緋の月 (虚空つづみさんのレビュー) | 評価: 7 |
▼ タイトル | 緋の月 |
▼ ブランド | みるくそふと |
▼ ジャンル | 幕末マルチサイトADV |
▼ 対応OS | Win98/2000/Me/XP |
▼ メディア | CD-ROM |
▼ 定価 | \8,800 |
▼ 発売日 | 2003/10/24 |
▼ 購入 | あり |
【CG観賞モード 】 | |
【 シーン観賞モード 】 | あり |
【 BGM観賞モード 】 | あり |
【 メッセージスキップ 】 | あり |
【 メッセージ履歴機能 】 | あり |
【 選択肢リターン機能 】 | なし |
【 オートモード 】 | あり |
【 ヒント機能 】 | なし |
【 セーブ数 】 | 100個 |
【 エンディング数 】 | 4個 |
<ストーリー>
時は幕末――
弟子として付き添う惣一と共に、殺された養父の仇を探す旅をしていた霧。
二人は途中立ち寄ったとある港町でやっかいな事に巻き込まれる。
事件の真相が暴かれていくにつれ、次第に単なる人探しではすまない事件であることに気付き始める。
――神隠し・阿片・城代家老の不穏な動き――
――辿り着いた、全ての黒幕である男、神崎――
それこそが、二人が追い求めていた仇の名だった……。
<キャラクター>
霧 CV:理多
幼い頃に両親を亡くし、道場を構える養父に引き取られる。
霧自身もまた『剣客小町』の異名で呼ばれていた程の腕前。
突然殺された養父の仇である兄弟子、神崎の行方を追う旅をしている。
低い背丈と二つに分けて束ねている髪などの幼い外観ゆえに、
旅の途中では惣一の妹と見られることも多い。
(そのたびに不機嫌になる)
茜 CV:あ・ろま
物語の舞台となる城下町、御津鍬(みつくわ)藩に住む少女。
両親を早くに亡くしており、祖父が経営する小さな食堂・胡桃屋(くるみや)で働いている。
根は優しくて素直。正義感でいっぱい。
しかし張り切りすぎて空振りすることもしばしば。
たまに語尾が「ですじょ」や「ごじゃる」になったり、変な言葉を使う。
香澄 CV:楠 鈴音
町医者を営む、茜の姉。
自分の身体の弱さを知るために学び始めた医学により、
次第に女医としての腕と知識を身につけ、
今では町一番の医者として知られるようになった。
物腰は柔らかいが、患者を前にすると、医者としての鋭い眼光をする。
和泉 CV:中瀬 ひな
舞台となる城下町の、城代家老の娘。
長い髪を裾でひとつにまとめている美しい女性。
剣士に興味があるらしく、町道場に度々姿を見せている。
優しく穏やかで女性的だが、剣士を見定める眼光はとても鋭い。
このホームページはみるくそふとより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はみるくそふとに帰属します。
<購入理由>
「絵買い」です。
えちゲーには珍しい「幕末モノ」というのも理由の一つです。
<システム>
セーブデータのメモ方法についてFAQが出ています。
エラーが出て強制終了するらしいので、要チェック!
主人公の名前は変更できません。
インストール容量は約1GBほど…。
起動時にCD−ROMは必要ありません。
<音楽・音声>
主人公を含むフルボイスです。
ちなみに主人公「惣一」役は、児玉さとみさん。
いかにも少年らしい声質で、かなり名演技なのでオフにするのは勿体ないです。
ただ、Hシーン時には惣一の台詞がありません。
ユーザー思いですね(;^_^A
(ボイスありで女声同士で…もありですよキャ(/o\)
名もないチンピラ浪士にも一応台詞がありますが、こちらはイマイチ…(-_-;)
やっつけられた時の悲鳴は、あまりにも「へっぽこ」です。
音楽は「しっとり系」と「ダーク系」。
ゲームの雰囲気にしっかりと合っています。
エンディングは2曲もあって、隠しシナリオで流れる方がより良いですねぇ。
「泣ける曲」と言えるのではないでしょうか。
効果音は、衣ズレ・足音・波音などたくさんありますが、やや控え気味で、本当の意味でゲームの雰囲気を盛り上げる効果音という感じです。
この細かな心配りは作品への好感度へと繋がりポイント高いです。
<演出・感想>
発売前は「かなり深いシナリオなのかな…」と予想していたのですが、やってみると意外にあっさりしたストーリーでした。
選択肢が少ないので、人によっては「ボリューム不足」と感じるかもしれません。
「マルチサイトADV」というだけあって、大まかなストーリーは各ヒロインいずれのシナリオでも変化ありません。
複数の視点から、ある出来事を追うことによって、物語に変化をつけているという感じです。
よくあるパターンですが、霧・茜・香澄のエンディングを見ないと、隠れシナリオの「緋の月」は見れません。
これら全てのシナリオを見ることによって「真実」がわかります。
このゲーム…むしろ「雰囲気を楽しむ」作品といった方が良いと思います。
テンポよく会話が進むし、その中で人の「悲しみ」「葛藤」がよく描かれています。
前半は「霧―茜」の掛け合いなど笑える部分も多いでが、後半はやや暗くなります。
攻略を目指すより、ゆっくりと読む方が面白い作品ですね。
絵についてですが、まぁ炉系です(;^_^A
霧は「惣一の年上」という設定ですが、断じてそのようには見えません。
そして男はみな男前…(でもショタ風味^^;)
目パチ口パクはありませんが、各キャラとも表情はかなり多彩。
なぜか茜の着物は丈が短くて、ミニスカート風。
幕末には無かったと思われる「パンツ」を履いています。
違和感が…。
背景はとても綺麗です。
林の1本道などは奥行きもしっかりしてて、ちょっと感銘を受けました。
気になるのは…街中の背景で、胡桃屋などの前に立っている少女たち。
巫女姿だったり、太刀を持ってたりするんですが、ハッキリ言って周囲から浮いてます^^;
次回作とかのキャラだったりするんでしょうかねぇ…。
さて、Hシーンですが、キャラが炉系ですから、『薄い』です(;´Д`)
各キャラ1回のみ(和泉だけは2回)ですし…。
一応、陵辱CGもありますが、犯られた後だしなぁ…。
もしH重視なら潔く他のゲームにしましょう(;^_^A
ユーザー人気投票では、霧が1位なのですが、なぜか2位は薬屋の娘「さくら」ちゃん。
この娘、礼儀正しくて、とても良い女の子なんですが、(ネタバレ)すっごく可哀相で、どう進めても幸せになれません(つД`)
救えるような追加シナリオとか作ってくれないかなぁ…(ネタバレ終了)
ねぇ、みるくそふとさんm(_)m
あまり書くとネタバレになっちゃうのですが、なぜかオフィシャルでは、「全ての黒幕=神崎」とストーリー説明されています。
「神崎」って本当はイイヤツなんじゃないかなぁ。
むしろ悪玉は、(ネタバレ)城代家老とルッソでは…?(ネタバレ終了)
<10点満点での総合評価>
7.0点ですかね。
小粒ですが、しっかりと作り込まれている作品です。
お気に入りのキャラ:霧…子供みたいな反応が面白いです^^;
Maple Colors(メイプルカラーズ) (虚空つづみさんのレビュー) | 評価: 8 |
▼ タイトル | Maple Colors(メイプルカラーズ) |
▼ ブランド | クロスネット |
▼ ジャンル | フィールドAVG |
▼ 対応OS | Win98/2000/Me/XP |
▼ メディア | DVD-ROM / CD-ROM |
▼ 定価 | \8,800 |
▼ 発売日 | 2003/07/25 |
▼ 購入 | あり |
【CG観賞モード 】 | |
【 シーン観賞モード 】 | あり |
【 BGM観賞モード 】 | あり |
【 メッセージスキップ 】 | あり |
【 メッセージ履歴機能 】 | なし |
【 選択肢リターン機能 】 | なし |
【 オートモード 】 | あり |
【 ヒント機能 】 | なし |
【 セーブ数 】 | 30個 |
【 エンディング数 】 | 6個 |
<ストーリー>
前にいた学園で暴力事件を起こしてしまい、紅華学園へと転校してきた佐久良次郎。
転校してきてから2週間も過ぎたのに、いまだにクラスになじめないでいた。
というのも、学園の嫌われ者ばかりが集まったクラスに編入されてしまったからだ。
そんなある日、いじめグループに制裁をくわえようとしていたクラスメイト・葵未来を目撃。
良次郎は止めようとしたが、どこをどう間違えたのか自分から手を出してしまう。
しかも、相手は紅華学園の権力を握る大杉教頭が顧問の演劇部員ときたもんだ。
事件がきっかけでクラス全員が無期停学の危機に陥るが、演劇部長の謀略により、
良次郎のいる2年B組と演劇部が学園祭で演劇勝負することに。
しかしクラスメイトたちはヤル気ゼロ。
負けず嫌いな良次郎は彼らを説得してまわるのだが……。
<キャラクター>
ざっと数えても総キャラ数50人…多すぎますヽ(;´Д`)ノ
マニュアルにもキャラ説明ないし。
クラスメイトの女子だけでも約20人いるので、ヒロインのみで。
秋穂もみじ CV:木村あやか
演劇の天才…だが、本人は自分の才能にまったく気付いていない。
明るく前向きなのにやや天然ボケな性格。
葵未来 CV:北都南
クラスメイトから「キャプテン」と呼ばれ、恐れられているクラスのリーダー。
過去に大杉顧問との確執から、演劇部を退部させられた。
卯月あむ CV:宇佐美桃香
超売れっ子のアイドル、だが突然休業宣言をして学園に通いだす。
トレードマークはキツネのお面。
桃井葉子 CV:大波こなみ
ソフトボール部のエースピッチャーで、超剛速球はまさに敵なし。
極端にプレッシャーに弱く、許容を超えると「加速装置」で逃げ出してしまう。
鈴原空 CV:青山ゆかり
水泳部の期待の星。何事にも冷めた態度をしていて、
団体行動をとろうとはせず、独りでいることが多い。
咲守素子 CV:ruru
学園の近くにある神社の娘。古武術の担い手でもある。
生真面目で常に毅然とした立ち振る舞いをし、融通が利かない。
このホームページはクロスネットより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はクロスネットに帰属します。
<購入理由>
2点あり、1点目は前作の「DeepVoice」がかなりの良作だったこと。
2点目は、TGプレリュードの体験版で、ミニゲームにハマったからです。
<システム>
修正ファイルがあります。
ゲームバランスの調整や各種不具合の修正がされています。
以前のセーブデータは使用できなくなるので注意。
システム周りは、上記参照。
その他では、主人公の名前変更可能。
起動時に画面解像度(フルorウィンドウ)の設定が出来ます。
HDDインストール容量はフルインストールで2GB必要です。
マニュアルには、ゲーム起動時にディスクを入れるように書いてますが、私の環境下では入れなくても動きました^^;
<音楽・音声>
なぜかこのゲーム、主題歌が入っていません。
なんでも容量の関係で入らなかったそうで……残念です。
よってゲーム中に流れるのは、BGMのみです。
数えてみると、『42曲』……結構ありますね。
(つか、ミニゲームに夢中で気付かなかったという事実(;^_^A)
曲数が多いということは、それだけ演出が細かいんだ…とお茶を濁しておこう。
音声は、完璧なのではないでしょうか(*゜ワ゜*)ノ
序盤から葵(北都南さん)にバカ呼ばわりされますが、そこがまたイイ☆(ぉ
女性・男性のほとんどが喋りますから、音声録りは大変だったでしょうな…。
また、効果音も豊富です。
Hシーンには、前作と同じく『ぐちゃ音』が入ってます^^;
<演出・感想>
ゲームの目的は、期日内にクラスメート全員の協力を得て、学園祭での演劇を成功させることです。
ともかく、序盤から「学校内をウロウロする」ような無駄な時間はありません。
出来るだけ効率よく、順番にフラグを立てていかないと、ミニゲームするヒマすら無くなってしまいます。
この辺の難易度は考慮する必要があるのではないでしょうか?
※攻略については、その手の攻略サイトを見てください。
シナリオがどうのこうの言う前に、ミニゲームをクリアしないとまったく前に進めないので、必死になります。
特にゲームの難易度を「ふつう」で始めてしまうと、まずクリアできませんでした。
ゲームは9種類ほどなのですが、どれも難しいです。
「ハエたたき」はマウスが壊れそうになるし、「ソフトボール」はめちゃムカつくし…。
(上下に揺れながら、行きつ戻りつして消えるボールなんて、星飛雄馬でもあんなの、投げられんぞ(ノ-_-)ノ"⌒┻┻-☆)
でもクリアしたら、そんなイライラは一気に吹き飛んでしまう爽快感〜♪
エチゲーでは得難い経験のような気がします。
さて、シナリオのほうですが、意外にあっさりと流れてしまい、大どんでん返しとかはありませんでした。
まぁ、キャラクタが『濃い』ヤツばっかなので、その辺はバランスが取れていいのかもしれません。
だって新聞部の部長なんて、顔も言動も2chのパクリですよ(;^_^A
Hシーンは各女キャラ1〜3回程度。
CG自体はさほど多くないのですが、結合部をアップにしたりなど細かな配慮(?)が見られます。
しっかし主人公…クラスの女子ほとんどと関係しちゃうんだよねぇ…。
羨ましいというか、後が修羅場になりそうというか(ぉ
絵についても演出が細かいです。
雲の流れが上層と下層で違ったりなどと背景にこだわりが見られます。
アニメ部の部室にLOVERSのポスターが貼ってあったり、いろんなお遊びがありますね。
原画はアプリコットのTOMA氏。
可愛い女の子キャラで有名ですが、男キャラには某野球漫画の葉っぱ野郎などがいて、こちらも随所にお遊びがみられます。
そうですね、個人的には『やってて楽しいゲーム』だなと思いました^^;
しかし、このゲーム、上記の理由から「お手軽なゲーム」ではないことは確かです。
<10点満点での総合評価>
8.0点。
進めるのにかなりコツが必要なので、初心者は避けた方が無難。
「ただ読むだけ」のエチゲーに飽きた方には、薦めたい一品です。
お気に入りのキャラ:葵未来&鈴原空…他にもイイキャラが沢山^^:
魔女っ娘ア・ラ・モード (虚空つづみさんのレビュー) | 評価: 7 |
▼ タイトル | 魔女っ娘ア・ラ・モード |
▼ ブランド | F&C・FC01 |
▼ ジャンル | コミックマジカルADV |
▼ 対応OS | Win98/2000/Me/XP |
▼ メディア | CD-ROM |
▼ 定価 | \8,800 |
▼ 発売日 | 2003/08/29 |
▼ 購入 | あり |
【CG観賞モード 】 | |
【 シーン観賞モード 】 | あり |
【 BGM観賞モード 】 | あり |
【 メッセージスキップ 】 | あり |
【 メッセージ履歴機能 】 | あり(音声リピートなあり) |
【 選択肢リターン機能 】 | なし |
【 オートモード 】 | あり |
【 ヒント機能 】 | なし |
【 セーブ数 】 | 40個(他に自動セーブ40個、クイックセーブ5個) |
【 エンディング数 】 | 6個(アクア先生お仕置きエンド含む) |
<ストーリー>
「ミント王国」。
人と精霊が共存し、「魔法」という不思議な力が満ちた世界。
代々、女王によって統治されてきたこの王国は平和そのもの。
人々の生活には明るい笑顔が満ちあふれ、時には涙を流しながらも、
愛し合う人たちと幸せを築いていました。
そんな王国にも、当たり前のように少年や少女がいて、
私たちの世界と同じように、恋や友情に悩み、夢や希望を追いかけているのです。
ただちょっと…彼らは「魔法」なんてものが使えてしまうものですから、
彼らをしっかりと教え導くための学舎が必要だったりするのです。
その学舎は…
ミント王国国立学園「トゥインクルアカデミー」と呼ばれています。
学園では今日も一人前の魔法使いになるために、みんな頑張って毎日を過ごしています。
そんな彼らの悲喜こもごもを眺めていると、きっと微笑ましく思えることでしょう。
では早速、そんな彼らの日常を覗いてみましょうか…
<キャラクター>
シルビア・アイゼット CV:カンザキカナリ
勝ち気で姉御肌、面倒見がよくて人をグイグイ引っ張っていくタイプ。
主人公とは幼なじみなのだが、ついつい強気に出て、口喧嘩になってしまう。
エレーネ・シルバーナ CV:一色ヒカル
成績優秀、容姿端麗。優しくて慈愛に満ちており、いわゆる「学園のアイドル」。
争いを好まない性格だが、自分の意見はしっかり述べる優等生タイプ。
並はずれた魔法の力を持っていて、次期「ミント王国女王」の候補。
ナナ(正確にはバージョン・ナナ) CV:春野かえる
大賢者「ソレイユ・ブリリアント」が作り出したホムンクルス。
魔法の力が全く無いのに「世の中のことを勉強する」ために学園へやってきた。
従順な性格だが、「性」についてはまったく無知。
リディア・アーセナル CV:草柳順子
「興味のないことには全く無反応」などと周囲から見られている女の子。
話すとクールで冷たい感じだが、実際は「恥ずかしがり屋」。
勉強熱心で成績優秀。肩に黒いドラゴンを乗せている。
ミルキー・ミルコック CV:大野まりな
人と話すのが苦手で、すごい内気。特に男性とはまともに会話できない。
動物や植物が大好きで学園の庭で花を育てている。
たぶん主人公の1学年後輩(うろ覚え^^;)
このホームページはF&C・FC01より一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はF&C・FC01に帰属します。
<購入理由>
主題歌聞いて「即購入決定!」しました(;^_^A
発売日まで、オフィシャルHPからDLしたムービー見ながら、悦には入っておりました(バカ^^;
<システム>
修正ファイルがあります。
台詞のズレの修正等で、以前のセーブデータは使用出来るそうです。
主人公の名前は「ダイル・クライシス」がデフォルトです。
「ダイル」の部分を変更できますが、その場合ゲーム中「きみ」「あなた」などと呼ばれます。
結構細かで嬉しい演出です。
インストール容量は標準500M、最大1.2GB。
標準の場合は、プレイ中CD−ROMから随時データを読み取ります。
なおCDチェックがあるので、最大インストにしてもゲーム起動にはCD−ROMは必要です。
システム周りで気になったことと言えば、文字ウィンドウが青地に魔法陣の模様が描かれているので、濃度を下げすぎると文字が見えにくくなることです。
後ろのCGも見たい、でも文字が見え難くなるとゲームに支障をきたす…。
微妙な…そう職人の技が必要です。
(-_-)。o ○(細かい所で、雑な面が見られるんですよね…)
動作は安定しており、私のPC環境では「スキップ使いまくったら、エラーが出た〜」なんてことはありませんでした。
<音楽・音声>
このゲーム、主題歌につられて購入した方は多いんじゃないでしょうか…。
とにかく主題歌「Nostalgia」が弾けまくりです(*゜ワ゜*)ノ
作詞作曲は「桃井はるこ」さん、歌ってるのは「UNDER17」。
すでにイベント等でステージに立っておられるので、観た方も多いでしょう。
脳ミソが溶けそうなほど、ぶっ飛んでます。(必聴!)
さてさて「その他の曲は?」と言うと…。
……主題歌のカゲに隠れて「印象薄」です(;^_^A
音声は、出演されてる声優さんは有名な方々なので、演技はGoodです。
ただねぇ…。
唯一の男キャラである「ユーキ」君の出番がやたらと多いのがちょっと…。
しかもユーキ君は声がやたらでっかいので、音量をシルビアに合わせると、耳が痛くなってしまいます。
設定画面で「その他のキャラ」をオフにするとユーキ君は喋りませんが、そうなるとアクア先生も喋らないし…。
細かい「音声設定」希望です。
…ユーキ君役の声優さん、スイマセンm(_ _)m
<演出・感想>
ストーリーは、試験までの2週間にパートナーを決めて、試験に合格すればハッピーエンドという単純なもの。
具体的には、昼食時間や放課後に各ヒロインと会って、会話しながら好感度を上げていく「学園恋愛の王道パターン」です。
ほぼ最初の1週間の行動で、どのシナリオに進むかが決まってしまうみたいです。
さて、各ヒロインのシナリオですが、かなり量に差があります。
ミルキーは他のヒロインの半分くらいしかありません( ̄□ ̄;)
その分、CGも少ないし…なんか扱われ方が可哀相です。
個人的に一番のオススメシナリオは、「ナナ」。
ペットのネズミ(?)の死をきっかけに、生命について考えるナナ…。
まったくの「お馬鹿キャラ」かと思ったら、奥深いシナリオが展開します。
ただ…よく考えたら、ナナのシナリオって「To Heart」のマルチに似てるんですよね…。
エンディングもそっくりだし…(深く考えるのは止めときましょう)
絵についてですが、全体的に明るめの色調で、キャラの表情も多彩です。
いちおう口パクはありますが、小さすぎて見えないコトも^^;
ヒロインの原画さんは3人ですが、けっしてバラバラではなく、ゲームの雰囲気にあった統一感があります。
さてさて、肝心のHシーンですが、この手の萌え萌えゲーは、Hが薄いのが当たり前。
う〜ん…やはり今回も薄かったヽ(;´Д`)ノ
まぁ、陵辱系に慣れてる人には、物足りないかもしれない…というレベルですから。
むしろ濃すぎると、ゲームの雰囲気壊すし、仕方ないのかも…。
ちなみに、エレーネの初Hはビックリします。
「おいおい、処女がそんなこと言うのかよ?」って感じでした。
<10点満点での総合評価>
7.0点としときましょう。
決して悪くはないし、絵が気に入ったのなら、やってもいいかと。
ど〜してもH重視なら、潔く避けた方が…(;^_^A
お気に入りのキャラ:ナナ&ソレイユ…ソレイユ様、とってもお茶目^^;