ヒロイン    (み〜めさんのレビュー) 評価: 9 
タイトル ヒロイン
ブランド ちぇりーそふと
ジャンル 恋愛演劇シミュレーション
対応OS Win95/Win98
メディア CD-ROM
定価 \8,800
発売日 1999/07/23
音源 BGM:MIDI
ボイス 一部あり
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(既読・未読判別可能)
【 メッセージ履歴機能 】     あり
【 セーブ数 】  あり20(通常セーブ)+1(クイックセーブ)


<ストーリー>
 あなたは、6月にひよこ学園にやってきた転校生。
 前の学校で演劇をやっていたことから、ひよこ学園の演劇部にスカウトされます。
 ひよこの演劇部には、同じクラスの由美、学園のスーパーガール恵、ボーイッシュな陽子、
 眼鏡の先輩香織、元気な後輩朋子の5人がいます。
 去年まではたくさん部員がいたそうですが、今はこの5人しか残っていないそうです。
 コンクールを目の前にした演劇部では『男子部員』を欲しがっていたのです。

 さて、演劇部に入ったあなたですが、7月にはコンクールの地区予選、
 そして9月の全国大会で優勝するために毎日しっかりスケジュールをくんで練習しなくてはなりません。

 まず、最初にあなたがすることは、2年生部員3人…恵、陽子、由美…の中から、
 あなたの舞台での相手役(ヒロイン)を一人選びだします。

 このとき誰をヒロインに選ぶかで、楽にコンクール優勝できるか、予選を通るのもむずかしくなるか、大きく変わってきます。
 もちろん、毎日の部活や、学校生活、夏休みの合宿などで、意中の女の子と仲良くなることもできます。
 女の子と恋愛をしながら、コンクールで優勝を勝ち取って下さい。


このホームページではちぇりーそふとより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はちぇりーそふとに帰属します。



<システム>
 上記参照^^;
 CG観賞モード BGM観賞モード Hシーン観賞モード エンディング観賞モード あり
 メッセージスキップ(既読・未読判別機能) あり
 と、以降のちぇりーシステムの基本になった作品です。


<音楽・音声>
 音楽:普通。
    良くもなく悪くもない。
    特に印象に残った曲はなし。

 音声:最高!!
    パートボイスですが、この作品からちぇりー作品お馴染みの声優さんたちが起用されました。
    各ヒロインのイメージ通りでとても上手に演技されています。


<CG>
 前作「永遠の都」から作風が変わり、以降のヒロイン達の基になった作風になっています。
 ただ、初期のあきら先生の癖なのか、えっちシーンではヒロイン達の胴が異常に長く描かれているのが良くも悪くも印象的です(言わばダックスフンド状態^^;)。
 この現象は、4作目の「BLOOD ROYAL」まで続きますが、5作目の「鬼門妖異譚」からは改善されています。


<えっちシーン>
 さて、肝心のえっちシーンですが、他の純愛作品メーカーに見習って欲しいくらいに濃厚だったりします(笑)
 流石、ちぇりーそふと!!o(^^o)(o^^)o

 もっとも……
 <ネタバレ開始>
 ヒロインとの本番行為は、エンディング直前に1回のみなのです。
 しかし恋人同士になってからのヒロインと主人公は、デートイベントや学校内、その他所構わずで色んな事をやってくれちゃっています(笑)
 あ、因みに女子演劇部員全員処女です!!(爆)

 <ネタバレおわり>

 いやあ〜、ホント、若いっていいねぇ〜。( ̄▽ ̄)しみじみ…


<感想>
 「ヒロイン」は1999年に発売された「ちぇりーそふと」第2作品です。
 発売から約3年経過していますが、今でも十二分に通用する作品です。
 作品自体は育成SLGで、主人公は演劇部所属で、ヒロイン達と共に、部活に、合宿に、恋に、勉強に励みながら全国大会出場を目指します。

 攻略するヒロインごとに難易度が決まっていて、基本的にはバッドエンドはありません。
 ちぇりーお得意の「スペシャルスタート」や最新作「Sky」の「スイート・トーク」の基になった会話システムを搭載していて、主人公の台詞やモノローグは一切ありません。

 また、登場人物も歴代の作品中、最も多い部類に入ります。
 メインキャラから脇役まで立ちキャラが用意されていて、頻繁に着替えをしてくれるのも「ヒロイン」の特徴でしょう。

 さらに、祝!たっくん初登場!!
 以降、たっくんはレギュラーとして10作目の「Sky」までの全作品に登場していますね。
 きっと、これからも登場してくれるでしょう^^;
 また、ヘチマ先生や熊先生、ジェレミー大崎くんも、以降の作品にゲスト出演することになります(笑)
 「ひよこ」と言う地名も以降の作品に出てきていますね。

 そうそう、忘れちゃいけないのが、主人公のデフォルト・ネームが「純」になったのもこの作品から!!(笑)
 以降、最新作「Sky」までデフォルト・ネームは「純」。
 きっとこれからも、デフォルト・ネームは「純」。
 あきら先生、もしくは、ちゅんく先生は「純」つー名前に思い入れがあるのだろうか?(^^;


<10点満点での総合評価>
 当時の評価 9点
 現在の評価 9点


おすすめキャラ:「雨宮 由美」「佐々木 恵」「中尾 香織」
み〜めさんより一言:「そーいえば、「Promise」「ヒロイン」「BLOOD ROYAL」って廉価版が発売されるんだっけ?」











 恋姫 〜Mystic Princess〜   (Y.K.さん&TITANSのレビュー)  評価: 8〜9 
▼ タイトル 恋姫 〜Mystic Princess〜
▼ ブランド エルフ
▼ ジャンル AVG
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \6,800
▼ 発売日 1999/12/24
▼ 必須CPU / 推奨 Pentium133 MHz / Pentium166 MHz
▼ 必要メモリ容量 / 推奨 32 MB / 48 MB
▼ 音源 PCM音源を再生可能な音源カード
▼ ボイス フルボイス
▼ 対応OS Win95/98


【 CG観賞モード 】    あり
【 シーン観賞モード 】   なし 
【 BGM観賞モード 】   あり
【 メッセージスキップ 】  あり (未読・既読判別なし)
【 エンディング数 】    14
【 セーブ数 】        8


<ストーリー>
 記憶の奥底で微かに光る珠玉の想い出。
 失われた過去を、俺はどこに置き忘れてしまったのだろう。
 
不思議な4人の女の子は、想い出の中の住人?
 
そう…俺は戻らなければならない。
 
本当の自分を見つけ出す為に、幼なじみの香りが残るあの故郷へ…。


TITANSのレビュー
<システム>
 一部上記参照^^;
 CG観賞モード BGM観賞モード エンディング確認 メッセージスキップ(既読・未読判別はなし) 有り
 Hシーン観賞モード なし!
 なんでないんだ〜〜!!

 HDD容量は標準で約200MB、フルインストールで約300MB程度必要。
 セーブ数は8つ、エンディングは14個です。


<音楽・音声>
 音楽: 良いですな。
 音声: 上手い。 脇役人まできちんと声を当てている。
      こういう細かいところ・・・さすが大手!
 S E: いいよ〜。

     
<感想>
 この作品はは、19995年5月26日にシルキーズよりPC-98版で発売された作品をWindows95/98版へ移植したものです。
 当然私はプレイしています。 

 主人公の性格が性格なのでギャグ満載のラブコメみたいなつくりです。
 しかし、キャラの性格付けがしっかりとなされている為、シリアス場面ではギャグを引きずらずきちんとシリアスな場面になります。
 シナリオ上手いです!
 大人のAVG・・・御伽噺・・・
 4人のヒロインたちとの過去。 脇役人の苦悩(脇役でもきちんとキャラが立っている)
 ほのぼのとした心洗われるゲームです。
 やはりエロゲもシナリオですな!

 CGも購入する前は「前作のCGの方が良かったな〜」と思っていましたが、これはこれで良いです。
 ま〜なんてたって16色とフルカラーではやっぱ違いますね^^;

 
 しかし・・・なんでこれをエルフで出すかな〜・・・???
 シルキーズ復活しちゃってるし・・・是非シルキーズで出して欲しかったです。
 (あ! 愛姉妹もか^^;)
 エンディングテロップで「原作:シルキーズ」って出されても・・・ヽ(;´Д`)ノ


<評価>
 9点
 DOS版をプレイしたときの感動はないけど、やっぱり良い作品は良い!
 特に重婚ENDはお気に入りです。


おすすめキャラ:那水・まゆき」 
最後に一言:心が洗われるようだね





Y.K.さんのレビュー
<内容>
 久しぶりに帰ってきた故郷の山村で4人の幼馴染の女の子と再会する。
 彼女達は主人公に思いを寄せていた。
 そして主人公が4人全員の貞操を奪った後、大変な事実を知らされる…。
 後はプレイして確認してください^^;


<感想>
 単純だけれども、それなりに楽しめるゲーム。
 ただ戦闘シーンで血が出るのはちょっと・・・(ゲームオーバーにはならないけど)。
 それと「殿様バッタの佃煮」と「猿の脳味噌の味噌汁」と「イモリの甘露煮」と……。
 やめてほしいな・・・想像しちまった^^;(意味が判らない人はプレイして確認してね)
 キャラデザインはベテラン渡辺真由美さん。
 TVアニメ「気まぐれオレンジロード」の作画監督をやったこともあります。


おすすめキャラ:「まゆき・・・この人の声はアニメ版「下級生」の「南里愛」の声に似ているんだけど…。
          気のせいか?このロリータ声もたまらない。」 

         









  夢・天・使 〜卓上的電脳淫夢遊戯〜   (サイコさんのレビュー)      評価:6 
▼ タイトル 夢・天・使 〜卓上的電脳淫夢遊戯〜
▼ ブランド Triangle
▼ 対応OS Win95/98
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \7,800
▼ 発売日 1999/04/23
▼ ジャンル 麻雀&大貧民
▼ 必要メモリ容量 / 推奨 32 MB / 48 MB
▼ ボイス フルボイス


<システム>
 CG鑑賞なし、シーン鑑賞あり。
 今時シーンだけってのが珍しいけど「確かにシーンだけでいいよなあ」と非常に納得。
 バグなし^^;
 セーブは一部除いて勝手にしてくれます。 負けのデメリットはないんで、まあありがたいとは思います。
 ただスキップがない・・・。
 まあ会話なんてあったものじゃあないけど、やっぱHシーンは長いんで(うざい時も)飛ばしたい時には必要だのぉ。
 「抜き逃してもう一回回想見たくて最初からなんてメンドクさい、もう萎えてる」「こんなメスブタでヤりたくねえんだよ!!セリフなんていいから早くしろおお!」っていうのが起こりそう・・・。
 わあ下品♪^^;


<音楽・音声>
 音楽は全然気にするもんでもない。 関係ないし。 でも麻雀時のBGMはどうなんだろう^^;
 音声も割と普通。 


<感想>
 麻雀or大貧民(大富豪)どちらかで女の子を制覇(!?)していくゲームです。
 んでえ、私は麻雀好きなんで、「麻雀オンリーでいいや」と思ったんですが・・・。
 冗談じゃあありません。 強すぎますヽ(;´Д`)ノ
 ふとゲーセンでよくある麻雀ゲームを思い出しました。 ていうか反則だろこれ^^;
 勝つのにどれだけ苦労するか・・・。
 なんであんな早くリーチ出来るのか!ハンデがありすぎです(T_T;。
 悪いことは言いません、全て大貧民で勝負しときなさい!^^;
 そっちの方が運の作用は高いし、少なくとも戦略が練れます。
 イカサマ技っていうもんがありますが無視しましょう。 使いもんになりません。
 
どうしても麻雀で勝負したいっていう方に戦略っていうもんでもありませんが、アドバイスを。
・自分の点が2000、つまり一回上がられたら即死なんで、一発勝負で。
・クイタンありで、最初は相手も点低いのでクイタン狙いで。
・クリアしていくと相手の点は段々上がります。
 (大貧民はそんなのがないから楽なんだよ)ですからちまちまとしたアガリは避けましょう。
 満貫以上狙いで。 その方がイカサマポイントアップするし。
相手がリーチしたら負けと思って下さい(苦笑)
 かなりの確率で一発されますし、役もハンパじゃあないです。
・やっぱりイカサマ使うのは絶対やめましょう。 牌交換(今時これだけなんて喜ぶか!)なんて無意味です。
 もっと使いもんにならん。

 ではこれだけ批判したイカサマはどこで使うか?
 実は全員勝つとナビゲータお二人さん(この二人がさすがに一番かわいいからよく考えてますのぉ)の勝負なんですが、これは途中で負けたら、また最初から勝負しなければなりません。
 そこでイカサマポイント使って、セーブ出来るというワケですな。
 このためだけに使いましょう。麻雀を途中で大貧民に変えたい時も結構使うかも。
 んで、全員制覇したらどうなるんだ!?と思ったんですが、リセットされました(笑)。
 シーン回想は出来ますが、なんとも寂しい・・・。


おすすめキャラ:ミイ。
         最初この声にちょっと汗かきましたが、終盤全く気になりませんでした、むしろ合ってる(笑)
サイコさんより一言:「一発やっただけであんなに女は性格変わるのか(笑)」
TITANSより一言:「夢天使Rは^^;?」
            










  花暦       評価:6〜7 
▼ タイトル 花暦
▼ ブランド サイク
▼ 対応OS Win98/Me/2000
▼ メディア CD-ROM6倍速以上
▼ 定価 \8,800
▼ ジャンル ガーデニング育成シミュレーション
▼ 必要メモリ容量 / 推奨 32 MB / 64 MB
▼ 解像度 / 色数 640*480・High Color / 640×480ドットでTrue Color
▼ 発売日 2000/11/30


アップデートファイルがあります。 きちんとアップデートしときましょう^^;


<ストーリー>
 小さな頃、慣れ親しんだ祖父の家の庭園。
 久しぶりにそこを訪ねた主人公は、荒れ果てた花園を見て愕然とする。
 花園の世話を出来なくなった祖父に変わって、その花園を立て直すことになる主人公。
 だが、その花園は、花の妖精たちが住む不思議な場所だった…。



<概要>
 『花暦』は、荒れ果てた花園に花を植え、育て、立派な庭にしていくことで、花の精と仲良くなることが出来る育成型シミュレーションゲームです。
 花園には3人の花の精が住んでおり、彼女たちは久しぶりに訪れた若い人間(=主人公)に興味を示します。
 花の精たちは外の世界を見たがっていますが、彼女たちの力の源である花園は荒れ果てており、外出に耐えられるだけの体力を持っていません。
 花園に新たな花を植え、育て、花園の花の力を上げることで、花の精たちは、少しずつ遠出が出来るようになります。
 一緒に外出することで、人間のことを知っていく花の精、そして人間に無いものを彼女たちに見出していく主人公。
 その先に、どのような結末が待っているのでしょうか。


<イロイン紹介>
アルメリア CV:ゆう
 優しく世話好きな春の花の精。
 一見、落ち着いた女性だが、主人公を喜ばせるために努力する健気な面も。
 失敗してもめげないのんびり屋さん。
 主人公が子供の頃から、主人公のことをかわいがっていた。
 主人公のことを守りたいという気持ちが、他の花の精より強い。

更科 CV:深井春花
 おとなしく従順、おしとやかで控えめ。いつも微笑を浮かべた和風美人。
 一見非の打ち所の無い大和撫子に見えるが、実は自分の考えや意思がちょっと希薄。
 原因は、主人公の祖父が彼女に施した古臭い淑女教育にあるようなのだが…。
 彼女が心からの笑顔を見せてくれるのはいつ?
 
ミント CV:神無月ほの
 三人の中で見た目が一番幼い。
 引っ込み思案な性格で最初はあまり話をしてくれない。
 だが、本質的には人懐っこい性格なので、慣れてくると満面の笑みを見せてくれるようになる。
 世慣れていないため、突拍子もないことをすることも。


このホームページではサイクより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はサイクに帰属します。



<システム>
 不具合が多少ありますがアップデータもここのHPにあります。
 

<感想>
 花の世話をしながら花の精との関係をよりよい者にしていくSLG。
 ガーデニングを味わえる機能や四季の花の開花具合などよく出来ている。
 エロゲにSLGは珍しいが楽しめるつくりになっている。
 好きな人はこれだけでのハマルんじゃーないかな^^;

 シナリオも良く出来ており、当初あまり期待していなかったせいか、よけいに良く感じた。
 妖精であるが故の苦しみ、人間であるが故の思い・・・泣かせます。
 キャラによってはぐっときました。
 ・・・・・。 萌えゲーとも言えるな・・・。
 花の精3人のシナリオは心情・苦悩・思いが良くかかれています。
 反面サブヒロインはシナリオ面からみてもおまけ的な感は否めなません。
 ・・・・少し残念ですね。

 ただ、一番の残念なことは・・・ま〜泣かせゲーの宿命なのか・・・
 エロシーン少な!ヽ(;´Д`)ノ

おすすめキャラ:強いて言うならアルメリア。
最後に一言:「シナリオを楽しむのか、それとも育てゲーなのか・・・」













  ストーリア〜逢魔の森の姫君達〜  (D−Bloomさんのレビュー)   評価: 5 
▼ タイトル ストーリア〜逢魔の森の姫君達〜
▼ ブランド MINA
▼ ジャンル ファンタジーADV
▼ 対応OS Win95/98/2000/Me
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2001/02/23
▼ 必須CPU / 推奨 MMXPentium166 MHz / Pentium200 MHz
▼ HDD必須容量 / 推奨容量 1 MB以上 / 400 MB以上
▼ 解像度 / 色数 640*480・High Color以上


【 CG観賞モード 】     あり
【 シーン観賞モード 】   あり
【 BGM観賞モード 】   あり
【 メッセージスキップ 】   あり
【 メッセージ履歴機能 】  あり
【 メッセージ自動送り 】  なし
【 セーブ 】          10        
【 エンド数 】         9


アップデートファイルがあります。 きちんとアップデートしましょう。


<ストーリー>
 舞台は20世紀後半のイギリス。
 主人公の売れない小説家アルフォンスは友人カークスからの呼び出しにより、従姉妹のマリーベルとともにウルフウッド村を訪れる。
 その村で滞在することになった「ルーの館」とそこで出会うエリン・アリア・ケリスの美しい三姉妹。
 村に伝わる「大樹ルー」の伝説。
 行方不明のカークスはどこへ…、そして「大樹ルー」の伝説とは…。


<ヒロイン紹介>
マリーベル
 主人公アルフォンスの従妹で才色兼備の少女。
 様々な事情でアルフォンスの家に預けられて育った。
 昔からアルフォンスのことが好きで、いつも彼の後をついて回っている。

エリン
 ウルフウッドに唯一存在する宿「ルーの館」の女主人。
 美しくお淑やかな女性。 三姉妹の長女。

アリア
 中性的で口数の少ない女性。 三姉妹の次女。
 昔、旧知の男性に瓜二つのアルフォンスを見て動揺する。 

ケリス
 可憐で心優しい少女。 三姉妹の三女。
 幼い頃からウルフウッドの村を離れた事がなく、その為か好奇心が強い。

ローザ
 図書館に勤めているメガネをかけた文系少女。
 幼い頃、両親を亡くし村長であるジェームズに生活の面倒を見てもらった。


<キャスト>
エリン   鳥居花音
アリア   北条明日香
ケリス   木葉楓
マリーベル 須本綾奈
ローザ   AKIRA
カークス  一条和矢
ジョー   白井ヒデユキ
ジェームズ TAKASHI


<システム>
 上記参照
 必要かつ十分な機能を備えており動作も快適です。
 突然家族が部屋に入ってきた時のためのエマージェンシー機能なんてのまであります(笑)。
 HTML版のマニュアルが入っているのも親切です。
 タイトル画面の左下に歯車のようなアイコンがあってこれで設定を行うのですが、非常に気付きにくいです。
 画面左上の時計の中の小さな三角印をドラッグして動かして音量などを調節するのもわかりにくいです。

 HDD容量は「標準」の約2MB、「コンパクト」の約650KB、「カスタム」で容量を選ぶ方式となります。
 ちなみに「カスタム」で「フルインストール」すると約570MB必要です。
 (フルインストールだとCD無しで起動)


<グラフィック>
 とても綺麗です。
 好みの分かれるところですが、やや横長の凛々しい目つきが特徴的で気に入りました。
 CGモードで見られるCGは全部で63枚です。


<音楽・音声・効果音>
 音楽は落ち着いた雰囲気の作品世界と良くマッチした曲が使われておりなかなか良いです。
 音声はこのサイトをご覧の方は当然ご存知の超豪華声優陣です。
 もちろんハイレベルな演技で作品のクオリティを引き上げています。
 男性のサブキャラも声ありです。
 えーと………。(以下ヤバ情報)
 ゲーム中のテキストでは「オ○ンコ」・「オチ○チン」と伏字になっていますがピー音が入っていません。
 これはちょっとヤバイです。
 回収になったという話も聞きませんし…。
 ソフ倫も適当な仕事してますね。
(ヤバ情報終わり)


<感想>
 いわゆる館モノですね。
 マップ画面で移動先を指定し、そこに誰かがいればイベントが発生するというタイプのゲームシステムです。
 遭遇したイベントと選択肢によって4人のヒロインのいずれかのルートに分岐します。
 時間限定のイベントが存在するなど攻略はやや難しいです。
 というかイベントの種類自体が少なく、ほとんどの場合は移動しても使いまわしテキストが表示されて空振りに終わります。
 そのため、ヒロイン達に感情移入する間もなくすぐにエンディングという印象を受けました。
 要するにちょっとシナリオが希薄なのです。
 しかし、三姉妹それぞれ違った趣向の展開になっていて話自体は良くまとまっています。
 一応純愛セツナイ系のストーリーですが、私は主人公が出会ったばかりの女性になぜあそこまで献身するのか納得できませんでした。
 エロはまあ純愛系として普通の水準でしょう。
 エリンのBADENDルートは陵辱モードになりますのでお好きな方はどうぞ。
 シナリオであまり感動できませんでしたが、絵が好みなら買ってもいいかなという感じです。


おすすめキャラ:ケリス
TITANSから一言:「木葉楓さんファンなら買いかな?出番もっと多ければ良かったけど。」