カラフルキッス 〜12コの胸キュン!    (zaku2さんのレビュー)  評価: 6 
▼ タイトル カラフルキッス 〜12コの胸キュン!
▼ ブランド 戯画
▼ ジャンル アドベンチャー
▼ 対応OS Win98/2000/Me/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2003/03/14
▼ 購入 
/ オリジナル特典 Getchu.com
 あり
【CG観賞モード 】
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり、Ctrlキー対応)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートあり、ホイール対応)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  55個
【 エンディング数 】  12個


<ストーリー>
 秋から始まる教育実習ため、主人公は母校へと戻ってきた。
 学内の決まりで実習中の住まいは、生徒たちの下宿先の寮になることに。
 主人公に割り当てられたのは、彼自身が学生時代に過ごした懐かしい第二の我が家だった。
 坂道を登ってたどり着いた主人公を出迎えてくれる懐かしい顔ぶれ。
 生徒時代には兄妹同然に過ごした仲の生徒たち。皆、昔と同容に自分のことを兄と慕ってくれる。
 折しも学園は体育祭、文化祭、そして修学旅行とイベント盛りだくさん。
 様々な出来事を通じて顔なじみの後輩たちとの実習生活が始まっていく。


<キャラクター紹介>
咲 (さき)
 普段は明るく元気だが、本当は寂しがり屋の甘えたさん。
 お兄ちゃんが大好きだが素直になれず、指摘されるとつい強く出てごまかしてしまい、その後自己嫌悪で落ち込むのが常。

綾乃 (あやの)
 大柄な自分にコンプレックスを持っている。
 高い身長から来る周囲のイメージを頑固に自分に当てはめているが、外見とは裏腹に秘めたる乙女心を持っている。
 乙女ちっくなモノが大好きだが、らしく無いと言われるのが恐くて表に出せない。
 そして、そんな自分だから兄も心を開いてくれていると思っている。

乙女 (おとめ)
 捕らえ所の無い、だが居ないと妙に気になる空気のような娘。
 鋭い観察力を持ち隠し事をしても直ぐに見ぬかれてしまうが、しつこく訊いたりはせず、自分から話すのを待っていてくれる。
 つかず離れず絶妙な距離を保つ不思議な娘。

倭 (しずか)
 家事万能な大和撫子。以外に圧しが強く、ちょとトボけた兄が心配で、なにかと身の回りの世話を焼きたがる世話好きな娘。
 しっかりした性格から、周りの少女達から慕われている。
 年上の綾乃、美月も彼女には弱い。

若葉 (わかば)
 普段はクールに振舞う自称優等生だが、独占欲と自己顕示欲が強く、何かとお兄ちゃんに気付いてもらわないと直ぐに拗ねてしまう。
 機嫌を損ねると、抓ったり、引っかいたり、噛み付いたりする。
 反面、誉めてあげると調子に乗り易い、ネコのような娘。

小夏 (こなつ)
 目立つ事が好きな、イベント大好きっ娘。双子の姉の小春には弱い。
 ひたすら我が道を行く傾向があるが、あまり周りを見ずに行動するので周囲の人間が上手にフォローしてあげないと何をしでかすか判らない。
 好きなものは好き、嫌いなものは嫌いとはっきりと自己主張する。

小春 (こはる)
 目立つことを嫌う、控えめな、引っ込み思案な娘。
 保守的で、双子の妹である小夏の影に隠れてしまう事も多いが、目立ちたくないので、本人もそれで良いと思っている。
 あがり症なので、積極的な行動はとらないが、いざとなると、周りも驚く程に大胆な行動をとる。
 洋菓子店でのアルバイトは趣味と実益を兼ねている。
 将来は素敵なお嫁さんになるのが夢。

楓花 (ふうか)
 天然ボケで、本人は一生懸命なのだが、なぜだかやる気と努力が空回りする世話の掛かる娘。
 人を疑う事を知らない無垢な魂の持ち主。

輝 (あきら)
 心優しいく、気配りを忘れない、けなげな娘。
 身体が弱く臥せりがちなのにも関わらず他人のことを心配し、励まし、支えになる良い娘。
 身体が弱いので、生きると言う事を普通の人間より深く見据えている処があるが、秘めたる悲しみは計り知れない。

かんな
 人見知りが激しく、口数が少ないので誤解を受けずにはいられない不遇な娘。
 以前は素直な明るい子だったが、何が原因か、他人にも自分にも正直になれず見た目でしか判断しない大人と、周りの人間に対して自ら壁を築き、壁に閉じこもってしまっている。

美月 (みつき)
 他人にも自分にも厳しい娘。
 自分に出来るのだから、他の人間もできて当然、出来ないのは努力が足りない所為だと変に謙虚で歪んだ価値観で人を判断し、自分も相手も傷つけ、不必要に卑屈になってしまう複雑な娘。

由香里(ゆかり)
 全身で「お兄ちゃん大好き!」を表現している子犬のような娘。
 暇さえあれば兄にベッタリと引っ付き、甘えたがるという超甘えたさん。
 とりあえず兄と同じ事、兄と一緒に居ないと気が済まない。
 油断すると寝床どころかお風呂まで一緒に入ろうとする、ある意味ツワモノのなお子様。


このホームページは戯画より一部文章を抜粋しています。
素材の著作権は戯画に帰属します。



<システム補足>
 上記参照、機能面に関しては合格でしょう。
 一通りのモノは揃ってますし、音量や文字フォント等細かな設定変更も可能。
 セーブ数も十分で、サムネイルとメッセージが残るのが吉。
 (まぁ、セーブするほど難易度もシナリオサイズもありませんが^^;)
 回想もサムネイルの表示の仕方がよく、使いやすいです。
 また、各キャラのアイキャッチやシステムボイスもあります。
 バグの産地として有名な戯画もなかなか進歩したようです。
 ただ環境によっては修正ファイル必要というところは相変わらず。

 ちなみにプロテクトにSafeDisc2.8を搭載。誤爆率は高めとの判定。
 当然、わざわざフルインストールしてもメディアチェックのためだけにディスクレス起動は不可。
 しかもSD系のメディアチェックは長いし、ドライブから嫌な音するのがどうも…。


<音楽・音声>
 音楽については、いつもの戯画というかなんというか…。
 雰囲気を壊すことも無いが、印象に残ることもない、まさに「気が付けば流れてた」程度の曲です。
 まぁ、ある意味ゲームミュージックの基本は抑えているというか…。

 一方、I’veプロデュースのボ−カル曲は一転良い出来となっています。
 ハイテンションな電波系ソングで、ノリもよく、非常に面白いです。
 むしろ歌のノリに、ゲームのシナリオがついていけてないくらい^^;
 いい感じで洗脳させくれます^^;
 それに合わせる形のオープニングムービーもかなりいい出来です。
 さすが神月社さん(o゜▽゜)o

 音声に関しては、ヒロインのみフルボイスですが、こちらはどうも微妙…。
 全体的に作品のイメージと反して、テンションが低い気がしました。
 キャライメージともあまり合ってないような気も…。
 名前だけ見ると、カンザキカナリさん、草柳順子さん、紫苑みやびさん等実力派が揃っているのですが…。
 シナリオライターなり、音響監督なりがもっと声優さんにイメージを伝えて演技指導した方が良いのでは?
 戯画作品の特徴(?)である音質の悪さも相まって、音声のクオリティーはどうかなっと。
 不安な方はとりあえずは事前にOHPで確認しとくと良いと思います。


<グラフィック>
  原画担当は、止田卓史さん、犬彦さん、さぎさわあんずさんの3人。
 どれも絵柄自体はクセがなく広い範囲で受け入れやすいでしょう…。
 しかし、塗りが悪いのか総じてあまりレベルの高いCGとは言えません。
 塗りの色彩が単調なのでしょうか…。。
 また立ち絵と一枚絵ではムラがあり、目とか別人のように見えてしまうこともあります。
 そして立ち絵の変化やCG数も乏しいです。
 絵買いに走るにはちょっと無理があるかも…。

 むしろ背景の手抜きが一番やばいと言うのはここだけの秘密です^^;


<シナリオ・内容>
 え、シ、○スプリ!?
 思わず最初にそんな一言が出てしまうようなこの内容ですが、とりあえず中身は普通のADV。
 まず教育実習生の主人公が、参加する学校行事を三種のうちから一つ選び、それにより各々で4人のヒロインが攻略対象となります。
 後は選択肢によってさらに1人に絞るという流れです。
 が!ヒロイン全員初期状態から主人公ラブラブなので、何かをする…という必要は無く、一人選ぶだけです。
 難易度はかなり低めです。

 ノリと展開はまさにラブコメといった感じで終始明るく楽しくに進んでいきます。
 個性的な各ヒロインと何かしらの会話なりイベントを散発的にこなしていきます。
 終盤ちょっとトラぶったりしますが、それでも雰囲気を重くする程ではないです。
 変に伏線とかないので、ポンポンとテンポよく進めるでしょう。

 ヒロインが12人と大所帯のせいか、全体的に共通部分が多く、それぞれの個別ルートが大幅に短かくなっています。
 まぁ…12人もいれば…ねぇ…。

 良く言えばお手軽でさっぱり、悪く言えば雑でボリューム不足といったところ。
 また「普通」を意識したためか、かなりお約束な展開が多いのも特徴です。
 ここら辺はゲームに何を要求するかによって評価が分かれるところでしょう。
 ただ、個性的なキャラクターを生かしきれないまま急に終わってしまっているという面を考慮すれば、やはり物足りないと感じる人が多くなると思います。
 ヒロインと主人公の一対一の展開が多く、キャラ同士の掛け合いが少なかったのも勿体無いと思いました。

 ちなみに全員主人公に対して、個別に兄系の呼称を使用してきます。
 さすがに12個の呼び名を作るのが大変だったのか、キャラのイメージと合わないというか、無理がある呼び方が多々あります。
 「にいや」はまだしも自称18歳が「にいにい」???
 元ネタのアレもそうですが、無難に「お兄ちゃん」とかで統一すればよいと思うのですが…。

 それにしてもここまであからさまにパクってくると、むしろ爽快感すらあります。


<エロ>
 全キャラそれぞれ2シーンずつあります。
 最初の1回はフェラやBまでといったところで終了し、2回目で本番突入という流れで統一されています。
 和姦オンリーでシチュはいたって控えめのものばかりです。
 主人公もヒロインも初体験ですし^^;
 おそらく期待している人はいないでしょうが、アナルとかスカトロ、SMなんてものはありません。
 しかし何故か青姦の比率は高いです^^;

 一枚絵は一人あたり差分抜きで5〜7枚程度。多くもなく少なくもなくといった感じです。
 また構図・塗りともにおとなしめです。
 雰囲気にしても、相思相愛での和姦なのに、恋人同士のラブラブ感があまり感じられず、全体的になんかおちゃらけてるようなムードです。

 でもテキストがあっさりしているので、活字で興奮するのは厳しいでしょう。
 卑語とか淫語等もありませんし…。
 尺に関しては…どうでしょう。
 並…もしくはそれよりちょい下あたりといったところでしょうか。

 また音声面も総じて低めですが、キス・フェラにおけるチュパ音は戯画にしては珍しく随分頑張ってました。
 あくまで「戯画にしては」ですが^^;

 ただ何故か若葉の2回目のHだけが異常に濃かったです。
 ライターさんのこだわりでしょうか?
 H時のCGも差分抜きで合計7枚とがんばってます。
 (ちょいネタバレ)
 まずは処女相手に手を縛って目隠しプレイ。
 指で秘所を弄ったり、指についた愛液を舐めさせたりしちゃいます。
 そしてそのままフェラへと突入するのですが、担当声優さんはカンザキさんなので、短いながらもハイレベルのチュパ音を聞かせてくれます。
 しかもそのまま口内発射。
 このフェラは良かったです。「これホントに戯画かよっ!」と思いました^^;
 そして目隠しを外して本番へと突入するのですが、正常位、座位、後背位、側位となんと合計4つの体位が味わえます。
 テキストに関しても、他ヒロインに比べ粘っこくエロいです。
 全体的にちょっとSMチックな雰囲気ですね。しかも二人とも妙にノリノリですし^^;
 若葉自身も異様に感度がよく、二回もいっちゃいます。

 (ネタバレ終了)

 総じて純愛ゲーとしてはレベルが高く、Hの総合数は多いですが、実用目的では少し難があるといった感じです。


<10点満点での総合評価>
 6点
 ライトユーザー向けの、手軽にプレイできるゲームです。
 その分内容は薄く、長くは楽しめないでしょう。
 実用度の面でも、純愛ゲーの延長としては悪くないですが、並み居る抜きゲーと比べるとかなり見劣りします。
 結論として、「某妹ゲームにちょっとHシーンをつけた」って感じでしょうか。


<最後に一言>
 数々の某偉大なタイトルをに偶然似た作品を出し続ける戯画さん…。
 さすがに手段を選んでいられないみたいですね^^;
 (でも「ショコラ」と「ぱすてるキッチン」と、続けて同じネタでやるのはさすがにどうかと…)


お気に入りのキャラ:ありません…個々の描写が薄すぎます。強いてあげれば若葉かな?











  傷モノの少女−傷モノの学園・外伝−    (Mr.Tさんのレビュー)  評価: 6 
▼ タイトル 傷モノの少女−傷モノの学園・外伝−
▼ ブランド Ra.Se.N
▼ ジャンル アドベンチャー
▼ 対応OS Win98/2000/Me/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2003/12/12
▼ 購入 
/ オリジナル特典 Getchu.com
 あり
【CG観賞モード 】
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(既読・未読判定機能あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートあり)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり(速度設定可)
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  --個
【 エンディング数 】  --個


<ストーリー>
 風音学園学生ゲリラ事件。
 それは、当事者の間では集団レイプとしての側面を持ち合わせていた。
 事件に巻き込まれた生存者のほぼすべてが凌辱されると恐ろしい事件の後、風音学園に通っていた学生達の一部は転校していった。
 そして舞台は水都学園という進学校へと移る。
 ゲリラ事件に巻き込まれた『大村 武士』と『進藤 成美』の二人は、事件の被害者であった。
 新しい学園生活になじみ始めた冬の最中、武士が所持しているノートパソコンの中に、ゲリラ事件で成美が輪姦されている画像が発見される。

 そしてその画像を、武士の友人である『金田 マサル』も見てしまった。
 あまりに衝撃的な画像にショックを受けながらも、金田はこの画像を使って成美を脅迫する事を考えつく。
 金田の言葉を断り切れない武士は、複雑な気分を抱えながらも成美を脅迫して凌辱する事を承諾してしまう。

 そして成美のみならず、周囲の女子へとその被害は徐々に拡大して…。


<キャラクター紹介>
進藤 成美(しんどう なるみ) CV.井村屋さくら
 ストレートの長い髪に、少し大きなリボンがチャームポイント。
 笑顔がとても可愛く、何かと他人の世話を焼くのが好きで、献身的な性格。
 元は風音学園に通っていたが、主人公と一緒に風音学園ゲリラ事件に巻き込まれた過去があり、その際に、成美も輪姦されてしまった。
 水都学園では明るく振る舞っているが、凌辱された時の記録そのものはどこかに残っている。
 今回の事件も、その記録が発端で起きる事になる。事件の犠牲者になった彼女が、再びレイプされる。

有明 文乃(ありあけ ふみの) CV.日下千鶴
 ツインテールで釣り目で勝気、すぐに他人を罵倒し、他人を見下している。
 父親が外に愛人をたくさん作っている事もあり、そういった態度から非常に男を軽蔑しており、その反動からか、姉の綾乃を慕っているところがある。
 短絡的で好奇心が強く、自分の思った事はすぐに形にならないと気が済まない。
 ちょっとしたいざこざから、同じクラスの芳川静音を嫌っている。
 ふとした事から、主人公達が成美をレイプしている現場を目撃してしまう。

有明 綾乃(ありあけ あやの) CV.木葉 楓
 文乃の双子の姉で性格は消極的であるが、やはり男を軽蔑している。
 文乃のように口数は多くはないが、意外にキツイことを言うこともある。
 妹の文乃を大事に思っており、文乃のわがままに対しても寛容である。
 文乃が嫌っているからという理由により、静音の事を嫌っている。
 武士達が文乃に対して毒牙を剥いた時、綾乃にも等しく魔の手は降りかかる。
 二人が一緒に犯される事は、仲の良い二人にとってわずかな救いなのだろうか…?

立木 雛(たちき ひな) CV.西田こむぎ
 男女問わず、あまり他人と関わろうとしない。
 独自の観念を持っており自分から話しかけてくる事は少ないが、かといって無口な訳では無い。
 話してみると、思っているよりは饒舌で面白い一面もある。
 ただぶっきらぼうな話し方と振る舞いに、他人から誤解されている所も多い。
 実は料理が得意で、他人に美味しく食事をしてもらう事が喜びだったりする。
 しかし、友人の有馬春香が凌辱に巻き込まれた事から…。

有馬 春香(ありま はるか) CV.音乃菜摘
 ショートカットの外見に反してやや内向的なきらいがあり、今の環境をすぐに仕方ないと思って諦めてしまう弱気な性格をしている。
 物事や現実に対して正面から対処しようとしない為、逆に悪い方へ悪い方へと向かってしまう事も多い。
 過去にいじめられていた所を立木雛に助けてもらった事があり、それからは仲が良い。
 偶然に進藤成美が凌辱されている所に春香は出会ってしまう。
 そしては口封じの為にレイプされることに。

芳川 静音(よしかわ しずね) CV.北都 南
 おっとりとした感じを受けるが、しっかりした意見を持っており、自分が悪いと思った事は他人にはっきりと注意する。
 それが原因で有明文乃の反発を買っているのだが、本人は文乃に嫌われている事に対しての自覚は持っていない。
 風音学園から転校してきた進藤成美に優しく接しており、彼女とは親友ともいえる間柄。
 そして親友であるが故に、彼女も…。

松井 透(まつい とおる) CV.芹園みや
 活発な発言で周囲に元気を振りまいている明るい女の子。
 ある変態教師に目をつけられており、成績不振を理由に交際を迫られている。
 金田はそんな透の境遇を利用して、変態教師を仲間に引き込んでの凌辱劇へと発展させていく。
 いつしか、彼女は更なる不幸の渦に巻き込まれていく。

金田 マサル(かねだ まさる)
 主人公。何かと断定口調で、武士の事を何かと精神的に引っ張っていく感じのタイプ。
 割とお調子者といった感じな部分も強いせいか、スイッチが入ると容赦なく凌辱しはじめてしまう。
 やや特殊な性癖の持ち主でもある。


このホームページはRa.Se.Nより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はRa.Se.Nに帰属します。



<購入動機>
 シリーズ作品を全部持っているので^^;
 これだけ無いってのも気分的に落ち着きません。
 まぁ、まんまとメーカーの罠にはまっているのですが^^;


<音楽・音声>
 音楽は…いつも通りのラセンさんです。
 ちょっと私には曲調が激しすぎるかなーと思いましたけど、慣れればなんとも感じなくなります。
 特に印象に残る曲はなかったです。

 音声ですが、これは実力派声優さん勢ぞろいって感じで文句なしです。
 喘ぎ声や悲痛な感じの叫び声などもとても良い感じです。
 チュパ音(フェラ音)は使われてる機会は少なく残念ですが、きちんと熱演されていました^^;


<CG>
 百聞は一見にしかずでHPでのCGを見てやってください。
 シリーズを通してエロく可愛く描かれていると思います。
 ロリ=キツイ感じ、お嬢様=生意気など、ツボも大体は抑えています。
 衣装も今回はスクール水着やブルマ、ナースなど中々にマニアックなラインナップとなっています。
 個人的には嬉しいところです^^;

 ただ一人だけ、松井透だけは雰囲気が違います。というか違いすぎます。
 OPムービーの時、全キャラ並んでいるのを見ると凄い違和感ありました。
 あきらかに原画家の浅賀葵さん、宗田しんめさんの二人の書き分けがここにっていう感じです。


<Hシーン>
 ぇちなシーンでは汁の飛び具合が最高です ̄┐ ̄ジュル
 ただ文章とCGに食い違いがあるところが所々あったのと、このシリーズの売りである複数で犯している構図のCG枚数が少ないように感じたのは残念でした。

 また尺も前作と変わらず(短い)、シーン回数も少なく感じました。
 ヒロインキャラも7人と他ゲームに比べ標準か多い方だと思うのですが…。
 やはりここはエロゲらしく、こだわってもっと濃厚に、しかも回数も多くしてほ欲しかったです。
 シナリオ性はなくとも、エロければこのシリーズにはそれだけで価値が増すと思いますので^^;

 まぁ一言で言うとCG枚数とHのパターンが少ないと…。


<感想>
 HPやマニュアルの紹介にあると通りの内容です。
 脅して犯す。友人や関係者を巻き込んで犯す。
 それ以上でも以下でもありません。
 というかストーリー紹介とキャラ紹介でストーリー関係は全て語れてしまいます。
 シリーズの前作「case of saint spica」の方がシナリオ性(読み応え・緊迫感等)あり良かったです。
 シリーズ物として2匹目のドジョウを狙ったにもかかわらず、前作より劣るってしまう…というのは良くあることですが、逆にシリーズ物として考えた場合、前作の評価まで落としてしまうことに…。


<10点満点での総合評価>
 前作を考えると6点
 前作の出来が良かっただけに残念です。

 お薦め度合いですが、
 @このシリーズをプレイしてしまった方
 ACGを気に入った方(特に精液描写)
 Bシナリオよりエロだぜ!(特に輪姦)
 という方にはお薦めです。


お気に入りのキャラ:水都学園に通ってないキャラ…メインじゃないのが惜しいくらい可愛いロリっ娘です^^;
             (マニュアルでは???として紹介されています)
最後に一言:「外伝だからこの程度…って言ったらそれまでですが…。
        もっと時間をかけて作って欲しかった作品です。
        case of saint spicaが良かっただけに残念です。」