Ricotte〜アルペンブルの歌姫〜    (サイコさんのレビュー)  評価: 8 
▼ タイトル Ricotte〜アルペンブルの歌姫〜
▼ ブランド RUNE
▼ ジャンル アドベンチャー
▼ 対応OS Win98/2000/Me/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2003/09/26
▼ 購入 
/ オリジナル特典 Getchu.com
 あり
【CG観賞モード 】
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートあり)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  36個
【 エンディング数 】  2個


<あ・ら・す・じ>
 かつて造船で栄えた町、クワルク。
 今では人も少なくなり、稼動している工場も数えるほどになってしまっている。
 そんな寂れた町の一角にあるパブでピアニストとして働く主人公は、ひょんな事から“リコッテ”と名乗る少女と一緒に暮らすことになる。
 無邪気でわがまま、そのうえ世間知らずのリコッテに散々悩まされる主人公だったが、リコッテがとんでもなく歌が上手いことに気がつく。
 パブをステージにして二人の演奏は好評を得ていく。

 そして、リコッテの告白―――。
 「歌姫って知ってる? 私はね、そう呼ばれてたの」


<キャラクター紹介>
リコッテ(Ricotte)
 バノンの元に転がり込んできた家出少女。
 世間知らずで負けず嫌いだが心根のやさしい少女。
 歌が得意で音楽のことになると目の色を変える一面を持つ。
 正体はアルペンブルでも最も有名な最年少の歌姫だった。
 歌い始めた頃は楽しくて歌っていたが、大都会で有名な音楽会社であるロックフォール社に所属し、コンサートなどをこなすうちに、大失敗をしてしまい、精神的圧迫から歌えなくなってしまう。
 コンサートで声が出ないという大失態を犯した彼女は単身逃げ出し、当ての無いままクワルクまで辿り着いて、バノンと出会うことになる。

マダム(Madam)
 バノンの働くパブ『シャンベルタン』の女主人。
 本名はラミ・デュ・シャンベルタン(L'Ami du Chambertin)。
 幼い頃からバノンのことを知っており、バノンが暮らす上で色々と世話を焼いてくれている。

フィオーレ(Fiore)
 『シャンベルタン』で働く三人娘の一人。
 料理が得意で三人の中ではリーダー役。まだ若いが実は未亡人。
 死んだ夫はバノンとよく雰囲気が似ていたらしい。

フェタ(Feta)
 『シャンベルタン』で働く三人娘の一人。
 明るく活発で物事をはっきりさせないと気がすまないタイプ。
 それゆえに暴走気味なことも多い。
 口では「うじうじした奴は嫌いだ」とか言っているが、実はそういう男に世話を焼きたがるタイプ。

クーロミエ(Coulommier)
 『シャンベルタン』で働く三人娘の一人。
 常にマイペースで喋るため話の腰を折ることが多いが、時折核心を突いてくるので侮れない。
 享楽主義者で、セックスフレンドは両手に余るくらいいるらしい。
 後腐れの無い性格というのも人気の秘密か。

クレス(Cres)
 リコッテのマネージャー。
 フルネームはクレシェンツァ・バラカ(Crescenza Baraka)。
 ロックフォール社の中ではリコッテの気持ちを考えている側の一人で信頼も厚い。

フォンティナ・ボニファッツ(Fontina Bonifaz)
 ロックフォール社の歌姫でシェヴリッタと1、2を競う実力を持つ。
 大都会アルペンブルでも有数の名家ボニファッツ家のお嬢様。
 リコッテとは友人であり良きライバル関係とされている。

トゥーシー(Toucy)
 大都会アルペンブルに住む盲目の卵売りの少女。
 おしとやかだが盲目と言うハンデを感じさせない、明るく朗らかな雰囲気を持つ。

グラーナ・パダーノ(Grana Padano)
 フォンティナのマネージャー。
 元々フォンティナの侍女でフォンティナが幼少の頃から付き従っている。
 大変なおっちょこちょいなためフォンティナの気苦労も絶えない。

バノン・エメンタール(Banon Emmental/主人公)
 主人公。クワルクにあるパブで働くピアニストの少年。
 父もピアニストであったが既に他界している。
 母はバノンが覚えてないくらい昔に父と離婚しており、消息不明。
 いつか大都会アルペンブルでピアニストとして舞台に立ちたいと思っている。


このホームページはRUNEより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はRUNEに帰属します。



<購入動機>
 またまた絵買い…しかも今回はロリコン^^;
 いい加減そういう購入動機も避けねばと思いつつも触手が…。
 地雷よ!くるもんならきてみやがれ!


<システム>
 上記参照。
 まぁ大体のものは揃っており、特に問題はないかと。
 ただ、アップデートファイルがありますので、修正しておいた方が良いでしょう。
 プレイ後でもセーブデータの引継ぎは可能です。


<音楽・音声>
 音楽はゲームのシナリオ上、ピアノ演奏が多いです。
 いや〜良い音楽ですね、ゲームの雰囲気にぴったりで気分を盛り上げてくれます。
 個人的にもピアノは好きですし^^;

 音声も問題ないでしょう。
 男女(猫も^^;)含めフルボイス、キャラにマッチしていて違和感がある方はいませんでした。
 リコッテ役の方はロリボイスに最適ですね^^;、確か初恋のヒロイン役の人だったと思うのですが…。
 (すいません、声優さん詳しくなくてm(_)m)
 一応チュパ音も頑張っています。
 肝心の歌に関しては感想にて…。


<グラフィック>
 ロリ(=野々原 幹様)路線爆発です^^;
 ヒロインのリコッテだけでなくサブキャラの姐御3人衆でさえも本当に主人公であるバノンより年上なのか?と思うロリフェイス!
 その分背丈でカバーしてる?…とも取れなくないですが、やっぱりマダム意外は全員ロリフェイスです^^;
 恐るべし、野々原 幹様!
 しかし全員可愛いので許す^^;
 背景も、有名な会社さんの手伝いもあってか、かなり綺麗です。
 このブランドは、もはやグラフィック面においてはトップクラスと言っても過言ではないでしょう!
 (単にファンだけとも言う^^;)


<感想>
 このゲームはオープニングでの回想シーンの選択で、主人公の性格がポジティヴ(Allegro)か、ネガティヴ(Largo)かに分けられます。
 当然シナリオも双方違う展開になります。

 一応おおまかな展開をネタバレにならないように説明しますが、少しでも新鮮なままでプレイしたいという方は、以下は読まないほうが良いでしょう。
 Allegro:主人公バノンはお調子者で楽天&肯定的な性格
 えっちい悪戯も大好きだが、ピアノに対する情熱と腕前はピカイチでその才能は周りの者も絶賛している。
 アルペンブルでの舞台に立つことが夢で、その為の資金を稼いでいる。
 ひょんなことからリコッテと出会い、共に住み、パブで一緒に働くことになる。
 やがてリコッテが歌姫であることを知り、ますます自分がアルペンブルでの舞台に立つという夢を膨らませていき、リコッテと一緒にアルペンブルでパートナーとして活躍することを決意する。
 しかしアルペンブルでは2人に対する不信と劣等感を持った者達も現れ…。

 Largo:主人公バノンは(フェタ曰く)根暗で内向&否定的な性格
 ピアノに対する情熱はとうの昔に忘れてしまい、いまや田舎のパブでピアノを演奏している。
 ひょんなことからリコッテと出会い、共に住み、パブで一緒に働くことになる。
 そして彼女の歌を聞くうちに自分が忘れていた音楽の楽しさを思い出し始め、ピアノの技術を上げていく。
 そしてある事件をきっかけにバノンはリコッテと流されるままアルペンブルに…。

 という風に、Allegroではバノンがリコッテの背中を押してあげながら、アルペンブルでの舞台に共に立つ夢を…。
 逆にLargoではリコッテがバノンの背中を…といった感じです。

 さてシナリオの内容なのですが…いや〜非常に良い出来です。
 双方のシナリオとも王道と言えますが、王道は悪くはありません。それだけ支持されているということです。
 主人公もAllegroではリコッテにエッチなことばかりして「調子に乗りおって!」(&羨ましいぞ主人公!)と思うのですが(おしりに指を入れて、突き指してるあたりはかなりお馬鹿^^;)、ピアノへの情熱は素晴らしく、男気を感じます。

 またLargoでは、最初根暗でピアノに対する情熱もイマイチで、最近流行りのダメダメ男なのか!?と思わせるような導入部ですが、リコッテに対する愛情&優しさは本物で、卑屈・湯鬱になるようなシナリオではなく、シナリオを進めるごとに心もピアノも成長していくという、心温まるシナリオとなっています。

 皆さん良い人達ずくめなので、安心してエンディングを迎えられます。
 感動や涙、新鮮さはありませんが、心温まるシナリオを楽しんで下さい…と言ったとこでしょうか^^;

 ただAllegroではサブキャラクターが一斉に出てきて、山あり谷ありのシナリオになっておりますが、Largoでは終始バノンとリコッテのバカップルシナリオになっておりますので、どっちがメインシナリオかと言われると当然Allegroなのでしょう。
 ですが、Largoのシナリオも良い出来なので、どちらから始めても問題ないでしょう。

 エッチ方面ですが、かなりの量があり、それなりにエッチなシチュエーションもあり、絵がロリ度MAX、隠語もありで、声も天晴!
 しかも全てのシーンにおいて着衣エッチというこだわりを見せのですが…。
 最中に流れる音楽が癒し系のせいか、いやらしさを感じるものではありません。
 (いや…人それぞれだとは思うんですけどね…)
 自分がロリの属性を持ってなかったからでしょうか?
 ロリ属性を持った方なら問題なしであることは確かだと思うのですが…。

 個人的に問題点と思うところを2つ。
 1つは完全にリコッテ中心のシナリオになっているのでヒロイン攻略が両シナリオとも1人だけだということ。
 ですからサブキャラとののエッチシーンはあっても、攻略は不可です、悪しからず…。
 ですからこのゲームでは「いかにリコッテに萌えるか」が重要なポイントとなります。
 逆を言えば、リコッテに興味ない、苦手だと言う方はこのゲームはすぐに御蔵行き決定です。
 まぁおそらくこのゲームを購入した時点でそういう人はまずいないと思いますけど^^;

 2つ目の問題点…これ…どうなんでしょう…リコッテの歌なんですけど…。
 歌姫って呼ばれる程すごいか?この娘?
 歌う女の子がロリッ子だから、そりゃ歌うのもロリソングになるのも当たり前なのですが…。
 かと言ってここだけ声優変えたらそれこそ違和感ありありですし…。
 そもそも歌自体あまりうま…---・(゚Д゚)・∵゜ターン
 それに後押しするかのような歌詞も素敵すぎます。
 「いつもかわいい子猫ちゃん〜〜何を考えてるの〜〜♪」
 …この歌で世界に立とうとするとは…チャレンジャーだ…チャレンジャーと呼ばせて頂こう!
 まぁここはRUNEさんの作り出した世界観なの突っ込んではいけない箇所かもしれませんが^^;

 感動や涙を誘うシナリオ…という訳ではないですが、気楽にゲームをやるという感覚でプレイしてみてはいかがでしょうか。
 私は全体的に見て良作だと思いました。


<10点満点での総合評価>
 8点
 やっぱりエッチシーンが実用的でなかった点が最大の減点材料。
 それ以外は問題ないかと…。


お気に入りのキャラ:リコッテ…この人しかいないでしょう^^;、トゥーシーがもう少し活躍してたら良かったのに…。
最後に一言:「このゲームの女性陣…エッチに対して軽すぎ^^;」










  恋する妹はせつなくてお兄ちゃんを想うと〜   (セレスさんのレビュー) 評価: 8.5 
▼ タイトル 恋する妹はせつなくてお兄ちゃんを想うとすぐHしちゃうの
▼ ブランド CAGE(ケージ)
▼ ジャンル アドベンチャー
▼ 対応OS Win98/2000/Me/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2003/07/25
▼ 購入 
/ オリジナル特典 Getchu.com
 あり
【CG観賞モード 】
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 ルビ設定 】  あり(デフォルトオン)
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり、選択肢でのスキップ解除/継続設定可能)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートあり)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり(選択肢でのスキップ解除/継続設定可能)
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  40個(サムネイル生成・コメント入力不可)+クイックセーブ3個
【 エンディング数 】  6個(BAD END含めず)


<ストーリー>
 "兄妹の関係なんていうのは、いつまでも変わらないものだと思っていた。
 その夜までは。 隣室から漏れてきた妹のかすかなあえぎ声。
 「…お兄ちゃん…」おもわず息を止め、すました耳に聞こえてきたのは確かに、オレを呼ぶ声だった。
 その夜をきっかけに、オレ達の関係は少しずつ変わっていく "


<キャラクター紹介>
志木 春人
 主人公。4人兄弟姉妹の長男。
 大学生だが大学へは行かずレポートだけで単位がとれるらしい。
 本人は単に出席だけで単位取れるのより難しいと言っているが家でちんたらしていて説得力ない。
 自分の部屋で彼女とHしようとしていたところを妹の千夏に目撃される。
 現在彼女にフラれて彼女なし。

志木 千夏(しき ちなつ) CV:清水香
 長女。
 世話焼きだが不器用でが、元気がよくスポーツが得意。
 何故そうなのか分からなくなるほど、おにいちゃんにラブラブ。
 おにいちゃんがしたいなら、どんなひどい事されても良いと思っている。
 はじめてはおにいちゃんと!
 ◆各キャラクターへ
  →おにいちゃん(大好き)
  →美冬(病気がちだからっておにいちゃんを独占してて、ずるい)
  →秋巳(もうすこし積極的になればいいのに)

志木 美冬(しき みふゆ) CV:松井みどり
 妹。次女。末っ子。
 生まれつき身体が弱くて、病気がち。
 末っ子で甘やかされて育ったため、ある種わがまま。
 純粋さから来る、残酷とも取れる行動をすることがある。
 SEXについての知識はほとんど無い。
 ◆各キャラクターへ
  →兄上様(大好き)
  →千夏(あれこれ兄上様の世話を焼いている、なにか独占してるみたいで、ずるい)
  →秋巳(家族の一員、それ以上でも以下でもない)

志木 秋巳(しき あきみ) CV:富永理恵
 弟。次男。
 家事全般何でもござれな超有能な弟。
 器用に主人公の世話を焼いてくれる。
 兄さまは憧れの人⇒兄さまの一番になりたい⇒その為にはどんな恥ずかしい事でも我慢する。
 ◆各キャラクターへ
  →兄さま(大好き)
  →千夏(愛してもらっているみたい、いいなぁ)
  →美冬(苦手、ボクのほうが年上なのに…)


このホームページはCAGE(ケージ)より一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はCAGE(ケージ)に帰属します。



<購入動機>
 タイトルにインパクトを受けて買ってしまいました^^;


<システム>
 上記参照。
 起動CD−ROMは初回起動時のみ必要。
 メッセージも、ルビあり文章とかなり具合が良いです。
 セーブ時コメント入力を出来ない点を除けば最高の部類に属します。
 ボタンを押した時、画面にエフェクトをかけたりと非常に凝っています。
 それにも係わらずレスポンスも高速で非常に完成度の高いシステムです。


<パッチ情報>
 2003/11/15時点で、Ver.1.02で2回のパッチプログラムが公開されています。
 シナリオの誤字脱字修正、音声ファイルの修正、プログラムの修正等がされます。
 ただしパッチを当てなくてもかなり安定していて、ATI のカードとDirectX9の組み合わせで他のゲームが飛びまくっていた時でも安定でした。


<音楽>
 全部で9曲(ボーカル曲1)と少な目です。
 救いはゲームのタイトルの同じく、曲のタイトルがやたら長く笑えることです。
 どうもタイトルを上から読んでいくと詩のようになっているようです。
 タイトルは以下のようになっています。

 1.「イ・ケ・ナ・イ お願い」〜恋する妹はせつなくてお兄ちゃんを想うとすぐHしちゃうの〜
 2.お兄ちゃんと目が会うとムネのあたりがもやもやするんだけど、これってばやっぱりちょっぴり病気?
 3.ライバルもいるの・・・・・・けど、ちょっとだけ私がリードしてるかな、なんて。
  でも油断は大敵。お兄ちゃんってば自分で思うより結構もてるんだゾ?
 4.初めてのいろいろはお兄ちゃんと・・・・・・って決めていたんだけど、いざとなるとやっぱり恥ずかしい。
 という感じで、全9曲続きます。

 ゲーム中は不安を誘うような感じの曲がメインで、このゲームには合っていると思います。
 なお、ボーカル曲「イ・ケ・ナ・イ お願い」の歌詞は、このゲームの主旨そのままで聞き取ると以下のようになります。
 イケナイ恋の相手
 あなたのことだけ見つめてきたの
 キケンな恋愛感情
 あふれる想いをどうか分かって
 この想い 気づいてしまったあの日
 誰か教えて どうすればいいの
 だからお願い
 あのね神様
 どうか私の願いを叶えてあげてね
 だから約束
 きっと神様
 無理な願いだって分かってる
 とにもかくにも話を聞いてね
 だってお願い 神様
 (Vocal:楓,作・編曲:大三元吉,作詞:チェリー87)

 あまりにまんまなので、歌っている方も気の毒だなと思いましたが(^^;)、特典として付いてくるミニディスクに収録されているフルバージョンタイプは、小さいころの思い出とかも歌われていて、歌詞として十分良い出来です。


<CG>
 キャラクターデザイン・原画はうろたんさんで、ロリ絵風のかわいらしい絵です。
 塗りのグラデーションが少なめですが,このゲームにはある意味合ってるのと思います。
 CGはシーンで56枚、トータルでは120枚程度です。
 この価格では少な目ですね。
 そのためか文章と絵が合わないところが若干ありました。

 回想シーンは全部で28シーンです。


<Hシーン>
 いや〜エロ過ぎですね^^;
 非常に良いことです、エロゲはこうでなくっちゃね^^;

 全体としては陵辱は抜きで、フェラ(されるだけでなく、したりもします^^;)、アナルセックス、放尿プレー、飲尿、3P、4P、女装でのH、足コキ、青姦とバリエーションは豊富です。


<シナリオ>
 武藤礼恵さんです。
 良く知りませんでしたが、Rune・CAGEで仕事をしているそうです。


<感想>
 さて最初にコメントするべきなのは、オプションのルビ設定でしょう。
 家族関係を表す漢字の上に、同じ漢字の前に「義」を付けて小さく表示します。
 例えば「妹」ならば、その上に小さく「義妹」と表示されます。
 デフォルトはオンで、最初ちょっとガックリしました(HPのキャラクター紹介には義の字がなかったので)。
 しかしゲームを進めて行くうちに、私はこのルビ設定はただの大人の事情と結論付けました。
 その理由は以下の通りです。
 1.ゲームの最初で「父」・「母」両方の上に、それぞれ「義父」・「義母」のルビが振られる。
  ただし、義理の両親が親戚の子供を引き取っている可能性等は残ります。
 2.一通りゲーム終了後、シナリオスキップさせながら家族関係を調べたところ、ルビ通りだと全員の家族関係が義理になってしまう。
 と判明しました。
 さすがにこれはおかしいです。
 (ネタバレ)ハーレム・シナリオで秋巳が千夏に犯されているときに秋巳が「姉さま」と呼ぶところにも「義姉」のルビが入っていて気づきました。(ネタバレ終わり)
 したがってこのゲームの正しい遊び方は、ルビ付きで家族関係をチェックしつつ十分納得したらルビをはずすというものでしょう^^;
 となるとこれは全部実兄弟姉妹間での話になって…。
 とんでもない展開ということになります^^;

 話は夜、千夏が主人公の名前を言いながらオナニーをしている声が聞こえるところから始まります。
 基本的には千夏の誘惑攻撃にどう対処していくかでシナリオが分岐していく…と考えてください。

 エンディングは、千夏END2種類(ノーマル・ハッピー)、秋巳END1種類、美冬END1種類、ハーレムEND2種類(春人ハーレム・千夏ハーレム?^^;)という感じです。
 秋巳が攻略できるところがアレですね^^;
 千夏には「やらしくてチ○コが生えた女の子」と言われていて、男の子というより女の子ですし…^^;
 (ネタバレ)秋巳は幼い頃、千夏のお下がりを着ていて主人公に3人の中で一番可愛いから大きくなったら結婚しようと約束してそうです。
 主人公かなり変ですね^^;
(ネタバレ終わり)


<10点満点での総合評価>
 8.5点です。
 名作(9点以上)とするには、エロ以外の+αが必要ではないかと思います。
 ただ…十分楽しめました^^;

 なおこのゲームのタイトルの元ネタは、「恋する乙女はせつなくてちょっとしたことですぐ涙しちゃうの」というCDらしいです。


お気に入りのキャラ:志木 秋巳…キャラ萌えに性別は関係ありません^^;
            キャラではないですが、シナリオ担当の武藤礼恵もなかなか^^;
最後に一言:「まぁとりあえず買って堕ちてみましょうか^^;(あくまでゲームだけの話ですよ^^;)」
TITANSより一言:「タイトル長いんじゃ!編集大変だろうが!長けりゃーいいっていうもんじゃねーぞ!」