SHUFFLE! (Mr.Tさんのレビュー) | 評価: 8 |
▼ タイトル | SHUFFLE! |
▼ ブランド | Navel |
▼ ジャンル | 恋愛ADV |
▼ 対応OS | Win98/2000/Me/XP |
▼ メディア | CD-ROM |
▼ 定価 | \8,800 |
▼ 発売日 | 2004/01/30 |
▼ 購入 | あり |
【CG観賞モード 】 | |
【 シーン観賞モード 】 | あり |
【 BGM観賞モード 】 | あり |
【 メッセージスキップ 】 | あり(未読・既読判別あり) |
【 メッセージ履歴機能 】 | あり(音声リピートあり) |
【 選択肢リターン機能 】 | なし |
【 オートモード 】 | あり(速度調節可能) |
【 ヒント機能 】 | なし |
【 セーブ数 】 | --個 |
【 エンディング数 】 | 5個 |
<ストーリー紹介>
とある遺跡で発見され、開いてしまった二つの扉。
その先には神族の住む神界、魔族の住む魔界があった。
三つの世界は繋がり、そして人間界に大きな変化をもたらすことに…。
物語の舞台は、とある国のとある街。
平和に暮らしていたある少年の家の隣に、二つの家族が引っ越してきたことから始まる。
その家族こそ、神界の王『神』と、魔界の王『魔王』の家族。
どちらも一人娘の願いを受けて、少女達が幼い頃より恋慕してきた、少年の家の隣へと引っ越してきたのだった。
幼い頃、わずかな時間での一人の少年との遭遇。
けれど少女達はその時の想いを忘れることなく、その胸にずっと抱き続けていた。
少年と同居している幼馴染や、その他多くのものを捲きこんでの波瀾と絶望と、ちょっぴりの希望に満ちた生活が、今始まる。
<キャラクター紹介>
リシンアンサス(通称:シア)
神界を治める神王の一人娘。梶万全、運動神経抜群。ただし学力に関しては平均レベル。
一見まじめそうながらも、お茶目なところを持った頑張り屋。
気さくで、誰とでも普通に話せるムードメーカー的存在。
ネリエ(通称:リン)
魔界を治める魔王の一人娘。頭脳明晰、運動神経人並み以下だが身体を動かすこと自体は嫌いではない。
控えめでおとなしく礼儀正しい。ただし主人公のことをバカにした瞬間、躊躇も遠慮もない攻撃魔法が飛んでくる。
芙蓉 楓
凛の幼馴染。
幼い頃、母親がりんの両親と共に事故で死亡。
以前はそれが原因で凛を恨んでいたが、今では200%思慕の想いに変じている。
頭脳明晰、運動神経万能、容姿端麗、家事抜群の完璧超人。
しかし、凛のことを優先するあまり、自分のことに関してはドジをしがち。
時雨亜紗
楓が以前所属していた料理クラブでの先輩。それをキッカケとして凛とは腐れ縁に。
真面目でしっかりものだが、元気さとノリの良さも併せ持つ。
面倒見もいいが、実は意外に甘え上手。
プリムラ(通称:リム)
神界と魔界が共同で開発した人工生命体。
世界最強の魔力を持つが、使える魔法はまだない。おとなしく無口。
人付き合いが極端に苦手(付き合う必要をかんじていない)。
紅薔薇撫子(べにばらなでこ)
凛達のクラスの担任。世界史担当(但し魔法に対する造詣もかなり深い)。
その名前とフラマ―な外見からは想像できない熱血先生。
カレハ
十年前の門開放時に、こちらの世界へ移住してきた神族の少女で、亜紗の親友。
おとなしく、控えめでおしとやか。いわゆるお嬢様系。大層なロマンチストで妄想家。
麻弓=タイム(まゆみたいむ)
人間と魔族のハーフ。凛と楓のクラスメートにして友人。
行動力と好奇心の塊で、常にカメラを形態しつつ、ささいな事件にもクビを突っ込む。
土見凛(主人公)
本作品の主人公。両親は幼い頃に事故で亡くなっており、依頼幼馴染の家に居候中。
幼い頃の経緯から、目の前で人に悲しまれることを何より嫌う。
同時に、自分が辛いと持っていることを、他人に知られたくない。
このホームページはNavelより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はNavelに帰属します。
<購入動機>
それはもう「それは舞い散る桜のように」のスタッフ方が作ってるのですから、期待も一押しです♪
<システム>
上記参照。
基本的に"それは舞い散る桜のように"などの機能をそのまま継承しております。
操作が非常に快適で、個人的にとても気に入っております。
ただ贅沢を言えばスキップのスピードがもう少し速いと嬉しいかなぁ…と。
いや十分な速度だとは思うのですけど、セカンドプレイ時とか…。
あとはメッセージウィンドウの背景の色の濃暗の切り替えが欲しいです。
綺麗なCGなのですが、全部を見る為には、そのたびにメッセージウィンドウの位置をずらさないといけないのは正直面倒です。
<CG>
西又葵さんと鈴平ひろさんのコンビです。
当然お見事の一言です(o゜▽゜)b
それぞれの原画家の味を損なうことなく、それどころか互いの持ち味を見事に調和させていると思います。
原画買いって人もそれは多いことでしょう、その価値は十分あります。
西又さんの絵は少し荒いところがありますが、とても愛嬌があっていい意味で個性的です。
鈴平さんの絵は線が細くて完成度も高く、そのため美しさの中にも愛くるしさがじみ出ています。
ヒロインで言えば時雨亜沙とネリネが鈴平さんの担当なのですが、亜沙とネリネが無茶苦茶可愛いです!
二人とも絵柄から言えば綺麗系なのですが、仕草や表情はか・わ・い・いの一言!
久々に"萌え"という感覚が呼び覚まされました♪
またリシアンサス、芙蓉楓、プリムラが西又さんの担当なのですが、これもまた可愛すぎる!
萌えて萌えてヤヴァすぎですよ奥さん!(゚д゚)アラヤダ
少々興奮気味ですので、各々のヒロインの魅力などはまた後ほど心ゆくまで語らせて頂くとしましょう。
CGについて言えば完成度は極上と言っても過言ではないでしょう。
可愛く、そして美しい…そう可憐!そんな「SHUFFLE!」に乾杯!
<音楽>
非常に良い出来でした。
素晴らしい音楽で雰囲気大盛り上がりです!
シリアスなシーン、コミカルなシーン、ラブラブなシーン等々、どのシーンにもジャストフィットしてます。
強いて言うなら、OPやEDなどでのヴォーカル曲が大人しすぎかな?という印象を受けました。
メロディラインは凄く良いのでもう少しヴォーカルに力があればなぁと…。
<音声>
(´Д`*)ハァハァ、言うまでもありません。
このベテラン声優陣に言うことなど御座いません。
キャラクターの性格がそのまま声になっています。
どの娘も(・∀・)イイ!です♪
また男性声優陣もかなり良かったです。
やはりフルボイスというのは良い物です。
特に神王様や魔王様の声はとてもはまっていて、その親バカっぷりは最高でした^^;
<演出>
効果音や画面効果もやはり重要な要素だなと改めて思いました。
"ちゃんちゃん♪"と言えば大体の人は想像つくであろう、ありきたりな効果音でも思わず笑ってしまいました。
OPムービーは素晴らしかったです。必見の価値ありですね。
飛び交う矢印がとても上手く空間を表現しています。
出てくる英語も物語を表していて、一層ムービーを楽しめます。
<シナリオ>
さて…長くなりそうなので後回しにしましたが、肝心のシナリオです。
正直に言いますと、当初の期待ほどではなかったのが私の感想です。
まずSHUFFLE!のイベントは笑い系と萌え系なイベントの二つに分類できると思うのですが、その両方ともが中途半端なのです。
笑えるところは面白いですし、萌えるところは萌えまくるのですが、お互いがお互いを邪魔しているというか…。
今ひとつシナリオに入りきれない所があります。
足りないのは"各ヒロインの個別ルート"です。
ヒロイン同士の掛け合いも楽しく、確かにそれが生かされている部分もありました。
しかしヒロイン個々の魅力が伝わりにくいのです。
サブヒロインでメインヒロインを引き立たせているのは見事でしたが、その魅力を伝えるパートがあまりにも短いのです。
すぐにヒロインが抱える問題に直面し、シリアスな場面に入ってしまうのです。
もう少し魅力を伝える序章部分と言うか、前段階が必要なのでは?と思いました。
ただ一人例外が…。
これは私の個人的属性もあるのですが…プリムラちゃん最高(o゜▽゜)o
この娘だけは凄かったですよ、萌えが満載ですよ。
無表情だった女の子の感情が、解放されるというシチュエーションはかくも萌えるものだったとは!
あのプリムラちゃんの仕草、表情、行動、そして体型!全てが反則です!!!(血涙
しかも最後のほうに至っては「おにぃ・・・」とまで言ってくれます!
(*´Д`)ハァハァ…ヤバィくらい激萌えです!
完成度で言ってもプリムラシナリオが一番SHUFFLE!らしいといいますか、兎に角最高でした。
面白方面で特筆すべきは親バカ二人(神王と魔王)ですね。
権力がある分ボケ(本人達は本気)のスケールが大きいのなんのって^^;
娘の料理が上達したからって、その日を祝日にしてしまおうとかの掛け合いが最高でした♪
最後に…、エロに関してはやはりというべきか…薄めです。
まぁ…そうだとは覚悟していましたが^^;
ただ、声優さんの演技力によるパイズリやフェラシーンは、それだけでも使えます。
プリムラちゃんなんかあのボディでパイ・・(以下自粛…
<最後に色々>
惜しむべきは各ヒロインルートのボリュームですかね。
CG、音楽、キャラクターなどは10点満点の出来なのですが、生かせるところは全て生かして欲しかったです。
あと個人的には王雀孫さんにも演出だけではなくシナリオで参加して欲しかったと思います。
そしてプリムラは最高でした♪
久々に激萌えしました。威力高すぎです^^;
お気に入りのキャラ:断然プリムラちゃん!!!
紅 (ブラッドリンク さんのレビュー) | 評価: 8 |
▼ タイトル | 紅 |
▼ ブランド | light |
▼ ジャンル | ノベル型ADV |
▼ 対応OS | Win98/2000/Me/XP |
▼ メディア | CD-ROM |
▼ 定価 | \8,800 |
▼ 発売日 | 2003/11/14 |
▼ 購入 | あり |
【CG観賞モード 】 | |
【 シーン観賞モード 】 | あり |
【 BGM観賞モード 】 | あり |
【 メッセージスキップ 】 | あり(未読・既読判別あり) |
【 メッセージ履歴機能 】 | あり(音声リピートあり) |
【 選択肢リターン機能 】 | なし |
【 オートモード 】 | なし |
【 ヒント機能 】 | なし |
【 セーブ数 】 | 50 |
【 エンディング数 】 | 6個 |
<ストーリー紹介>
特殊能力を持つモノが跋扈する、死にかけた街、そして世界。
街と世界には、自殺、殺人事件、猟奇犯罪が溢れていた。
ビルの陰で、街の影で、人の影で…そして月の光が作る、紅い光の影の中で。
主人公・「一原冬也」は、かつて人であったかもしれない「紅」と呼ばれる人喰いの変異体を狩る、自らも特殊能力を有する「紅狩り」だった。
彼は、力無き人間を殺す変異体を屠るだけの“力”を持っていた。
冬也のその能力は「一原睦月」という、彼の妹を騙る女性によって開発された。
普段はお互い兄と妹の関係にある学生同士。
睦月の本当の正体は不明。「組織」とだけ呼称される「紅狩り」の謎の組織。
二人は、強大な意思と実権を持つ、世界の影に潜むその「組織」にいた。
冬也は、組織の命令で街にはびこる「紅」を狩る。
そして、もう一個の存在。二人と、もう一体。
冬也のそばに存在する「藤野亜梨子」という名の、人の“肉”を移植された意思を持つ人形。
平凡な日常が演出される表向きの毎日の中で、死の匂いに満ちた世界の影で、
「人」と「紅」と「紅狩り」が、互いの血と肉と、ココロの欠片を求めて、彷徨い貪り殺し愛し合う…。
<キャラクター紹介>
藤野 亜梨子(ふじの ありす)
紅に襲われていたところを冬也に助けられた少女。
命に別状はなく、路地裏に置いておくこともできず、冬也は部屋へと連れて帰る。
眼を覚ました亜梨子は、両親の顔も、住んでいた場所も、自身の名前すら分からない記憶喪失者だった。
行く場所がないならと、しぶしぶながら冬也は自宅に置くことになる。
物語が進むに連れ、亜梨子の過去・現在が明らかになっていく。
記憶が戻るとき、声を失うほど意外な結末をむかえることとなる…。
一原 睦月(いちはら むつき)
事故で両親を失い、能力に目覚めた冬也を拾った女性。
自称、成長しない病気にかかっているらしく、風貌は時が経っても変わらない。
冬也にとって絶対に頭の上がらない育ての親で、外では学園を休みがちなか弱い義妹を装っている。
冬也にとって睦月は母親であり、姉であり、妹であり、恋人であり、教師のような存在。
しかし、彼女の年齢、出身地、能力、組織における立場etcなど、詳しいデータは知らない。
八月 姫野(やつき ひめの)
組織からの連絡員。組織でも能力、影響力とも強い力を持つ、一族の現当主。
組織でも1、2を争う能力者の父親と母親の間に生まれたが、現在彼女自身はその能力を自在に引き出すことがまだできない。
その潜在能力の高さから、「組織」内部では彼女のことを「姫」と呼んでいる。
両親と一族はある事件をきっかけに皆死んでしまい、生き残りで正当な血を引く姫野が八月家当主を名乗る。
また、姫野も冬也と肌を合わせるが、それがどういう感情の渦から抱き合う事になるのかを現在は理解していない。
工藤 由理(くどう ゆり)
冬也の学校の先輩。
冬也とはよく会話をする間柄だが、基本的には由理の方が一方的に話しかけている。
仲の良い友達の様だが、特にクラブ等で関係があるわけでも無い。
彼女は冬也に恋をしている事に気付かないまま、友達としての時間を過ごしてゆく。
春野 桜子(はるの さくらこ)
冬也が通う学校の保険医。『Bluelight Magic』のメインヒロインのひとり。
「組織」に属さない能力者のひとりで、その力は未知数だが、噂では睦月と互角かそれ以上と呼ばれている。
学園で冬也の正体を知っている数少ない人。
御崎涼子(おざき りょうこ)
沙綺と自慰にふける親友。嵯峨野沙綺を捉えている金持ちの孫娘。
沙綺に最初は同情し近づくがその力に引かれ身体をあわせる様になる。
沙綺の絶対の親友、そして恋人。
自分の家、祖父を壊したくてたまらなく思っており、沙綺の能力を使い2人で血の道へと堕ちてゆく。
トラウマは彼女の祖父が彼女の母と密通し父を殺したのではないかというもの。
精神が崩壊した母の記憶はいつまでも彼女の心を責め続け、その救いを犯され続ける沙綺へと求めてゆく。
田上夏美(たがみまこと)
晴香をイジメる、イジメっ子3人組のリーダー的存在。晴香の元親友。
しかし、晴香が彼と付き合いだしたある日を境に、彼女をイジメはじめる。
その内容は晴香の持ち物を壊し、汚すことから始まり、しだいに彼とラブホテルに入る所を写真に納め脅しなどにエスカレートする。
一原 冬也(いちはら とうや/主人公)
学園では無害そうな人間を装うが、実態はこの街の紅駆除を担当する紅狩り。
歳は若いが睦月に仕込まれただけはあり、紅狩りのなかでも上位に食い込む実力者。
両親を事故で失い、姉とともに施設に押し込まれる。
そのとき二人は能力に目覚めが、姉は元々身体が弱く、自身の変化に耐えきれず死亡。
冬也は姉を『死』から救うため、能力を使用したが、結局は完全に助けることができなかった過去を持っている。
このホームページはlightより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はlightに帰属します。
<購入動機>
メーカーHPの製品紹介を見て、なかなか面白そうだったのでOPデモをDL!
久しぶりにOPを見て「これやりたい!」と思わされた作品。
OPで流れていたBGM[紅]…これを聴いた瞬間に耳はスピーカーに釘付け!
そしてOPラストの物語中のセリフと思われる言葉に魅せられ、その日のうちに購入しました
<システム面>
上記参照^^;
ボリュームコントロールやキャラ別音声入切など必要なものは備わっています。
文字フォントは縦横選択可能で合わせて17種類。
文字フォントを縦横選べるのは初めての体験だったので少し驚きました。
自分的には縦読みの行書体がオススメ。雰囲気もバッチリです!
一つ不満があるとすれば、音声がクリックをしても言い終わるか次のセリフまで切れない事です。
この入切機能がついていれば文句無しでした。
フルインストールでも515Mとボリュームの割に少食なのもありがたかったです。
<文章>
[狂気]を演出する為にわざと誤字やカタカナなどを混ぜている場面が多々あるのですが…。
画面いっぱいに句読点無しの誤字だらけの文字!非常に読みにくいです!
確かに狂気はヒシヒシと伝わってきますが、数ページも続かれると、負の感情が芽生えてきます。
<音楽・音声>
音楽…本作品で使用されているBGMは全20曲。ヴォーカル曲はありません。
このゲームの核ともいえる[狂気]、そしてその狂気の中にある日常、人の温もり、悲壮など、十分に表現されているのではないでしょうか。
特にOPにも使用されている[紅]、EDに使用されている[道]を始めとして、その他にも[疾][ハレルヤ][月挟]など印象に残る曲ばかりでした。
(ノベルゲームというより、RPGやサイコホラー作品に使われてそうな曲です)
音声…女性主要16キャラフルボイスです。
作品的に男キャラにも音声がついていて欲しかったですけど…。
声優さんも約1名「あれ?」と思う人がいましたが、その他の方は上手いと思います。
エチィシーンでもがんばってくれていましたし^^;
ただ、狂気演出シーンで句読点無しのところでも、しっかりと息継ぎを入れてらっしゃるので、そこをもっと早口でまくしたてる様にしてくれたら、もっと雰囲気が出て良かったと思います。
<CG>
CG数90枚(差分含まず)。
私的にあまり好みの絵では無かった(キャラの顔、皆一緒だし^^;)のですが、きちんと描かれていると思います。
1話のみキャラの立ち絵のバリエーションが少ない様な気もしますが、キャラ自体の数は多いし、インストール容量からいっても妥当なのかもしれません。
エチィシーンのCGが大半を締めるのですが、凶行シーンのCGはほとんどありません。
せっかくの18禁ゲームですので、ゲームの雰囲気・展開上、もう少し大量殺人現場などのスプラッタ系CGなど欲しかったところです。
コンシューマで内臓ぐちゃ…とか描けませんからね^^;
エチィシーンだけが18禁ではありません。
<エチィシーン>
シーン数36個。
フェラだけの軽いシーンから、集団レイプの重いシーンまであり多種多様。もちろん純愛もあります。
長さも短いものもあれば長いものも有り、あまり不満は残らないと思います。
ただレイプ系は主人公視点だと良いのですが、シナリオによっては寝取られぎみなので、苦手な方は注意が必要です。
ご主人様からお兄ちゃん、おまけシナリオ的なサイドストーリーでは、メイド服にお嬢様に看護婦さんと本編では味わえないエチィシーンまであります。
どうぞご堪能くださいませ^^;
<シナリオ>
本編1〜6話、そしてサイドストーリー3本+1本と、かなりのボリュームがあります。
1話ごとががファンタジー小説の1巻の様な感じで、大きな流れの中の小さな流れが各1話ごとに解決され、謎が少しずつ紐解かれていき…と思うと新しい謎が出て来たりとクリックする指が止まりませんでした。
1〜4話まではこの様な流れで主人公と主人公を取り巻くキャラクター達との関係や[紅]の能力・発生のルーツ、[紅]に成った人々の思想などが描かれています。
5、6話はまさに起承転結の[転]と[結]という感じで、めまぐるしく事体が進展していきます。
さてこのゲーム、視点が話の途中で色々な人に変わります。
視点が切り替わるときは[紅ーくれないー]と出た後なので、大抵○○の視点だな…と判別できるのですが、たまに不明な時があります。
しかし後々、謎が明らかになっていくにつれて「あぁ!あの時のは○○の視点だったのか!」と、ちゃんと判るようになっているので色々と楽しませてくれます。
[紅]になってしまった人の視点などもあるので、主人公が正義![紅]は悪!というのではなく、両者の意見がぶつかり合い、殺し合うという、ただのヒロイックストーリーではなく、人と人、紅と紅狩りという相図を魅せてくれます。
特に4話はそれが出ています。
その為、4話のラストは一見の価値有りです。
セリフが胸にグッときます。
興味を持たれた方は是非^^;
お気に入りのキャラ:藤野 亜梨子
最後に一言:「はい、ご主人様のご命令ですから…。」