おしかけプリンセス (たろんなーどさんのレビュー) | 評価: 5.5 |
▼ タイトル | おしかけプリンセス |
▼ ブランド | 大熊猫 |
▼ ジャンル | 恋愛アドベンチャー |
▼ 対応OS | Win98/2000/Me/XP |
▼ メディア | DVD-ROM |
▼ 定価 | 税込\6,090(税抜\5,800) |
▼ 発売日 | 2004/03/05 |
▼ 購入 | おしかけプリンセス / オリジナル特典 Getchu.com |
【 CG観賞モード 】 | あり |
【 シーン観賞モード 】 | あり |
【 BGM観賞モード 】 | あり |
【 メッセージスキップ 】 | あり(未読・既読判別あり) |
【 メッセージ履歴機能 】 | あり(バックログでの音声再生あり) |
【 選択肢リターン機能 】 | あり |
【 オートモード 】 | あり |
【 ヒント機能 】 | なし |
【 セーブ数 】 | 39個+クイックセーブ1個 |
【 エンディング数 】 | 7個(BADEND含まず) |
<あ・ら・す・じ>
時は戦国、地方大名・浅川氏は敵国の攻撃を受け、潰えた。
落城の際、当代浅川忠直は密かに実娘・光姫と五人の家臣を逃走させる。
いつの日か光姫が男児を産んだ際、その子を当主とし、浅川家を再興するためである。
彼等はそれぞれ姿を変え、ある者は都の喧噪に、ある者は野山の奥へと姿をくらませた。
全ては、御家再興のため。
息を殺し、じっと機会を伺ったのである。
ところが、戦国が終わり江戸がきて、明治が始まり大正になりそして昭和―――。
待てど暮らせど、男児が生まれないのであった……。
そして浅川家滅亡より四百余年後、某県・葦原市。
ここに、一人の男の子が誕生する。
彼こそ浅川家の血を受け継ぐ、待望の跡取りであった。
しかし、すでに時は現代。
そして何の因果か、五人の忠臣達の子孫は、みな女の子であった……。
<キャラクター紹介>
吾妻 はじめ(あずま はじめ)CV:あさり☆
浅川家お抱えの忍軍頭領、吾妻郡蔵の子孫。
はじめ自身も腕利きの忍者で、常にマフラーで口元を隠している。
無口で真面目だが、抜けているところもあり、思い込みと暴走で失敗することも多い。
陣内 しのぎ(じんないしのぎ)CV:田中美智
浅川家の家臣、陣内鉄舟の子孫。
剣術一家に育った、天才女剣士で、常に真剣を佩いている。
真面目で一途な性格で、同性の人気が高い美少女。
倉本 巴(くらもと ともえ)CV:比未子
浅川家の家臣、倉本半兵衛の子孫で人妻。
資産家として名高い倉本家の一人娘として政略結婚をさせられ、まどかを産む。
おっとりした性格で、抜けているところが多い和服美人。
倉本 まどか(くらもと まどか)CV:奥川久美子
浅川家の家臣、倉本半兵衛の子孫で、巴の娘。
巴と共に主人公の家にやってくることになる。
外見は子供っぽいが、沈着冷静で、論理的で落ち着いたしゃべり方をする。
文殊院 甘露(もんじゅいん かんろ)CV:紬叶慧
浅川家に側近として仕えた僧侶、我仁和尚の子孫で、托鉢僧を生業としていた。
甘露自身は主人公のところに行けばご飯が食べられると聞いてきただけで、まったくその自覚はない。
子供っぽい、というより子供そのものな性格で明るく騒がしく、常識や世間に頓着しない。
春日 結花(かすが ゆか)CV:涼森ちさと
浅川家家老、春日小十郎の子孫で、神社で巫女をしていた少女。
巫女としての能力は高く、緊張したときなどには土着神が憑依するという体質の持ち主。
いつもおどおどしており、控えめな態度の少女。
カタリーナ・シュレーゲル(カリン)CV:佐々木あかり
主人公を追って、ドイツからやってきた少女。
高飛車で自己中心的な面もあるが、根は優しく主人公のことが好き。
フェンシングや剣道に優れ、サムライにあこがれる一面を持つ。
浅川 直之(あさかわ なおゆき)主人公・リネーム不可
浅川家直系に始めて生まれた少年だが、本人は外国暮らしが長くその自覚はまったくない。
このホームページは大熊猫より一部文章を抜粋しています。
素材の著作権は大熊猫に帰属します。
<音声>
女性主要キャラフルボイス。声が入っているのは上のキャラだけです。
割とストーリーにかかわってくるキャラにもボイスがないのは少し寂しいです。
配役のほうは、多少違和感があるキャラもありましたが、全体としてはキャラクターに合っていたと思います。
演技のほうも、皆様標準以上で、むしろ良いと言っての良いのではないでしょうか。
ただ、全体的な印象として、声のメリハリや演技がオーバーアクション気味で、少し演技過剰というか、いかにもな演技くささがありました。
もう少し自然体で良いと思うのですが…。
<音楽>
全21曲。うち、ボーカル曲は1曲、ED曲Steps(Vo.幡宮かのこ)。
まぁ、正直に言ってしまえばごくごく普通な女性ボーカル曲です。
決して悪くないと思いますが、ボーカル氏の力量も標準程度で取り立てて記憶に残るようなものではないですね。
BGMのほうも、いかにもな感じのゲーム音楽で、場面を盛り上げてくれますが、単品で聞くほどでもないのも確か…。
ただ、一部BGMが極端で、場面以上に盛り上がったムードを出しているようなところもありました。
まぁ、BGMが主役でもないですし、邪魔をするほどではないので、そんなに気にはならないかと。
<システム周り>(ver.1.00)
ヴィジュアルアーツ系列のいつものシステムを使った選択肢型AVG。
詳しくは上記参照。
私がプレイした限りではストレス皆無の、ほぼ完璧なシステムだと思います。
ただ、タイトル画面からOHPのレビュー・感想投稿ページにアクセスですとか、メッセージ中のBGMフェードとか、セーブにアイコンを自由に割り振ることが出来たりするのは、正直あまりいらない気もしますが^^;
まぁ、過剰供給なほどのシステムですが、それでいて分かりやすく割り振られているこのシステム周りは、ほぼ完璧と言って良いかと。
あえて言うなら、VA系定番ですが、DVDレス起動が出来るのにショートカットやプログラムメニューを作成してくれないことでしょうか。
それくらいしか指摘することが出来ないくらい完璧です。
バグもないですし、VA系標準では幾つかある欠点もないですし、ことプレイ中にはストレスなくプレイできると思います。
ゲーム内容に関しては上に書いたとおりの選択肢型AVG。
前半に集中する選択肢の中でルートが決定され、個別シナリオに入ると選択肢が少なくなるというタイプで、難易度的には易しい部類に入るかと思います。
分かりにくい選択肢も一部ありますが、選択肢の数自体はそれほどでもないですし、スキップも快速なので選択肢総当りでもすぐにコンプ可能だと思います。
プレイ時間は1キャラあたりスキップ不使用で5時間くらいです。
<CG>
原画はさがのあおい氏、夕凪双葉氏、湊ヒロム氏の3氏。
それぞれ2キャラ+αずつ分担しているようです。
絵柄を合わせようとはしていますが、やはり微妙に違和感がありますね。
特に前半では、全キャラ同時に場面にいるようなことも多く、絵柄の違う立ち絵がころころ表示されるのは正直あんまり…とか思ったりしました。
ただ、絵柄自体は、決して悪い物ではないですし、何気にイベント絵はそれぞれのキャラごとの場面になっているので、その統一感のなさはそれほど目立ちませんでした。
「はじめ」「しのぎ」「カリン」担当の方はやや立ち絵と目に癖があり、「巴」「まどか」担当の方は微妙に顔のバランスが悪いところも見受けられましたが、全体としてはそんなに悪くないかと思います。
塗りも標準以上だと思います。
ただ、原画のタッチの違いが塗りにまで及んでいるのは少しいただけません。
とはいえ、キャラごとに見れば綺麗&丁寧な塗りかと。
背景も標準以上だと思います。
雲や噴水がアニメするのはパッケ裏に書いてある「臨場感あふれる背景演出」というやつなんでしょうか?
いや、別に悪くはないと思いますが、宣伝するほどのことかなぁ、とか思ったりしました^^;
とはえいえ、全般的に標準以上の出来と言えますし、一部そうやって凝っている所も有り、背景自体の出来は良いかと。
というわけで、全体的なクオリティは標準か少し上だと思うのですが、イベント絵の枚数も立ち絵も割合少なめなのはやはり寂しいです。
イベント絵はHシーンを除くと差分を含まずに各キャラ5枚足らずですし…。
そういう意味で、CGはボリューム不足ですね。
イベント絵があってもいいところにないことが多くて寂しいです。
まぁ、値段相応と言ってしまえばそれまでですが^^;
<Hシーン>
まぁ、いつもどおりの一言で。
「Hシーンには期待しないでください」と^^;
最近ではむしろ少数派になりつつ有る気がする「全キャラエンディング前1回のみ」という純愛ゲームのお約束形式ですし、尺もかなり短いです。
まぁ、声優さんは割りとがんばっていると思いますが、やはり短く、実用性は皆無かと。
結論として、ここに期待して買ってはいけないということで。
<感想>
結局、御家再興ってどうなったんだろう?と。
え〜と、主人公&ヒロインズは上に書いたように、戦国時代の主君と家臣の子孫で、御家再興のために、一つ屋根の下(というかアパートの一室)に同居するようになるのですが、あんまり本編と関係ないような…(汗
少なくとも、各キャラシナリオに入ってからは各キャラごとの問題のみがシナリオのテーマとなっており、上で書いたシナリオ導入部分はほとんど忘れ去られております。
いや、一応当面の目標というものが有って、そのために全員で共同してひとつのことを行うという展開なのですが、その描写は余りありません。
各キャラごとに割と重めの問題や背景があったりして、シナリオも主人公も、そちらのほうにかかりきりという感じです。
そういう意味で、シナリオ全体に統一性が感じられないのは欠点だと思います。
ただ、各キャラごとのシナリオとしてみた場合、意外にシリアスな話だったりしますし、いわゆる超常現象などに逃げていないのも好感が持てます。
そういう意味で、各キャラシナリオは単体で見てそこまで出来が悪いわけではなく、むしろ標準以上程度のクオリティなのですが、やはりあまりにも問題が単純化されていて、他のヒロインがほとんど出番がなくなったり、キャラ立てが微妙に変化してしまったりしているような気がするのですが…。
また、いわゆる萌えゲーという観点から見ても、上に挙げたキャラ立てがぶれている点もあり、キャラクターと行動の間に統一感がないような気がします。
このキャラクターがこの場面に遭遇したらこう行動するのかという、こちらの予想を裏切るようなことがあったりして、今ひとつキャラクターが生き生きとしていないような気がしました。
複数原画家さんのせいもあると思いますが、シナリオ上でも、各キャラクターが他のキャラクターと上手くからんでいないような気がします。
キャラクターごとの性格設定は、主人公含めてお約束もありつつ、全体としてなかなかですが、結局主人公と1対1になってしまって、そういう意味でのキャラクターの多面的な魅力も共通ルートの前半でしか出ていない…と思います。
キャラ立てに関しては基本的には萌え一辺倒ではなく、一人一人に個性とアクセントが有って悪くないと思いますので、こういった点で魅力を下げている、あるいは伝えられていない気がするのは非常に残念な点です。
テキストは誤字脱字もなく、テンポも悪くないので標準以上とは言っても良いかと思います。
とりたてて不満は感じませんでした。
全体として、シナリオ重視なのか、キャラクター重視なのかはっきりしなかった点、それに加えて全体のテーマが希薄で各キャラシナリオの集合でしかない点は、このゲームの評価を下げるに足るレベルではないかと。
ただ、よく言えば、絵も、声優さんも、シナリオも、音楽も、キャラクターもそこまで悪いわけでなく、Hシーンをのぞいて、それぞれの要素は標準〜標準以上程度のレベルは保っていると思います。
そういう意味では定価5,800円と言う値段程度に小さくまとまってしまった印象はあります。
各キャラごとのボリュームや攻略キャラクター数などは、廉価であることを考えればなかなかのボリュームですが、個人的にはキャラ数・ボリュームを多少絞って作りこんで欲しかったかな、と。
<10点満点での総合評価>
5.5点。
5点くらいの内容かもしれませんが、定価の分だけ加点で。
お気に入りのキャラ:吾妻はじめ
最後に一言:「微妙な出来ですね。どの要素も「そこそこ」良いだけに残念です。
各要素を練りこんでくれれば…「磨けば光る」要素はあると思います。」
フェチ 裏の記憶 (ひびきさんのレビュー) | 評価: 5.5 |
▼ タイトル | フェチ 裏の記憶 |
▼ ブランド | U・Me SOFT |
▼ ジャンル | ノベル+アクション |
▼ 対応OS | Win98/2000/Me/XP |
▼ メディア | CD-ROM |
▼ 定価 | \4,800 |
▼ 発売日 | 2004/02/06 |
▼ 購入 | フェチ 裏の記憶 / オリジナル特典 Getchu.com |
【 CG観賞モード 】 | あり |
【 シーン観賞モード 】 | あり |
【 BGM観賞モード 】 | あり |
【 メッセージスキップ 】 | あり(未読・既読判別あり) |
【 メッセージ履歴機能 】 | あり |
【 選択肢リターン機能 】 | なし |
【 オートモード 】 | あり |
【 ヒント機能 】 | なし |
【 セーブ数 】 | 14個+α(+αは任意で作成、クイックセーブ/ロードあり) |
【 エンディング数 】 | 5個 |
<ストーリー>
教育実習生として、母校・躑躅ヶ崎(つつじがさき)学園に帰ってきた主人公。
懐かしい校内の施設を歩き回りながら、彼は学生時代の日々を思い起こしていく。
よみがえってくる、時に甘く、時に切ない思い出。耳の奥に響くのは、愛した少女の笑い声。
まぶたの裏に映るのは、手を伸ばしても届かない、遠い面影。
何もかも、今は全て忘れがたい記憶…。
(凌辱・強姦・輪姦の記憶なんですけどね^^;)
<キャラクター紹介>
高坂 祐実(こうさか ゆみ)
コスチューム:セーラー服、メガネ、オーバーニーソックス
主人公とは同い年のご近所同士で、幼なじみ。
純真な性格で、誰に対しても親切。
かなりのマイペース、かつ天然ボケな一面も。
主人公とは二年生の秋から恋人同士に。
真田 雫(さなだ しずく)
コスチューム:スクール水着
暗い目つきの不思議系少女。
無口な上に、感情をめったに表にあらわさないのでつかみどころがなく、学校内でも浮いた存在。
たまに発するコメントも電波がかっており、いっそう周囲との溝を深めている。
夏場は深夜の学校に忍び込み、プールで泳ぐのが日課という変わり者。
原 雛子(はら ひなこ)
コスチューム:体操着、ブルマ
身長も高めで発育もいいが、要領が悪く人一倍気弱な性格。
自分の目立つ身体にコンプレックスがある。
学園生活末期、性的に屈折の極みにある主人公と出会い、その恋人……というより慰み者になる。
彼のどんな異常な要求も拒まず、いかなる変態的な行為も受け容れていく。
それは彼女が真性のM女である証なのか。
山県 伊織(やまがた いおり)
コスチューム:剣道着、袴
厳格な名家生まれのお嬢様。
外見も成績も運動神経も優秀で、学生会では幹部を務め、剣道部では部長にしてエース。
常に颯爽とした格好よさと凛々しさがあり、そこらの男子より男らしいと評判。
女子からは大変人気があるが、男子からはちょっと近寄りがたい存在と思われている。
潔癖で禁欲的な性格で、自分に厳しく、他人にも厳しい。
板垣 つぶら(いたがき つぶら)
コスチューム:チアユニフォーム、アンダースコート
チアリーディング部に所属する、つつじヶ崎学園きってのハイテンション娘。
明るく陽気で社交的、場を盛り上げるのに長けた人気者。
やや小柄だが出るところは出ている。
しかし性的にはひどく潔癖な面があり、猥談などは好まない、というか許さない。
このホームページはU・Me SOFTより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はU・Me SOFTに帰属します。
<ゲームの概要>
「“エロ”と“ゲーム性”と“手軽さ”をそろって提供する」
…それが本作『フェチ 裏の記憶』のコンセプトらしいです。
エロ方面ではフェチ的なこだわりを持ったビジュアルの展開、またゲーム性においては、アクションゲームの導入、シナリオはとにかく“エロ”のみに集約しており、ヒロインとの日常会話等は、申し訳程度にしか存在しません。
ビジュアル面では、『フェチ』と言うだけに、「衣服」にはこだわりを持っているようです。
学園に関する「衣服」に着目し、ブルマやスクール水着、道着やチアリーディングといった部活動に関する「衣服」にこだわっており、素材の質感やシワなど、いたる所にこだわってリアルさを追求し、見せ方などを工夫しています。
また本作『フェチ 裏の記憶』は姉妹作『フェチ 表の記憶』とは対をなす作品で、同じ世界観を持ちつつも、全く異なったストーリー“淫欲さ”が描かれています。
<購入理由>
「コスプレ」好きな自分ですが、さらに、このゲームでは「衣服」の描写にこだわった物だ、という情報をキャッチしてゲットしました。
<システム補足>
上記参照^^;
まぁ、必要なものは一通り揃っています。
インストール形態は、最小、カスタム、フルインストールから選ぶ事が出来ます。
フルインストールには約270MB必要です。
一度インストールしたら、次からはCD挿入しなくてもOKです。
主人公の名前は、自分で決める事が出来ます。
<音楽・音声>
女性キャラはフルボイスです。
まぁ、特に下手な感じはなく、安心して聴けます。
キャラの個性をよく表している演技は、聞いていて気持ちが良いです。
山県伊織の男っぽい口調、板垣つぶらの明るい口調等など、自然に耳に入ってきました。
そして、高坂祐実の、鼻にかかったハスキーな声には萌えました^^;
音楽では、ノベルパートでもアクションパートでも緊張感のある音楽が印象に残りました。
<エッチシーン・原画・CGなど>
原画は 金目鯛ぴんくさん。
さすがに、「衣服にこだわった」と豪語するだけあって、衣服のしわや光沢が、鮮やかに描かれています。
ノーブラで乳首が立っている絵は特にお薦めです^^;
スクール水着で、肩甲骨の出っ張りが、光沢によって描かれている様は、なかなか良いものです。
スクール水着の濡れ具合、チアガールの服のシルクの滑らかさなど、絵から伝わってきそうで、とても良かったです。
そして、フェラシーンでは、チュパ音があり、いやらしい音を立ててくれます。
イマラチオシーンでは、フェラシーンとはまた違った演技があり、無理矢理ねじこまれている、という演技を聞かせてくれます。
非常に良いですね(≧∇≦ )b
なお残念なことに、ピー音で修正すべきような淫語は出てきません。
そしてコスプレだったら、衣服を半分ずらして、その間から胸を揉んでいるCGが命でしょう!(個人的に)
期待して良かった!ありがとうございます^^;
欲を言えば、もっと衣服の引っ張られ具合が如実に出ているCGが欲しかったですが…。
強姦シーンが多いですが、キャラによっては、後々にアブノーマルな性格に目覚める者もいます。
輪姦まで発展する場合もあります。
微妙な変化のCGや背景のCGを全て別CGとして数えた場合、CGの総枚数は142枚です。(ノベルパート)
…しかし、CGの使い回しが少し多く感じるのはちょっと頂けません。
また、せっかく「衣服」にこだわりを持って描いているのに、肝心の肌に関しては、肉質感があまりないCGも見受けられました。
服にばかり目がいって肝心の中身が疎かでは、本末転倒です。
しかも、スクール水着に関しては、「ワッフル」から出ている、「優遇接待」というゲームの方が描写は優れている、という感じを受けました。
スク水単体に対するこだわりと値段の違いでしょうか^^;
<ゲームの構成について>
まず最初に、5人のヒロインのうち一人を選択します。
そうすると、オムニバス形式で各キャラクタのノベルパートが始まります。
ゲームの進み具合は、
ノベル⇒アクションゲーム⇒ノベル⇒アクションゲーム⇒と繰り返し続いていき、エンディングを迎えます。
ちなみに、ノベルパートでは、選択肢は一切存在しません。
ある程度話(ノベルパート)が進むとアクションゲームパートに切り替わります。
これをクリアしないと、先に進むことはできません。
クリアすると、先ほどのストーリーの続きを読み進めることができます。
すべてのアクションゲームをクリアし、ノベルパートも最後まで到達すれば、エンディングとなります。
エンディングを一度見ると、鑑賞部分にノベル鑑賞が登録されるので、アクションゲームを挟まずに、物語単体でノベルとして楽しむ事が出来ます。
<アクションゲームパートについて>
ストーリーを進めていくと、アクションゲームパートに入ります。
ここでは自機を操作してブロックを破壊し、その下にあるH画像を露出させなければいけません。
(要するにブロック崩しです)
1面〜4面は、襲ってくる敵を武器のハンマーやアイテムで撃退しつつ、制限時間内にクリア条件を満たせば、次のストーリーを楽しむことが出来ます。
そして各ヒロインの最終面5面目では手ごわいボスキャラが登場します。
この面にはブロック崩しの概念はなく、ユーザーとボスとの一騎打ちになります。
なお、難易度が調整出来るのでご安心を^^;
<ノベルの感想>
各キャラクタのノベルパートですが、エッチシーンの描写がほとんどであり、そこにほんの少し主人公とヒロインに関することが描かれています。
ヒロインの性格設定や学園内におけるヒロインの立場が、必要最低限説明されている、といったところです。
まぁ、背景などを知りたくば、「フェチ 表の記憶」を買えということでしょうか^^;
最初にインストールする際、フルインストールで270MB、という時からちょっと嫌な予感はしたのですが…。
やはり予感は当たりました。
さすが4.800円!CGは少なく、立ち絵も無い。
潔いまでにノベルも一本道(-“-;)
なにせ、上記の通り選択肢が1つも無し!
そして、ノベルに選択肢を入れてる代わりに、このゲーム独自の「アクションゲーム」を挿入しているのですが…。
エッチシーンの途中に、こういうパズル的なゲームを入れるっというのはどうなんでしょう。
普通のゲームでは、フェラ⇒パイズ⇒正常位、という風にスムーズに一連のシーンを見ることが出来ます。
しかしこのゲームでは、フェラ⇒アクションゲーム⇒パイズリ⇒アクションゲーム⇒正常位…
といったように、一連のエッチシーンが終わる度に、アクションゲームが挟まれているのです。
ふ・ざ・け・る・なっ!
俺は先が読みたいんじゃー!
まったく…ユーザーのリビドーをなんだと思っているのでしょう…。
まぁ、1度クリアすれば、ノベルだけを一気に読み進めることが出来るようになるのですが…。
結局、ノベル(エッチシーン)が主なのか、アクションゲームが主なのか、どちらなのかわからなかったです。
<アクションゲームの感想>
さて、アクションゲーム単体として見てみましょう。
上記の通り、悪く言えばノベルパートを邪魔しているアクションゲームですが、結構完成度が高く、このアクションゲームを単体としてみた場合、たんなる「オマケ」的要素をはるかに越えています。
また、1度クリアすれば、「アクションゲーム」だけをプレイすることが出来ます。
自キャラの武器はハンマー。(しかし、これが短い(>_<))
これで画面全部のブロックを破壊すればクリアとなるのですが、制限時間やユニークな敵の攻撃があり、なかなか「作り込まれている」という感じを受けます。
画面全てを爆風で包む爆弾や、パワーアップアイテム、HP回復アイテム、時間ストップアイテム、1UPアイテムなどのお助けアイテムの数も豊富です。
ブロックを崩すことだけに夢中になっていたら、誘導弾や敵の体当たりの餌食になったり…、慎重過ぎると制限時間をオーバーしてしまったり…。。
そして、クリアした時、残りのタイム数、残りのHP数の多さ、アイテムのゲット状況により、高い得点を得ることが出来ますので、ハイスコアを狙ってがんばりましょう!
なお、メーカーHPでは、ハイスコアランキング大会が催されております。
賞品は、なんとUMESoftの次回作らしいです。
…というわけで、このアクションゲームに入れ込むことが出来るか出来ないかで、このゲームの評価は大きく左右されるでしょう。
私は、ボスステージが、少し面白いと思いましたけど^^;
ただ、やはり上記の通り、エッチシーンの合間にアクションゲームが入っている、というのは失敗だと思います。
ここは改善の余地ですね。
<10点満点での総合評価>
5.5点
「本作は抜きゲーとしてエッチシーンにこだわりました」と、メーカーさんは意気込んだようですが、アクションパートによってスムーズにエッチシーンを読み進めることが出来ない、というのが痛すぎです。
「衣服の描写にこだわった」というのなら、もっとCGを増やして欲しかっただすし…。
まぁ、4.800円という値段を考えれば、しょうがないのか…な?
コストパフォーマンスを考えればもっと良い点数にはなるのでしょうけど…。
お気に入りのキャラ:高坂祐実…私はメガネッ子スキーではないのですが、それを補って余りある声の演技です。
ちょっと鼻にかかったハスキーボイスは良いですね^^;
最後に一言:「ボリュームが少ない作品でした」