Night Demon−夢鬼− (zaku2さんのレビュー) | 評価: 5 |
▼ タイトル | Night Demon−夢鬼− |
▼ ブランド | ALICESOFT |
▼ ジャンル | コマンド選択式ADV |
▼ 対応OS | Win98/2000/Me/XP |
▼ メディア | DVD-ROM |
▼ 定価 | \7,500 |
▼ 発売日 | 2003/08/29 |
▼ 購入 | あり |
【CG観賞モード 】 | |
【 シーン観賞モード 】 | あり |
【 BGM観賞モード 】 | あり |
【 メッセージスキップ 】 | あり(未読・既読判別なし・CTRLキーのみ対応) |
【 メッセージ履歴機能 】 | あり(ホイール対応) |
【 選択肢リターン機能 】 | なし |
【 オートモード 】 | なし |
【 ヒント機能 】 | なし |
【 セーブ数 】 | 20個 |
【 エンディング数 】 | 20個 |
<ストーリー紹介>
それは突然現れた。
空に稲妻が走るように、線から帯へ、ピンク、イエロー、グリーンと混濁したパステルカラーの別の何かが姿を現した。
空に生まれた別の何か―――
後にツヅキと呼ばれるものが世界に訪れた日・・・・。
ツヅキはいつも、前触れなしに突然空に現れる。
固定された一カ所ではなく、世界中の空に現れては、消え、また気まぐれに現れる。
そんな、気まぐれに発生する事象とほぼ同時期に不可思議なイキモノがこの世界に現れ出した。
その姿は人と変わりなく、あらゆる人語を解し、喜怒哀楽を持つ。だけど、人間とは明らかに何かが違うモノ達。
そのイキモノをいつしか人々は畏怖の念をこめ、『夢鬼(ユメガミ)』 と呼ぶようになった。
主人公の朱華(シュカ)はそんな世界の中で、「69(シックスナイン)」というバーのバーテンダーとして働いていた。
このホームページはALICESOFTより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はALICESOFTに帰属します。
<システム補足>
上記参照。
動作は重くなく、安定しており、さすが老舗って感じです。
ただし、ウインドウからのショートカットが少なく不便です。
メッセージスキップも、上記を見ればおわかりになると思いますが、使い難いです。
セーブ数も、エンディング数を考えると全然足りません。
ディスクレス起動は不可です。
(サイトによってはディスクレス可能といってますが、何故でしょう?)
スタッフロールが飛ばせないのも、エンディング数が多いこのゲームではイライラします。
オートモードはありませんが…多分あっても使わないです。
あと常時セーブ・ロード不可はそろそろ改善して欲しいです。
回想シーンですが、これはエッチだけでなく普通のシーンも選択できます。
ただしかなり使いづらいです。
「メインルート05」とか書かれても何なのかわからないですよ…(つД`)
それにしてもインストール容量730MBなのにDVDで出す必要はあったのでしょうか?
<音声・音楽>
なんと音声はありません!今時珍しいです!
大悪司とかランスシリーズとかはなくても良いと思いますけど、今作のようなキャラ同士の掛け合いが主体のゲームで、しかもCARNELIAN女史が原画なのに…。
エロチックも期待でき、是非ともつけて欲しかったです。
シナリオを読む際に声が入ってると嫌がる人も少なくないらしいですが、一応入れといてオプションでカットできるようにすれば良いと思うのですが…。
DVDの意味があるのかはなはだ疑問です。
BGMについては、単品で聞くほどの深みはなく、小粒にまとまっていますが、結構良い感じです。
楽曲担当のDragonAttack!氏が、シナリオを喰わないBGMを基本方針としてるようなので、同社のshade氏と比べてインパクトに欠けるのは仕方ないかもしれませんが、メロディがしっかりしており、音源もキレイですので、雰囲気づくりにはかなり貢献していると思います。
音楽としては並かもしれませんが、BGMとしては優秀です。
ゲームBGMはこうあるべきとも言えるBGMです。
また蝉の鳴き声などの効果音も、豊富で雰囲気が出ていて良いと思います。
<グラフィック>
メイン原画はかのCARNELIAN女史!
そして私はCARNELIAN信者!
…綺麗です。何も言うことはありません。
季節にあわせて変わる個性的な服装が見ていて面白かったです。
立ち絵と別にメッセージウインドウの横にでてくる表情グラフィックも、表情豊かで良い感じです。
一枚絵にいたってはもはや神の領域!
立ち絵にしても一枚絵にしても、人物絵に関してはやっぱり絶対的に安全圏です。
むしろこの絵で満足できないと言われてしまってはこの業界はお手上げなわけで…。
塗りも丁寧で色彩の使い方もよく、いい感じです。
ただ、豊富な立ち絵・表情グラフィックに比べ、一枚絵はやや少なめな気がします。
シナリオサイズを考えると妥当かもしれませんが…。
背景などに関しては可も無く不可も無く…。
<シナリオ・内容>
場所移動・コマンド選択式のオーソドックスなADV。
他のアリス作品のような、シュミレーション要素は一切ありません。
それにしても…はっきり言って“かったるい”、この一言に尽きます。
まずエンディング数が無意味に多く、コンプに時間がかかります。
その上、移動先の選択が多い為、テンポが非常に悪く、システムの使い難さも相まって、ストレスが溜まります。
エンディングも最後の最後で無理矢理解決させたものや、エンディング自体の必要性を感じない蛇足的なものが多いにもかかわらず、TrueEndを見る為にクリアしなければならないというのは、苦痛以外のなにものでもありません。
TrueEndのまとめ方は丁寧で納得できたので、「終わり良ければ全て良し」形式で終われたのがせめてもの救いです。
シナリオサイズは、ルートによってかなり差はありますが、全体的に普通、もしくはやや短めといったところです。
少し中途半端な感じがしました。
内容についてですが、オカルト風味な伝奇物です。
夢鬼とか興味を引くキーワードが色々出てきますし、文章も良い感じです。
BGM・効果音の助けもあって雰囲気をよりいっそう盛り上げています。
感動とかはありませんが、読んでいて面白く、次々読みたくなります。
ただ…あまり印象に残りません。
プレイしてる最中は楽しめますが、終わって数日したら忘れてしまう確立が高いです。
ちょっとしたテレビドラマのようなものだと考えて頂けると、わかりやすいと思います。
一番不満なのは、キャラクター描写の淡白さです。
シナリオにおいて、まずオカルト設定ありきな面があるので仕方がないかもしれませんが、あまりキャラクターにスポットが当たらなかったのが残念です。
まず“ましろ”以外のキャラは全員脇役と見てもかまいません。
会話などにおいても全体的に主体性に欠ける人間が多く、しかも脇役ということで心情描写などのキャラごとの掘り下げもほとんど無い為、あまり惹かれませんでした。
そして、肝心の“ましろ”も何がしたかったのか、良くわかりませんでした。
と、言いますか…いったいましろには自分の意志というものがあるのだろうか???
雰囲気もさることながら、人物間の会話主体の本ゲームにおいて、登場人物のこの魅力・人間味のなさは致命的でしょう。
キャラ個別エンディングもとってつけたような、いい加減さを感じてしまったし…。
結論を言うと、音声を削ってまでやるほどのシナリオではないと思います。
感動とか心に残るものはないですし、キャラへの愛着もつきにくいです。
ひじょ〜〜に、残念です。
<エロ>
はっきり言って薄いです。
ちょっとでも期待してはいけません。
第一声がないのがかなり痛いです。
最近の声優さんの著しい成長によって、耳が肥えてしまってる近年のエロゲオタ(ずばり私ですが)にとってはなおさら痛いでしょう。
テキストも淡々と状況描写を繰り返すだけで、色気がありません。
尺も短いです。
数も少ないです。
シチュも普通のものばかりで貧弱です。
フェラチオという行為でさえ、この作品ではトップクラスのHシーンです。
もし本作で実用性を求めるのなら「視覚情報だけあれば後は脳内妄想で万事大丈夫ですが何か?」と言えるくらいの強い心を持ってお臨みください。
絵は流石に最高品質です。
顔もオッパイも肌もみんな綺麗です。
やはり美人はいいもんです^^;
見てるだけでチ〇コも私も幸せです^^;
しかし総じて、女体のえっちぃパーツを強調しない、きわどいアングルがない…と、非常に残念です。
塗りも綺麗ですが、淡白で汁気も少ないです。
ちなみに原画CARNELIANさんですが、今回は♂×♂はありませんのであしからず…。
<10点満点での総合評価>
5点。
中途半端に「顔のない月」をパクった雰囲気ゲーにして絵ゲー…そんな感じです。
絵を除くと結構地雷スレスレな感じがあります。
伝奇物好きで雰囲気良ければOKという人なら買いでしょうか…。
それか俺のようなCARNELIAN信者^^;
ところで、評価とは関係ありませんが、女性には評判良いようです。
お気に入りのキャラ:主人公・朱華…ヒロインよりも彼の方が目立ってたという罠。
ヒロインはみんな美人なのに…彼はもっと美形^^;
最後に一言:「大手が大物を無理して使っても上手くいかないものですね。
エ〇フの某らいむいろなんかがその好例ですね。
これがあのCARNELIAN伝説復活の兆しでないことを祈ります。」
巫女さんだーいすき (zaku2さんのレビュー) | 評価: 7.5 |
▼ タイトル | 巫女さんだーいすき |
▼ ブランド | SCORE |
▼ ジャンル | 巫女さんご奉仕アドベンチャー |
▼ 対応OS | Win98/2000/Me/XP |
▼ メディア | CD-ROM |
▼ 定価 | \8,800 |
▼ 発売日 | 2003/11/28 |
▼ 購入 | あり |
【CG観賞モード 】 | |
【 シーン観賞モード 】 | あり |
【 BGM観賞モード 】 | あり |
【 メッセージスキップ 】 | あり(未読・既読判別あり・Ctrlキー対応) |
【 メッセージ履歴機能 】 | あり(ホイール対応・音声リピートあり) |
【 選択肢リターン機能 】 | なし |
【 オートモード 】 | あり |
【 ヒント機能 】 | あり(バッドエンド時) |
【 セーブ数 】 | 60個 |
【 エンディング数 】 | 5個 |
<ストーリー紹介>
幼い頃に両親と死に別れ、孤独に苛まれながら生きてきた主人公『永倉剣之介』。
定職にも就けず、フリーター生活を送っていた剣之介は、ある日、交通事故に巻き込まれてその短い生涯を閉じることになった。
―――のだが、自称・死神の『リリシア』によると、剣之介は間違って殺されたらしく、このままではマズイので、生き返らせてくれる所へ連れてってくれるとのこと。
問答無用でとある神社に連れてこられた剣之介は、『リリシア』から巫女装束に身を包んだ三人の女性を紹介される。
『新宮静佳』、『新宮灯莉』、『新宮千麻紀』それぞれ年相応の無邪気さを持つ三女。
『リリシア』から事情を聞いていた三姉妹は剣之介を生き返らせることを承諾し、蘇生の儀式を行ったのだが―。
ある事情により儀式は失敗。剣之介は、狂いそうなほどの性欲が湧き出し続け、定期的に射精しないといけない身体になってしまったのだ。
『儀式が失敗したのは私たちの責任です。ですから・・・・。
あなたが生き返るまで、私たち姉妹が毎晩、あなたにご奉仕いたしますわ』
突拍子も無い申し出に戸惑いながらも、剣之介はその提案を受け入れ、こうして一つ屋根の下、巫女姉妹たちとの共同生活が始まったのだった。
<キャラクター紹介>
新宮 静佳(しんぐう しずか) CV.青山ゆかり
成熟した肉体と優しい眼差しを持つ三姉妹の長女。
おっとりしていて頼りなさそうに見られることも多いが、いざというときは行動力があり、意外にしっかり者。
両親とはすでに死別しているため、三姉妹の長女として妹たちの母親代わりを務める。
新宮 灯莉(しんぐう あかり) CV.鷹月さくら
気が強くて短気な次女。
勝ち気な性格で剣之介とは喧嘩ばかりしている。
幼い頃の自分の軽率な行動が両親の死の原因だったと思いこんでいるため、『立派な大人になろう』と気負い込み、強がっているが、本当はとても寂しがり屋。
趣味は料理とぬいぐるみ集めで、好きな男の言うことならば、どんなことでも聞いてしまう、とても健気な女の子。
新宮 千麻紀(しんぐう ちまき) CV.北都 南
天真爛漫で無邪気な新宮家の三女。
剣之介を一目見たときから気に入り、『おにーちゃん』と慕う。
楽しい日々を送っている千麻紀には、剣之介には言えない重大な秘密が・・・。
リリシア CV.桃華ちゃん
ノーテンキでドジばかりしている死神の少女。
自分のミスで殺してしまった剣之介に生き返ってもらうため、新宮神社に居候しながら剣之介に奉仕している。
天然ボケでドジッ子で―――だが、なぜか憎めない。
物事を超がつくほどポジティブに考える、幸せな性格をしている。
将来の夢は『課長になること』。
そんな微妙なポジションを目指し、日々奮闘中である。
永久 CV.海原エレナ
遠い昔から新宮神社の裏山に住む妖狐。
あることがきっかけで剣之介と知り合い、意気投合する。
そして、剣之介への想いが募り―――永久は人型に変化する。
無口で無表情ではあるが、剣之介への想いは一途で寂しがり屋。常に剣之介にくっついている。
人型になったあとも基本的には獣の野性を残しているため、大好きな剣之介の子種をねだるようにセックスを繰り返す。
このホームページはSCOREより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はSCOREに帰属します。
<システム補足>
ほとんどは前作の「先生だーいすき」と一緒です。
まずそちらをご参照ください。
前作で書き忘れたのですが、前作も今作も1クリックでのボイスリピートが搭載されています。
エロのとこを見ればお解りになると思いますが、こういう趣向のゲームでは重要ですね。
その上で変更点をご紹介。
まずオートモードがつきました。
ほんとにうれしいです。ありがとうSCOREさん!
…まさか今時オートモードがついたぐらいでこんなに感激するとは思いませんでしたけど…。
その一方でプロテクトにAlpha−ROM採用。
しかも、今までのAlphaとバージョンが違うので今までOKだった人も誤爆発生しているようです。
多少は警戒しとく必要があるかも…。
そしてそれによってディスクレス起動不可。
だってこれ抜きゲーですよ!?
抜きゲーでディスクレス起動不可になるどういうことが起きるかというと…。
ある12月の寒い日。
一人暮らしのエロゲー大好き青年のA君がいました。
A君は「『まいにち好〇にして』もそろそろ飽きたし、久々に灯莉たんのフェラで一発逝くか」
などと言いながら、おもむろに下半身全裸となり、巫女さんだーいすき(以下「巫女大」と略)をプレイしようとしました。
「ああそう言えばコレ起動ディスク要求だっけ…めんどくせぇ…ええとCDどこにやったけな…」
ずぼらなA君はこのようにしょっちゅう物を無くしてしまうクセがありました。
お世辞にも片付いているとは言いがたい部屋の中、A君は探しました。
しかし、いつまで経っても見つかりません。
チ〇コ剥き出しなのも忘れ、A君は巫女大のCDを必死に探しました。
A君はあせりました。
そして約一時間後。
念願の巫女大のCDを、机の裏側からようやく見つけました。
しかし、その頃のA君には巫女大で抜こうなどというテンションは既になく、何よりも一時間以上も冬の寒気に晒されたA君の大切なチ〇コは、まるでモビルスーツのグフのような色になっていました。
A君はその夜泣きました。
…なんてことになるんだよ!どうするんだSCORE!!!
(上の話がフィクションかどうか、またA君が誰かどうかは読者各位のご想像にお任せします。
また「てゆーかまずズボン履いとけよ」などのツッコミは一切受け付けません)
抜きたくなったらショートカットをダブルクリックで即起動。これ抜きゲーの基本でしょう!
苦労して創ったものがコピーされるのは、そりゃつらいだろうしわかるけどさ…。
前作のオートモードの欠如といい今回といい、このメーカーのいつも何かしらの穴を残す姿勢はなんとして欲しいぞ。
<音楽・音声>
前作もそうでしたが、今回もなかなかレベルの高いBGMです。
巫女ゲーを意識した和風な雰囲気とお手軽和姦ゲーを意識したテンポの良い明るさが上手く融合されています。
ピアノ中心の音源もキレイです。
ボーカル曲については…普通。特徴は特にありません。
オープニングムービーも…まぁ印象に残りませんでした。
音声は(o゜▽゜)o…まあ詳しくはエロのとこで。
とりあえず一言言うなら「ええぃ!巫女大の新宮3姉妹は化け物か!?」…と^^;
<グラフィック>
人物原画さんは八葉香南さん。
前作の片桐雛太さんは今回はお休み。
アニメチックで可愛らしさが目立つ絵です。
どことなくかつてTacticsにいた某いたる氏を思い出させますが、その某氏に比べれば絵柄は万人受けするものだと思います。
またボディバランスや顔の不自然な崩れもないため、絵の質自体は問題はないでしょう。
ただエロという面では大人しすぎだと思います。
ヒロインの表情があっさりしていますし、塗りも単調で控えめなのです。
原画にしても塗りにしても、こういうエロエロな作品なのですから、もう少し頑張って欲しかったです。
また立ち絵における前作のような強烈なインパクトがないのも残念でした。
上記のように多少問題はありますが、それ以上に量的な部分にかなり問題があります。
前作と違い原画が一人に減ったせいなのか、全体的に一枚絵にしても立ち絵にしても数が少なすぎるのです。
立ち絵はポーズや衣装変化が全然ありませんし、一枚絵は使いまわしが目立つ上、差分がありません。
(例えば静佳にパイズリしてもらう時、途中からフェラも加わるのですが、画面ではチ〇コを咥えないまま…。
また千麻紀にはフェラが3回あるのですが、全部同じ絵なのです)
とにかく量という意味では前作以上に手抜きと思わざるを得ません。
おおいに不満が残ります。
シャアの言葉を借りるなら「はっきり言おう。気に入らんな!」
背景とシステムデザインは結構良かったです。神社の雰囲気もうまく出てると思います。
ただBGMにしてもそうですが、こんなところに力を入れられても困るような気もします。
<シナリオ・内容>
ひたすら巫女とやる!!!
以上。
…。
いや、もうマジでこれ以上言うことないですよ。
事故に遭う⇒実は主人公の死は予定外⇒復活の儀式がどうのとかいって新宮3姉妹のご奉仕開始
⇒その内にお互いの感情に気付く⇒ヒロインと主人公が一緒に試練を乗り越える⇒ハッピーエンド
あ、説明できちゃった^^;
トラ〇ランスの巫女バージョンとお考え下さい。
ご都合主義万歳な世界なのです。
ヒロインも全員主人公のことが最初から好きみたいです。
え、なんでかって?聞かないで下さい。私にもよく解りません。
一応ラストに近づくと、ヒロインの抱える問題とかが絡んできて、山場っぽい雰囲気を見せるのですが、あっさり解決してしまうため、あまり盛り上がりません。
なんかよくわかりませんが、とりあえず「奇跡」というヤツが起きたらしいです。私にはよく解りません。
そもそも問題自体も大したことありません。(あ〜あ、言っちゃった^^;)
シナリオサイズもかなり短めで、1周目は4時間、2周目以降は2〜3時間程で終わります。
主人公はかなり嫌な奴となっています。
まあ勘違いで死んだのですから憮然となるのも当然ですし、死んでいる訳ですから、自暴自棄になるのも仕方がないでしょう。
でも嫌な奴として映ることには変わりありません。
はっきり言ってこの主人公のどこにヒロインが惚れたのか全くわかりません。
(私がヒロインだったらそのまま死なせてしまうでしょう^^;)
一方のヒロインですが、それぞれにわかりやすい個性があります。
静佳:おっとり・母性的・巨乳
灯莉:強気・意地っ張り・淫口
千麻紀:妹・無邪気・ロリ
リリシア:天真爛漫・元気娘・死神(むしろ淫魔?)
永久:無口・不思議少女・獣娘
なんかお約束な組み合わせですね^^;
というわけでヒロインはお約束的ながらキャラは立っています。
しかし、シナリオの簡易さと短さの為に、ヒロインの心情変化やその描写がすごいはしょられているので、萌えることはできませんでした。
トラ〇ランスのゲームもそうですが、ここら辺は本当に勿体無いと思います。
まぁゲームがゲームですので、このゲームに感動とか萌えとか期待している人は少ないでしょう…。
「ふざけるな!たかが手抜きシナリオの一つ、俺の妄想力で押し返してやる!」
などとアムロ風に強がってみても、
「馬鹿なことはやめろ!貴様、正気か!?」
とシャア風に切り返されるのがオチです。
って意味がわかりませんか、そうですか…。
とにかくこのゲームはやるにあたっては、「シナリオなんて別にいらね。ちゅーか早くフェラ見せろ」と言えるだけの強い心をもって臨んでください。
ところで千麻紀が前作の西園寺由比と、永久が紫ノ宮月夜と被るのは私だけでしょうか?
(声優さん一緒だし)
しかも千麻紀なんて見た目からして一緒ですし、おにいちゃんって言うし…。
私には判別できません。
まぁフェラしてくれるならどっちでもいいですけど^^;
<エロ>
2003年1月。
わたしは「先生だーいすき」に出会いました。(新年早々なにやってんだって言わないで下さい)
それまでロリが苦手な私はこのゲームを敬遠してたのですが、
「仙台(先生だーいすきの通称)ヤバイヤバイ。
これはロリゲーじゃなくて実はフェラゲー。
みんなヤバイ。フェラ大好き。チュパ音ばっかり出してる。
智世たんなんか最終兵器彼女と言ってもいいくらい。
これはKISS×200を超えてる」
という某掲示板のカキコを見て、思い切ってプレイして見ました。
その結果は…そう…何と言うか…地獄のような天国でした^^;
しかし、それ以降私は仙台を越えるチュパ音ゲームには出会えませんでした。
空しかった。
それでも私は希望を持って生き続けた…。
そして待つこと数ヶ月!待ちに待った仙台の続編、巫女大の発売決定!
嬉しかった…涙が出た。
俺は感激のあまりこう叫んだ。
「待ちに待った時が来たのだ!多くの英霊達(精子)が無駄死にで無かった事の証の為に、
再びチュパ音の理想を掲げる為に、100発抜き成就の為に!
SCOREよ、私は帰ぇって来たぁぁぁー!!!」
するとSCOREは私にこう応えました。
『巫女さんだーいすき』に登場するキャラクターは全員処女!
処女ですよ!処女!
ヴァージン!
生娘!
未通女!
未開通!
そんな処女の巫女さんたちに、奉仕の「いろは」をLet's Lesson!
奉仕を繰り返してHになっていく処女の巫女さんたち。
そう…、『巫女さんだーいすき』はHシーンがアツい!
萌エロボイス搭載!
臨場感溢れるアエギ声!
思わず萌える適量の卑語!
精液をすするジュルジュル音!
亀頭を離すときの口腔の響き!
そう…、『巫女さんだーいすき』は出演声優がアツい!
Hシーンはほぼ半脱ぎH!
だから可能な、
着衣ぶっかけ&着衣中だし!
巫女服にぶっかけ&中だし!
制 服にぶっかけ&中だし!
私 服にぶっかけ&中だし!
そう…、『巫女さんだーいすき』は着衣がアツい!
そうかSCORE…もう言うことは無い。共に最果てまで行こうではないか!
とまあ私の阿呆な暴走はここまでにしてレビューです。
エッチシーンはシナリオの都合上、かなり早めにお目にかかれます。
エッチのお相手は新宮3姉妹が中心で、あとの2人はおまけ扱いです。
全部和姦です。
足コキとかちょっとアレなプレイも一部ありますが、SMとか器具系などアブノーマルなプレイは基本的にはありません。
特徴としては、性欲処理には応じてくれますが、相手の新宮3姉妹は巫女のため本番はNGということです。
フェラやパイズリなどの奉仕系が中心で、本番はヒロインと相思相愛になってから許されます。
普通のセックスはダメでパイズリとかアナルセックスはOKというのは良く分からない感覚ですが^^;
メーカーが上記のように謳ってるとおり、エッチは巫女装束半脱ぎが基本です。
全部脱がして…、なんて無粋なことは一切しません。
巫女好きにはたまらない、嬉しい配慮です。
ただ巫女服へのぶっかけという面では、そもそも精液のグラフィックが薄いので、メーカーが謳ってるほど、ぶっかけ感はありません。
ちょっと残念でした。
テキストもいい感じです。
卑語淫語もありますし、状況描写とか粘っこくて良いです。
特にエッチに不慣れなヒロインが恐る恐るチ〇コに近づき、その後不器用ながらも一生懸命に丹念に奉仕する姿は良かったです^^;
またそんなヒロインが徐々にエッチに対して積極的になってくるのも嬉しいものです。
特に灯莉!
「あなたが望むなら、アタシは何度でもお口でしてあげるのに」
これはエロゲの歴史に残る名言です。
エッチの尺も割と長めです。
ボイス比率も高くいい感じです。
本番行為に関してですが、これはかなりあっさり風味に仕上がっています。
さんざん焦らした割には呆気なく完了してしまいます。
といいますか、肝心の初体験に限って、巫女服じゃないってのは一体何故?
最大のマイナスポイントはやぱりグラフィックです。
前述のように絵の数が圧倒的に少なく、尺が長いため、一回のエッチで展開される一枚絵は1〜2枚。
表情などの差分も少なめです。
何よりも使いまわしが目立ちます。
ちなみに前作のエロ一枚絵の数は差分を入れて約300枚。
今作は約150枚です。
…半分って…もうちょっと頑張ってくれよ…(つД`)
絵の質・アングルは結構そそるんですが、前述したとおり表情の描き方や塗りの面でエロさが控えめ。
ここは本当にどうにかして欲しかったポイントです。
まぁシナリオがどうの…巫女さんががどうの…とかは実はどうでもいいなのです。
だーいすきシリーズと言えば…そうチュパ音です!!!
今回は前作で幾人ものエロゲオタを戦慄させた破壊王・西園寺智世を演じた木葉楓さんが不在ということで多少の不安をもっていたのですが、そんな心配は杞憂でした。
まぁよくよく考えれば、何だかんだ言っても、まだ北都さんや青山さん等、一流どころが残っているので別に心配する必要なかったですね^^;
それにしても凄いです!
普段は真面目で純粋な彼女達も、チュパ音を出させたら別人と化します。
フェラしてチュパチュパ、キスしてチュパチュパ、指舐めしてチュパチュパ…。
いざチュパり出すと、そこから生まれるは文字化不可能の未知なる音声!
最終兵器と化した彼女達の口に捕まってしまったら、もはや私達に逃げる術は残されておりません。
無抵抗なチ〇コに襲い掛かる悪魔の淫口!
そして容赦なく始まる口内大攪乱!
主人公も私達も、精根の全てを彼女達とその口に吸い尽くされるのです。
特にすごかったのは次女灯莉。
この娘は本当に危険です。
担当声優さんが鷹月さくらさんということで、正直ノーマークだったのですが、いざプレイしてみるとヤバイです。
ズッポン!!!ジュルジュルルル〜。
こんな感じ?
ああ、でもやっぱりダメだ。
とにかく私の文才ではこれを文字化するのは不可能です。
正直、智世たんに比べればまだ甘い気もしますが、まあ比べる相手がアレですのでヨシとします^^;
気になった人は実際にプレイして見てください。
あるいはOHPに体験版もありますので。
そして嬉しいポイントは、なんとチュパ音が地の文でもバックで、しかもループして流れるようになったのです!
これによってエッチが始まると、途切れることなく最後まで最凶チュパ音が堪能できます。
まさに鬼に金棒!最強のツープラトンです。
これが今作の最大のミソではないでしょうか。
(これは評価とは関係ありませんが、このバックちゅぱ音垂れ流しを採用してるところ少なすぎじゃないでしょうか。
私の知る限り、ルネ系とうちの妹のばあいだけです。別にそんなに難しいことではないと思うのですが…)
しかし不満なのは初期からいきなりハーレム状態なのに複数プレイがないのです。
つまり、Wフェラがないのです!
このシステムを活用すれば、台詞で一人がチュパ音だして、バックでもう一人がチュパ音、という夢溢れる組み合わせがいくつも実現できた筈なのに…(つД`)
またそもそも、チュパ音のでるエッチシーン自体が少なめ&ワンパターンなのもマイナスですね。
ほんとに詰めが甘いですねこのSCOREは…。
それにしても鷹月さくらさんといい、桃華ちゃんさんといい、ここまで“できる”人とは思いませんでした。
他のお三方も何となく他作品出演時より気合が入っているように感じました。
メーカーの演技指導や作品イメージ、キャラ周知が良かったのでしょう。
チュパ音に関しては、おそらく今のエロゲにおいては文句無しに最高水準です。
SCOREはWINTERSと並ぶ口淫メーカーとして今後君臨することでしょう。
まぁWINTERSよりはシチュエーションへのこだわりは薄いようですが…。
まとめるとチュパ音は最高級ながらそれ以外にあまり見るべきもがあまりありません。
エロの各要素を比率で表すと…チュパ:巫女:それ以外=8:3:2でしょうか。
チュパ音でどれだけ抜けるかが勝負の分かれ目ですね。
もちろん私はバリバリ抜けますが何か?
<10点満点での評価>
7.5点。
チュパ音はどれもこれもトップクラスのものを取り揃えております。
狙撃ボイスは伊達じゃない!
前作と比較しますと、このチュパ音の全体的な底上げ・オートモードの追加・エンドレスチュパ音システム等のプラス要素(個人的にはロリがなくなったのも嬉しいです)があるものの、エロにおいてハーレムプレイのない・グラフィックの手抜き感がある・ディスクレス起動不可・何だかんだ言って智世たんを超える者がいなかった等などのマイナス要素も無視できないレベルなのでこの点数です。
結論を言えばやはりチュパ音ゲーということになります。
もちろん私は嬉しい限りですが何か?
お気に入りのキャラ:灯莉…ヤバイこの娘は!まさに人間バイアグラ^^;
最後に一言:「これで木葉楓・白井綾乃両氏が加われば神確定なんだけどな。
次作では期待してますよSCOREさん。でもさすがに無理かな…。」