うさねこ    (ぶらっくさんのレビュー)  評価: 7 
▼ タイトル うさねこ〜みみっ娘メイドの恩返し〜
▼ ブランド ルクス
▼ ジャンル みみっ娘メイドADV
▼ 対応OS Win98/2000/Me/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2003/06/27
▼ 購入 
/ オリジナル特典 Getchu.com
 あり
【CG観賞モード 】
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり
【 メッセージ履歴機能 】  あり
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  20個
【 エンディング数 】  7個


<ストーリー>
 裕也(主人公)は平凡な大学生。
 父親が海外に出張し、母親もその後を追ってついて行ってからは、さびしい一人暮らし。
 ある日バイトの帰り道に子猫が必死に自分を呼んでいるので、その後を付いて行くと怪我をしたうさぎがいた。
 ほおっておけず2匹を家まで連れて帰り怪我の手当てと餌を与る。
 翌日、目を覚ますと2匹の姿は無かった。
 2日後、玄関のチャイムで目を覚ますとうさぎの耳とねこの耳をつけたメイドさんが立っていた。
 懸賞のメイド2ヶ月分が当たったのだそうだ。
 そんな懸賞に応募した覚えがないのだが結局自宅に2人を置くことになった。
 うーん、あのうさぎとねこはどこに行ったのだろう^^;


<ヒロイン紹介>
あやの
 おとなしく清楚な『やまとなでしこ』的女の子。
 非常に献身的で、主人公が望めばどんな事でもしてくれます。
 臆病なので、ゴキブリなんかが出たらもう大変。
 かなりの巨乳ちゃん。長い髪に純白のウサ耳が特徴。

水無月綾音(みなづき あやね)
 勝気でワガママ、好奇心旺盛な女の子。
 Hにも積極的です。
 いつも動き回っているので
 メイド服は動きやすそうな半袖にミニスカート。
 幼児体型。短めの髪とつり目、ネコ耳が特徴。


このホームページはルクスより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はルクスに帰属します。



<購入動機>
 私巫女さんや看護婦さんも好きですが、実はバニーさん好きなんです^^;


<ぶらっく的登場人物紹介>
 あやの(CV:歌織)
 うさぎのお姉さん。色白で巨乳、おしとやかで家事全般が得意。
 恥らう仕草がたまりません^^;

 まお(CV:とろ美)
 ねこ娘。元気いっぱいの胸ぺったん。
 年齢でなくてよかったねという気もします^^;
 メイドに着たはずなのに家事はめったにしません…いいのか?

 高弘(CV:なし)
 悪友です。
 怪しい言動は多いですが、主人公を自分の趣味に合う人間と見込み様々なコスプレ衣装をプレゼントしてくれます。
 とってもいい奴です^^;


<音楽・音声>
 OP・EDともに歌がありますが、正直ねらいすぎな気がしてあまり好きではありません。
 (好きな人にはたまらんのかもしれませんが…)
 
 音楽は割りと雰囲気にあった感じでした。
 これは良いと思います。

 音声ですが、キャラクターは2人だけですのでちょっと寂しい気もします。
 まお役のとろ美さんは初めて聞く方でしたが、歌織さんはF&C系のゲームに多数出演されているベテラン。
 えちぃゲーム初心者にも安心して聞ける方だと思います。


<感想>
 ゲームは一週間のスケジュールをバイト、大学、外出の3つから行動を選択してイベントが起きる仕組み。
 のはずですが、イベント発生が、ランダムなのか行動した回数なのか、いまいちわかりませんでした。
 基本的にどちらか一方を追えば簡単にハッピーエンドを迎えられます。
 ただ上記に書いたとおりイベントによりコスプレエッチが発生するので、CG埋めの作業も多少あります。
 
 CGの方はアニメ調の絵なので一般受けするのではないでしょうか。
 コスプレも看護婦や女教師といった定番(笑)からシスターやRPGのキャラクターまであります。
 某ゲームのようにコスプレしながらもHなしということはありませんのでご安心を^^:

 キャラクターの会話中、ウィンドーに顔がでるのですが、コミカルな表情が多くなかなか楽しかったです。
 攻略も簡単なので初心者向けのゲームかと…。

 期待していなかった(失礼)まおでしたが意外にもちゅぱ音頑張っています。
 あやのは久しぶりに本当のおとなしい娘という感じでそそりました^^;

 しかしその一方で<音楽・音声>のところでも書いたのですが、登場キャラクターやイベントが少ないので割り高感があります。
 ゲームの内容は悪くは無いのですが¥8.800と言われると…。
 歌に予算を割いたのでしょうか?もっとボリュームをつけて欲しいです。

 (一部EDについてネタバレ)
 久しぶりに妊娠させてもハッピーエンドを迎えるゲームだった気がします。
 バンバン孕ませて欲しいですね^^;(どんな子になるんだろう?)
 ただ最後まで2人の正体に気づかない主人公の有り方は疑問でしたが…。

 後個人的にバニーキングの称号って…いったいどんな人生を送ったのかね君たちは^^;

 (ネタバレ終了)


<10点満点での総合評価>
 えちぃゲーム初心者でコスプレ好きなら8点
 でも総合的に考えると、個人的プラス評価を入れても7点


おすすめキャラ:あやの…いやぁHしても奴隷のように堕ちることなく恥らう姿は久しぶりに嬉しいキャラでした^^;
          ↑それだけ汚れたということか(つД`)
最後に一言:「他のゲーム会社に言いたい事ですが、エロにも恥らいのスパイスを!」











  この空がついえる瞬間に    (たろんなーどさんのレビュー)  評価: 4.5 
▼ タイトル この空がついえる瞬間に
▼ ブランド 電脳猿(デジタルモンキー)
▼ ジャンル 終末ADV
▼ 対応OS Win98/2000/Me/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2003/07/25
▼ 購入 
/ オリジナル特典 Getchu.com
 あり
【CG観賞モード 】
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  なし
【 メッセージスキップ 】  あり(未読既読判別なし)
【 メッセージ履歴機能 】  あり
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  あり(シナリオのフローチャートが付属)
【 セーブ数 】  144個
【 エンディング数 】  7個(BADEND含む)


<あ・ら・す・じ>
 主人公、布志名伊月とその恋人、瀬名。
 そして彼を取り巻く仲間――
 幼馴染みで口うるさい紗希。
 その彼氏で伊月の悪友でもある琢磨。
 彼らのグループ交際は「物語」と呼ぶにはあまりにも稚拙で、それゆえ真剣に続いていく。
 時を同じくして世界の崩壊と言うもうひとつの物語は進行する。
 伊月の兄布志名礼司、その助手の透子たちは「先導者」と呼ばれる新たな時代の指導者を生み出そうとしていた。
 彼らの目的は、崩壊後の世界に秩序ある「終わり」をもたらすこと。
 そして再生の時を待つこと。
 そのために混乱を沈め、静かなる安住の地へ導く者として、神の仔である先導者を生み出した。

 異なるふたつの世界。
 それは互いに引き寄せあい、加速する。
 そして両者が一つに重なる瞬間、時代は新たな局面を迎える。


<キャラクター紹介>
布志名伊月(ふじな いつき)主人公・リネーム不可
 瀬名の恋人で彼女のことは誰よりも大切にしている。
 幼くして両親を亡くし、現在は歳の離れた兄に養ってもらっている
 誰からも慕われる優秀な兄と自分を比べ、劣等感を抱いている。

姫谷瀬名(ひめたに せな)CV:成瀬未亜
 実年齢よりも幼い印象で、頼りない。
 人の一方後ろを歩くタイプで、すぐ悩む。
 伊月にアタックし、恋人になる。
 瀬名的には幸せの絶頂らしいのだが、周囲からはそうは見えないらしい。

一宮紗希(いちみや さき)CV:鈴美巴
 瀬名の親友で伊月の幼馴染。
 喧嘩っ早いことを除いては、比較的イイ女。
 伊月の親友、琢磨とは恋人同士。

日向紡(ひゆうが つむぎ)CV:市井紗和
 可愛い外見とは裏腹に傍若無人かつ計算高い性格。
 琢磨のバンドの追っかけをしており、琢磨や沙希の受けは良い。
 伊月と瀬名の事に対して、事あるごとにちょっかいをかけてくる。

霧島翼(きりしま つばさ)CV:須本綾奈
 かなり自意識過剰かつ傲慢ともいえる性格。
 恋愛に対しては一途で、裏を返せば相当嫉妬深い。
 伊月の兄、礼司に思いを寄せている。

静川透子(しずかわ とうこ)CV:奥田香織
 礼司の女子兼恋人。礼司に対して全てを捧げている。
 冷静沈着を装うが、情熱的ではかない一面ももつ。

ノア(のあ)CV:須本綾奈
 無口で無感情、対人関係をほとんど持たない少女。
 自虐願望があり、その言動は自己否定的なものが多い
 礼司をパパと、透子をママと呼ぶ。

飛子琢磨(ひご たくま)
 伊月の友人にして沙希の彼氏。
 遊び人風な外見に似合わず、音は真面目で回りにも気を使う思いやりも持っている。
 アマチュアバンドのギタリストとして活躍中。

布志名礼司(ふじな れいじ)
 伊月の兄。幼くして両親を亡くし、伊月と共に養護施設で育つ。
 成人後、弟の伊月を引き取って一緒に暮らしている。
 現在は研究所勤務であまり家には帰らない。
 伊月に対して厳しい一面もあるが、それは親代わりにならなくてはという感情からである。


このホームページは電脳猿(デジタルモンキー)より一部文章を抜粋しています。
素材の著作権は電脳猿(デジタルモンキー)に帰属します。



<音声>
 女性のみフルボイス。キャスティングは上記の通り。
 正直あまり聞いたことがない方が多かったんですが、いい感じなんじゃないでしょうか?
 とりあえずキャラにも合ってると思いますし、演技も中々。


<音楽>
 全18曲うちボーカル曲2曲。
 と言ってもサウンドモードが無いので初回同梱のサントラで確認。
 OP曲「SKY」、ED曲「陽炎」(Vo.村上夏紀)ともに中々いい感じの曲です。
 OPはカッコいいですし、EDもバラード調でいい感じです。
 ボーカルも曲に負けないパワーを感じられて良いですね。

 BGMも非常に良い出来で、ゲームのBGMらしさと単品での出来のよさを兼ね備えている名曲ぞろいだと思います。
 かなりレベル高いんじゃないでしょうか。


<システム周り>(ver.1.00/2.01)
 修正ファイルがあります。とりあえず当てましょう。
 当てないと設定を自動保存してくれなかったり、ちょっとヤバめな誤字(中学生で習う英語を間違えたらマズいっしょ…)があったりします。

 基本的には選択肢を選んでいく、オーソドックスな選択肢型AVG。
 特徴としては、複数視点からのストーリーテリングを採用しており、同じ時系列を伊月と礼司の二人の視点から見ることが出来る視点選択があることでしょうか。

 詳しい装備は上記参照。
 シーン回想はFSSというシステムを採用しており、Hシーンのみならず、一度見たシーンは全て回想出来る様になっており、それがフローチャートでつなげられているので攻略のときの参考になります。
 ま〜、とりあえず必要なシステムは装備していると思います。
 ただ、いくつか使い難いところもあったりしますね。
 具体的には基本的に画面上部のバーからしかメニューが選べなかったり、メッセージウインドウが消せなかったりというあたりです。


<CG>
 原画は小野川キウイ氏。
 特に欠点はなくバランスの取れた良い絵だと思います。
 ただ、塗りはちょっと微妙ですね。
 陰影の付け方などが今ひとつで、イベント絵の一部(腕など)が非常に平面的に見えてしまう絵が何枚か散見されました。
 全体にはっきりとした塗りで、肌や髪の光沢がきつく感じることもありました。
 とはいえ、下絵はいい感じですし、この塗りに違和感がなければお勧めできると思います。


<Hシーン>
 各キャラ複数回は用意されています。
 メインヒロイン瀬名が一番数が多く、それ以外のキャラも2〜3回以上は用意されています。
 和姦、陵辱両方ありますが、シチュエーション自体は比較的ノーマルでアイテムやらSMやらはほぼ無いです。

 複数回あるうちも尺の長いから短いのまで有りますが、テキスト、シチュエーション共に全体的にはそこまで「濃い」のはない感じですね。
 どちらかと言えば輪姦だとか無理矢理だとか寝取られだとか、そんな感じのシーンのほうが多いので純愛嗜好の方はご注意ください。

 ただ濃さはないものの、実用性はそこそこあるのではないでしょうか。
 声優さんも割りと頑張っていらっしゃいますし。


<感想>
 「終末アドベンチャー」と銘打たれている通り、終末ネタのストーリーです。
 そのため、基本的には暗い話ですのでご注意ください。
 「泣き」や「鬱」では無いと思いますけど…。

 シナリオ自体はここ何年かに良く見るようになった、コールドウェイナー・スミスの「人類補完機構」シリーズ的な人間という種自体の死と再生を扱ったきわめてオーソドックスな終末モノです。
 いや、もしかしたらものすごい設定とか、オリジナリティのある設定があるのかもしれませんが、あくまでこのお話は「終末」というメカニズムに巻き込まれたヒトという名の「歯車」の物語ですので、物語中においてはほとんど語られておりません。
 とはいえ、これはこれで正しいのではないでしょうか?
 下手に手垢の着いた良く見る世界の終わりを演出するより、世界が終末に向かう絶望感と人類を超越したところにある「運命」に任せてしまったほうが恋愛モノとしての世界そのものの理不尽さが出ていると思います。
 ま、終末SFではなく、あくまで終末恋愛モノとして捉えましょう。

 とはいえ、それを除いても、全体的にやや急ぎ足な感は否めません。
 大体1キャラ辺りのプレイ時間は4時間程度なんですが、比較的共通ルートが多く、その中であらすじにあるような設定を深めることも出来ず、「終末」というギミックもただそこにあるだけに過ぎないためにやや物語り全体に説得力を書くような気がします。
 また、恋愛描写も比較的微妙な感じですね。
 シナリオ上にて好きになる過程が抜け落ちている感はあります。
 メインヒロイン瀬名との関係を描くプロローグ部分はなかなか、丁寧かついい感じだと思いますが、本編以降ではかなり壮大なシナリオと恋愛描写を無理矢理詰め込んだような感じがして、全体的にストーリーダイジェストを読んでるような気にさせられてしまいます。
 シナリオプロット自体は悪くないと思いますし、プレイ時間10時間以上のスケールで作ればわりと「大作」って感じの良いゲームになったと思うのですが…。

 テキスト自体も中だるみするようなものではなく、きっちり読ませてくれるものなのでもう少し長くても大丈夫だと思いますし。
 後半に行けば行くほど詰め込みすぎて駆け足になってしまっている印象を受けます。

 あ〜、あとエンディングはちょっと納得できませんでしたね〜。
 何というのか説明を放り投げてご都合主義に逃げてしまった感もあります。

 最後まで残念な作品でした。


<10点満点での総合評価>
 4.5点
 シナリオ・テキスト以外はなかなかいい感じなんですけどね〜。
 特に音楽はかなり気に入ってます。
 それだけに惜しい作品でした。


おすすめキャラ:日向 紡
最後に一言:「非常に惜しいッ!!」











  女医○っくす     (MSX2さんのレビュー) 評価: 7 
▼ タイトル 女医○っくす
▼ ブランド ブルゲ ON DEMAND
▼ ジャンル アドベンチャーゲーム
▼ 対応OS Win98/Me/2000/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \5,800
▼ 発売日 2003/03/20
▼ 購入 
/ オリジナル特典 Getchu.com
 あり
【CG観賞モード 】
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(既読・未読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり
【 選択肢リターン機能 】  あり
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  あり
【 セーブ数 】  19個
【 エンディング数 】  4個


<ストーリー>
 この春、念願かなって私立の医大に合格した主人公。
 うかれてバイクを 乗り回していたらコケて骨折、病院に担ぎ込まる羽目に。

 そのまま入院することになったのだが、そこには高校時代に入部していた水泳部の先輩、『鈴(りん)』が准看護婦として働いていた。
 鈴の先輩である正看護婦の『紗霧(さぎり)』は仕事をばりばりとこなし、面倒見もよく、いつも笑顔で主人公の面倒をみてくれた。

 入院してから2週間ぐらい経った頃、鈴から担当医が替わることを聞かされる。
 どんな人が担当になるんだろう、と思っていたところに現れた医師は、
 なんと、かつて主人公が憧れていた隣のお姉さんである『由華梨(ゆかり)』だった。

 主人公のお隣さんであった由華梨は、大学に進学するのを機に独り暮しを始めることになった。
 引越しの当日、主人公は由華梨に告白したのだが本気にしてもらえなかった。
 それでも由華梨は主人公の頬にキスをして「大きくなったらもっといいことしてあげる」
 と言い残し主人公の元を去ったのだった………。

 由華梨にこの話をすると、なぜかあっさりエッチを承諾………。
 その夜、由華梨にエッチなことをしてもらった主人公だが、由華梨が妙に冷めていることが気になった。
 後日、紗霧から『2年前、由華梨は彼女が本気で好きだった男に裏切られてからやさぐれた人生を送っている』ことを聞かされた主人公は強いショックを受けた。

 「由華梨さんを……由華梨さんを、
 輝いていた昔のお姉さんに戻してみせる!!」
 そう決意する主人公だったが………。


<キャラクター紹介>
三浦 由華梨(みうら ゆかり)
 主人公の担当医で憧れのお姉さんでもある。Eカップの巨乳。かつて主人公の隣の家に住んでいた。
 当時は夢みる乙女、内向的でおしとやか、趣味は読書だった。
 高校のとき、家庭教師の財前に恋をし、自分も医師を志す。
 2年前、信じていた男(財前)に裏切られてからは、物事を冷めた目で見るようになる。
 愛と性に絶望している。笑わない女。

宇津井 紗霧(うつい さぎり)
 正看護婦。情が深く慈愛の精神に満ちている。
 看護婦になるべく生まれてきた女性。とにかく優しい。
 愛があるセックスをモットーとし、してあげることが好き。

加山 鈴(かやま りん)
 昨年、配属されたばかりの准看護婦。
 主人公が高校生のときの水泳部の先輩。いつも元気で一生懸命だがそそっかしく失敗も多い。
 主人公が由華梨に気があるのはわかるのだが、なんとか自分に振り向かせたい。
 酒を呑むと人格が変わる。健康マニア。

山口 志麻(やまぐち しま)
 主人公の母親で華道の家元。
 息子である主人公を溺愛しており旦那はほったらかし。ときどき見舞いにくる。

山口 俊介(やまぐち しゅんすけ/主人公)
 今年、医大に合格し浮かれてバイク(ベスパ)を乗り回していたところコケて入院。
 担当医が憧れていた由華梨であることに驚いたが、かつての由華梨ではないことにさらに強い衝撃を受ける。
 なんとか昔の由華梨に戻そうと努力を始める。
 幼い頃から隣に住んでいた由華梨に憧れ続け、未だ女性経験はない。
 甘いマスクで体格も結構いいのだが、自分に自信を持てないでいる。


このホームページはブルゲ ON DEMANDより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はブルゲ ON DEMANDに帰属します。



<購入理由>
 変わってしまった憧れのお姉さんを元に戻したいというありがちなものですが、看護婦さんが出てくるので買ってしまいました(笑)


<音楽・音声>
 音楽は可もなく不可もなくとった感じです。
 特に印象には残りませんでした。
 
 音声はキャラのイメージはキャラにあってると思います。
 特に紗霧さんがいいですね。
 ただ…ちゅぱ音もありますが、期待しない方がいいです。


<感想>
 上記<ストーリー>通り、「変わり果てた姿になったお姉さんを元に戻したい!」というで出だしではじまるのですが、主人公の由華里さんへの想いが、なぜ彼をそこまで駆り立てたのかいまいち伝わらず、感情移入できませんでした。
 ゲーム終盤まで、“何故そこまで彼女に執着するのか?”がついてしまいます。
 この点がこのゲームの最大の欠点でしょう。

 このゲームで一番好きなキャラは、彼の担当の看護婦の砂霧さんで、主人公の由華里への思いに打たれ、彼に様々なアドバイス(特にSEXを手取り足取り^^;)してくれます。
 彼女のHシーンは質感を感じさせるCGと相まってすごく良いです。
 特にパイズリのシーンが(笑)

 高校時代の水泳部の先輩の鈴ちゃんは彼を実験台代わりに…彼女の場合、競泳水着で混浴のシーンがグッドです。
 水着フェチは要チェックですね^^;

 肝心の由華里さんは…いまいちです。
 やさぐれてしまってるのでHもなんかおざなりで…。

 このゲームで特に好感がもてるのが主人公の性格で、主人公が松田○作のファンでべスパでこけて入院という件は親近感が湧きました(笑)
 また母親が過保護で主人公がそれを重荷に感じてるというのもいいです。
 なぜか親が不在のゲームが多い中、こういう点は好感が持てます。

 あとはこだわりの下着の描写。
 パンティの食い込みとか、こういう細かいディディティールの積み重ねが大事だと思います。
 下着からヒロインの性格が伺えるのもいいですね^^;

 Hシーンは年上のお姉さんにいろいろ手ほどきを受けるというシチュエーションが満載です。
 キスからはじまり愛撫からクンニ、フェラ、挿入時にはコンドーム必着とアブノーマルなプレーを期待してる向きにはお勧めできません(笑)が、病院モノ特有の浣腸シーンや病院モノとは関係ないけど競泳水着といったシーンもあります。
 しかしこのゲームは砂霧さんにHのレクチャーを受けるというのが肝ですね!
 それ以外は…おまけです^^;


<10点満点での総合評価>
 7点
 5.800円という価格設定は実にユーザーフレンドリーです。
 お姉さん属性の人は迷わず買っとけって感じです^^;


おすすめキャラ:紗霧さん…パイずりシーンに生唾ごっくん。こんな看護婦さんが本当にいたら…(´Д`*)ハァハァ
最後に一言:「看護婦フェチ、お姉さん属性の人は迷わずプレーすべし。」