へんし〜ん! (たろんなーどさんのレビュー) | 評価: 6.5 |
▼ タイトル | へんし〜ん! |
▼ ブランド | May-Be SOFT |
▼ ジャンル | メタモルドラマティックラブコメAVG |
▼ 対応OS | Win98/Me/2000 |
▼ メディア | CD-ROM / DVD-ROM |
▼ 定価 | 税込\9,240(税抜\8,800) |
▼ 発売日 | 2004/03/19 |
▼ 購入 | へんし〜ん!CD版 / へんし〜ん!DVD版 |
【 CG観賞モード 】 | あり |
【 シーン観賞モード 】 | あり |
【 BGM観賞モード 】 | あり |
【 メッセージスキップ 】 | あり(未読・既読判別あり) |
【 メッセージ履歴機能 】 | あり(バックログでの音声再生あり) |
【 選択肢リターン機能 】 | なし |
【 オートモード 】 | あり |
【 ヒント機能 】 | なし |
【 セーブ数 】 | 20個 |
【 エンディング数 】 | 8個(BADEND含む) |
<あ・ら・す・じ>
ある日、平凡な学生であった主人公は、学校の帰り道に、一匹のネコ(のような生き物)をみつけ、自宅へと拾って帰ることになる。
その不思議な生き物は主人公になんにでも変身できる能力を授け、強引に同居することになる。
それと時を同じくして、幼馴染の友人から告白される主人公。
変身能力と告白、2つのイベントは主人公の周りの生活を一変させるのだった…。
<キャラクター紹介>
南 瑚乃葉(みなみ このは)CV:春瀬 みき
主人公の幼馴染で主人公がアルバイトをしている喫茶店「サザンクロス」の看板娘。
世話好きで人当たりが良いため人気があるが、やや勝気な性格でもある。
主人公にとっては学校でもバイトでも顔を合わせる腐れ縁。
中谷 柊那(なかたに ひな)CV:安玖深 音
女子校「清優女学園」に通う瑚乃葉の親友で、主人公に告白する。
おとなしく控えめな性格で、告白も親友の瑚乃葉に同席してもらっている。
交通事故の後遺症で車椅子生活だが、足はほぼ治っているとのこと。
楠 綾枝(くすのき あやえ)CV:蓮香
主人公のお隣さんで、有名な華道の先生でもある。
既婚者だが、夫は単身赴任をしており、独り暮らし。
むかし、瑚乃葉の先生をしていたことと、お隣さんということで、主人公にはよくしてくれる。
吉原 美桜里(よしはら みおり)CV:AOI
柊那の通う病院のナースで、柊那にとっては優しいお姉さん的存在。
ノリが軽く明るい性格で人当たりは良い。
Hに積極的で主人公をイロイロと危ないコトに誘ってくるようになる。
神野 つかさ(じんの つかさ)CV:寧々
主人公の同級生で魔法研究会を主催するオカルトマニア。
魔法研究会といっても彼女独りだけだが、それでも明るく無駄に元気。
なぜか主人公を敵対視していろいろとちょっかいをかけてくる。
ねねこ CV:安玖深 音
主人公の前に突然現れた行き倒れたネコ(風味な生き物)。
主人公に変身能力を与えたり、しゃべったりといろいろと不思議な能力を持っている。
主人公により「ねねこ」と名づけられ同居することになる。
坂上 洋人(さかがみ ひろと)主人公・リネーム不可
ごくごく平凡な生活を送る独り暮らしの学生。
ある日、ひょんなことから変身能力を手に入れる。
どちらかといえばHなことに興味があり、変身能力を主としてその方面に使うことが多い。
このホームページはMay-Be SOFTより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はMay-Be SOFTに帰属します。
<システム周り>(ver.1.00)
基本的には選択肢型のAVGです。
場面ごとに場面の小タイトルみたいなものが出ますが、それ以外はごくオーソドックスなつくり。
選択肢も比較的分かりやすく、難易度も比較的低いかと…。
1プレイは5〜6時間前後(スキップ使用せずで)といったところでしょうか。
詳しいシステム周りは上記参照。
それ以外にも…、
既読選択肢の表示、既読テキストの色換え、マウスの自動移動の切り替え、/ヘアー表示のON・OFF、アナル表示のON・OFF、セーブポイント指定の自動化…といったあたりを標準装備。
基本的には使いやすいシステム周りと言えます。
ただ、既読スキップの際に、自動でエフェクトをOFFにしてくれず、設定でOFFにしておかないと飛んでくれないのは個人的には少し不便でした。
まぁ、エフェクトを常時OFFにされる方から見れば問題なしだと思いますが…。
ディスクレス起動も可能ですし、それほど大きな問題点はなく、使いやすいのではないでしょうか。
ただし、「WW&F」もそうでしたが、セーブとロードに少し時間がかかってしまうのはマイナスポイントですね。
<音声>
女性キャラフルボイス。ただし、なぜか「ねねこ」だけはパートボイスです。
基本的にキャストに合っていますし、演技力的にも問題はないかと思います。
<音楽>
全10曲、ボーカル曲はありません。
全体としてシンプルながら場面に合わせた曲調で、BGMらしい良い出来です。
少し曲数が少ない気もしましたが、場面には比較的合っていたと思うので問題は無いかと…。
<CG>
原画はあかざ氏。
睫毛のラインが太目なのが少し特徴的ですが、全体としてはバランスの良い絵で、デッサンの崩れやキャラクターデザインのブレもなく、安心して見ていられる絵だと思います。
Hシーンの絵はエロく、コミカルな絵はコミカルに、ときちんと書き分けられており、それでいてきちんとキャラの特徴は捉えているので、いい感じです。
ただ、精液の量がかなり多めですし、ヘア表示をONにしているとヘアも濃い目で、その辺りは多少好みが分かれるところかもしれません。
(好きな人には好きなCGでしょうけど^^;)
あと、サブキャラも含めてほとんどのキャラが巨乳系なのも好き嫌いが分かれるところでしょう。
塗りや背景画像も丁寧だと思いますし、絵柄が好みに合えば絵に関してはレベルが高く、オススメ出来るのではないでしょうか。
<Hシーン>
Hシーンは上に挙げた攻略ヒロインとのHが各2〜10程度、また主人公が変身してのHな悪戯が14程度です。
ただ、中にはペッティングやフェラのみ、覗きシーンもあったりしますので、本番まで到達するのはその半分くらいです。
Hシーンはかなり濃いですね^^;
シーン数も多いですし、1シーンあたりの尺も長めで、声優さんも頑張っておられるので、実用度的にはなかなか高ポイントです。
ただ、主人公がアイスキャンディーやブラジャーに変身してのHシーンだったり、普通にHしている時でも手だけをローターや触手にといった調子でほぼ毎回変身能力を使ったHシーンですので、ノーマルなHシーンは少なめです。
しかし、その変身能力のおかげでシチュは豊富です。
触手やローター、緊縛、アナル、3P等、色々と取り揃えていますし、そういったアブノーマル系のシチュがオススメならHシーンには期待して良いか…。
サブキャラHも含めて、基本的に女性の側がすぐ感じるようになり、求めてくるようなシチュが多いので、陵辱という感じのシーンがあまりないのは、個人的に残念でしたが、普通に濃いHシーンを求めている方にはお薦めです。
そうそう…、それからこのゲームの売りのひとつに卑語のピー音がないこともあります。
キャラにもよりますが、割と連呼してくれるキャラもいますので、そこら辺が好きな方は要チェックです。
アナル/ヘアのON/OFFもお好みで…(個人的には両方ONですが)
<感想>
せっかく手に入れた「なんにでも変身できる能力」を、ほぼHシーンにしか使わない主人公にはある意味尊敬の念を覚えます。
しかし、エロゲーの主人公としては、とても正しい姿勢です^^;
シナリオについては、一応メインキャラには純愛系ハッピーエンドが付いていますが、とはいえ「シナリオなんて飾りですよ!」という程度。
お約束万歳!ご都合主義万歳!なシナリオで、それ以上でもそれ以下でもありません。
例えば幼馴染キャラである「瑚乃葉」は「幼馴染」、「告白する親友」というキーワードで大体想像した通りの展開&EDです。
逆にHシーンが濃すぎて、純愛系なシナリオからは少し浮いてるかな〜という感もあったりします。
個人的にはこの設定だったら最初から最後まで、コメディっぽいシナリオの方が良かったのにな〜…、なんて思いました。
コメディはそれなりに笑えて良かったですしね。
テキストについては誤字脱字等もなく、安心して読めました。
まぁ、このゲームにおいてはシナリオなんてHシーンまでのつなぎということでOKかと。
まさに変身能力を生かしたHシーンが売りですし、それが濃ければ良いのですから^^;
絵、声、シチュともレベルが高く、そしてそのニーズには十分答えていると思います。
ただ、Hシーンの重要なファクターでもある、キャラ立てという意味では少し微妙かもしれません。
シナリオによって立ち位置が変わってしまっているキャラなどは、シナリオごとに微妙に性格が違いますし、それに関して一応シナリオ内でフォローが入っ
ていますが、少し無理があったり…。
そのせいか、出番の多いメインキャラより、微妙に陵辱っぽいシチュが多いサブキャラのHの方が「濃く」感じた気もしました。
結論として変わったシチュの濃いHシーンをお求めなら是非に。
(ただし、巨乳、ヤられちゃうけど感じまくり…という基本線が好きでないとキツイです)
Hシーン以外の売りは…あんまりないかな?って感じですが、エロければそれでよいのではないかと…。
<10点満点での総合評価>
6.5点
やはりエロゲーはエロくなくてはという方にはオススメです。
お気に入りのキャラ:楠 綾枝
最後に一言:「変身能力を、もっと役立つコトに使えばいいのに…。
とか思いましたが、それではエロゲーではなくなりますしね^^;」
あまえんぼう (ひびきさんのレビュー) | 評価: 7 |
▼ タイトル | あまえんぼう |
▼ ブランド | 祭企画 |
▼ ジャンル | おねだりADV |
▼ 対応OS | Win98/Me/2000/XP |
▼ メディア | CD-ROM |
▼ 定価 | 税込\9,240(税抜\8,800) |
▼ 発売日 | 2004/02/13 |
▼ 購入 | あまえんぼう / オリジナル特典 Getchu.com |
【 CG観賞モード 】 | あり |
【 シーン観賞モード 】 | あり |
【 BGM観賞モード 】 | あり |
【 メッセージスキップ 】 | あり(未読・既読判別なし) |
【 メッセージ履歴機能 】 | あり(マウスホイール対応あり、音声再生あり) |
【 選択肢リターン機能 】 | なし |
【 オートモード 】 | あり |
【 ヒント機能 】 | あり(選択肢が緑色に変わる) |
【 セーブ数 】 | 25個 |
【 エンディング数 】 | 10個 |
<ストーリー>
主人公には、自身も本能として認めざるを得ないほどの困った癖があった。
そう、彼は筋金入りの甘えん坊だったのです。
小さい頃から、甘えられそうな人を見つけると恥ずかしがることなく、容赦なく、甘えたおして生きてきたのだ。
しかし、そんな彼も大きくなり、なかなか昔のように甘えることができなくなっていた。
今では女性にも縁がなく、模型制作だけが唯一の楽しみというさびしんぼうな学生。
ある夏休み、妃乃さん一家と出会った彼は、彼のドジがきっかけで次女の家庭教師として妃乃家に出入りすることになる。
妃乃家の人々は、タイプはそれぞれ魅力的な美女ばかり。
そんな環境におかれ我慢できる彼では到底なく…。
そして、ついに彼は耐えられず本性を現してしまった。それもエッチな甘えん棒として。
膝枕、ぱふぱふ、耳掻き、手作りお弁当のおねだり、なんかは当然のこと、リクエストはどんどん過激になっていき…。
でも、そんな彼のおねだりに最初はとまどいながらも、何故か彼のことを許してしまう彼女たちなのです。
<キャラクター紹介>
妃乃藍子(ひの あいこ)
妃乃家の主。家事、パートと元気に毎日を生きる女性。
容姿が若いので、姉妹に間違われる事もある。
それが本人には至福の悦びらしい。料理は上手。
とても3児の母とは思えない外見と円熟したオンナの色気のギャップが主人公にはたまらない。
そんな主人公を小さな息子のように扱って喜んでいたが、次第に男を感じ始めて、一線を越えてしまうかどうか悩む。
※天然系で母性本能全開な可愛いキャラです^^;
妃乃和海(ひの かずみ)
妃乃家の長女。一流企業で働くのキャリアウーマンで、いいかげんなことや間違ったことが大嫌いの女性。
主人公はもちろん、能天気に振舞う母親にさえ、ついお説教してしまう。
しかし、本当は仕事ばかりして女らしくない自分にコンプレックスを持っている。
主人公と酒を飲むといつもより陽気になり、行動も大雑把になってしまう。
酒の席での約束から親密になった二人だが、彼女の仕事にトラブルが起きて……。
妃乃沙智(ひの さち)
妃乃家の次女。
進学を控えて母親につけられた家庭教師の主人公と受験勉強をすることになったが、なぜか身の入らない女の子である。
勉強の合間に主人公に”男性”に関しての色々な質問をあびせる。
勉強もそれなりにしてはいるが、むしろ年頃の少女の悩み事に話題は終始して……。
妃乃環(ひの たまき)
妃乃家の末っ子。小柄で幼く見られがちだが、結構しっかり者でバレー部のキャプテンを務めている。
ただ、実直すぎて他の部員達にうるさがられてしまうこともしばしばあるようだ。
体力の無い主人公にふがいなさを感じ、彼を深夜のトレーニングに強制参加させることから、二人の距離は縮まっていくのだが……。
※ブルマ−&ロリ担当です^^;
忍野しのぶ(おしの しのぶ)
主人公のクラスメイト。
内気な主人公をおもちゃにしてからかう、いまどきの女子大生。
自分のルックスに自信があり、男もとっかえひっかえという噂もあるが、
主人公が妃乃家の女性と街で歩いているだけで詰問することも…。
※メガネっ娘ですが、18禁ゲーにありがちな「弱気なメガネっ娘」ではなく「姉御肌のメガネっ娘」です^^;
主人公(名前変更可)
普段は優しい青年だが、甘えられる人だと嗅ぎ取ると発作的に甘えてしまう困ったくん。
成績はそれなりで、次女の沙智を交通事故から救った事をきっかけに、彼女の夏季限定家庭教師となる。
内気な性格なので、緊張するとすぐ転んだり怪我をしてしまうが、傷の治りやダメージ回復は人並み以上に早い。
これも彼の特技のひとつである。
このホームページは祭企画より一部文章を抜粋しています。
素材の著作権は祭企画に帰属します。
<購入理由>
作品のコンセプトに共感を受けて^^;
他ブランドの「妹汁」「淫妹BABY」などをプレイしても、あまり作品に共鳴しなかった自分を顧み、「自分には妹属性は薄い!」ということに気付き、こっち方面に走ってみたわけです^^;
<システム補足>
上記参照^^;
インストール形態はフルインストールのみで、約950MB必要です。
一度インストールしても、CDを挿入しなくてはいけません。
オートモードの速さは一応設定出来るようになっています。
ただ、メッセージスキップで、既読未読判定機能がない、というのは痛いです。
メッセージスキップ以外では普通のゲームと同じくらいのものが揃っています。
セーブ時には、その場面のサムネイルが生成され、コメントを入れる事もできます。
便利で良いすね(≧∇≦ )b
CG鑑賞では、登録されたCGを1枚ずつ次々と連続して表示していく機能も付いております。
susieのスライドショーの機能がついている、という感じです。
しかも、1個のCGが表示されている時間を自分で選ぶ事もできます。
便利で良いすね(≧∇≦ )b
<音楽・音声>
主人公以外はフルボイスです。
テレビレポーターのゴドーまで喋っています。結構渋い声でした^^;
ちなみに、音声は登場キャラ一人一人に対してON/OFF機能がついており(ゴドーにも!)、音量も調節出来ます。
声優さんの演技は、皆さん上手です。
特に妃乃家母親役の藍子さん…、良いですネー♪
思いっきり甘えさせてくれる感じの声で、終始母性本能全開です^^;
「あらあらあら、まぁまぁまぁ、どうしたの?」…ぐはッ!(吐血)
といっても、変にデフォルメされて不自然になってるわけでもありません。
他キャラも、透き通っていて良い声です。
しかし、是非とも野神奈々さんに出演して欲しかった!
(…すいません。すっごく個人的なことでm(_)m)
音楽は、可もなく不可もなく、かな?
なお、オープニングムービーと主題歌もあります。
エッチシーンでは、特殊な効果音も結構あります。
この辺は後述にて詳しく…。
<エッチシーン>
どのキャラも、エッチに関して、葛藤⇒開花⇒積極的⇒淫乱⇒変態、というプロセスをたどります。
妃乃家の血筋が成せる性質なんでしょうかね^^;?
18禁ゲームにありがちな、「告白即本番」とはなっておりません。
膝枕ありーの、間接キスありーの、という微笑ましいシーンもあります。
そして、胸をタッチやら手コキやらを経て、何日か経ってから本番…という感じです。
その間に、プレイヤーのリビドーは高まっているわけですネ^^;
この過程はとても良く描写されていました。
シーン事態も強姦シーンやレズシーン、3Pはなく、ヒロインとの1対1のエッチのみでした。
だからといって侮る無かれ。
上手くいくと、エッチシーンでは、ヒロインの「心の声」がが聞こえてくるのです。
これは良いですヨ^^;
ヒロインが、まだエッチに対して葛藤している時でも、心の声では赤裸々な告白をしているのです。
あ、もちろん心の声も、ボイスつきです。
「…ねぇ…あんまり見ないで…恥ずかしいよう」
(見られたら全部分かっちゃう。どんなにそこが濡れてるか、どんなに私がいやらしい女の子なのか、全部見られちゃう…!)という感じです。
あまり性の意識が開花しておらず、卑猥なおねだりを口に出せない前半でも、心の中ではしっかりしゃべりまくってくれるという寸法です。
さらに、ヒロインの台詞が結構いやらしいのです。
もう前半から飛ばしまくっています^^;:
まぁ、台詞のいやらしさは、13cmさんやメルローさんには少し及ばないにしても、十分の聞き応えでした。
残念なのは、男性器をさす俗語は出てくるのに、女性器をさす俗語が全く出てこない、というところです。
隠語の消しはピー音で、かなり短めです。
だからこそ、言って欲しかった(つД`)
効果音ですが、チュパ音や発射音、濡れてる音、パイズリの音、腰を振る音などがありますが、これは全て機械音です。
チュパ音も機械音なんですね…
しかも主人公がヒロインのチクビを吸う音と、フェラの音で、同じ音が使われていた個所があったような…(-“-;)
フィニッシュについては中出しがほとんどですが、結構色んなところにもかかっていました。
<原画・CGなど>
原画は 岩本幸子さん。
CGは、明るい感じで、瞳が中心にデフォルメされている感じの、普通のライトな18禁ゲーム王道なCGだと思います。
ただ、乳首があまり強調されていない!
これは個人的にちょっと不満でした。
やはりおっぱい星人としては、乳首も…(小一時間
…おっほん…エッチシーンでは、服を全部脱がずにエッチに及ぶ時もあり、これは非常に良い事です(*σ▽σ)
藍子の、ファミレスの制服の帽子に(*´Д`)ハァハァ…
和海の、「胸の谷間にロザリオ」に(*´Д`)ハァハァ…
環の、ブルマー姿(以下略)
<感想>
1日に2回のマップ移動でヒロインとの交流を深めて好感度を上げ、良い関係になる、という王道のADVです。
好感度がMAXになってお目当てのヒロインとの全てのイベントが終了しても、20日間という期間が終了するまでマップ移動と行動をしなければならない…というのは少し疑問を持ちました。
また、複数のヒロインルートを同時に進めていっても、何ら展開に変わりが無い…といのも…。
ここら辺、次回作には考えて欲しいところです。
1日2回の行動が終わったら、妃乃家の一家団欒に加わり、微笑ましい食事が待っています。
日常生活やヒロイン達の性格が良く現れており、見ていて微笑ましい光景です。
ただ、食事場面以外では、複数のヒロインと主人公が接触する場面はほとんどないです。
例外として、主人公と妃乃家ヒロインが仲良くやっていると、忍野しのぶがちょっかいを入れてくる時ぐらいでしょうか。
逆に、藍子は忍野しのぶに自分達の仲の良さを見せ付け、忍野しのぶを逆上させたり…。
さすがにその辺は年の功だなァ、などと思ったりします。
個別ヒロインルートでも、別のヒロインが頻繁に絡んでくると面白かったんですけどね。
ちょっと残念なところでした。:
私の一押し、藍子ルートでは、も〜う激甘な生活です。
これがこのゲームの最大の売りでしょう
カレーに例えるなら、お子様用「星の王○様カレー」に砂糖とリンゴとハチミツを入れて、グラニュー糖で煮しめたような激甘です。
「あまえんぼう」という表題をまさに行く甘えがられようです^^;
実の母親でもないのに「ままぁ」と甘える主人公に対して、笑顔で「もう、いけない子ね♪」と色々させてくれちゃったりします。
藍子ルートでは、「激甘やかされ」と、藍子の「私はこの子を好きなんだけど、深みに堕ちていってはいけない、でも…」と言う葛藤の2つを楽しくことが出来ます。
このルートは、かなり満点に近いですね!
「うふふふふ、その目は何を期待しているのかなぁ?」
激萌えな言葉がプレイヤーの心のナマの部分を斬り刻んでいきます。
すっかり剥き出しになった己の欲望は、理性という覆いから完璧に解放され、次の瞬間には
「もう、いけない子ね♪」
と二の太刀、三の太刀が的確に、露になった急所を抉り抜いて来ます。
徳川慶寅だってその場で七本目の刀を抜く勢いです(違)
え?すぐヌク?<抜き違い(最低)
…ああ、恥ずかしい^^;
で、他のヒロインでも、葛藤、誘惑、覚醒、といったプロセスが実に良く描かれていると思います。
しかも、全体的にエロく仕上がってます。
後半の変態的なエッチシーンでは、ヒロインは貪欲になっており、自ら求め、「やっぱり18禁ゲームはこうでなきゃね(≧∇≦
)b」と満足するようなシーンも結構ありました。
しかし、こういったゲームだからこそ、終始こういったゲーム展開に徹して欲しかったと思います。
一部、 終始重い雰囲気なルートのヒロインもいますし、落差が…。
「はい、先生!」
「なんでしょうか?」
「でも、全員に全員から激甘的に接されたら、さすがにゲップ気味になると思います」
「なるほどね。君も良い所に気付くじゃないか」
「ストーリーに起伏があって読むのに飽きは来ない、という点では加点できると思います。
重いシナリオもあるからこそ、甘いシナリオが引き立つのではないかと。」
「そうだね。ここら辺のサジ加減をどうするか、は難しいところだね。
料理でも、砂糖ばっかり入れるのではなく、塩も入れると甘さが引き立つ。
ついでに女性の潮吹きも入ると文句無いね」
「先生、言ってることがオヤジです。」
「ほほう。君も勇ましい発言をするようになったものだね。
その勇ましさに敬意をたたえ、地雷エロゲレビュー10本の課題を与えよう」
「え、えぇぇぇええ?!」
…閑話休題…。
甘え中心ゲームなら、「処女を自分のモノにする」という達成感より、「非処女キャラからエッチの手ほどきをしてもらう」というシーンが多いほうが良かったのではないかと…。
女性上位のエッチシーンが思いのほか少なかったのが、ちょっと期待外れでした。
しかし、この手のゲームは、どうしても他のおねぇさんゲーと比べてしまいます。
他のおねぇさんゲーでは、誘惑⇒虜⇒隷属、というプロセスが1つはあるものですが、このゲームでは終始ラブラブで、安心して見ていられます。
ある意味癒し系のゲームかな?
そして、お約束のように、結婚エンディングもあるのですが、こんな情けない主人公と所帯をもって大丈夫なんでしょうかね^^;?
<10点満点での総合評価>
7点
藍子ルートは8点以上ですが、やはり3P等バリエーションがないのがちょっと…。
未読既読判定なし、もマイナス要因です。
「甘え」というコンセプトは、人を選ぶゲームかもしれません。
しかし、エロいです^^;
お気に入りのキャラ:妃乃藍子…主人公が「ままぁ」と呼ぶのが…ですが、それを差し引いてもグット!
最後に一言:「甘えに「照れ」を感じないなら結構オススメです^^;」