吉祥寺エスカレーションヤード    (たろんなーどさんのレビュー)   評価: 6 
▼ タイトル 吉祥寺エスカレーションヤード
▼ ブランド Hanmmerheads
▼ ジャンル ストリート系ハードADV
▼ 対応OS Win98/Me/2000/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 税込\9,240(税抜\8,800)
▼ 発売日 2004/04/02
▼ 購入   吉祥寺エスカレーションヤード / オリジナル特典 Getchu.com
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  なし
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(バックログでの音声再生あり)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  60個+クイックセーブ1個
【 エンディング数 】  1個(BADEND除く)


<あ・ら・す・じ>
 若者たちの街、吉祥寺。
 この街に奇怪な犯罪者の影が落ちる。
 「水曜の蛾」、そう呼ばれた謎の人物が、次々に女性を殺害し、あるいは殺害しようとするという事件がおきたのだ。
 果たして「水曜の蛾」の意図は何なのか?

 主人公は自分の周りの女性と、自分が愛する街吉祥寺のために、「水曜の蛾」と対することになる。


<キャラクター紹介>
リョウコ(篠崎 涼子)CV:榎津まお
 主人公の元後輩で、現在はマナミと同級生に当たる。
 ストリートカルチャーにあこがれ、主人公に昔からあこがれていた。
 おとなしい性格だが、やや天然ボケの気がある。 

マナミ(大澤 真奈美)CV:金田まひる
 コウの幼馴染で現在はダブりの学生。
 ダーツバーのマスターが兄のせいか、ダーツの腕は抜群。腕っ節も強く、喧嘩にも自信あり。
 大雑把でアクティブな性格だが、姉御肌で人気はある。

アヤ(坂井 彩)CV:小倉結衣
 マナミの後輩でお嬢様育ちの女の子。
 マナミのことを気に入っており、マナミと仲が良い主人公を敵視している。
 気が強く、頭も回る小悪魔系の性格。

レイナCV:さくらいかえで
 主人公の実家のランジェリーショップの常連の風俗嬢。
 スタイル抜群でサービスもいいため、人気が有る。
 主人公のことを気に入っているらしく、何かと世話を焼きたがる。

ルリコ(高水 瑠璃子)CV:児玉さとみ
 主人公の古くからの知り合いでもある女性警部。
 正義感は強いが、そのためならやり口を選ばない捜査方法は強引そのもの。
 「水曜の蛾」の事件を解決する為に主人公を利用することを厭わない。

ユキ(仲原 有希)CV:MIKU
 主人公の巻き込まれた事件の現場に現れる女性。
 ライダースーツに身を包み、Z1を操る。
 彼女の乗っているZ1はコウにも因縁があるはずのものなのだが…。

ヤスケン(安岡 顕太郎)
 主人公コウの親友で、よくつるんでいる大学生。
 主人公いわく、気のいいアホ。女好きでノリのいい性格。

コウ(北野 香)主人公・リネーム不可
 元Jet'sの主要メンバーで、現在は引退。
 実家のランジェリーショップを手伝ったりしているが基本的にはやりたいことが見つからずフリーター。
 頭の回転も速く、喧嘩の腕前もあり面倒見が良い為、、今でもJet'sのメンバーに頼りにされている。


このホームページはHanmmerheadsより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はHanmmerheadsに帰属します。



<システム周り>(ver.1.00)
 修正ファイルがあります。BGM再生にエラーが出たりして致命的ですので、必ずあてましょう。

 基本的には全五話構成の選択肢型AVG。
 ただし、時折行動回数に制限のあるマップ移動がはさまれ、また、各話に1回程度「シューティングパート」が入ります。
 シューティングパートはマウスで狙いをつけて左クリックでシューティング、右クリックでリロードという、いわゆるガンシューティングをマウス対応にした感じです。
 序盤の選択肢でハード、ノーマル、イージーと3種のレベルが選べます。
 難易度はそれ程高くなく、ハードでも馴れれば割合容易にクリア出来きます。
 ノーマル、イージーでは回収出来ないCGも有りますので、なるべくハードでプレイしましょう。
 選択肢自体も比較的分かりやすく、まぁ、それ以前に一本道なので難易度は低目かと…。

 ただ、スキップ中に突然シューティングパートに入ってしまうのは少々あせります。
 出来ればシューティングパート前には、自動でスキップを止めてくれるなどの配慮が欲しかったです。
 
 詳しいシステム周りは上記参照。
 音楽自体がどちらかといえば単品で聞きたいタイプの音楽だったので、BGM鑑賞モードがないのは残念です。
 また、2周目以降でもシューティングパートを回避できないのは少し面倒に感じられる人もいるかもしれません。
 とはいえ、それ以外は問題なく機能が揃っているかと思います。
 右クリックが、画面上だとメニュー呼び出し、メッセージウィンドウ上だと窓消しなのが少し紛らわしかったですが、特にそれ以外に不満は感じませんでしたし、動作も軽快でした。

 プレイ時間は総計6〜10時間前後。


<音声>
 女性フルボイス。キャストは上記の通り。
 全体として演技力はHシーンも含めて文句のない出来です。
 キャラクターとのマッチングも、かなりいい感じで、違和感なく聞けました。


<音楽>
 全曲数不明。ボーカル曲はありません。
 ただ、ボーカルサンプリングの曲が多いのが印象に残りました。
 無線風だったり、悲鳴だったりと人の声をサンプリングして音楽にしており、なかなか目新しい感じでした。
 曲数自体も多いですし、全体としてキーボードメインで少し暗い曲調が多いのもゲームにはあっているかと思います。
 ただ、上にも上げたボーカルサンプリングのせいか、少し目立ちすぎという感じがしました。
 ゲームBGMとしてはもう少し抑えてもいいのかな、という感じを受けました。
 ただ、出来自体は良かったので、返す返すも鑑賞モードがないのは残念です。


<CG>
 原画はほたかたまごろー氏、キャラクターデザインはホシズン氏。
 妙に丸っこい女性の瞳が少し気になりますが、全体として統一は取れていて悪くないと思います。
 ただ、腕や太ももなどの部位が絵によって太さや長さがまちまちに見えてしまうのは少し残念なところ。
 全体として顔はバランスが取れていて良いですが、体つきはちょっと…とか思う部分もありました。

 背景は非常に綺麗で丁寧ですね。
 吉祥寺に行ったことのある人なら見覚えのある風景も多いかと思います。
 書き込みも細かく、塗りもシャープな感じで良く出来ていました。
 ただ、盛り場の人の群れなどは、キャラクターの立ち絵とはかなりタッチが違って、妙に浮いて見えました。

 塗りは比較的はっきりした感じで、全体に光沢が控えめなのは個人的には好感が持てます。
 人によっては少し地味というか、抑え目過ぎるという感想もあるかもしれませんが…。
 とはいえ、全体として統一性があり、影のつけ方もいい感じでした。

 イベント絵は差分除いて60枚強。
 うち、8割強はHシーン絵と、Hシーン率は高いです。

 そういったわけで、通常イベントシーンの絵は少なめですが、立ち絵が豊富で、震えたり涙を流したりとバリエーションも多く、それ程気になりませんでした。


<Hシーン>
 Hシーンは各キャラ和姦1〜2、陵辱1といったところ。
 シューティングや選択肢の可否で女性を助けられれば主人公との和姦H、失敗すれば陵辱Hという形になっています。
 しかし、陵辱Hは飾りですね。
 大体5〜10クリック程度で終ってしまうシーンがほとんどで、実用には耐えられません
 シチュには羞恥や木馬責めもあり悪くないだけに陵辱スキーは血涙モノです。

 これに対して、和姦エロの方は濃厚な出来です。
 大体どのシーンもフィニッシュに至るまでに体位を変えますし、フェラシーンもあり、声優さんも頑張っておられます。
 和姦エロとしてはかなり濃い部類ではないかと思います。
 ただ、テキストが会話メインで状況説明がない為、やや尺が短めなことと、汁描写がまったくない点は多少好みの分かれるところでしょうか。
 まぁ、これはこれで良い感じだと思います。

 つまり、このゲーム、Hシーンに関しては陵辱エロを期待してはいけないということです。
 純愛・和姦系としてみれば良い感じだと思いますけどね。 


<感想>
 なんとなく、全体のノリというか雰囲気に「少年漫画雑誌に連載されている不良モノ」っていう匂いがします。
 全体として、イイ奴は徹底的にイイ奴で、悪い奴は徹底的に悪い奴ってな感じの、竹を割ったような性格付けは、ある意味王道ですがすがしいかと。
 ただ、逆に言えばシナリオの核になる部分の展開や構成が、オーソドックスで勧善懲悪ものの枠を超えきれず、やや陳腐に見えてしまうのは仕方のない部分でしょうか…。
 まぁ、逆説的にヒーローモノのお約束みたいな展開が好きな方にはオススメ出来ますね。

 ただし、全体として説明不足な点は見受けられます。
 最後の方の展開は、一応申し訳程度に伏線を張っているとはいえ、ご都合主義のそしりを受けても仕方ない部分もあるかと。
 そういう意味でよく練られた考えるシナリオよりも、ノリが良くテンポの良い読後さわやかなお約束が好きな方にはオススメできる様式美です。

 ただ、世界観やバックボーンはリアリティを重視しているのに対して、一部「ファンタジー系」とも取れる展開や能力が出てくるのは、正直残念な点です。
 また、シナリオ中の謎に関しても、解明されることなく終ってしまうのも残念な点。
 一応「水曜の蛾」事件は解決していますが、それ以外のシナリオ中の伏線は回収しておらず、なんだか中途半端な印象を受けてしまいます。

 テキストは反面いい感じですね。
 テキストの8〜9割が会話、もしくはモノローグで、地の文はほとんどないのですが、にもかかわらずそれ程説明くささがないのは好印象。
 その為テンポ良く話を進めてくれると思います。
 ただ、その反面上に挙げた説明不足というのが、欠点になっています。
 つまり、主人公と会話する相手との周知の事実であることは、それを前提にして話が進む為、それが説明されずにいるプレイヤーが首をひねってしまう部分もあるのではないかと思います。

 キャラクター同士の掛け合いはなかなか面白く、笑いを狙っているではないにしろ、個人的には微妙にウけるネタも有ったりしていい感じです。
 誤字誤変換もほとんど目立ちませんでしたし、声優さんの熱演もあり、会話はテンポよく楽しくという感じです。

 総じて言えば、シナリオ(と陵辱H)以外は良作といっても良いかと思います。
 ただ、完全一本道で、バッドエンドでのHシーン回収以外に分岐がないのは非常に寂しいです。
 当然ながらエンディングもひとつだけですし…。
 会話がいい感じでキャラが立っているだけに、各キャラエンドがないのが残念な点です。
 シューティングパートもハードレベルにすれば適度な息抜きとして楽しめたのですけどねー。


<10点満点での総合評価>
 6点
 シナリオが良ければ良作と言い切れるのですが…。


お気に入りのキャラ:リョウコ
最後に一言:「陵辱エロにだけは期待してはイカンです…。」










   愛姉妹・蕾・・・汚してください    (さんのレビュー)   評価: 8 
▼ タイトル 愛姉妹・蕾・・・汚してください
▼ ブランド シルキーズ
▼ ジャンル 即ヌキアドベンチャー
▼ 対応OS Win98/Me/2000/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 税込\9,240(税抜\8,800)
▼ 発売日 2004/03/26
▼ 購入   愛姉妹・蕾 / オリジナル特典 Getchu.com
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートあり)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  50個
【 エンディング数 】  15個


<ストーリー>
 学舎に潜む堕落した欲望…。
 有名な進学校に通うため親元を離れ、1人暮らしをしている主人公・鐘白翔一。
 しかし元々勉強が好きではない彼は、学園の中でも不真面目なほうで、もちろん成績が良いわけではない。
 この次に行われる追試で合格点をとらないと留年――親元に戻らなくてはいけない状態に陥っていた。
 そこで彼は、校長室から試験問題を盗み出す。
 しかしテスト問題が盗まれていることに校長が気づき、騒ぎになっていると個人的に仲の良い保健医・舞子から聞かされる。
 しかも盗みの犯人、それは翔一であることが才色の理事長・歌須美の娘――琴乃・鈴世に知られていた。
 テストまであと一週間。
 その間に、姉妹を心身ともに我がものにし、自分が盗んだことを口外させないようにしようと、翔一は姉妹へ近づいていくのだった。


このホームページはシルキーズより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はシルキーズに帰属します。



<購入動機>
 CGの塗りに目を引いたことと、キャラクターである宮辻琴乃の形のいい巨乳に惚れた為^^;
 愛撫レーションシステムや汁ドバドバなどは予約した後に知りました^^;


<システム>
 起動ディスクは、ノーマル/フルインスト(約800MB)でも必要となります。
 タイトル画面では、「エンディング鑑賞」「NG音声鑑賞」「CG鑑賞」「シーン鑑賞」等があり、当然のことながら、一度でもエンディングに到達していなければ、これらを鑑賞することは出来ません。
 マウス右クリックメニューでは、「セーブ/ロード」「履歴/ボイス再生」「環境設定」「メッセージ枠の消去」「タイトルに戻る」「ゲームの終了」が選べます。
 他にも、「フルスクリーン/ウィンドウモード」「オート」「オートモード解除あり・無し」「オートモード/スピード調整」「既読スキップ」「音声発声時にメッセージウィンドウ消去」「フォント変更」「ウィンドウ色変更/濃度調整」「音楽、効果音、音声オン/オフ/ボリューム調整」「男女音声オン/オフ」「画面演出速度」等が選べます。

 「愛撫レーションシステム」とは、マウスカーソルのホイールをコロコロ転がすことで、バイブの強度を強中弱と選べ、ヒロインの反応やボイスに変化を見せる…というシステムです。
 中盤以降で出てきますが、あまり意味がないような…。
 利用シーンが少ないからいいようなものの、結構面倒です。
 なお、これはHシーンでのヒロインの反応のみに関連し、本編とは関係ありません。

 「画面への射精表現」とは、演出アニメーション設定で、画面に射精したような描写が出ます。
 射精部位のみの演出でモニターにドバッ!!とかかる感じです。
 …表現が難しいですが、当然OFFです。必要ない機能です^^;

 「CG鑑賞」「シーン鑑賞」はヒロイン別に用意され、サムネイル表示されており、見やすいです。
 「エンディング鑑賞」もサムネイル表示される為、見ていないエンディングをチェックするのに役立ちます。
 「NG音声鑑賞」に関しては、用意されているのは「琴乃」「鈴世」のふたりで、それぞれ20個のNG音声が聞けます。
 こういうモードは大歓迎なのですが、他の女性キャラもあるともっと良かったのではと思います。

 ゲーム中での移動画面は画面上に表示された「教室」「プール」等を選択するタイプですが、ヒロインがどこにいるのかわからない為、多少難易度は高いと思います。

 システム面で不満はなく、さすが大手!と思わせるないようですが…。
 ただ、起動ディスクは必要ということはやはり不便です。


<ボイス & サラウンド & サウンド>
 OHPに座談会が公開されていましたが、ヒロインの「琴乃」「鈴世」姉妹のCVキャストも現実姉妹という徹底振りに乾杯(^^;
 (コミケやイベントで売り子さんやコスしてるぞ!さあ現物を見に行こう!^^;)
 プレイ開始時の、ぎこちないHシーンから中盤以降エロに磨きがかかってくる感じはとても良く表現されていたと思います。
 特に姉妹Wフェラには本当に良い味を出されておりました^^;

 効果音は接合時などに使われるわけですが、音が小さく、コンフィグでボリュームを最大にしても聞き取りにくいです。
 バイブは強中弱でそれぞれ音のリズムに変化があり、接合音よりは多少大きいので救いかと(苦笑

 音楽はなかなか良く出来ていて、道徳に背く、背徳者的な主人公にあった曲で、良く出来ているのではないかと。
 抜きゲーなので主題歌や名曲と言われる曲はありませんが、サウンドトラックをつけるだけのこともあり、プレイしたあとに聴くとなかなか味があっていいかもしれません。


<CG>
 百聞は一見にしかずで、OHPを見て頂いた方が早いのですが、CGの出来自体は勿論のこと、光の方向から生まれる影のつけ方など、とてもよく出来ています。
 キャラデザでも乳や尻、女性の身体のライン等も綺麗で、一枚絵として見ても、レベルは高いと実感出来ます。


<エロ & シナリオ>
 「官能」と広告でうたっているだけのことはあり、官能小説のような描写の細かさや演出でした。
 しかしエンディングの数が多いこともあってか、ストーリー終盤(END寸前)あたりから微妙に話の進行に違和感を覚えました。
 まぁ、あくまで違和感としてであり、ストーリー上の問題があるわけではないのですが、強引というか…「なんでそっちに?」というENDも…。

 ごっほん…、先に述べた描写の細かさや演出ですが、キャラクター個人の感情や精神的な働き、主観的な捕らえ方、物事に対する細かな描写が、プレイ全体にわたって良く描かれており、プレイヤーが感情移入しやすい環境を作っています。
 こういう表現方法はわかりやすく読みやすいですね。

 上述した通り、エンディング数は15個と多く、ラブラブなのもあれば、ハーレムもあり、多岐にわたっています。
 ほぼすべての選択肢の選択によって、まったく違ったルートを辿ることがあるため、フルコンプは時間がかかるかと…。

 さて、「官能」とくれば、当然エロ官益ですが、合格点かと^^;
 序盤は姉妹共、嫌!嫌!と言ってますが、イヤよイヤよもスキのうち…、3回、4回と回を重ねると徐々に変化が…、いや〜楽しいです^^;
 4回目以降は、かなりエロにも力が入ってきて、愛撫レーションシステムや姉妹丼、親子丼、保険医との3P。
 場所も学校の屋上、図書室、プール、保健室、自宅などとバリエーションも豊富で嬉しい限りです。
 姉妹の母親も頑張られてセーラー服やスク水等、熟女(まぁ…見えませんが^^;)ロリ服…そのアンマッチが素晴らしい!ビバ官能!
 いや〜夢いっぱい股間も元気いっぱいと^^;

 また、同じルートで同じえちぃシーンでも、稀にセリフ/描写が付け加えられていたりと一部ですが変化があり、プレイヤーに同じえちぃでも飽きさせない工夫は素晴らしい配慮です。

 最後にシステム項目に「男女音声オン/オフ」がありますが、序盤ほとんど男性は登場してきません。
 エンディングの中にひとつだけ「姉妹が主人公以外の男に犯られてしまう」シーンがあるため、要注意です。
 まぁ、寝取られるというより、差し出しているのですけどね^^;


<トータル>
 評価点数は8点
 抜きゲーとしては良く出来ている部類に入ると思います。
 シナリオもそうですが、キャラクター、サウンド、ボイスと高水準でまとまっていて、安心してプレイ出来ると思います。


<気に入ったシーン/気になった子>
 宮辻琴乃宮辻鈴世姉妹で(^^;
 琴乃は最初はイヤイヤだったんですが最後には好き好きになって「責任、とってよね…」と言ってくれます。
 (* ゚Д゚)トリマス、トラセテクダサイ
 鈴世も姉と同じですが、姉より妹のほうがエロく、「…して欲しいのです」と、もう朝から晩までやっちゃうZE´∀`)


最後に一言:「官能と言っていただけのこともあり、実に読ませる抜きゲーでした。満足です(^_^)」











   Clover Heart's    (べるさんのレビュー)   評価: 8 
▼ タイトル Clover Heart's
▼ ブランド ALcot
▼ ジャンル 対視点型恋愛コミュニケーションAVG
▼ 対応OS Win98/Me/2000/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 税込\9,240(税抜\8,800)
▼ 発売日 2003/11/28
▼ 購入   Clover Heart’s / オリジナル特典 Getchu.com
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートあり)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  20×5=100個
【 エンディング数 】  8個


<あ・ら・す・じ>
 港を見下ろす街にたたずむ洋館で暮らす双子の兄弟、白兎と夷月。
 噛み合う事ができない二人は互いに満たされない日々を送っていたが、ろくに戻ってこない外交官の父からの突然の報で、ロシアから双子の姉妹、莉織と玲亜を迎え入れる事になる。

 屋敷や学園での時間を重ねるごとに、惹かれても戸惑って、反発しながらも何かを感じあってゆく日々。
 擬似恋愛や幼馴染の再来という新たな局面で発生する複雑に絡まりあった人間関係。
 その決着と再出発により更に深まってゆくそれぞれの恋愛深度。

 そして収束しつつも訪れる壁≪兄弟≫、≪家族≫、≪過去≫を彼ら彼女らはどう乗り越えてゆくのか――


<キャラクター紹介>
御子柴 玲亜 CV.文月かな
 明朗快活、好奇心旺盛で、放っておくとあちらこちらをちょろちょろとしている。
 姉の莉織に大事にされてきた所為か少し我が侭なところがあるが、天真爛漫な感がありどこか憎めない。
 実はかなりの寂しがりやで、自分に構ってくれる白兔によくくっついている。

御子柴 莉織 CV.楠鈴音
 玲亜の双子の姉。
 物静かでどこかぼんやりとした感があるが、その実色々と考えをめぐらせている事が多い。
 玲亜をとても大切に思っており、なにより一番大事に考えている。
 家を省みる事のない夷月を、なんとかして家に引き戻したいと考えている。

駒宮 ちまり CV.金田まひる
 白兔とは幼馴染で現在猛烈アタック中。
 妄想が始まるとなかなか止まらない等の困ったところもあるが、持前の元気のよさは姉御肌な一面もある。

榊 円華 CV.YUKI
 整った顔だちで性格も優しく、男女ともに人気がある。
 ある悩みを抱えており、その為に夷月と擬似恋愛といった意味深な行動を取るに至る。

乃木坂 久遠 (のぎさか くおん) CV.乃田あす実
 艶やかな黒髪、涼やかな目元、しなやかな体つきはどこか猫を思わせるミステリアスな女性。
 玲亜と莉織のメイドという名目だが、実際は姉、もしくは母といった間柄である。
 人生経験豊富で、若く悩みがちな主人公たちをからかいながらも暖かく見守っている。
 料理の腕は万能、家事能力も高く、そして実は…。

南雲 白兔 CV.一色ヒカル
 性格は至って温厚。
 できれば、男らしく生きたいと考えているが、なかなかそうできない自分をはがゆく思う。
 過去のとある事件を機会に、弟との縁が殆ど切れている。

南雲 夷月 CV.如月葵
 非常にプライドが高く、他者にバカにされたりするのが許せない。
 過去のとある事件から、兄である白兔を軽蔑している。
 現在、先輩の円華と擬似恋愛中・・・。


このホームページはALcotより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はALcotに帰属します。



<購入動機>
 …暇だったので^^;
 そんな中、楽しめそうなものを探していると、この作品にいきつきました^^;


<音楽>
 音楽は全33曲、うちボーカルトラック3曲です。
 音楽は全般的に良く出来ていると思います。
 単体で聞いても問題ない出来ですが、シーンに絡むと良さがさらに倍増します。
 雰囲気を盛り上げるBGMらしい音楽と言えます。

 ボーカル曲も良い出来で、結構ハマってしまいました^^;
 なお、1曲はOP曲ですが、選択した主人公(及びヒロイン)によって、さらに前・後半で途中のモノローグが変わるといった小技も見せています。


<CG>
 原画師は仁村有志さん。立ち絵も綺麗ですし、表情も良く描かれています。
 目が輝くなど細かな演出もあり、十二分のクオリティです。
 そして何より可愛い!そして萌える!ツインテール万歳!

 …ゴホン…。
 CG枚数は全部で76枚。
 萌えゲーにありがちなエロの薄さも問題なしです^^;


<感想>
 「月陽炎」のメンバーが再集結し、Alcotブランドで放つ第1作の恋愛AVG。
 そのため、システム面やムービー中のモノローグの入れ方など、細かい点で非常に似通ったところが多々あります。

 そして、感想なのですが……。
 早い話、このゲームは萌えが全てと断言して間違いありません^^;
 ほのぼのとしたストーリー展開に、ちょっとずつLove affair(情事)を盛り込みながら、最終的には家族の絆を再構築していく…、といった構成です。
 主人公のうち、「南雲 夷月」を選択すると、最後にちょっとした事件が発生しますが、それを除けば驚くような展開はありません。
 しかし、だからといってついつい間延びしがちに……、という感じもなく、萌えゲーとしては非常に良く出来たものだと評価出来ます。

 ボリュームも結構あります。
 プレイ時間は約10時間前後でしょうか。
 「白兎編」(白兎視点)「夷月編」(夷月視点)とありますが、いわゆる共通ルートというものがなく、まったく別々の視点で語られるため、メッセージスキップの利用のしどころがなく、時間がかかります。
 まぁ、時間が気にならないくらい、展開が面白く良く出来ていますけどね^^;

 ちょっと残念だったことが2点あります。
 まず1点目は、「白兎編」と「夷月編」でストーリーの質がかなり異なることです。
 白兎編で玲亜とラブラブいちゃいちゃ(^^;)してるうちは、何ら問題ないのですが、夷月編の方だと、どうも莉織が押し付けがましくて、いまひとつ好きになれませんでした。
 彼女が必死に頑張る様子は確かに伝わるんですが……。
 また、夷月編は最後の事件のシーンがやや強引な気もしました。

 加えて少々気にかかったのが「久遠」というメイドさんの存在です。
 物語中、一貫して登場人物を見守り続ける絶対者として彼女は君臨しますが、これまた少々押し付け気味に感じられたのが残念です。
 彼女のような存在がいないとストーリーをまとめる者がいなくなる、という事情は理解できますが、ちょっと「わざとらしさ」が抜けきらなかったことが心残りです。
 多分、久遠というキャラは気に入る人とそうでない人がばっさり割れてしまうのではないでしょうか?


<10点満点での総合評価>
 8点
 マイナスポイントを考慮しても、十分良作の範疇に入る出来です。
 「萌え」の分かる方、萌えたい方は是非どうぞ^^;


お気に入りのキャラ:御子柴玲亜…衝撃がくるほど萌えました。とてつもないハードパンチャーです^^;
最後に一言:「萌えゲー万歳!」