下に晒される!

 次々と凶行が行われ、狂気の中に放り出される生徒達。
 恐怖に怯えるあの娘を守り、心を通い合わせるか?
 狂気に立ち向かい、真実を追い求めるか?
 一体、その先には何が見えるのだろう?
 幸福だろうか?それとも……?

(以上、製品パッケージより抜粋)



<登場キャラクター>
▼工藤 裕章(主人公・名前変更可能)
 ちょっとだらしが無く、調子の良い性格。
 主人公の通っている学園は、進学校であるため、2年生の夏休み後になって周囲が慌しくなってくる。
 にも関わらず、いたってマイペースを崩さない。
 そのため若干浮いた存在ではあるものの、人当たりの良さからか概ね評判は悪くない、といった感じである。

▼阿ヶ紗 凪
 主人公のクラスメートで、学級委員長を務める。
 行動力、実行力に優れているが、そのために周囲を巻き込んでしまうこともしばしば。
 自他共に認める、推理・探偵マニア。

▼早瀬 ちはる
 主人公の幼馴染で、ソフトボール部のキャプテン。凪とは親友。
 一見がさつに見えるが、非常に女の子らしい一面も。
 以前から主人公のことが好きだが、それを言い出せないでいる。

▼姫月 優香
 才色兼備のお嬢様で、水泳部に所属。
 気さくで人当たりも良いため、学園の誰からも好かれている、アイドル的存在。
 主人公とは、去年まで同じクラスだった。

▼御木元 咲妃
 優香の親友で、彼女と一緒に行動していることが多い。
 あまり感情を表に出さず、クールな印象を与える。
 やはり、主人公とは、去年まで同じクラス。

▼小田桐 萌花
 主人公の後輩。 両親の仕事の関係上、転校を繰り返している。
 この学園からも文化祭直後に転校してしまう予定だが、そんな環境にも関わらず、前向きに生きようとする健気な女の子。
 花と動物の世話が趣味。

▼六倉 今日子
 教育実習生として赴任してきた、学園のOG。
 一見真面目そうに見えるが、実は気さくで融通のきく性格をしている。
 最近、付き合っている彼氏とうまくいっていない様子。


<はじめに……>
 このゲームは、2年前に発売されたもの&発売ブランドが既に無くなっている(泣)
 &当時の出荷本数が少ない=中古にもあまり出回らない?
 ……というゲームなので、現在では入手が多少困難かも知れません(汗)
 その点だけ、ご了承くださいm(__)m

 バグに関しては、致命的なものは無いようです(ウチの環境ではWin2Kでも快適に動作しています)。
 しかし、「IDE接続のCD-ROM、SCSI接続のCD-ROMが複数存在する場合に、CD-DAの再生がされない(若しくは意図したドライブで再生できない)不具合」があるようです。
 修正ファイルは、「りぺあ」さんに代行DLファイルが置いてあります。
 一応参考までに……。


<感想……の前に……>
 2年前に発売された、ということを差し引いても、若干システム等が古臭い……
 というか、制作費安かったんだろ〜な〜(汗)
 感があるのは否めませんヽ(;´Д`)ノ

不満点としては……
1、テキスト量がそれなりに多い&数回プレイを繰り返す必要のあるタイプの
  ゲームであるにも関わらず、スキップで既読/未読を判断する機能が無い(泣)
2、余計と思える選択肢が多い(特に昼休み、放課後に移動場所を決める選択肢が
  あるのですが、とりあえず全部選ばないとゲームが進まない)
3、2に上げた選択肢の他に、フラグを立てる際に重要な選択肢も数多くあり、
  しかも選ぶ順番によってさえ、イベント・ENDが変化する……ので、
  難易度が非常に高くなってしまっている(泣×2)
4、↑その割に、セーブ個所が10箇所しかないので大変辛い(泣×3)
5、CGのレベル(特に立ちキャラ)がちょっとショボイ(どーん!)
6、音声が無い!!(どどーーん!!!)
……という辺りがあげられます……

 特に↑の3に関して……これからこのゲームをプレイしようと思っている方は是非、攻略サイトを見ながらプレイする事を強くオススメいたします!
 自力で攻略するのは至難の業!!という以上に、せっかくの傑作シナリオを存分に楽しむ為に、自力攻略はスッパリスッキリ諦めたほうが良いです(爆)
 ↑いや、まぢで。


<やっと感想>
 前置きが長くなってしまいました……(汗)
 でも、こっからが本題だったりします(ぼそっ)

 上に挙げた通り、エロゲー商品としては致命的かも知れない欠点が多々あるのに、ナゼにそんなに高評価なの??
 と疑問に思われる方もいらっしゃるでしょうが(滝汗)
 兎に角、このゲーム……タダモノではないのですっ!!

 まず、シナリオ構成・イベントの起こるタイミングが絶妙!と言えます☆
 ゲーム開始当初、主人公(プレーヤー)は、なんでもない日常生活を送っています。
 この間に、女の子達と会話したり、いくつかのイベントをこなすうち、自然とキャラクターに感情移入している……
 というのは、かの『螺旋回廊』でも使われた手法(^-^)
 キャラクターの性格付けもキッチリしているので、安心して?のめりこみましょう♪
 途中、今日子さんとサービス的??なHシーン等もあったりして、中だるみを感じさせません。
 (移動は多少うざったいですが……)

 そんなほのぼの学園生活♪を満喫しているうち、影で起こっている事件が“無責任”な噂話として聞こえてきます。
 (この噂話の表現=画面内に文字が飛び交う?読ませ方は、なかなか面白いデス♪)
 しかし、主人公達にとっては、まだまだ他人事です。
 そして、2回目の事件が起き、学園内には不穏な空気が漂い始めますが、所詮はなんだか気に食わないキャラが被害者なので(爆)大事にはなりません(苦笑)

 さて、主人公はこの事件の進行とは全く関係ないところで、文化祭の準備委員なんぞをしております。
 始めは押し付けられて、嫌々引き受けていた役ではあったのですが、学園内が不穏な空気に包まれ、女の子達が不安になっているのを見かねて、徐々にやる気を出していきます。
 (なかなか前向きなキャラで好感が持てますね♪)

 そして、ようやく学園祭の準備が進み始めた……と思ったその時!
 第3の事件が起こります(がが〜〜〜ん!!!)
 このシナリオのシンクロのさせ方がホントに絶妙で、まさしく“がが〜〜〜ん!!!”とさせてくれますヽ(;´Д`)ノ

 キャラによっては未遂で終わる事もあるのですが、主人公は傍観者の立場から急に当事者の立場となってしまい、ここから話の展開は一気にダーク路線まっしぐらへと変わっていきます……。

 がが〜〜〜ん!!!
 (↑しつこい)と、否応なしに当事者にされてしまった主人公の心情の描き方が、これまたお見事で、プレイしてると凹むこと受け合いです(泣)
 特に、前述の“無責任”な噂話が、まぢで凹ませてくれました(まぢ泣)

 兎に角、ゲームの中にプレイヤーを引き込む文章力と、物語が良い方向に進みかけた瞬間に“がっつん!”とやられる感じ(一言で言えば、意外性)のイベントタイミングには、正直かなりの衝撃を受けました……。
 本来、ADVやノベルといったジャンルでは、これは非常に大切なことであるにも関わらず、エロや萌えを重視する余り、おろそかになっているモノが多いように思われる昨今(←あくまで私的評価ですが)このゲームは素晴らしい!ハラショー♪(謎)と評価したいと思います(^-^)/

 それと、CGに関して……上で“ショボイ”と書いてしまいました(汗)が……
 正直、現在のレベルから見て、塗りや原画といった技術的な面で劣る感はあります(滝汗)
 しかし……女の子が陵辱されるシーンの“絵的なインパクト”が非常に高く、この点で技術的な面を補えていたのではないかな、と(^-^)/
 かなり悲痛な感はありますが、エロいですし、陵辱モノが好きな方(含、私)ならば、結構満足出来ると思います。
 (……多分^^:)
 【余談:このインパクトと技術レベル両方が高いのが『螺旋回廊』でした】

 結局、このゲームの主人公は、事件の全容を知ることが出来ないままに、ENDを迎えます……。
 そして、陵辱されてしまった女の子に対しても何のフォローも出来ません(泣)
 彼は一介の○校生であり、何の力も持たないので当然と言えば当然なのですが、ゲームという虚構の世界の中なのに、あまりにも無力です……。
 制作者が意図しているとは思えませんが、この主人公の無力さと前述のシステム面での弱さまでもが、奇妙にシンクロして(私だけかもしれませんけど……)プレイヤーに、悶々とした気持ちを抱かせます……あうあう。
 【また余談:「ブレアウィッチ・プロジェクト」という極低予算で撮った映画が、バリバリのCGを駆使したホラー映画以上の恐怖を出していたのと少し似てる気がします】

 『螺旋回廊』では、EDENやちゅうたなど、怒りの対象になるべき“悪”が存在していたのですが、この『Blow』には純粋な悪人がいません……
 (集団や社会の無責任な“悪意”みたいなものは、十分感じますが……敢えて言えば、言葉責めだけがやけに上手い馬鹿男、とか学園長、かなあ??)
 そのため、やり場のない怒りとか鬱屈した気持ちを抱え、なんと言いますか……粘着質の、非常にイヤ〜〜な後味が残るゲームでした……ヽ(;´Д`)ノ
 (それだけに印象に深く残るのですが)

 パッケージ裏に書かれているキャッチコピー↓
 “「想い」「願い」それらは純粋で無邪気で、時によって残酷……”
 ……見事にこのゲームの全てを物語っています……


<最後に>
 『Blow』には、全部で10種類のENDがあります。
 うち、3つが何もないまま終わってしまうBAD?END。
 6つが、各キャラとのHAPPY(注:ひとつは除く……意味深)END。
 そして、TRUE ENDです。

 はっきり言って、TRUE ENDは全く救いがありません……ヽ(;´Д`)ノ
 登場キャラ全てが不幸になって終わります(泣)
 それでも、敢えてこのENDを最後に見ることをオススメいたします!
 (この意味でも、攻略は見ながらやったほうが良いです)
 このENDを見た後は、HAPPY(しかも、やけに明るい&馬鹿っぽい……)ENDも純粋に幸せとは思えなくなってしまうこと受け合いだったりします(イッヒッヒ)


<10点満点での総合評価>
 諸々の不満点はあっても8点!
 システム&CG刷新、ボイス追加でリニューアルされたら、文句無しに10点付けたい傑作!!


おすすめキャラ:「姫月 優香(色んな意味で、すっごいキャラ♪……冷蔵庫……)」 
WHO−GAさんより一言:同じスタッフ制作の「Coda〜棘〜」(今度は音声入り♪)には
              “超”期待!!!!(……木葉楓姫も出てるしね……ぼそっ)」

                    










  凌辱★家族システム   (MMさんのレビュー&TITANSの文句)   評価:4〜6 
▼ タイトル 凌辱★家族システム
▼ ブランド Surf
▼ ジャンル 凌辱系AVG
▼ 対応OS Win95/98/2000
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2001/09/28
▼ ボイス 女性のみフルボイス

【 CG観賞モード 】        あり
【 シーン観賞モード 】       あり
【 BGM観賞モード 】       あり
【 アニメーション 】         あり
【 メッセージスキップ 】      あり
【 メッセージ履歴機能 】     あり

『凌辱★家族システム』アップデートファイルがあります。


<ストーリー>
 僕にメールが届いた。
 それは、とある有名な商社からのものだった。
 文面は以下の通り・・・
 「あなたは、弊社のモニターに選ばれました。
 つきましては説明会を催しますので以下の日時に、おいで下さい。云々・・・」
 僕は、半信半疑で指定の会社に行った。
 それは、丸の内にあるやはり、有名な商社だった。
 立派なビルの一室。
 部屋の真ん中にあるテーブルには、サラリーマンが座っていた。
 そこで・・・「いやあ。お忙しい中、ありがとうございます。
 何しろ、なかなかOKしてくださる方がいらっしゃらないものですから・・・」
 との前置きの後、簡単な説明が行われた。
 謝礼は、結構な金額になる。
 近くで有れば海外旅行にも行けそうだ。
 そして、その男は、こう付け加えた。
 「お嬢さんたちをいかように扱われても問題ありませんが、死なない程度にお願いいたします」
 「死なない程度? それってどういうことですか?」
 僕の質問に彼は答えてくれない。
 ほくそ笑みながら最後にこういうのだった。
 「何しろ、モニターですから・・・皆さん、合意の上のことです」
 僕は、この夏休みに見知らぬ街で擬似家族の長男を演じるという事になった。
 それで、4人の女の子たちの写真から家族構成を選べというのだ。
 それぞれを母親と妹に当てはめる事ができる。
 僕の家族GAMEが始まるのだった・・・。


<登場人物紹介>
柚霞(ゆか)
 幼なじみの隣の子。
 主人公とのラブラブな関係は、両方の家庭共に認めている。
 口調が男の子っぽいが、あくまでそれは僕の前でだけだ。
 初回ゲーム時点では、幼なじみ役固定。

亜希子(あきこ)
 真面目な女の子。
 堅物と言えるほど真面目なのだが、それが裏目に出ると
 排他的になっちゃったりする。
 熱愛すると身を滅ぼすほどの愛になったりして・・・。

香織(かおり)
 スポーツマンで、頭脳明晰。
 明るくて優しい女の子。
 愛に対してはとても律儀な感覚を持っている。
 それ故に強姦などされると・・・。

美麗(みれい)
 お淑やかで上品な女の子。
 自分が可愛いと言うところをしっかりと認識している。
 そんな女らしさが魅力にもなり、嫌味にもなっちゃう。

唯(ゆい)
 随分と若く見える女の子。
 物事をハキハキと言える強さも持っている。
 そんな純粋な子供っぽさが嫌になっちゃう時もあるかも。


このホームページではSurfより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はSurfに帰属します。


MMさんのレビュー
<感想>
 家族ごっこをシミュレートするアルバイトという肩書きで、母親専用キャラ一人、妹専用キャラ一人、両兼用キャラ二人から母親と妹を選び家族になります^^;
 そのほか、となりの幼なじみが自動的についてきます……
 コンセプトは面白いっ!
 どう見ても気の強い姉貴タイプのキャラを妹にしたときはそりゃもう、期待に胸が膨らんだねっ!

 だが、しかしっ、話が途中から唐突になり、選択肢の意味がわからなくなる・・・
 家族ごっこで挑んだつもりなのに、彼女が妹である記憶があったり、住んだことのない町なのに知っていたり……
 と、盛り上げるだけ盛り上げておいて、その辺の説明も、何もないまま終わる……

 変な謎等つけずに、母親、姉、妹を選んでシミュレート⇒ゆがんだ意味の酒池肉林にしてほしかったなと、つくづく思いました。
 後悔が残る作品……
 けど、結構嫌いじゃない^^;
 試みは面白いし。


<MMさん評価>
 6点


おすすめキャラ:亜希子
MMさんから一言:「やっぱり…… 謎は入れるなら深いものにして、解明されないとね……」





TITANSのレビュー
<システム>
 上記参照^^;
 CG観賞モード BGM観賞モード Hシーン観賞モード メッセージスキップ メッセージ履歴機能 あり
 セーブ&ロードいつでも可能。
 音声調節機能をつけてくれ・・・
 それともなにか!
 いちいちWINDOWSの音声コントローラーで調整しろってか!?

 
<音楽・音声>
 音楽:よ〜わからん(下記説明)
 音声:音声小さすぎ!
     聞こえません!
     なんなの?この小ささ!
     音楽つけていたら本当に何言っているのかわかりません。
     私はしょうがないので音楽切って、音声スピーカーの方を大きくして聞いていました。
     “音声ありで音声なし” の作品か、“音声なしで音声あり”の作品ですね。


<感想>
 特徴として次のことが書いてありました。
 >1.CCSによるマルチなストーリー&エンディング
 >CCSにより7本のストーリー、15パターンを越すエンディングが生まれました!
 >質量ともに思わず満足!
 どこが?
 教えて欲しいですね。

 >2.新人ユニットによる主題歌が一押し!
 >その名も”電気式華憐音楽集団”。
 >作品世界にピッタリの主題歌、『erase』にニンマリ。
 >華憐な声にうっとり!!
 う〜〜ん・・・

 >3.濃厚な作り!ゲームの深みを楽しめます。
 >1ルートに30〜40の選択肢を保有し、イベント管理とエンディング判定に関わっています。
 >本格的なADVです
 どこに30〜40の選択肢があったのでしょうか?
 ま〜ADVゲームではありましたね・・・。

 >4.あって当たり前!液アニメーション!!
 >『もう好き』、『愛隷』と流れる液体に欲情してきた開発陣が本作でも爆発します。
 >ON/OFF機能つき!
 あんなアニメ無い方が良いと思いますが・・・
 『もう好き』よりもレベルダウンしているのでは?

 >5.128カットのイベントシーンの92%がHシーン!
 >質量共に業界トップクラスのCGです。
 >パーツ、立ち、液アニメ など全部で912枚!
 つ〜か、普通のシーンのCG書いてくれ・・・
 文章だけで説明されても・・・
 枚数そんなにあるんだ・・・
 気が付かなかった・・・

 >6.3900個のボイス!フルボイス仕様!!
 >『リラックスしてナチュラルに』という演出方針で収録。
 >彼女立ちの生々しい演技を堪能して下さい!
 だから音声小さいって!

 キャスト・チャンジ・システム(CGS)は面白そうなのにね・・・


<TITANS評価>
 4点


おすすめキャラ:香織
TITANSから一言:「やっぱり…… 音声小さい…」











  お姫さまだっこ   (MMさんのレビュー)        評価:7 
▼ タイトル お姫さまだっこ〜天使にオシオキ〜
▼ ブランド 裸足少女
▼ ジャンル 教+純愛ノベル
▼ 対応OS Win95/98/2000/Me
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \7,800
▼ 発売日 2001/09/07
▼ 必須CPU / 推奨 MMX Pentium 233 MHz
▼ 必要メモリ容量 / 推奨 32 MB
▼ 音源 PCM
▼ ボイス あり

【 CG観賞モード 】         あり
【 シーン観賞モード 】        あり
【 BGM観賞モード 】       あり
【 メッセージスキップ 】      あり


<ストーリー>
 いつともしれない時代、どこともしれない国のおはなし。
 その王国には、2人の、とても美しいお姫さまがいました。
 姉妹は仲がよく、毎日、楽しく暮らしていました。
 しかし、悲劇は突然、訪れました。
 イタズラ好きな魔女っ娘が、姉妹に呪いをかけてしまったのです!
 お姫さまに呪いがかけられたことを知って、王さまはとても悲しみました。
 そして、王さまは、一人の男に、お姫さまの呪いを解くように命じました。
 その男は、国でも一番といわれた魔法使いでした。
 魔法使いの男は、『呪いを解くため』と称して、お姫さまにいろいろな魔法の儀式をおこないました。
 しかし、魔法のことを知らない素人の目には、その儀式はHなイタズラにしか見えないのでした。
 ………さぁ、今日も『魔法の儀式』のはじまりです!
 
 いつの日か、呪いが解けて、お姫さまは幸せになれるのでしょうか?


<ヒロイン紹介>
セルシア・ブルーシェア
 お姫さま。姉妹の、姉。
 未来の女王さま。
 プライドが高く、わがまま。
 表面上、ツンケンしているが、根はやさしく、清純。
 かなり世間知らず。

リネア・ブルーシェア
 お姫さま。姉妹の、妹。
 内気で、無口。
 人見知りが激しいが、ダーデンには親しみを見せる。まるで実の兄に対するかのように。
 寂しがりやで、夢見がちな性格。
 一度も、宮廷から外にでたことがない。
 童話と動物が好き。
 困ったときの口癖は、「ふにゅ〜」。

ミシェル
 イタズラ好きの、魔女っ娘。
 お姫さまに呪いをかけた張本人。
 小悪魔的。やや、自分勝手な性格。
 明るく、元気だが、時々、何を考えているか分からない面もかいま見せる。
 うまく素直になれない性格で、口よりも先に手が出てしまうこともしばしば。

シヅル・ミヅキ
 巫女さん。
 ダーデンと同じように、王さまから、お姫さまの呪いを解くように命じられた。
 ダーデンをライバル視している。
 気が強く、ぶっきらぼう。
 でも、涙もろく、純粋な一面も。
 辺境の地方都市の、貧乏な家の生まれ。上昇志向が強い。

フレイ・ベルスノゥ
 神官。
 お姫さまの教育係。姉妹の母親的存在。
 おっとりしていて、しとやかな性格。
 ふだんは、ホンワカしたたたずまいだが、いざとなると………キメる時は「ピシッ!」とキメる。


重要用語説明
淫欲の呪い
 お姫さまにかけられた呪いのこと。
 この呪いにかかると、知らず知らず、Hな身体になっていく。
 呪いの進行がすすむと、指先で触れられただけでもイッてしまい、誰彼かまわず異性を求めてしまうという、オソロシイ呪い。
 ”淫欲の呪い”のせいで、お姫さまが痴女になりはててしまう前に、どうにかして、呪いを解くのが、ダーデン(主人公=プレイヤー)の目的です。

マジック・アイテム
 解呪の儀式に必要な、特殊なアイテムのこと。
 マジック・アイテムには、古(いにしえ)の魔法使いにより強力な魔力が込められていて、さまざまな、特殊効果があります。
 ダーデンが使用するマジック・アイテムはどれも、呪いを解く効果があります。
 ゲーム中では、魔法の粘液、魔法のエプロン、魔法のファミレスの制服、魔法のバイブなど、いろいろなマジック・アイテムが登場します。
 これらのマジック・アイテムをダーデンがお姫さまに対してつかうことで、ちゃんとした建前がある上で(?!)、多種多様な調教………
 もとい、解呪をおこなうことができるのです。


このホームページでは裸足少女より一部文章を抜粋しています。
素材の著作権は裸足少女に帰属します。



<システム>
 上記参照・・・
 CG観賞モード BGM観賞モード  シーン観賞モード メッセージスキップ 有り

 ノベル形式で、ゲームは進行します。
 文章を読んでいき、画面をクリックすることで、ストーリーはすすんでいきます。


<音楽・音声>
 主題歌 I've いい仕事しています。
 音声:女性のみフルボイス。
     結構良好。
 音楽:こんなもん?


<感想>
 良くも悪くもライトファンタジー。
 この手のジャンルが嫌いって人は大嫌いでしょうね。
 しかし、キャラクターの裏設定やら背景は面白いし、それに沿ったシナリオの展開なので飽きることはなかったです。

 ただ、ストーリー上、ぽっと出てくる事実とかに、驚くというよりは、「そりゃないよ」と……
 意地の悪さも感じました。
 呪いを解く儀式と称して色々悪戯っぽいことをするんですが、主人公、真面目すぎるほどに真面目……
 その最中に襲ったりとかしない、というエロゲ的ご都合にならないところは好感をもてるのですが・・・
 お姫様ならこう、お付の人ならこうとキャラクターらしさは良く書かれていると思います。

 ただ、CGの枚数が文章量に比べたら少ないのが欠点でしょうね。


<10点満点での総合評価>
 7点 個人的にね。


おすすめキャラ:フレイ
MMさんから一言:「佳作的できのものは趣味で買うしかないっすな……」