Mi・da・ra (塚本診察さん&しょにーふらほーさんのレビュー) | 評価: 5〜6 |
▼ タイトル | Mi・da・ra |
▼ ブランド | ミンク |
▼ ジャンル | ハードエロティックアドベンチャー |
▼ 対応OS | Win95/98 |
▼ メディア | CD-ROM |
▼ 定価 | \8,800 |
▼ 発売日 | 2000/12/08 |
▼ 購入 | あり |
【CG観賞モード 】 | |
【 シーン観賞モード 】 | なし |
【 BGM観賞モード 】 | あり |
【 メッセージスキップ 】 | あり(強制のみ) |
【 メッセージ履歴機能 】 | ビデオ再生時はその回の先頭まで戻れる方式、その他は不可。 |
【 選択肢リターン機能 】 | 選択肢はビデオ再生時のみでその回の先頭まで戻って可能。 |
【 オートモード 】 | あり |
【 ヒント機能 】 | なし |
【 セーブ数 】 | 10個 |
【 エンディング数 】 | 5個(ノーマルエンド含む) |
<ストーリー>
主人公『羽柴 祐斗』は大学に通う大学生。
ある日彼は、キャンパス内で1人の女性とぶつかる。
「それ……あげるわ。」彼女はそう言い残し、自分の落としたビデオテープを祐斗に渡して去って行ってしまった。
……何が映っているのだろう………。
気になった祐斗は、家に持ち帰り再生してみる。
そこで彼が見たのものは……自分と義理の妹『優美』が、淫らな行為を行っている姿だった。
夢とも現実とも取れるような、奇妙な感覚をもたらすその映像の世界に、祐斗は段々とのめり込み。
………そして少しずつ……理性は波へと飲み込まれていく………
<登場人物紹介>
羽柴 優美(ハシバ ユウミ)
女子校を卒業したばかりの、主人公の義妹。
それまでは家族4人で、幸せな生活を送ってた。
人見知りをする、大人しい性格で、なぜか性に対しては強い反発感を持ち、潔癖性。
しかし、あることをきっかけに、突然淫らな夢を見始める……。
武田 夏織(タケダ カオリ)
主人公と同じ大学に通う、主人公の彼女。
プライドが高くわがままな娘だが、さっぱりした性格とその容姿のためか、男達からは人気がありみんな狙っている。
が、夏織はそんな男達は無視して、適当にあしらっている。
その中で、主人公だけには一生懸命な何かを感じて付き合っている。
浅井 瑠璃(アサイ ルリ)
ヒロインの元同級生。 元気でハキハキした性格。
物事に対して積極的で、優美はいつも瑠璃のことを羨ましがっている。
瑠璃も優美の大人しく女の子らしいところに憧れている。
上杉 沢子(ウエスギ サワコ)
神出鬼没の謎の女性。 何故か主人公に付きまとう。
このホームページはミンクより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はミンクに帰属します。
塚本診察さんのレビュー
<システム>
CG閲覧、音楽鑑賞有り。回想は無し。
システムは…やっぱり『いぢりシステム』ですか(笑)
fu・shi・da・raでもあったそうですがやったことないもので(爆
簡単に説明しますと『女の子の胸やら何やらを好きなようにクリックしてくれ』みたいなシステムです。
すると、形が変わったりする訳です(何が?)
しかしこのシステムは個人的な考えを言ってしまうと『期待した程でもないかな』って感じでした。
ここでより強力なシステム『ジョグシステム』のご登場であります。
こやつは恐らくメインであろういぢりシステムをも超えるシステムでありジョグダイアルを回すとまき戻し、早送りが可能。
つまり観たいシーンだけ観て他はすっ飛ばすなどという行為も可能です。
ただし主人公がビデオを観ている時だけですけど(爆
それと画面上にメッセージウインドウが二つ表示されるシステム(ビデオ時のみ)。
予想がつくと思いますが、使えません。
要は二人分の考えが一気に表示される訳です。
臨場感を出すつもりだったんでしょうが個人的にはかなりいただけませんでした。
<音楽・音声>
音声はありで、結構キャラにあってる感じがしました。
音楽は「こんなもんか」という印象です。
ただED曲のタイトル『Night and Day』がとても気にはなっていました。
『おいおい、黒夢か?』とか(笑
無論、黒夢とは一切関係ありませんでしたが(爆
<感想>
一回のプレイ時間がそんなに長くもないので結構連続でプレイできました。
短いという訳でもありませんけどね(笑
ネタがリングみたいな感じなので中々不思議な感じがします。
そう言っても熱中できるゲームでは無い感じです。
結構余所見しながらプレイしてたところもあるので(ぉ
<10点満点での総合評価>
5点。
可も無く、不可もなくってところです。
絵が好きならやる価値があるかも。 あといぢりシステムを体験したい方。
おすすめキャラ:「何がなんでも浅井瑠璃嬢ですね。なんというかヘアピンがツボにはまりました(爆」
塚本診察さんから一言:「結構期待はずれだったT-T」
しょにーふらほーさんのレビュー
<現時点(2004年初頭)で本作を取り上げる理由>
1、プレイ当時はインターネット環境がなく、修正ファイルも入れられず感想を述べる場も知りませんでしたが、本作には思い入れがそれなりにあった為。
2、既に出ている他の方のレビューに補足を加えたい為。
3、2003年12月投稿の「妹、私…」が、実はこの作品を相当まねて作られていると思われる為。
<購入動機>
1、このメーカーで前に出た「ぺろCan2」で、かなり好感触を得た為。
2、絵が気に入った為(2001年に出た、同じ原画家の「青い鳥」も買っています)。
<システム追記>
上記参照の他、
画面サイズは800×600。
動作環境はWindows95/98ですがWindows Meでプレイも問題なく作動。
修正ファイルも使いませんでしたが、これから始められる場合は最初にダウンロード・修正願います(セーブファイル継続不可の為)。
XPについては作動するかどうかは不明。ただ説明書によると2000では動くらしいです。
<音楽・音声>
音楽は、DIRECT SOUNDを使う方でないとBGMとボイスのバランス調節が出来ないようです。
私の環境では、割と綺麗に聞こえていると思います。
音声はおおむね及第点ですが、後で録り直したのがわかる箇所とかがありました。
優美の声は熱演だと思います。
<ゲーム性・難易度>
◇アイテムや一部パラメータ判定によるゲーム性の高さ
本作は主人公がビデオを見る際に選んだ結果が現実世界に影響を与え、ひいては運命を決める…という訳ですが、エンディング自体のパラメータ判定はゲームを続けるうちにわかるようになってきます。
本作の場合、エンディング自体よりもビデオの中での分岐の方が面白く、別のビデオでアイテムを手に入れていないと特定ルートに入れなかったり、パラメータが一定値以上でないと進めないルートがあったりと、特に終盤がどのビデオを選ぶかを含めて(最終的には5本)何度も楽しめる展開になっています。
私は当時一部のヒントを雑誌で見てしまいましたが、ヒントを見なくてもなんとかなるようにも感じました。
◇選択肢には一貫性のない場合もあるが、パラメータ表示と巻き戻しにより救済
本作は選択肢により「エロス」と「タナトス」の2つの数値を変えてゆき、その数値の比較や絶対値により現実世界のシナリオが変わります。
沢子からもらったビデオテープに触れた優美・夏織・瑠璃・主人公の友人が順次ビデオに登場、ビデオの内容がヒロインの夢に現われ主人公とヒロイン達の関係が変わって行きます。
選択肢には一応の傾向があり、主人公がHに積極的だとエロス上昇・逆で下降、主人公が夏織や特に瑠璃を選ぶとタナトス上昇・優美を選ぶと下降となることが多いです。
但し実際には、合計5本のビデオは登場人物の追加やビデオの再生回数等により段階(フェーズ)が上がる為、同じ場面の選択肢でもパラメータ数値の変化が異なるのでその変化を見て巻き戻し等により調節を行うことになります。
また特定の状態での不規則な変化もあります。
私が知っている例では、「明治」のビデオの第3段階で瑠璃寄りで選ぶと原則ではタナトス値+2ですが、タナトス自体の数値が60前後を超えるとエロス値ー2が追加になります。
パラメータの数値は現実世界だけでなくビデオの一部のルートにも関わり、あるビデオで看護師の優美・夏織・瑠璃を登場させたい場合と、別のビデオで優美と過激なプレイをやる場合にパラメータ判定があります。
<感想>
◇ダブルメッセージは設定で改善可能だが…
ビデオ再生中に優美の心情が文字や音声で出る「ダブルメッセージ」について「気持がよくわかる」との好意的評価と、「うっとうしい」との否定的評価があります。
ただ後者についてはゲームの設定でかなり改善出来ます。
音声カットは当然ですが「メッセージが非表示でも…」にチェックを入れ、プレイ画面で上の枠を右クリックで消去を行うとかなり良くなります。
ヒロインの声を音のみで聴きつつ、状況描写と主人公の台詞を1個の枠で読むという形になります(枠が相当下で読みにくいですが)。
但しこの場合でも並行処理ですので元々要らないと言う方には不満かもしれません。
◇「いぢりシステム」は「Fu・shi・da・ra」よりむしろ後退
まず服を着たままのヒロインが横たわり、胸・股・口等にカーソルが合うといぢりポイントが出ます。
それに順次「手で触る」「脱がす」「(主人公が)舐める」「アレ」のマークが現われ、主人公がある程度手順良くいぢるとHに持ち込めるのが前作です。
しかし本作では大幅に簡略となっています。
それぞれのいぢり場面で1箇所(胸・股・バイブ等)しかできず何回かやると飽きてしまい、操作によっては音声が飛んだりスキップが止まり繰り返しプレイに悪いなど、良い点が見つかりません。
一方「脱がし」については現実部分の優美とのラブラブHと強姦前の2箇所にあり、全脱ぎ・半脱ぎ・ブラずらし等でHができますが、それぞれ先頭でセーブファイルを作り何回か繰り返せばすぐ終わってしまいます。
いずれも良い方向に進化できず、後退と言わざるを得ません。
◇ビデオ再生の飛び飛びの選択肢による実用性の欠如
非現実で繰り広げられるH自体はシチュエーションもシナリオ側で自由に設定できる為、様々なメニューとパターンで陵辱が行われます。
しかし盛り上がって来たところで選択肢が現われ流れが止まってしまう印象を受けます。
◇セーブファイルの少なさと回想モードがないのがお互いに悪影響
更にそれぞれのビデオにおいて段階によって別の台詞・展開が出ることや、アイテムの取得状況とパラメータ値により制限が加えられるので、回想モードがない以上セーブファイルを作る必要がありますが10個しか作れません。
結局その時見たいシーンがすぐ見れないという、このジャンルのゲームではとても困ったことになっています。
◇シナリオは十分納得のゆく作りで、沢子の思いも理解可能
一方シナリオの展開は上手く出来ています。
主人公と優美が実は両思い、しかし主人公は兄の立場もあり、優美は母の淫らな姿に衝撃を受け性行為に嫌悪を持っています。
そこで沢子は主人公にビデオを渡し、優美に淫らな夢を見せつつ、2人がお互いを異性として認め正しく向き合うように導こうと試みます。
その通りになるかは主人公の選択次第という訳です。
よってただ優美を求めるだけでは、良い結果にならないという作りも理解できます。
もっとも私は最初のプレイでは、中盤を過ぎてやっと瑠璃がビデオに現われたので目新しさから瑠璃を選んでいたら、最上位のエンディングになり、その後プレイを続けるうちにそのことに気づきました。
ハッピー系のルートでは終盤に主人公と優美がお互いの問題を超えて心から触れ合う様子が描かれ(この時点で結ばれるとは決まっていませんが)、非現実とは言え陵辱との対比で一層引き立ちました。
◇ビデオ部分の色使いに不満
本作では非現実であるビデオ部分は、1本ずつ1つの色をベースに特殊な色使いで描かれています。
エンディングのムービーを見るまでは別に構わないと思っていました。
どころがムービーで出るビデオの絵が普通の色で描かれていて、思わず「どうしてこの色でプレイできないの」と嘆いてしまいました。
せめてどちらの色でも選べれば良かったのですが…。
結局原画家さんの綺麗な絵は翌年出た「青い鳥」で堪能致しました。
<10点満点での総合評価>
個人的には高い評価を与えたいですが、客観的には問題点も多いので6点です。
<お気に入りキャラ>
浅井瑠璃です。
可愛いのか小悪魔なのか打算的なのか、どのようにも染まりそうな所が好きです。
誘われた時パラメータで断ることがわかっていても惜しいと思います。
中盤に、主人公が彼女で自慰行為をやる部分が好きです(それでも結局優美と結ばれることもあるけど)。
夏織は性格が…、優美は勿論嫌いではありませんが押しがいまいちです。
<最後に一言>
最近のミンクの作品で回想モードが素晴らしく良くなったらしいので、そのプログラムをこのゲームで使えるよう修正ファイルを作って欲しいです。
あと色指定の変更も。(まぁシステムが違うので無理だとは思いますが…)
あるゲーム以来ミンクは購入対象から外れています。
回想モードは始める前に全て選択肢を先に選べると途中で止まらずに済むので、使い勝手が格段に上がります。
ただ本編を切り取るのでなくそのような配慮があるととても嬉しいのですが…。
君が望む永遠 (DAIさん&ちぇすたーさんのレビュー) | 評価: 9〜9.5 |
▼ タイトル | 君が望む永遠 |
▼ ブランド | アージュ |
▼ ジャンル | 純愛AVG |
▼ 対応OS | Win98/2000/Me/XP |
▼ メディア | CD-ROM |
▼ 定価 | \8,800 |
▼ 発売日 | 2001/08/03 |
▼ 購入 | あり |
【CG観賞モード 】 | |
【 シーン観賞モード 】 | あり |
【 BGM観賞モード 】 | あり |
【 メッセージスキップ 】 | あり |
【 メッセージ履歴機能 】 | あり |
【 選択肢リターン機能 】 | なし |
【 オートモード 】 | あり |
【 ヒント機能 】 | なし |
【 セーブ数 】 | 無限 |
【 エンディング数 】 | 7個(各キャラ別END) |
<ストーリー>
主人公 鳴海
孝之は、将来の具体的なビジョンを持てずに周囲に流されて生活している白陵大付属柊学園3年生。
親友の平 慎二、速瀬
水月たちから進路の話を聞くたびに漠然とした焦りを感じていた。
7月の夏祭りの日、待ち合わせに遅刻した水月は、親友の涼宮遙をつれてやってくる。
その彼女は数日前本屋で出会った、内気な女の子だった。
それ以来、何かと3人の輪に遙を加えようとする水月。
しかし、遙の自分を避けようとする仕草に、孝之の苛立ちは募っていく。
そんなある日、3人の行きつけである学園裏の丘に呼び出された孝之。
そこで待っていた遙から、好きだと告白される。
内気な彼女の勇気を振り絞ったひとこと。
彼女を傷つけることを恐れた孝之は、その言葉を受け入れてしまうのだが…………
このホームページはアージュより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はアージュに帰属します。
DAIさんのレビュー
<音楽>
BGMはCD-DAで曲数は全28曲。
聞いた感じでは可もなく不可もなくってな感じでした・・・。
が!盛り上げる場面ではきちんと盛り上げます(まあ期待は裏切りません)
ボーカル曲が2曲入っているのですが、この2つはシングルで出してもおかしくない出来です。
OP曲「Rumbling
hearts」ED曲「君が望む永遠」ともに最高の出来だと私自身評価しています。
音楽に関しては言うこと無しです。
<音声>
フルボイスです。 ゆえに男性も声入ってます^^;
演技力も群を抜いてよい出来となっています。
最初聞いたときから違和感有りませんでした。
サブキャラの声優さんの名前はわからない…知ってる人が居たら教えて!
カッコ内は私の感想です。 その人の台詞では有りませんので!
涼宮遙:栗林みな実(声が…好き…)
速瀬水月:石橋朋子(う〜。一途…)
涼宮茜:上原ともみ(兄弟揃って声で落とすとは…しかし…可愛い)
穂村愛美:雨宮麻紀(普通だったなぁ…しっとりした声でした)
大空寺あゆ:大友清里(「うが〜っ」て台詞がたまりませんでした)
玉野まゆ:吉田恭子(「まことかぁ!?」って台詞は不自然さがなかった。すげぇ)
天川蛍:窪田聡子(ナース小っちゃいキャラ!)
星乃文緒:北都南(おねーさまー!)
香月モトコ:小林まりこ(何で攻略無いの!?怒るよ!)
平慎二:安藤正輝(最高の親友でした!とてもいいやつ。声もピッタリでした)
<感想>
最初に出会ったのはHPだったかな? その後第一章のみの体験版配布を知った。
これがなんと私だけではないはず。
プレイヤー達の心をくすぐった! それはみな、続きを知りたかったためである。
体験版にしては異例の4時間ほど遊べるゲーム。
しかも内容は音声以外本製品と全く同様のものであった。
特に上手かったのは配布後から製品版がでるまでの間。
これは色々と考えさせられた。 あの人はああなったに違いない…とか遙や水月はこうこうこうなったとか…
考えれば答えを知りたくなる! そうして製品版の欲しい!という意欲は掻き立てられていった!!
実際、製品版プレイ!
………
普通、一回第一章はやったのでだるいなぁって思ってたけど...音声はいって一言!
「…(泣)」←感無量!!!!!
オートモード搭載なので飲みながら、マッタリとプレイ…
そして第一章終わり…
「…はっ!そうそう 。これからが知りたかったんだ!」
と我に返る
そして第二章プレイ…
もともと遙を攻略しようと思っていたので根気よく攻略に励む!
励む!励む!励む!
「…水月…」
心揺れる!←いかんいかん
再び思いを遙に戻して…そして色々な場所のHPのレビューを見て振り返って
俺:「(心の中で思ってる事)孝之...お前の評判は悪いぞ!よく優柔不断って聞くけど...こんな場面に遭遇したら確実にこうなるよね…お前は正しい!」
なんて思いつつ再び攻略中〜〜
遙:「夜空に星が瞬くように…」
俺:「…泣」
そして攻略終了
俺:「ありがとーageさん!!!!」
攻略後に思った事は攻略した事のある人しか分かりません(きっぱり)
だもんでご購入の方を!
※プレイ総時間は長いです。 大体20時間くらいかかります。 が、だるくなるところは有りません。
※エロシーンは多彩です。 純愛にしてはあるほうです。
期待度60%くらいかな
※第二章は心の強い方でないと辛いです。 人の弱い部分。 それによってもたらされる運命。
などが鮮明に描き出されていました。 遙を思う気持ち。 これが一途なんだ!って思っていても...
そういう部分が今回の作品の話題となっている事です。
※純愛を求めてやまない人はこれをやらないと始まりません(ka○onとかと一緒)
とにかくやりましょう!かって損はないです。 っていうか何かをくれます(物じゃないよ)。
※鬼畜好きがやるとどうなるかなぁ…(多分何も心に残らないかも…)
<10点満点での総合評価>
ここまで誉めているのですが9.5点でしょうか?
最近ではサントラ、ドラマCDの方も充実しているのですが...
今後の作品までの経過が...それによって支障をきたすのはどうかと...
(ドラマCDの方も文句無しなのですが...早く次回作が欲しいのよ〜)
まあ次回作がいつ出てもよいって人は10点ですかねぇ。
おすすめキャラ:涼宮遙ですね。この子以外の攻略は少し勘弁って思いました。
攻略とは別問題なら涼宮茜もスキっすねぇ(前にも言ったけど兄弟揃って…
くそ!好きだ!)ミーナ
DAIさんより一言:誰の攻略でも構いません。
自分がこれだ!と思った人を『一人』クリアするのをお勧めいたします。
なにか心に残るものがあるので。
ちぇすたーさんのレビュー
<システム>
セーブ可能領域の多さに驚きました。
よってセーブ数をあまり気にかける事なく進められるので、この点は評価出来ます。
但し増やし過ぎると収集付かなくなります^_^;
一応、『重要度チェック』なる機能が付いておりますが、これも多用すると分かりづらくなると思われ、個人的には微妙な印象を受けました。
しかし、適度に使えば役立ちますので、ご利用は計画的に^^;
<グラフィック>
原画はバカ王子ペルシャ氏。全体的に綺麗だという印象を受けます。
塗りのムラも無く、背景も上手くまとめられていてとても見ごたえがありました。
あとはなんと言いますか…各キャラの髪の色が割とそのまんまキャラのイメージを投影している印象が若干強いですが、これは主観でしょうか^^;
あとサブキャラクターのCGの数はそれ程多い方ではないですが、質は主役級に劣らず良いと思いました。
そしてなによりプレミアのPage7に綴られているあのお絵かき風イラスト…見ていて面白いです。
心が和むといった感じの言葉がぴったりな印象を受けます。
特に遙伝説は……。
<サウンド/ボイス>
まず音楽に関して…。
ボーカルインのOP曲とED曲は多くの方が高評価を付けておられますが、私もOP曲の『Rumbling hearts』は屈指の名曲と思います。
映像効果が手伝って、物語のOPとしてはこれ以上ない程インパクトの強い仕上がりになっています。
その一番の功労者は前述のOP曲にあると言わざるを得ません。
ちなみにED曲でゲームのタイトルにもなっている『君が望む永遠』ですが…これは個人的には受け付けなかったです(好きな方御免なさいm(_
_)m)
しかしEDとしての効果は引き出せている印象を受けたので、その点に関しては良い出来だと思います。
その他の曲に関しては全般的にしっとりした雰囲気の曲が多く、物語をもり立てるという意味ではどの曲にも満足いく結果と言えるでしょう。
個人的には『嗚呼人生に喜劇あり』『雨雲』『誰にでもある明日』『終わりを迎える日まで』といった所が大好きです*^_^*
次にボイスですが、フルボイス仕様。
男女共に物語に直接関わってくる人物とそうでない人物と居ますが、いずれも高レベルとなっております。
キャラと声に違和感もなく、問題ないです。
ボイスで気に入っているのは遙、茜、あゆの三名☆
遙の良い所は…言うまでも無いでしょう☆(やられた、僕はやられた)
茜は一章と二章での変貌ぶりが見事に演じられていて、とても良かったです。
そして何より大空寺あゆ!
普段の声も楽しくて良いけれど、化けた時の声が最高です☆
ずっと化けていてください(ハート…と思ったけど、あの普段の声が化けてる声って事もあり得るし…うーんどうなんだろう?…と言う感じで、とにかく初めて聞いた時はびっくりしました。
<各キャラとそのシナリオ(主に感想)>
涼宮遙
キャラとして一番好きです。
高校時代のあのあどけなさが最高です>▽<
シナリオとしてはある意味一番楽にプレイできたように感じます。
何というか、あまり余計な事考えずにスラスラっと^^;
しかし、EDが少しパンチ力不足な印象を受けました。
あそこまでいったら高校時代の仲間たちと一緒に、『あの丘』に登ってほしかったなぁ…と。
よってもう少し、突っ込んで欲しかったです。
EDまでのストーリーは大変良かったと思う分、最後が「うーん…」でした(´・ω・`)
速瀬水月
この人が主人公に惚れ込んだ明確な理由…ってのは最後まであまり良く分からなかったです。
第一章から登場しているのにもう一つ描写が弱いような…。
物語の転機で彼女の果たした役割とその存在は凄く大きなものだし、第二章以降はどんどんその内情が出てきているので、どうにか移入出来たという印象があります。
シナリオはEDも含めると彼女のが一番しっくりきました。
いや、ある意味一番まとまったEDかと思うのですが、妙に切ないです-_-;
涼宮茜
EDまでのストーリーは彼女が一番気に入ってます。
キャラとしてもその立場上からか、話が進むにつれてどんどん魅力を感じる様になります。
何より高校時代の遙の衣装をまとって現れたあのシーン、実際目の前で繰り広げられたらどうなるのでしょうか?
何かこう、全てが反則気味な気がしました^^;
悔しいくらいツボでしたねぇあれは^_^;
EDは…その後の状況が最も気になるっていえば気になるのですが、これも賛否両論あるみたいです。
僕は特に気にしてませんでした(ぉ
以下順不同でサブキャラクターを☆
大空寺あゆ
ゲームの中でなら是非欲しい人材ですが、実際居てほしくないキャラですね^^;
彼女の残した数々の名言は決してリアルでは言ってはいけません^^;
ストーリーは…そんなに難しい内容でもなかったので、ついて行く分には問題なかったですが、何か周囲の人物を不幸にしてでも幸せになってるみたいで、その辺は微妙でした。
あとED、あれはあれで良いのでしょうか?
ある意味一番怖いEDではないかと思います^_^;
玉野まゆ
この人も実際居られると…かな^^;
こちらの方の名言はノリで口走りそうで危ないですが、まぁそれはさておき、こちらもストーリーは難しいものじゃないと思います。
しかしど〜も彼女とのHシーンがしっくりきません。
なんか犯罪に手を染めているみたいで^^;
このキャラに関してはHシーン無しでもいい気がしましたが、それだと18禁ゲームとして成り立たないので極端な個人思想として留めるとします。
星乃文緒
通称ふみおっち。何で彼女だけTrue Endがないのでしょう?
このゲームで彼女と運命を共にする事はCG回収が目的とみてプレイするのが良いかもしれません。
個人的に彼女とのHシーンは絵として評価出来るので、そこら辺はは少し期待して頂いても良いかと…。
恐らくこのゲームで一番純粋にエロいです^^;
穂村愛美
通称マナマナ。彼女も第一章に登場しますが殆どオマケみたいなものです。
第一章でのやり取りはあまり第二章に関係してません。
まぁこのゲームは散々鬱ゲーと言われてはいますが、ここが一番鬱になるんじゃないでしょうか?
正直、このシナリオに関しては君望とは別空間として考えた方が良い思います。
HシーンもそれにまつわるCGも異色です(汗)
天川蛍
彼女のシナリオはレビューによっては高評価されてるものも多々あります。
まぁサブキャラの中では一番まともですし…他のヒロインシナリオがあり得ないという考え方もあります^^;
例によってHシーン諸々が強引な印象を受けました。
しかし、それ以降は真摯にプレイ出来るのではないでしょうか。
EDは個人的には可もなく不可もなくといった所です
天川シナリオとは関係ありまっせんが、文緒っちは天川さんシナリオの方が映えているように思えます。
<総評>
キャラとシナリオについては割と文句垂れてますが、全体的に見て素晴らしい出来だと思います。
大筋のシナリオのバックボーンがかなりしっかりしており、各キャラクターの描写が人間くさい感じがして(少し行き過ぎている所はこの際置いておいて)共感出来る箇所は多かったです。
また他のレビューでは主人公がヘタレとして扱われることの多いのですが、僕はそんなにヘタレてる印象は受けませんでした。
多分僕もヘタレなのでしょう^^;
それはさておき、第一章に関してはここでどれだけ表面上の君望世界にのめり込めるかで、第二章への心の持ち方が変わってくると思います。
最初で主人公と共に遙とのむずかゆいまでの生活にどっぷり浸かってしまうと(僕のように)第二章をプレイするまでに半月以上の長い年月を費やしてしまうこともあります。
あの時、僕は頭が真っ白になったままPC睨んでいた記憶があります。それくらいあのOPは衝撃的でした。
気を取り直して冷静に進めていくと、心理描写や情景描写の効果に再度心を打たれました。
攻略に関しては割と手こずった記憶があり、攻略サイトを参考にしてしまいました。
Hシーンに関してはCGの使い回しが若干あるものの、ボイスと相まって良く出来ていると思います。
淡く甘酸っぱい若い時のピュアな気持ちが思い出されます。
第一章ではほんの少ししか無かったので色んな意味で少し不安でしたが、第二章であらかた解消されるでしょう。
まぁ元々純愛系ですし多大な期待は禁物ですが^^;
ただ多くの方も言っているとおり、長いです。
原因の一つは主人公の葛藤ぶりにあるのですが、果たしてこの主人公をヘタレと思うか、優しいと思えるかどうかが、この物語に感情移入出来るカギかもしれません。
<10点満点での評価>
点数をつけるなら……10点満点中8点。
これに遙伝説がプラス1ポイント加わって総計9点といったところです。
これはかりは高評価ですが、アニメ化も納得の名作と言って良いでしょう。
人として、人間として、色々と考えさせられる作品であります。
弱さ、儚さ、切なさ…挙げるとキリがないくらい、こういう言葉がこの作品を取り巻いています。
それをどうくみ取り、自分がどう考えるか…多分今後の自分に少なからず影響を与える可能性を残した作品と成りうると思います。
お気に入りのキャラ:遙…高校時代も、そして三年後の遙も好きです。
それにしてもあの激甘恋愛生活を再現するのは…。
最後に一言:「第一章にどこまで浸かってしまうか、これが君望のおっかなくも面白い部分かと思います。
最後まで目を離すことは出来ない、そんな作品であるなと思いました。」