持ち物検査  (ちょびんさんのレビュー) 評価: 7 
▼ タイトル 持ち物検査
▼ ブランド ZERO
▼ ジャンル 陵辱AVG
▼ 対応OS Win95/Win98
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \ 8,800
▼ 発売日 1999/10/26
▼ ボイス / アニメ 一部ボイスあり / なし 

【 遊戯時間 】  3時間
【 音 声 】    あり
【 難 易 度 】  低
【 攻略人数 】  6人
【 ア ニ メ 】    無し
【 回想機能 】  CG閲覧機能のみ
【 エンド数 】  各キャラ=1個
【 乳 度 】    中〜中の上
【 ハーレム 】  なし


【ZEROでござんす】
 地雷マニアには有名な「ZERO」でしたが(「許嫁」などはファンです)、「うー、悪の限りを尽くしたい」という、ほわほわな電波の指令を受け、買っちゃいました(^^;)。
 パッケージ裏のSMチックなCGに腰が引けつつも、表の「もう一度だけ言うぞ・・、鞄を出しなさい!」というコピーに惑わされましたが、果たして?


【シナリオ】
 物語を読み進めながら、その途中で発生する選択肢の選択によって、物語を変えていく、AVG。(一部説明書より)

 格式が高く、ハイソサエティに属する子女が通う私立の学院。2週間の教育実習期間の中で、思春期で傷つきやすい女生徒たちの信頼を勝ち取れるかな。
 (↑まっかな大嘘です。持ち物検査を口実に陵辱の限りを尽くしちゃうのよん)


【システム】
 やはりビジュアルアーツ定番のシステムです。ビジュ系ゲームシステムはほとんどこの形式なので、正直に言って面白みがないのは否めないものの、安定性も購入決定の重要な要因ですね。


【ゴチされちゃうオンナのコ】
 ・ゴチ1:高慢でプライドの高い女生徒、ナルシスト。
      有名女優の一人娘で、おいしそうなカラダですが、ボディ工事中とのウワサも・・。

 ・ゴチ2:クラス委員を務める、明るくまじめなしっかり者。責任感が強く、しっかり者。
      最近ボーイフレンドが出来たらしい。
      不純異性交遊を行っていないか、あなた自身でお確かめ下さい(^^;)。

 ・ゴチ3:物静かで、病気がちなお嬢様。気弱で嫌なことも嫌とは言えない性格が災いして、何かトラブルにあっているようです。
      カノジョの鞄は学院の中でもっとも謎に包まれているらしい。

 ・ゴチ4:水泳部に所属して、遠征が多く、欠席がち。そのことをねたまれ、いじめにあっているらしい。
      アザを隠すため眼帯という水泳部員マストのアイテムも取りそろえています。

 ・ゴチ5:ワガママ甘えん坊という、ぬいぐるみを話さないノーミソぽにゃっな女生徒。
      ホームルーム中に飲食するという問題児ぶり。
      「そんなに食べたければ、オレの・・・」というセクハラーな行為を一番受けやすいタイプですなぁ。

 ・ゴチ6:規則に厳しい当学院出身の女教師。巨乳で、フェロモン過多ですが、一説には、アイアンメイデン?


【原画・彩色】
 従来のZEROよりは、オンナのコが上手にまとまっていて、ふっくらしてきています。アップの絵も崩れることなく、ムリヤリキスやおくちCGもキレイですよ。
 さらに、旧来のZONEで不評だった「総シーンの95%がHシーン」というコピーも、これなら納得できます。
 いままでは、いくらHCGの占有率が高くても絶対数が少なかったので、いまいち乗れませんでしたが、今回の作品はかなりの枚数とテキストがあると思います(HCG=73枚)。
 #その分、攻略性はほとんどありませんけどね(>_<)。


【A・RA・SHI上陸】
 本作は、あきらかに鬼畜系ですが、雑誌広告・記事・パッケージでのイメージに比して、調教ではありませんでした。むしろ、強○系ですね。
 同じビジュ系の「絶望」をコンパクトにした感じです。
 というわけで、私立の当学院には、2週間の陵辱の嵐、上陸です。


【A・RA・SHIが過ぎ去って】
 プレイでは、オンリープレイ必須です。 
 このこと自体には異論がありませんが、一人の女生徒に狙いを付けると、指導して一人エンドとなり、また最初からスタートしなければなりませんでした。そこが少し不満でしたね。

 例えば、教育的指導で女生徒をカイシンさせたにしても、そのまま続行させることができたのなら、同時攻略やハーレムエンドなどでプレイの幅が広がったと思います。
 ZEROには、こうした素っ気なさがあるので、もう少しサービスをして貰いたいところです。

 これと併せてエンディング数にも気を配っていただきたいですね。
 マルチエンディングにおけるエンディング探しにはうんざりしているものの、女の子との終わり方があらかじめ決定しているのはいただけません。
 少なくとも2〜3は、欲しいところです。

【オススメされちゃう人々】
 悪教師、極悪検査官、極悪監察官、悪人、悪代官、悪城主、悪領主、悪女、悪魔くん、邪神、無法者、むやみやたらに権力を行使したい方、子羊愛好家、深窓の令嬢マニア、トレンドウォッチャーと称して女○○生の鞄を覗く趣味のある人、などにオススメです。


【ちょびん的オススメ度】
 ZEROには復調の兆しが見えているようです。
 前作は未購入だったので分析不足もあるかもしれませんが、本作では鬼畜系ゲーマーの要求は概ね満たしていると思います。

 どちらかといえば、枯れた渋さの分かるもみじマークさん向き。お手軽さでは、若葉マークさんにも、充分オススメできます。
 今後の復活に期待して、7/10です。


おすすめキャラ:
TITANSから一言:「なぜあの女の子達は毎回毎回懲りずに違反物を持ってくるのだろう?」










  ツグナヒ  (りふぁ〜るさん&foreignerさんのレビュー) 評価: 6 
▼ タイトル ツグナヒ
▼ ブランド BLUEGALE
▼ ジャンル AVG
▼ 対応OS Win95/Win98
▼ メディア CD-ROM2枚ぐみ
▼ 定価 \ 8,800
▼ 発売日 1999/10/22
▼ 必須CPU / 推奨 Pentium100 MHz / Pentium133 MHz
▼ 解像度・色数 640*480・ハイカラー以上

りふぁ〜るさんのレビュー
ブルーゲイル初の音声ありソフト、鬼畜系ということで期待していたのですがその結果はいかに


【シナリオ】
 主人公は両親を亡くし、奈々(妹)と二人で幸せに暮らしていたが、その幸せは妹の輪姦、その結果の植物状態での入院で幕を閉じた。
 悲嘆にくれる主人公に、自称「正義の味方」がこう囁く。
 「妹さんは、金持ちの道楽でこうなった。妹さんのために復讐しないか」と。
 その復讐とは、犯人の娘達を犯し、その人格を破壊して、奈々と同じにすること。
 復讐すべきか悩む、主人公に奈々の声が訴えかける。
 「奈々のこと大事なら、復讐して。 復讐してくれなきゃ、奈々目を覚まさない」と。
 その声に操られるように、主人公は狂気の宴を催す。


【評価】
 このソフトの不満点は、奈々の救われる話がないことなんですよね。
 冒頭で、輪姦されて物語が始まるから、夢オチでもない限りダメでしょうが。
 広告では、この奈々が大きく扱われてますが、本編では主人公に囁くだけですしそれと、主人公に感情移入でいないんですよ。

 何故って、奈々の事件後の3ヶ月後、犯人の娘達の学校の講師になり、更に3ヶ月後に復讐を実行するんですが、自称「正義の味方」が言ったことが真実か否かの裏をとろうといないんですよね。
 確かに事件後すぐに行動に移るなら、感情的でそのままで行くなんてのもありでしょうが、半年もありゃ少しは考えんのかなぁ。
 それと鬼畜系のゲームなのに、自分の行動に悩むんですよ、コイツは。
 んで、結局妹の奈々の囁きで行動を決めていくという。
 主人公自体にもう少し主体性が欲しいと思うのですよ。

 そんな、理由もあって、りふぁ〜る的には評価はいまいちですが、CGは綺麗で、しかも強姦オンリーですので、お好きな方にはお薦めでしょう。

【その他】
 発売元のブルーゲイルはユーザー本位なハウスだと思います。
 ユーザー登録葉書を送るとユーザーカードが届き、夏コミではブースの来場者にカードを提示することで、クリアファイルを配付したりしてましたから。
 しかも、その後で来場感謝の暑中見舞いが社長名で来たのは驚いた(笑)





foreignerさんのレビュー
【すと〜り〜】
 両親を無くしながらも、2人で幸せにくらしていた兄妹。
 妹の誕生日のある日、いつまでたっても帰宅しない妹を探しにでた兄は、無残にも傷だらけで横たわる妹を見つける。
 病院での検査の結果、薬物中毒状態で自動車にひかれたと聞かされた兄は、その結果に不信感と苛立ちをかきたてる最中、ある男が「お前の妹は金持ちの道楽に無理やり付き合わされ、精神的肉体的に弄ばれたんだよ」と聞かされる。
 怒りと動揺を抑えきれない兄に対しその男は言った、「悔しかったら、復讐してやるんだな。その金持たちの娘たちをボロボロに壊してやればいいんだよ。俺が手伝ってやるぜ」と・・


【ゲームのながれ】
 冒頭にキャラクターごとにいくつかプロローグがあり、その後に本編へと入ります。
基本的には、追いかけっこになるので同社の「アレながおじさん」と似たような感じですが攻略の順番が決まっていて、前のキャラの攻略の内容により、後のキャラの展開が変化します。


【きゃら】
 攻略人数は実質的には5にんです。


【えんど】
 とりあえず、ENDパターンは全部で12だと思います。
 各キャラのEND以外のENDはほとんどBADで、真のエンディングと思われるEND10が一番不幸なENDじゃないですかね。
 結局妹とハッピーENDにはなれないのが残念でした。


【ひょうか】
 「絶望」やったあとなんでこれくらいはヌルイかなって程度にダークで鬼畜なお話です。
 ゲームの進行と展開にかなり強引なところがありますが、あまりストレスも感じることなくさくさくプレイできると思います。
 まあ、買っても損は無いかなって感じですかね。


【さいごに】
 このソフトはBULEGALE初のボイス入りらしいですが、私的にはちょっと・・って感じです。
 それにしてもこのゲームのメインの登場人物は全員が被害者みたいでかわいそすぎ。


おすすめキャラ:西条 瑠璃子
TITANSより一言:「愛だろう 愛」











  Essence Lost  (MMさんのレビュー)  評価: 5 
▼ タイトル Essence Lost
▼ ブランド RAM SOFTWARE
▼ ジャンル AVG
▼ 対応OS Win95/Win98
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \ 8,800
▼ 発売日 1999/11/06
▼ 必須CPU / 推奨 Pentium100 MHz / Pentium200 MHz
▼ 必要メモリ容量 / 推奨 32 MB / 64 MB
▼ 音声 あり

<シナリオ>
 卒業が近づいてきた主人公とそれを取り巻く状況の変化を楽しもうというもの。
 最後までやってみたけど結局何が言いたいのかわからなかった…
 主人公の日常をシミュレートしたもの… でしょう。
 CGが100%になったとき分かるかもしれない。


<システム>
 実質四日間で一日三回移動先選んでいく単純なもの、フラグ立てが非常に厳しい。


<感想>
 エッチシーンは、1度クリアしたキャラを連続してもう一度プレイすると、鬼畜系のシナリオを見ることができます。
 途中までは同じストーリー進行だが、エッチシーンに入って性格が変わる主人公というのはお決まりなのか?
 CG。表紙を見て気に入れば高い。
 音声。良し。
 総合。18禁のゲームである事を考えればお買い得かもしれません。
 ただしバージョンアップしないと見れないCGとかもあるみたいです。


<後日感想>
 日常生活でなにかを失ったと感じてる主人公が、姉・妹・先生などを巻き込んでその失ったものを探す…という主軸のストーリーで、ありがちな日常生活繰り返しゲームになってます。
 ただ日々に起こるイベント数や、難易度のバランスは結構とれてて、熱中してました…えぇ確かに…。
 その繰り返しの中に純愛、陵辱系のコースへの分岐が存在し混乱の原因になりますが。
 クリア後にはじめからスタートすると、同じイベントでもCGが増えたりという実験的な要素は結構好きです。
 陵辱ルートで急に態度の変わる(生意気→従順Mに…)ヒロインたちは結構魅力的だったりします^^;










  開運戦隊巫女さんレンジャー     評価: 5 
▼ タイトル 開運戦隊巫女さんレンジャー
▼ ブランド アクアハウス
▼ ジャンル AVG
▼ 対応OS Win95/Win98
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \ 7,800
▼ 発売日 1999/?/?
▼ 必須CPU / 推奨 Pentium133 MHz
▼ 必要メモリ容量 / 推奨 32 MB
▼ ボイス あり

【ストーリー】
 世界の制服の征服をたくらむ悪の秘密結社「制服マイスター」。残す制服は後一着、巫女装束のみ。
 しかし、巫女装束を守る正義のヒロイン巫女サンレンジャーが彼らの前に立ちはだかる。
 総統の命を受けた幹部「アンアン大佐」は無事に巫女装束を手に入れることが出来るのか!


【システム】
 プレイヤーはアンアン大佐となって巫女サンレンジャーを倒し巫女装束を手に入れなければなりません。
 通常のモードではコマンド選択のアドベンチャー、戦闘のモードでは怪人や隊員に司令を送り戦います。
 作戦に失敗すると大佐はリストラされゲームオーバー(ただし、Hなシーンが拝めれば総統が許してくれます)。
 クリア後のおまけとしてCG鑑賞、Hシーン鑑賞、BGM鑑賞モードあり。


【キャラ】
 巫女サンレンジャーはロリ系、お姉さま系、ノーマル(?)とかなりの守備範囲をカバーするラインナップ。
 そのほかにも保母さん、婦警さんなどが登場する模様。
 Hシーンはやや少な目。 ボイスあり。


【感想】
 ばかばかしいノリの戦隊ものですが、個人的にはかなり楽しめました。
 お約束の幼稚園バス襲撃や、作戦失敗後に屋台で愚痴る大佐など、ある意味王道です。
 ギャグ系が好きで巫女装束に萌えるならお薦め。


おすすめキャラ:
TITANSから一言:「バカばっか^^;」











  瞳裸 〜どうら〜  (りふぁ〜るさんのレビュー) 評価: 7 
▼ タイトル 瞳裸 〜どうら〜
▼ ブランド クロスネット / すたじお実験室
▼ ジャンル SLG
▼ 対応OS Win95/Win98
▼ メディア CD-ROM
▼ 音声 あり
▼ 発売日 1999/10/08

 りふぁ〜る も被調教者のアリア(人造人間)が可愛かったので購入しました。
 この作品は販売はクロスネットですが、制作スタッフは『(有)すたじお実験室』です。
 だから、システムは「有閑紳士」系のプランテックのものとは異なるので、クリア後はCG観賞室で堪能できます。
 また、他社からも制作したものは発売されているそうです。
 タイトルは忘れましたが、同社のHP上で確認できるでしょうから、傾向は分かるはず。


【シナリオ】
 最高の錬金術師を自称する主人公は、些細な実験の失敗の責任を問われて自身が設立した錬金術師ギルドを追放される。
 しかし、こんなことで挫折する主人公ではなかった。
 彼は大いなる野望を胸に抱き、野に下り実験を続けることとなる。
 そして、彼は人の心を奪う秘石『瞳裸』を開発する事に成功する。
 秘石『瞳裸』を瞳に持つ人造人間「アリア」を使い、皇帝を操り人形にするという野望は動き出したが、彼にも計算外のことがあった。
 ただの実験台であったアリアはあまりに美しすぎ、彼は魅せられていくことになる。
 まるで、秘石『瞳裸』に魅せられたかのように・・・
    「野心を貫けば キミが壊れる」


【システム】
 怪しげなアイテム(バイブレータ等)の開発やアリアの教育の日中モードとその開発したアイテムを使用する夜中の実験モードとに分かれます。
 開発したアイテムを依頼主の好色家に納品することで収入を得て、また新規のアイテムを開発していくというのがゲームのスタイルですが、金銭のやりくりを上手くし、納期を守らないとダメです。
 その点に考慮すれば、全てのアイテムを開発し実験すればエンドです。
 ごく一部のアイテムは改良すれば、実験の展開が変わるものもあるのですが、それさえ分かれば楽勝でしょう。


【評価】
 CGが気に入って買ったのですが、個人的にはお気に入りです。
 育成SLGの要素もありますが、ありがちな同じ調教を何度も繰り返さねばならないといったことはなく、前述のように同一パターンの調教は一度選択するだけでOK非常にお手軽にプレイできるゲームです。


【その他】
 アリア、らぶりー(笑)
 広告ではアリアはドレスですが、巫女さんモードも存在します(非Hシーン)
 アリアの声優さん(北都 南嬢)もノリノリ(死語)ですし、CGが気に入ったならお薦めです。
 ただし、パラメータがあって云々の難しいSLGをお求めの場合は却下です。
 みんなで、アリアの「実験してして」(謎)を聞くましょう(爆)


おすすめキャラ:アリラ
TITANSから一言:「気になってたゲームだったんです、これ^^;・・・北都嬢?!購入!^^;」











  優淫の虜 〜魔淫の宴より〜  (りふぁ〜るさんのレビュー)  評価: 7
▼ タイトル 憂淫の虜〜魔淫の宴より〜
▼ ブランド BLACK PACKAGE TRY
▼ ジャンル AVG
▼ 対応OS Win95/Win98
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \ 7,800
▼ 発売日 1999/10/22
▼ 必須CPU / 推奨 Pentium166 MHz / Pentium200 MHz
▼ 必要メモリ容量 / 推奨 32 MB / 64 MB
▼ 解像度・色数 640*480・ハイカラー以上
▼ ボイス あり

 CGの髪の毛の描き方が非常に特徴的だと思うのですが、〜魔淫の宴より〜 ということで、ズバリ鬼畜系だと思って購入しました。
 「魔淫の宴」とは関係なく、シナリオの鬼畜つながりみたいです。


【シナリオ】
 主人公は生来、女を犯すことに喜びを感じるとる性癖の持ち主である。
 その彼が、叔父が理事長を務める女学園の校医としてやって来る。
 彼には、可憐な少女たちが咲き乱れる学園は、まさに理想の職場(笑)獲物は、美しき優等生、ロリな美少女、気高き生徒会長、そして熟れたシスター。
 今、平穏な学園は、少女たちの叫びが響き渡る狩猟場となるのだった。


【システム】
 「魔淫の宴」、「虚空庭園」と続くシリーズで、そのシステムの売りであるシナリオマップは更に進化を遂げている。
 これは、シナリオの分岐をチャート形式で示したもので、自分が今どこにいるのかまたどう分岐していくのかが分かるので、非常に便利なシステムである。
 今回は更に、分岐で行けなくなったシナリオも分かるので便利になっている。


【評価】
 購入時点では、あまり期待をしていなかったが、プレイをした結果としては、「これはうれしい不意打ちだ」という感じで、満足させてもらいました。
 同時期にやったのが、消化不良気味な作品であっただけに、鬼畜道ってのはこうあるべきなんですよ、と「臭作さん」みたくなってしまいました(爆)
 以上のように、鬼畜系が好きな方にはお薦めです。


【その他】
 BLACK PACKAGE TRY初の音声付きです。
 オマ*コやオチ*チンと、おねえちゃんが喋るときは、ピーと修正音が入ります。
 全体的に音声はいい感じです。
 あと、主人公は「センセ」や「先生」と呼ばれるので、まあ良いでしょう。











  CROSS HELIX  (MMさんのレビュー) 評価: 6
▼ タイトル CROSS HELIX
▼ ブランド システムロゼ
▼ ジャンル AVG
▼ 対応OS Win95/Win98
▼ メディア CD-ROM4倍速以上
▼ 定価 \ 8,800
▼ 発売日 1999/?/?
▼ 必須CPU / 推奨 Pentium100 MHz / PentiumMMX166 MHz
▼ 必要メモリ容量 / 推奨 32 MB
▼ ボイス あり


<ストーリー>
 時代は近未来。
 と入っても樺太がカラフトと片仮名になってたり、人種はもはや人の差ではなくなっていた。
 SDI(企業体)がドールと呼ばれる動くダッチワ…多目的アンドロイドを作れたり、主人公の会社はそのドールにくみこむAIを開発してたりとかなり先の未来。
 休みを終えた彼が会社に行くと、会社はのっとられ、移転を申し渡された。
 彼の赴任先はカラフトの道徳管理局。
 合法的にドールの売春行為を認められているその場所でのいわば監察局で初めに与えられた仕事は人間の脳を持ったドール、ブレインドールの摘発だった。
 ついた先から何人かのドールに関り合っていた(ぶつかられる、一目ぼれするなど)が、そのほとんどがブレインドールの候補者であった。
 捜査を進めていくうちに、真のドール、AIを見ることになる主人公。
 そして、彼の身に降りかかる事件とは…


<システム>
 移動先の指定のみ。
 何回かの選択の後は一本道。


<特徴>
 パッケージで分かるとおり3Dの女の子達と背景。


<感想>
 SF好きな私としては結構好きです。
 ただ、無説明なうちにゲームが進むので後になって分かる事も多いゲームでした(ねらいかも…)。
 それでも全体的な説明不足は否めません。
 世界観がドールにまつわる事だけで関ってくる組織の事とかがいまいち分かりづらいです。

 不満点は結構ありますけど(エンディングなのか分かりにくい、即死(死なないけど)系の選択肢がある、3Dだからってそんな構図…等)3DCGを使った中ではやっとゲームと言えるものが出てきたかなといった感じです。

 フォスターのDOLLに比べたらボリュームもありますし、音楽も低音が響いていい感じです。
 SF好きのフィルターを通しているのでなんともいえませんが興味があったら買いですね。
 DOLLのときよりは不満が少ないと思います。