Crescendo Full Voice Version (午前さまさんのレビュー) | 評価: 9 |
▼ タイトル | Crescendo Full Voice Version | ||||
▼ ブランド | ディーオー | ||||
▼ ジャンル | 純愛ノベルADV | ||||
▼ 対応OS | Win98/Me/2000/XP | ||||
▼ メディア | CD-ROM | ||||
▼ 定価 | 税込\9,240(税抜\8,800) | ||||
▼ 発売日 | 2003/07/25 | ||||
【 CG観賞モード 】 | あり | ||||
【 シーン観賞モード 】 | あり | ||||
【 BGM観賞モード 】 | あり | ||||
【 メッセージスキップ 】 | あり(未読・既読判別あり) | ||||
【 メッセージ履歴機能 】 | あり(音声リピートなし) | ||||
【 選択肢リターン機能 】 | なし | ||||
【 オートモード 】 | あり | ||||
【 ヒント機能 】 | なし | ||||
【 セーブ数 】 | 30個 | ||||
【 エンディング数 】 | 12個(BADEND除く) | ||||
【 ディスクレス起動 】 | - |
<ストーリー>
あのころ僕らは純粋で、なのに臆病で
―――誰かを傷つけることばかり怖れていた。
それが本当は優しさなんかじゃなくただの弱さだと、理解できずに。
弱さが誰かを傷つけることを知らなかった。
自分が誰かを傷つけていることに気づかなかった。
願ったのは、この穏やかな時間が永遠に続いてほしいと、ただそれだけ。
けれど、幸せな時間にはいつか終わりが来ることなら、
あのころの僕にだってもう、わかってた―――
主人公
佐々木涼は卒業を5日後に控え、
不足した出席日数を埋めるための補講へ出席していた。
その中で静かに振り返る想い出の日々。
3年間を仲間と共に過ごした図書室。
気の置けない友人。
照れ屋の後輩。
なんとなく好きになれなかったクラスメイト。
授業を抜け出して昼寝した保健室。
冷たい美貌の養護教諭。
両親の死後、自分を育ててくれた義理の姉。
そして―――
「卒業」という節目の時を前にして、
だからこそ。
徐々に強く、そして激しく。
それぞれの想いは募ってゆく……
<ヒロイン紹介>
柳楽 歌穂(なぎら かほ)
涼の同級で、文芸部の部長。
人当たりの良い性格で、クラスでも人気がある。
大人しい感じを受けるが、1年の時に涼を文芸部に入部させてしまうなど、結構強引なところもある。
涼には友人以上の好意を抱いていたが、涼に紹介された彼の親友と付き合っている。
杏子とは入学前からの知り合い。
芦原 杏子(あしはら きょうこ)
涼の後輩、というよりは歌穂の後輩にあたる女の子。
入学後すぐに歌穂のいる文芸部に入部。 涼とはそのとき知り合ったのだが、一目惚れしてしまう。
普段はぼーっとして、感情をあまり表に出さないタイプ。 何時も寝ている印象がある。
女の子にしては背が高いことをコンプレックスに思っている。
音羽 優佳(おとわ ゆか)
涼の同級の女の子。
基本的には明るい性格だが、人前では敢えて何も考えていないように振る舞っている。
嫌われることを極端に嫌うためか、下手な人付き合いしかすることができない。
自分が汚れていると思っており、清廉潔白な「天使」という存在に憧れを抱いている。
紫藤 香織 (しとう かおり)
学園の美人保健医。
主人公がよく授業をサボって保健室で昼寝していたことから知り合いに。
保健医だがタバコ吸ったり男言葉で話したりする変わり者。
一見冷たい性格だが話してみると意外な一面もある。
主人公の姉とは知り合いで大学の先輩。
佐々木 あやめ(ささき あやめ)
涼の義理の姉。両親が事故で他界してしまった後、一人で涼を育ててきた。
何よりも涼の成長を楽しみにしているために自身の恋愛は後回しにしている感じを受ける。
同年代の女性に比べて流行やファッションへの興味も控えめな印象。
このホームページではディーオーより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はディーオーに帰属します。
<購入動機>
D.O.の3ヶ月連続リリースの一つということで、粗製濫造を感じていました。
しかし、内容が良いし聞き、また、フルボイス版が出されるので購入を決意した次第です。
フルボイス版は2000本の限定生産ということで、秋葉原では発売日に完売していました。
<音楽・音声>
主人公以外フルボイスです。キャストは、
佐々木あやめ 一色ヒカル
柳楽歌穂 鎌田千歳
芦原杏子 岬 友美
音羽優佳 矢沢 泉
静原美夢 佐々留美子
紫籐香織 北都 南
矢沢春子 結城みづほ
杉村友則 藤脇智之
音声はどのキャラもセリフに合っています。
北都南さんが出ているのですが、その名演が目立たないほどです。
音楽は「ラグタイム」というジャズの原型となったジャンルのピアノ曲です。
私は、音楽はよほど素晴らしくないと印象に残らないので、良くも悪くもなし。
ただ、オリジナル曲を使わないだけで、粗製濫造の印象を受けてしまいます。
<感想>
まずはヒロイン別に…。
柳楽歌穂(なぎらかほ)
主人公と同級生で、同じ部の部長で、メインヒロインです。
マニュアル表紙の絵に一目ぼれしました^^;
細身の万能美人で、「他人にやさしいけど、本当は自分がやさしくしてほしい」というイメージを抱いた女の子。
本編では意外とお茶目でしたが、本質は変わりませんでした。
芦原杏子(あしはらきょうこ)
シナリオは歌穂とセット。
私(183cm)で長身のおとなしい女性は好みなのですが、歌穂の心を知った後では歌穂の恋の障害物にしか感じられず、感情移入できませんでした。
でも、本当に心は純粋な子です。
「朝日にあってはその人の姿を想い、夕日にあってはその人の落とす影を想う。ただそれだけで幸せだった。」と言うセリフは好きですね。
音羽優佳(おとわゆか)
主人公と同級生で、同じクラス。
校内売春をしているが、心までは穢れていない子です。
シナリオに入ると歌穂・杏子の出番が急に少なくなってしまうのが残念ですね。
きっと歌穂は「こんな汚れた女とつき合ってほしくない」と思っている筈で、それを組み込んで欲しかったです。
紫藤香織(しとうかおり)
この人の声が北都南さんです。
乱入シーンでは歌穂たちの想いに“けじめ”がつけられています。
この展開なら、歌穂たちも後悔を残して卒業することはないと思いました。
佐々木あやめ(ささきあやめ)
主人公のことを想って毎日下着を汚していたと言う告白シーン…良いですね^^;
肉欲におぼれるノーマルエンド…その淫乱さが素晴らしいです。
静原美夢(しずはらみゆ)
主人公と同級生で、同じクラス。隠しキャラ。
音楽に何故ラグタイムを使ったのか説明されますが、最後で説明されても遅すぎます。
KANONじゃないのだから、(ネタバレ)生き霊(ネタバレ終わり)を持ち出されても不自然です。
教室のHの後で再入院した設定にした方が良かったと思いました。
総合的にみて、甘く切ない(青臭いとも言うが)恋愛感情をよく表現した作品です。
特にヒロイン視点の感情が語られる等、女性の想いが身にしみました。
高校3年間ずっと好きだったのに告白できず、その後会うこともなくなった、という経験が思い出されたね。
おなじ経験を持つ人に勧めたい作品です。
それがハッピーエンドであることを願って…。
<10点満点での総合評価>
9点。
ノベル形式(画面いっぱいに文字が表示)でなく、アドベンチャー形式(画面下に文字ウィンドウ)の方が良かったですね。
なので1点減点。
おすすめキャラ:柳楽歌穂…かわいいです。Hシーンも情熱的だし。
最後に一言:「昨今のロリキャラ・痴話喧嘩全盛に反する設定ですが、
青臭い高校時代をなつかしむことができます。」
すくみず (zaku2さんのレビュー) | 評価: 7 |
▼ タイトル | すくみず 〜フェチ☆になるもんっ! |
▼ ブランド | CIRCUS |
▼ ジャンル | スク水萌エロADV |
▼ 対応OS | Win98/2000/Me/XP |
▼ メディア | CD-ROM / DVD-ROM |
▼ 定価 | \8,800 / \12,800 |
▼ 発売日 | 2003/07/25 / 2003/08/14 |
▼ 購入 | あり |
【CG観賞モード 】 | |
【 シーン観賞モード 】 | あり |
【 BGM観賞モード 】 | あり |
【 メッセージスキップ 】 | あり(既読・未読判定なし) |
【 メッセージ履歴機能 】 | あり(音声リピートあり) |
【 選択肢リターン機能 】 | なし |
【 オートモード 】 | あり |
【 ヒント機能 】 | なし |
【 セーブ数 】 | 50個 |
【 エンディング数 】 | −個 |
<シナリオ>
主人公・嶋野香奈太は、県内でちょっと名の知れた水泳選手。
しかし、彼には周囲に言えないひとつの性癖が・・・・彼は、女性の水着。それもスク水が大好きな、スク水フェチだったのだ。
子供の頃から今まで、水泳を頑張り続けられたのも、スク水がたくさん見られるプールサイドが、彼にとって素晴らしい場所だから。
努力して泳ぎを上達させるのも、プールサイドでスク水(を着た女性)に、評価されたいからにほかなかった。
そんな香奈太は、とある事情により今の学園から、県下でもかなり有名な部類に入る私立女子学園・藍山学園に数週間編入する事となった。
編入初日の放課後、早速学園の屋内プールに向かう香奈太。
そしてそこに集って来た水泳同好会の女の子達。
そこには、いずれも皆負けず劣らずのスク水(を着た女の子)ばかりだったのだ。
香奈太は藍山学園に編入されている間、水泳同好会と放課後を共に過ごす事を決意。
表向きは、水泳の練習の為。しかしその本心はもちろん、スク水に囲まれた藍山学園生活を送る為!
そんなスク水見たさという下心満載の、香奈太のスク水ビュ〜ティフルライフが始まろうとしていた―――。
このホームページではCIRCUSより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はCIRCUSに帰属します。
<システム>
CD版はフルインストで約1.5GB程。
システム面はいつものcircus仕様です。
音量や画面処理などの調整やホイール対応のバックログがあります。
目新しいものは特にありませんが、必要なものは一通りあるので、快適にプレイできます。
それに加え今回はシステムメニューの動作がかなり軽量かつ安定したものになっています。
鬼のごとき強制終了の嵐の「D.C.」の頃と比べると、雲泥の差です。
苦言を呈すなら、メッセージスキップがCtrlキーのみ対応で既読制御ができないところが不満ですね。
さらにセーブ、ロードをオプションからしか出せないのは、やや古くさい仕様なのでそろそろ改善して欲しいところです。
また、シーン回想が今までの全シーン回想から一転、Hシーンのみのものになったのもどうかと思います。
独自の既読シーンを簡単なあらすじにして飛ばしてくれるあらすじモードは健在で、ニ周目以降のスピード攻略におおいに役立ってくれます。
ありがたい限りですね^^;
しかし、今回は序盤の共通ルートで未読部分まで飛ばしてしまうという、やや雑な仕様になっております。
個別ルートに入ればさすがに止まりますが…。
CDレスプレイは不可で、起動時にCDチェックがあります。
<音楽・音声>
BGMのレベルは普通ですね。
スク水ゲーに相応しい夏っぽい爽快な曲とシリアスなところで流れるしっとりした曲で大体占めてます。
リズムがしっかり取れてて悪くないです。
ただ音源がどうかと…。
いかにも電子音といった雰囲気を漂わせており、かなりチープな感じに仕上がってます。
まあゲームのムードを壊すことはないので、最低限の役目は果たしていると言えるでしょうが…。
またボーカル曲は4曲。
普通のテーマソングである3曲は、いわゆる「恋愛CHU!」のような電波系に入る部類ですが、ノリが中途半端で誉められる程のものではありません。
BGM、ボーカル曲はともに悪くは無いが音楽買いができるレベルでもないでしょう。
ただそんな中で強烈な魅力を放っているのが「ブルコンのテーマ」!
その名の通り、ブルセラショップ「ブルコン」のテーマソングなのですが、スク水への愛を歌った名曲です。
歌詞のノリがもうすごい良いです。「スク水はぼくらの夢さ」こんな感じで^^;
16分とかなり長く、ネタも豊富でアニメネタをスク水でパロったのとかがマジで面白いです。
とにかく中毒性のあるナイスな歌です。
これの為だけに初回版のアレンジCDを求めるのも悪くないかと^^;
音声は一転してハイレベル。
攻略可能ヒロインのみフルボイス。
エロより萌えを重視したメンツで、とらハなどの名萌えゲーで実績をもつ、実力・人気ともに兼ね備えた強者ぞろいです。
(コナ役の市井佐絵さんって私は聞いたこと無い人なのですが、間違いなく某ねこの某ポンコツだと思います)
シリアス、ギャグ問わず個々の場面での演技がキャラを崩すことなく、しっかりしてるのは流石ですね。
純粋に声だけなら十分合格ラインです。
「声だけ」といったのはややキャラのイメージ、特に見た目から印象で一致しない感があります。
まあその辺りは好みの問題でしょうので、メーカーHPのサンプルから判断していただければ良いかと…。
<グラフィック>
結論から言うと…う〜ん…考えてしまいますね。
まず立ち絵ですが、量の少なさ、動き(差分)の無さはこの手の萌えゲーとしては致命的です。
上記のようにキャラと声優のイメージの不一致を感じたのも、ここが原因かと。
また真帆や媛のようなロリは別としても、ちょっと体格のバランスも悪いです。
減点対象には十分な出来です。
背景は水彩画っぽい雰囲気ですね。
これも動き(差分)が少なく寂しいです。
例えば夜に、テキストでは明かりを消したと出ても画面ではつけたままとかあります。
一方CGは全てスク水装着というの流石!
ただやっぱり少ないです…。
一キャラ毎の枚数は差分抜きだと10枚弱。シナリオの長さを考えると間違いなく量不足ですね。
さらに酷いのは、原画家さんが二人せいなのか、CGによって別人に見えるのは痛すぎです。
塗りに関しても時間がなかったのか、技術的なことかはわかりませんが、もう少しやりようがあったのではないでしょうか?
確かに絵にしても塗りにしても決してレベルは低くないです。ですが安定感がありません。
ところで最大?の注目点であるスク水の書き込みですが、ここはうまく書けている思います。
スク水の艶やかなライン、質感はちゃんと表現できてます。
ですが、こちらも量が少なく一キャラに多くてもせいぜい2種類。
やっぱこういうゲームなんだから色んなスク水着て欲しいですね。
あとオマケとして、ブルコンのふぇち子さんからもらえる謎CDを見ると、ウインドミルやageなどのゲストによるスク水CGを見ることができます。
<シナリオ>
水泳部に所属する主人公が、日々スク水鑑賞やアイテム収集に励みつつ、妹・幼馴染・委員長などのヒロインとスク水同好会活動での日常の会話の中で仲良くなり、特定ルートに入った後半でヒロインと一悶着あって…というスク水を除けばお決まりのパターンです。
全体的に、まったりと明るい感じで進んでいきます。
前半は淡々と日常が進んでいき、時々イベントが挟まれる程度。
一方、後半でややシリアスになるのですが、後腐れなく結構簡単に解決するので特に感動したりはしないと思います。
展開もお約束のパターンが多いですし…。
ただ、流れが丁寧でテキストの過不足も無いので、平凡ながらもすんなりかつ気軽に読めるシナリオかと。
また面白いのは、「フェチ」というある種の異常な世界を扱っているにも関わらず、それほど暗いあるいは逸脱した感じを与えずに、明るいお馬鹿な雰囲気のまましっかりと普通の恋愛のお話をつくっていたところです。
原因の一つは主人公のポジティブな性格でしょうか?
自分の異常さをやや気にしつつも、むしろ開き直ってスク水人生を楽しもうという姿勢は好感が持てます^^;
主人公の独白部分のテキストもテンポがよく楽しく仕上がってます。
二つ目は、ブルコンの中野店長(とふぇち子)という仲間がいることです。
扱い的にはオマケみたいなキャラですが、この人物のおかげでゲームの空気が保たれてます。
中野店長の声がないのが惜しいくらいですね^^;
特に店長と主人公のスク水トークはかなり笑えます。
三つ目は、主人公ほどのこだわりはないものの、なんだかんだいってヒロインもスク水フェチで、主人公の趣向を理解してくれるというところでしょうか。
ここは陵辱系の「優遇接待」とは決定的に違うところですね。
四つ目は、主人公にとってスク水道は、熱心に打ち込む趣味の一つであり、生活の全てではないという点です。
このおかげで主人公がスク水だけでなく、普通の思春期の青年として女性にも関心があるという背景をつくることができてます。
これらの要素の為に、スク水フェチという部分だけに引っ張られることなく、恋愛ADVとしてのシナリオが素直に進んでいけてます。
結果として「スク水フェチ」と「純愛シナリオ・萌えキャラ」の両立を上手く導いたのは見事と思います。
ただ…スク水への情熱もさることながら、ヒロインとのやり取りも重視したこのシナリオの展開上、ヒロインの魅力も重要なファクターなのですが、これはかなりまずかったと思います。
はっきり言って「ヒロイン」と言えるか疑問です。
わかり易く?言うなら同社の「D.C.」では間違いなくサブキャラ扱いになる…そんな魅力に乏しい女ばっかりだったような気がします。
とにかく反応がみな画一的で面白みがありません。
何かこちらの意表をつくような言葉を返すのでも無く、ありきたりの台詞ばかり…。
思考パターンも単純そのもので、キャラへの魅力・設定が上手くなされていません。
キャラの魅せ方ではかなりの部分で声優さんの力量に頼っているところがあります。
「へっ、オタクなんてのは日向たんに『お兄ちゃん』て言わせるだけで簡単に堕ちるんだよ!」
そんな製作者の意図が見て取れます。
やっぱり萌えを与えるには安易な口癖とかだけでなく、しっかりした心理描写や設定の裏付けも必要だと思います。
その中で、鈴枝というキャラは一人異彩をはなっており、彼女とのやり取りは割と面白みがあります。
本来彼女はエロ担当なはずなんでしょうけど…。
<エロ>
各キャラ2〜6個。
総じてHの数は少なめに見えますが、本番まで行けば割と尺が長いので安心してよろしいかと。
ただこれには自慰の覗き見や寸止めなども含まれているので最後までいくのはせいぜい2回程度です。
一方鈴枝がダントツの14個で、エロ担当は伊達じゃない^^;!
…しかし悲しいかな、彼女は数が多い分一回の尺が異様に短く、CG一枚フェラによる瞬殺がほとんど(つД`)
またシュチュエーション的には、常時スク水装着で、最後まで脱ぐことがないというのはうれしいところ^^;
しかも横ずらしやはみ乳、スク水への直接発射という基本?はちゃんとおさえています。
パイずり、69なども揃っておりますが、複数プレイが無いのは残念です。(一応あるにはあるがほとんどオマケです)
CGも一部どうかと思う箇所がありますが十分エロィです。
ただテキストがあっさり気味で、ここでも正直声優さんに頼っているところはあります。
そして何よりも酷いのがCGの使いまわし。
特に鈴枝はあれほど数があって使われているCGは実質8枚という情けなさ…。
それでも鈴枝担当の歌織さんによるエロボイスはやっぱり凄いです!
淫語卑語がそれ程多いわけではないですが、見事に淫乱キャラを演じきってます。
フェラの演技(ちゃぱ音)も申し分なしです^^;
その他のキャラも十分標準以上のレベルで、エロ時の音声も合格です。
<10点満点での総合評価>
7点。スク水フェチなら8点ですかね^^;
スク水フェチの世界と恋愛ADVの両方をバランスよく楽しめる面白いタイプの作品ですね。
エロも不満点はありますが、ギリギリ合格ラインです。
スク水と共に熱い夜をすごしてください^^;
ずば抜けた要素は無いものの、逆に言えば各要素がバランスよく含まれているので鬼畜至上主義者を除いて万人にお勧めできます。
スク水フェチじゃない人も大丈夫だと思います。
グラフィック面のやる気の無さを除けばなかなかの良作。
ただスク水へのこだわりという点では「優遇接待」に一歩及ばずといった感じでしょうか。
<お気に入りのキャラ>
やっぱり中野店長とふぇち子のコンビでしょう。
ヒロインより目立ってるし^^;
ヒロインの中では鈴枝。真帆は少し狙いすぎですな。
<最後に一言>
circusFETISHとブランド名を変えて発売したのはブランドイメージ崩壊を恐れてでしょうか?
でもcircusは「D.C.」以降会社の空気が変っているので、こういう風に方針を転換してみる
のも悪くないでしょう。