姉・オレ・妹 (とっぷがんさんのレビュー) | 評価: 7.5 |
▼ タイトル | 姉・オレ・妹〜教師、同級生、後輩のカンケイ〜 |
▼ ブランド | MBS TRUTH |
▼ ジャンル | インモラル・ラブエスカレーションADV |
▼ 対応OS | Win98/Me/2000/XP |
▼ メディア | DVD-ROM1 |
▼ 定価 | 税込\9,240(税抜\8,800) |
▼ 発売日 | 2004/06/25 |
▼ 購入 | 姉・オレ・妹 / オリジナル特典 Getchu.com |
【 CG観賞モード 】 | あり |
【 シーン観賞モード 】 | あり |
【 BGM観賞モード 】 | あり |
【 メッセージスキップ 】 | あり(未読・既読判別あり) |
【 メッセージ履歴機能 】 | あり |
【 選択肢リターン機能 】 | なし |
【 オートモード 】 | あり |
【 ヒント機能 】 | なし |
【 セーブ数 】 | 20個+クイック1個 |
【 エンディング数 】 | 8個 |
<あらすじ>
主人公、康輔はとある学校に通う学生。
康輔には3人の義理の姉妹(きょうだい)が居る。
長女(姉)は担任教師、二女(姉)はクラスメート、三女(妹)は隣の女子校生。
姉妹に対し、特別な感情を抱き始めた康輔は……。
姉妹に加え幼馴染みや生徒会長たちも交えての激エッチな学園生活が始まる…。
<キャラクター>
神薙 優花(カンナギ ユウカ)
主人公の姉。神薙家長女。
現在主人公のクラス担任を務める、物理教師。
エキセントリックな人物で、下着のまま部屋をうろつくなんて事も…!?
水泳部の顧問をしており、爆乳水着姿は圧巻。
神薙 彩花(カンナギ アヤカ)
主人公の姉その2。神薙家次女。
主人公と同じ年の姉で同じ学校に通う。
面倒見がよく、家庭ではまとめ役。
清楚な雰囲気のお姉さん。
水泳部に所属する活発な面も。
神薙 花梨(カンナギ カリン)
主人公の妹。神薙家三女。
主人公が通う学校の隣にある、女子校に通っている。
運動が得意で水泳部に所属しており、主人公の学校と合同練習をしている元気な末っ子。
功刀 聡実(クヌギ サトミ)
主人公と同じ年の幼馴染み。
花梨と同じ女子校に通っており、水泳部に所属している。
父親が堅気の職業ではないためかいつもボディーガードを連れている、危険な女。
時々主人公の前に顔を出してはからかってゆく。
鳳凰院 翔子(ホウオウイン ショウコ)
大金持ちの令嬢で生徒会長。
考え方や知識が偏っており、権力志向で高飛車なお嬢様。
庶民と同じ制服は嫌だといい、一人だけ改造制服で通学。
トラブルメーカー。
このホームページはMBS TRUTHより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はMBS TRUTHに帰属します。
<購入動機>
キャラ設定(姉・妹)に惹かれて。
原画も好みです(^_^;)
<ゲーム概要>
ゲームスタイルは、会話・移動場所選択形式のオーソドックスなADVゲーム。
ゲーム期間は、9〜11日間です。
攻略対象キャラは、「優花」「彩花」「花梨」のメイン3人と、「聡実」「翔子」のサブ2人。
メインキャラを早期攻略しなければ、サブキャラ攻略ルートに乗ります。
難易度は、メイン3人は各個撃破に徹すれば基本的には低いですが、CGコンプのためには同時攻略も必要となり、多少上がります。
サブキャラのうち1人は同時攻略が必須になります。
選択肢は1回当たり、70〜80位あります。
プレイ時間は、メイン3人は各4時間くらい(初回はプラス1時間)、サブ2人は各2時間くらい、と言ったところでしょうか。
※CVすべて聴いた場合
<システム補足>
メディアはDVD−ROM1枚。
インストールで使用するHDDは、標準で約700MB、フルで約2.8GB。
ゲームの起動時、認証のためDVD−ROMが必要となります。
メニューは一通り揃っていて、特に足りないと感じたものはありません。
Ctrlキーを使った裏メニューも含めて、使い勝手もまずまずなシステムだと思います。
…【途中まで裏メニューの存在に気づかなかったが…(-_-;)】
ただ、不満だったのは、メッセージ履歴がホイールに対応していないことですね。
修正パッチは今のところありません。
ゲーム起動中は特に異常終了もなく、動作は安定していると思います。
MBS系列は、システムが安定しているのも良いですね。
<音声>
この作品はフルボイスではありません。
日常会話はかなり音声がカットされています。
※感想は後述の「キャラ別感想」に記載します。
<音楽>
音楽は全部で9曲。(内、ボーカル曲は1曲)
OP曲『True Love』は、詞:Taikiさん、曲:Yuki Nakanoさん、ボーカル:望月望さんです。
望月望さんはもともと原画家さんですが、今作で歌手デビュー(?)を果たしました。
何でも、スタッフで一番歌がうまいという理由で抜擢されたようですが(笑)
確かにうまいと思いますが、どこかぎこちなさも感じ、それがまた初々しくもあります。
曲調は、アップテンポのJ−POPという感じですね。
BGMは「Tutti's」さん。
音楽鑑賞モードは全部で8曲。
「淫乳女子校生陵辱指導要領」でも思いましたが、ハードロック調の曲が非常に良い感じです。
今回は曲数が少ないので、時折場面にマッチしない曲の使われ方もされますが、逆にその違和感が曲の印象を高める作用を果たしている感じですね。
必然的に1つの曲の使用頻度が高く、しばらくの間耳に残りそうです。
音質も良好です。
今作は「淫乳」のときと違い、サントラCDがパッケージに同梱されています。
<原画・CG>
原画は「望月望」さん。
目鼻立ちのクッキリした美人キャラを描かせたらピカイチの、個人的には非常に好きな原画家さんです。
今回はややクッキリ度を抑えて、「可愛い」感じのラインで描かれています。
…【もしくは、タッチが変わったか…(-_-;)】
あと、この方の画は、「目の玉」がとても綺麗なのも特徴ですね。
全体的に統一性があると思いますが、一部のイベント画で「ん?」というのが何枚かありました。
CGは塗りも線も丁寧でとても好印象です。
特に乳首と乳輪の表現が良いですね。
風呂やシャワーなどの「水」の表現もリアルで感心してしまいます。
影の処理も自然な感じです。
背景画もかなりクオリティが高く、臨場感が良く表れていると思います。
CG回想モードは、優花:55(23)、彩花:50(23)、花梨:55(23)、聡実:13(6)、翔子:10(4)、その他:16(9)、合計:199(88)です。
※括弧内は、表情パターン別を1つとしてカウントした枚数。
この内、えちぃCGは約9割に当たる、179(74)です。
シーン回想モードは、優花:13、彩花:12、花梨:12、聡実:4、翔子:2、合計:43です。
<演出・効果>
演出面は、ユーザーがカスタマイズ出来るというのが特徴的です。
【液量増量】
男性の精液の量、女性の本気汁の量を、多い/普通の2段階で調整できます。
調整は、精液・本気汁それぞれについて設定できます。
設定はビジュアルのみの反映で、テキストの変化はありません。
【反応セレクト】
えちぃシーンにおける、中出し/外出し選択後のキャラの反応が変わります。
中出しOK/NGの択一設定をキャラ単位に設定できます。
OKを設定しているとき、外出しするとキャラは不満を言い、NGを設定しているとき、中出しするとキャラは抵抗を示します。
ソフトタッチの加虐度調整という感じですね。
設定はテキストのみの反映で、ビジュアルの変化はありません。
<設定・シナリオ>
シナリオは『猫柳まんぼ』さん。
この作品は、両親はどこにいるかとか、どういう経緯で義理の兄弟になったとか、細かい人間関係の説明は極力排除されています。
そしてメイン・サブ5人の女の子はともかく、それ以外のサブキャラは変なのが多いです。
──主人公の家に潜み盗撮しようとして、ゴミステーションに捨てられる友人「秀明」。
──自称金持ちの割に、やる事はショボくてバレバレの友人「弘樹」。
──バンカラ風体の割に、えちぃ趣味を持ってる友人「省吾」
──隙あれば女の子の体に触りたがる、変態教師の「富樫」。
──どこからともなく現れる「ヤンキー」たち。
色取り取りのお馬鹿キャラが登場します。
当然、シナリオはシリアスになるはずもなく、バカゲー一直線です。
ギャグが合うかどうかは微妙なところですが…。
…【まぁ、予想通りだが…(-_-;)】
今作のテーマは「愛あるエッチ」。
その行き着く先は「妊娠」「ハーレム」という形で表現されます。
陵辱系作品においては、とかくバッドEDになりがちな「妊娠」ですが、純愛系作品のこの作品においては、究極の愛の形という事になります。
──楽しくエッチして、明るい未来を築こう──
それがこの作品のテーマなのでしょうね。
<えちぃシーン>
回数は、メイン3人は1人当たり12〜13回、サブ2人は1〜3回。
テキストは場面によって長さはマチマチで、アッサリ終わるのもあれば連続3戦までいってしまうケースもあります。
シーンによってはハメハメまでいかずに終了する場合もあり、更には未遂で終わってしまう場合もあります。
バランス的には、序盤・中盤はパンチラ程度、後半3日間くらいに一気に濃いのが展開します。
内容的には純愛系ギリギリのラインという感じで、キャラごとに役割が明確になっています。
──優花(姉・教師)〜甘える。
──彩花(姉・同級生)〜いぢめる。
──花梨(妹・後輩)〜甘えさせる。
──聡美(幼馴染)〜取り合えず付けてみましたー。
──翔子(生徒会長)〜人数調整してみましたー。
取り合えず、看板に偽りなし、という感じですね。
それと、この作品はメディア倫理協会審査の作品なので、隠語にピー音が入っていません。
お尻の穴もダイレクトに表現されています。
えちぃ度3割増しという感じですね。
処女率は60%
ビジュアル的にも表現されます。
<キャラ別感想>
※「先入観がつくからイヤ」という方はスキップして下さい。
◆神薙 優花◆
髪は藍色のロング。
瞳はコバルトブルー。
お約束の家事ダメ長女
優花は、学校では凛として振る舞い、主人公にも「神薙先生」と呼ばせ、授業も真面目に行い、理知的で厳しい教師です。
でも、家に帰るとその反動でダラけるという、お約束のキャラ設定です。
家事も二女の彩花にすっかり任せ、料理は出来ず、家で酒を飲んでは酔い潰れて主人公に部屋に運ばれ、外で酒を飲んでは酔い潰れて同僚にタクシーで担ぎこまれるという、学校でのストレスを他の家族が発散してあげているという感じです。
そんな優花ですが、介抱してくれる主人公に徐々に惹かれ始め…という描写は仕様にはないので語られません。
包容力豊か
優花は、一見我が強いように見えて、実は包容力が豊かという印象を受けました。
宿題が出来ずに困っている主人公に「しょうがないなー」と言いながらも何回も付き合ったり、Hのときに興味シンシンな主人公が何をしても結局受け入れてくれたり、優しくリードしてくれたり、強制したり命令したりする事もなく自然体の感じです。
そして時折、主人公のリードに任せたりして、相手の自尊心をくすぐるのも忘れません。
まさに、大人の女性という感じですね。
どちらかと言うと、お姉さんと言うよりはお母さんに近いでしょうか。
…【主人公、すぐオッパイ咥えたがるし…(笑)】
以外と少ない爆乳プレイ
えちぃシーンは、合計13回。
シチュエーションは、優香の部屋、主人公の部屋、教室、廊下、風呂場、物理室、更衣室、電車、ベランダ、等々…。
バリエーションは、側位、自慰、パイズリ、フェラ、正常位、フィンガー、手コキ、アナル、後背位、騎上位、痴漢、放尿、等々…。
優花はこの作品のキャラの中では一番アダルトなので、えちぃシーンは一番濃い感じです。
ですが、この作品のコンセプト上、ハードな変態プレイは一切ありません。
ちょっと残念だったのは、優花の最大の売りである「爆乳」を使ったプレイが予想より少なかった事ですね。
あれだけ良い「モノ」をお持ちなのですから、もう少し活用して欲しかった。
…【顔挟みとか、窒息とか、ハミ乳とか、紐水着とか、母乳とか…(クドクド)…(-_-;)】
オッパイのサイズに合わせて、乳首のサイズも大きいのは、結構好みの分かれるところかも知れません(^_^;)
理知的なお姉さんボイス
CVは「かわしまりの」さん。
私が今までプレイした作品では、この方はオドオドしたキャラを担当される事が多かったので、その方面のスペシャリストかと思っていたんですが、決してそうではないんですね。
理知的で包容力のありそうな通常ボイスは、始めはこのキャラのイメージと少しズレを感じたものの、終わりの頃は違和感も消え、むしろこのキャラのイメージに実に合っていたんだなと感じさせてくれます。
えちぃボイスは、「はあ…」「…あっ」などの息の吐き出しや引き込みが、とても悩ましくて良い感じですね。
息も絶え絶えな高音のたどたどしい発音も、かなり来るものがあります。
ちょっと見誤っていたかも(^_^;)
◆神薙 彩花◆
髪は赤色のセミロング。
瞳は濃いブルー。
しっかり者の次女
彩花は、家事を一手に引き受け、部活もこなし、毎日の宿題もちゃんとこなし、学校でも真面目なしっかりものの優等生というキャラ設定です。
そして、このテのキャラにはお馴染みの、Hには興味があるけど恋愛に奥手というタイプです。
わずか3日早く主人公より生まれたというだけで、お姉さん振るのもどうかと思いますが、主人公はすっかり弟として頼り切っています。
ところが、ある出来事を境に、彩花は主人公を意識し始め…という描写はコンセプトにはないので語られません。
いやよいやよも好きのうち
彩花は、一見しっかり者に見えて、実は結構流されやすいという印象を受けました。
日常生活では主人公の尻を叩いて結構頑固なところを見せる反面、えちぃシーンにおいてはいつも主導権を握られてしまいます。
一応「エッチな事はしないでよ」と事前に防御線を張りますが、佳境に入ってくると腰を振っておねだりしてしまいます(笑)
…【覚えたては、サカるからな…(-_-;)】
でも、何だかんだ言って、主人公の無理難題の求めにちゃんと応じてしまうところは、やっぱり「お姉さん」ですね。
日常シーンとHシーンが、コントラストで面白かったキャラでした。
意外と多い羞恥プレイ
えちぃシーンは、合計12回。
シチュエーションは、主人公の部屋、更衣室、保健室、生徒会室、キッチン、居間、屋上、教室、彩花の部屋、等々…。
バリエーションは、後背位、フィンガー、フェラ、人参(笑)、座位、バイブ、クンニ、正常位、等々…。
彩花のシチュエーションは学校が多く、している最中に人が来たり、人のいるところでしたり、人から見えるところでしたりと、主人公の意地悪さがやや光ります。
彩花は健気にそれに応えようとするので、結局羞恥プレイの印象度が高めになっています。
もっとも、それでえちぃ度が鍛えられて、主人公が主導権を奪われるのもそう遠い未来の事ではないでしょう(笑)
あと、バリエーションはもう少し欲しかったところですね。
…【バック、多すぎヽ(;´Д`)ノ】
隣のお姉さんボイス
CVは「蓮香」さん。
個人的には初めての声優さんです。
通常ボイスは、飾らない淡々とした語り口が良い感じですね。
同級生と言うより「隣のお姉さん」という雰囲気です。
えちぃボイスは、感極まってくると2拍子のリズムになるのが特徴的です。
1拍目で声を出して、2拍目で息継ぎ、という感じでリズム良く流れていく感じです。
そのリズムで、中音域から高音域を行ったり来たりという声の高低です。
派手さはないものの、堅実な音声という感じですね。
時折、呂律が回らなくなるところが素敵(笑)
◆神薙 花梨◆
髪はスカイブルーのショート。
瞳はワインレッド。
怖いもの知らずの元気な末っ子
花梨は、元気に学校へ行き、元気にラリアットを食らわし、元気に部活を行い、元気にヤンキーから金を巻き上げる、元気が服を着て歩いているというキャラ設定です。
そして、このテのキャラにはお馴染みの、Hの味を知ると、どんどんのめり込むというタイプです。
主人公のことを兄として本当に慕っています。
ところが、何かと助けてくれる主人公を段々と一人の男性として…という描写は企画書にはないので語られません。
好奇心100%
花梨は、見たまんま通り、純粋培養という印象を受けました。
優しい姉2人に囲まれて、スクスクと大きくなってきたのでしょう。
ですので、世間知らずと言うか、世の中を甘く見ているところもあり、見ていてハラハラするのが魅力と言えば魅力ですね。
また、好奇心が旺盛で、特にそれはえちぃシーンにおいて発揮されます。
基本的には主人公が主導権を握りますが、時折奇襲攻撃を仕掛け、主人公を面食らわせます。
…【好奇心に勝る攻撃はないからな…(-_-;)】
でも、何だかんだ言って、最後は主人公の言う通りに素直に応じてしまうところは、やっぱり「かわいい妹」なんでしょうね。
最多のシチュエーション
えちぃシーンは、合計12回。
シチュエーションは、主人公の部屋、花梨の部屋、階段、教室、公園、居間、プール、更衣室、校舎裏、電車、本屋、庭、玄関、等々…。
バリエーションは、正常位、フェラ、自慰、騎乗位、クンニ、後背位、座位、バイブ、フィンガー、駅弁、アナル、等々…。
前述の通り、花梨は好奇心が旺盛なので、シチュエーションは最多を誇ります。
兎に角、利用できそうな場所は利用する、という感じですね。
それと、3姉妹の中では一番のナイチチなので、オッパイ関連のプレイは皆無に等しいです。
主人公も自覚しているのか、それ系のプレイを最初から求めないのは潔いですね(笑)
でも、後半に行くほど、段々と大きくなっていってる気が…。
…【2年後はバスト120cmとか…(-_-;)】
ハキハキ元気ボイス
CVは「寧々」さん。
どこかで聴いた声だと思ったら…「ピュアメール」の「藍」役の方なんですね。
あの作品でも、元気な妹という感じでしたが…。
通常ボイスもえちぃボイスも、兎に角ハキハキとした発音をされる方です。
声量も豊かで、えちぃテキストの淫語も実にハッキリと仰ってくれます。
単純な聴きやすさの点では一番かも知れません。
ただ、元気が良すぎて、えちぃシーンの雰囲気が明るくなり過ぎのキライはあるかも。
◆功刀 聡実◆
髪はオレンジのセミロング。
瞳はグリーン。
危険な幼馴染
聡実は、主人公の幼馴染で、隣の女子校に通っていて、時間を見つけては主人公の学校に潜り込んでサボり、父親がソレ系の危ない家業に就いている、一見すれっからしの女の子です。
言葉使いもぞんざいで、主人公はいつも振り回されます。
そんな聡実ですが、対等に付き合ってくれる主人公に少しずつ惹かれ始め…という描写は、テーマにないので語られません。
ガクッと落ちるサブキャラ
えちぃシーンは、合計3回。
シチュエーションは、主人公の部屋、風呂場、等々…。
バリエーションは、正常位、フェラ、座位、等々…。
サブキャラなので、いきなり回数が激減します。
当然、内容的にも薄くなります。
まぁ、「箸休め」として解釈しましょう。(やや怒)
…【予算不足だったのだろうか…(-_-;)】
フェラ音がうまい男の子ボイス
CVは「児玉さとみ」さん。
ベテランですが、私は意外に縁がなかったりします。
「とらハ3」「Wind」くらいでしょうか。
通常ボイスは、不貞腐れた不良娘という演技がうまいですね。
えちぃボイスは、シーンは少ないですが、フェラ音が中々に秀逸だと思います。
他のえちぃシーンはそれ程特徴が無い感じですが、これだけは気合入っていますね。
…【キャラと同じ名前は狙ったのだろうか…(-_-;)】
◆鳳凰院 翔子◆
髪はブロンドのロング。
瞳はレッド。
我侭な世間知らず
翔子は、いい所のお嬢様で、我侭でプライドが高く、独占欲が強く、何でも自分の思い通りに事を運ぼうとする、投票なしでその座についた生徒会長です。
どこからともなくロールスロイスで登場しては、「オーッ、ホホホホホー」の決め笑いとともに去っていきます。
そんな翔子ですが、中々自分に従わない主人公に段々と心を奪われ……という描写は、面倒くさいので語られません。
見るも無残なサブキャラ
えちぃシーンは、何と1回。
シチュエーションは、生徒会室、等々…。
バリエーションは、クンニ、駅弁、等々…。
聡実と同じサブキャラですが、更に回数が減ります。
当然、内容的にも更に薄くなります。
まぁ、「おまけ」として解釈しましょう(怒)
…【せめて聡実くらい(3回)は欲しかった…(-_-;)】
轟く高慢ボイス
CVは「西田こむぎ」さん。
個人的には結構お気に入りの方です。(特に「ちみっこ」キャラは絶品)
今回は、高ピーお嬢様という事で、結構楽しみにしておりました。
通常ボイス、えちぃボイス(少ないが)とも、相変わらず耳に心地良いですが、今回は何と言っても「オーッ、ホホホホホー」の決め笑いでしょう。
いやぁ、耳に残ります(笑)
…【時折「ノーッ、ホホホホホー」と発音しているのはギャグなんだろうか…(^_^;)】
<総評>
一言で言うと「エロ重視のバカゲー」という感じです。
集中的にプレイしても勿論良いですが、他の作品の合間の息抜きとか、短時間の気晴らしとか、色々なプレイスタイルに適用できそうな、お気軽な作品だと思います。
シナリオはバカゲーという事で、思いっきり割り切りが必要です。
原画・CGは好みもありますが、個人的にはレベルが高いと思います。
音声・音楽も中々ですし、システムも安定しています。
エロは「純愛系」として見れば最高クラスで、充分実用的です。
この作品は「手軽で明るい濃厚なエッチ」を求める方にお勧めします。
ただ、陵辱色は殆どないので、ハードな作品を求める方にはちょっと物足りないかと…。
個人的には、最近のMBS系列の作品は、お手軽で結構楽しめる作品が多いです。
今後も、この路線でいって欲しいですね。
…【レビューも書き易いし…(-_-;)】
<お気に入りのキャラ> |
優花 | 彩花 | 花梨 | 聡実 | 翔子 | |||
シナリオ | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | |||
性格 | 9 | 8 | 8 | 6 | 6 | |||
萌え | 10 | 9 | 8 | 8 | 9 | |||
CUP | H | F | D | G | F | |||
えっちぃ | 9 | 8 | 8 | 7 | 6 | |||
合計 | 43 | 38 | 35 | 35 | 34 | |||
と言う事で『優花』です。 |
<10点満点での総合評価> |
||
シナリオ | 5 | おバカ |
原画 | 9 | 美人顔 |
CG | 9 | 丁寧 |
キャラ | 7 | サブが足引っ張る |
音声 | 8 | フルボイスではない |
音楽 | 8 | 良好 |
システム | 9 | 安定稼動 |
演出 | 7 | ユーザー参加型 |
エロ | 8 | 純愛系最高峰 |
ボリューム | 7 | 総プレイ時間17時間 |
合計 | 77 | |
と、言う事で『7.5点』とします。 |
最後に一言:「下着はもっと色っぽくして欲しかったなぁ…(^_^;)」