Fate/stay night    (虚空つづみさん&〜悠人さんのレビュー)  評価: 8.5〜9 
▼ タイトル Fate/stay night
▼ ブランド TYPE-MOON
▼ ジャンル 伝奇活劇ヴィジュアルノベル
▼ 対応OS Win98/2000/Me/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2004/01/30
▼ 購入   Fate/Stay night 初回版 / Fate/Stay night 通常版
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  なし
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  あり
【 セーブ数 】  300個
【 エンディング数 】  5個 (バッドエンドは40個 )


<ストーリー紹介>
 ――手にした者は、あらゆる願いを実現できるという『聖杯』――
 その聖杯を実現させるため、一つの大儀式が行われようとしていた。

 儀式の名は『聖杯戦争』。
 聖杯に選ばれた寄り代(マスター)7人が、与えられた使い魔(サーヴァント)と契約し、自らが聖杯に相応しい事を証明するため、他のマスターを倒さなければならない。
 聖杯を巡ってのバトルロイヤルが、いま繰り広げられようとしていた。

 聖杯戦争の舞台は、海と山に囲まれた都市・冬木市―
 幼い頃両親を失った主人公『衛宮士郎』は、魔術師を名乗る人物に引き取られていた。
 養父の反対を押し切って魔術を学ぶ士郎だが、才能がないのか身についた魔術は一つだけだった。
 その養父も今は亡く、彼は「半人前の魔術師」のまま成長し…。

 ―そして現在―
 突然、マスター同士の戦いに巻き込まれた士郎は、偶発的にもサーヴァントの一人『セイバー』と契約する事になる。
 望まぬままマスターの一人になった士郎は、聖杯を巡る戦いに身を投じる事になるのだが…。


<キャラクター紹介>
セイバー
 サーヴァントの一人で、主人公と契約する。
 身長150cm程度と小柄な女性だが、サーヴァントの中では最も優秀と言われている。
 凄まじい戦闘能力を持ち、前回の聖杯戦争では勝利した実績がある。
 今ひとつ戦いに積極的でないマスターの士郎に対し、やたらと手厳しい態度をとる。

遠坂 凛
 魔術の名門、遠坂家の後継者で、高い魔術能力を持っている。
 士郎と同じ学校に通っているが、学園では才色兼備の優等生として振る舞っている。
 だが、裏では意地悪好きな性格も持っている、2面性のある女性。
 サーヴァント「アーチャー」を従えている。

間桐 桜
 士郎の1年後輩で、以前から家族同然の付き合いを続けている少女。
 引っ込み思案で大人しい性格だが、何か想いがあるのか、ときどき士郎に積極的な行動をとる。
 聖杯戦争では戦いにこそ参加しないが、キーパーソンの一人でもある。

イリヤ
 本名は、イリヤスフィール・フォン・アインツベルン。
 とても無邪気で人懐っこい可愛い少女だが、彼女もマスターの一人。
 サーヴァントのバーサーカーと契約し、聖杯戦争に参加している。
 嘗めてかかると…酷い目に遭わせられる、怖い少女。


このホームページはTYPE-MOONより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はTYPE-MOONに帰属します。



虚空つづみさんのレビュー
<購入動機>
 「月姫」をやったことのない私にとっては、TYPE-MOONは未知領域だったのですが、たまには真面目かつシリアスなものをやってみようか、と思って購入しました。


<システム>
 上記参照。
 一通り揃ってますし、音量・メッセージ速度等はコンフィグ画面で細かな調整が出来ます。
 ただ残念なことに、シーン回想がありません。…残念です。
 キーボード及びゲームパッドにも対応してます。
 起動にはCD-ROMが必要です。

 PC推奨環境はかなり高めです。
 WinXPの場合、P3-800MHz以上、メモリ512MB以上、HDD1.7GB以上で、ビデオボードも高性能なものが要求されます。

 また、既読判別のスキップ機能は、一般的なメッセージを高速で流すのとは違い、そのシーン全体を飛ばすタイプになっています。


<シナリオ>
 脚本は、「奈須きのこ」氏。
 ノベルゲームなので、シナリオは本作品の心臓部と言えるのですが、一言でいうと「カッコイイ!」
 エロゲーだけでなく最近のゲームや書籍には、陳腐な表現や稚拙な言葉遣いがよく見られますが、本作品はちょっと昔の本格的小説並かと思われるほど、素晴らしい出来です。
 思わず、のめり込んで読んでしまいました。
 やや、説明っぽい所もありますが、「魔術」「神話」「伝説」などに興味がある方だと、ますます没頭しそうな世界観が広がっています。

 難点と言えば…
 1,難しい漢字が所々にあって、読み仮名がない所があるということ。
 2,終盤の戦闘辺りで(…おそらく語句自体の倫理的問題からだと思いますが…)伏せ字が多く見られること。
 私が気になったのは以上2点でした。


<CG>
 原画は、武内崇氏。
 ネット上の一部では、「月姫」より絵のレベルは上がったという評価もあるようですが、「月姫」を知らない私から見ると、一般的レベルかな…と思います。
 最近のエロゲーに見られる「アニメっぽい画風」じゃなくて、どちらかと言うと「ちょっと昔の漫画」に近い印象を受けました。
 ただ、構図とかはしっかりしてるし、ビルの屋上から睨む凛なんかは惚れ惚れするほど格好いいな〜と思いました。

 絵の数はかなり多いです。
 立ち絵は、遠距離・中距離・近距離と3種ありますが、拡大した時によくあるような、「近距離でのギザギザ感」はさほど目立ちませんでした。

 表情パターンもかなり豊富です。
 最初は厳しい顔つきをしていたセイバーが、段々微笑むようになったり、時には士郎に呆れたり…。
 照れるセイバーが、少し可愛いらしかったです。

 ただ、全体的に暗めな感じは否めません。特にイベント絵については…。
 作品の性格上、シリアスな雰囲気のまま進行していきますし、戦闘シーンは夜が多いので、やむを得ないのですが…。
 メッセージウィンドウが画面のほとんどを占めているので、その点も、プレイ中、暗く見える原因の一つと思います。
 状況によっては『血だらけ』という絵もあるので、苦手な人は気を付けた方がいいでしょう。

 CGを際立たせているものに、エフェクトによる演出効果が挙げられます。
 戦闘時など、画面の揺れ・フラッシュ等々、様々なエフェクトで緊張感・臨場感を演出しています。
 PCの推奨環境が高いのも、このためかもしれませんね。
 出来るだけエフェクトはオンにした方が良いと思います。


<音楽・音声>
 BGMもゲームの世界観を反映してか、神秘的でシリアスかつ重々しいです。
 戦闘シーンでも、勇ましいというよりは「死をかけた真剣勝負」という感じで、どこかしら「戦士達の悲壮感」すら漂います。
 なお、オープニングはムービーが2種類付いてます。

 音声はありません。
 と言うか、これに音声付けるとCD-ROM3枚じゃ絶対に収まりません。
 それだけ文章(台詞)が多いです。

 効果音はかなり豊富です。
 戦闘シーンでは刃と刃のぶつかる音など、これでもかというくらい出てきます。
 ただ、中には気持ち悪くなるような音もあるので、ホラー嫌いな人はご注意を。
 なぜかEXTRAの音楽モードで、効果音を聴くことができます。
 …要るのかなぁ…


<感想>
 発売前から人気が高かったのですが、それを裏切らない良作だと思います。
 「ゲームはシナリオが一番」という方には、ハマってしまいそうな内容。
 逆に言えば、お手軽ゲーやエロい展開を求める人には、全く向かないと思われます。

 このゲームに関しては、エッチシーンはただの付属物程度で、重要なのは、聖杯戦争における『人間ドラマ』だと断言しちゃいます。
 サーヴァントは人間ではありませんが、姿格好が人間なので、そのように思いました。

 あまり書くとネタバレになるのですが…、
 物語は3部構成で、メインヒロインは、セイバー、凛、桜の3人。
 第一部でトゥルーエンドを見ると選択肢が増えて、第2部に行けるようになる…という感じです。

 物語についての感想は…、
 登場人物それぞれに、聖杯を望む理由や思惑があって―
 過去の何らかの事情や因果が彼らに作用してて―
 内容が壮大すぎて、なかなか一言では表現しにくいです。
 こればっかりは、プレイヤー各々で感じ方が違うかもしれません。
 なぜならば、(ネタバレ)第1部と第3部で全く違う結果だから…(ネタバレ終わり)
 個人的には第1部のエンディングが、とても綺麗でスッキリとしていて、どことなく儚い感じがして良かったなと思いました。

 プレイ時間は、オフィシャルHPでは60時間とスタッフコメントが出てましたが、私は30時間もかかりませんでした。
 行動あるいは会話選択だけですし、ヒントコーナーもありますから比較的簡単に進みます。
 メッセージスキップを利用すれば数時間で終わるかもしれません。
 ただし!文章の合間に物語の重要なヒントが埋め込まれてるので、スキップなんかすると、このゲームの面白味は半減どころか10分の1以下になってしまいます。
 噛みしめていくように、じっくり読むのが賢明かと思います。

 もしバッドエンドを迎えてしまった場合、お助けコーナーとして、藤ねぇ&イリヤの「タイガー道場」があります。
 どの選択肢が良くなかったのか、的確に教えてくれるので、かなり便利でした。
 また、このタイガー道場は、ゲームの雰囲気とはかけ離れた『お笑いコーナー』です。
 落書きのような凛やセイバー達も登場してコントするので、一見の価値ありかも^^;
 バッドエンドは40個あるので、道場も40パターンあります。

 最後に、Hシーンについて…。
 第1部〜3部それぞれに2〜3カ所のHシーンがあります。
 合意Hばっかりで、陵辱(一般エロゲ並の)はありません。
 まぁ、それに近いのはありますけど^^;
 一応それなりにエロく熱っぽいのですが、やはり他シナリオの出来が良すぎて、私には「Hシーン=オマケ」程度にしか印象がありません。
 オカズ狙いだと「ハズレ」だと思います。
 (↑そういう人は緩和内と思いますが^^;)
 なお、イリヤにはエロシーンはありませんので、あしからず。


お気に入りのキャラ:セイバー…第1部と第3部では不覚にも泣いてしまいました。
最後に一言:「エロゲーと言うと、お馬鹿で嫌らしい…などというイメージがありますが、たまには、
        このような硬派で本格的な良作もあるんだと、世間に知らしめたい…そんな作品でした。」





〜悠人さんのレビュー
<購入動機>
 オーソドックスですが、私も前作の月姫にハマった一人だからです。
 また商業化したことによって、どれだけのレベルアップが見られるのか確かめたい、という単純な好奇心もありました。


<音楽>
 音楽担当はおなじみKATE氏とNUMBER201氏。
 ヴォーカル曲は2曲あります。

 まずBGMについて…使用されている楽曲は全体としてカッコイイ感じの曲が多く、雰囲気の盛り上げにも成功しており、概ねよく出来ていると思います。
 しかし一部シーンの雰囲気にそぐわない曲・チープな感じの曲(ケータイの3和音で表現できてしまいそうな曲)があったりと、もう一歩練りこみが必要だったと思われる部分もありました。

 次にSE(効果音)について…単純に数だけいってしまうとSEだけで446個あります。
 この数を見ていただければば分かるとおり、物凄いこだわりようで、音自体のレベルも非常に高く、剣戟の音はもちろん車の通過していく音、雨音風音等なんでもあり、といった感じになっています。
 これは臨場感の実現という点について素直に評価すべきところだと思います。

 なお、この作品に音声はありません。
 まぁ、音声まで入れてしまった日には当然CD3枚・1.7Gではすまなくなっちゃうでしょうから、これはこれでいいと思います。


<グラフィック>
 月姫時代からTYPE-MOON最大の課題といわれていたグラフィックについて見ていきたいと思います。
 原画担当は武内崇氏とこやまひろかず氏。
 メインキャラのほとんどは武内氏のものであり、キャスターなど一部のキャラクターはこやま氏によるものです。
 これは私的な主観になりますが、こやま氏の絵の方が一般受けするんだろうな〜、とか思ったり思わなかったり…。

 塗りに関しては歌月十夜(月姫ファンディスク)よりさらに格段にレベルアップしており、もはや異論を挟む余地などない水準にまで到達していると言えるぐらい非常に綺麗です。

 エフェクトに関しては、SEの数に比例してこちらにも尋常でないこだわりを感じます。
 立ち絵の遠近・ズーム・スウィング・反転などの静止画への効果だけでなく、剣の軌跡・発光などの動的な効果についても磐石と言える出来です。
 なかなかここまでのものはないと思います。

 結論をいうと、グラフィック面の課題はこのFateにおいて完全に払拭された、と言うことが出来るでしょう。


<システム>
 詳しくは上記表を参照してください。
 快適にプレイする上で必要になるシステムは全て揃っており、キーボード対応、またコンフィグで変更も可能という点から見て、非常に親切な作りだと言えます。
 伝家の宝刀(?)のシーンスキップも備え、批判点など一見見当たらないように思えますが、そんなことはありません。
 まずこのシーンスキップ、迂闊に使っていると話の筋をつかむのが困難になる可能性があります。
 既読シーンから未読のシーンに入った際、シーンスキップしたテキストはバックログに記録されない為読み返すことが出来ず、どこから分岐したのかが分かりにくくなる、ということです。
 難しいとは思いますが、これさえ解決できればシーンスキップはこの上なく便利な機能になると思います。
 もうひとつ挙げられる点はシーン回想(Hシーン・エンディング)がないことです。
 これはセーブ数の多さでカバー出来るとはいえ、最近の流れを鑑みるにあって然るべし、というのが本音です。


<シナリオ>
 ライターはご存知奈須きのこ氏。
 ルートは3つあり、クリアできる順番は決まっています。
 具体的にいうとまずセイバーの「Fate」編、次に凛の(ネタバレ)「Unlimited Brade Works」編、最後に桜の(ネタバレ)「Heavens Feel」編をたどる形となります。
 1ルートにかかるプレイ時間は約20時間程で、オマケの回収を念頭においてやればもう少しかかるでしょう。
 全てのルートをやらなければ謎が全て明らかになることはないので、プレイする場合は時間的余裕とやり遂げる覚悟をもってあたってください。
 連続してやると文字の読みすぎで眼精疲労になること必至です^^;

 ここでちょっと解説を…。
 主人公・衛宮士郎は自らの存在意義をかけた「理想」を守るために(「理想」を否定されないために)聖杯戦争に身を投じ、その中で時に他者の「理想」を否定し、蹂躙し、やがてその「理想」に対する自分なりの答えを見出します。
 ルートごとにこの「答え」は異なり、Fate/stay nightはこの答えにたどり着くまでの過程を描いたものだと言えるでしょう。
 謎や伏線が多く張り巡らされており、その多さゆえに頭の中で整理をつけるのが大変かもしれませんが、この規模の大きさは一見の価値ありです。
 神話に興味のある方、萌えより燃えな方などはまず損はしないでしょう。


<テキスト>
 朱字・脱字・意味不明な造語文全開の奈須節は健在です。
 ただ比喩・暗喩を多用した結果として難解になっている部分があり、それを難解なまま終わらしているため分かりにくい所が多々ありました。
 出来ればもう少し分かりやすく出来なかったのかな、と思わざるをえませんでした。
 演出でない誤字・脱字は後半部分へ行くほど増え、発売前のテンパった様子が良く伝わってきます^^;
 特にこの作品では「字」の意味が重要なので、誤字についてはもう少し気を配って欲しかったですね。


<雑感・10点満点での総合評価>
 10点満点では9点。減点対象は音楽・システム・テキスト。
 作品自体のスケール・クオリティは他と一線を画す桁の違いを見せていますが、今一歩な点が多々あるのも事実。今後の発展に期待しましょう。

 ちなみに私自身の立場を明確にしておくと、中毒性という点に関しては月姫に肉薄しつつも届かない感じかな?と感じました。
 ギャグ満載のファンディスク希望します。
 出る可能性は高いと思いますが^^;


お気に入りのキャラ:ランサー…彼の人生の哲学は私の「理想」です。なんてね^^;
最後に一言:「そう、ユメみたモノはただ一つ。〜の為。我らは、叶わぬ理想に生命を賭した。」











  -碧ヶ淵- 夜伽の村のお嫁様    (Mr.Tさんのレビュー)  評価: 8 
▼ タイトル -碧ヶ淵- 夜伽の村のお嫁様
▼ ブランド ネル
▼ ジャンル 夜這い愛好者対応田舎系エロエロAVG
▼ 対応OS Win98/2000/Me/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2004/01/30
▼ 購入   -碧ヶ淵- / オリジナル特典 Getchu.com
【 CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートあり)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり(速度変更可)
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  --個
【 エンディング数 】  8個


<あらすじ>
 主人公・三上辰雄は、病気により母を亡くす。
 そんな折、辰雄の家に喪服に身を包んだ二人の女性が訪れる。
 「綾乃(あやの)」と名乗った女性は、妹の「梓(あずさ)」を紹介した後、辰雄の父親が死んだことと自分達の住む村に辰雄を当主として迎え入れる為に来た事を告げるのだった。
 唐突な出来事に戸惑う辰雄だったが、とりあえず二人を泊めることに…。

 その晩、寝付けない辰雄の部屋を梓が訪れ、不思議香を炊き、そして、「お情け頂戴します」と抱きついてきた。
 辰雄は部屋に漂う不思議な香りのせいか、振りほどくことも出来ず彼女を組み敷き、処女を奪ってしまう。
 そして、いつのまにか寝床にもぐりこんできた綾乃も交えて、姉妹二人掛かりで辰雄に奉仕。
 辰雄は夢うつつの中、何度も何度も二人の身体を楽しんだのだった…。
 しかし翌朝、何事も無かったかの様に振舞う二人を見て、不思議に思う辰雄。
 「夢だっのか…」と思いながらも、生まれ故郷である碧沢村に向かった。

 本家にたどり着く前に、辰雄はさらに二人の少女と出会うことになる。
 一人は電車の中で辰雄を痴漢と間違えた、金髪碧眼の少女「アンリ」。
 もう一人はあぜ道で出会った、辰雄の事を「たっちゃん」と呼び、旧知の間柄のように話す少女「せり」。
 本家につくと当主としてのお披露目が行われ、許婚の少女達が紹介されたのだが。
 そこで辰雄は、村に来るまでに出会った二人も許婚候補だと知らされる。
 こうして当主・辰雄と3人の花嫁候補達との共同生活がはじまったのだった…。


<キャラクター紹介>
御島 せり(みしま せり)CV.草柳順子
 御来屋の分家である御島家の娘。総天然田舎娘で、辰雄の花嫁候補その1。
 辰雄とは初対面のはずだが、せりは辰雄を見知っている様子で、「たっちゃん」と呼び、純朴な好意を顕わにする。
 家の畑では野菜を栽培しており、トマト嫌いな辰雄にしきりにトマトを勧めてくる。

御國 梓(みくに あずさ)CV.青山ゆかり
 御来屋の分家である御國家の娘。許婚として育てられた和服少女で、辰雄の花嫁候補その2。
 礼儀・作法・品格、どれをとっても一流の真正お嬢様。
 幼い頃から御来屋家の当主の妻にふさわしいように、夜の作法まで厳しく躾られていた為、辰雄に対して処女を捧げたばかりか、積極的にアプローチしてくる。

御園・アンリエッタ・ローゼンバーグ(通称:アンリ)CV.鷹月さくら
 御来屋の分家・御園家と、ドイツのローゼンバーグ家の娘で、辰雄の許婚となるべく日本にやってきた。
 金髪碧眼の勝気な美少女で、辰雄の花嫁候補その3。プライドが高く、勝気。
 ハーフと呼ばれることを嫌い、本人はダブルと呼称する。
 スタイルが良く自信家で、自分の魅力に落ちない男はいないと思っており、あの手この手で積極的に主人公にアプローチしてくる。

沢渡 なずな(さわたり なずな)CV.野神奈々
 浅葱から主人公の世話をするように命じられているメイド。
 対人恐怖症で、人と上手く話すことが出来ない。
 その上、少々そそっかしく使えない使用人である為、分家の人間からはうとまがられている。
 辰雄の父親には優しくしてもらっていたため、面影の似ている主人公には多少警戒心が薄い。
 趣味は知恵の輪で、落ち込んだときなどはお堂に一人座りよく知恵の輪を解いている。

御國 綾乃(みくに あやの)CV.白井綾乃
 和服の似合う妖艶な美女で、梓の姉。梓と一緒に主人公の元を訪れ、当主として碧沢村に連れてくる。
 その際、媚薬を使用し梓の処女を主人公に奪わせる。
 物腰柔らかく、主人公に対しても敬語で接する。
 また、そのしとやかで上品な立ち居振舞いから、村人達からも羨望の眼差しを受けている。


このホームページはネルより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はネルに帰属します。



<購入動機>
 エロそうだったから^^;
 エロゲーである以上、この要素は必須です。


<システム>
 上記参照。
 痒いところに手が届くシステムで、不自由することは特にないかと。
 ただ…ただ一つ許せないところがありまして、せっかく男性音声OFFにしているのに耕蔵(嫌なオヤジ)の声が流れてくるってのはどないじゃ!と小一時間…。
 (修正ファイルにて修正済み)

 あとは「射精場所の選択肢を最初から指定出来る」ってのは好印象です。
 行為ごとに選択肢を出すか、全部中出しにするか、全部外で出すか、の切り替えが可能です。
 オートモードで手放しプレイをしたいという方には便利なのではないでしょうか。


<CG>
 全体的に可愛い感じなCGです。幼い感じと言ったほうが適当かも知れませんが^^;
 個人的に評価できる点として、髪の書き方がとても綺麗です。特に黒髪が美しい♪
 それと汁方面は素晴らしい出来栄えです。精液が非常にリアルに書かれています。
 ありえないほど量が多いですけど^^;
 通常シーンでは可愛く、エロシーンでは淫靡に…、そのギャップが良い感じです。
 塗りも綺麗ですので概ね満足です。

 ただ時々顔の構図がどうかなー、と思うCGもあります。
 横顔とか顔が長くなってるような気が…。


<音楽>
 実はかなり良い出来ではないのでしょうか。
 歌詞ありはOPテーマのみで、これは個人的にあまり頭に残りませんでしたが、BGMとして使われている曲はピアノメインで、とてものどかな感じに仕上がっており、田舎の雰囲気をこれでもかと演出しています。
 抜きゲーとは思えないほど、安らぎを覚える曲ばかりです^^;


<音声>
 エロイ…そして幼い感じが…GOOD!
 いやぁ…なんというか…、声だけでも十分使える出来栄えです。
 大和撫子、田舎っ娘、高飛車お嬢様、小動物系いじめてメイド、経験豊富なお姉様…キャラクターに非常にマッチしております。
 特に野神奈々さんのメイドさんには、一瞬意識がアッチへ行ってしまいました(*´▽`*)
 音声で欠点などないです…耕蔵の音声が強制的に流れるってこと以外は…(←これはシステム)


<感想>
 まぁ、一言で言ってしまえば、ありきたりーーーなシナリオです。
 母親が死んでしまって天涯孤独な人生かと思いきや、綺麗なお姉さまが、偉い人として主人公を迎えに来るという…。
 シナリオの大筋はそう変わり映えするものではありません。

 むしろ重要なのはエロですエロ!
 パッケージやHPでもエロエロADVと謳っているとおり、エロイです^^;
 3人の花嫁を筆頭に登場ヒロイン皆エロイです。
 お約束ですが、特に花嫁候補の3人衆は、何故か3人とも主人公に好意を抱いてる上、花嫁に選ばれる為、どの娘も積極的で、ストレスなくエロが楽しめます。
 そして周りは緑一色という田舎が舞台ということもあり、開放感のある野外エッチがこれでもかと言うぐらい楽しめます。
 女の子も主人公がちょっと求めたりすれば、すぐ受け入れてくれるので、川だろうが温泉だろう、どこでもエッチが始まります。
 (いやん♪と頬を染めながらモジモジしても結局はクックック…た・たまらん^^;)

 そして評価すべきは、夜這いした時と昼間会った時とでは、ヒロインの雰囲気が全然違うということです。
 CGもかなり意識して描き分けられており、昼は前述のとおり開放的な雰囲気が目立ちますが、夜はとても淫靡な雰囲気に包まれています。
 “夜這い”というものの雰囲気が良く表現されています。

 ただ媚薬を使った場合と使わない場合とが、全然区別されてない…というか、プレイヤーの意志で選択出来ないのが気になりました。
 村の特産品であり、今回のキーワードである媚薬。それがあまり使われていません。
 夜這い前に媚薬を使うか使わないかを選択出来て、その後のヒロインの反応も変化すれば嬉しかったのですが…。

 エロで特筆すべきはバッドエンドルートの複数人数プレイ!
 ヒロインも最初は嫌がりますが、媚薬によってどんどん快楽に飲み込まれていきます。
 寝取られとか嫌いでなければ、かなり使える(何に^^;?)出来栄えとなっています。

 声優さんの演技力もあって、かなり使える出来だと思います。
 エロ目的で買った人(ほぼ全員だとは思いますが^^;)は、満足のいく結果となったのではないでしょうか^^;


<最後に色々>
 おまけシナリオが楽しかったです。(パクリですけど^^;)
 コンプリートすれば見れるようになるのですが、あのシナリオ終わった後に、このおまけを見ると思わず笑ってしまいます。
 こういう面白い要素と、心配りと、そしてエロスをありがとう^^;


お気に入りのキャラ:沢渡なずな…小動物系ロリメイドは最高です♪