顔のない月 LIMITED COLLECTION    評価: 4〜5 
▼ タイトル 顔のない月 LIMITED COLLECTION
▼ ブランド ROOT
▼ ジャンル アクセサリー+アドベンチャー
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \7,800
▼ 発売日 2001/08/10
▼ 必須CPU / 推奨 Pentium166 MHz / Pentium200 MHz
▼ 必要メモリ容量 / 推奨 48 MB / 64 MB
▼ 音源 DirectSoundに対応したPCM音源
▼ ボイス なし
▼ 対応OS Win95/98/Me/

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<システム>
 マニュアルにはインストールプログラム有りとの記述がありますが・・・ないです。
 「※このインストール機能はなくなりました。自動的にゲームが起動します。」との記述がreadme.txtにありました・・・・。
 なんで前回のシステムを使わないのだろうか? なぜに退化する!
 よってHDD容量は基本的にいらない(CDオンリープレイ)。
 しかもメッセージ速度遅すぎ!
 速度「速い」に設定しても遅すぎ!(「遅い」に設定してあるのかと思った)
 だんだんとやる気がそがれていきます。


<音楽・音声>
 音楽: 良いのだけど、使いまわし多し!
      仕方無いのか? そうじゃないだろう!
 音声: ない。 ふざけるな!
      なんで本編があってこれがないんだ!(怒り)
 S E: ・・・まあ・・・雰囲気は・・・

     
<内容>
 昨年末に発売された『顔のない月』のアクセサリ集。
 限定2万本だそうである・・・
 限定という触れ込みに踊らされた人がここに一人・・・

●アクセサリーディスク
ミニアドベンチャー2本
 「アフェクション」・・・本作「顔のない月」トゥルー・エンド後の主人公・鈴菜・水菜のその後のお話(AVG)
 「死角」・・・本作「顔のない月」スタート前の主人公のお話(テキストAVG)
アクセサリー集
 
サウンドディスク
『顔のない月』本編でのBGM・ボーカル曲を収録
その他、LIMITEDCOLLECTION用新曲を追加収録
ブックレットにはサウンド担当者のライナーノーツとボーカル曲歌詞、ピアノ演奏用楽譜(メインテーマ)を掲載。

特典3点
・キャリングケース
・ポストカード(5種類)
・ラバーキーホルダー



ミニアドベンチャー「死角」
 選択肢のないビジュアルノベル。
 「顔のない月」本編前の主人公を描いたお話。
 内容は本編移行をスムーズにするというか補完というか・・・・
 本編の内容が一部理解しやすくなるくらい(まあ書き方は相変わらず難解で場所と時間が飛び飛びでわかり難いが・・・)
 しかし本編発売後8ヶ月もたって発売する内容では・・・
 それにしてもCG・・・背景のみ・・・がっくりの前にあきれる。


ミニアドベンチャー「アフェクション」
 シナリオは本編トゥルーエンド1年後、浩一、鈴菜、水菜の3人の生活を描いたお話。
 選択肢は一カ所。 これでシナリオが少々分岐するものの、迎える結末は同じ。
 ・・・・・。
 ・・・・・。
 短か〜〜!!(/。\)
 私はCTRLキー押しながらやってましたが・・・1時間くらいでしょうか・・・
 選択肢1箇所のビジュアルノベル。
 みなさんこれに期待していたのではないだろうか?
 シナリオがっくし&がっかり・・・

 (落ち着け・落ち着くんだTITANS・・・まだ絵が! Hシ−ンが〜〜!!)
 はい、Hシ−ン1回だけです。
 しかも水菜とはありません。
 なして!?
 てっきりみんなで仲良く(TITANS解釈:ハーレム状態)やってるのではないかと思っていたのに・・・
 主人公いい人になってます。
 わがままだけど甘えん坊のやきもち屋さんの鈴菜、そして純粋無垢な水菜を見守るお父さん状態となっています。
 いいのか? それでいいのか〜〜ヽ(;´Д`)ノ

 CGはさすがカーネリアン女史(コミケでサイン欲しかった)綺麗です!
 でもめっちゃ少ないです。

 は〜・・・音声ないし・・・駄目だこりゃ・・・


<評価>
 4点
 カーネリアン信者の私がひいき目に見ても5点!
 音声付で4800円がいいとこ。
 3800円が妥当。 
 (ぼそっと)またカーネリアン女史の作品はCG集とかいわれるんだろうな〜・・・
       ま〜これじゃー否定できないけど・・・(ぼそっと終わり)


おすすめキャラ:水菜」 
最後に一言:・・・・・なんの為に延期を繰り返したんだ!?

         









 朝までいっしょ〜同棲物語〜  (左京民さんのレビュー)    評価: 8 
タイトル 朝までいっしょ〜同棲物語〜
ブランド トラヴュランス
対応OS Win98/2000/Me
メディア DVD-ROM
定価 \8,800
発売日 2002/01/18
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(既読・未読判別可能)
【 メッセージ履歴機能 】     あり
【 リターン機能 】  なし
【 オートモード 】   あり(クリックしなくてもメッセージが再生されます。)
【 アニメーション 】   あり
【 ボイス 】   あり
【 ヒント機能 】  あり
【 セーブ数 】  27
【 エンディング数 】  2個(表、裏)


<ストーリー>
 俺は西谷 明夫、この春から大学生だ。
 住まいは学校の近所でアパートを探し、古いながらも二間続きの格安の部屋をゲットする事が出来た。
 学校も始まり、まだ少ないが新しい友人も出来て、自由な生活を満喫していた。

 が、そんな俺のところに、幼なじみで姉貴分のマリ姉が押し掛けてきた(汗)なんの予告もなく大荷物を手に・・・
 彼女は奥の部屋(窓際で広い方だ!?)に陣取ると、自分の荷物を広げ「今日からここに住む」と言いだしたのだ!?
 あっけにとられる俺に「社会勉強のためにしばらくフリーターでもすることにした」と言うマリ姉。
 「大体、アンタが一人暮らしなんて10年早い」とか「わたしだって一生親元に居るなんて嫌だもん」とか言ってるし・・・

 しかし、俺は内心思っていた。
 マリ姉は俺を追いかけてきてくれたのだろうか?と。
 そして、俺はそんなマリ姉の手を取った。
 恥ずかしそうに頬を染める彼女の手を・・・


このホームページではRiddle Softより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はRiddle Softに帰属します。



 三作品をDVDに詰め込んだもので、その中においてはオリジナルの唯一の作品です。
 おまけ的要素がたかく、他の作品をやっていないとわからないところがあるかもしれません。
 「魔女っ子シルク」「とってもフェロモン」とともにこの「朝までいっしょ☆」があります。


<音楽・音声>
 音楽は手抜き!とは思っても言いません。
 主題歌はありません。
 BGMは同梱されている「とってもフェロモン」から抜粋されています。
 ま〜代わり映えしませんが、かといって飽きるものでもありません。

 声も前作「とってもフェロモン」から出演した方がほとんどで、オリジナルが二人、けれども高いレベルを保ってはいます。


<感想>
 この話はヒロイン星川真理子とその幼馴染で弟分の西谷明夫の話です。
 その他の出演キャラは「とってもフェロモン」からのゲストといった感じです。
 Hがあるのはメインヒロインだけではないですが、コンセプトが「同棲」だけに、同棲相手のメインヒロインが主役です。
 酒に酔った勢いでほかの子混ぜて3Pしますが(笑)

 全体として、とても短い話です。
 おまけストーリーといったところで、特になにがあるわけではありません。
 舞台が「とってもフェロモン」と同じところなので、DVDに同梱されている「とってもフェロモン」を先にやっておかないと少々理解に苦しむでしょう。

 話は主人公が大学通学のため上京し、ヒロインがそれを追いかけてきて同棲してしまうというお話しです。
 二人はずっと気にはなっていたものの恋人ではなく、そこらあたりからがこの話の面白いところです。
 ふたりはレストランでバイトをするのですが、そこの制服が袴です。
 制服Hは当然それですので、袴属性の人は“うはうは”でしょう^^;

 Hシーンはなかなかです。
 ヒロインははじめは処女で、大好きな主人公のためにそれをささげる…、
 いいですねぇ、漢の浪漫!処女げっちゅ!純愛モノですが、Hは多いです。
 自宅、職場、公園と若さに任せてやっちゃいます。
 セーラー服プレイも!処女素股という珍プレイも!

 シナリオは決定的に短いので、これ単体でプレイしても数時間で終わってしまいます。
 やはり同梱のゲームのおまけとして考えるべきでしょう。
 属性は純愛、年上好きの人には期待の一編です。
 しかしヒロインの親が何考えてヒロインを送ったのか理解不能ですね。
 「絶対貴方の娘は手篭めにされますよ」といってやりたいです。
 どう考えて年頃の娘を、若い男の家に送ったんでしょうね?
 (ま〜エロゲの話ですから^^;)


<10点満点での総合評価>
 8点。
 短いけれどそれだけ面白かったってことです。


おすすめキャラ:「う〜ん星川真理子以外思いつけないストーリーだもんな」
左京民さんより一言:「純愛、されどH!」











  バルトバレット    (儀助さんビュー)    評価:9 
▼ タイトル BALDR BULLET
▼ ブランド 戯画
▼ 対応OS Win95/98/2000/Me
▼ メディア CD-ROM 1枚組
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2000/10/27
▼ ジャンル アクションゲーム
▼ 音源 PCM
▼ ボイス なし


<ストーリー>
 バルディストと反バルディストの政治/思想的な衝撃緩衝材として設立された軍隊「BS監視機構軍」、その中の南米方面第14実験機動連隊(SERR14)は今、テロリズムの猛威に晒されていた。

 最初はデモや爆破予告などの脅迫といった可愛らしい類のものだった。

 小競り合いを何年か経て、ネット上で誰かが垂れ流した南米方面第14実験機動連隊の情報によってその存在を知った狂信者達は、その存在を危険視し,『バルドル友愛協会』という名の過激派が関わるようになり...
 いつしかそれは泥沼のような「戦争」の様相を呈し始めた。

 それも、ベトナム戦争のように、長く、陰湿な類の「戦争」だ。

 いまや「戦争」といえば、この南米方面第14実験機動連隊と『バルドル友愛協会』のものを指すようになってしまっている。

そんな状況の中、若き将校が南米方面第14実験機動連隊に配属される。
・・・・・・そして物語が始まる・・・・・・・・・・・・・


<システム>
 8点 
 良い点・・・ほぼどこでもロードとセーブができる。 低スペックでもけっこう遊べる。
 悪い点・・・仲間がやられると音楽とまる。 たまにフリーズする。


<音楽・音声>
 音声 なし 
 音楽 6点 戦争っぽい雰囲気は出てると思います。 それなりにいけてますし。 


<感想>
 戦場を舞台にしたロボットアクションです。 はっきり言ってむちゃくちゃ遊べます。 コンシューマーも目じゃありません。
 シナリオがやや浅いですがこれだけ面白ければ補って余りあるでしょう^^;
 はまるとやめられませんよ。 個人的には武器よりもロボット本体のカスタマイズしたかったなあ・・・
 戯画のホームぺ−ジでもこのゲ−ムのコーナーは非常に盛り上がってます。
 未プレイの方はいっぺんやってみてはどうでしょうか。 個人的には文句なくお勧めできる逸品です。


<最後に一言>このシリーズの二作目が見つからない・・・。どこにあるんだ?。 
 等書いてくれたらもっとうれしいです^^;



おすすめキャラ:セルゲイ・・・クールな軍人さんです。 かっこいいですね。
儀助さんより一言:「このシリーズの二作目が見つからない・・・。 どこにあるんだ?」
            (いやこれが2作目では? 1作目は「武装金融外伝BALDRHEAD」)
TITANSより一言:「これはお薦め! マジで良し! MMちんも熱く語っていたような^^;」










  二枚で看護しちゃうぞ         評価:8 
▼ タイトル 二枚で看護しちゃうぞ
▼ ブランド トラヴュランス
▼ 対応OS Win98/Me/2000
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2001/08/10
▼ 音源 CD-DA
▼ ボイス フルボイス

▼ タイトル 二枚で看護しちゃうぞ ボイスプラスディスク
▼ ブランド トラヴュランス
▼ 対応OS Win98/Me/2000
▼ 定価 \3,980
▼ 発売日 2001/08/10
▼ 備考 ボイスプラスディスクは「看護しちゃうぞ」の本体ソフトが必要です。
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり
【 メッセージ履歴機能 】     あり
【 リターン機能 】  なし
【 オートモード 】   あり(クリックしなくてもメッセージが再生されます。)


<ゲーム概要>
 大好評にお応えして「看護しちゃうぞ」がよりエッチでらぶらぶになるボイスをプラス! 
 看護婦のたまごさん達が博愛精神いっぱいで尽くしてくれちゃうのです!

 更に!
 トラヴュランスの誇る(謎)破天荒暫定マスコットキャラ『君島紀香』の
らぶらぶ調教アドベンチャー「紀香たんといっしょ☆」も収録!
 サービス満点の博愛パック!
 「看護しちゃうぞ」+ボイスプラスディスクの組み合わせでも「紀香たんといっしょ☆」はプレイ可能です。


 *ここのページでは「紀香たんといっしょ☆」をメインに紹介していく予定なんだけど・・・^^;。
  「看護しちゃうぞ」のレビューはこちらをご覧ください。
  (評価は音声付で+1に)

  TITANSより一言:「音声がつくとここまで違うのか!」


<ストーリー>
 私は君島紀香♪ 大好きな彼は「月野大輔」、ずっとずっと好きだったアイツとは、今年のバレンタインの日に初めて結ばれて以来、今も付き合い続けてるの。
 季節はもうすぐ夏… 期末試験もやっと終わって、もうすぐ夏休み。今回はそんな頃のおはなし…

 今年の夏は大輔とずっと一緒に過ごそう、そう心に決めてたの。
 でも…大輔の返事は…「悪い、夏休みは色々予定が入るかもしれないんだ…」そう言って大輔は笑うけど、私の気持ちはとても沈んでしまっていた…

 大輔と別れてふらふらと街を歩く、そこに静枝さんと出会った。
 静枝さんは私を喫茶店に誘うと「最近、大輔クンとはどう?」と聞いてくる。
 本当なら恥ずかしくて誤魔化してしまう話だけれど、私は思わず泣きそうになってしまう…
 そんな私を静枝さんはそっと慰めてくれた。

 「恋愛はね? 守りに入っちゃ駄目。 いつも強気で後悔の無いようにね♪」
 そうだ、大輔にもっと「好き」って言おう。 もっともっと積極的に身体も重ねよう!
 それはとっても恥ずかしいけれど…後になって後悔なんてしたくない。
 まぁ、しばらくは私も素直にはなれないかもしれないけど…そう思ったら、ちょっと元気が出た。

 …でも、大輔がすっごくエッチで…私があんなにも大胆になれちゃうなんて…それが自分で判ったのは、もう少し後のお話し♪


このホームページではトラヴュランスより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はトラヴュランスに帰属します。



<システム>
 上記参照^^;
 CG観賞モード BGM観賞モード Hシーン観賞モード 既読スキップおよび強制スキップ 有り
 メッセージ自動送り オートモード 読み返し機能 あり
 ヒント機能搭載で、ま〜何も問題ないのでわ^^;

 ちなみにHDD容量は「看護しちゃうぞ」とセットで約550MB食います。


<音楽・音声>
 音楽:良くもなく悪くもなく・・・
     違和感感じなかったので良かったのかな^^;?
 音声:おお〜〜!「とってもフェロモン」の時よりGOOD!
     いいんでないかな^^;


<感想>
 私は「看護しちゃうぞ」を持っていたので「ボイスプラスディスク」を購入。
 ソフマップで2980円だったかな?
 購入動機は「ま〜安かったから」だったんだけど・・・
 買って良かった!
 お買い得作品です!
 「看護しちゃうぞ」も「音声ついただけでここまでかわるんだな〜・・・しみじみ」と思う出来だし
 (ただ・・・前作クリアした私はおまけモードでHシーンだけ楽しもうとしたが上書きされていて、最初からのプレイとなったヽ(;´Д`)ノ)
 おまけだと思っていた「紀香たんといっしょ☆」の出来が思ったよりもずっと良かった。
 短いのが残念でしたが、おまけゲームですから仕方がないでしょう。
 それでもこれで約3000円。 コストパフォーマンス最高です。
 一部メーカーは見習ってほしいですね^^;


<評価>
 「紀香たんといっしょ☆」は・・・(ぼそっと)実用的!(ぼそっと終わり)ですし・・・
 十分元は取れました^^;
 「看護しちゃうぞ」を持ってない人は通常版を。
 持っている人とは「ボイスプラスディスク」を買うべし!


おすすめキャラ:君島 紀香(きみしま のりか)
TITANSより一言:「お買い得! 買って良かった^^;
           &「おにゃんこ」って・・・最初なんかと思ったよ^^;」











 Refrain Blue   (Y.K.さんからのレビュー&TITANS補足) 評価: 10 
▼ タイトル Refrain Blue(リフレインブルー)
▼ ブランド エルフ
▼ ジャンル デジラルノベル
▼ 対応OS Win95/98
▼ メディア CD-ROM2枚組
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 1999/11/26
▼ ボイス フルボイス

【 CG観賞モード 】    あり
【 シーン観賞モード 】   なし
【 BGM観賞モード 】   あり
【 メッセージスキップ 】  あり
【 メッセージ履歴機能 】 あり
【 セーブ 】         6


<ストーリー>
 街の喧噪から遠く離れた、美しく静かな海・・・蜻蛉(かげろう)海岸。
 夏、この海辺をひとり訪れた主人公・・・松永善博(まつながよしひろ)は、そこである女性と運命的な出会いを果たした。
 その女性の名前は深景(みかげ)。
 夏の海辺で同じ時間を過ごすうちに、ふたりはお互いに惹かれ合っていった。
 それから7年・・・
 彼は東陽(とうよう)学園の「サマースクール」という行事に随伴するバス会社の添乗員として、再びこの想い出の地を訪れることになる。
 東陽学園の生徒たちと過ごす、真夏の数日間。
 何人かの女の子たちと交流を持つ中で、彼の胸には、深景との想い出が繰り返して去来する。
 そしてその想い出のリフレインの先に、彼は女の子のうちのひとりと親しくなっていき、やがて心と身体を重ね合っていくことになる…。



 <システム>
 Win95/98(メーカー側はWinMeでも起動確認済み)

 痕のような全面テキスト形式。
 (途中の分岐によりシナリオ変化、クリアする事に分岐が追加される方式)

 セーブは全部で6ヶ所。 随時セーブ&ロード可能。
 CG観賞モード BGM観賞モード メッセージスキップ メッセージ読み返し機能、あり
 Hシーン観賞モード なし!


<CG>
 原画は門井亜矢女史。
 なかなか魅力的である。

 
<音楽・音声>
 音楽:CD-DA。 素晴らしい。
 音声:フルボイス。 ヒロイン、サブキャラはもちろんのことなぜか主人公までもがしゃべる^^;
    声優名は伏せてありますが、みなさん実力派。 あの有名人達。


<感想>
 私の解釈でレビューを書きます。
 走ることが楽しみだった高校生「松永善博」は、大会で怪我を負い再び走ることが出来なくなる。
 自分の存在価値を無くし、傷心のまま家出をした善博は「蜻蛉海岸」にたどり着く。
 そこで若い女性「深景」と知り合う。 2人は民宿で生活を共にするうち、互いに惹かれあうようになる。
 しかし、深景は7日目の朝、この世を去る。「私は海で待っています」という謎の言葉を残して…。
 7年後、旅行会社に就職した善博は、とある高校の夏合宿の添乗員として再び蜻蛉海岸に訪れる。
 生徒達の悩みを聞き、また突如として現れる謎の少女との会話の中で、善博は無意識の中に仕舞いこんでいた7年前の記憶を少しずつ思い出していく。
 6日目の深夜、謎の少女の正体が誰であるかに気付き、砂浜へ彼女にお別れを言いに行く。
 7日目の朝、新たなる希望を胸に善博はこの地を去る。
 後日、深景は善博に届くことのない手紙を送る。「私はあなたにとって素敵な想いになれた」と…。

 
おすすめキャラ:「早瀬雫。 無口で寂しげな美少女っていいよね。」