LOVERS〜恋に落ちたら・・・〜      評価: 8.5 
▼ タイトル LOVERS〜恋に落ちたら・・・〜
▼ ブランド ジェリーフィッシュ
▼ ジャンル 恋愛アニメーションADV
▼ 対応OS Win98/2000/Me/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2003/10/10
▼ 購入 
/ オリジナル特典 Getchu.com
 あり
【CG観賞モード 】
【 シーン観賞モード 】  あり(Hシーン・ED鑑賞含む)
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートあり)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  なし
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  50個+自動セーブ20個
【 エンディング数 】  6個のはず^^;


<ストーリー>
 ある日、主人公は親友、脇谷から恋の相談を受ける。
 その相手とは、主人公と同じ中学出身の同級生だった河合理恵・・・。
 以前、想いを寄せていた理恵に対し、当初は親友の為に理恵に接近した主人公。
 ところが理恵も主人公も同じ想いを中学時代から持っていたのだ。再び彼女に惹かれていく主人公。
 そして脇谷に内緒で理恵と付き合い始める事になったのだが・・・・。


<キャラクター>
河合 理恵
 主人公の中学時代の同級生。料理好き。
 テニス部所属。明るくてちょっとドジなどこにでもいそうな女の子。

山本 のり子
 モデルのアルバイトで学費を稼ぐ短大生。
 下町育ちの大らかで明るい女性。

大沢 ひな子
 裕福な家庭に育った謎の多い女の子。
 非常に幼く見える外見と不可解な言動で主人公を振り回す。

田代 美紀
 今風の小生意気な女の子。
 すらりと長い手足にストレートの茶髪。でも意外に女の子らしい面もある。

佐倉 真由美
 理恵の親友でクラスメート。
 学校で1、2を争う秀才。冷静なリアリスト。

脇谷 徹
 主人公の親友。寿司屋の一人息子。
 面倒見のいい人情家。腕力に優れる。嘘が苦手。


このホームページはジェリーフィッシュより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はジェリーフィッシュに帰属します。



<購入理由>
 「98最後の名作!」と言われたあの「LOVE ESCALATOR」(海月製作所…ジェリーフィッシュの前身)のリメイクとくれば買わないわけにはいきません。
 また、その後の「GREEN」でも「これでもかっ」という力を見せ付けられました。
 私は前作プレイ済みの人なので、どんなに変わっているのか楽しみです。
 98の時でもそのアニメのクォリティーに随分と驚かされた記憶があります。
 WINに移ってもHDDに残るエロゲーとしてエミュかまして動かしていたくらいです。
 期待の一作です♪
 …。
 ………だったのですが…2年にも及ぶ延期騒動。またそのちゃちい言い訳。
 正直あの会社の姿勢には疑問だらけですね。
 関係者に迷惑をかけ、裏切り続け…でも「クォリティー」の一点で意に返さず…。
 でも買ちゃった^^;
 悲しい性。


<システム>
 修正ファイルがあがっています。
 一部演出の修正だそうです。

 で、システム面いついては上記参照。
 一通り揃っているのではないでしょうか?
 通常シーンではオートモードがないですが、アニメ時は自動にオートになるし…そこまで不便とは感じませんでした。
 当然主人公の名前変更可能です。

 インストールタイプは2種類。
 標準インストール:約1.75GB、最大インストール:約2.5GB。
 ちょっとややこしいですが、普通にインストールすると標準インストールになります。
 (この場合音声はCD-ROMから)
 このままではキャラがしゃべる度にCDドライブがキュルキュルと動き出しうっとおしいので、フルインストールしようと思うとDISK4を入れて「SETUP.EXE」をクリックしなければなりません。
 不便ですね…。
 どちらにしろ起動CDチェックはあります。


<音楽・音声>
 音楽は…印象に残らず…。
 どうしてもアニメの方が印象に残っちゃいますから^^;
 で、聞きなおしてみても、ゲームの雰囲気を壊さない良い曲だとは思います。
 まぁ、これってほどの曲は無いですが^^;

 音声のキャストは以下の通り、
 河合 理恵:静木 亜美さん
 佐倉 真由美:伊藤 瞳子さん
 大沢 ひな子:藤田 夏海さん
 山本 のり子:三五 美奈子さん
 田代 美紀:友永 朱音さん
 岡こずえ:紫苑みやびさん
 主題歌:長田梢さん
 ATELIER PEACHですね^^;


<演出>
 細かい!そして凄い!
 人物の立ち絵も差分から、背景まできっちりと書き込まれ、クォリティー高いです。
 たかが背景、されど背景!ゲームの雰囲気盛り上げ、臨場感を高めます。
 そして立ち絵の差分も凄い!
 ちょっとしか使わないのに細かく動きます。
 (アニメじゃないけど、なにか動作をする度にそれ専用の立ち絵となる。この作品とは関係ないけどフェラしているのにフェラしてないCGを出してくるメーカーには見習って欲しいです。ここはHシーンでもないのに細かくCG出しているのに…。)
 
 雨の中の告白シーン等ゲームの世界に引き込む引き込む^^;
 ここは好感度高いですね。
 

<アニメーション>
 さて、メーカー側・プレイヤー側が一致している一番のウリにして目玉。
 ストーリー紹介、主人公の現状把握、そして雨中の告白シーン…。
 さあ、盛り上がってきたぞ〜…で、いよいよ理恵との初H!
 新規に書き下ろし、発売を遅らせてまでリテイクしたという問題のシーンだ!
 キタキタキタ━(゜∀゜)━( ゜∀)━( ゜)━( )━(゜ )━(∀゜ )━(゜∀゜)━ッ!!
 (敢えて2ch文字!)
 漢は黙って一言:「すげぇ…(無言」
 セリフじゃない、説明の文章でもない、効果音と魅せる(見せるではなく魅せる)アニメで映画のようなシーンが…。
 髪を撫で、そっと口づけ…見詰め合って確認して…。
 「GREEN」の時から勉強したという魅せるカメラワークも相まって、その場面にいるような錯覚が…。
 どんどん先に進んで続きを見たい…でも今をもっと味わいたい、クリックする手にも力がこもるってもんです。
 この時ばかりは感嘆符しか出てこない素晴らしい出来でした。
 
 ええ〜…この時ばかりは…。
 それ以降ときたら…。
 まんまラブエスの時のままじゃねーかーヽ(`Д´#)ノ
 新規もちょびっとはあるんですよ、ほんのちょびっとは…ちょびっとすぎて分かんないかもしれないけど…。
 しかも最初の初Hシーンの出来が良すぎたもんだから、その差がまた一段と映える映える…。
 ラブエスのアニメも5年前は優秀な素晴らしい出来だったけど、さすがに今となっては…(つД`)
 当然作成時期が違うもんだから理恵ちゃんがまるで別人のようで…(つД`)
 この差により、今まで盛り上がった気持ちも急降下。
 感情移入することもなく、冷静にただクリックする手が進んでいきました。

 しか〜〜っし!サブキャラ二人のHシーンは新規書き下ろし!
 しかも前作よりシーンが増えてる!!
 おおぉ〜〜!素晴らしい!素晴らしいけど…。
 これって違うくない?
 そりゃー理恵ちゃん調教シーンはバリエーションも豊富で、それ全部に新規アニメをあてようと思ったら大変だとは思うけど…。
 どうも作り手の意図が良くわからないゲームとなっております。


<主人公>
 さて昨今のヘタレ主人公ブーム(…ってもこれリメイクだから先駆けかな^^;?)に乗ってか乗らずか…この主人公もヘタレです。
 内向的で自分では何一つ決められない状況に流されっぱなしの内向的な男です。
 主義主張も無い、ただ単に今を気ままに生きている男です。
 だからと言って貶している訳ではありません。シナリオ読ませ系のゲームではこれで正解だと思います。
 考えても見てください。主人公が「キャプテ○翼」(古いか^^;?)の三○くんや、イニシャ○Dの高○兄のように顔よし、頭よし、性格よしで、さらに親がお金持ち(社会的ステータスよし)ときた日にゃープレイヤーは劣等感を抱き、とても親近感を感じず、感情移入出来難い訳ですから丸出駄目男で正解です。
 まぁこれが鬼畜・陵辱ゲームだったらその権力・財力を駆使してニヤソとなる訳ですが…。
 ですからこういう主人公が主人公となることによってプレイヤーは(ちょっときつい言い方だけど)、自分より劣っているという安心感や親近感を覚え、感情移入しやすくなる訳です。
 しかし…しかしですよ!この主人公まったくといっていいほど(人間的に)成長しません。
 最初っから最後まで丸出駄目男のままです!
 最近は(ここんとこずっと)鬼畜・陵辱・調教ゲームだっかりやってた訳ですが、普通素晴らしい友(脇谷)との友情や魅力的なヒロインズとの愛情、いくたの試練を乗り越えて人間的に成長してハッピーエンドってのが普通ではないのですか?
 この主人公、愛情と友情の板ばさみに苦悩しつつも…な〜んもしません。
 「悩んで俺は駄目な奴だ…」(ニュアンス的にね^^;)と言いながらも理恵とはHをする。
 「脇谷に合わせる顔がない…」(ニュアンス的にね^^;)と悩みながらも理恵とはHをする。
 なんじゃそりゃ〜〜!!
 友情・愛情・努力・正義(ジャンプ)や愛・勇気・力(ザンボット3)で勝利(ハッピーエンド)ではないのですか?
 主人公を通して成長(成功)を見せるんじゃーないのですか?
 友情(脇谷)、努力(脇谷)、正義(脇谷)、勇気(脇谷)、力(脇谷)、行動(脇谷)…全部脇役キャラの脇谷に当てはまりますよ!

 結論!
 「俺はこ〜んな可愛くて健気で一途な娘と、あ〜んなHな事してるんだぜ〜。どうだ羨ましいだろう?(えっへん」としか感じられない主人公。
 恵理ちゃんはこんな主人公のどこが好きになったのやら…。
 「反面教師にしろ!こんなゲームみたいなことは実際にはないよ」って言いたいのかな?と勝手に納得するしかないようです。


<ミニゲーム>
 いりません!断じて必要ありません。
 デート途中でミニゲーム(クイズとかもぐら叩きとか)が出てくるわけですが、はっきりいってゲームの進行を妨げる以外のなにものでもありません。
 さらにはテンションをも下げていってしまいます。
 簡単な作りながらも数が多く、入ってそうな感じはするのですけど…。
 どうも作り手の意図が良くわからないゲームですね。


<感想・10点満点での評価>
 LOVE ESCALATOR未体験者は8.5点
 LOVE ESCALATOR体験者は7.5点
 ちょっと厳しい異見なのは期待の裏返しか?
 前作プレイ済みの私としてはどうしても「LOVE ESCALATOR」と比べてしまいます。
 理恵初Hシ−ンの出来を見れば「リニューアル最高!」っと叫ぶところですが、さすがにその後の出来が…。
 繰り返された発売延期も相まってあまり良い点数は…。
 逆に初めての人はそういう予備知識もなく進められるのでお勧め出切る作品となっています。
 (まぁさすがにあれだけクォリティーが下がればどこかおかしいと気づくとは思いますが^^;)

 しかし細かな演出や全般的なストーリー(Hシーンでのシナリオはマイナス)、キャラ設定(主人公は除く)は素晴らしいの一言。
 そして落差はあれどその圧倒的なアニメは十分評価に値するものです。

 「どうしようかな?買おうかな?」と悩んでいる方は是非手にとって頂きたい作品です。
 そして良い意味でも、悪い意味でもエロゲ史に残る作品となるでしょう^^;


おすすめキャラ:山本 のり子…が、真におすすめするキャラはやっぱり脇谷 徹
最後に一言:「2年にも及ぶ延期騒動はなんだったんだ?」









  ぷにつま 〜奥さんはあなた色〜    (セレスさんのレビュー)  評価: 9 
▼ タイトル ぷにつま 〜奥さんはあなた色〜
▼ ブランド ぷちぱじゃま
▼ ジャンル 妻性感開発SLG
▼ 対応OS Win98/2000/Me/XP
▼ メディア DVD-ROM
▼ 定価 \3,980
▼ 発売日 2003/08/29
▼ 購入 
/ オリジナル特典 Getchu.com
 あり
【CG観賞モード 】
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートなし)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  40個
【 エンディング数 】  5個(1個はCGなしのEND、いわゆるBAD END?)


<ストーリー>
 主人公・桜宮透(さくらのみや・とおる)は、新婚の妻・由姫と二人きりの生活を始めたばかり。
 売れない物書きですが、妻は日中働きに出かけて夫を支えています。

 昼には満足している主人公ですが、夜は理想とはほど遠し。
 奥手なためにどうしても性器が濡れなくて、挿入すると痛みを引き起こしてしまって、いつも中断させられてしまうのです。
 ハネムーンも終わって、新婚して3週間になるのに、いまだ本番セックスなし。
 せいぜい前戯のみ。

 そんなある日、妻の妹、つまり、主人公にとっては義妹の亜夜が遊びに来ます。
 亜夜は最近、離婚したばかり。
 欲望のたまっていた主人公は、若々しい身体の放つ誘惑に負けて襲いかかってしまいます。

 セックスの後、これって浮気だよな?と考え込む主人公。
 でも、亜夜はうれしそうです。
 そればかりか、「お姉ちゃん、濡れにくいでしょ?」と話してきます。
 セックスのことで妻が悩んでいることを、亜夜は知っていたのです。

 さあ。ここから妻を性感開発する日々が始まります。
 もちろん、妻・由姫が働きに出かけている間にこっそり義妹・亜夜とエッチするのも可能です。
 昼は亜夜と不倫、夜は由姫の性感開発。二重の性生活の幕開け。
 妻を性的に目覚めさせ、健全なセックスライフを目指す日々が、今から始まるのです。


<キャラクター>
桜宮由姫(さくらのみや・ゆき)CV:本山美奈
 主人公の妻。新婚1ヶ月。
 ようやく生活にも慣れてきたけれど、まだ夫のことを「あなた」とは呼んでいない。
 「とおるさん」と名前で呼んでいる。
 勤務している不動産会社ではセールスリーダーを務め、年収750万を叩き出すホープ。
 家庭でも朝食と夕食を必ず準備、夫を支えている。理想は、夫を天才だと信じ続けたイェイツの妻。
 彼女もまた、透の才能を信じている。
 非の打ち所がないように見える彼女だが、それは昼の世界だけ。
 不感症気味で、せっかく結婚したのにセックスライフをエンジョイできていない。
 前戯でもこわごわ、やっと挿入しても濡れていなくて痛くてセックス不能となってしまうのだ。
 表面的には凄く良妻賢母で、昼はやさしい妻だが、夜は自信のないひとりの女なのである。

桜宮亜夜(さくらのみや・あや) CV:北都南
 妻の妹。つまり、主人公にとっては義理の妹。
 看護婦をやっていたが、今はやめている。
 1年前に姉より先んじて結婚したが、離婚。
 主人公のマンションへ2週間ほど骨休めに流れ込んでくる。
 実は、主人公に少し横恋慕している。
 主人公をつかまえたお姉ちゃんを少し羨ましく思っている。
 少し小悪魔的な感じ。


このホームページはぷちぱじゃまより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はぷちぱじゃまに帰属します。



<購入動機>
 購入動機は3点あり、
 @OHPでの紹介で魅かれたこと。
 A初回限定版でサウンドトラックCD-ROMが付いていたこと。
 B値段が安いこと、です。


<システム>
 最初にお知らせることとして、初回版購入者は直ぐにOHPへ行ってパッチを当てましょう(通常版はどうかわかりませんが…)。
 これをしないとハーレムエンドは攻略出来ないですし、パッチを当てた後は今までのセーブデータは使えないですから。
 ちょっと性質悪いですね。

 あとはDVDレス起動可能。
 主人公の呼び名は「透」さん固定。
 (せめて「あなた」って呼んでくれれば…だって私の名前「透」さんじゃないのに…)
 セーブは基本的にどこでも可能・画面表示800×600は何気にポイント高いです。

 ただシステムはかなり重いです。Athlon 2.2G+ でももたつきを感じました。
 (管理人はIntel Pentium4 2.26GHzですが別に感じず…)
 推奨はPentiumIII 800MHzですが、もっと高速なマシンでないとつらいことでしょう。
 さらにCG鑑賞・シーン回想を繰り返すと、落ちましたので少しバグもありそうです。
 (管理人はそういう現象起こらず)


<音楽・音声>
 全部で12曲(ボーカル曲0)。
 特に良くもなく、悪くもなく、普通です。
 あえて言うならば、途中で音楽ない場面があり、暴走したと思って冷や冷やしました。


<感想>
 ゲーム自体は一言で言うと、妹萌えの「妻みぐい」です。
 昼間は義理の妹にセックスの手ほどきを受けて、夜は妻を開発するというゲームです。
 パートナー(彼女とか恋人とか妻とか)を開発して行くゲームとしては、「あゆみちゃん物語」・「カスタムメイト3」・「妻みぐい」等数多くありましたが、このゲームは手頃にプレイ出来る作りで高印象です。
 SLGは得てしてHが延々と義務のように続いて、疲れてしまうのですが(「妻みぐい」はそうでないですが^^;)このゲームは期間として14日間だけなので、普通にやって数時間、メッセージスキップを多用すれば1時間もかからずに終わらせることも出来ます。(面白さ半減ですが^^;)

 プレー対象者は普通の趣味の人。あと妹萌えの人も良いかも^^;
 そうそう抜きゲー目的で買っても問題ないでしょう。
 SM・陵辱・スカトロ等は一切ありませんが、コスプレありでエロエロです^^;
 セリフも泣くは、喚くはで濃いです。

 シナリオは鏡裕之さんで、最近では「MILKジャンキー」・「LoveSplit」のシナリオも担当したそうで、自称オッパイ星人だそうです^^;
 シナリオは義妹で小悪魔の亜夜が、主人公に横恋慕していて誘惑してきます。
 で、奥さんとのセックスライフが上手くいってなかった主人公は誘惑に負けて襲いかかるのですが…。
 このゲームで画期的なのは、義妹として妻の妹を登場させたことでしょう。
 これまでの義妹といえば、義理の親の連れ子ばかりですが、ここはアメリカではなくて、AD2003年の日本なのですから、そんなことはめったにないのです。
 したがって、妻の妹としての義妹は非常に現実的な設定で目からウロコでした。
 今後妻の妹としての義妹というシチュエーションのゲームが増えるかもしれないということが予感されます。
 そういった意味で、妹ゲーとしても歴史的転回点として記憶される作品になる可能性があると感じています。
 (いや個人的にですが^^;)

 値段も3.980円と低価格帯のものですが、やり終えた後の満足度は8.800円の作品と比べても引けをとらない、というかむしろ下手な作品よりも高かったくらいです。
 ゲームバランスの重要性を再認識させてくれるような作品でした。

 (攻略ネタバレ)
 エンディングは基本的に4つで、由姫END (母乳しぼり)・ハーレム(3P)END(ダブルパイズリ)・受賞End・亜夜Endです。
 この4つのEndの条件のいずれかを満たさないと、CGなしのBAD?エンドとなります。
 由姫エンドは基本的に由姫とHしまくれば良いでしょう。
 私は最初に亜夜で鍛えてから、後は亜夜としないで由姫としてクリアしました。
 ハーレムエンドは、由姫エンドをクリアしてクリアできるようになります。
 また由姫エンドをクリアすると、最後のメッセージにハーレムエンドの条件が提示されます。
 その条件は、以下の通りです。
 ・亜夜のエッチシチュエーションと由姫のコスプレを全制覇だ!
 ・亜夜のポイントがMAX(255)になれば、シチュエーションは全制覇!
 ・取説を開いて、亜夜の場所とエッチの相関表を埋めると楽ちん♪
 ・亜夜と由姫を同時に追いかけると、ハーレムは険しい!
 ・先に亜夜を制する者がハーレムを制する!
 とのことです。
 受賞End はひたすら執筆活動に専念して、夜は精魂はてて熟睡すれば達成できます。
 ただし後述するように、これは最初にクリアしとくべきでしょう。
 亜夜エンドは、CG鑑賞・シーン回想にはないですが、存在します。
 達成するにはひたすら亜夜とHで、中出しです(外出しするとダメなようです)。
 そうすると、8日目の海水浴の夜からセリフが変わっているようなので、亜夜Endシナリオに突入するようです。

 システム的に良かったのが、回想シーンで本編にてCGを拾えなかった側の選択を選んでも、クリアCGに登録されることです。
 これで時間の節約が出来て、時間のない社会人には優しい設計?になっています^^;
 ただしCGは精液の量が増量されていますが、回想シーンでは精液最大のものしか回想できないので、その少な目を希望の場合はセーブデータからのプレーしかないようです。
 私の場合、最後に受賞Endの精液少な目バージョンがクリアできていなかったので、saveフォルダの名前を変えてデータを初期化してから受賞END(精液少な目バージョン)のセーブデータを作ってそれを元のsaveフォルダに移すという面倒な作業をしました。

 あと、最後のボーナスイベントの「海辺でH」は、亜夜とHしないで7日目までに由姫とコスプレ以外のHを全てクリアすれば、8日目の海水浴で由姫がビキニになって、岩場でのHとなります。

 (ネタバレ終わり)


<10点満点での総合評価>
 9点です。
 これで3.980円!コストパフォーマンスを考慮知るとこんな高得点になっちゃいました^^;
 少し甘めの評価で、ほとんど販促のような感想ですが…、それだけ良かったということで許してください^^;


お気に入りのキャラ:桜宮亜夜と桜宮由姫…って全員じゃん^^;
最後に一言:「この作品と“Please teach! My Angel”で、ぱじゃまソフトは一気に注目株になりました。」