雪降る季節へ 〜想い、あなたに    (くまのは〜さんのレビュー)  評価: 5 
▼ タイトル 雪降る季節へ 〜想い、あなたに
▼ ブランド ブルーベル
▼ ジャンル ADV
▼ 対応OS Win95/Win98
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 1997/12/05
▼ 購入 
/ オリジナル特典 Getchu.com
 あり
【CG観賞モード 】
【 シーン観賞モード 】  なし
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり
【 メッセージ履歴機能 】  なし
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  なし
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  --個
【 エンディング数 】  6個


<ストーリー紹介>
 主人公は優しく誠実な誰もが好感を持つ好人物。
 女心に鈍く恋人はいない。彼への思いをつのらせている女友達はいるが、彼の人柄が彼女たちを思いとどまらせていた……
 ある日、主人公のクラスに転入生がやってきた。
 転入生は並外れた容姿と明晰な頭脳と素晴らしい運動神経を持つスーパーガールだったのだ。
 主人公の隣に座ることになった彼女は、その日のうちに主人公と親しくなる。
 主人公に好意を寄せていた女性たちは、彼女が主人公に親しく接することに嫉妬心と危機感を感じ始めていた。
 やがて、最初は恋愛感情を持っていなかった転入生もやがて主人公に惹かれるようになり、鈍い主人公も選択を迫られるのだった。


<キャラクター紹介>
宮下千代
 主人公の幼馴染。ちょっとがさつで乱暴。
 主人公の朝食を強奪するのが日課。
 格闘好き。

石切桜
 主人公のクラスメイトで千代の親友。
 主人公と千代と桜の三人で毎朝登校している。
 料理が得意。

雪間直美
 微妙なバランスを保っていた主人公を取り巻く人間関係を崩した転校生。
 可愛くて明るくて、成績もスポーツも優れている、ありがちなヒロイン。
 極度の方向音痴。

遠藤久香
 高飛車な名家のお嬢さま。だけど気さくな性格でタカピーなのも厭味ではない。
 やっぱり、ありがちなキャラ。

逢瀬綾香
 クラスの全員に押し付けられて委員長やるタイプ。眼鏡で少しふっくらとした身体つき。
 成績優秀。

今村良子
 主人公とは中学の時同級生だったけど、今は別の高校に通っている。
 ストーカー。


このホームページはブルーベルより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はブルーベルに帰属します。



<感想>
 死んじゃう直前までH可能娘に、その死にかけ娘を犯っちゃう主人公。
 それで何故か直っちゃう娘に、病み上がりを直ぐに犯っちゃう主人公。
 人外の魔物娘に、それを気にせず犯っちゃう主人公。
 記憶喪失だから養って娘に、それを拉致って犯っちゃう主人公。
 ご主人様ぁ虐めてぇ娘に、「くくっ・・とうとう堕ちたな」と悦に浸る主人公。
 私とあなたは前世で恋人だったの娘に、そうだ思い出したよで犯っちゃうぞ主人公。
 一部本当にやってる奴らがいそうで怖いが、後から後から発売される悲劇・記憶喪失・奇跡・調教・獣姦・前世・幽霊・怨念・異世界etc、etcのオンパレード。
 お前ら日本人なのか?本当はどこの世界の住人だ?他の宇宙から来たのか?と叫びたくなるこの業界。

 そんな中で、「雪降る季節へ」は奇跡も無ければ悲劇も調教も無い、立派に日本の高校生の話として通じるゲームでした。
 ゲームは11月中旬から終業式までの約一ヶ月。
 盛り上がりには欠けるけど、あたりまえの高校生が普通に(業界のお約束に縛られているので多分に無理はあるが)恋愛して18禁に突入してゆく過程の、ほのぼのとした日常の雰囲気が味わえます。

 ヒロイン達もお約束というか、ありがちで特に雪間直美は、いかにもって感じで食傷気味です
 幼馴染の宮下千代ちゃんもその例に漏れませんが、やはり王道は強いなとも再認識させられました。
 ありがちなストーリーだけど、その王道パターンが楽しめました。
 そのほかのキャラクター達も、ありがちな話ばかりで先が読めてしまいますが…。
 もう少し盛り上がるイベントを用意するとか、人物設定を捻るとか出来なかったのかなぁ、と思いましたが、開発後記を読んで、納得すると共に泣けてきました。
 「シナリオライターと原画が途中で逃亡し、一時は開発中止を覚悟したほどでした・・・」(開発後記より)

 不景気な話は置いて、不満点をネタばれぎみにスタート。
 他のヒロインたちの攻略に失敗すると、何故かオイラの中のメインヒロイン宮下千代ちゃんエンドになります。
 千代ちゃんはバッドエンドなのかと開発者に文句を言いたいとこだけど、既に活動停止しているので苦情の付けようが無くて寂しい限りです。

 特に面白くも無いし、かといってつまらなくも無いゲーム。
 雰囲気を楽しめれば、今では安いしはずですし、買って損はしないでしょう。
 (それ以前に探すのが大変かもしれないですが…)


<10点満点での総合評価>
 客観的に見て5点
 自分的には楽しめたので6点をつけてもいいのですが^^;


お気に入りのキャラ:宮下千代ちゃん^^;
最後に一言:「ありがち。」











  Present for you   (ひびきさんのレビュー)   評価: 9 
▼ タイトル Present for you 〜わたしをあ・げ・る〜
▼ ブランド Nail
▼ ジャンル ADV
▼ 対応OS Win98/2000/Me/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2003/04/11
▼ 購入 
/ オリジナル特典 Getchu.com
 あり
【CG観賞モード 】
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり、Ctrlキー対応)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートあり・ホイール対応)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  35個
【 エンディング数 】  8個(各ヒロイン、トゥルー・バッドありの計8個)


<ストーリー>
 主人公真田俊輔は、ある日、別居している両親から『お姉さんをプレゼントしよう』という意味深な電話が掛かってくる。
 冗談だと思い、文化祭の準備に没頭している俊輔の前に現れたのは、なんとウェディングドレス姿の立花千春と名乗る女性だった。
 彼女は幼い頃に両親が決めた俊輔の許嫁で、教育実習でこの街へやって来たついでに俊輔との『新婚生活の実習』もするよう勧められた、と説明する。
 突然の事態に驚く俊輔だったが、両親の強引な命令と、千春の『教育実習がもう始まってしまう』という事情から、同居生活を受け入れることとなる・・・。


<キャラクター紹介>
立花千春(たちばな・ちはる)( Cv. 野神奈々 )
 主人公の元に現れた、自称『許嫁(いいなずけ)』。主人公の学校で教育実習をする。
 性格はおっとりのんびり天然ボケ。
 両親公認の許嫁という立場と同居のお礼からか、彼女は主人公に対して新婚ラブラブモード全開で献身的に尽くしてくれる。

藤原まどか(ふじわら・まどか)(Cv. あおい和紀 )
 主人公のクラスメイト。
 学生の身でありながら世間で噂の天才ヴァイオリニストであり、学園ナンバー1の美女として男子の誰もが憧れる存在。
 当然、主人公も彼女に淡い恋心を抱いている。
 華やかな印象とは裏腹に、性格はいたって温厚で控え目。
 人の上に立つタイプでもなく、昼休みは一人静かに読書をしていることが多い。

源本留美(みなもと・るみ)( Cv. 理多 )
 主人公の幼なじみ。
 小学校に入学した当時からの付き合いであり、それ以来の腐れ縁が続いている。
 ボーイッシュでとらえどころのない飄々(ひょうひょう)とした性格。演劇部ではリーダー的な存在。
 文化祭で演じたミュージカルが大好評を博し、一躍学園のアイドルとなる。

平良理沙(たいら・りさ)( Cv. 成瀬ゆら )
 あどけなさ、幼さの残る元気一杯童顔の妹系ロリ系後輩ヒロイン。
 美術部は主人公と彼女しかいないため、放課後はいつも二人きりで絵を描いている。
 主人公のことを兄のように慕っているが、先輩を先輩とも思わない性格。

 あとは男性キャラや、ゲームの途中で素性が明らかになる謎キャラが登場します。


このホームページはNailより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はNailに帰属します。



<システム補足>
 上記参照。
 インストールはフルインストールのみで、約660MB必要。
 一度インストールしたらCDがなくても起動します。
 そして、このゲーム、正規版と汎用版2つのアプリケーションがあり、自分のPCの性能によってどちらでプレイするのかが決められます
 ということで、正規版ではDirect3D に対応したビデオカードが必要になりますが、CGの拡大などが楽しめます。


<購入理由>
 「人妻コスプレ喫茶」に感銘を受け、この「Present for you 〜わたしをあ・げ・る〜」(以下「ぷれゆー」と表記します)はそれと類似した作品であると認識し、目に止まったため購入しました。
 や、私コスプレ物大好きです^^;
 それと、大きい瞳のCGにやられました(o゜▽゜)o


<音楽・音声>
 女性キャラ、男性キャラ共にフルボイスです(主人公以外)。
 もちろん任意のボイスを消すことも可能。
 違和感も無くて、良い感じでした。
 そして野神奈々さん、たまりません^^;
 終始透明感のある萌え系シルキーボイスですから♪

 音楽は、「blue」というバンドが演奏しています。
 このバンドはその時々に応じて様々なメンバーが集まり、依頼された音楽や実験的な制作を行う不定形音楽制作集団であるらしいのです。
 というわけで、エレキギターやヴァイオリンは生の音を使っています。
 と言ってもエレキギターを「生」の音って言うのかは疑問ですが^^;

 藤原まどかのヴァイオリンソロも、ちゃんと生の楽器を使って録音したようでした。
 ただ、設定の上ではまどかが「世間で有名なヴァイオリニスト」となっているのだからもう少し…(失礼)。
 教会音楽、パイプオルガン、バロックを模した音楽も使われており、これはお気に入りです。
 冒頭等で使われているオルゴールもいい味出してます。

 ボーカル入りの曲もあります。
 ゲームの雰囲気に合った良い曲です。


<原画・CGなど>
 原画は椎咲雛樹さん。萌え系で瞳が丁寧な感じをうけます。
 そしてゲームの途中、千春先生登場の際には、主題歌と共にオープニングムービーがっっっ!
 なかなか良い演出です。

 ただ半脱ぎのときなど、下着装着時でも股間にモザイクが入っているのが残念でした(つД`)
 インストール正規版だと夜の場面になると立ち絵にも闇がかかります。


<感想>
 購入時点では、萌え萌えコスプレ新婚生活お姉さんに責められ系ヒャッホー(^^;)だと想像していました。
 しかし、その先入観は非常にいい意味で覆されました。
 このゲーム、実は純愛シナリオゲームだったんです。
 あのパッケージとホームページの紹介は何だったんでしょうか^^;?
 なんせコスプレエッチがないっっっ(つД`)!
 コスプレのCGはあるんですけどねぇ(汗

 ゲームをプレイしている途中でも「エロシーンはまだか!?」…と。
 それどころかメインヒロインの千春先生もなかなか登場しない…。
 いったいどういうゲームなのだろう?と不思議に思っていました。
 千春先生が登場するまでは、学園祭でのドタバタやらヒロインの性格や設定が自然な感じで紹介されていました。

 まどかはお嬢様系で儚げで自分の想いをなかなか表に出さなく(出す部分もありますが)、悩める少女。
 (髪の毛が異常に長いですが、ヴァイオリン弾く時くらい縛ってくださいよ^^;)
 留美は幼馴染。姉御的で主人公を何とかまどかとくっつけようとする… のか、からかっているだけなのか^^;
 主人公に夕食の差し入れなどを持って来たりしてくれます。
 それと、オヤジ系の台詞なども目立ちますが、そこが笑いのツボに入ると良い感じです。
 理沙は一人称「理沙ちん」からもわかるとおり、主人公にべったり甘え上手でお喋り得意。
 感情の起伏がとても激しく、ヤキモチやき。
 まぁそのヤキモチがあまりにストレートで、お約束的なシーンでもお約束なタイミングで発揮されるのが逆にすがすがしかったりするのですが^^;
 そしてこのゲームのキャラ達の性格は、個性がはっきりした物となっています。
 「ああ、今のシーンだったらあのキャラはこういう行動を取るのではないかな?」
 と自分で想像できたりしてしまいます^^;
 こういう風にキャラの性格がハッキリしていたら、キャラへの感情移入がスンナリといってしまいます。

 しかし「あれあれ〜ちょっと購入時想像していたゲームとは違うんじゃン?」と徐々に疑問に感じ始めました。
 抜きゲーでこんなに他パートが整っているのはちと不自然^^;
 そうこうしているうちに、メインヒロイン 千春先生登場。
 千春先生登場のシーンはオープニングムービー&ファンタジー方向の匂いもちらほら。
 主人公を「幸せにしてあげたい」だそうです(萌え)。
 そして許嫁である千春先生との甘い生活が始まります。
 この千春先生、物凄く献身的です。
 炊事、洗濯、掃除はお手の物。
 しかもそれだけではなく、主人公が人間関係で悩んでいる時は一緒に真剣に悩んでくれて、なおかつ優しいアドバイスをしてくれる。迷ったときは背中を押してくれる。
 主人公の恋路の相談にも乗ってくれる。
 他のヒロインと結ばれた時も笑顔で喜んでくれる。
 もう、おじさんメロメロです(/゜▽゜\)
 一生あなたについていきます、ユーアーウェルカムです、待っててください^^;

 加えてのおねだりシステム。
 帰ってきた主人公を色々なコスプレでお出迎えしてくれて、これまた献身的に奉仕してくれます(≧∇≦ )b
 で、献身的+萌え+野神奈々ヴォイス
 もう 脳みそ破壊 されます(*σ▽σ)
 キャラに感情移入しまくり(o゜▽゜)o

 そんなこんなで共通ルートが終わり、いよいよ4人個別のヒロインとの個別ルートに突入します。
 共通ルートでの行動や発言によって、誰とのルートに突入するかが決まります。
 読み手をグイグイ引っ張っていく物語には感服!
 どの物語にも適度な緊張感や危機、謎等があります。
 そこから主人公の行動すべきこと、目的が生まれ、徐々に解決に向かっていきます。
 次の展開を自然と待ちわびてしまいましたね。
 急転直下で解決しないで、徐々に解決していく…そういう過程が気に入りました。
 
 私は留美、理沙、まどかの順番に攻略したのですが、(1プレイに付き攻略対象は1人)主人公も一緒に悩み、傷つき、迷います。
 そんなときいつも横にいて一緒に悩んでくれるのが千春先生。
 この頃になると千春先生とのエッチもなくなっています(残念(つД`)
 もちろん、千春先生も主人公のことが好きなのに、自分の感情は出さずに主人公の恋路が良い方向に向かうように、全面的に協力&アドバイスしてくれます。
 …主人公よ、千春先生の想いに気づいていないはずは無かろう…。
 それでいいのか…いいのか、主人公ぉ〜ぉ〜!。

 個人的にはまどかシナリオでのヴァイオリンに対する想いの描写が秀逸だったと思います。

 そして3人のシナリオが終わってもまだまだ疑問に残っていることはあります。
 主人公の「記憶の中の少女」と千春との関係は?
 千春は何故現れてすぐに主人公を「幸せにしてあげたい」のか?
 そこここに隠れているファンタジー色的な意味合いは?
 これらは全て千春シナリオで明らかになるのですが…

 千春シナリオ号泣(血涙)

 特に千春の(少々ネタバレ)「私を幸せにしてくれてありがとう。私に命をくれてありがとう」という台詞から動き始める千春シナリオは、謎めいた物語になるであろうことをひしひしと予感させます。
 上記の通り私は千春に思いっきり感情移入していましたから(^^;)、読み進めていく過程はハラハラものでした。
 多分主人公の気持ちや思いとしっかりリンクしていたのではないでしょうか。
 そして主人公が、千春シナリオの目的を達成しようとして「あること」をしようと思いつくわけですが、これを始める時も、主人公に「そうだ、その意気だ!」と激励の言葉が思わず口から出てしまいました。
 そして目的を達成できた時には本当に涙が頬を伝いました。
 そして千春先生はやっぱり千春先生だったんだな、と。
 ちなみに、純愛系にしては不自然だった千春のおねだりシステムがなぜ存在していたか、も判明することとなります。

 そしてプレイし終わって本当にこのゲームに登場する人達は皆良い人ばかりと思いました。
 純粋で真っ直ぐで、信念を持っていて…。
 時には歪みますけれど、皆その問題を自分の力で、そして周りの人と支え合って解決します。
 Nailさん、野神奈々さん、本当に良い作品をありがとう!


<10点満点での総合評価>
 9点
 3〜4回目のプレイだと物語の前半である共通ルートがちょっとタルく感じられてしまうのと、物語が一本道に近いというところがマイナス要因です。
 しかし自分の感情をここまで起伏してくれたゲームはなかったです。
 個人的には絵と千春シナリオは、さらに加点が与えられます^^;


おすすめキャラ:立花千春先生…萌え系、献身的、CG最高、文句無しッ。
                     千春ルートではない時でも彼女の良さは如実に表れています!
最後に一言:「良い意味で期待を裏切られました。」











  真・兄嫁    (自由人さんのレビュー)  評価: 9 
▼ タイトル 真・兄嫁
▼ ブランド SelenADVANCE
▼ ジャンル 恋愛+鬼畜完全ADV
▼ 対応OS Win98/2000/Me/XP
▼ メディア DVD-ROM / CD-ROM
▼ 定価 \6,800
▼ 発売日 2003/08/08
▼ 購入 
/ オリジナル特典 Getchu.com
 あり
【CG観賞モード 】
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  なし
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートあり)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  容量の許す限り無限
【 エンディング数 】  10個


<ストーリー>
 「神楽貴史」(主人公)は幼い頃に両親を事故で亡くし、唯一の肉親である兄「神楽智史」に育てられていた。
 当時大学生だった智史は、苦学しながらも貴史を養育し、見事に大学を主席で卒業。
 智史はその後一流商社「忠和物産」に入社し、持ち前の能力を遺憾なく発揮し、多くのプロジェクトを成功に導く。

 一方の貴史は、勉強だけはできるものの、それ以外は兄と比べるまでもないほど劣っており、その劣等感が積み重なり、今では兄に対して激しいコンプレックスを感じるようになっていたのだ・・・・。
 そんな貴史が智史の母校でもある「明星学園」に進学し、3年生に進級した頃、兄弟の生活に、劇的な変化が訪れる。

 それは、兄、智史の結婚。
 兄弟が暮らす親が遺したマンションに、新たな家族を迎えることになったのだ。
 しかも、兄の相手は自分の同級生「常盤美沙」の姉である「美和」。
 勝気な美沙とは違い、温和で優しい年上の女性である美和に、ほのかな憧れを抱いていた貴史は、激しいショックを受ける。

 憧れていた女性を手に入れた兄・・・貴史のコンプレックスはさらに増大し、さらにその憎しみにも似た気持ちは美和にも向けられるようになっていくのだった・・・・。


<登場人物紹介>
神楽美和(かぐらみわ) CV:北都南
 智史の妻で今は専業主婦。
 結婚するまでは「忠和物産」の受付嬢をやっていた(社員ではなく派遣)
 温厚で癒し系の美人。

常盤美沙(ときわみさ) CV:岩田由貴
 美和の妹。明星学園の3年生で貴史のクラスメイト。
 文武両道、才色兼備を地でいくスーパーギャル。
 非常にモテるがいい寄る相手をことごとくフリ続けており、撃墜王の異名をとる。
 当然彼氏はいない。
 気性は激しく、特に貴史に対しては辛らつにあたりがち。
 小学生の時からなぜかずっと貴史とクラスが一緒だった。
 しかし、幼馴染という感じではなく、一方的にいじめている感じ。
 神楽家とは別棟の同系マンションで両親と暮らしている。

永山 梓(ながやまあずさ) CV:北条明日香
 明星学園の数学教師。教え子とためぐちのフランクな先生。
 明星学園のOGで、智史の1年先輩で学園自治会のメンバーだった。
 そのころ智史に想いを寄せていたこともある。

豊岡千秋(とよおかちあき) CV:岩田由貴
 明星学園3年生。美沙のとりまきその1。
 小さいが肉感的な女の子。
 おっかけやるくらいアイドルが好きで、いい男には目がない。
 それだけに外見がぱっとしない貴史を軽蔑している。

末広みゆき(すえひろみゆき) CV:北都南
 明星学園3年生。美沙のとりまきその2。
 コギャル系で、いつも携帯電話をいじってるような奴。
 ノリで生きているので暗い貴史は嫌い。

神楽智志(かぐらさとし) CV:木村拓八郎
 貴史の兄。総合商社「忠和物産」に勤務。
 子供の頃から神童と呼ばれた完全無欠な存在。
 二十歳に両親を亡くしてから神楽家を一人で支え、貴史を養育してきた。
 会社でもエリート街道邁進中で、大きなプロジェクトを何度も成功に導いている。
 3ヶ月前に美和と結婚し、親が遺したマンションで貴史を入れた三人で生活している。

神楽貴史(かぐらたかし・主人公) CV:なし
 進学校、明星学園の3年生。
 勉強だけはできるが、その他はぱっとしない。
 見た目も地味で、人とコミュニケーションを取るのも上手いほうではない、早い話が自分に自信がない感じ。
 完璧すぎる兄に対して、激しいコンプレックスを感じている。
 幼い頃、優しくしてくれたことがある美和にあこがれをいだいていたが、兄と結婚することがわかり、なんとなく憎いと思うようになった。


このホームページはSelenADVANCEより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はSelenADVANCEに帰属します。



<購入動機>
 雑誌を見て欲しくなりました。
 あとはネット等の評判がなかなか良かったので購入。


<音楽・音声>
 やはりこのゲームを語るにあたって北都南さん(美和役)は外せないでしょう!!
 南おね〜さんの色っぽさにどれだけお世話になったことか…^^;
 もちろん、岩田由貴さん(美沙役)も相変わらず素晴らしい訳でして…。
 ようするにどちらも素晴らしい!文句のつけようがないです(^^:

 そうそう!「真・兄嫁」になって梓役が涼さんから北条明日香さんに変わりました。
 もちろん文句なんかあるはずがないですよ!
 SELENさんの場合声優で買う人も少なくはないのではないでしょうか?
 今回もそれに恥じぬ素晴らしさでした。
 ありがとうSELENさんm(_)m
 
 主題歌はなかなかよかったですね。
 歌単体でも十分に聞けます。

 あとの音楽も雰囲気を壊さない良い出来だと思います。
 まぁ、こういうゲームの音楽をじっくりと聴く人も少ないとは思いますが^^;


<シナリオ>
 姉妹の堕ちていく様子がよく描かれていると思います。
 他のゲームみたいに襲って犯りまくって終わりという訳ではなく、初めての絶頂を体験してその気持ちよさにはまっていく義姉や、最初はただ好きだから…という理由で言うことを聞いていたのに気づいたら…。
 ストーリー的にも凄く上手く描かれていると思います。


<感想>
 SELENさん大変お世話になりました(^0^)
 いやー、映画館に、公園に、そして学校の保健室にトイレに…もう脱帽です^^;! 
 一つ一つのシュチュエーションも素晴らしかったです。
 夫との電話をしているときにわざといれたり…
 授業中の先生に悪戯したり…
 もう主人公やりたい放題ですな^^;
 でも姉妹はそれに逆らえない…まったくもって(・∀・)イイ!

 しかし、ただの抜きゲーでは終わらないんですよ。
 兄の結婚には秘められた訳があったり(前作ではこのようなバックストーリーはなかった)、幼馴染の苦悩など色々な事が目白押しです。
 …まぁ、基本的には抜きゲーなんですけど^^;
 でもストーリーもある抜きゲーということで、ただの抜きゲー以上に盛り上がること請け合いです。
 それに素晴らしい原画、丁寧な塗り、最高の音声、邪魔をしない音楽…堪能させて頂きましたm(_)m

 犯すだけのゲームには飽きた!
 陵辱の中にも愛が欲しいぞ!!
 そんな人にお勧めです^^;


お気に入りのキャラ:美和・美沙姉妹…姉妹どんぶりは強烈でした^^;
最後に一言:「お兄さん…もっとやる気をだせー!!」